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銀魂編13**************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************** 井上さんが肉に夢中になっている一方、こちら、翠さん。 志村家に夢中になっていた。「うわーうわーうわー!!」 日本家屋。 180度、何処を見渡しても、まぎれもない日本家屋。 元が道場であるためか、床の間には真剣が飾られていたり。 ……もちろん、生粋の江戸家屋ではなく、電化製品が鎮座まします銀魂ワールドではあるのだが。「ふふ、散らかっていて申し訳ないのですけど、ゆっくりしてね」 お妙さんはそう言って、翠さんを客間に通した。 おかまいなく、と翠さんが正座したところで、 「アレ、姉上、お客さんですか?」 と、障子の向こうから声がした。「あら、弟だわ」 お妙さんは膝を立てて障子を開けた。「新ちゃん、帰ってたの?」「や、ちょっと忘れ物が……買い物じゃなかったんですか?」「それが、ちょっとひったくりに遭ってね」「ひったくり!?」 翠さんには声しか聞こえないが、それでも弟――新八が、その時考えたことはわかった。 ――何と勇敢な引ったくりだろう、と。「真撰組に新しく入った女の子に助けてもらったのよ」「あぁ、それで少し機嫌が良いんですね~って、真撰組!?」「近藤さんじゃないわよ」「当たり前でしょうが、いつからあの人が女の子に、ってか呼んだら出てきそうで怖いんですけど!!」 会話を耳にした翠さん、思わず机の下を確認する。 (誰もいないや…ちぇっ)「新ちゃん、新しい隊士の女の子にお世話になったって言ってたわよね?」「えー、まー、お世話になったって言い方は便利なものですよね」「いいから、さっさと礼を言いなさい」「この場合、礼を言うべきかは不安ですけど…」 新八が、障子向こうから顔を出そうとする。 彼の頭に浮かべている『新しく入隊した女の子』は、つまり井上さんである。 だから翠さんは慌てた。 (やっべ、嘘がばれる…!?)「先日はどうも…ってアレ? 貴方…は…」 翠さんにおざなりに頭を下げた新八は、それを再び上げて、きょとんとした。 ぎこちなく微笑みを張り付かせる翠さん。 新八はこっそりと障子の向こうに消えた。 「…姉上、人違いじゃないですか」「あら、そう? でも真撰組の人よ」「そら、隊服来てますし」「えぇ、副長の人と一緒に見回りしてたし」「へーじゃあ決定的…って、えぇぇ!!」 お妙さんと話していた新八は、首を大きくグラインドさせた。「ひ、土方さん直属、とか…!?」 あわあわし始めた新八に、翠さんは首をふった。 (直属直属……そうです、と言いたい…!) 縦に―― (……でも、怯えられてるしなァ) そして、結局横に。「いえいえどうも、わたくし、会計方の山崎翠でっす!」「会計…あぁ、えっと、志村新八といいます」 腰低く、挨拶を交わす二人。 翠さん、万事屋関係者との遭遇に成功。「じゃあお茶でも入れてきましょうか」「えぇ! イヤ、僕が入れてきますから!!」「何、必死な顔して。それに第一貴方、待たせてるんじゃない?」「あ――」「新八ィィ! 何ちんたらやってるアル!」 玄関から届いた声に、翠さんはぴくりと耳を震わせた。 (あの語尾は…!!)
2004.12.28
銀魂編12****************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************「いい臭いがする」 ……という……沖田さん、井上さんの言葉により一行は川沿いをてくてくてくてく歩いていた。 もはや見回りが目当てではない。「この臭いはなんでしょうねぇ」「いい炭を使ってまさぁ」「たらふく食いましょうね!!」 食糧確保が目当てである。 山崎は犬並の嗅覚をみせる二人に、もはや付いて行くしかない。 口元には薄ら笑いを浮かべ、もう少しで悟りの境地に達するであろう顔つきである。「あ」 二人は同時に立ち止まった。 目の先にはもくもくと白く登る煙がある。 井上さんの目がキラーンと輝いた。 「はっけ~ん!!!」 突然のダッシュ。 それに続く沖田さん。 もう走る気力もなくそれを見守る山崎。 太い木の枝にぶらさげられているのは大きなドラム缶の片割れ。 その中では炭が赤く輝いている。 そ し て……。 鉄の串にさされた肉の塊。「肉---------------------------!!」 井上さんはそれに食らいついた。「うげっ」 それを持っていた人物は驚き、思わず手を離してしまった。 ……そりゃそうだ。 がつがつがつがつ……。 井上さんはその男の視線を意に返さず、口を動かし続ける。
2004.12.26
銀魂編11****************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************「何だ何だ?」「どうもひったくりっぽいぜ」 ざわめきの中から、そんな言葉を拾い取る。 見れば、翠さんの後方――大江戸ストアの方から、男が一人、逃走してきていた。「ちッ」 ここに真撰組がいることを知らないバカがいるらしい。 面倒事を増やしやがって――、と副長は舌打ちをした。「オイ山崎。どけ」 男は後ろを気にしながら、翠さんたちの方へ真っ直ぐ向かってきている。 それを追いかける女の悲鳴。 周りの人間は、固まってしまっている。 男は手に匕首を持っていた。「どけ。俺がしとめる」 しかし、翠さんは微動だにせず、男を見据えていた。 間に合わねェ―― 副長が鯉口を切ろうとした刹那、 がすッごすッ ――鈍い音が連続して、男が――副長の前で倒れた。 周りから上がる歓声。「……あ?」 何が起こったかさっぱりな副長。 翠さんを見れば……にっへりとして、片足を上げている。「足払いか……」 じゃあもう一つの音は――、とよくよく地面を見れば、伸びた男の頭に、下駄が刺さっていた。「すげぇな、お姉さん! あの距離で当てるたア」「あら、当然の報いよ」 近くでそんな声が聞こえ、顔を上げてみれば、どうにもひったくられた被害女性が当てたらしく―― その顔を見て、副長は胃が傷んだ。「『お妙さん』……」「え?」 副長の呟きを耳にし、翠さんはこちらに来る女性を振り返った。「助けてくれて有難う。おかげで仕留められたわ」 ふふ、と優雅に微笑み、楚々と歩いてくる。「あ、貴方がお妙さん!!」 初・真撰組以外の銀魂キャラとの遭遇に、翠さんは目を輝かせた。 後ろで副長がげっそりしているのも気付かず。「あら、どうして…って、その服、真撰組の?」「え、あ、ハイ! この度新しく入隊した山崎翠と申します! いつも局長がお世話になっております!!」 思わず敬礼した翠さんに、後ろから「最後のはお前が言うことじゃねェ!」とツッコミが入る。 しかし、なんせ、お妙さんといったら銀魂最強の名を冠する存在である。 ただでさえ局長のせいで真撰組自体が快く思われていないのだから、第一印象くらいは良くしておかねばなるまい。「そういえば……弟が新しく入った女の子に逢ったって言ってたわ。もしかして、貴方かしら?」 それは井上さんである。 翠さんは知っていたが、一拍置いて「ハイ」と答えた。(折角の好機、逃すべからず!!) お妙さんはにっこりと微笑んだ。 「弟たちがお世話になったわ。今の御礼もあるし……うちでお茶でも如何かしら?」「え? えーと…」 申し出は嬉しいが、これでも見回りの最中である。 と、副長を顧みれば、「行って来い。俺はこいつを大江戸警察に連れてく」 いつのまにか男をふんじばり、連行する準備を整えていた。「えーっ…と…」 どうしよう、と迷って再びお妙さんを顧みれば、「長居はさせないから大丈夫よ」 と微笑まれた。 翠さんは数回その応酬を繰り返した挙句、「じゃあ」とお妙さんについていくことにした。
2004.12.25
