すべて伽哉のうち迷い道日記

すべて伽哉のうち迷い道日記

2006.10.22
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カテゴリ: 読書三昧
 先日、最新作の ビッグイシュー
 いつも通る街角でこの雑誌を片手に販売している男性がいます。
 その人はいつも同じ人でなく、何度か買って顔見知りになっても、ある日を境にまた別の人になったり、他の街角に変わって立っていたりして…。販売する人の入れ替わりも早いのだなと思いました。

 今年は厳しい寒さでした。
 わたしが『ビッグイシュー』を知ったのは今年の初詣の帰り。お正月の雑踏でにぎわう街の交差点の角で、男の人がプルーナのうさぎの絵の表紙の薄い雑誌を片手で丸めるようにして持って、「ビッグイシューの最新作だよー!」と声を張り上げて売っているのを見かけたのです。
 その時はホームレスの人たちの自立支援の雑誌だとは気がつかず、その後新聞などで読んでああそうかと知ったのです。


 いつも同じ人だとは限らず、一度言葉を交わしただけでその場から消えた人もいれば、顔なじみになった人がある日突然別な人と変わっていたこともあります。そんなとき、一度でもこの街角でこの雑誌を売っていた人たちはどこにいったのだろうかと思い、また別の人からビッグイシューを買ったりするのです。

 200円のこの雑誌はもちろん、ホームレスの人たちの自立支援になるのだけど、読んでみるとその情報の厚さに驚きます。
 グローバルな世界。現代の世界が抱えるさまざまな問題を複眼的に捉える。ビッグイシューの記事にはさまざまな切り口があり、確かに世界とはこのように複眼的に絡み合っているのだなあと実感することがあります。

 ともすれば単一的な見方に終始する日本のマスコミの一過性の報道に慣れてしまっているわたしには、このビッグイシューは、さまざまな記事を読む楽しみと「世界」を知るあらたな発見をもたらしてくれる、面白い1冊なのです。







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最終更新日  2006.11.27 12:01:36


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