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Dreamily in spite of η :in spite of~=~にもかかわらず地上12メートルの松の枝での首吊り死体、マンション上層階での首吊り死体・・・不可思議な場所での首吊り自殺者の側には「ηなのに夢のよう」とのメモが残されていた―これも一連の事件と関係があるのか?真賀田四季との関係は?η(いーた)はアルファベットのH事件どうこうは相変わらず置いといてというか、今回おざなりすぎるぐらいだが、Gシリーズの転換点との呼び込みは必ずしも間違いではない仕上がり。~ネタバレあり~深川恒之 ~C大学非常勤講師。数学者・小田原長治の弟子。小田原の娘でテロリストの藤井苑子とも知り合い?(Vシリーズより)。連続首吊り事件の最初の発見者。今回の事件の黒幕?(最初の自殺者の側に絵馬を置くことで模倣するものが現れるかの実験だった?)。自身も絵馬を置いて自殺。60~70代。久慈昌山 ~研究者。30代前半。アメリカGF社医療部門の主任研究員瀬在丸紅子~科学者。沓掛の要望により、深川、籤と友にもと真賀田四季研究所を訪れる。椙田泰男 ~美術鑑定人=保呂草真鍋瞬市 ~芸大生。椙田に頼まれバイトをすることがある。阿部 ~椙田のアシスタントといわれる女性。赤柳初朗 ~探偵。親の遺産あり。コツコツと調べて回ることが好き。加部谷恵美~C大学2年生海月及介 ~同上雨宮純 ~同上。女性。加部谷の友人山吹早月 ~C大学大学院M1。N大大学院Dコースに行くのか?西之園萌絵~N大学大学院D2。紅子に会うのは今回が5回目。(家を訪ねるのは3回目)反町愛 ~萌絵の友人金子勇二 ~愛の彼氏。今回の事件後、結婚することに。建築会社社員。国枝桃子 ~C大学助教授。まだ結婚生活は続いている。犀川創平 ~N大学助教授鵜飼 ~愛知県警刑事沓掛 ~警視庁警部。公安。真賀田四季を追う。スワニィ博士~バイオテクノロジィで著名な科学者。失踪後、イタリアで死体を発見される。真賀田四季との関係も噂されていた。自殺志願者も脳にプログラミングするなど可能か?それも実験?連続自殺事件はアメリカなどでも起こっている?それにも関連が?萌絵と同じ飛行機事故で両親を亡くした萌絵の親友・反町愛の彼氏で萌絵の同期でもある金子勇二が10年前の事故について調べていた。当時使われていたネットワークシステム、チップは真賀田四季のプログラムしたものだったと言う。一部では事故ではなく、テロだと囁かれ、極秘裏の調査も行なわれているとか。萌絵の父を狙ったものだったのか?両親を殺された萌絵を実験動物のように観察する為だった?様々な憶測が飛び交い、萌絵も10年前の事件と向き合いだす。側にいる犀川の動向も気になる。紅子もこれから益々存在感を増す?椙田(保呂草)にあんなに明るいやつだったか?(演技らしい)と言われる赤柳はやっぱりあの人だと思うがどうだろう?四季の居場所はあの島(元研究所の地下)?設計段階から隠し部屋を準備していたのでは・・・という紅子の読みは当たっている。読まれるくらいだからありえないかもと思う紅子の周囲。それすら読んでいた?(裏の裏をよんでやはりあの島にいるらしい。実体があるかどうか別だが、気配は読者に示される。脳だけになってたりして・・・)気配として出て来る者達の会話にある「女王」とは、"女王シリーズ"の女王か?紅子も四季に近い。四季はやはりすごいのだろうが、あまりにすごいと思いすぎて(無意識に萎縮して)自身が思うよりも(四季に)近いということに紅子や犀川が気付かないなんてことはないだろうか。トーマ(萌絵の飼い犬)の安らかな最期には感涙。D2だが、論文を仕上げ、助手の口があると萌絵は来年度から、諏訪野と共に東京(W大)に行く決意をする。犀川と離れ、いろいろな意味で大展開を迎えた一冊でありました。国枝女史の出番が少なかったのは残念!国枝女史の目論むように山吹はN大大学院Dコースに進むだろうか?Gシリーズ φは壊れたね θは遊んでくれたよ τになるまで待って εに誓って λに歯がない λ~メモφ θ τ ε λ η をアルファベットで表記するとPH(F) TH T E L H・・・暗号になってるのでは?と思ったが、これじゃ分からんなぁ・・・
February 28, 2007
本編感想は→コチラそういや、戯言遣いは京極堂のように言葉を操り絡めとるのかと思ったが、違った。事件を起こした令嬢が島に事実上の幽閉いうのも真賀田四季のようだなぁ。~ネタバレあり~赤神イリア~鴉の濡れ羽島主人。(玲と入れ替わる) 昔、事件を起こし、勘当され、島に閉じ込められた。赤神財閥の令嬢。自分や他人を傷つけずにはいられない殺傷症候群(自動症)の最高峰と言われている精神病だった?妹を殺した?班田玲 ~屋敷のメイド長。 (イリアと入れ替わる)千賀あかり~三つ子メイド・長女。気が強い。千賀ひかり~三つ子メイド・次女。おっとり。千賀てる子~三つ子メイド・三女。イリアのボディーガード。無口。伊吹かなみ~天才・画家。 (赤音と入れ替わる)佐代野弥生~天才・料理人。絶対味覚。嗅覚もすぐれる。園山赤音 ~天才・七愚人。ER3の賢人。大統合全一学者←オールマイティと言うこと。(かなみと入れ替わり殺される)姫菜真姫 ~天才・占術師。超能力者。過去視未来視、読心術。2年後に死ぬ運命にある。玖渚友 ~天才・技術屋。サヴァン症候群?指紋すら見分ける超越した記憶力の持ち主。青色の髪。未成年。一人で階段を降りられない。本家から勘当されている。お金持ち。元サイバーテロのリーダーでもあった。白色が好き。普段は引きこもり。衛星電話を持つ。(昔起こった)事件を調べるのが趣味?彼女の髪を結うのはいーちゃんだけ。兄がいる?お風呂嫌い。逆木深夜 ~伊吹かなみの介添人。園山赤音に成り代わったかなみと共に島を去る。ぼく(語り部)~玖渚の付添い人。玖渚と同い年。いーちゃんと呼ばれるが、本名不明。中2からERプログラムに5年間在籍。現在、京都の大学に入学。「戯言だよな」が口癖。ER3で何を(専門に)学んでいたのか謎。特に対人記憶力が弱い。赤音(の振りをしたかなみだったのだが)が犯人だと突き止める。イリアと玲が入れ替わっていたことにも気付く。哀川潤 ~人類最強の請負人。女性。好戦的。かなみと赤音の入れ替わりを指摘。かなみがその前から別人と入れ替わっていた可能性にも言及。・今回の首切り殺人事件、首切り(死体)は被害者を特定しにくくする為、または入れ替えと言うのを上手く使っている。・クビキリサイクル→"首切り"と"(死体)リサイクル"がかかってる?・玖渚といーちゃん、5年前に何があったのか。死体に見慣れている。こんな事件ばかりに遭遇していたのか?殺人を犯したことがある?