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今年の高校入試社会で出題してみてほしい問題です。 本日の中2英語の授業で「鎖国していて英語を知らないはずの日本人がどうやってアメリカ人と条約を結んだんですか。」という質問がありました。 欧州の中ではオランダと長崎の出島において極端に限られた交易しか認められていなかったわけですよね。。 ペリーが日本語を勉強してから日本にやってきたのでしょうか。 これはなかなか鋭い質問です。 「100字で述べなさい。」 出してみたいですね。 社会の先生も1854年日米和親条約と教えていると思いますが、これを質問されたらどうしますか。 なんだか今日は話があちこち脱線してしまったのですが社会科もちょうど大正時代あたりまで来ているようなので、明治維新以降今日までの世界における日本の地位の上下動についてもちょっと話してみました。 話をしながら改めて思ったのですが、現在の中学生は、中国がさらにいっそう国力を増すこれからの何十年かを生きなければならないので「富国強学」して国力を回復しないとほんとにまずいなと感じました。 これは身近な問題としてそう思います。
2021.01.30
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私はブロガーではありませんし、長くお読みいただいている方にはおわかりだと思いますが、このブログは全く商売気はありません。 そんなわけで日々のアクセス数などはほとんど気にしてこなかったわけですが、さすがにトータルアクセス数が100万に近づいたあたりからなんとか「1000000」というキリのいい数字を写真におさめたいと思うようになりました。 ところが昨年の12月頃から日々の授業の苦悩が多く全くブログの方が書けなくなってしまいました。 自分のブログに自分がアクセスしない日が多くなりました。 なぜかそんな中アクセスしてくださった方も多く、知らぬ間に1000000アクセスを超えており、「10000000」という数字をキャッチすることができませんでした。 思えば、なんでブログなんか書き始めたのかも定かではありません。 ちょうど岩井で塾を開けて6、7年が経ち、中学生とその勉強について感じたことを記録してみたくなったのかもしれません。当初は外に向けて発信という意図はそれほどありまそんでした。 初稿は2014年4月16日、ちょうど塾ブログというものの退潮期でした。 茨城県内で何人か書かれていた先生方もだんだんと投稿が減り自然消滅してしまうブログが多かったように思います。 しばらくは読者も自分一人、もともと読んでもらおうと思って始めたわけではないので備忘録、日記として綴り続けていました。 しだいに読んでくださる方も増えてきました。 嬉しかったのは思ったよりも広がりを持つことができ、水戸やつくばなど県内広く読んでくださっていること、高校の先生方や実力テストの作成者なども読んでくださっていることです。 茨城県というのは特殊な県で他県に比べると県民の共有・共通情報が極端に少ないように思います。県としてのまとまりもありません。 県としての魅力度が低いのは外からどう見えるかだけではなくて、内側、自発的な問題だとずっと思ってきました。どの県も県内の地域間対立というものを抱えつつも県民の自県への意識・興味というものは茨城県よりは高いように思います。 他県に住んだことがある方ならお分かりでしょうが地方の多くの県では地元紙1紙(全国ニュースは共同通信の記事)を購読している家庭が多いです。 福島県のように福島民報、福島民友の地元2紙で6割を押さえている県もありますし、北関東でさえ栃木県は下野新聞、群馬県は上毛新聞が最大のシェアを持っています。 茨城県は讀賣が圧倒的に多く、次いで朝日で、新聞折込をされたことがある方はご存知でしょうが茨城新聞はほんの僅かです。 また茨城県は全国で唯一TVの地元局がない県でもあります。 高校野球の県大会の中継もなければ県立入試関連の番組もありません。 そんなわけで、せめて高校受験に関する話題、中学生の学習に関する話題くらい県全体に問えたらいいなと思うようになりました。 いつまで筆が続くかわかりませんが引き続き宜しくお願い申し上げます。
