2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全4件 (4件中 1-4件目)
1

今日のまとめ金価格は最近騰勢を強めている先物の証拠金引き上げなどテクニカルな引き金による調整に気をつける事金ETFは金額が大きくなりすぎて買いにくくなっている金鉱株や金鉱株ETFなら買い付け代金が少なくて済む金鉱株の割安放置は将来のM&A誘発要因騰勢を強める金価格このところ金価格が騰勢を強めています。下は代表的な金のETF、スパイダー・ゴールド・シェアーズ(ティッカー:GLD)のチャートです。金価格が上昇している最大の理由はアメリカや欧州の通貨に対する投資家の不信感の高まりです。これに加えて最近、新興国の中央銀行が外貨準備の通貨分散に積極的であり、いままでの米ドル中心の外貨準備政策から、金を含めた多様な準備通貨を持つ事でリスク分散を心がけ始めている事も需要の下支え要因です。証拠金引き上げなどの冷やし措置に注意しかしここ数週間のように金価格が垂直的に騰がる状況では少し注意する必要があります。なぜならCMEが過度の投機を冷やすために証拠金比率を引き上げる措置を取るとテクニカル的な調整局面が訪れないとも限らないからです。ゆっくり金投資としての金鉱株のメリット先物の場合、レバレッジがかかりますので投資戦略としてはどうしても目先的なトレードになりがちです。またスパイダー・ゴールド・シェアーズは株価そのものが$180に迫ろうとしていますので最低単位の100株を買うにも1万8千ドルが必要になります。そこで金鉱株や金鉱株ETFに投資すれば最低取引単位100株での必要金額はずっと少なくて済みます。 銘柄株価(8月19日)買い付け代金※バリック・ゴールド(ABX)$50.78$5,078ニューモント・マイニング(NEM)$60.08$6,008キンロス・ゴールド(KGC)$16.79$1,679ゴールド・フィールズ(GFI)$16.84$1,684 アングロ・ゴールド(AU)$45.84$4,584マーケット・ベクトル・金鉱株(GDX)$61.26$6,126マーケット・ベクトル・ジュニア金鉱株(GDXJ)$35.20$3,52※ 但し手数料を含まぬ株価×100株の単純計算信用取引ではなく、上記のような銘柄に現物取引で投資することでレバレッジをかけることにより生じるリスクを回避するというのもひとつのやり方ではないでしょうか?なお注意しなければいけないのは金価格と金鉱株の値動きは必ずしも連動するとは限らないという点です。さらにここ数年の傾向として金鉱株は金価格をアンダー・パフォームしてきたという点も見逃せません。この傾向は今後も続くかも知れません。なぜ割安に訂正が入ってもおかしくないかその反面、金鉱株のバリュエーションは金価格そのものに比べて歴史的に割安な水準となっており、どこかで一気に出遅れ分を詰める展開になる可能性も否定できません。各社の確認埋蔵量当たりの時価総額は下のグラフの通りです。これは1オンスの確認埋蔵量に対して株式市場の投資家が幾らの評価をつけているかを示したものです。するとバリック・ゴールドの場合、$363の評価しか与えられていないわけです。いま金価格は$1,800近いわけですからその20%程度の評価しかついていないというわけです。これは何を意味するのでしょうか?若し私が「乗っ取り屋」だとすれば金価格の僅か20%程度でバリック・ゴールドの所有する金山に眠っている1.4億オンスのゴールドを支配することができるわけです。つまり現在の金鉱株の割安放置はいずれM&Aを誘発する可能性があるということです。
2011年08月22日