手遅れだったこととは?・ヒューストンのERプログラム在籍中にもいーちゃんにはいろいろあったらしい。・10年間誰ともコミュニケーションをとらず、ずっと地下に閉じ込められて育ったのは?(いーちゃんだと思うが、両方だったり?)・いーちゃんは狭い部屋が好き(落ち着く)?・玖渚の思い出の黒コート・感情を殺して生きているといういーちゃん。5年前よりも丸くなったと言うが、5年前は止まらぬ暴走をしていたのか?・玖渚の兄とは?・デジャヴの反対はジャメヴ(感覚が麻痺し、経験していることをはじめてのように感じる)・のメンバー ちぃくん~足が早いのでハンドルネーム・チーターより。クラッキングに失敗し、懲役158年をくらっている。嘘はつかない。 あっちゃん~高機能OSを作り出す なっちゃん~相変わらずらしい。 さっちゃん~大変らしい。 ひーちゃん~行方不明。 提督 ~就職した。 などなど・信じるとは=裏切られてもいいと思うこと。裏切られても後悔しない事。(いーちゃんの定義)・オッカムの剃刀~いろいろな仮定があるならば、一番シンプルなものをとれとか言う定義だったっけ???
February 28, 2007
青色サヴァンと戯言遣いこないだは漫画原作を元にした西尾作品だったので、普段はどんなかと手を伸ばす。精気に欠ける主人公×天才×孤島×殺人事件(首なし死体)王道のような設定を西尾市が料理したらこうでた!という感じ。しかも"天才"の多いこと!(笑)天才多けりゃ天災起こる…ような。これを機にシリーズ制覇を目指したいが、最寄図書館に半分くらいなく、取り寄せに。気長に待ちますか…絶海の孤島に本家から勘当され隠れ住む財閥令嬢・赤神イリア。彼女に招待されたのは"科学・絵画・料理・占術・工学"、5人の天才女性達。天才技術屋・玖渚友に同行した僕。そこで起こるは殺人事件。警察を呼ぶ気はない主人(イリア)、彼女が呼んだ最強請負人・哀川潤が来るのもまだ先。玖渚と共に捜査することに―天才技術屋の友が率いていたチームが(主に日本の)パソコンなどのネットワークを向上させた。なんだか真賀田四季を思い出した。あれは彼女一人が特化しているけれど。ちなみにサヴァン症候群(-しょうこうぐん、savant(仏語で「賢人」の意) syndrome)とは、知的障害を伴う自閉症のうち、ごく特定の分野に限って、常人には及びもつかない能力を発揮する者を指す。サヴァン症候群の共通点として、知的障害と共に異常といえるほどの驚異的な記憶力・表現力を持つことが挙げられる。彼らには「忘れる能力」が無いとされ、かなり昔から知られてはいたがその原因は未だ論議されており、正確には掴めていない。現在では脳の器質因にその原因を求める論が有力だが、自閉症者が持つ特異な認知をその原因に求める説もまた有力である。参照は→こちらからメモは→コチラ
February 28, 2007
NIGHTMARE DETECTIVE塚本晋也監督の映画の小説化FBIへ出向し、プロファイリングの勉強もした超エリート霧島慶子は自分の希望でエリート街道を捨て、捜査一課へ。関谷をはじめとするたたき上げの刑事らから煙たがられながら、若手の若宮刑事とコンビを組む慶子。慶子が遭遇したのは「0」なる人物と通話後、眠り(夢を見)ながら口では助けを求め、自らの手で自殺すると言う謎の連続事件だった。暗示による自殺誘導として「0」の居場所を探すことに。人の思考が聞こえ、また、人の夢に入る能力をもつ影沼京一は悪夢を見る人に切望されてその人の夢に入り、ほとんどが後味悪い結末を迎える体験を繰り返し、人と自分の生に絶望していた。そんな彼に捜査協力を要請する慶子。京一は拒絶。だが、おとりとして「0」と接触した若宮が「0」の手におち、今度は慶子が「0」と接触。引きずられるように京一は慶子の夢に入り「0」と対決することに―塚本監督はこれを「悪夢探偵」シリーズとして続けたいとしている。だからかこういう流れだとダークなエンディング(京一は死ぬんじゃないかと思っていた)もありだが、希望のあるラストに仕上がっている。映画がどう表現されているかも気になるが、これが連続ものとなるというのも気になる。ちなみに映画キャスト影沼京一・松田龍平霧島慶子・hitomi関谷刑事・大杉漣若宮刑事・安藤政信大石泰三・原田芳雄 (京一の依頼者)ヤツ ・塚本晋也
February 27, 2007
今回もほとんど役名覚えてないので俳優名で…第二次世界大戦の終戦直前、降伏したドイツから最後に日本に入ってきた潜水艦には魔女の意味をもつ"ローレライ"と呼ばれる高機能探知システムが搭載されていた。その艦を浅倉大尉(堤真一)から任された艦長(役所広司)。原爆を落とされた広島。第二の広島を出さないことを使命に航海に乗り出すその艦の乗り組員は「特攻はださない」とする艦長(役所広司)をはじめ彼に従う軍人(柳葉敏郎)、特攻隊・回天の一員だった(妻夫木聡)と(佐藤隆太)、ローレライシステムを知る謎の男(石黒賢)、医務官(國村準)などの寄せ集めだった。妻夫木は偶然、ローレライシステムがパウラという名の日系ドイツ人(香椎由宇)が人体実験によって得た能力であることを知る。水を媒介にして人の思念を感じ取り、敵艦の位置を正確に把握できる彼女。だが、その能力は彼女の身体に大きな負担をかけていた。心を通い合わせる二人。長崎に原爆が落とされ、石黒により堤の真の目的が「東京に第3の原爆を落とし、パウラを引き渡してアメリカに降伏する(手を組む)」ことだと知った役所ら。石黒派を倒し、堤は自殺するが、第3の原爆は着々と準備されていた。それを阻止することは出来るのか―あまりに杜撰なつくりで言葉もなく、斜め見してたので細かい所は違うかも。超能力はいいとして、もうちょっとなんかしっかりしているシステムだったらもうちょっと違ったかなぁ?初めの攻撃時にあんなに負担がかかって倒れてたのに、最後の攻撃で敵艦撃破した時に案外パウラ元気だな―とか、核爆弾つんでいる飛行機を撃破して、なんでなんともないんだろう(そこで爆破せず、海に中に沈んだってのはあまりに御都合主義では)?とか、敵艦多数の中、一艦だけでつっこんで、なんであんなに無事なんだろう?とか、切り離された妻夫木と香椎が乗る小型艇は食料も積んでなくて漂うだけなのに、何であんなに余裕なんだろう?とか、そもそも「皆で生きて帰ろう」と豪語した役所は命の危険を承知の上で香椎を酷使してるし、仕方ないとはいえ、佐藤をあっさり切り捨てるし(これもあまりに安易と言うか、お粗末な最後でかわいそうだった)、言葉だけで行動が伴ってない。堤も大儀だけぶちかましてあっさり自殺。そもそも、香椎がいることは機密事項だったのに、いつの間にか普通に艦内闊歩して乗組み員になじんでるし…何でこんな仕上がり?原作はちゃんとしているのだろうか?