2021.01.25
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昨年の昨日(2020年1月23日)は1年生のスキー学習期間を利用して、青森県の八戸に来ていました。 行きの新幹線、はやぶさの1号車(16両編成の1号車なんて以前はほとんど誰も乗ってませんでした。いわんや、仙台を過ぎれば自分1人だけとか。) それがギッシギシの超満員の大騒音。大宮駅から乗車して自分の指定席に行ったら既に着席している人が。。 「そこは俺の席だからどいてくれ」と言ったら強い語調で文句を言われました。 中国人の団体御一行さまでした。スーツケースがこれまたバカでかい。仙台を過ぎても誰も降りず、八戸でもぴくりとせず、自分が降りるのに一苦労でした。 あのまま函館北斗まで行って北海道旅行をしたのだろうなと。 さすがにとくに観光地とはいえない八戸には中国人は皆無で、レストランもホテルもゆっくりとできました。 この時期ですが意外なことにとても暖かく雪は全くなし、日本縁取りの青森東部の一部をこなしたあと、ホテルの大浴場で、その日、仕事で六カ所村に行ってきたという人から「私ら、仕事で1年中、旅から旅のホテル暮らしですわ。」なんて話を聞きながら、東北の秘湯でどこがいいかなんて話をしました。 八戸は日本有数の漁港であるとともに三菱製紙、大平洋金属など大企業が工場を置く工業都市でもあります。 街中には横丁の飲み屋街がたくさんあって、中心部には市が経営している大きな本屋がありました。 八戸には県立八戸高校という高校があって東大3名、京大2名、そこだけに目を向けるとたいしたことないじゃんと思うのですが、東北大40名(うち医学部医学科3名)、弘前大医学部医学科10名という、まあ、東北や九州にはありがちな進学傾向なのですが、地方都市の高校としては、とんでもない進学実績です。青森には他に県立弘前高校と県立青森高校もあります。 八戸市東部、種差海岸。荒涼寂寞とした本州の太平洋岸ほぼ最北の海岸。 シャッター通りの活用法。 駅名が「鮫」。 飲み屋街にかかる懐かしい映画看板の数々。 金子信雄、藤竜也なんて名前には痺れます。 有名なお店にも行ってみたのですが、一番美味かったのは海岸の公営レストランでバイトのお姉さんがやる気なく作ってくれた「鯖天」そば。 まさか、このあと、遠出が封じられるとは思いませんでした。3月の沖縄は飛行機キャンセル。それだけを励みに受験頑張ってきたのに。 3月以降は一度も電車にも乗っておらず、一度も東京にも行っていません。一度も飲みにも行っておらず、家族も別なので、毎日の生徒たち以外で会うのは高校の先生や業者さんくらいのものでほぼ誰とも会っていません。
2021.01.24
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胃がキリキリ、喉がカラカラ、手がブルブルの激戦経験者として個人的には「大学入試は一般入試」であるべき、国立大学も共通テストなしで各大学が独自に入試をしたらよかろうと思っています。 とはいえ現実はなかなか厳しいようで昨年度の水戸一高の説明会で「東北大学の合格者が中央大学に落ちることがごく普通のことになってきた」とかという話を聞くと、旧帝大に受かりそうで落ちてしまった場合、私大はどこで止まるかを真剣に考えてみると国立の「推薦」、私大の「指定校推薦」というのは有力な入学手段であるといえましょう。 最近は県内各校の筑波大合格者もほぼ推薦で、12月時点で推薦3名と聞けば「ああ、今年の筑波大合格者は4名くらいか」と思い、推薦6名と聞けば「ああ、合計は8名か」と思い、ほぼ外れません。 あと外れないのは「今年は東大に受かりそうなのがいる」という話を聞いたときに「たぶん受からないだろう」ということです。 「今年は東大に3人受かるかもしれない」と聞けば「あっ、1人は受かるかもしれない」と受けとめ、ほぼ、こちらも外れなしのような気がします。 古河中等の一期生の時も「東大現役4名確実」なんて耳にしまして「そりゃ凄えわ」と思ったのですが全然そんなわけにはいかなかったですし。 ほんとの難関大学の入試なんて、準備万端の上、ちょうどよい問題が出て、さらに力を発揮しきる、そのように上手くかみ合わないと、周りは強者ぞろいですから簡単に落ちます。