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名門と言われる老舗の出版社「千石社」に入社して2年の新見佳孝は、日本を代表する時事ネタ満載の週刊誌「週刊千石」で地道に働いていた。春の異動で入社試験のころから希望していた文芸部門「小説千石」または「ブンゲイ千石」の編集者になることを狙っていた。それなりに根回しもしていたはずなのに、新しい移動先はなぜか、ローティーン(中学生女子)向けの月刊誌「ピピン」編集部。ファンシーグッズ、フリフリ、ピンク・・・右も左もわからず、興味も全く湧かない・・・大崎氏は書店や出版社を題材にすることも多いが、今回は出版社・ローティーン雑誌の編集部がクローズアップされる。あまり関係ないのだが、同社内の週刊誌のスクープがもとで他の雑誌のクライアントとギクシャクすることがあるとさらりと書いてあったところで、「働きマン」を思い出した。その雑誌だけを見てるだけではなく、他社の同テーマ雑誌などもチェックする必要性など、気を付けなければならないところは多いのだなあ。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~そつなく普通の仕事はこなせるが、興味の湧かぬ雑誌への企画は通らず、また、意識の低さからミスを犯してしまう。挽回しようと奔走し、見回してみるとその現場で真剣に取り組むスタッフの姿が。そして、今から厳しい業界に身を置き懸命に頑張る少女モデルたち、原石含め、ピピモ〈ピピンモデル〉時に輝ける少女を選ぶオーディションを通し、本気で取り組んでこそ見えてくるものがある、まずはこの場で胸を張ってやっていこうと思うのだった。どこでも明暗分かれる世界があり、少女であっても起用するメーカー、代理店の思惑、たった一回のことでもすぐに代案、別の少女が起用されてしまう。自分のミスとともに思い知る新見(編集部内でのあだ名は「南吉くん」)。また、人気女性作家が実はピピンの愛読者で、ピピンを読んで夢をみていたこと、編集部に元ピピモがいて、関連の世界から離れられなくても、大成するのは難しい世界であることなども描かれる。新人営業部員が主人公の「平台がおまちかね」シリーズと誰かかぶることはあるのだろうか?一応、メモしとくかな…。千石社近松~週刊千石編集部員。新見の同期。年は上。柏崎~週刊千石デスク。新見の元上司。三田村~ピピン編集部編集長。只津~新見の大学サークル時代の先輩。新見の4歳上。名の知れた総合出版社勤務。春日部~同後輩。中途採用枠で景旬舎に入社。
March 19, 2012
なんと「守り人」シリーズの幻の作品が収められた作品集が出た。・炎路を行く者「蒼路の旅人」でチャグムをさらったタルシュの鷹(密偵)アラユタン・ヒュウゴが何故、自分の祖国を滅ぼした男に仕えることになったのか。彼の少年時代が描かれる。これは長い間お蔵入りになっていたらしい幻の作品らしいのだが、これを読んでから「蒼路~」「天と地の守り人」を読み返すと、当時読んでいたよりもより一層、なるべく戦いを避けようと、侵攻による国造りを変えようとするヒュウゴの行動に心が動く。当時は、ヒュウゴの背景がわかることで、読者がチャグムの気持ちに乗って読めなくなる、とのことでお蔵入りになってしまったそうだが、お蔵入りになっていたのがもったいない。でも、読めてよかった。タルシュ帝国に征服された直後のヨゴ皇国。タルシュ兵は手向かわない民には手を出すことはないが、ヨゴ帝の近衛兵〈帝の盾〉は家族もろとも襲撃された。〈帝の盾〉の父は最後の任務に付き、母と妹を守るため、隠れ住んでいたヒュウゴだったが、襲撃を受ける。火をかけられ、母と妹を助けられなかったヒュウゴはあちらの世界を見ることができるリュアンに助けられる。どん底から何とか立ち上がり、リュアンの父・ヨアルの口利きで酒場の下働きをすることに。