February 25, 2007
藤沢周平原作×山田洋二監督作品第2弾設定や秘剣の技などは他の作品に比べ地味かもしれないけれど、思ったよりも良かった。役名忘れたので俳優名で…幕末、西洋の技術、文化が入ってきた頃―永瀬正敏演じる東北(山形)にある海坂藩の下級武士は貧しいながらも妹(田畑智子)と同僚(吉岡秀隆)の婚儀も決まり穏やかな日々を送っていた。妻亡き後、一人やもめでのんびり暮らしていた永瀬は大事に思っていた奉公人(松たか子)が嫁いだ商家で虐げられ、病に臥していることを知り、彼女を救い出し家に連れて帰る。身分違いの思いをほのかに寄せながらも周囲からの誤解を解くため、彼女を実家に戻す永瀬。そのころ、武士から農民となった田中泯演ずる男の剣術道場で永瀬と共に切磋琢磨し、江戸へ行っていた小澤征悦が謀反の咎で捕まり、海坂藩の牢へ入れられる。だが、小澤が牢を抜け出し、農家に立てこもる。彼を倒せと藩命を受けた永瀬は師・田中のもとにいき作戦を授けられる。小澤を説得出来ず、討つ永瀬。小澤の妻・高島礼子は夫を逃がすよう自分の身と引き換えに老中・緒方拳に直訴していたが、弄ばれただけで、騙されたことを知り、自分が死んだら自害せよとの夫の言いつけ通りにする。老中の悪道に怒りを覚えた永瀬は隠し剣 鬼の爪によって緒方を暗殺。武士であることに見切りをつけ、農民となる。蝦夷へ渡る決心をした永瀬は実家に帰った松を妻に迎えに行くのだった。こう書くと何だか味気ないが、情緒ある穏やかな作品に仕上がっていた。(悪い意味ではなく)…地味だけど…隠し剣も地味だが、さすが暗殺剣、一瞬でした!仕掛け人(ドラマ)だった緒方拳が暗殺剣に倒れる、というのが個人的にツボでした(笑)あと、田中泯の殺陣は重心も低く、キレイ。さすが身体のキレが違った。
February 24, 2007
MEMORANDA訳は貞奴(詩人・リライト担当)、金原瑞人・谷垣暁美(共訳)何だか最近、偶然借りた本が何かしら繋がっていたり、関連あったりするなぁ。本の中に入るとか、脳に関することとか、三部作ばかりとか、今回は作者の名前がフォードだった。(前に読んだ本の作者がFforde(英の作家)、本書がFord(米の作家))「白い果実」の続編らしい。崩壊の8年後、独裁者ビロウの策略で、クレイたちの住むコミュニティー・ウィナウに奇妙な眠り病が蔓延。治療薬を求め、アーラの緑のベールを持ち、老馬と狂犬とともにシティの廃墟に戻るクレイ。人狼に襲われた所を助けてくれたのは意識を持つ魔物・ミスリックス。ミスリックスはビロウを父と慕っていた。彼からもたらされたのは、ビロウも同じ眠り病に犯されているという衝撃の真実だった。治療薬の手がかりは崩壊が始まっているビロウのにあるという。ミスリックスの力を借りてビロウの記憶の中に潜入したクレイは、銀色に輝くの空中に浮かぶ島で暮らす不可思議な4人の人物(研究者)に出会う。なんとも幻想的な話。記憶の中にある世界。そこでの人はビロウの過去に関りのある人であったり、殺した人であったり…クレイは観相官としてビロウの手足となって働いていたが、今はその呪縛は解けている。その頃の罪の意識にさいなまれながら、許しを求めているようだ。治療薬はビロウがで洗脳に使っていた"美薬"で、眠り病から覚めたは良いが、コミュニティーの人々は狂い始めてしまう。居場所を失ったクレイはミスリックスと共に旅立つことに―…これも三部作らしい。
February 24, 2007
本編感想は→コチラスペックオプス(スペシャル・オペレーション・ネットワーク)、SOと略される=特別捜査機関。警察では扱わない、または特殊な能力を必要とする事件を扱う組織。全部で30局あるらしいのだが・・・SO-30 隣近所もめごと局SO-27 サーズデイの属する文学刑事局(リテラテックス)SO-24 アート犯罪局SO-20よりも若い組織については基本的には一切が秘密とされ、番号が若いほど機密力などが強いとされているSO-17 吸血鬼・狼人間処分局SO-12 特別時間安定局。通称、時間警備隊(クロノガード)。 SO-9 テロ対策局SO-6 国家安全保障局SO-5 捜査及び封じ込め局SO-1 内務局。スペックオプス自体の取り締まりをする。~ネタバレあり~・サーズデイ・ネクスト ~木曜日生まれ。文学刑事局ロンドン本局に勤めていたが、ヘイディーズを追い、スウィンドンの文学刑事に。36歳。元クリミア帰還兵。ドードーのピックウィック(ver1.2)を飼う。・父さん(ダッド) ~サーズデイの父。時間警備隊の元大佐。時間の中を一人で飛び回り、逃亡しながら仕事をこなす。・マイクロフト ~サーズデイの伯父。発明家。本の中へ入ることができるを発明。・ポリー ~サーズデイの伯母。マイクロフトの妻で助手を務める。ワーズワースの「水仙」に入ったまま、ヘイディーズに攫われる。・ジョフィ ~サーズディの兄。なまぐさ牧師。・ランデン・パーク=レイン~サーズデイの元恋人。作家。クリミア戦争で従軍、片足を失う。サーズデイの兄で戦死したアントンとは親友だったが、彼のミスを軍議で証言したことでサーズデイと別れる事に。・ボズウェル ~ロンドン文学刑事局のサーズデイの上司。仕事人間。・ページ・ターナー~ロンドン刑事局の先輩女捜査官。名前の意味は「読み出したら止まらない面白本」・タムワース ~ロンドンの探索及び封じ込め局(SO-5)の現場捜査館長。ヘイディーズの捜査にサーズデイをスカウト。ヘイディーズに殺される。・フィルバート・スヌード~元SO-12だったが、時空の影響を受け、急激に歳をとり、SO-5の現場捜査官に。サーズデイの元恋人だったが、ヘイディーズに殺される。・ヴィクター・アナロジー~スウィンドン文学刑事局の支局長。