うまく行くのは3回に1回くらいのものなのじゃないですかね。 そんなわけで推薦入試。 相変わらず筑波大への土浦日大の強さ。うちの卒塾生も含めて14名。 意外な健闘が水海道一高。こちらが6名。 水海道一高は立教、青学、中央、法政、東京理科大薬学部も。 岩井のみなさん、この辺の大学への評価が低いのですが、まともに挑むなら超が5つくらいつくほどに難しいです。 理科大の薬学部ならうちから16kmしかないので下妻一高よりも近いです。 予め狙っていくと狙い通りになりませんが、もし自分が保護者だったら、「こいつ東大か国立医学部に行けるかもしれない」と見込めば格別、そうでないならば水海道一高から文系なら立教、理系なら理科大を狙え」ということになると思います。 水海道一高附というのも判断が難しいですね。「もしかしたら東大か国立医学部に行けるかも」となったときに後期から土浦一高へ転校というわけにもいきませんから。 古河中等が昨年地方旧帝大0、筑波も4名しか合格者が出ていないのをみると、この地区の子どもたちに無理な早期教育は無用です。 (初めの目論見では「県西地区に土浦一高並みの高校を」ということだったので規模の差を考慮しても東大・京大8名、国立医学部7名、東北大10名、筑波大20名くらいは出ていてもよかったはず。) この地域から難関大学へ行くなら小中学校ではむしろ不器用くらいがちょうどいいです。 思考力も知識も東京とは異なるつけ方をしてあげた方が高い地点に行けるような気がしてなりません。 ふつうに岩井中に行って水海道一高で十分じゃねえかというのが私の意見です。 万が一、国立の医学部といったときには水海道一高に実績がないので、そこは常総学院と土浦日大の先生に相談あるいは3年間だけ転居してあげて土浦一高か。そんな感じでしょうかねえ。。
2021.01.23
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昨年、当塾から水海道一高を受験した人の直前偏差値。 1月26日実施 茨城統一テスト (1週間後)→2月2日実施 新教研テスト。 昨年までは茨城統一テストを新教研ではなく進学研究会が作っていたのでこういう受け方ができました。 受験層は県内の茨城県立高校志望者、問題の形式は県立様式でほぼ同じです。 Aさん 61→69。 Bさん 54→60。 Cさん 56→63。 Dさん 57→60。 Eさん 56→58。 さすがに1週間でそんなに社会や理科の知識、英語や国語の読解力や記述力、数学の関数や図形を解く力、そのものが上がるとは思いません。 ここでたいせつなのは「自分で試験の組み立てを工夫してほしい」ということです。 私が介入したのでは手応えが半減してしまいます。 得点開示を持ってきてもらったのですが本番では全員がさらに点数を伸ばした感じです。 昨年は秋から受験まで成績の上下動はありましたが誰も志願先の変更を検討しませんでした。 一昨年は6名受験して6名が合格しました。 こちらの年は全体としては私立入試と一月実力テストでピークアウト、県立入試はやや息切れしました。 私立高校から入学金全免、学費全免(県立の受験をやめたら免除するという条件付きでないもの)をもらった人が何人かいました。 そんな中にあって本番の県立入試で最も高い点数を取ったのは常総学院のB2特待(入学金の一部免除)ももらえなかった人でした。 悔しさも意地もあったでしょう。いわゆるゾーンに入るというやつでしょうか。鬼気迫る集中と頑張りには人間の強さと成長を見ました。 本日は1月22日、残り1ヶ月少々、実力テストの点数や私立の評価に脅かされないのなら、まだ得点は上に動かせます。 ほんとに安心して受けられる人なんてごく一部でしかなく、問題とのフィト感は当日やってみないとわかりません。 技術的にアドバイスできるとすれば、数学の大問沈没を避けること(4点、5点、6点の合計15点で9点は取ること)、英語の英作文と読解の時間を工夫すること(自由英作文といっても定型文をどれだけきちんと覚えているか、時制や三単現のs、問題文からずれないかができれば十分)、偏差値60くらいの高校なら保険としての社会理科の点数を上げておくこと、そんなあたりでしょうか。 感情は邪魔です。気持ちが揺れると危ない。 