現在時点はチャグムをさらう直前。ヒュウゴをタークにした老ターク(密偵)は、ハザール王子側[南翼]の密偵だが、秘かにラウル王子側[北翼]のヒュウゴの力になることもあるらしい。ヒュウゴははじめ[南翼]密偵だった?天と地~を読み返していて、ヒュウゴは弟への対抗心だけで動き、己の展望を持たないハザール王子ではなく、ヨゴ皇国を侵攻し、家族を殺したが、タルシュ帝国を繁栄させたいという強い願いと、行動力のあるラウル王子に賭けてみようと北翼についたとの描写があった。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~タルシュ兵はもとより、民を見捨てた国の上層部に不信感、失望感、怒りを抱きつつ、周囲と距離を保ちつつ、酒場での仕事ぶりを認めてくれる人も出てきたヒュウゴ。同僚が襲われたのを助けたことから力試しの標的になり、その後、ならず者の頭になってしまう。だが、ヨアルの言葉、リュアンの存在、また、助けた男オウル=ザンはタルシュ帝国の密偵(トーラム枝国出身者)で、権力者たちは自分たちの知らない駆け引きをしていること、ここでは見られない景色を見ないかと、密偵にならないかと持ちかけられたことから、ヒュウゴは密偵になる(タルシュ軍に入ることを)決意をする。国も民もみんな幸せにするために生きている、と思える仕事がしたかったから・・・。ハザール王子とラウル王子の枝国支配の仕方の違いも描かれている。ハザールは上層部の臣民権を与えて上層部の人心を掌握する。上層部は重税なし。ラウルはやすやすと臣民権は与えず、その税収で戦費を賄い、国の整備をする。男はハザール王子側で、ハザールの宰相は枝国出身者だから居心地は悪くないが、枝国経営を見ているとラウル側に鞍替えしてもいいと言っている。このあたりもヒュウゴは影響を受けているのだろう。・十五の我には人を殺した苦しさを抱える17歳のチャグムに気の利いたことを言ってやれなかったと悔やむバルサが思い返すのは15歳の頃のあれこれ。隊商の護衛をしているときに罠にはめられたジグロとバルサ。怪我をしたバルサを気遣い、ジグロはその間酒場の用心棒に。バルサを助けるために、身分を捨てたジグロの姿に心痛めるバルサ。働いていた店に、裏切った護衛士が現れる。戦い傷ついたバルサは一人街から離れようとするが、ジグロはバルサと共に行動する。ジグロに救われ、育てられたバルサは、チャグムにそういう温かさを伝えられただろうかと思う。チャグムがカンバル・ロタの同盟軍と共に故国に帰る直前のこと。
March 18, 2012
一鬼夜行続編。厄介な居候が百鬼夜行に帰ってから月夜に空を見上げるようになった喜蔵。どんなに邪険に扱われても、足しげく喜蔵のもとを訪れる彦次やあれ以来、なんやかんやと姿を現し小言をいう硯の精や店の付喪神たち、美貌の持ち主ながらどこか抜けている、裏の長屋に暮らし、女子どもに三味線を教える綾子、牛鍋屋で働く妹・深雪はあいかわらずだ。だが、深雪に「共に暮らそう」といまだに言い出せない喜蔵。「牛屋くま坂」で出会った、優雅な声音と物腰で女性を虜にする多門は、なぜか喜蔵を気に入り、彼を食事に誘ったり、喜蔵が営む古道具屋店に立ち寄り、なぜか付喪神の宿る品ばかり買っていく。鬼やらい(節分)の日、豆をまこうと、小春を待つのをやめようと意を決したその時、またもや空から小春が降ってきた。近頃、なぜか女性だけを狙う、臆病で、気が効く、派手な妖怪が出没しているのだという。どうも普通の妖怪ではないようだ。このあたりが管轄で、小春が現在修行し、鍛えてもらっている青鬼が、鬼やらいが苦手なため、もともとは鬼ではない小春が調査に来たのだという。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~調査に出ると、喜蔵らが出会ったことのある妖怪の多くが出没しているようだった。