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襤褸を着て年寄り案山子 嗤われて親子雀があそんでいるよ作:朽木 一空※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2014.01.31
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刈り田原稲雀らに 捨案山子倍返しされ焚かれる煙作:朽木一空※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2014.01.28
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背を照らす赤い夕陽が あたたかく恥ずかしくなくかなしくもなく作:朽木一空※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2014.01.26
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タケノコ坊やと 電話でお話ししたら「ジイジイとあーびたいよー」と言った風邪をひいてしまったのでもう坊やとは一か月も逢っていなかった久し振りに 坊やの家に遊びに行くと木枯らしの吹く中を パパと一緒にマンションの駐車場まで迎えに来てくれたジイジイが 手を振ると坊やは すぐに気が付いてジイジイと言って 疾風のように走って来るそしてまるでワンワンのようにジイジイの胸に 思い切り飛びついてくる思わずぎゅっと抱きしめて頬ずりしてしまうそれからお家の中で4時間も遊んでしまったちょっとトイレに入っても煙草を吸いに出てもジイジイはどこと 探し回っているらしいだから坊やと別れるのが 辛くなってお昼寝するのを 待っていたのだけれどずっとくっついてきて離れないんだ仕方なくバイバイすることになったけど坊やも一緒についてきて駐車場で大泣きしてしまったジイジイも悲しくて悲しくてたまらない坊や また今度一緒に遊ぼうねジイジイの顔は熱い涙でぐちゃぐちゃだよ作:五林寺隆※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2014.01.24
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退職記念に、メガネを茶色の丸眼鏡に替えて、髭を生やし、髪の毛も長髪気味にして、頭の後ろで、束ねている。サラリーマン人生との「決別の印」のつもりだった。「今日からは俺は自由だ、誰にも文句は言われない」 その解放感は格別いい気分で、隠居生活はゆっくり のんびり 気まま 今日も何もしなくていい、無意味な生活でいい、追われることもなく、好きなことだけをしていればいい、ストレスなどとは無縁の毎日だ。 ところが、、この頃、レンズが曇りがちなこの丸眼鏡は、河村道玄作の「光速メガネ」ではないのかと、最近疑っている。とにかく、時間の経つのが早く感じられて、仕方がないのである。 人間、高齢者になると誰でもそう感じるのだろうか、とにかく早いのである。朝飯、昼飯、夕飯、飯ばかり食っている気がする。テレビをつければ、あれっ、「笑点」は昨日見たような気がする、もう、一週間が経ったのだ。 秋の枯葉が散ったのも、冬に四十雀がやってきたのも、春に蕗の薹を見つけたのも、夏に蚊に刺されたのも、みんな、ついこの間のことに感じられる。やっぱり、これはあの「光速メガネ」のせいだろうか。 ついこの間まで、よちよち歩きのみよちゃんはもう、小学生になっているし、悪餓鬼で煙草を吸っていた健坊はネクタイを締めて社会人になっている。可愛らしかった子犬は厳めしい面構えになって、威嚇するようになったし、紅葉の木は一年で一メートルも伸びている。世間は時間を裏切らずに過ぎていることは間違いのないことだ。 だが、丸メガネの爺さんはちっとも変わらない、去年も一昨年も、その前も同じ、何も変わっていない。飯食って、糞して、風呂入って、一杯飲んで、、、、、、。 何も変わっていないのに、時間だけが過ぎている。確かに過ぎている。平成が26年なんて早すぎると怒ったりしている。 犬はドックイヤーといって、人間の一年が四年だという、そうすると、春が1歳、夏が2歳、秋が3歳、冬が4歳という計算になる。つまり、18歳の春の恋は経験していないことにもなる。 高齢者のシルバーイヤーはそうではない。一年の内に春夏秋冬はあるのだが、その速度が速すぎるのだ。