・ボーデン・ケーブル ~スウィンドン支局の同僚。誠実でマジメ。サーズディに淡い恋心を抱く?・フィッシャー ~著作権と現代小説の担当。・ヘムルート・バイト ~同僚。17,18世紀の散文と詩の担当。・マリンとソール ~同僚。シェイクスピア関連の全犯罪。・フォーティ兄弟 ~同僚。文章解析機の操作担当。JとGで始まるジェフ。双子。・ブラクストン・ヒックス~スペックオプスのスウィンドン地区本部長。事なかれ主義?・ストーカー ~スウィンドンのSO-17。通称スパイク。・ジャック・シット ~ゴライアス社の役員。軍事産業に生かそうとを狙い、ヘイディーズと手を組もうとする。名前の意味は「役立たず」。ちなみに、ゴライアスは旧約聖書に出てくる巨人戦士。・アシュロン・ヘイディーズ~詐欺師、強請、殺人、強盗など、あらゆる悪に手を染める稀代の悪党。普通の銃で撃たれても死なず、人の心を操ったり、幻覚を見せることもできる。英文学教授時代にサーズデイが生徒だったことも。アシュロンは「ギリシャ神話で冥界を流れる川アケロン」から、ヘイディーズは「冥界の王ハデス」から。・ミセス・ナカジマ~日本人!朗読すると本の中の世界にいける力をもつ。能力を生かして観光業(本の中に客を案内する)を営む。・ロチェスター~ジェイン・エアの登場人物。幼い頃、ナカジマ夫人の力によって本の中に入ったサーズデイと会い、ヘイディーズに襲われた彼女を助け、ジェイン・エアがヘイディーズに攫われた時にはサーズデイに助けを求め、彼女に協力する。ナカジマ夫人とは知り合い。「ジェイン・エア」は主人公・ジェインの視点で進む。そのため、彼女と交流している場面以外は他の登場人物は割と自由に動けるというのが面白い。
February 22, 2007
The Eyre Affairなんとも興味深い話。舞台は1985年のイギリス。なのだけれど、クリミア戦争がいまだ終結せず、帝政ロシアとの戦争が131年目を迎えたという世界。国は事実上、ゴライアス社なる超巨大企業に支配されており、ウェールズは共産化して独立していたりする。タイムとラベル術を駆使して過去・未来を自由に行き来するものあり、クローン技術が発達していて、様々な絶滅種(並びキメラ)がペットとして飼われている。その一方で、コンピューターはないらしく、紙媒体が重要視されていたり、飛行機がないので飛行船が飛んでいたりする世界。警察組織とは別に存在する特別捜査機関は独特で、クリミア戦争の帰還兵でもある主人公のサーズデイ・ネクストが所属するのはロンドンにあるSO-27課リテラテック(文学刑事局)。戦争で兄を失い、そのことが原因で恋人と別れたことなどを未だに引きずる彼女は36才。元SO-12クロノガード(時間警察隊)の父は歴史を正す為、時空の中を逃げ回りながら様々な質問(仕事上の、歴史上の人物などに関するもの)をしに彼女の前に現れる。普段は原稿紛失や盗作などの地味な事件を担当しているが、いくつもの顔をもつ凶悪犯アシュロン・ヘイディーズを知っていることから捜査に加わることに。周囲の音を拾うことが出来、人の心の隙につけこみ、操る力を持つ彼は「マーティン・チャズルウィット」の原稿を盗み逃亡中。参加した作戦が失敗した後、故郷スウィンドンのリテラテックになったサーズデイの前に元恋人ランデンが現れる。そんな時、彼女の変人にして天才発明家の伯父マイクロフトが彼の発明したとワーズワースの本(水仙)に入ったままの伯母と共に攫われ、また、「ジェイン・エア」の原稿も盗まれた。本の中へ入ることができ、その中のものを持ち出すことも可能な装置を狙うゴライアス社の役員ジャック・シットと彼らを誘拐したヘイディーズと三つ巴の戦いが始まる。サーズデイは伯父らを救い、「ジェイン・エア」に入り込んだヘイディーズを倒し、物語を再構築することが出来るのか?また、ランデンとの恋の行方は―冒険、過去の傷、栄光、挫折、挑戦、事件、発明、恋、駆け引き、奇妙で、甘く、残酷にしてお馬鹿と魅力盛りだくさん。音読することで物語に入れるという力(ナカジマ夫人を別とすればは虫を使って開けるが)は「魔法の声」「魔法の文字」でも描かれているが、本の中に入ったり作用したりと言うのは「はてしない物語」などもあるように定番の設定なのかも。それぞれが魅力的。現実世界の人が本に入ることで起こる影響に関しては、直筆原稿ならばすべての本に影響が。印刷されたものならばその本だけに影響があるらしい。今回は本だけでなく、クロノガードの父があちこち暗躍し、歴史の上書きも行なわれている。本筋と並行するようになされるシェークスピアの正体も、この父にかかればなんと!という面白いいい結末が待っている。続編も出ているので楽しんで読み勧めていきたい。つれづれメモは→コチラ
February 22, 2007
第一章 夜は短し歩けよ乙女春の出来事。「Sweet Blue Age」に同名短編が入っていたが、それが第一章となっている。第二章 深海魚たち夏。古本市での出来事。思いを寄せる彼女(後輩)が古本市に行くといったとの情報を聞き、古本市に赴く私。そこで出会ったのは「古書を悪辣な蒐集家の手から解放する」古本の神さまと自称する不思議な少年。ひょんなことから李白翁の売り立て会に参加することになった私。炬燵に入って火鍋をつつき、勝ち抜けば望みの本が手に入るとか。ライバルは自称天狗の樋口をはじめとした男達。その頃、"私"は幼き日のなつかしの絵本を探していた。第三章 御都合主義かく語りき秋。学園祭。なるべく彼女の目にとまる作戦、略して「ナカメ作戦」実行中の私は文化祭に参戦。事務局長が手を焼くゲリラ的に開演される偏屈王とプリンセス・ダルマの物語を聞いたり、韋駄天炬燵に入る樋口とパンツ総番長に遭遇したりしながら彼女を探す。その頃、"私"は緋鯉のぬいぐるみを背に象の尻の女性と出会い、プリンセス・ダルマとなったりもしていた。第四章 魔風邪恋風邪冬。たちの悪い風邪が流行り、皆倒れていく。寝込む私。その頃、"私"はお世話になった方々をお見舞いして回っていた。風邪の元凶は李白翁だと知り、彼の元へ。妄想と現実が融合し、とうとう私は"彼女"と新たな一歩を踏み出すことに。私と私(彼女)の視点が織り交ざって進む物語。どれもこれも妄想と御都合主義満載で人と人が繋がっていく。