深雪は天狗に似た天狗の妖怪に会い、本物の天狗に助けられたという。偽妖怪は妖怪の錦絵から出現しており、描いた絵師はなんと彦次だった。彦次は多門から与えられた絵具で妖怪絵をかいていたが、自分の絵が騒動を起こしていたことを知り、彦次は絵を自ら破く。多門は元は人間らしいが、体中にある目で他人を操ることができる妖怪・百目鬼だった。多門の正体を知りつつも意地を張り、硯の精を売ってしまった喜蔵は、小春から硯の精の悲しくも数奇な過去を聞き、己のふがいなさを痛感。付喪神たちを取り戻すため、喜蔵は小春と共に「もののけ道」を通って多門の屋敷に乗り込むことに。硯の精は付喪神になっても、人間に正体がばれて封じられた道具をみて自分はひっそり正体を隠して、普通の道具として過ごそうとしていた。偶然、正体がばれてしまったことから、心を交わした病弱な若君・直澄との死別、その後であった、どこか直澄に似た不遇の少年・太助の心を救いきれなかったことから、古道具屋にひっそりもぐりこみ、道具として生きようと改めて思った。だが、硯の精の話を知った店主(喜蔵の曾祖父)が、硯の精は売り物ではないと張り紙し、店主の前に姿を現したことは一度もなかったが、それに救われたという。多門の屋敷で付喪神を取り戻すも、彼らの寿命が一部とられ、絵の具の力となってたこと、多門の力により、様々な過去を覗き見、様々なことを知る小春と喜蔵。400年前、多門は医僧で、戦場で人を喰らう百目鬼に出会い、同化したという。今回、自分より強い妖怪はいないと、妖怪と遊ぶことに飽きた多門が、人間の中で見込んだ喜蔵と遊んでいたことが判明。気まぐれで硯の精をちょこっと助けたこともある。(直澄の屋敷で)昼は心を操ることができ、夜は幻を見せることができる。彼が殺したわけではないというできぼしの目も持つ多門。硯の精に「売り物に非ず」の張り紙を張る喜蔵。何とか深雪を家に迎えることもできる。小春はまたあっという間に帰ってしまう。何とか一歩踏み出せた喜蔵、深雪も一緒に暮らすことになり、少しずつ丸くなるか?多門の屋敷からこちらに帰った時に出会い、その後、偶然店にも立ち寄った諸国を歩いて珍しいものを集めているのだという男もまた登場するだろうか?
March 17, 2012
与謝蕪村とその周囲の人々が描かれる。物語と共に俳句をよむと、すとんと入ってくる。静かに染み入る話が多い。・夜半亭有情老いらくの恋、蕪村が心を寄せた年若き小糸。彼女に似た男。男・与八は余命あとわずかで、かつて蕪村が心を寄せた同門の妻・美和と蕪村との子供だった。・春しぐれ一度嫁ぎつつ、実家の女中の嫉妬もあり、ごたごたに巻き込まれ、離縁された蕪村の娘・くのの話。・隠れ鬼罠にはめられ、身分を失った後、蕪村の弟子となった大魯の紆余曲折。・月渓の恋蕪村の内弟子だった月渓の恋の成就と結末。・雛灯り「西山物語」を書いた片歌師・建部綾足と、蕪村の家の女中となったおもとの因縁と真相。・牡丹散る蘆雪の紹介で円山応挙の弟子となった元武士と妻、心揺らした応挙と悪気はなかった蘆雪のいたずらの話。・梅の影蕪村の死。唯一の女弟子・お梅と小糸のこと。
March 16, 2012
リニューアルして、全三巻になる予定、らしい。が、まだ未完。1・暗き夢に閉ざされた街ちょっと引っ込み思案の中学一年生・魔布結祈は、行動力があり、校内の注目を集める双子の弟・香楽、高校教師をしている母・真理恵、曾祖母・カナエらと暮らしている。ある夜、禍々しい真っ赤なオーロラを見たことから邪悪な「闇の蔵人」たちとの闘いに巻き込まれていく。喋る猫(実は人間)・おゆきとカナエから、魔布家の女性に現れるしるし、時空の狩人という宿命について聞かされる。結祈を心配し、彼女の危機を察知する香楽だが、結祈は真相を話せない。関わりなく世界を分けて存在している光の住人と闇の住人、だが、闇の住人の変種が、人を襲い、人の味を覚えたという。それが闇の蔵人。闇の蔵人に闇の住人の一部も従い、人を襲う。