それとも、のんびり だらだら 刺激なく暮らしているから、早く感じるのだろうか、このぶんだと、100歳までもすぐに来そうな気がしてくる。シルバーエイジの皆さんはそんなことを感じませんか???「謹賀新年、時間が飛ぶように過ぎて、あっという間の一年でした」同じような歳のひとから、こんな年賀状届いた。「元旦や今年も来るぞ大晦日 」新聞にはこんな川柳も載っていた。 ああ、儂だけが感じるのなら、時間呆けという痴呆症にかかっているのだろうか、いやいや、やっぱり、このメガネが妖しいのだ。「新型光速メガネ」に違いない。だが、このメガネには切り替えスイッチもついていない。 困っています、河村道玄先生、「新型光速メガネ」の解明できる続編を楽しみにしています。作:下肥 流行※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2014.01.20
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13) 転勤のため鳥取に出発する数日前、私は帰宅する岡田部長の後をつけ、彼が行きつけのバーに入るのを確認した後、光速メガネを使ってそのバーの中を滅茶苦茶に破壊した。さらにその翌日、岡田部長が社長室にいるときに、またもや光速メガネを使って、社長秘書を半裸にして彼に抱かせた。 その結果は語らずとも、誰にでも想像出来るはずである。こうして会社や世間の目を岡田部長に向け、私は悠々と鳥取に向かうことになった。 鳥取に着くと、まずは姉の住んでいる実家へ行ったのだが、姉は私の顔を見た途端に驚愕の叫び声をあげた。 「キャーッ! ほんとにタカちゃんなの。一体どうしたと言うのその顔は!」 私はすぐに洗面所に行き、鏡に写った自分の顔を見て、姉以上に驚いてしまった。 なんと頭は真っ白。顔には醜く大きなシミと皺が広がり、たるんだ瞼が目を覆っている。これではまるで百歳の老人そのものではないか。私はショックの余り、気が遠くなりそのまま洗面所に倒れてしまった。 気が付くと、実家の寝室に寝かされており、姉が心配そうに私の顔を見詰めている。あえて目を開けず、床の中で冷静になって考えると、なぜこのような状態になってしまったのかが分かるような気がした。 もしかすると、あの光速メガネの超光速モードを多用したことが原因に違いない。つまり移動時間を急速に進めてしまった結果、自分自身の体内時間が何百倍も急速に進んで、一気に老人になってしまったのだろう。 だがこのことを、何も知らない姉に話して迷惑をかけるわけにはゆかない。姉には何か別の理由を考えて話すことにした。そしてこの光速メガネは、元の小さな古い木箱に封印して、最初に見つけた実家の蔵の奥にしまっておくことにしよう。私はそんなことを考えながら、またうとうとと床の中で眠り始めていた。(完)作:河村 道玄※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2014.01.17
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12) 四葉銀行強盗事件では、会社にまで捜査の手が伸びてしまった。もし今後警察が、倉庫街やコンビニでの犯人襲撃事件との類似性に着目し、その倉庫街やコンビニの場所が私の住んでいる最寄り駅であることに気付けば、再び会社にやってくるに違いない。面倒なことにならないうちに転勤してしまえば、左遷のような今回の転勤も「吉」と考えることも出来るではないか。そう考えて、私は今回の無茶な転勤にも納得することにした。 だがどうしてマスコミや警察は、悪事を働いた犯人よりも、彼らの犯行を防いだ者にばかり興味を惹くのだろうか。これでは万一正義の味方やスーパーマンが登場しても、とてもじゃないがこの現実に遭遇すれば、きっとやり切れなくなり去ってゆくだろう。 なんだか不愉快な気分ばかりが、私の脳裏を覆い始めていた。ことにTVのワイドショーにはむかっ腹さえ立つ。飽きもせず毎日のように、四葉銀行事件ばかり報道している。ことにこの番組の女性キャスターのしつこさは警察以上である。きっと警察より先に、私の存在に注目して、自宅や会社にまで取材に訪れるかもしれない。正しいことをしているのに、報われないばかりかどうして、しつこく追いかけまわされなくてはならないだ!。 かなり頭に血が上っていたのだろう。後先のことも考えず、私はすぐさまTV局へ行き、光速メガネをかけて超光速モードを起動した。そしてワイドショーのスタジオに入り、例の女性キャスターを全裸にしてカメラの前に立たせてしまったのだ。その結果、彼女の全裸がTVで全国放映されることになり、日本中が大騒ぎになったことは言うまでもない。 これを機にこの女性キャスターは、恥ずかしさの余りTVのブラウン管から姿を消した。だが逆にまたまた起こった奇妙な事件に、マスコミや警察がさらに大騒ぎすることになってしまったのである。(次回に続く)作:河村 道玄※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2014.01.14