銀魂編10**************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************** 男山崎が途方にくれている頃、女山崎――翠さんは、副長の後ろについて真面目に見回りをしていた。 着物ではなく、平隊士の隊服を着用している。「……その服はどこから持ってきたんだ」 渡した記憶のない副長は訝しむ。 「退くんがくれたんですけど」「アァ!? 山崎が!? じゃあ、もしかして…」 眉がひくりと動く。「お前が持ってる大小もか」「ハイ!!」 にこにこと満面の笑みの翠さん。 嬉しそうに、『大小』――打刀と脇差に手をやる。 持ってるだけでも抑止力になるから、と山崎が貸してくれたのだ。 (山崎…帰ったら切腹だ) 副長は嫌味なほど晴れ渡る空に舌打ちした。 見回り、とはやはり、その名の通り「見回り」で、真撰組が歩いているだけで犯罪牽制になるらしい。 中でも、特に眼光の鋭い土方副長が歩けば、人並みがさっと割れる。 (モーゼちっく!) 打刀を引きずるように、翠さんは、足早な副長に必死でついていく。「今日天気いいですね副長!」「あァ」「あんま事件とかないんですね副長!」「あァ」「退屈そうですね副長!」「あァ」 ……ぷかりと煙を吐くばかりで、まるで話を聞いていない。 翠さんは試しに吹っかけてみた。「私、役に立ってますかね副長!!」「あ――ァ、って言う訳ねえだろうがボケ」 ひっかからないのはさすがだ。 しかし翠さんも負けてはいない。「ボケじゃないです、ツッコミです!」「アホか、その発言自体がボケじゃねぇか!」「わー、サッスガ!!」 ぱつぱつと手を叩く翠さんに、副長は大きく息を吐く。 大通りを歩く町人たちは、もの珍しげな視線を送っている。 威厳も何も、あったものではない。「お前、もう帰れ」「えぇ!! 何でですか、まだ出発したばっかじゃないっすか!!」 慌てて副長の横に走り寄った。「気の迷いだった。許可したことは忘れろ」「そんな!まだ何の役にも立ってませんですぜ!?」「てめぇなんぞが、見回りの役に立てるのかよ」 温かい日差しも忘れるような、きつい口調だった。 翠さんは思わず、ぐっと詰まる。「会計っつーことで、勘弁してやってんだ。じゃなきゃお前みたいな小さい女―― それが、佩刀携えて見回りだと? 足ひっぱるのが落ちじゃねえか」「それは、退くんにも言われました」「……は?」 決然とした声に、副長は言葉を止める。 翠さんは、すっと刀を差し出した。「これを受け取るときに、言われました。 何かあっても、これを抜くことなく逃げろって。 決して、副長の邪魔はしないでくれって」「――山崎が?」「でも」 腰に、刀を差しなおす。「抜きますよ、私は。必要ならいくらだって。 役に立てるかじゃない――役に立つんです、何があっても。 もし私が邪魔になるなら、その時はこれで切腹だって厭いません」「お前――」 副長は目を見張った。 翠さんは、真剣にその目を見つめ返した。 喉をごくりと鳴らす。 (…ここでボケたら、殺されるな) その時、道の向こうから悲鳴が響いた。★★★(む……) 突然、井上さんは身を起こした。 側には妙なマスクをして横たわっている沖田さん。「ぐご---------------」 と、もう一人……。「すー……すー……」 体育すわりをし、顔をひざにうずめている……。 聞こえるのは規則正しい寝息。「山崎くんっっ……!!」 ばしいっ!! 井上さんの張り手が頭に飛ぶ。 前のめりに倒れこむ山崎。 井上さんはびしいっと山崎に人差し指を突きつける。 そして大声で言った。 「見回り中に何気持ちよさそうに寝てんのよっ!!」 自分のことを棚に上げている。 それも極度に高い棚に……。 山崎は頭を抑え、半泣きである。 くちがむなしく閉開を繰り返す。 何か言い返したいがあまりの理不尽さに何も言えないといった状況か。「おっ、起こしたじゃないですか、俺!」 ようやく出た言葉はどもっていた。「そんな私が寝てたみたいな言い方しないでくれる?」 寝てました。 山崎は無言でうつむいた。 何を言っても無駄だ……と悟ったのだろう……。「なんか、いい臭いがしてさ~、目ぇ覚めたわけよ」「……自覚あったんじゃないですか……」 むなしく、こっそりため息。 そんな山崎を完全無視して、井上さんは鼻をひくひくと動かしている。(肉……牛肉の臭いがする!!) 目がぎらぎらと輝き始める。「殿、殿、高級牛肉が炭であぶられる臭いがする……!!」 ……細かい。 沖田さんはむくりと体を起こした。 山崎は思わず、目をひんむく。(俺があんなに苦労したっうのに!! そんなあっさり!?)
2004.12.24
銀魂編9****************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************「何が言いてえ!!」 まとわりつく会計方を振り払いながら、やっぱり副長はつっこんでくれた。「ちょっと警察っぽい言動で攻めてみました★」 敬礼をする翠さん。ついでに失敗したウィンクとか。 「何処がだッ! むしろ攻めれてねぇだろうがァッ!!」「つっこむ所が違いますぜ土方さん! 正しくは、『攻めるって何をだァァ!』、ですぜ!」「あっはは、総悟に駄目出しされちゃおしまいだぞぉ、トシ!」 幹部までおかしくなってきた。 平隊士たちはそそくさと逃げを打つ。 減っていく人口に気付かぬまま、論争は続いた。「だって、何事も経験じゃないっすか! 一回どんなものか体験してみて、無理っぽかったら諦めますから! お願いしますよ副長~見回りできないなんて何のために真撰組入ったんだか!」 両手をすりあわせ懇願する。 いや、何のために入ったんだよ。 てめぇ、会計だろ。 副長の脳裏には、クール(原級)・クーラー(比較級)・クーリスト(最上級)な返答が浮かぶ。 しかし、敢えてそこをつっこむのもいい加減飽きていた。「殿! 私は隊長だし、やっぱ行くべきよね!」 会計よりは正当な権限があると踏み、井上さんは手を挙げた。 沖田は焼き魚を冷静に頬張りながら、「ほれはふぇつにはまいまふぇんぜぃ」 口の中に、まだ魚が入っているのだ。 井上さんは自信満々に、副長を振り返った。「愛しい姫のためならどんな願いも叶えますぜ、ですって!」 そんなことは言ってないのは誰の目にも明らかだ。 副長はつっこみ疲れたのか、はー、と息を吐いた。「……仕方ねえ。今日だけだぞ」 半ば、というよりはほぼ自棄で、副長は許可を下した。「きゃあやっぱりつちのこも愛の前にひれ伏すのね、殿! さっ、早く二人で、見回りという名のランデブーを!!」「誰がンなこと許可したァァ! 山崎!」「はーい!!!」「…お前じゃねェ、退出しようとしてるそこの山崎!!」「は、ははは、はいッ!!!!」 そろーりと、膳を持って退散しようとしていた最後の一人、山崎は、びくりと顔を上げた。「お前、総悟とこいつに同行しろ」 副長は顎で、井上さんを示した。「ええええーッ!!!!」 双方向から抗議があがる。「そんな!せっかく手に入れた公式二人きりタイムが!!」 二人きりを邪魔された井上さんと、…青ざめた山崎から。「お、俺がですか! いや、それなら俺はむしろ翠ちゃんととか…」 完全なる最凶ボケコンビよりは、つっこみ時々ボケの翠さんの方が、害は少ないと判断したのだろう。 しかし、副長は無慈悲だった。「こっちには俺がつく。総悟たちだけじゃあ、色々不安で仕方ねェからな…」 何せ、前科がある。 いつまたどこで、騒ぎを起こすか知れない。 しかし、翠さんと山崎だけにするというのも不安である。 というより…… つちのこ呼ばわりされるのとか、 どちらの山崎、といちいち付け加えるのが嫌だっただけかもしれない。「ふふ、ふふふふふ副長! いいんですか!!」 踊りだしそうなほど喜びたがっている翠さんたちに、言う。「甘くはねぇぞ。とっとと着替えて準備しろ」 鋭く言っても、そんなことが効く二人ではないのである。★★★ てくてくてくてく……道中を歩く三つの影。「殿!! パトロールって退屈ですね!!」「そうですねぃ」「そこらへんに座って語り合いましょうよ!」「ああ、いい場所が……」 沖田さんは通りかかった川原に足を迷わせた。 緑の上にどっかり腰を下ろす。 井上さんもにこにことそれにならう。 空は青く、白雲が長く這っていた。「いい天気ですね……」 暖かい風が背の高い草を揺らす。「どうですねぃ……」 側では黄色い小さな花がなびく。 ほぼ同時だったと言う。「ぐご―――……」「ぐご―――……」 二人が寝たのは。「……お二方」 目撃者、山崎退はそう語る。 声をいくらかけても起きる気配は全くない。 ただ……。「殿~……」 井上さんは意識があるが如く、沖田さんに近寄っていったという。 しばらく待ってみた。 一向に起きる気配は無く……むしろ、寝息の浅いその姿は深く深く眠っていることをうかがわせた。 「……どうするんだ、これ……」 こっそりつぶやき、ため息ひとつ。 まぁ、無理もない。「よぉし……」 山崎は覚悟を決めた。 そろおっと手を二人の頬に伸ばす。(軽く、軽く叩くだけ……) ぎゅつと目をつむる。(すいません……!!) ――ばちこ~んっ!!! 山崎は吹っ飛ばされた。 沖田さんと井上さんの拳によって。 砂煙と、派手な音を立てながら山崎は倒れ伏した。(おっ、起きた……?!) それでも、うれしそうに顔を上げた。 が、しかし。「す―――……」 二人に変化は全く無かった。「……もう帰りたい……」 山崎は空を見上げた。 頬を冷たいものが伝っていった。