February 18, 2007
魔法の声・魔法の文字の作者が贈るヴェネチアを舞台にした物語。両親亡き後、弟と引き離されるのを嫌いドイツの伯母エスターの下から逃げ出したプロスパーとボー。彼らは子供らで暮らすヴェスペ、リッチオ、モスカに助けられる。ヴェスペらも「どろぼうの神さま」を自称する少年スキピオを頼っていた。エスターがヴェネチアの探偵ヴィクトールに甥っ子探しを依頼したこと、スキピオに伯爵を名乗る男から盗みの依頼が入ったことから物語りは二転三転しだす。大人と子供の化かし合い、裏切り、どんでん返しと目がはなせない!子供時代を懐かしむ大人、だが、子供の頃は早く大人になりたかったって思っていたののでは?そんな心理を上手く描きながら、謎解き、冒険、友情、家族との葛藤、希望、魔法が交じって展開する物語に引き込まれた。―ネタバレありの登場人物紹介―*はその後廃墟となった映画館ステラで暮らしていた子ども達・プロスパー ~12歳の少年。ドイツからヴェネチアへ。弟を守る。・ボー(ボニファツィウス)~5歳。プロスパーの弟。天使のような容姿。・ヴェスペ ~ヴェスペはスズメバチの意。本名はカテリナ・グリマーニ。*兄弟らとイダの家で暮らすように。・リッチオ ~ハリネズミのような頭をしている。*モスカとカスッテロ地区の倉庫で暮らすことに。・モスカ ~釣りや工具いじりが好きらしい。*漁師の仕事を見つける。・スキピオ ~どろぼうの神様を名乗るが、実は裕福なマッシモ家の息子。映画館も父親の持ち物だった。*魔力のあるメリーゴーランドに乗り、青年となり、家を出、ヴィクトールの助手となる。・ヴィクトール・ゲッツ~探偵。エスターから依頼を受けるが、ボーに情を移し、彼らに協力する。・イダ・スパヴェント ~伯爵の依頼の品を持つ女性。孤児院にパイプを持ち、写真で生計を立てている。幻のメリーゴーランドを見るため、泥棒に入った子供らに協力する。・バルバロッサ~表向きは土産物屋を営むいけ好かない男。裏ではスキピオらの盗品を買い取ったりもする。*メリーゴーランドにより子供になってしまった彼はスキピオの策略に乗り、エルネストと名を変え、エスターの養子となることに。・伯爵(レンツォ)~スキピオに魔法のメリーゴーランドの最後のパーツの盗みを依頼。妹と共に子供に戻る。・エスター・ハルトリープ~プロスパーらの伯母。ボーの容姿に魅了されるが、自分の望むいい子ではなかったと養子にすることを断念。
February 18, 2007
魔法の声の続編。続きが読めて嬉しいし、面白くもあるのだけれども、どうも三部作の二作目と言うのは中だるみしやすい気がする。一作目の勢い、驚きも薄れるし、三作目への橋渡し的要素が強くなるから結末もパリっとしないし。この作品だけではないけど、最近、三部作って多すぎやしないか?物語の世界に戻ることを切望するホコリ指はそれを可能にする能力をもつオルフェウスを見つけ出し、望みをかなえる。だが、オルフェウスはモルトラらと手を組んでいた。そのことをホコリ指に知らせる為、ファリッドとメギーは物語の中へ。そして、モルトラ、バスタ、モー、レサも次々に物語の中へ読みいれられることに。フェノグリオとの再会、物語の世界は楽しくも、フェノグリオの想定どおりの世界ではなくなっていた。暴走を始めた物語を正そうとするフェノグリオ達だったが、物語は独自に動き、制御不能に。カプリコーン亡き後、闇の世界を支配するスネークヘッドはどんどん力を付けていた。彼らに捕まったモーとレサらをメギーは助けられるのか――以下ネタバレありの登場人物紹介―・メギー・フォルヒャルト~主人公。本好きの少女。父と同じく声に出して読むと、物語の登場人物を現実の世界へ呼び出せる魔法の力をもつ。両親と共にエリノアの家に住む。ファリッドと自分を「インクハート」に読み入れる・モルティマ・フォルヒャルト(モー・魔法舌)~メギーの父。古い本を修繕する仕事をしている。・テレサ(レサ)~物語に取り込まれカプリコーンの下女だったことも。ダリウスに現実世界に読み出された際、声を失う。・エリノア・ローレダン ~テレサの叔母。大きな家に図書室を持つ本の収集家。オルフェウスに捕らえられる。・ダリウス ~カプリコーンのもとで働かされていた。読み手の能力は不完全。エリノアの下で働く。・フェノグリオ~「闇の声」の作者。老人。と引き換えに物語の中に。・ホコリ指 ~火のショーをする曲芸師。顔に大きな傷跡がある。元の世界に帰りたがっている。・グィン ~ホコリ指と一緒にいる頭に角が生えた小動物。・ファリッド~「アラビアンナイト」の中からモーによって読み出された盗賊の少年。ホコリ指に弟子入り。・カプリコーン ~。「闇の声(インクハート)」の登場人物。人を不安にさせるのが楽しい極悪人。コッカレル、バスタ、つぶれ鼻など手下多数。だったが、前回消滅。・モルトラ(カササギ)~カプリコーンの母。・バスタ ~カプリコーン亡き後、モルトラと行動を共にする。・オルフェウス~読み手。物語から作り出した言葉を読むことで、本に読みいれることも出来る。ホコリ指、モーとレサを読み入れる。・黒王子~ナイフ投げの名人。いつもクマを連れている楽人の王。ホコリ指の親友。・カケス~フェノグリオが作り出した伝説上の盗賊(義賊)。モデルはモー。・ベーコン候 ~オンブラの城と町の支配者。・コジモ ~ベーコン候の息子。すでに他界。・ヴィオランテ~コジモの妻。スネークヘッドの娘。・ロクサンナ~ホコリ指の妻。治療師。・ブリアンナ~ホコリ指の娘。・ロザンナ ~ホコリ指の娘。・イェハン ~ロクサンナと亡くなった二番目の夫(ホコリ指が失踪中)の間に出来た息子。・シュライヒャー~角をもつもう一匹のテン。・イラクサ~治療師。モーとレサを助ける。・ミミズク~医者。ホコリ指と懇意。・ベラ ~年老いた女治療師。・スネークヘッド~最も残虐な王。・笛吹き、火狐~元カプリコーンの部下で今はスネークヘッドに仕える。