蜘蛛御前に中学校の生徒が狙われ、結祈は否応なく闘うことに。だが、闇のにも心があると気付き、結祈の心は揺れる。光と闇の世界をある程度は自由に行き来し、両方の住人と話すことができ、闇の蔵人たちを封じることもできる力を持つ女が、魔布家に何十年に一度、生まれる。結祈の前任者がカナエだった。母は真相を知らず、だろう。女しか生まれないという魔布家に生まれた香楽がどういう存在なのかも後々明かされていくのだろう。2・時空の彼方へおゆきの過去。江戸時代。母おひさと二人で暮らすおゆき。おひさは夜の外出を固く禁じていた。ある日、怪しい男と出会った後、友達が不審な死を遂げた。おひさは何かにおびえ、逃げるように住処を転々とするようになる。仕立師として働く母の得意先である商家でも、おゆきと同年代の娘の様子がおかしく、おゆきを呼んでいるという。母の反対を押し切り、彼女のもとに行くおゆき。そこで、おひさからおゆきの特殊な出自を聞くことに。おひさは本当の母ではなく乳母・比沙子だった。おゆきは武家の娘・雪(姫)で、同じく時空の狩人の能力を持っていた母・薫子と弓の名手だった父・香矢の間に生まれた。薫子が一度は闇の蔵人を退けていたが、彼女が病死した直後、復活。父は雪を比沙子に託し、闇の蔵人の目をそらす。自身の出自に驚く彼女の前に、闇の蔵人が姿を現す。あと一歩のところで取り逃がすも、おひさの最期の叱咤を受け、おゆきは時空を超える。闇の蔵人を討つには金と銀の太刀が必要らしい。薫子は金、おゆきは銀、そして、結祈は金。
March 12, 2012
本編内容は→コチラ~ネタバレありの登場人物メモ~世良~極北市民病院院長。瀕死の地域医療でもっとも厳しい局面にたつ救急医療、 極北市民病院の現状では対応できないと受け入れず。 また、付け焼刃ではだめだと、今までの体制、地域全体にもメスを入れる。 改革の成果で市民病院は黒字になるも、効率の悪い施設(暖房など)から、 黒字倒産しそうだと、行政の問題を指摘。 だが、それでもどうしようもないのが極北市の実態。 彦根の指示もあり、(南雲のいた)極北市監察医務院閉鎖に追い込む。 ドクタージェット・トライアル(地域を超えた連携の確認)に参加。 医師としての第二のキャリアが始まった神威島で久世医師と再会、 久世が世良の動向を見守ってくれたことを知り、 また、右腕となる今中の存在を感じ、花房とよりを戻したことなどから、 一からやり直し、極北の地に根を張る決意をする。 *スリジエハートセンター構想がとん挫した後、 外科のキャリアも恋人も捨てて出奔。 久世に出会い神威島に一時身を寄せていた。今中~同外科医。世良に振り回され、極北救命救急センターへレンタル移籍。 ドクターヘリの現状、救命救急の現場を目の当たりに。 救命患者をみない世良に疑問を抱いていたが、 極北市民病院の現状では無理だったと痛感。 また、三枝事件と、救急拒否問題の中、孤軍奮闘する世良のもとに戻る。角田~同師長。速水~極北救命救急センター副センター長。超問題児の将軍だが、スタッフの信頼は厚い。 患者を呼ぶらしく、指揮をとる「将軍の日」には、 入れ替わり立ち替わり救急患者が訪れる。 ドクターヘリが初療を早めることは効果があるが、 その分、一人の救急医を奪われるとヘリには乗らず。 早く患者が来るからと東城大ではドクターヘリを切望していた。 桃倉を救うため、大月に頼み無謀なフライトに出る。 その後、越川、大月にパイロットは患者ではなく、 自分の危険を顧みず、患者のために飛ぶ、 そんな勇気のある医師と看護師のために飛んでいる、 だからこそ、無謀なフライトは出来ないのだと諭される。花房~同師長。 東城大から速水について極北に来た。当初は一緒に住んでいた。 だが、速水は患者が第一、花房は世良が忘れられずだった。 神威島で再会した世良と18年ぶりによりを戻し、極北市民病院へ。桃倉義治~同センター長。 