「自分がコントロールできることと自分がコントロールできないことがわかれば、自分がコントロールできることだけを自分の仕事として頑張る。 自分がコントロールできることはとことんやる、自分がコントロールできないことは潔くLET IT GO!」 私の友人が若い頃に上司から言われていまも信条にしている言葉だそうです。(同じ言葉を言われた気もします。) 受験生へのアドバイス。 1.自分を追い込まないようにしましょう。 2.不安で何も手がつかないというのは最悪。 3.1ヶ月あればかなりのことができます。何が自分の課題(解決可能な課題)なのかを把握しましょう。 4.課題の解決のために力を注ぐ。 5.焦らず、できることをやる。本番では力を出しきることのみに集中する。 難関校を受ける人は英語以外は他県の問題(全国高校入試正解など)をやってみてもいいかもしれません。社会と理科は「こっちから見るとそういう見え方もあるのか」という経験を重ねると実力が上がります。学力が膨らみます。国語も「何をやっていいかわからない」という人には他県の問題をやってみることの役立ちは大きいと思います。本物の問題というのは下手な問題集よりも質はよいですし、他県の国語の問題と茨城県の国語の問題の親和性は高いと思います。入試問題も全国的なトレンドがあるのですが茨城県は全国のトレンドに乗っかっています。 英語は「英作文を添削してくれる人がそばにいれば」という気がします。 塾では過去の全国の自由英作文の問題を研究しながら私が問題をつくり添削をしていきます。全国各県の問題を見てみると自由英作文といってもわりとテーマも形式も硬直していることに気づきます。 昨年の大問の中にあった「あなたのなりたいものとそのために今努力していること。」なんて予め用意できたかなという感じです。 (追記)他地区で読んでくださっている方へ。 当地区は水海道一高や下妻一高へ通学するのも公共交通機関が全くないため、たいへんな困難を伴います。さらにもし竹園へ行こうとすると往復55km、土浦一高だと往復72km。これを朝夕の2回×3年間、送迎する必要があります。どれほど成績が良くても家族の生活を壊さないギリギリの選択肢が水海道一高か下妻一高になります。今年、土浦日大から筑波大へ合格した卒塾生はつくば駅まで高校のバスで戻ってきてそこでお母さんが車で待っていてくれ、帰りの道中で夕御飯を食べるという生活だったそうです。
2021.01.23
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保護者の方からいただきました。 朝採れ完熟の「いちご大福」。 岩井の「創作和菓子 すずき」さんの名品です。 写真だとなかなか美味しさが伝わらないのですが、日本全国の銘菓を食べている私の辛口評価でも甘、甘の高得点をつけざるをえません。 抑えた餡の甘み、上品さがいちごの甘味を引き立てます。大福の舌触りも絶妙です。 唯一の趣味である旅も飲食も封じられているいま、銘菓を食べているときが至福です。
2021.01.21
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大学入試共通テストの英語が著しく長文化していることを考えると高校入試段階でも土浦日大の英語をこなせた上で県立入試に臨めると理想的ではあるのですが。。 ふだんの学習が3年生でもページのほとんどが絵や写真の教科書を使い、1日の授業で30単語か40単語しか読んでいない、定期テストもそれに合わせたものとなると土浦日大の英語はなかなか厳しいと思います。 県立入試が「書き」重視というか偏重といってもいい形式に転換していますので(ただし、大部分はIが主語の自由な自己主張)、ふだんの実力テストの感覚で受けると問題の種類の違いに戸惑ってしまうのもいたしかたありません。 土浦日大の併願入試英語で求められる能力 1.長い文章を速く正確に読む力 2.文法の理解 3.単語や熟語の知識 県立入試英語で求められる能力 1.簡単な物語を作る力(自分語り) 2.その物語を英文で書ける力(中2の教科書基本例文程度でよい。) 3.リスニング(難易度でいえばかなり易しい。ただしリスニングの時間が約15分あるため、残り35分の配分が難しい。) 英語の技能を1.読む、2.書く、3.聞く、4話す、さらに、5.文法の理解、6単語・熟語の知識とすると。 土浦日大で高得点を取るには。 1→5→6の順に必要。2と3は不要。 県立入試で高得点を取るには。 2→3→(かなり離れて)→1→5の順に必要。 求められる力が違うので、できなかった人も自信を失わず県立入試に向けて切り替えましょう。