2004.12.22
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2004.12.21
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2004.12.20
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2004.12.19
****************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************銀魂編5 (プロポーズ承認!?) 翠さんの背景にベタフラッシュが走る。 沖田は、突然繰り広げられた告白(?)劇に手を止める副長に、にたりと微笑むかけた。 「そういう訳で、可愛い部下のために払って下せえ土方さん」 「アホかァァァァっ!!」 はもった。 一人は勿論、血管浮かぶ副長。 そしてもう一人、言わずとしれた翠さん。 べしぃっ、と、井上さんをはたく。 「いったぁ! 何するのよ翠さん…!」 「つっこみが本領発揮したまでじゃい! ボケ!」 重ね重ね、それはつっこみなのか…。 (そしてボケが二重の意味で「ボケ」ですな) 翠さんは憤慨して叫んだ。 「冗談じゃないわよ! 何そのふざけた理由!」 まったく持ってその通り、という顔の副長、沖田の襟首を掴もうとする。 「副長のポケットマネーから出させたら、私の将来はどうなるんだよ!!」 まったく持って…という顔をしそうになった副長、沖田の前でこける。 「オイィ!! どういう意味だそりゃあッ!!」 慌てて振り返ると、翠さんは物凄く目を輝かせていた。 「ほら、部下たちが婚姻関係になった場合、副長が独身じゃ格好がつかないでしょ★」 「だからって何で俺だよッ!!」 「山崎くんじゃ苗字が変わらなくてつまらん」 「時代に逆らってんじゃねーよ…! つーかテメ、突っ込みかと思ったらボケか! ボケなのか!!?」 副長は必死です。 うんうん、多勢(ボケ)に無勢(ツッコミ)は疲れるよね。 「じゃあ仕方ないわね~」 井上さんはその攻防を見ながら、ほう、と息を吐く。 払うのか? と周囲が目を向ければ―― 「やっぱ局長に払ってもらおうよ」 どうぞー、と両手で縛られたままの局長を示す。 「オイ! だからそれはッ!」 副長が柄を握って怒鳴り込めば、そこには―― 「…あの人ぁ、逃げやしたぜ」 切られた縄だけが残った地面に、沖田が呟く。 残るは、ボケとツッコミ、そして怒り心頭の茶屋のお姉さん―― 「いい加減払ってくれんだろうなァァァ…?」 びくり、と4人は強張る。 「……おい、山崎」 「どっちのですか?」 「状況を鑑みろや! テメェだよ山崎女」 いいからさっさと、金を払え。 そう命令され、翠さんは毅然とした態度で財布に手を掛ける――が、しかし。 「甘いですぜ土方さん。俺の給与は俺のもんです」 「あ、ほんとだ」 翠さんが持っていた財布はいつの間にか沖田の懐に収まっていてた。 「きゃー! さすが沖田さん!! まるで風!!」 「何ガキ大将みてぇなことぬかしてやがる!! お前が払えば済むんだよッ!!」 「よし、こうなったら井上の給与から」 ぎゃーぎゃーやってる四人を尻目に、パトカーを運転してきていた山崎が、きちんと払ったのでした。★★★ ……というわけで。「隊長になったみたいな、井上です!」「会計方らしい山崎でっす!」 屯所にて。 二人は、局長、副長、沖田さん、山崎くんを前に堂々と言い放った。「……おい、山崎……本当か……」 みけんに深くしわを刻んだ土方がため息をつく。 「……たいへん申し訳ないのですが……そのようです……」 顔を青くしながら頷く山崎。 土方は次に井上さんに目を向けた。「女、お前……剣は使える……よな?」 (なんだ、その期待してないが……みたいな目は!!) 井上さんは拳をにぎりしめた。 決意。 ……非常に迷惑な……。「もち、使えます」 まっすぐ、目を見て言えば嘘と疑う輩は……。「嘘だろう」 ……いた。 井上さんは密かに舌打ち。(ちっ、ひねくれた奴め)「まぁ、まぁ、トシ。お前、何とんがってんだ」 そこにのんびり割って入ったのは局長だ。「隊長格に入ろうってのに剣が使えないってのはないだろう」 そりゃそうだ。 ……普通の場合はな。「そうですよ~。ばりばぁり、使えますよ★」 局長の言葉ににっこり便乗する井上さん。 ……に対して、まだまだ渋い顔の土方さん。「常識的に考えて下さいよ、副キャプ★」「……キャプじゃねぇし……その★がむかつくんだぁぁぁ!!」 はっはっはっ……。 一向に進まない会話にキレたのはこの二人。「もう飽きましたさぁ。隊長っていうからには隊長なんですから、いいでねぇですかぃ。このワカラズヤ―――――――」「ちょっと、井上! あんたいつまで土方さんと話してんのよっ!」 沖田さんと翠さんである。 そして……「そうよ! 柔軟性がないわねぇ!! いい加減認めなさいよ!!」 やはり、便乗する井上さん。「そんなに心配なら、隊長見習いってことでもいいし!」 ……ん? 井上さんはカサカサと沖田さんに這い寄った。「沖田さんを弟子と仰ぐことも厭いません!!」 ……。 すかさず、翠さんがつっこみ。「それを言うなら師匠やろがいっ……!!」 ……。 土方さんがすっくと立ち上がった。「つっこみはそこじゃねぇぇぇ……!!」 井上さんも立ち上がる。「じゃあ、どこだってーのよっ!!」「言わなくてもわかるだろうーがっ!! なんでお前が隊長なんだ!!」「剣がめっちゃ、使えるからよ!! あんたなんかよりず~っとね!!」「ああっ?! 外に出ろや! 勝負じゃぁぁ……!!」 途端、井上さんはその場に座り込み、沖田さんの腕に自分の腕を絡める。 「逃げましょう」 こそっと親指と人差し指で輪を作る。 示すものは……「金」。「井上―――――――――――――――!!」 ばしいっ。 ……と、翠さんのつっこみ。 そして、深々と土方に頭を下げる。「謹んで入隊させて頂きます」 その様子に井上さんもしぶしぶ腕を解き、土方に向き直った。「……よろしく……」★★★
2004.12.18
****************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************銀魂編4 副長は溜息を吐いて、子機を山崎に渡す。 「総悟…あとで切腹だ」 物騒なことを、冗談でもない風に呟く。 「えーと…迎えにいきますか」 ぼけっとしている山崎をぎらりと睨み、 「仕方ねェ。天下の真撰組が、茶屋で無銭飲食なんて冗談じゃねェからなァ…?」 空気が震えそうな怒りの声。 (茶屋で無銭飲食…今の電話…これはつまり…?) ぴこぴこぴこーん(翠さんの頭に電球がともる) (イコール、私の出番!?) 「はいはいはーい!」 室を出て行こうとする二人に、翠さんは思い切り手をあげて声を掛けた。 「先生! じゃなくて副長! 判ったであります!」 戦前の学生か。 副長は眉をゆがめる。 明らかに嫌がっている。 「何だ…山崎、」 「どっちのですか?」 今度は山崎が茶々をいれた。 ごつっという鈍い音。 「…女の方だよ。何だコラ」 顔を抑える山崎に視線を寄せながら、翠さんは元気よく言った。 「会計方の出番ですよね★」 副長はまた眉をゆがめる。 「こんなことで公費を使いやしねぇよ、テメェは留守番してろ――」 「いいんですか?」 