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26日と27日は2日かけて伊豆半島を一周の営業行脚。 今年から営業協力をしてもらえることになったK社の若手営業マンN君に同行してもらい、伊豆半島の各市町を回り歩いた。 伊豆半島南端の下田市に一泊することになったため、翌日早朝、以前教わった南伊豆町青野川河口の北限のマングローブ林を訪ねた。 前回は、このマングローブ林の生みの親と、日本の植物学の権威の先生に連れられて平気で林の中に入り込んで写真を撮ったが、今回はハマボウの木が入口を塞ぐように立ちはだかり簡単には入れそうもない(7/27撮影)。 むりやり隙間を探して入り込もうとする私にN君が「保護区域で立ち入り禁止だそうですよ」とささやく(1枚目)。 そうか、前回はあの先生たちと一緒だったから問題なかったが、私ごときが簡単に入っていい場所ではなかったのだ。 ハマボウ君のおかげで違法行為をせずに済んだことに感謝しよう。 (あと3枚) やむなく堤防の上からズームで撮影。 ちょっとピンぼけ気味だが、これがマングローブの一種メヒルギの実だ(2枚目)。 この鉛筆状の実が1年かけて十分大きく育ってから地面に落ち、そのまま突き刺さって根付くというわけだ。 これを胎生種子といい、吃水域の柔らかい砂地に生えるマングローブならではの繁殖法だ。 ところで、ここでもう一度マングローブのおさらいをしておこう。 マングローブは熱帯雨林の水辺に育つ植物として有名だが、じつはマングローブという植物はない。 熱帯や亜熱帯地域の河口などの潮間帯(満潮になると海水が満ちてくるところ)に生える植物をまとめてマングローブと呼び、世界には100種類以上の植物がマングローブと呼ばれているそうだ。 日本では主に沖縄などでオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギなどのマングローブが見られるという。 そしてこの南伊豆青野川河口のメヒルギが、世界最北限のマングローブだという。 自生ではなく栽培ものということで天然記念物扱いはされていないが、50年近く前にこのメヒルギを導入して育てたのがわが社の専門家というわけだ。 ここには下田土木事務所による説明看板が掲げられており(3枚目)、 このマングローブ林の成立の経緯と、メヒルギ、ハマボウの説明が書かれている。 説明書きにはハマボウもマングローブの一種と紹介されているが、ハマボウは、地上でも生育できるので、厳密にはマングローブの一種というより、マングローブの構成種という方が正しいそうだ。
2011.07.28
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ここのところ「あと何日」のカウントダウンがうるさかったテレビが、ついにその時を迎えた。家にいるときは意味もなく1日中テレビをつけている私だが、地デジ移行を機にテレビとの決別を決めていた(単に機種変更の資金がなかったためだが)。 せっかくだからカウントダウンの記録を取っておこう。 携帯での撮影なのでちょっと写りが悪いが、こちらがあと3日(7/21撮影)。 3年前から周知してきた地デジ移行まであと3日。 感慨深いものがあるなあ。 そしていよいよその当日。 こちらが11時半頃のNHK杯将棋トーナメント(1枚目)。 数十年来見続けてきたこの番組が私の最後の視聴番組となった。 そして将棋の終わった正午、我が家のテレビはこうやって終焉を迎えた(2枚目)。 日曜日はたいてい、1日中テレビの音が響いていた我が家だが、音のない生活というのもそんなに悪いものでもない。 朝のニュースが聴けないのは残念だが、NHKの視聴料も払わなくてすむし、しばらくはテレビなしの生活もいいかも知れない。 この夏は、テレビなし、エアコンなしと、我が家はとってもエコ生活だ。 (あと2枚)
2011.07.24