2021.01.21
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今年の学校実力テストは回によって(作成会社によって)かなり難しさが違うように思います。 岩井中学校の秋冬期は10月、12月が新教研、9月、11月、1月が他の会社です。 保護者のみなさんは個票の平均点欄をご覧になっていただくと10月、12月が低く、他の月が高くなっていることがわかると思います。 塾向けに作っているテストも同様なのですが、新教研は昨年までの力の抜け具合がうそのように今年は作問に力が入っています。 昨年度の入試によくぞここまでと思うほどに寄っています。(寄りすぎの危険も) 他社の実力テストは、県立入試対応といったときにさすがにこれはちょっと軽過ぎないかと感じます。 12月の新教研が学校向けに行った実力テスト、県の平均が270点なので、昨年の入試平均点284点より、やや点数が取りにくくなっています。 生徒の方の習熟度がいま一歩足りないように感じられます。 英数の県平均点が低くなっていますが、英語を英作文まで書き切れるか、数学で点数を崩さないか、このあたり全県的に課題のようです。 学校実力テストはあと1回、塾の模試も今年はあと1回です。 明日の常総学院は例年通りなら県立形式で作ってくるはずですので、本番での時間のやり繰りを考えてみてください。 (県立入試と同じ記述量だと採点が追いつかないと思われます。どうするのか興味のあるところです。) 大問まるごと大沈没や大きな空欄ができてしまうことは避けたい。 昨年と同じなら、数学の1次関数と資料は配点された15点まるまるゲットが容易です。 大問3は証明を書いたら(9点確保したら)、いったん次の大問に行くのもありでしょう。 英語はリスニングで15分弱とられて、残り35分というのが精神的な圧力になっているようです。 作文の「書き」が多いから、思ったより時間を使うのですよね。書いてると読む時間がなくなるし、読んでいると書く時間がなくなる。 思いつきで2文、3文を展開できるようにしてほしいところです。(同じことの2度書きはダメ)。パッと話を次につなぐ。オチはいりません。県の模範解答をみても文章が起承転結になっているものは皆無です。テキトーに要領よく。
2021.01.19
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3年生は今週から中学校の三者面談が始まっていることと思います。 私が中学校の先生なら、こんな騒がしい年でもありますし、入学試験は申込から発表までできるだけつつがなく終わってほしいと考えます。 志願先変更の相談とかその手続きとか不合格とかできるだけ面倒を避けてほしいところです。 志望ランクを全員が2つくらい下げて誰も落ちずになんの問題も起こらずに無事終了してくれればそれにこしたことはありません。 しかし、生徒各個人にとってはそうはいきません。 これから1ヶ月半が最も学力の伸びるときです。最後の実力テストの点数さえあてになりません。 弱気の虫が生徒にも保護者にもあれこれ囁きます。 「一高に行って240位よりも二高に行って30位の方がよくないか?」とか。 「ランク下げた方が指定校推薦を取りやすくないか?」とか。 しかし、そういう選び方をした場合、二高に行っても240位、指定校推薦も思うように取れないということの方が多いように思います。 私のいまの商売なら、別にどの高校でもどの大学でも関係ありませんでした。それは事後的なことでありまして。 しかし、なかには、「その高校に行ってなければ、その大学へは行けず、その大学へ行っていなければその仕事には就けず」という人も少なくありません。 多くの地方小都市の旧制中学系高校と同じように下妻一高も10年後、20年後には「昔は優秀だったらしいよ。」という高校になってしまうかもしれません。 