「あ?」 企みの笑顔を浮かべる。 「沖田さんたちの思惑に嵌って、ポケットマネー出しちゃっても悔しくないんですか?」 副長は、いっそう眉をゆがめた。 「何が言いてぇ」 山崎がハラハラと、二人を見比べる。 翠さんはにやりと笑った。 「手っ取り早く、食った本人らに払わせりゃいいんですよ」 副長はがしがしと頭をかく。 「そうしてぇのは当然だが、沖田ってのはそう甘い奴じゃな――」 「だから私の出番なんです」 は? きょと、とする副長の前に、翠さんは歩み寄った。 「会計方ってのは、隊士の給与も握ってますよね?」 「あァ……」 副長は頷き、そしてふっ、と笑った。 「いいだろう。ついてこい」 「ラジャ!」 山崎は、そんな二人をほーッと見ていた。 ★★★ 「待て待て待てッ!」 局長の必死の制止も聞かず、総悟と井上さんは悠々と茶屋を出た。 人質を立てておけば、怪しまれることもなく出られる。 「あの人につけといてくだせぇ」 そう言って局長を指しておけば。「さすが沖田さん♪ずるがしこいわー!」 「いやいや、提案したのは貴女じゃねぇですかい」 悪代官の如き笑みを浮かべる。 「じゃあこれからどうしますー? 本当に愛の逃避行行っちゃう?」 井上さんの本気の提案に、沖田は止まる。 「もしかしたら本当に逃避行が必要かも知れやせんねェ」 「は?」 (そ、それって!!) 井上さん勘違い。 そこに、車の走る轟音が近づいてきた。 ききーっ!! どん! 「来ちまった」 「え?」 急停止したのは、パトカー。 中に乗っていた人物が降りてくる。 それは―― 「そ・う・ごォォォ…」 血管の浮いた副長。 そして―― 「ちはーっす」 軽いノリの、着物の―― 「み、翠さぁぁん!?」 感動の再会である。「やっだぁ! ちゃっかり土方さんと一緒にいるなんてぇ!!」「そっちこそ、沖田さんと何してんのさ」 互いに背中をばしばし叩きながら笑いあう井上さん、翠さん。 そのころ、土方は爆発していた。「てめぇ! 局長置いて逃走たぁ、いい度胸してるじゃねぇか!!」「男は度胸、女は器量でさぁ」「うまいこと言ってんじゃねぇぇ……!!」 茶屋の前は大騒ぎである。 笑い合う女たち。 どなり合う……一方的に……男ども。 そこに新たな火だねが跳んできた。 文字通り跳んで……。「トシ―――――――――!! ヘルプ!!」 それは両手、両足縄で結ばれた局長であった。 兎跳びで茶屋から跳びでてきた。 それをすごい形相で追うのは茶屋の娘さん。 かわいい顔が台無しである。「てめぇ! 金払ってから兎跳びでもカエル飛びでもしくされやぁ……っ!!」「俺だって好きでしてるわけじゃねぇ……!! お嬢さん! 落ち着けぇぇ……!!」 土方は深々とため息をついた。 「おい、山崎女」「へいっ!!」 しゅぴっと土方に寄り添う翠さん。 忠犬その2だ。「沖田の給与から払ってやってくれ」「へいっ」 べしいっ……!! 翠さんの後頭部に井上さんの平手が飛んだ。 思いもしない衝撃に倒れ込む。 が、ばっと振り返り、睨み付けること鬼のごとし。「何しくさんのよぉっ!!」「ぼけ属性なのに、無理してつっこみよおっ!!」 ……つっこみ……だったのか。「沖田さんの金は私のもの! 将来、私を養うための金よ!!」 おいおいおい。 何を勝手なことを堂々と言い放ってやがる。「ねっ、沖田さん」 小首をかしげ、微笑みかける。 沖田さんは間を置かず、頷いた。「そうでさぁ。同じ隊長格同士なら生活にも余裕がでるってもんでさぁ」
2004.12.17
****************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************銀魂編3★★★「副長、副長!!」 騒がしい足音が、廊下のほうから響いてきた。 (はれ、あの声は……)「取調べ中だぞ、何だ山崎!」 副長が襖を開けて怒鳴る。 (まだ取り調べてる気なんだ…てかどうした退くん!!)「はっ、すいません! でも、局長からお電話です」「何だと? …貸せ」 恐縮そうに入ってきた山崎は、電話の子機を渡す。 携帯電話もある世界なのだから、別段不思議ではない。 副長は受け取ると、廊下に出て話し始めた。 入れ替わるように、山崎が室に入ってくる。「進んでますか? 取調べ」 メモ係の隊士に尋ねる。「進んでますよ。素性も判ったし」 「え? 素性って…結局、天人だったんですか」「いえ、どうも地球人らしい」 隊士は、ねぇ? と翠さんを見た。 どうも、翠さんが天人だろうが地球人だろうが大して興味はない様子だ。「というか、今日来る予定だった新しい会計方の人らしいです」 さらっと言う。 山崎、沈黙。「……えぇ――――!!??」「やかましい山崎黙れ! あぁ近藤さん、もう一度言ってくれ…」 副長が襖を開けてまた閉めても、山崎の口は開きっぱなしだ。 翠さんをまじまじと見る。 てへっ、と笑い返してみた。「貴方が新しい会計方…」「えぇ…はい…まぁ(私も初耳だけどさ)」「じゃあ、名前…」 にっこり。「山崎翠と申します」 当然ながら、この問いには自信満々だ。 山崎の顔が青くなる。「じゃ、じゃあ俺ら、物凄い誤認逮捕を!!」 まだ逮捕はされてないが。「すすすすすすいませんッ! あの、俺、監察方の山崎退って言いますッ、どうも、勘違いしちゃって、あの」 問答無用で乙女を引きずって連れ込んだのが、よほど気にかかったらしい。 翠さんは余裕を見せて微笑む。「いやー、いいっすよ、どうせここに来る予定だったし。 つーか山崎さん……私ら名前似てますよね!!」 (山崎にあったら言いたかったさ! いえい) 唐突な話題転換に、山崎はぽけっとしながら、「え? あぁ、そういや…そうですね、山崎退と山崎翠…」「まるで兄弟のようですな」 メモ隊士が評価する。 うんうん、翠さんは便乗して頷き、 「似た名前のよしみで、これから宜しく~♪」 さっ、と手を出すと、山崎は少し微笑んで握手を――「山崎ィ!!」 すぱん! ――握手をしようとした寸前で、襖が開いた。 眉間にしわを寄せた副長が、仁王立ち。 まさしく鬼の副長★「どっちのですかー!」 翠さん、要らぬちゃちゃを入れる。 それをぎっと睨み(ときめく翠さん)、山崎の方を向く。「今日新しく入って来るつってた隊長、何て女だった」 (隊長? 新しく入る女? …まさか)「えーと…会計方が山崎翠さん、隊長は…井上友香さんでしたっけ?」 (やっぱり―――!! つうかアイツ、隊長かよ!!) 翠さんは、ひとり百面相をしている。「でもそれがどうか…」「……町で遭遇したらしい」 そう息を吐くと、土方は子機に向かって言った。「あァ近藤さん、井上友香だとよ。合ってるか?」★★★「おう、悪いなトシ。…どうもその当人らしい」 一応、返事はしたものの、気になった局長は、こっそり茶屋の電話を借りて訊いていた。 腐っても局長である。 「真選組って女でも入れたんですね~」「や~、そうみたいだねぇ。そうそう、君の名前を思い出したよ、金八くん」「新八です」「どっちでも同じでさぁ」「ははは、そうっすよねぇ、沖田さん」「大分違います」「つっこみが一台あると会話にメリハリが出ていいわよね~」「台って僕は機械ですか」「つっこみマッシーン」「もっと使えるもんになってくれりゃあ、いいんだがな。あんこ発射機とか」「バズーカ製造機とか」 相変わらず、まったりゆったり茶をすすりながら会話を楽しんでいる4人。 先ほどの伏せ字会話より、幾分、普通の会話らしい。 「あ~、君は新しい隊長……の」 局長が頭をぼりぼり掻きながら戻ってきた。 「すいませーん、あんこ追加!!」「わしも食いたいっす~」「食えばいいじゃないですか」「金が」「ああ、金なら全部近藤さん持ちでさぁ」「あ、うちも頼むわ、それ」 局長はすかさず、懐を抑えた。 が、そこはぺったんこ。 顔色がさっと悪くなる。 局長はひとつ、息を吐いてからぽんと、沖田の方に手を置いた。 振り向く沖田。 口には団子。 「……金がない」 静まりかえる5人。 「……あ~、じゃあ、またね」「そうですね、長居しても迷惑ですし」 銀さんと新八はしゅぴっと立ち上がった。 「えっ、ちょっ……」 テイクアウトのあんこを忘れずに受け取り……「お代はあの人が」 と指してからすばらしい速さで去っていった。 沖田は局長を見上げて言った。「金がないって?」 局長は脂汗をうかべ、頷く。 井上さんは局長の服を引きながら言う。「全く?」 局長は冷や汗をかきながら、頷く。「……」 しばしの沈黙の後、井上さんはぽんと手を打った。「そろそろ、茶屋の方々の目線もきつくなってきたことだし! 私に考えが!!」★★★「……副長……。局長からまた、電話ですが……」 なんか、ひきっつた笑いを浮かべ子機を差し出すは山崎くんだ。 「……なんか……ひたすらにヘルプと叫んでいるようで……」 それを聞き、土方さんの顔が引き締まる。「貸せ!」 強引に山崎の手から子機を奪い取り、耳にあてる。 そこから聞こえるのはまさしく悲鳴。『ぎゃぁあああ……、トシ、トシ、ヘルプ!!』『うっさいわね、だまんなさいよ! 金が無いんだからしかたねぇでしょ?!』『いや、だからって、なんで君らは逃げようとするのさ!?』『誰か残ってないと、追われるからでさぁ』『きゃあ、沖田さんと愛の逃避行?!』『とりあえず、縄解いて……って、逃げるなぁぁ……!!』 ブチッ……! ツーツー……。 そこで電話は切れた。 土方さんは何とも言えない顔で山崎を見る。 顔をそむける山崎。
2004.12.16