February 17, 2007
ブロードウェイの舞台で、映画にもなった「CHICAGO」の来日公演へ。1920年代のシカゴ。そこは欲望渦巻く世界だった。愛してくれるが、物足りない夫に飽き、自分を捨てようとした不倫相手を殺害したロキシー。彼女は刑務所で有能弁護士ジミーを雇い、スキャンダラスにスターダムにのし上がっていく。妹を殺害し、ショーで有名だったヴェルマもそこにはいて―真実などはどうとでもなる。話題性、事件の大きさで人は動く。扇動されやすい人々とマスコミを皮肉ってもいる舞台。映画も面白かったが、やはり観客の反応もある舞台、生の声、演奏はいい。舞台を見ると映画もかなりよい感じに仕上がっていた気がする。今回のキャストだとロキシーが映画版よりもあばずれ感たっぷり。ヴェルマは映画の方がより詳しく描かれている感じ。女性レポーターの真実が衝撃的だった。映画ではどうだったっけ?舞台ならでは、かな?この舞台、初演はコーラスラインと同時期で、コーラス~に賞や話題をすべて掻っ攫われていたことをプログラムで知る。今回のバージョンはリバイバル版。今でも十分楽しめる作品も、当時は涙を飲んでいたのだなぁ。タイミング、話題性、いつでもそれは移ろいやすく、残酷だ。
February 16, 2007
松尾スズキ監督作品芸術家肌の自称"漫画芸術家"の門(松田龍平)とコスプレオタク女子・コイノ(酒井若菜)がくりひろげる悲しくも笑えるオタクラブコメコスプレーヤ―のコイノの両親に平泉成(あれ?名前が違うかも)と大竹しのぶがいたり、ちょっとでの書店店員に市川染五郎がいたり、松尾監督自身も主要キャストで出演していたりと微妙に豪華。いろいろな意味で圧倒される。
February 16, 2007
今敏監督のオリジナルアニメホームレスのギンちゃん(声:江守徹)、同じくホームレスでオカマの花(声:梅垣)、二人と行動をともにするのは家出女子高生(おそらく)のみゆき(声:岡本綾)クリスマスの日に3人がゴミ捨て場で見つけたのは赤ん坊育てたいと言い出す花、それぞれの思いが交差しての親探しが始まった。クリスマスから大晦日までに繰り広げられる人情劇人と人が繋がり、事件が繋がり、大団円へ
February 15, 2007
往年の名画と名高き作品を観てみることに。戦時中、アフリカのフランス領となっているカサブランカ。フランス領とはいえ、ドイツ軍の進軍により、その勢力は拮抗している。アメリカ人のリチャード(リック)の経営する店には両国の軍人(政府の人間)や、カサブランカを経由してアメリカに出国(逃げ)ようとする人々が集う。リックはそんな人々を助けたり、助けられなかったりの日々。リックがパリにいた時に愛した女性・イラザがドイツの強制収容所を脱走したレジスタンスの重要メンバー・ラズロと店を訪れる。二人はアメリカへ出国を希望するが、ドイツ軍にマークされ、難しい。リックはイラザに裏切られたとの想いから一度はラズロの頼みを断るが、結局、彼らを助けることに。リックとラズロの間で揺れるイラザを演じるイングリッド・バークマンの美しいこと!戦時中で、緊迫感もあるが、どことなく人の匂いというか、人情味あふれる映画。リックはもちろんだが、最後のフランス人の署長の采配(?)が心憎い。
February 12, 2007
物語を声に出して読むことで(ランダムに)呼び出せる設定が魅力的。でも、良いことばかりではないというぴりりと辛い設定にしてある。メギーは本の修復士の父と二人暮し。母親は小さい時に遠い所に行ってしまったらしい。角の生えたテンを連れた"ホコリ指"と名乗る火の芸に長けた怪しい男の訪問があったことからメギーは父に連れられ、母親の叔母・エリノアの家に行くことに。しかし、カプリコーンと呼ばれる男に父が攫われ、助けたいと思うメギーも巻き込まれていく。メギー・フォルヒャルト~主人公。本好きの12歳の少女。モルティマ・フォルヒャルト(モー・魔法舌)~メギーの父。古い本を修繕する仕事をしている。妻・テレサは9年前にある事情で姿を消す。エリノア・ローレダン~テレサの叔母。大きな家に図書室を持つ本の収集家。ホコリ指~火のショーをする曲芸師。顔に大きな傷跡がある。グィン~ホコリ指と一緒にいる頭に角が生えた小動物。カプリコーン~人を不安にさせるのが楽しい極悪人。「闇の声(インクハート)」という本を捜し求めている。コッカレル、バスタ、つぶれ鼻など手下多数。モルトラ(カササギ)~カプリコーンの世話を焼く老婆。ダリウス~カプリコーンに連れてこられた元教師。本を読み上げていた。ファリッド~「アラビアンナイト」の中からモーによって呼び出された盗賊の少年。フェノグリオ~「闇の声」の作者。老人。レサ~カプリコーンの下女。声が出ない。~物語の中でカプリコーンに従う不死の怪物。ネタバレあり偶然、その能力を手にしたモーは「闇の声」から呼び出してしまったカプリコーンやホコリ指の変わりに妻を失う。本に取り込まれていたテレサはダリウスによって現実世界に戻ってくるが、ダリウスの能力が足りなかった為、髪はブロンドから黒髪に、声は出なくなっていた。テレサはレサと呼ばれ、カプリコーンの元で働かされていたが、ホコリ指に協力したりもしていた。モーの能力はメギーにも受け継がれており、メギーはティンカーベルなどを呼び出す。また、フェノグリオと協力し、彼の書き換えた物語を読むことでにカプリコーンを始末させ、その自体も消滅させる。だが、その反動でフェノグリオが本に取り込まれてしまう。メギー、モー、テレサはエリノアの家で一緒に住むことに。物語の中に帰れなかったホコリ指と彼を慕うファリッドはどこかへ行ってしまう。