しかし、現在、および現在までの数十年、県西地区やつくば地区の中学校、小学校で教員に石を投げれば必ず何個も下妻一高の人に当たります。 彼らの、彼女らの高校時代の成績なんて、それこそピンキリキリで、赤点累積で「お前は脳みそあんのか。あー。」なんて言われてた人たちが少なからず(現在なら問題になっているであろう類の放言が次々と飛んでいました)、学校の管理職や教育事務所の偉いさんになっています。 その一方で「国立の医学部に行けたんじゃん?」というほどに高い成績だった人が村の分校のような小学校で現場に立ち続けています。 まずは一高に潜り込む。 私の弟も高校合格はギリギリでしたが、高校→大学→会社(所得)と中学のときの最後の頑張りが現在の生活につながっています。 私は守谷に従姉妹が2人いたのですが、姉は猛烈な勉強の末に難関高校から難関大学へ行って相応の相手と結婚して、高級住宅地でupperな暮らしをしています。その子どもはお受験。 妹の方は東洋大牛久から東洋大。夫も東洋大の人で埼玉県の郡部の町役場に勤めています。従姉妹は同じ町の福祉作業所で指導員をしています。こちらの子どもは小学校まで山を越えて1時間以上かかるようなところで野育ち。 どういうかたちが幸せなのかはわかりませんが中学を出るときの選択によってあとがいろいろと変わってきます。 後悔のないように、誰かのせい、何かのせいにしないような「自分の選択」、「自分の勝負」をしてほしいですね。
2021.01.19
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今年は3年生の実力テストでも模試でも「1次関数とその利用」ばかりですよね。 毎回、15点分。 塾でも実力テスト対応で、こればっかりやっている(やらざるをえない)気がします。 内心はほんと大丈夫なんだろうかと思っています。 1次関数の利用は昨年度の県立入試で配点が9点→15点になりました。 その一方で長年、入試問題の主力を張ってきた2次関数と図形の融合問題が茨城県所払い、追放の刑に処せられました。 辛うじて単問で「2点を通る直線の式」を求めるための補佐役として放物線らしきものは残存はしています。 ほんと、このまま消えちゃうんでしょうか。 さきほど千葉の私立高校を受けた生徒から、「2次関数が出て同じ中学の生徒はみんな難しかったと言っている」ということでした。 今年の県立入試から数学は大問1つの配点が15点で、模試では、なぜか、かなり優秀な生徒でも大問まるごとやられてしまうことも少なくなく、心配は尽きません。 昨年度と同じ構成であれば大問3と大問6の最後の問題は無視して残り88点狙いなら、一昨年度までの80点狙いよりずっと簡単に感じます。 開けてみないとわからないのが入試問題で、やはり確実に受かるには社会と理科の両方が得意だと安心できます。高校側がこういう受かり方でよしとしているのかどうかはさておき。。
2021.01.17
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今日15日金曜日は曇っていて実際の気温が低いだけでなく気配も寒々しいですね。天気図記号でいうところの典型的な「曇り」です。 塾というものは、もともと塾として作られた建物を借りられるわけではないので、足元が寒いことが多く、その点、当塾は「冬暖かい」もセールスポイントだったのですが、今年は換気せざるをえず、(私のせいではないのですが)ご迷惑をおかけしています。 16日から私立の併願入試週間が始まります。 天気予報はあてになりませんが、現時点での予報では、明日16日土曜日は季節外れの暖かさ+強風のようです。 例年と比べても教室の換気が行われるでしょう。特に中学校会場の場合は。(倒置) つくば国際会議場などは窓がないので空調頼みですが、本来の利用席数よりも少ない座席で行われると思われますので、マスクをしていけば飛沫を浴びることはないはずです。 この点に関しては高校側も細心の注意を払っているはずです。 寒さ対策をしっかりしていってください。(特に女性)。(特に足元)。 暑い分には調整ができますから。 だいたいのことは高校側が受けやすくはからってくれますので心配はいりませんが、「sweaterを貸してください。」というわけにはいきません。 大学入試は私服なのだから、高校入試も私服でも全く問題ないと思うのですがね。それだったら股引きを2枚重ねしていくこともできるわけで。。まあ、現実にはそうはいかないでしょうから各自で工夫してください。カイロの人は低温やけどに注意してください。 まず第一弾。健闘を祈ります。 ここから県立入試までがクソ長いのですけれども。。