****************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************銀魂編2★★★ ずりずりずり… 土の道路に、二本の轍。 引きずられいく、翠さんの下駄の跡だ。 (これって任意同行のはずなのにまるで護送じゃねえの) さすが、恐れられている真撰組。「すいません、自分で歩くんで、離してもらえないですかねえ」 着物の襟首をつかまれている翠さんは、ひきずっている張本人――土方副長を仰ぐ。「駄目だ」 つれない。「というか、実は天人じゃないんで…この扱いはちょっと」 ふと隣を見れば、困惑した顔の山崎。 同じ苗字のよしみで、にっこり笑ってみる。(実際は「にへら」と。) すると山崎は、驚いて目を大きく開いた。「ついた」 副長が短く告げた。 首を動かせば、目に入るは『真撰組屯所』の看板――「屯所!!!」 翠さんは目を輝かせた。 (連行されるからもしかしてと思ったけど!!)「あァ、今からとり調べさせてもらう。本当に密入国者じゃねえのか、な」 そう言って副長は、翠さんを立たせた。「入れ」 なんか冷たい…。 が、屯所に入れる喜びの方が強い。 (例え犯罪者となろうとも!!) いや、いいのかよ。 通されたのは狭い和室だった。 ここが取調室らしい。 総悟や局長がいないかと期待したが、どうも見回りに出てるらしい。 (ちい! でも、総悟に先に会ったら井上に殺されるな…つうか、そういや井上は!?) いつも一緒に飛んでいた井上さんのことをようやく思い出す。 (まさか……いや、有り得るな)「取調べを始める」 声がして、襖が開いた。 副長自ら――という訳にはいかないらしい。見知らぬ隊士だった。 しかし、その後ろに、ついているのは副長である。隊士の話も聞かず、翠さんは彼に見入っていた。 黒く短く跳ねた髪…一文字に結ばれた唇に、銜え煙草。 かっちりと隊長服を着込み、腕を組んでいる。 そして、漫画で読んだとおり――瞳孔が開いてるのではないかと勘繰りたくなるような、鋭い目つき。 ……きゅーん。 翠さんはときめきを隠せず、うつむいた。 (やっべ。まじで副長だ!副長だー!!) 何を今更。「えー、じゃあ聞きますが」と、隊士が始める。「貴方は天人なんですか?」 核心的な質問に、それでも翠さんはうつむいている。「……天人、と」 隊士が取り調べ帳に書き加える。「じゃあ次に、ちゃんとビザは……」「は? ああビザ…持ってない(だって必要ないし)」 隊士はふむふむ頷く。「密入国、と」 翠さん、話も聞かず、副長を見る。 副長、じっと見つめ返す。 翠さんときめく。 副長、ふうと息を吐く。 翠さん、更にときめく。 副長、面倒そうに口を開く。「入国管理局にしょっぴいてけ」 翠さん、更にときめ…かない。「ええ!? 知らぬ間に何故!! 人の話聞いてました!!??」 無茶な言い分である。「聞いてねえのはそっちだろうが」「いや、私は副長を見てただけ…て何言わせてるんですかーやだもう!」「ああ!? てめえで勝手に言ったんだろうがァ!」 的確な突っ込みである。「じゃあ密入国の天人ではない、と?」 見かねた隊士が取り持つ。翠さんは威張った。「あたぼうよ! 生まれも育ちも生粋の日本人!」「空から降ってきといてか」 副長が煙を吐く。「いや、そんな人たくさんいるでしょう?」 銀魂だし…「たくさんいてたまるか! お前日本人を何だと思ってんだ」「えー? もうしょうがないなあ…どうやったら証明になります? 生まれは西国で、名前は山崎 翠と申しますが」 しょうがねえのはお前だ、という顔の副長が、ぴたりと止まる。「山崎翠…?」「ええはい。どうか?」 こっちの山崎と同じ苗字だからか…と思っていると。 隊士がのんびり言った。「そういや今日、そんな名前の会計方の人が来るっていってましたねえ」 ……はい? 思わず副長を見やれば、彼は物凄ッく嫌そうな顔をした。 ★★★ とある茶屋。 だんごをがつつきながら……。 それでも動く舌。 伏せ字伏せ字伏せ字の嵐。 客たちの白い目も気にしない。「でさ~、その時○○○が○○したらしくって」「あ~、よくありますいぜぃ、そういうこと。×××も入ったりして……」「俺もな~……」 すっかりうちとけた感じの井上さん、沖田さん、局長であった。 まったりゆったり……。 青い空でも見上げながら……。「あれまぁ、あんたらこんな所で何してくさるの」 手に持っているのは大量のあんこの入ったうつわ。 あっちこっちはねた銀の髪。「あ―――――――――――――――!! 銀魂に主人公はってる銀さんじゃないの!!」 一時、間。 銀さんは井上さんを凝視しながら言った。「真っ昼間から……やるなぁ」 ……あ~あ。 こうして、銀さんも加えての伏せ字談義が始まろうとした時だった。「銀さん! あんた、またそんな大量のあんこ買ってからに!!」 黒縁メガネの黒頭。 「……」 咄嗟に名前が出てこない井上さん。 とりあえず、観察。 と、目があった。「新しい隊長さんですか」 ……確かに。 井上さんが着ているものは真選組の隊服。 しかも、沖田さんや局長と同じ隊長服ではあるが……。 皆の視線がつきささる。 井上さんはためらわなかった。「うん」 大きく頷く。 「ふ~ん」 とは、銀さんと沖田さんの言葉。 局長は少し上を向き、考えたようだが、「ふ~ん」と同じく呟いた。「そうなんだぁ……」 誰も何も言わない。 にっちゃにっちゃとは銀さんがあんこをかき回す音だけが目立つ。 黒頭の目がかあっと見開いた。「って、知らんのかぁぁぁぁ……いっ!!」 この世界にきて……初めての……つっこみであった。
2004.12.15
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2004.12.14
今日から、丼とドリの二人で、リレー小説・銀魂世界バージョンを連載いたします。 初回はリレー小説の説明ということで… 説明ページ↓リレー小説説明 という感じの小説です。 リレーなので一体どういう方向へ向かうかは神のみぞ知る、という感じ(笑) 本編は明日からスタートする予定です。
2004.12.13
……というコバルト文庫を今読んでいる。 図書館でたまたま手に取った作品だが、おもしろいのでは? (まだ読み終わっていないが) 著者はさくまゆうこさん。 他にどんな作品があるのか気になっているところ。 特殊で閉鎖的で人より高見にある学校を退校させられ、下々の学校に通うことになった元天才スイマーの話。 主人公の思考回路が、彼にとっちゃあ普通なんだろうけど、おかしくて! その彼と一般学校の生徒との交流話? 友情物語は大好きだなぁ。 ラストが楽しみ。 今日は英語とかドイゴとかしなきゃね。 考えるだけでも沈む。 りじょんに分家ができそうです。 目下、準備中です。 か? 以上、どんでした。 ドリです。 分家の開店準備に奔走中。 長野まゆみの猫道楽を読みました。 …まさかここまで直接的だとは… 何だかね。 一応免疫があるにしてもびびった(笑) 漢字が綺麗。 まるでアイルランドの文字の装飾性を引き継いでいるかのよう… (わりと適当です) 梓くんの言葉遣いが好きだった。 ちょっとせっぱつまってます。 今日はいよいよ大河の最終回。 泣く。 死ぬ気で泣く。 心臓が破裂して息が詰まる。 昨日のスマステがそうだった!(笑) ではではー