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数日前、「新緑の鈴懸の木の写真を掲載してください」という読者からのリクエストをいただいた。 数少ない読者は大切にしなくては。 さっそく駿府公園を訪ね、このプラタナスの木を撮影。 しかし、遠目には「鈴懸」の姿は判別できない。 これでは仕方がないので、ズームで撮影した鈴懸の実を組み込んでみた(7/21撮影)。 鈴懸の木(プラタナス)はスズカケノキ科の落葉高本。 この垂れ下がる実の姿が、山伏(やまぶし)が着る「篠懸(すずかけ)」についている房に似ていることから名付けられたという。ちょっとピンぼけだが、この写真を見れば納得いただけるだろう。 プラタナスは悪い環境に耐えてよく成長するため、世界の温帯地域を中心に街路樹や並木として広く植栽されている。日本には、明治の末期に渡来した。 この仲間には中近東原産のスズカケノキ、北米原産のアメリカスズカケノキ、その交雑種のモミジバスズカケノキの3種があり、これらを総称してプラタナスと呼ばれる。 中でもいちばんよく見かけるのはモミジバスズカケノキで、樹皮が大きくまだらに剥げるのが特徴だ。 ところが、街路樹として植えられているプラタナスには、ほとんど実がつかない。その理由は私にはよく分からないが、鈴懸の実が鈴なりになっている姿は、公園などでなければなかなかお目にかかれないようだ。 私もまだ、駿府公園のこの木しか、実をつけたプラタナスを見たことがない。 ところで、プラタナスは実の付き方に特徴があるそうで、スズカケノキは一つの房に3~6個の実がなり、アメリカは1つだけ、モミジバは1~2個の実がなるという。 この木はモミジバスズカケノキで間違いないだろう。
2011.07.22
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1年越しの念願がついに叶った! 静岡赤十字病院前のクスノキは、終戦直前の静岡大空襲で一度焼け落ちたものが、残った根株から芽生えた新芽が成長した不死鳥のような木だ。 昨年、このクスノキのいわれを聞いたときから、この看板はぜひ私が作らなければと決めていたのだが、なにぶんボランティアで無償奉仕できるような身分ではない。 企画立案者の静岡市平和資料館をつくる会のみなさんからの注文を首を長くして待っていた。 同会もボランティア組織なので、市の関係部署などとも協議を重ね、今月初旬にようやくGOサインが出て、ようやく看板を取り付けることができた(7/17撮影)。 それでは看板のできばえをご覧いただこう(1枚目)。 (あと2枚) 通常の樹名板より一回り大きいA4版サイズの特注看板だが、なにぶん文字数が多いので写真では読めないかもしれない。ここに内容を再掲させていただく。「1945(昭和20)年6月20日の真夜中0時51分、静岡市はB29、123機の焼夷弾(しょういだん)空襲(くうしゅう)を受け、街が燃え、人が燃え、焼けたガレキの大地になりました。そしておよそ2000人以上の人が犠牲(ぎせい)になりました。この楠木は、熱風と炎に焼かれ、黒く焼けただれながら、この様子をしっかりと見届けていました。この木自身も瀕死(ひんし)の重傷におちいりましたが、それから3年後の春に、黒く炭のようになっていた幹から青い芽が吹きはじめ、戦後のきびしい生活に追われていた市民に生きる力をあたえ、戦争のむごさ、平和のとうとさと命の大切さをいまの私たちに伝えつづけています。」 看板を取り付けている最中にも、中学生とお母さんが立ち寄り、「そういういわれがあったんですね」と感心して写真を撮っていた。 こういうことをお伝えできるのは、看板屋冥利に尽きるというものだろう。 静岡市内にはこのほかにも戦争にまつわるいわれのある木が何本かあるという。 それらの木にも、ぜひいわれ書きを取り付けたいものだ。 平和資料館をつくる会のみなさん、今後ともよろしくお願いいたします。 最後に、取り付けた看板の前で同会役員のみなさんの記念写真を1枚(2枚目)。
2011.07.18