今日のまとめスリーエス・バイオは主力製品の好調で無難な決算 ダンダンは価格競争に対する懸念が出ている ヨウクはコンテンツ費用の高止まりと売上成長率鈍化への懸念が出ている レンレンは来期の売上見通しが弱かったので売られたチャイナキャッシュは幹部の相次ぐ退社の悪影響が出ているスリーエス・バイオスリーエス・バイオ(ティッカー:SSRX)は中国のバイオテクノロジーの会社です。同社の主力商品はEPIAO(アムジェンのEPOに相当)とTPIAO(アムジェンのTPOに相当)です。スリーエス・バイオの第2四半期決算は市場予想を上回りました:EPS 予想19¢ 実績21¢売上高 予想2000万ドル 実績2110万ドル今期の売上高は前年同期比+29%成長でした。製品別では同社にとって最も重要なEPIAO(全社売上の59%を占める)は+27.7%成長、次に重要なTPIAO(全社売上の31%)は+31.7%でした。とりわけEPIAOの今期の売上高成長率は同社の過去2年間の典型的な売上成長率(20%程度)よりかなり早いペースでした。このことはEPIAOの将来の成長余地がまだまだ大きいことを示唆しています。なおEPIAOの中国EPO市場での市場占有率は44%で過去最高でした。スリーエス・バイオの今期のグロスマージンは若干減少し88.2%でした。一方、営業コストは+35.9%で売上高成長率より早いペースで増えました。今期、営業コストが増加の原因は新製品発表に伴い営業部隊を増やしたことが影響しています。今年通年の売上高は予想の8059万ドルに対して会社側は7600~8200万ドルというガイダンスを提示しています。Eコマース・チャイナ・ダンダンEコマース・チャイナ・ダンダン(ティッカー:DANG)は「中国のアマゾン・ドットコム」と形容されることが多いです。同社の第2四半期決算発表はEPS面で予想を下回りました:EPS 予想1¢ 実績-6¢売上高 予想1.21億ドル 実績1.22億ドル第2四半期の売上高は前年同期比+53.3%でした。同社はこれまでの主力であった書籍やメディアに加えて一般商品の販売に力を入れています。今期の一般商品の売上高は前年同期比+151・9%でした。一般商品がダンダンの全社売上高に占める割合は去年同期の14.7%から今期は24.2%に増えています。今期のグロスマージンは14.3%でした。これは前年同期の19.8%から下落しています。グロスマージン下落の原因は一般商品の比率の増加、ならびに価格競争です。営業費用は前年同期比+38.1%でした。総売上高に占める営業費用比率は20.9%で前年同期の23.2%より低下しました。第2四半期の稼働顧客数は460万人で前年同期比+38.6%でした。第3四半期に関しては予想8.95億人民元に対して会社側ガイダンスは9.15~9.28億人民元が提示されました。バランスシート上のキャッシュは2.54億ドルです。今回の決算が発表された後、同社の株価は急落しました。投資家が懸念していることは価格競争が激化していること、その結果としてマージンが圧迫されていること、フルフィルメントへの投資負担が重い事などです。 ヨウクヨウク(ティッカー:YOKU)は「中国のYouTube」というあだ名が付いた動画配信の会社です。ヨウクの第2四半期決算は市場予想を上回りました:EPS 予想-5¢ 実績-4¢売上高 予想2690万ドル 実績3060万ドル今期の売上高は前年同期比+178%でした。売上高が伸びた原因は広告主の数が増えたことと広告主当たりの売上高が増えたことが原因です。営業費用は前年同期比+76%でした。ブロードバンド費用は売上高の33%で前年同期の65%より大幅に下がりました。コンテンツ費用は売上高の25%で前年同期の26%より少し下がっています。強いて言えばコンテンツ費用が高止まりしている印象があります。もうひとつの投資家の懸念点としては会社側が示した来期(第3四半期)の売上高成長率ガイダンス(+110~120%)が今期実績(+178%)よりかなり低い点です。レンレンレンレン(ティッカー:RENN)は「中国のFacebook」というあだ名がつくソーシャル・ネットワーク運営会社です。同社の第2四半期決算発表はほぼ予想通りでした:EPS 予想0¢ 実績0¢売上高 予想2950万ドル 実績3040万ドル今期の売上高成長率は+53.2%でした。またオンライン広告売上成長率は+93.8%でした。IVAS(インターネット・バリュー・アッデッド・サービス=ネトゲを指す)売上高成長率は+21.5%でした。営業費用は+86.4%でした。営業費用が嵩んだ原因はソーシャル・コマース・サービス、「Nuomi」の立ち上げ費用が増加したことに因ります。「Nuomi」立ち上げ費用を除いた営業費用は+43.6%増加しました。第3四半期の売上高に関しては市場予想の3520万ドルに対して新しい会社側ガイダンスは3350~3550万ドルでした。