2021.01.15
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平日午前11時頃のマルエツで、あるいは午後2時頃のヨークベニマルで大きなマスクに眼鏡、フードまたは帽子の不審な長身の男を見かけたら、それは私です。(遠近両用のコンタクトレンズは授業の時だけです。) できるかぎり人の少ない時間にスーパーでブラブラしています。カゴの中は覗かないようにしてください。今川焼、シュークリーム、モンブラン、チョココロネ…そんなものが並んでいてもけっして笑わないでください。 塩辛、明太子、イクラ、あん肝…そんなものが並んでいてもけっして注意しないでください。 しめじと椎茸とエリンギが並んでいても「なぜそんなにキノコばかり」と詮索しないでください。 エリンギにアスパラと思っても今日は国産のアスパラがありませんでした。その分、バターの摂取量が減りましたが。。 ちゃんと痛風の薬と高脂血症の薬は飲んでいます。 尿酸値やコレステロールは肥満や運動と関係があるかのように言われていますが181cm、76kgでほとんど運動をしない現在だけでなく、63kgで大学を出たあと草サッカーに明け暮れていたころからすでに尿酸値もコレステロールも高かったです。 意外と痩せていてもコレステロールが高い人は多くて、何年か前の宴席で「俺も」、「俺も」と告白されて驚きました。「そんなん、無理して運動せんでも薬飲めばええやん。」との一言がきっかけで薬頼みになりました。コレステロール値が下がるにつれ瞼の上の脂肪もいつのまにか消えました。 岩井はスーパーが多いのか、少ないのか、年末にヨークベニマルに行ったら駐車場にぎっしり→入店せずに退散、マルエツも見たことのないほどの駐車台数。(タップスイミングの前まで駐車されているのは久しぶりに見ました。昔、映画館があった頃以来かも。)こちらも入店せずに退散しました。 仕方がないのでコンビニに移動し買い物をしていたら、車にドドンと当て逃げされました。(ヤレヤレ)。幸い、警察の配備連絡に引っかかる前に「なんか、かすったような気すんだあ」と戻ってきてくれめんどうなことにはならずに済みました。 それでトヨタにて修理の見積もりとって保険会社に電話をしたら「現在、在宅勤務になっておりますのでのちほどかけ直させます」とのこと。担当の方のご自宅から電話がありました。背後の家庭感が不思議な感じでした。茨城県もけっこう在宅すすんでるのねとビックリ。 日本橋に勤めている弟に聞くと「都内の電車の混雑はほとんど解消されていない」とのこと。 むしろ、飲食店が閉店または8時までの営業のため、これまで数時間に分散されていた退勤時刻が6時過ぎに集中してしまい、以前にもまして混んでしまっているとの話。午後9時半頃に乗れれば密が避けられるのにドトールなどのコーヒー屋さえ全て店じまいしているので居場所、待ち場所がないようです。 いろいろな施策もあっちが歪み、こっちが歪みで、うまくいかないものですね。 規制がかかっているので、かえって、特定の場所の特定の日や特定の時間にはとんでもない混雑になってあとはガラガラです。 昨秋の筑波山も屋外ならいいだろうと人が集中、駐車場まで辿り着くのに大渋滞、登山を始めるのもしばらく待たないと登り出せないという珍現象だったようです。むしろこれなら屋内の美術館とかの方がいいのではと思いました。 秋には全くコロナ感染がない地域だったので、常陸大宮(旧山方町)の「湯の澤鉱泉」に日帰りで何度か行っていたのですが、県北の方もちょっとやばくなってきたでしょうか。まあ、ここでも他に誰かが入浴してくるとさっさとあがっていました。ビニールのゴミ袋を持っていって脱いだものはその中に入れて脱衣カゴにはけっして触れないようにしました。湯の澤鉱泉は料理もとても美味しいので行けるようになったら泊まりたい場所です。どれだけ先になるのか。。 