2004.12.12
桃栗みかんさんの頃から好きでした! 絵が艶っぽくてきれいな細い線の! 突然、ジャンプにいらしたのでびびりました。 王道のラブコメ……。 『アイズ』より、コメディチック! 『アイズ』より、ときめき度は下がるような! (……ときめいていいのか) だめな感じなのにモテてしまう男子高校生の恋愛物語。 しかし、『アイズ』にしろ『いちご100%』にしろ、主人公がかっこよく見えてしまう。 不思議。 金八先生、たかしとしゅう。 千と千尋、黒髪おかっぱ。 キノの旅、読み終わりました。 シズは結局そうなるんですか。 以上、丼でした。 ドリです。 この前書くのを忘れていたブリーチの新刊の感想を… 好きなキャラがごろごろ出てきてときめいた。 個人的に、雨竜が活躍してて…! 強くなったんだね雨竜。 お姉ちゃんは嬉しいよ(ダレ) 滅却師としての能力がなくなるとか… じゃもう戦えないってことなんすかね。 え、どうするのこれからの戦い。 そして織姫…を保護(?)した剣八が! うわー格好良い再登場の仕方! 味方になるんですかね! 一角も好きだな~やちるも好き。 そこに織姫が加わると道中面白そう… それから日番谷くん。 桃ちゃんと幼馴染なのだね。 いつのまにか偉くなったのだね(笑) そしてイヅル…なぜ彼が表紙なのか悩むところだが他に目ぼしいメインがいなかったということか…? あんな人だとは…。 隊長さんたちの中には、色々と複雑に人間関係があって。 乱菊さんと市丸とかね。 収集がつくのかしら(笑) 番外編が一番好きだったかも。 何故「-17」なのか…17年前とか? この三人が仲良かったってのがちょっと意外だった。 そして、檜佐木君…!! ちょっと気になってたけど、格好良いなあ君! 顔とかたまらなく好みですようわあ! 助けに来る隊長さんたちがね… 何か、山南さんと土方さんみたいに見えた。 藍染さんと市丸が。 いや、でも市丸が土方さんタイプだとは思わないけど、全然。 いい所で終わってるので… でもこの次の話は、本誌で読んでいたり(笑) やはり学校からです。 今日はテストです。 諸事情により、全然勉強してない。 というか、一週間で、12日分くらい減ったガソリンの方が気になる… いつもより高かったのに!! ソーラーカープリーズ! ではではー
2004.12.11
見たのは少し前なのに、まだまだハウル熱に犯されているようでございます。 王子! パーフェクト王子!? 木村拓哉さんの声もキムタクとは思えない程、ぴったしだったと! 料理をする時の手つきがすばらしい! 片手割り! 「掃除婦さん?」 だなんてのぞきこまれたら……まぁまぁ。 もう一回見たいですわな。 あのときめきをもう一度! 空中散歩! はらはらしたよ、あらゆる意味で! 続編希望! 大希望! ソフィーがなぜ、若くなったり、老いたりするのかと思っていたが、あれはソフィーの卑屈な心の現れだったとかなかったとか……。 ラストまで世界にどっぷり。 よっしゃ(?) 多少カブが蛇足っぽかったぜ。 かかしラブ。 昨日は黒革の手帖の最終回だったんです。 せつない逃亡人生? 今日は千と千尋がありますね! きっと見ないとか言いつつ見るんだろうか。 (聞くなよ) 結局見ました。 (金八先生と平行して) 白とハウルの髪型がかぶる。 (おかっぱですから) しかし、ときめき度はハウルのが上なのは不思議だ! あういう世界観は本当にすごいですわ。 今日は英語の中間テストですよ。 まぁ、簡単なものらしいですが、油断は禁物。 勉強をしましょう、な? (自分を説得) 実際、簡単でした! くそう、損した気分。 今日は金八先生だ~い。 たかしが活躍してくれるとうれしい。 しゅうくんのあの高い声は重宝すべきですよ! 見終わり……。 たかしとしゅうは3Bのヒロインですか? 二人ともモテてよい。 むしろ、二人の並び姿、からみ姿が青春チックでよい。 伸太郎もいい奴! オレオレ詐欺→振り込め詐欺。 とことんわかりやすいですね! 以上、丼でした。 ドリです。 先日、ようやくハウルを見れましたv 相方に「初っ端から飛ばすよ」と言われ緊張。 そして(大変王道な展開で)ハウル登場…! うわぁ! キムタクの声とは思えぬ! 紳士で格好良いなおい! つーか声素敵! そして紳士でファーストサイトは終わり… 初めて家に行ったとき。 ハウルが家に入ってくるところでドキドキ。 そして、ソフィーを追い出すのかと思いきや。 うわー普通に歓迎?してますよ。 料理とか…卵取ってって言ってるところとか。 カルシファーに殻あげてるのとか。 皿に盛ってる所とか、大変紳士だね。 机の呪いを消すところもね。 と思っていたら、まぁ「弱虫泣き虫」とは知ってましたが、紳士なの此処までか(笑) そういうギャップもいいが。 個人的には、もっと弱虫泣き虫にしてもよいのでは、と(笑) 何気にどこも割りと勇敢ですよ、この人。 ソフィーも大好き。むしろソフィーがすき。 雨の中叫ぶところで涙。 って、ここはフォローに来るところだろハウル(笑) カブもカルシファーもマルクルも大好きだ。 最後、皆が家族!ってのがとても良かった。 まぁ、不満も色々あるんですが。 疑問も飲み込めないところもたくさんあったし; 「愛してる」って感じるのが早いかなぁとか。 戦争よりも、そういうささやかな所を増やして欲しかった~ いっそラブロマでいいっすよ…(笑) カブの呪いとか、むちゃくちゃベタな! どこが複雑!? と友達に言ったら、「好きな人にキスされる、という道のりが複雑なんだよ…」と。 なるほど(笑) ハウルの、「やっと守るものを見つけた」って台詞でじーんときました。 もっとこの人たちを見ていたいなぁ~。 今日は、友達にコートの裾にオロナミンCをこぼされました。 それを脱いで、希望のゼミの先生の下へ。 ドイツ民俗学がしたいとだけは訴えた… 緊張して言葉って出ないものですなー これからバイトです。 生徒のテストが帰ってくるのでハラハラです。 つーか、明日は私がテストだよ。 それではー
2004.12.10
思いつき買い。 パラパラ見て見で絵がきれいだったのでv 読みにくかったが、おもしろかった! ゲームをやってみたいですわ。 韓国人クリスチャンに声をかけられた昨日。 そのおかげで、今日の夢でクリスチャンに修行に行く男と婚約しちまいました。 1年間待ってくれと……。 影響されやすいぜ。 以上、どんでした。 ドリです。 まだ何も読んでないので、ひっそり更新(笑) 読みたい本はあるんですがね! 「風光る」の3巻以降とか! ちょうど今日、返却しに図書館行くので、借りられたら良いなあv あと、「ミモザでサラダ」とか。 昨日、「小林君」を読んでたら最後に広告があって… それを見たら読みたくなりました~ 連載で面白い人の短編は、やっぱり面白いですからv 昨日はハウルを見に行きました。 相方と少し語り。 料理シーンが素敵だった。 見るところが同じだ(笑) ゼミ訪問を、明日しようか悩み。 非常勤控え室だからなあ; 授業行きます。
2004.12.09
やっと買えました。 朝買って、まだ半分しか読んでないのですが; 今回は、「恋愛シャッフル編」ということでv こずえちゃんと東谷がサブメインなんですよ! 体育祭の頃から、このコンビが好きだったので嬉しいです~♪ 森生先生有難う(笑) こずえちゃんが可愛い…そして東谷が格好良い(笑) いいですね…初々しくて…ときめきがあって…(しみじみ) シャッフル編なので、吹雪&健吾やあげは&燕先生もあったり。 新キャラも登場したり。 そしていつのまにやら3年生だそうで…! 向日葵高校の諸君は、進級しないのかなと踏んでいたのに(笑) でも進路の話とか、卒業とかは、学園ドラマにはかかせないですしね~ 文化祭の話もあるのです♪ 文化祭とか体育祭とかの話が大好きなので楽しみv 今日も夜明け前登校。 暗くて霧まみれの朝って… いよいよ「ハウル」を観に行きますv 相方がお勧めしているので、むちゃくちゃ楽しみです~ それでは、ドリでした~ 人に勧めても、絵が濃いとか言って読んでは頂けない……。 非常におもしろいと思うのだが。 迫力のある絵! ひねられた話! え~っと……。 「アメンオサのオデマシだ!」 1巻を読んだ時はこの言葉」が頭の中でリフレインしまくるという重症っぷりでしたが。 今ではおさまり、普通のテンションで読めます。 今回はまた、戦闘シーンが最高。 人の思いがうまく書かれていて好き。 映画化もなさるそうで、かなり、戦闘シーンがかっこいいんだろうなと期待。 昨日はドイ語の勉強をするといいつつ、寝てすいませんでした。 (土下座) 最近、寝過ぎだなって自分でも反省しております。 いえ、今日こそは! 今日こそは! 必ずや、達成してますゆえ! どうか、これからもお見捨てなきよう……。 (誰に言っているのか) 以上、丼でした・