February 10, 2007
ELDEST:INHERITANCE BOOK 2~宿命の赤き翼~ELDEST:最年長の=長男。分かりやすいタイトルだ。エラゴンの続編。反乱軍・ヴァーデンと合流、ファーザン・ドゥアーの戦いを経て(戦いの最中姿を消したマーダクの生死を心配しつつ)エルフの国へ修行に立つエラゴン。彼はエルフの王国でエルフのドラゴンライダーのもとで修行を積む。エラゴンのいたカヴァーホール村はアーガルに襲われ、カトリーナが攫われる。恋人を助け出すことを決意し、村人達も救う為、ローランは村人を率いてサーダ国を目指すことに。帝国軍に攻められたサーダ国における戦いの最中、様々な再会、新たな戦いが繰り広げられるのだった。本当に様々な物語を混ぜて新たにつむぎだされたという感じ。いろいろな要素が詰まっている。前巻でエラゴンから"祝福"を受けたエルヴァの運命が気になる。~ネタバレありの登場人物紹介~エラゴン:父を知らず、母セリーナは行方が知れない。叔父に育てられた。青き竜サフィラのドラゴンライダー。裏切り者のモーザンが持っていた赤い名剣"ザーロック"をブロムから受け継ぐ。ローラン:エラゴンの従兄。肉屋のスローンの娘カトリーナと結婚を決意。村が襲われ、村民を率いてサーダ国へ向かう。攫われたカトリーナ奪回を決意。ホースト:村の鍛冶屋。ローランらの理解者。ガートルード:村の治療師ブロム:村の語り部。エラゴンと共に旅をし、ライダーの歴史や知識、武術を教え込む老人。実は元ライダーでヴァーデン軍に協力していた。旅の途中で亡くなる。サフィラ:エラゴンが見つけた卵からかえったドラゴン。青き竜。ジョード:ブロムの昔馴染み。港町ティールムの貿易商。アンジェラ:ティールムの薬草師にして占い師。魔法ネコ・ソレムバンと暮らす。今はヴァーデン軍と行動を共にしている。歴史が動く場所にいたいらしい。・ヴァーデン軍アジハド:反乱軍ヴァーデンの指導者。ファーザン・ドゥアー峰の奥に潜む。ファーザン・ドゥアーの戦いで戦死。ナスアダ:アジハドの娘。アジハドの後を継ぎ、指導者となる。ジョーマンダー:アジハドの右腕で長老会議のメンバー。エルヴァ:赤ん坊の時にエラゴンとサフィラから祝福を受けたはずだったが、エラゴンが授けたのは(スペルミスで)実は"呪い"だったことが判明。周囲の痛みを察知し、それを引き受けてしまう運命を背負う。ナスアダを守る暗殺者になる。双子:名前はなく、魔法を操る。戦いの最中姿を消す。裏切り者でマーダクをガルバトリックスの元へ連れて行く。サーダ国での戦いでローランが倒す。・ドワーフフロスガー:ドワーフ族の王。ヴァーデン軍と手を組む。サーダ国の戦いで戦死。オリク:フロスガーの甥。エラゴンにも優しい。・エルフアーリア:ドラゴンの卵を運ぶ密使だったが、帝国の手先に襲われ、拷問を受ける。エラゴンに助けられる。イザランザディ:エルフの女王。アーリアの母。白いワタリガラスのブグデンを連れている。ルーノン:鍛冶の名工。ザーロックなどの名剣も彼女の手によるもの。オロミス:嘆きの賢者。別名オシャト・チェトウェイ。グレイダーのドラゴンライダーでエラゴンの師匠となる。グレイダー:黄金の竜。左前足が切断されている。・帝国アラゲイジアガルバトリックス:帝国アラゲイジアの王。元ライダーだったが、仲間のライダーを裏切り、はむかう者は殲滅し、王になった。マーダク:モーザンの息子。エラゴンと共に旅をしていたが、帝国側の者の手に落ちる。ソーンのドラゴンライダーとなり、ガルバトリックスに仕えることに。ソーン:赤き竜。王と手を組む闇の生物:シェイド(肉体を邪悪な霊に支配されたもの)、ラーザック、怪物アーガルなどガルバトリックスに支配されていた怪物アーガルの一部が反乱軍に寝返るという設定は面白いかも。1巻でのソレムバンの助言・武器が必要になったらの下を探すこと~その木はエルフ王国にあり。・何もかも失い、力が足りないと感じたときはへ言って自分の名を唱え、を開けること。エラゴンがアンジェラから受けた予言にあった「家族の裏切り」はモーザンの息子で、エラゴンの兄(長男)であったマーダクのこと。友人だと信じていたマーダクがガルバトリックスの手に落ち、赤きドラゴン、ソーンのライダーとしてエラゴンの前に(敵として)姿をあらわしたこと、自分も裏切り者モーザンの息子だったことが判明し、動揺するエラゴン。だが、兄と慕うローランと再会、彼との絆を強くし、ガルバトリックスとの対決をあらためて決意。予言どおり?に高貴なエルフ族の王女・アーリアに恋したエラゴン。恋の成就は難しそうに見える所もこういう物語の典型かも。
February 6, 2007
東レパンパシフィックテニスで久しぶりにヒンギスが優勝。19歳の新生・イワノビッチはパワーもあって、ヒンギスが苦手とするタイプだったのでハラハラしたが、相手の若さが出て、ミスに救われたこと、ヒンギスもベテラン勢の仲間入り、経験がものをいったことも奏して、結果は6-4,6-2のストレート勝ち。別府大分毎日マラソンは元駒大のエース、藤田敦史選手が優勝。練習のし過ぎで疲労骨折などを繰り返していたので心配したが、久々に快挙。どちらの選手も学生時代に応援していた選手なので、懐かしく、未だに現役で活躍しているので嬉しかった。