このガイダンス・レンジの中値は3450万ドルということになり、市場予想を下回っています。決算発表後に同社株が売られた原因は主にこれに因ります。チャイナキャッシュチャイナキャッシュ(ティッカー:CCIH)は中国のコンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)の会社です。第2四半期決算はEPSが市場予想を下回りました:EPS 予想8¢ 実績-4¢売上高 予想1.46人民元 実績1.48人民元(2300万ドル)今期の売上高は前年同期比+57.2%でした。一方、費用は+60.1%増えており結果としてグロスマージンは去年の第2四半期の49.6%から今期は42.0%へと下落しています。費用増加の主因はブロードバンド費用が嵩んだことによります。同社はIPO以降、チーフ・テクノロジー・オフィサー(CTO)、チーフ・フィナンシャル・オフィサー(CFO)が相次いで退社し、経営が迷走しています。その影響は今回の決算にも表れており、財務管理はおろそかになっています。新しい経営チームが慣れるまで、業績の出直りには暫く時間がかかるでしょう。
2011年08月17日

今日のまとめ輸出は+20.4%、輸入は+22.9%と好調だった輸出額は予想通り過去最高を記録したこと貿易統計に見る限り中国経済に変調は感じられないクリスマス商戦に向け、8・9月の貿易統計を見守りたい貿易統計中国の7月の輸出は前年同期比+20.4%の1,751億ドル、輸入は+22.9%増の1,436億ドルでした。例年、7月は北米の新学期セールに向けて輸出が好調になる時期です。今回の輸出額は過去最高を記録したが、これはこのような季節性を考慮すれば当然の事です。下のグラフでは輸出額と輸入額の乖離(=貿易黒字)が大きくなっていますが、これもこの季節に普通に見られる現象です。なお前年同期比で見た輸出の+20.4%、輸入の+22.9%という変化率はこのところのレンジの中に収まる、ごく自然な水準です。言い直せば少なくとも貿易統計から見る限り中国経済の変調は感じられないということです。なお、このところの世界のマーケットの乱高下で今後とりわけ輸出が鈍化することを懸念する声が大きいですが、まだ「必ずそうなる」と決まったわけではない気がします。いずれにせよこれから9月にかけてはクリスマス商戦にむけて中国の輸出産業はかきいれどきです。従って輸出モメンタムが維持できるかどうかに引き続き注目したいと思います。
2011年08月11日

今日のまとめ消費者物価指数は予想より悪かった特に食品価格の高騰が目立った小売売上高は予想を下回った鉱工業生産高も予想を下回った物価統計中国の7月の消費者物価指数は前年同期比で+6.5%でした。これはコンセンサス予想の+6.4%より少し悪い数字でした。ちなみに6月は+6.4%でした。中でも食品価格は+14.8%と急騰しています。これは6月の食品価格の+14.4%より悪かったです。一方、生産者物価指数は前年同期比で+7.5%でした。こちらはコンセンサス予想と同じです。因みに6月は+7.1%でした。今回の物価統計は残念ながら利上げの打ち止めを期待させる数字とは言い難いです。このところ世界のマーケットは荒れており、先進国の経済成長予想はどんどん下がってきていますので、出来れば中国も早く引き締め局面から緩和局面へと移行したいところだと思いますが、食品価格が+14.8%上昇しているということは未だ警戒を解けないことを示唆しています。幸い、原油価格をはじめとするコモディティ価格は最近下がっていますので少なくとも利上げのペースを加速させる必要は無いものと思われます。小売売上高中国の7月の小売売上高は前年同期比+17.2%でした。コンセンサス予想は+17.7%です。ちなみに6月は+17.7%でした。今回の小売売上高は若干落胆すべき数字だったと言えます。鉱工業生産高中国の7月の鉱工業生産高は+14.0%でした。コンセンサス予想は+14.6%です。6月は+15.1%でした。今回の鉱工業生産高は予想より低い数字でした。このところの金融引き締めの影響が出ているのかも知れません。
2011年08月10日
全4件 (4件中 1-4件目)
1