2004.12.08
再び、この漫画の感想でも。 相方も買ったそうですし。 昨日の+……。 はぁはぁ三兄弟がブロックの練習をしているコマが、どうもリボーンとかぶる(笑) セナがツナ。 三兄弟が山本と獄寺くん……。 おかしいなぁ。 寒いです。 しこたま寒いです。 どうしてこうも寒いのでしょう。 今日は好奇心からジャガイモ一個をまるまるピューラーでそいでみた。 できた山盛りじゃがをどうしていいか、わからず、鍋にいれて煮てみた。 不思議な触感。 以上、丼でした。 ドリです。 はい。買いました。 電車の中で読みました。 物凄いヤバカッタ。怪しい人でした(笑) 噴出すし涙目だし(一応一人席だったが) あーもう、アイシーの面白さが再び胸中に蘇ったというか! 大好きもう!最高面白いvv やっぱスポーツ漫画はいいな!と思いました。 色々特殊だけど、結構王道、というか骨太なスポーツものの典型を踏んでる気がする。 ヒルマ~雪さん~高見~ルイさん~3兄弟~ が、今巻の注目★ ヒルマはもう…始業式から、彼らしい! 何、その専用椅子(笑) シリアスなシーンも、全部、ヒルマらしくて。 あえてまもりさんとのシーンはスルーで… 何、この一歩間違えばカップルになりそうな!! テレビのシーンとかも良かったですが、円陣組むところがベストヒット。 「全員で必ず行く」ってのが!!! 「全員」ってのがね…うん。 そして、今迄で一番あの掛け声が効果的だったと思う。 みんなの心が一つになったなぁと。 雪さん、聞いてはいましたが…うん。やっぱ残念だった。 でもきっと、ヒルマの捨て台詞は絶対、彼を見捨ててのことではないと思う。 遣う気があるからの台詞じゃないかなぁと。 いつか頭脳を活かしたプレー、期待してまっせ! 高見はね…もう、こういう人たまらない。 努力家がすきなので。 超高層パス、早く見せてほしい★ ルイさんもひそかに好き。 バイク飛ばしてる姿が素敵だなァ~ 「試合でな」って所の顔が!! 3兄弟は、ブロックを机でしてるところが。 「な、セナ」って戸叶の台詞が… 今更ながら、仲間なんだなぁと実感。 黒木も格好よかったし! 次巻がますます楽しみだー!! 今日は中国古典が当ります。 なのにネットをしてるのは何故だろう(苦笑) ではではー
2004.12.07
色々ありました。 朝から、2月にある劇のチケット買いに慌てる。 ローソンもチケットぴあもつながらないという… 大英断で、S席を買う気でいたのに… 結局、友人が劇場で二時間待って、B席を手に入れてくれました。 感涙です。一緒に行く立場として、頭が上がらない。 しかし、実はB席、他学部の教授がゼミでいくとかで、団体割引がきく話を持ってこられていた。 でもS席で見たかったので、断ったんですが。 結局、それに乗ってた方が確実だし、席も離れないで済むし、安く済んだんだよな; 舐めてました。地方公演を。 …だも、そのS席の券が、既にヤフオクで出てると… 何か、チケット取れて嬉しかったがムカつきました。 哀しかったのは、昨日の大河。 もう…飯もトイレも我慢して、見入っていた。 後半はずっと指に爪を立て… 次回予告で涙腺崩壊。犬の散歩行きながら泣いてた(笑) もうお別れなんてイヤだー処刑なんて! もう歳さんに会えないなんていやだー! 見終わってトイレに行くとき、大河のせいかトイレのせいか正座のせいか、脚が震えてました(苦笑) 恐ろしかったのは、一昨日から送られてくる文字化けメール。 携帯からだったり、ホットメールからだったりばらばらで。 これがウィルスメールってやつなんですかね。 でも何で急にこんなに来る様になったのか; しかも最初携帯からって!意味がわかりません… 恐ろしい。がたがたしてますよ。 今日はバイトがないので、BJが見れる。 では、ドリでした。 今一番欲しいものを聞かれたら間違いなく「睡眠」と答えるだろう。 正確には「とことん眠っても許される時間」が欲しいです。 夢の中でハウルに会いたい。 空中散歩したい。 というわけで(あんまり前文とのつながりはないが)今日はドイ語の中間テストなわけです。 もう今日までに何回「ドイ語め」とつぶやいたことか。 テストについての悪口、暴言、いくらでも浮かんできますわ。 傘を盗まれ、混乱の中、盗ってきた緑の傘が気にくわなかったら、友人が変えてくれた。 ……ピンクの傘に……。 緑といい勝負な気がしいたが、ありがたいこっだ。 昨日は新撰組を見た。 後半から泣いてました。 次回予告でこわれました。 ぼろ泣きです。 刀を振るうハジメさん。 床に伏す総ちゃん。 せっぱ詰まった様子の土方さん。 あああああああ、頭が一杯一杯なんですよ! 以上、丼。
2004.12.06
『アイシールド21』『ブリーチ』購入! 『アイシールド21』……雪光さんのレギュラー落ちで泣き、桜庭くんと高見くんの友情に泣いた巻でしたv 青春っていいっすね。 ヒル魔について語らせて頂ければ…… まもりに呼び止められたコマのヒル魔。 テレビのサイドを見て驚くヒル魔。 この2箇所が素敵でした。 セナもいい父親を持ったなぁ。 うらやましいよ、全く。 秀馬さん……うん、今まで目立ってなかったけど、さすがセナのお父さん。 セナと言えばツナ。 どうも、リボーンとかぶってしまう。 か、髪型とか? 『ブリーチ』……日番谷くん万歳! 雛森さん、落ち着いて。 『恋愛カタログ』……笹錦さんに共感&笑ってしまった。 この漫画を読むと無性に何かしたくなる。 髪をどうにかしたくなったり……。 よいなぁ、青春だなぁ。 (そればっかり) 12月29発売予定こJC……『銀魂』『リボーン』『D-Grayman』……年末に本屋に行けるかしら。 しかし、この三冊は早めに手に入れないと! 品切れとかになられたら困る!! 傘を盗まれた。 朝からふっていたろうに、雨は!! ビニール傘だからって盗んでいいわけちゃうねん!! 以上、丼でしたv ドリです。 私は今日は、アイシールドの既刊とこれ。 服部しゅん『スタアとデート』。 ずっと以前から(デビューまもなくから)好きだったこの方の初コミックスvv だいぶ前に手に入れたんだが、しょっちゅう読み直している。 大好きだ~!! 特に男の子。 特にその横顔。 たまらなく好みです(笑) KEI(表題作)も良いし、潤くん(『ドロップ』)もいいんですが… 個人的に一番好きなのは早乙女くんvv(『ナルシス小町』) 古典部で、百人一首好きで、好きなタイプは「小式部内侍」(笑) 女の子で一番好きなのは、和華だろうか。 いや、皆好きです。皆かわいいvv さらはジャンプ読者だし★ 早く次のコミックスでないかなー♪ こちらは全然、新刊出てません。 明日出る予定ですが、明日は外出不可なので。 結局あさってまで待たねば… パソコンに見知らぬ携帯から添付ファイルつきの文字化けメールが送られてきてビビッた。 あぁ怖いったら!! それではー
2004.12.05