県からの給付金は県の個人事業税で通帳の上を通り過ぎただけでしたが、あまびえ協力金が3万円出たのでアルコールの業務用特大をたくさん買いました。 コロナの前はウェルシアの岩井店でアルコールジェルを買っているのなんて私くらいのものだったのですが…。 個別指導のところは別ですが、私のところにかぎらず教室授業のところは、ほとんど生徒が喋りませんし、食事もしないので、換気ができるか否かは物件によるでしょうが、生徒間の距離さえとっていて、接触部分の消毒がきちんとなされていれば学校に比べても危険は少ないと思います。 春先はわからないことが多く最も安全サイドに立ってほぼ全休してしまいましたが、振り返ってみればあの時期、学校はともかく塾はかなり安全だったのかもしれません。ただ、あの頃はマスクと消毒液がなかったので判断は間違っていなかったと思います。 学習は2ヶ月休んだにしては、3年生もさほど影響を受けていないように思います。(本来中心となる学年なのに部活、修学旅行など行事がカットされたことの精神的な影響の方が心配、けっこうやるべきことをやれなかった目に見えない影響がジリジリきてる感じを受ける) 2年生は当塾の成績上位者に関してはむしろ長い自習期間があってかえって学力が高まっているような気がします。2年の春なんてアンちゃんたちにとっては一番ガチャガチャする時期なので引きこもって勉強に集中できたのは大きい。 1年生はこれは当塾とはいはず他塾とはいはず、全国的にも、のちのちに深刻な影響を及ぼしかねない休校だったということになるかもしれません。「中学校の学習とは」という初めの部分が抜け落ちているわけですから。徐々に取り返していかないと。
2021.01.14
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1月11日(月曜日)から1月13日(水曜日)まで在籍中学校にかかわらず全ての授業を休講とします。 「現在のところ」、1月14日(木曜日)から通常通りとする予定です。 可能なかぎり振替を行いたいと思います。(特に3年生は) PCR検査を受けたいのに受けられない生徒もいるようです。 11月に感染再拡大が起こりつつあったのを全員検査態勢と高機能マスクの一般化により封じ込めた韓国や、初期の徹底検査で完全封じ込めに成功しており、年末には7万人コンサートや国内旅行ができる台湾との国力の差というのを痛感させられます。 (3年生へ)学校休校を有効に利用してください。この期間に県立過去問6年分をもう一度集中的に解いてしまうのもよいかもしれません。この作業は常総学院と秀英高校の対策にもなります。 土浦日大高校を受験する人はそちらに勉強を向けるのもありです。さすがに数日では実力は上がりませんが「国語の文章の長さに慣れる」、「数学のごちゃごちゃした計算問題を練習する」といったことはできると思います。数学の応用問題は解答解説を読んで考えてかまいません。 県立の過去問は「50分で何点取れた」ということは重要ではありません。 教材として使ってください。 国語→6年前から順に6回解くと、さすがにどうしたら点数を取れるのかわかってくると思います。また問題が微妙に変化してきている変化の流れも体感できると思います。 数学→出題形式が変わってしまったので時間を気にする必要はありません。一つ一つの問題は良問です。こちらも解説をよく読んでください。(一部の極端な難問は無視してかまいません。) 英語→自由英作文だけは自習できませんが、リスニングと読解は自習可能です。大問5の英問英答の答え方、こちらも6年連続で見てみると正解の書き方が呑み込めます。 社会と理科→解いた問題ができたかできなかっただけでなく、付随事項を教科書や塾テキストで確認しておくことが必要です。 授業で何度も強調してきたことですが、問題文そのものがたいへん良い教材です。 邪馬台国⇄卑弥呼というだけでなく「魏」まで。平清盛→「宋」と貿易といったら日本の港が福原(現在の神戸)だということを地図で確認。そんな作業の繰り返しが実力をあげます。 3年生は学校に行かずにむしろ時間を有効に使えると考えて過ごしてください。
2021.01.11
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