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あなた死んでもいいですか? そんなこと自分でお決めになったら、、 病院で順番待ちをしていると、隣に座った爺さん、82歳の割には元気そうだが「女房にも先立たれ、昔の同僚も、友達も、立ち話してた近所の爺さん婆さんも死んじまって、だんだん周りがいなくなる、儂しゃぁいつまで生きるんだかな、、」 と、 ぶつぶつ呟いていた。 昔の会社で一緒だった佐藤さんから電話があった。「山本社長が癌で死んで社葬だったのよ、それからあの威張ってた常務の北林さんも亡くなっいたそうよ、ふたりとも癌ですって、、癌は怖いねえ、あなた、子宮癌と乳癌の検査した?お互いいつどうなってしまうかわからない年になったよの、、」 わざわざ、死の連絡なんかしてこなくてもいいのに、、、 昨日葬儀があった。地域では自治会長をしたり、世話焼きで面倒見のいいだった。体も頑丈そうで、柔道二段だと自慢していたこともあったのに、「腎臓がんが見つかったのよ、」と、奥さん笑いながら言ってたけど半年で逝ってしまったわ。 ハーレーダビッドソンを転がしていた怖いもの知らずの、派手なヤンキー男の鉄次さんも死んだ。交通事故じゃないが突然の脳溢血で倒れたそうだ。 毎日犬の散歩をしていた義郎さんも死んだ。癌だった。近所のお菓子屋さんも親爺さんが死に、半年後に奥さんも死んじゃった。 散歩の途中で立ち話をしていた、山中さんも死に、田山さんは呆けて施設に入っちまった。 周りの者がまるでロシアンルーレットで葬られるように死んで逝くんだからいやになっちゃう。 古い田舎町に住んでると、死ねば、お別れに行ったり、お通夜に行ったり、お見送りに行ったりするのが習慣なので、他人の死を無視して知らんぷりすることはない。死はすごく身近にあって見えている。 「はて、人生と言うのは何だったのだろうと、嫌でも ふとそのたびに思わざるを得ない」 人間必ず死ぬもだとはわかっていても、死んだ空しさは消えることはない。死んでしまえば、家族でもなければ、三年もすれば、そこにいたことさえ忘れられてしまう。 死んで何かを残したいなどと思っても、残された者にとっては、かえって迷惑なだけだ。自己満足の徒労にすぎない。綺麗に整理すべきだ。 わたしの家にも死んだ人の自費出版した本が捨てられずに本棚の隅で埃にまみれている。 人の命も、蟻んこの命も同じで、産まれて動いて死んで流れて消えてゆくもの、ただそれだけのことのはずなのに、死への不安は何処からやってくるのだろうか。 死は自然の法則の中のことですごく当たり前のこと、怯えないで、うろうろしないで、犬や猫や鳥たちは死の不安に怯えて悩むなんてことはないんです。 どう生きたか、どのようにして死んでいったのか、なんて問うこと自体ばかげているわ、立派な死に方なぞあるはずもない、死は平等なんですもの。 何もありやしなかったのよ、ご飯を食べて、うんこしただけのことじゃない。 ~つひに行く 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思はざりしを~ 在原業平 辞世の句 ~何を惜しみ 何を恨まむ もとよりも このありさまの 定まれる身に~ 陶晴賢 辞世の句 ~此の世をば どりゃお暇(いとま)に せん香の 煙とともに 灰 左様なら~ 十返舎一九 辞世の句 めったに見ない赤ちゃんを見つけると「あら、可愛いいこと、これから死出への旅立ちなのね、さて、何歳まで生きるのかしら、おほほほほ、、、」 憎くくて言ってるわけじゃありませんわ、、、、 作:深田みつこ下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2022.01.30
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初春や子等に平和な世を願い蝋梅の香の馥郁(ふくいく)と古希近し作:菫下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2022.01.26