処置が早くても、速水の無駄遣いをいさめることも。 息子・光二はプロスキーヤーを目指すも、今中の助言?を受け、 医大も目指すことに。「医学のたまご」に出てた桃倉はこの息子だっけ? 息子の試合を観に行き、雪崩に巻き込まれ大怪我を負う。 速水の独断に大月が付き合い、悪天候の中ドクターヘリが飛び、 一命を取り留める。五條郁美~同フライトナース。 極北市民病院が救急といっても軽症の患者もみないと世良にかみつくも 一蹴されたことあり。伊達~同外科医。フライトドクター。専門は脳外科。初めから救急医を目指した。 神威島の久世医師が、30年前に炭坑で落盤事故にあった父の恩人。 そのことから医師を目指す。田村~極北大学医学部付属病院第一外科から派遣された研修医。 桃倉の要請は断った過去から、水沢教授が速水の要請だから派遣したと 今中推察。大月~同パイロット。越川~同CS(コミュニケーション・スペシャリスト :地上でヘリと救急隊、管制塔との連絡を取り、指示)。 浪速大震災の時に、傷病者を搬送するというルール違反を犯して 防災ヘリを飛ばした。 その後、業界の反逆者としてバッシングなどもありパイロット生命を縮めた。 以前のバディであり、優秀なパイロットである大月と極北救命救急センター、 ひいてはドクターヘリのシステムを守るため、辞表を提出。久世~世良の恩師。神威島診療所医師。後藤継夫~「極北クレイマー」の時の極北市民病院の研修医。 極北病院を後にし、島へ来ていた。 若先生として島民に慕われる存在に。後藤梢~「同」の時の看護師。現在後藤の妻に。旧姓並木。水沢~極北大学医学部第一外科教室教授。研究至上主義の合理主義者。今中の恩師。 (医局は人が足りないうえ、あちこちの医療機関から人員派遣要請が来る、 懲罰人事で極北市民病院に派遣された今中だが、帰還命令を断っている。) 産婦人科学会理事・清川の頼みを聞き、 三枝医師の裁判の後押し(極北市の医療の現状について証言)→ 速水就任後、人員派遣要請を決意?→ →→どちらも「ひかりの剣」で剣を交えた仲、信頼からか?西野~ヒプノス社(医療機器開発会社)の製作担当エンジニア。天才技術者(IT分野)。 医療機器のプレゼンターをしていた時に知り合った世良に協力して、 ネット動画配信の記者会見を実現。 「モルフェウスの領域」に登場。大村~極北タイムス若手女性記者。垂井~朝売新聞記者。記者クラブの担当代表幹事。益村~極北市市長本田~極北市消防署長。(消防には防災ヘリがあり、) ドクターヘリ嫌いのため、極北市にドクターヘリは飛ばずだった。仲根~雪見市市長。 極北大学誘致、極北救命救急センターのバックヤードにと 個人病院(内科、外科、整形外科)の移転費用を負担し誘致したやり手。 北海道全体の救急医療を引き受ければ行政メリットも出ると、 ドクタージェット構想(ゆくゆくは移植臓器搬送のため)も立ち上げる。 桃倉は彼女が苦手らしい。ドクターヘリ:救急医の出前ドクタージェット:遠距離通院の手助け(桃倉談)実際登場しなくても、彦根の息がかかった人物、依頼を受けた人物があちこちに。トップの意向ひとつでこんなにも対応、環境などに影響が。医療裁判や、医療関係の記事、マスコミに対する海堂氏の思いが強く投影されているところも。
March 11, 2012
極北クレイマーの続編。極北クレイマーと共に朝日新聞出版刊。もう、誰がどこに出ていたか・・・。チョイ出の人でも、見覚えある名前多し。世良と今中、医師二人だけとなった極北市民病院。赤字立て直し、再生のため、院長の世良は訪問介護の拡充、人員削減、投薬抑制を掲げた。また、救急医療を一切受け亡くなった(実質不可能)極北病院に代わり、一手に救急患者を受け入れる雪見市の極北救命救急センターでは、ドクターヘリも導入されていた。救命救急復活を極北市民が望んでいるとする市に対し、世良はそれならばと人員確保を要求するも通らず。