フットボール(サッカー)戦術研究

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2018.08.05
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J1第20節 サガン鳥栖vsセレッソ大阪の試合を観戦。1-0でサガン鳥栖の勝利。以下、試合内容をレポートします。(長文で失礼します。)

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【戦術】
サガンはディフェンスライン、中盤からのトーレス、金崎への縦パスを基点として両サイドを使いながら中盤が押し上げて攻めていく戦術。
セレッソは杉本、ヤン・ドンヒョンへの縦パスを基点としてサイドチェンジを交えながら両サイドバックと中盤が連携しながら攻めていく戦術。

【試合の流れ】
(前半)
序盤はサガンが縦パスからトーレス、金崎が基点となり、またボールを奪ってからのカウンターが有効で試合を有効に進め、15分に原川からの右CKのこぼれ球に反応した吉田の抑えの効いたミドルシュートが左ポストを直撃してインゴールになり、サガンが1-0と先制する。
セレッソは杉本、ヤンのポストプレーからの攻めが繋がらなかったが、28分にソウザのFKに木本が頭で合わせるも、権田の真正面に飛び、ゴールには至らす。
その後もサガンがトーレス、金崎を基点に優位に立ち、41分に左サイドから原川がセレッソの右ポストを狙ったグラウンダーのクロスを放つが、前線を合わず。


(後半)
セレッソが両サイドバックを積極的に上げて反撃に出て、48分に左サイドからキム・ジンヒョンからヒィードを受けた清武がいいクロスを上げるも前戦には合わず。
その後両チームとも十分にスペースを得て、打ち合いになる。
まずサガンが53分に原川からの右CKにトーレスが頭で合わせ、さらに55分に権田からのフィードにトーレスが1対1になるが、キム・ジンヒョンにセーブされてしまう。
これに対して、セレッソも山口、ソウザからの両サイドへのサイドチェンジが基点となってチャンスを作り、61分にソウザからのパスを受けた丸橋のグラウンダーのクロスにフリーの杉本のシュートがジャストミートせず、68分には清武からの左サイドのクロスに杉本が合わせるも惜しくも左ポストを外れ、77分にはまたもや清武からの左クロスにフリーの山内が合わせるも、バーを超えて得点には至らず。
後半は両チーム共に決定機がありながらディフェンスラインの頑張りもあって得点できず、サガンが1-0で逃げ切った。

【システム】
(サガン鳥栖)4-3-1-2(右から)
GK 権田
DF 小林、高橋祐、キム・ミンヒョク、吉田
アンカー 高橋秀

トップ下 高橋義
FW トーレス(91分 豊田)、金崎
(守備時は4-3-3または4-4-2)

(セレッソ大阪)4-4-2(右から)
GK キム・ジンヒョン

ボランチ 山口、ソウザ
MF 水沼(83分 高木)、清武(86 福満)
FW ヤン・ドンヒョン(70分 山内)、杉本
(守備時も4-4-2)

【まとめ】
サガンはトーレスと金崎が機能して数多くチャンスを作ったが、遅攻になると局面を打開できない場面が多い。課題は前線に至るまでのプロセスで、中盤の構成力を高めることが浮上のポイントと思われる。
セレッソは後半何度も決定機を作ったが、前半の失点が重くのしかかった。ディフェンスラインの裏を狙うなど攻撃面に工夫が見られたが、やはり決定機を逸してしまうと勝てない。





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最終更新日  2018.08.05 22:48:30


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