覚えているところから。 大学内を次の講義のため歩いていたら、お前は下だと先生に言われて一人3階へ下る。 動く床。 そこなしの穴。 恐ろしいことこの上ない。 ようやくたどりついたのはなぜかデパート。 そこで下着を買おうとする自分。 しかし廊下を猛烈な勢いで走る犬に追われ、やむなく教室捜し再開。 動く床。 落ちそうになりながらも着いたところにうずくまるドレスを着た女性。 その前にはうまそうなお好み焼き。 とりあえず、腹ごしらえとそれを食う自分。 女性は動かない。 そこに現れたのは王子様。 なんてことだ! とか、いいながら嘆いている。 そして、私は彼が背を向けた隙に彼女にキス。 目覚める女性。 驚く王子。 ……何、この夢。 まぁ、いいや。 以上、丼でしたv ドリです。 今朝は長く寝たせいか、濃い夢を見た。 三本立て。 1)高校の同級生と、発表する夢。 資格のことで、後輩たちに発表するんだが、私は始まってから準備をしていて、焦る。 しかも教科書を買っておらず、友人に説教をくらう。 金がない、といったら工面してくれると…。 2)悪党に狙われた姫をかくまう夢。 運転中、凄くあわてた黒ずくめの女性と出会う。 話を聞けば、悪党の車に追われているとのこと。 そこで私は彼女を車に乗せ走るが、崖から落ちる。 …のをデイジー(※ドナルドダックの恋人)に救われる。 どうも私の知り合いらしい。 そして私のうちへいき、風呂パーティー(?)をする。 大量の甲羅つき虫に襲われるが、封神演義の天化に救われる。 (救われてばかり) 玄関に悪党三人組がやってくるが、コントで追い返す。 3)家族ででかける夢。 夢の中に何度か出ているデパートに出かける。 私は一人で何度かいったことがあるらしいが、家族は初めて。 とにかく豪華ででかい。 遊覧船にのる。 母親が、前にいた茶髪の男のTシャツに触る。 「セクハラだよー」と男は言い、何故か母と仲良しに。 芸術なんとかいうテーマパークにつくが、母は男と進んでいく。 のを、父と追いかける。 …ここで目が覚めた。 こんな無茶苦茶な夢は久しぶり。 虫が気持ち悪かった…床一面に、甲羅虫(あわわ) おかげで、寝疲れました。 これから授業です。 ではではー
2004.12.04
…を読破した昨日。 朝通学列車の中で読み、帰りも読み、そして帰ってからも読み。 伊坂幸太郎には一日で読ませる力があるなぁ。 半分くらいまで読んだとき、「こら今日最後まで行くな」と思ったものです。 いやー、期待通りの緻密な構成vv 叙述トリックは素晴らしい。 『陽気な~』の辞書みたいなおまけ的な仕掛けがないのかなーと思ったらあったし。 気付いたらびっくり。気付くようにしてるんだけろうけど。 過去と現在が交差して、読者には真相が見えてくるんですが。 ヒントが後出しなんですよ。この出し方憎いッたら!(笑) しかも、実はそれも罠だったりするし! 小さい所にまで交差する情報とというのがあって… こうかな、と思わざるを得ない期待を裏切るし。 そこらへんの騙し方がたまりません~ タイトルの意味も終盤で判るんですが。 個人的に、椎名の叔母さん・祥子さんの旦那が響野って所で悲鳴を上げそうに(笑) 響野ー! あんたこんな所に!(笑) 椎名が祥子に話して、それを響野たちで推理とかしてるのかなーと思うと楽しい(笑) 今日は一日学校&家庭教師。 生徒のテストが今日終わるのでドキドキ。 この前の中間は悪かったし…しかし今回も勉強してないとか抜かしやがる。 勘弁してくれ。 それでは、ドリでした。 これといって本を読んでないのでこっそり書こうかな、と思う丼です。 松坂メジャー行き。 すばらしい。 頑張って頂きたい。 「NANA」映画化! どうなることやら。 「ツバサ」アニメ化! 戦闘シーンとかかっこよさそうだな。 スパイダーマンを見始めたら止まらなくなってしまった。 金八先生もありまするし。 中間テストも……か。 たかし!! かっこいいよ、あなた!! 石投げ! 青春!! しゅう、痛々しい!! バイオレンス3B! たかし、なんでそんなに男前! たか……(以下略)
2004.12.03
あまり詳しくは言えない。 友達から全巻借りた。 1巻と思いこんで5巻を読んでしまったため、せっかくのお気に入りキャラ、シズがどういう立場の人なのかわからずじまい。 まぁ、明日から1巻に走ろうと思う。 噂の(?)キノが読めて満足。 なんか、「結局、世の中そういうもんなんだよ」とか言われてる気分になる小説だったなぁ。 作者さんはおもしろい目線をお持ちでいらっしゃる。 なにより、あとがきがおもしろい。 「モトラドは宇宙に行き……」行ってない! 行ってませんよ(笑) うっかりだまされるところだった。 友達曰く、「同じ臭いがする」らしい。 わしは!! いったい、何をかぎつけたのか不安でありません。 (おい) マツケンサンバがすごかった。 あのきらびやかな衣装! 人数! まだ、頭にマツケンサンバが流れています! あ~、はっはっはっ。 ナイス、カメラワーク! 平井堅が聞けてよかった。 以上、丼でした。 ドリです。 昨日、三日間くらい読んでた『燃えよ剣・下』を読了。 泣ける、と聞いていたので、寝る間際まで残していたのです。 いやー、ちゃんと泣いたよ。 多分、ほかの色々な土方小説が頭に入ってなかったら、号泣だっただろう; 『土方歳三散華』が先にあるからなあ; でもやっぱり、死に進む歳さんには涙が出る。 どんどん清廉になっていくんですよねー。 本当にもう、私がここにいたら他の幕府軍を殴っていたかもしれない(笑) つーか大鳥さんあたり、殴りたい(笑) 歳さんが常勝してんのにお前らはふがいない…! 鉄之助のシーンでぼろぼろ。 泣いて離別をいやがったり、位牌の前で一時間ほど突っ伏して泣いたり。 一さんたちを帰す所もそうだが、この人が帰らせた人と傍にいさせた人の違いはなんだろうなあ。 あとは、「過去の国」の話とか。 最期に「新撰組副長土方歳三」と名乗ったところとか…。 最後までお雪さん出てきてくれて嬉しかったです。 「明るい雨」で終わったところが、一読じゃ「何?」って感じなんだが。 明るい雨が降るといいね。 本当にそう思います。 個人的に、終盤は、甲賀さんや鴻池さんの会話が好き。 特に「鴻池が引き受けたからには」て奴がvv こうしてこの本は、マイトレジャー新撰組本の棚に。 あわわ、もう授業が。 今は『アヒルと鴨のコインロッカー』を読み中。 うわーうわー凄いなァ。 さすが伊坂幸太郎だなぁ!!
2004.12.02
昨日、最終巻を友人から借りました。 男子校に好きな男の子を追っかけて入ってしまう女の子の話です。 絵柄がきれいで男の子がかっこいい。 中津が大好きです。 最終巻では少し感動。 友情っていいもんですなぁ。 途中、あんまり好きでなかったんだが、最後の方はまら熱が盛り上がりましたな。 愛子さま愛子さまって。 ……。 寒くて布団から抜け出すのが一苦労な日が続いております。 今日も30分ほど、苦戦して参りました。 今日は昼からといっても、少し離れたところにいくので早めに出なければならない理不尽な日。 交通費……。 瞬間移動とか、どらえもんとか欲しいなぁ。 寒いんだってば……!! ドリです。 現在、読み進めている、『燃えよ剣』の下巻。 やっと発掘されて、上巻から一ヶ月が経ってました。 むちゃくちゃ面白いです…! 上巻の時はそんなに感じなかったんだけど、さすが名作。 名作といわれて当然、という感じ。 寝食も惜しんで読みつつ、読み終わるのがもったいない。 とにかく、歳さんが物凄く格好良い。 いやもう本当に。 一挙一動というか、台詞の一つ一つまで格好いい。 渋くもミーハーにも感動できます。 打ち震えます(笑) お雪さんとのシーンがまた可愛い。 夫婦ごっことか…お雪さんがとても素晴らしい方なので嬉しいなあと。 「私」という時も「おらァね」という時も、どちらも素敵。 天下の喧嘩師として描かれてて… そしてやっぱり、下巻は鳥羽伏見以降が入るから余計に。 土方歳三という人の真骨頂はここからですから…! 本当に全ての台詞がいいんですが、今覚えてるので言うなら… 「私は会津へいくよ」とか。 「箸がない」(「左手にもってらっしゃいます」とお雪さん)「なるほど」とか。 「どうやら喧嘩を売られたと気づいた。買いますからお抜きなさい」とか。 有難う司馬遼太郎、って気分でございます。 そら、皆惚れるわ、土方さんに…! 良順先生や松平太郎さんや釜さんが新撰組ひいきで癒されます~ …本当に、大河でやらないかなー蝦夷共和国。 やっぱり学校から。 相方と同じく、やっぱりドラえもんがほしいね。 予防接種した腕が痛くてしびれます。 腹もきりきり痛みます。 でもTV-navi買えたから良いvv それではー
2004.12.01
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