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手探りで白い闇夜に佇めばこころも濡れる霧の箱舟 (ミストサウナにて)湯気の中見知らぬ顔が夢想する極楽なのか暗黒なのか作:五林寺隆下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2023.12.28
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穏やかな空気を吸いながら新しき村の村内をぶらぶらと歩いていく。村内の家はそれぞれが程よい距離を保って散在している。村外会員が寝泊まりしただろう家(小屋)も散在している。集会所があり、以前訪問した時にはこの場所に集まって村民が昼食を食べてた。反対側にある閑散として人影もない新しき村美術館に足を踏み入れた。 館内には武者小路実篤の日本画、書、油絵、素描、原稿などが展示されていた。色紙に素朴な筆致で描いた野菜や花が絵が描かれ、「讃」とよばれる短い言葉が添えられている。淡い色調の絵と一緒に寄り添うような「讃」(言葉)が心を落ち着かせてくれるのだ。~仲良きことは美しき哉~~君は君 我は我也 されど仲よき~~この道より我を生かす道無し この道を歩く~ 心に残る名言の数々と味のある絵に惹かれて長居してしまった。館長(?)の小島真樹さんにお話を伺った。農業などの労働を分担しながら共同生活を送る、そんな新しき村が日本に誕生してから今年で100年が経った。村民は1日6時間、週休1日の労働を目安とし、余暇は「自己を生かす」活動が奨励されていて、三食と住居は無料で、毎月3万5000円の個人費が支給され、階級や貧富の格差はなく、なにものにも縛られない平等の暮らしをしている。 村の人口は、最盛期で65人を超え、100年もの間存続してきたのだが、今では、村内で暮らすのは3人だけとなってしまい、存亡の危機だという。新しき村の理想の趣意に共鳴した、村外会員からの経済支援で成り立っているのだという。 少し、侘しい気持ちにもなったが、小島真樹さんはここから、新しき村を再生させるべく努力を続けるそうだ。新しき村の著作本を購入し、無責任ながら、~こんな場所がいつまでもあってくれたら嬉しいです~ と感想を述べた。 てくてくてくてく 余韻を感じながら柔らかい暖かい秋の陽ざしの下を歩いた。竹林の木漏れ日を浴びながら歩く、心が癒される。木漏れ日の里があるとすればこんな場所ではないだろうかと、ふと思う。~またこよう、疲れたらまたこよう、~ 諸行無常とはいうがいつまでも残しておいてほしい空間が新しき村にはあった。~人は何のために生まれたのか?~ そんな難しいことは考えずに、ただのんびり遊歩していたいのですが、武者小路実篤先生、それでもいいんですよね、~あるがままにて、満足するもの万歳~武者小路実篤作:朽木一空下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2023.12.24
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足を延ばして、毛呂山町にある新しき村を訪ねた。高校生の頃に愛読した『友情』『お目出たき人』『馬鹿一』などの作家の武者小路実篤が、理想社会を実現するため、村落共同体の「新しき村」を開設したのは始まりという。新しき村が開村してから、もう100年は続いているという。八高線の線路を跨ぐと、新しき村へ続く一本道だ。茶畑が広がるのどかな景色を見ながら村に入ると、2本の柱が目に入る。~この門に入るものは自己と他人の生命を尊重しなければならない~「自他共生」などを説き、理想の社会をめざした実篤の考えの一端が伝わってきて、新しき村に入ったのだという洗われたような気持ちになる。門を潜ると新しき村で、鍬で畑を耕している人が遠くに見える。ずっと昔にあったのんびりとした風景が広がっている。柔らかな優しさがたちこめている。空には綿あめのような雲がふわふわとして浮かんでいる。~静かだ、穏やかだ、心が和む、ああ、いい空気だなあ~ 僕が、この村を訪ねるのはもう十回は超えているだろうか。十代の頃、自由平等で自給自足に近い、共同生活体に憧れて、入村しようかと思ったこともあったが、もう少しの勇気がなくて足踏みした。