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まだ若かりし頃、たまに会社を休んで病院に行くといつも大混雑。待合室を一通り見まわすと、ほとんどが高齢者ばかりだった。そして高齢者たちは顔見知りで、挨拶したり雑談したり。 まるで病院に遊びに来ているようだ。こんな高齢者ばかりだから、保険は無駄に使われるし、忙しい我々が長時間待たされるのだ、と怒り心頭に発していたものである。だから自分が年を取ったら、なるべく医者のお世話にならないようにしようと心に決めていた。 それから数十年経ち、自分が高齢者になったら、なんと毎週のように医者通い。やれ糖尿病だ、高血圧だ、不整脈だ、腎不全だ、消火器癌だ、前立腺肥大だ、リウマチだ、脊柱管狭窄だ、白内障だと病気のデパート状態なのである。とてもじゃないが、医者のお世話にならないなどと偉そうなことを言える身分ではない。 それも風邪のように一度医者に掛かって薬を飲めばお終いではなく、ほとんどが慢性疾患であり、定期的に診察・投薬・検査を続けながら、死ぬまで医者に通い続けなくてはならないようだ。もちろん自分は早く医者通いを終わらせたいのだが、医者が許してくれないのだから仕方がない。 このように自分が高齢者になり、かつて「高齢者たちが病院に遊びに来ている」訳ではなかったことがやっと理解できたのである。結局のところ医療の発達で、大昔なら老化による機能不全で死んでいた高齢者たちが、無理矢理生かされているのであろう。これはありがたいのか悲しいのか、自分にはまだ判断できないが、何かとても恐ろしい気がして堪らない。 作:五林寺隆下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2022.01.23
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性の多様だと?男、女、男でも女でもない? 男と女両方? 男と女どっちだかわからないって?なんのこっちゃ、老人には理解できんのじゃ、とてもついていけない。男は男らしく、女は女らしくじゃぞ、どうもこの頃は男も女らしく、女も男らしくと云っちょるな。なにも男が女に女が男にならなくてちゃ生きていけないてえのがわからないんだなあ。 そもそも男と女は凸と凹で、身体の仕組みから違うものなんやろうが、神様がそう作ったのだと思うのだが。犬や猫はそんなことは思わねえだろうから、人間の傲慢さから生れたことじゃないのかい。 オスとメスが引きあって、求めあって、子を儲け、繋いでゆくのが自然じゃねえのかな。子を産まない女どころか、男と男が結びつき、女と女が暮らしている。結婚しない女と男、これじゃあ、世も末じゃ、、これでいいんじゃろうか?こんな戯言をほざいていると、時代遅れ、差別主義者、痴呆爺と叩かれそうだな、だが、昭和の爺さんにはさっぱり理解できんのじゃ。 たかだか200年前までは、武士の家は男子が継ぐもので 武家の家に生まれても女は武士となることは出来なかった。産まれた時点ですでに男と女の区別ははっきりしていて、その中間なんてものが許されるはずもなかった。 そういえば、この頃じゃあ、男らしい風貌の武骨な男が見当らなくなってきた。近藤勇とか、渡哲也とか、宍戸錠とか村田英雄とか、この頃では遠藤憲一、竹内力くらいか、それにあの日大の理事くらいしかおらんのだろうか。 流行りの歌手も若手の俳優も化粧した醤油顔で、男女(おとこおんな)のように清潔で、みななよなよしていて、みんな女に近づいてきている。女にしてもスカート穿いたしおらしい女はとんと見かけなくなった。 おおい、男と女の境目がなくなっちまってるぞおお、風変わりというか奇妙というか、気味が悪いというか、差別でも侮蔑ではありませんよ、正直な感想ですがこれを言ううと、遅れてきた老人は困ったものだと侮蔑されそうじゃ。 この問題、地球温暖化よりも怖いんじゃないですか?それともこの傾向は、地球温暖化のせいじゃろうか、温度がだんだん高くなってくると魚や熱帯の動物に変化がおきてるように、人間という生物にも影響を与えているんじゃないだろうか。 うむう、画期的な新説かもしれんな、ノーベル賞ものかもしれぬぞ。間違いなく、後数十年で男女の区別はなくなりそうだ。人類の遷移の時かもしれぬ、早急に停止させねば驚天動地になるぞ、この難問に頭を抱えているうちに、遂に、地球上にXジェンダーが現れてしまったのだ。 男女、中性 、両性 、無性 、性別の枠組み無縁の流動的な人類であるらしい。ああ恐ろしや、臆病者で時代錯誤の爺さんは、口に閂(かんぬき)、目にマスクでもして暮らしたほうがよさそうだ。 男は男 女は女 あったりめえだろ 昔から 男女に 女男よ 男男に 逢いてえな、 オスはオス メスはメス ライオンならば 間違えぬ 男と女 区別なくなり 公衆便所が 困り顔 作:下肥 流行下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2022.01.18