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先日、「清水駅前のソテツの樹名板が壊れたが作り直せないか?」 と清水区役所より相談を受けた。 さっそく調べてみると、これは数年前、私が作った樹名板だ。 アルミ製のポールを使って立てたものだが、草刈り機で切り取られてしまったらしい。みごとにアルミポールが切断され、首切り状態で地面に落ちている。この樹名板は通常のタイプではなく、清水区の龍華寺(りゅうげじ)にある天然記念物のソテツを紹介したもので、これ限りの1点ものだ。 幸い表示面はほとんど痛んでいないので、ポールと杭を取り替えて再設置した。 しかしこれでは近づかなければ読めないな。もう少し文字を大きくゆったりと配置すればよかった。 ここで表示を再掲しておこう。 「清水区村松の龍華寺には国指定天然記念物の大蘇鉄があり、わが国最大最古の蘇鉄といわれている。」 ところでソテツは、約2億年前から生育しているソテツ科の常緑裸子植物で、生きた化石ともいわれる。鉄分を与えると元気になることから「蘇鉄」の名が付けられたという。雌雄別株で、初夏に大型の花を咲かせる。塔状に伸びる雄花は長さ50cm以上にもなるという。雌花は球形で、多数の羽状に分かれた心皮からなるという。 なお、静岡県には国の天然記念物に指定されているソテツが3つある。この龍華寺のソテツは根際の太さなどが日本最大級で、推定年齢1100年ともいわれる。続いて伊豆半島河津町ある高さ日本一の「新町の大ソテツ」。高さ10m、推定樹齢800年以上だという。 もう一つは吉田町の「能満寺(のうまんじ)の大ソテツ」。こちらも樹齢1000年以上だという。
2011.07.16
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梅雨が明けたとたん、うだるような暑さが続いている。 汗だくになりながら営業行脚を続けているが、こちらは昨日の浜松駅前でみつけたホオズキ(7/11撮影)。 喫煙所の目の前に 、オレンジ色に色づいたホオズキの鉢植えがいくつも並べられていて、瞬時涼やかな気分にさせてくれる。 鉢に貼られたポスターはほおずき市の案内だ(もう1枚)。 引佐(いなさ)の竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)で7月16(土)、17(日)に開催されるという。 ほおずき市といえば浅草浅草寺の四万六千日が有名だ。 この日に浅草寺に詣でれば、4万6千日詣でたのと同じ功徳があるとされて、夏の風物詩ともいわれる。 若い時分しばらく東京で暮らしたことのある私だが、結局浅草寺のほおずき市には行かずじまい。 いまだに一度もほおずき市をのぞいたことがない。 一度は行ってみたいものだが、引佐は遠いなあ。 もう少し近場でやってくれないものかなあ。
2011.07.12
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気づいてみれば今日は七夕。 織姫様と彦星の年に一度の逢瀬というロマンチックな伝説にはとんと縁のない私は、あまり七夕を意識したことはなかったのだが、清水で見かけた「清水七夕まつり」のポスターで、もうそんな季節なのかと気づいた。 清水駅前銀座などを中心に毎年行われる清水七夕まつりは今年で59回目を迎えるという。初日はあいにくの雨模様となってしまったが、10日の日曜日まで行われるそうなので、お時間のある方はぜひ清水にお出かけください。 清水といえば、清水駅東口多目的広場のジャカランダが今年も咲いていた(7/6撮影)。もう見頃は過ぎてしまったようだが、わずかに残った花ともよく茂った葉が気持ちのいい木陰を提供してくれている。 私も昼休みのひととき、この木陰で一服させてもらったものだ。 ジャカランダはブラジル南部原産のノウゼンカズラ科の半常緑性高木で、和名を紫雲木(シウンボク)という。 トランペット状の花が次々と咲いて、2週間から4週間ほど花が楽しめる(もう1枚)。 世界中の温暖な地域で、街路樹や庭園木として植えられているというが、日本ではまだこの花の見られる場所は多くない。 清水にお越しの際はぜひ、このジャカランダ並木もご覧いただきたいものだ。
2011.07.07
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