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馬に乗りはしゃぐ子ら見てよみがえる いつの間にやら娘も母に踏みしめるウッドチップの心地よさ、あと一周のノルマも楽し作:五林寺隆※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2020.01.30
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夕暮れて凍てつく屋根にただ一羽 友を探して寒鴉啼く蟄虫(ちっちゅう)が世間を覗く霜の朝 諦人(あきらめひと)の凍りつく夢虫穴をほじくってみる寒の内 凍える指に春まだ遠し作:朽木一空※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2020.01.25
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紅葉山、間近に拝み湯浴みして足を摩れば極楽日和ぼんやりと湯気に映った白い影、混浴風呂は嬉し恥ずかし柚子の香が体を包む翠の湯 錆びた心も溶けて流れる作:五林寺隆※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2020.01.17
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和菓子の製造販売をしているひろし君の家には、黒くて重厚な業務用の自転車が2台あった。これらの自転車は丈夫なボディと大きな荷台を装備していたので、リヤカーを引いたり大きな荷物を積んだりするには最適であった。 またこの自転車は踏切り自転車とも呼ばれ、バックの出来る固定ギアを装備していた。ちなみに現代でも固定ギアを装備した自転車は存在していて、ピストバイクと呼ばれて競技用にも使われている。 さてひろし君の家では、大福や団子などの駄餅は自家製造していたのだが、上生と言われる高価な和菓子を創る技術はまだ持っていなかった。そこで仕方なく、永福町にある知り合いの和菓子名店『黒柳』から仕入れていたのである。この黒柳にはひろし君の母親であるみつ子の弟・幸吉が、和菓子職人として勤務していた。 黒柳の社長である黒柳健三郎は、ひろし君の父・紘一郎が闇屋時代に知り合った先輩なのだが、経営上手で裸一貫からあっという間に従業員100名を抱える名和菓子店にのし上がってしまったのである。一方気が小さく真面目一徹の紘一郎のほうは、いつまで経っても家族経営しか出来なかった。ただもともと蕎麦屋の出前や飴作りしか経験のなかった紘一郎だったが、見よう見まねだけで、和菓子屋を開業したのだからかなり器用だったのだろう。いずれは上生や焼き菓子にも挑戦するはずである。 さてひろし君は、和菓子を入れるための『ばんじゅう』と呼ばれる木の箱を黒自転車の荷台に積み、永福町の黒柳へ出発した。ただ10歳のひろし君には、この重厚な業務用の黒自転車を運転するのは、かなりの負担であった。最近身長が伸びたとはいえ、まだ完全に足が届かない、そして重いのでフラフラしてしまう。だから本当は子供用の自転車を使いたかったのだが、それでは荷台が小さすぎてばんじゅうを積めない。 それでもまだ行きは空のばんじゅうだから、倒れても自分自身が傷つくだけですむ。だがもし帰りに、上生の入ったばんじゅうをひっくり返してしまったら、それこそ紘一郎にどれほど叱られることか・・・。 黒柳で仕入れた上生を荷台に積み、ビクビクしながら帰り道を走りはじめる。永福町の黒柳を出て暫くすると水道道路の上り坂が続く。ここでは重い自転車を降りて、手押しで歩いて行かねば無理である。 びっしょりと汗をかき、やっと坂を上り終わり、甲州街道を渡り京王線の踏切近くまでたどり着いた。ホットしたせいかかなり気が緩んでいたようだ。そして道路脇にデカデカと掲示されている『ゴジラ対キングコング』の映画ポスターに見とれていた。 そのせいか、踏切の警報器がチンチンと鳴っているのに、そのまま踏切に進入してしまったのだ。その時「バオーッ」というもの凄い警笛が聞こえて、急行電車が向かってきたのだった。ひろし君は、必死に黒自転車の重いペダルを蹴った。 バガガガガガー。ひろし君は背中に電車の猛烈な通過音と暴風を受けた。あと1秒遅かったら、ひろし君は天国、いや地獄に落ちていたことだろう。それ以来ひろし君は二度とこの踏切を通らず、遠回りして遮断機のある踏切から渡ることにしたのである。作:五林寺隆※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2020.01.12
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山里にあら珍しや子供声そうか正月 羨ましけり 穏やかな正月の空 凧遊ぶ得意顔してひろし君かな正月やあの人もまた死んだっけ再放送の大岡越前作:朽木一空※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2020.01.08
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修善寺を斜めに拝む向こう岸、足湯に入りて何を祈るか川沿いをゆるりと巡る竹林の、仰げば眩し蒼(あお)と碧(あお)かな作:五林寺隆※下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。にほんブログ村
2020.01.04
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