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ひろし君が空き地で近所の少年たちと三角ベースをしていると、そこに図体のでかい中学生が割り込んできた。そして自分にも打たせろと言うのである。彼は最近引っ越してきたばかりの中学生1年生で、大山昇次という名前だとドモリ声でいう。 ひろし君はまだ小学生で、中学生とは遊んだことがないので返答に困っていたが、すでに大山はバッターボックスで素振りを繰り返している。もはや断れる雰囲気ではないので、ひろし君は仕方なく庭球ボールを投げてみた。 「スパーン」大山の打った球はグングン伸びて、空き地の後ろにある竹藪の奥に転がり込んでしまった。竹藪の周りには鉄条網が張り巡られているため、小さい子供たちは入ることが出来ないでいる。仕方がないのでひろし君が鉄条網をくぐって、竹藪の中でボールを探すことになった。 竹藪の中はジメジメしていて薄暗く、藪蚊がブンブンと音を立てている。なかなか見つからなかったが、やっと太い竹の根元に蹲っている硬球を見つけた。そしてそのちょっと先に大山に打ち込まれた庭球が転がっているではないか。 ひろし君が竹藪を出た時は、靴は泥だらけで藪蚊に足を食われ鉄条網に引っ掛けた足がヒリヒリと痛んだ。それでも珍しい硬球が見つかったので得意になって皆に見せびらかしたのだが…。 それを聞いた大山がすっ飛んできて「それは俺の硬球だからよこせ!」と言う。あれだけ苦労して見つけた硬球を、こんな奴に横取りされてたまるものか。ひろし君が嫌だと言うと、いきなり大山のパンチがひろし君の下腹に2発炸裂した。 ひろし君は歯を食いしばって踏ん張り、体制を整えて大山めがけて突進した。だが大山はビクともしない。逆に頭を抑えられて強烈な膝蹴りを顎に食らってしまった。グニャっという音とともに口の中に鉄の嫌な臭いが充満する。ひろし君の口の中は、歯の矯正のために埋め込まれた鋼と針金に切り刻まれて血の海になってしまった。 全く歯が立たない。ひろし君は圧倒的な力の差に屈服したが、悔しいので拾ってきた硬球を竹藪めがけて投げつけると、一目散で逃げ始めた。大山が追いかけてきたが、逃げ足の速さだけはひろし君に軍配が上がった。 泣きながら家に帰ったひろし君は、心配する母・みつ子を振り切って二階の自室に閉じこもってしまう。これまで格闘技と言えば相撲しか知らないひろし君だったが、もはや相撲だけでは喧嘩に勝てないことを悟った。それで中学になったら絶対に空手かボクシングまたは剣道をやろうと決心するのであった。 ところが悲しいかな山崎中学校には、空手部もボクシング部も剣道部もなかった。それで仕方なく柔道部に入部するのだが、なんと主将はあの大山だったのである。 作:五林寺隆下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2022.01.14
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~めでためでたの若松様よ枝も栄えて 葉もしげる ~ 7,7,7,5の名調子、ちょいちょいと、 正月が過ぎて気が付けば、去年までできたことが今年はできなくなっている。年相相応なのだ、情けないいなんて思わなくていいですよね。~めでたさも中くらいなりおらが春 ~ 一茶だって、そう詠んでますもんね、、では、新年老老都々逸でござんす。 あれどこ置いた あれならあそこ 口は動けど 見つからず ほれちゃいないが ここまできたね ぼけ爺さんだもの 飽きもせず 通過点だよ 還暦なんざ 100歳越が わんさかだ 病み煩いで あちこち傷み 修理しながら つないでる みつからないのね 眼鏡に入れ歯 貸してあげると 恋女房 作:朽木一空下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2022.01.11
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雲のない元旦の空仰ぎ見る老いた夫婦の揺れる影ありマスクつけ何もせぬのが正しいと歪んだ生活いつまで続く作:五林寺隆下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2022.01.08
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初春俳句でしょうか?川柳でしょうか?どちらでもないって? まあ5.7,5でご勘弁、本年も覗き見宜しくお願い致します。 おめでたい?なにかいいこと あるのかな 奴凧 ほろ酔い気分 空踊る 羽付きの 音に誘われ 見る小町 初詣 願いは無限 銭不足 年玉を 並べて待つ身 孫可愛 雑煮なし おせちも遠慮 糖尿病 元日や 退屈しのぎ 屁をひとつ 作:朽木一空下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2022.01.02
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