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2003年12月12日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
留守家庭児童会の人の「ぼやき」をまた聞きした。
わが町の留守家庭児童会は、親が働いている小学三年生までの子どもを、放課後や長期休暇中に預かっている。
冬休みに入ると、朝から夜まで子供達を預かるので、
指導員は色々な小イベントを工夫するらしい。
その一つに、「お雑煮、お汁粉づくり」をした時のこと・・。
子どもの中に「お雑煮」を食べたことがない子どもが複数いたという。
嫌いで食べないのではなく、家庭で作ったことがないらしいのだ。
私はそれを聞いたとき、「エーッ! ウソーッ!」と黄色い声を上げてしまった。
日本のお正月にお雑煮は付き物でしょうが・・・。

お雑煮などは作ろうと思えばお味噌汁程度の手間でできるのに。

その話をしていて、ふと思い出したことがある。
私は、働いていた頃から、普段の手抜き料理の罪滅ぼしもあって、年越しの料理とおせち料理だけは年に一度の頑張りだと思って作ってきた。
数年前の12月31日の夕方、料理に足りないものがあったので近くのスーパーに走った。
大晦日とあって店内はごった返し、店先には年取り用の「年越し蕎麦、オードブル」などがどーんと並んでいた。
忙しい人にとっては、出来合いのオードブルの活用も悪くはないと横目で見ながら通り過ぎようとすると、背後で子どもの声が聞こえた。
「おかあさーん、これ食べたい!」
何を指してのことかは私は知らない。子どもには魅力的なものだったのだろう。
しかし、次の母親の言葉に、私は思わず足を止めた。
「だめだめ、パンを買ったから!」

思わず振り返って親の顔を見たい衝動に駆られたが、私はぐっと我慢した。

どんなパンなのかわからないし、ひょっとするとその家はとても貧しくて、年末年始のご馳走を用意できないのかもしれない。
しかし、スーパーに来てパンを買うくらいなら、乾麺でもいいから蕎麦を食え!
私はお腹の中で毒づきながら、その場をあとにしたものだった。
きっとあの子も、お雑煮は食べていないのではないだろうか。

数日前に雑誌を見ていたら、現在の日本の家庭ではクリスマス料理には随分力が入るけれど、お正月はさほどでもないらしい。

我家でもクリスマスケーキくらいは食べるが、何せ年末年始という一大イベントがあるし、クリスチャンでもないのでその程度で済ませてきた。
この国は、食文化もアメリカナイズされてしまったのか。
アメリカ親分の力は偉大だ・・。






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最終更新日  2003年12月12日 16時39分22秒
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