村内にはまだ、理想社会の実践という甘い匂いが幽かに立ち込めているのだろう、疲れていた僕の心を宥めてくれる平和な佇まいが広がっていた。~ああ、ぼくはどうしてこんなにここで落ち着くのだろうか~ 思い切り深呼吸をする。 てくてくてくてく 日差しも暖かく、空は青く、景色は薄い暖色に染まっている。風が頬を撫ぜ、鳥の声が聞こえてくるぐらいで、散歩にはこれ以上ない条件だ。ぶらぶらぶらぶらしばらく歩くと、村にある生活文化館の前に出た。 老人がひとり、生活文化館の前のベンチに腰を下ろして日向ぼっこをしていた。生活文化館の中には村民が書いたのだろう絵画や、詩、短歌、などが展示されている。新しき村の村民の心の在り処が感じられるような展示品だった。独特の柔らかな筆趣で描かれている絵画にも心が休まる。~春の陽を 恥じる色あり 枯老松 ~ 正雄 六年前に来た時にもこの俳句には心を打たれた。心にずっしりと滲みる句だ。生活文化館を出て、村内をゆっくり散歩する。昭和の時代に帰ったような懐かしい匂いに包まれる。兄弟と近所の子供たちと遊んだころが思い浮かんでくるような散歩だった。作:朽木一空下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2023.12.13
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紺碧の水平線で朱に染まるひとりぽっちの貨物船かな夕闇の湯気の彼方の大島は海に浮かんだ光の砦作:五林寺隆下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2023.12.06
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病気になればどうしたって医者に頼るしかありませんが、なかなか、いいお医者様に巡り合えません。二時間待たされ二分の診察、お医者様、パソコンに向かいパチパチパチパチ、電子カルテ見て、薬を出しておきましょう、患者はこっちですよ、こっちの話を聞いてください。 小生、ある奇病に罹り、総合病院の医者(大学病院から派遣)に診てもらい、薬を処方してもらったが一向に良くなるどころか症状は悪化するだけ、我慢できずにセカンドオピニオンを求めて専門病院に罹ったのでございます。そのお医者さん、小生のお薬手帳をみて、 ~これは飲んじゃいけない薬で症状は悪化するだけです~と、断言するのです。なんなのだ、医者を信じてはいけないのか、、 専門病院では簡単な処置をしてもらい、違う薬を処方してもらい、少し症状は和らいだのですが、三日後、今度は処置した幹部が腫れ上がって動けなくなり、その病院に電話したら夏休み中で繋がらないのです。救急車を呼ぶしかないのかとダイヤルに指をかけたが、ちょっと待て、ネットで調べた医者に電話したら、すぐに来なさいといわれ、専門医へやっとの思いで運ばれたのです。 三度目の医者は名医だったのでしょうか、この病気は薬では治りません、手術すれば治りますといわれ、手術をしてもらい、無事病は完治したのです。初めからこのお医者さんに診てもらっていれば地獄の苦しみを味合わなくてすんだのに、、ああ、医者ガチャで大当たりが出たんだとつくづく思わされたのでございます。 小生、外れ医者に罹ったことは一度や二度ではなく、疑心暗鬼の医者通いが続いているのです。いい医者でありますようにと、医者ガチャで一等が当たりますようにと神様にお願いしながら病院に行くのです。 そんなに信頼してもらえないなら、病院へこなくて結構ですよと、お医者様に叱られそうですが、医者に行かねば生きてゆけぬ、そこが老人の辛いところでございます。では、医者ガチャ川柳でございます。 医者ガチャで 大当たり出て 全快す医者なんぞ あてにならぬと 兄が死に医者なぞに 命預ける 痴れ者よ死ぬときは 自分で決める 医者じゃないだんだんに 弱らせていく薬かな何やかや 薬漬けだね 老人は作:朽木一空下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2023.12.02
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