February 4, 2007
マトリックスシリーズ完結編(第3弾)がようやく地上波に登場。これでようやく私の中のマトリックスも完結(笑)~ネタバレ~前回ラストで現実世界でありながら、イメージで敵を倒したネオは昏睡状態に。プラグインしてないのにマトリックスと現実世界の間・ステーションに(意識のみ)飛んでしまったらしい。トリニティー、モーフィアス、預言者オラクルに仕える男はネオ奪回のため、"フランス人"(前回の双子の主人でもある男)に交渉に。(いつものように交渉決裂、力ずくで奪回の手はずを整える)オラクルはネオに最後の"予言"を残し、スミスの手に落ちる。現実世界に戻ったネオはザイオンを救う為、マシーンシティにトリニティと乗り込む。途中、現実世界に乗り込んできたスミスとも戦い、視力を失うが、現実世界でもスミスらはデータのように見え、事なきを得る。ザイオンは襲いくるマシーン集団と戦う。そして、ネオとスミスの最終決戦がマトリックスで始まる―予想してたようなラストなので、何の感慨も湧かないというか、一応(どんな風に決着つけたか)確認したくて観ただけとも言う。陰と陽、光と影、表と裏のような存在となったネオとスミス。マシーンシティの主がネオに「勝てるのか?」と問うたのに対して、ネオの答えは「負けない」。これが如実に現れた結末。(負けはしないが勝ちもしないということで)スミスにされたネオ。でも、光は影がなくては、存在しない。そんなわけで、ネオの存在を消去してしまったスミスは自らの存在も消してしまうことに。結局、マトリックスも、マシーンシティも、ザイオンも、ネオによって助かり、和解が成立して(と言うか、うやむやになって)終わりってな感じか?そもそも戦いのはじめを忘れ、すべてスミスのせいにしてめでたしめでたしにしたような、安易なラストはなんとも失笑。いや、それをいうなら、マシーンシティに乗り込んだネオを支えるトリニティが彼に「できるって言って、信じるから」といい、ネオは「出来る」と答える。だからこそマシーンの中に果敢に突っ込んでいくのに、ちょっとしたアクシデントで「僕はなにも出来ない!」って弱音を吐くネオ。…甘えん坊の救世主を叱咤激励、力強く支えたトリニティ…苦労だけしてあっけなく死んでしまう。何だか突っ込まずにはいられませなんだ。やはり最初から三部作と決まっていて、きっちり企画しているならまだしも、人気が出たからと二匹目のドジョウを狙う続編はどんどん期待はずれになってしまうのは仕方がないのだろうか?まぁ、そうはいっても哲学的な会話、設定などは興味深いシリーズではありました。
February 4, 2007
「あの頃」テーマにしたアンソロジー角田光代・あの八月の、結婚を控えた女性とその女友達が、大学時代のシネマ同好会の部室に忍び込み、その頃撮ったフィルムを見ながら過去を振り返る。有川浩・クジラの彼海上自衛隊勤務の彼・ハルとは合コンで知り合った。仕事の都合(潜水中、勤務地などは機密事項で知らされないなど)で連絡も取れない究極の遠距離恋愛。不安に揺れる時もある。それでも―いかにも有川氏の書くラブストーリーらしい話。それにしても、「図書館戦争」シリーズもそうだが、特殊任務設定好きなのだろうか?日向蓬・涙の匂い父親の転勤で北陸に。何処となく馴染めないが、気になる男の子がいたり、隣人の自殺などを経て生きていく私。三羽省吾・ニート・ニート・ニート会社を辞めたタカシ、いつも強引なレンチ、引きこもりになっていたキノブー。レンチによって北海道行きを命ぜられるが、逃げることをやめ、現実を見てみようかと思うタカシ。坂本司・ホテルジューシー弟妹の世話を焼くことに慣れていた私ははじめて手に入れた自由な夏休みを持て余し、友達と行く旅行資金を貯める為、沖縄の宿でバイトすることに。二件目の宿はオーナーを始め皆いい加減。私はキリキリする。桜庭一樹・辻斬りのように辻斬りのように7人の男と寝てみようと思い立つ小学校教師のわたし。森見登美彦・夜は短し歩けよ乙女先輩の結婚のお祝いの席、バーで知り合った春画を持つ東堂さん、いろんな酒席に自然に乱入し、呑み逃げする不思議な二人・羽貫と樋口、英国留学壮行会、還暦の集まり、東堂さんの借金を賭けた李白翁との「偽電気ブラン」の飲み比べ…「お酒」を飲もうと決意し、夜の京都を彷徨う"乙女"と彼女を(無自覚ながら)ストーカーのように追いまわそうとするも、ことごとくその野望を打ち砕かれる私。そして、堂々巡りであらゆる人々がつながっていたりいなかったり…「夜は短し~」のタイトルで刊行された(森見氏の)本を予約中だが、どうやら春夏秋冬の季節を巡る連続短編に仕上がっているらしい。「太陽の塔」に続くストーカー小説となるのだろうか?
February 3, 2007
TVで放映されるたび、時間があれば観てしまうジブリ映画。初めて観たときは"素材はいいのに、ラストにかけてイマイチ…"と思っていたこの作品も、何度も観るうちに「悪くない」「アカデミー賞とったのは、日本らしさやオリジナリティーが評価されたのだろうか?(まぁ、分かりやすいしな)」とか好感度が上がっている気がする。するめのように味わいが出てるのだろうか?恐るべし、宮崎駿氏!といったところか?(まぁ、どんな話か分かった上で観れば悪くない。はじめは期待が大きい分、評価も厳しくなってしまうということもあろうが。)
February 2, 2007
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