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11) あの事件以来マスコミも警察も、逮捕した銀行強盗のことよりも、どうして誰も知らぬ間に犯人たちが逮捕される状態に陥ったのか、と言うことばかりを詮索しているようだ。当然警察は犯人たちを尋問したのだが、彼等も「何が何だか分からないうちに動けなくなった」を繰り返すばかりだった。 それで当然だが警察では、当日四葉銀行に出勤していた行員および同時間に銀行内にいた顧客の全てを捜査対象にすることにした。従って私の会社にも刑事が訪問し、当日四葉銀行にいた私と岡田部長に面会を求めた。刑事たちは丁寧な口ぶりとは裏腹に、その時の状況と私たちの行動を、何度もしつこく聞き取ってから引き揚げた。刑事たちが帰ると、岡田部長は私に向かって「我々は被害者なのに、実に迷惑な話だ!」と大声で怒鳴って、思わず椅子を蹴飛ばしていた。 それから一週間ほど経過したある日、私は突然岡田部長から転勤命令書を手渡されたのである。本社勤務がかなり長かった私に、転勤命令があること自体は決しておかしな話ではない。だが今日までそれらしい話は全くなく、例の銀行強盗事件があったあと急に決まったと言うのも妙な話ではないか。 だが社命には背けない。転勤先は鳥取にある小さな子会社だと言う。 岡田部長が言うには、「鳥取はあなたの実家がある場所だし、先方の子会社で是非あなたに、取締役として腕を振るって貰いたいとの要望があってね。あなたがいなくなると、当面本社の経理はガタガタになるが、今回は会長の意向もあるのでなんとか頑張って欲しい」と型通りの社交辞令をまくしたてると、私に転勤命令書を押し付け、逃げるように立ち去って行った。(次回に続く)作:河村 道玄※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2014.01.11
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10) 当然のことながら、翌日の新聞やTVではこの事件がかなり大々的に報道された。もちろん猟銃を使った大がかりな銀行強盗だったということもあるが、何と言っても急に犯人たち全員が、膝を破壊されて動けなくなっていたこと。そしていつの間にか犯人たちが持っていた猟銃やナイフなどの凶器が取り上げられて、店舗の奥のほうに保管されていたこと。などなど不思議なことが多いことが話題の中心となっていた。 以前にも、倉庫街やコンビニで、犯人たちが何者かに襲われた事件があったが、今回は大勢の目撃者がいたにも拘らず、誰もが口を揃えて、どうして犯人たちが倒されてしまったのか分からないと言う。また銀行中に設置されている防犯カメラを観ても、黒い線のようなものが映っているだけで、あとは犯人と顧客と銀行員たちしか映っていないのである。 余りにも不可解で摩訶不思議な事件のため、TVには新興宗教家やオカルト研究家などが登場し「神の報い」とか「悪魔の祟り」とか果ては「宇宙人の仕業」なのだと、もっともらしく説明する始末。この余りにもバカバカしい説明には、TVを観ていた私も思わず吹き出してしまった。 まあこんな笑い話だけで済めば良かったのだが、どうもあの事件の日以来、銀行に同行していた岡田部長の機嫌がすこぶる悪い。事件の日、私が光速メガネを付けて一仕事が終わったあと、会議室のドアの前で彼とハチ合せをしたはずである。だが恐怖感に襲われて夢中で逃げ惑っていた彼の眼には、私の姿は全く映っていなかったようである。彼は私が自分だけさっさと先に逃げてしまった、と勘違いしているらしい。またあの日の話を全くしない私のことを、なにか奇妙に感じているようでもある。(次回に続く)作:河村 道玄※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2014.01.06
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