医療費不払い(積もり積もって高額に)なのに難癖をつける田村が、病院で診療を受けることを断念して帰った後、倒れ、その後死亡する。診療拒否だと窮地に立たされたはずの世良は、そんな時に極北救命救急センターに外科医・今中をレンタル移籍する。人員も配備され、勤務環境も整った雪見市の極北救急救命センター。極北市民病院との差を痛感しつつ、ドクターヘリにも登場する今中。そこには飛ばずの将軍と呼ばれる速水が副センター長としていた。医療問題、ドクターヘリ、現実にすでに起こっているであろう事態、このままだと確実に起こるであろう状態に加え、改良の一案が示されている。ドクターヘリ[ジェット]導入に伴う、医療にあわせ日本行政を区分する、実現は難しいだろうが、これからの医療を考えるとこういった無謀に見える提案も、今後本当に検討が必要になるかもと思わせる。世良、花房、速水の関係にも一応の、本当の?決着が。ネタバレ人物メモは→コチラ
March 11, 2012
16歳のおいちは江戸深川の菖蒲長屋で、医者である父・藍野松庵の仕事を手伝っている。彼女には不思議な力があり、ただの病や怪我ではない、何か背負った患者が来るのを感知したりする。ある日、苦しみ、助けてという女性の声を聞くが、長屋に患者は来なかった。そんな彼女の夢に、必死で助けを求める女性があらわれる。紙問屋香西屋に嫁いで二十年になる伯母・おうたはたびたび訪れ、亡き妹の子であるおいち、義弟・松庵を気にかけ、おせっかいを焼く。今回、おいちに縁談話を持ち込んだ。おいちはその気がないと断るが、縁談相手である生薬屋鵜野屋の直介が、20年前に松庵に命を助けられたと訪ねてくる。恩人である松庵に、仕入れ値で薬を分けてくれることになるのだが、そんな直介の後ろに夢で見た女の影が。内儀を亡くしたせいかもしれないが、幸せそうでない直介、夢の中の女が気になるおいちは、鵜野屋を訪ねる。そこで明らかになる鵜野屋で起こった事件とは。松庵は若いころ、長崎遊学経験があり、阿蘭陀流外科を学び、しかも、さる御大名の御抱医者になれるかも一歩手前という腕前、身分だったというが、何があったか町医者に。そこには何か薄暗い出来事が・・・?おいちの出自、父親は違うらしい?ので、そこがポイントか。シリーズらしいので、今後松庵の過去が明かされるかも。弥勒の月シリーズ、燦、などとは違うが、人の闇と向き合いながらも懸命なおいちシリーズも楽しみにしたい。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~肉体は救えなかったが、せめて心は・・・直介と下働きのお梅は恋仲だったが、薬種問屋の娘・お加世との縁談が持ち上がる。家のため、直介はお梅の納得のもと、お加世を迎える。だが、我がままで、しかも気の病に罹っていたお加世は、お梅が辞めてしまうかもしれないという寂しさから、自分のもとを去るのならとお梅に毒を盛り殺害。お梅を殺され、生きるのが苦しそうな直介も同じところに送ろうと毒を盛る。が、それに気づいた直介の父・直右衛門が毒の入った鉄瓶をすり替えたため、お加世は自身の毒を飲み死亡。だが、これで誰も殺さず住むと直右衛門に感謝していた。亡くなっても苦しむお加世はお梅と共においちの前に現れ、告白。お加世を殺したと苦しんでいた直右衛門に、彼女の言葉はおいちを通して伝えられる。鵜野屋で働くお絹は、お梅の実母・お徳だった。娘が若旦那にもてあそばれて殺されたと思い込まされ、復讐しようと名を変えて潜入していた。後ろで手引きしていたのは、鵜野屋乗っ取りをもくろんだ番頭・佐助だった。喧嘩傷を松庵に手当してもらった飾り職人・新吉は、おいちに惚れた模様。今回の捜査に協力してくれた髪結い床の主で、岡っ引きでもある仙五朗は、きっとこれからも登場するだろう。
March 10, 2012
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