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2007年05月12日
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カテゴリ: 仕事
今日は久しぶりに、ゆっくりパソコンに向かっている。

障害者自立支援法による、「障害者就労継続支援事業B型」の事業所スタッフとなり、
来週のオープンをめざして4月から準備を進めてきた。
このブログではその事業所についての詳細は書かないつもりなのだが、
この一ヶ月半で色々なことがわかってきた。
この事業は、就労経験がある人で、障害や病気などで企業等で働くことが困難な人に、
自分のできる範囲で働きながら自立をめざすための場を提供する。
私達の事業所は、主に精神の障害や病気を持っている人を対象としているのだが、
心ならずも精神の病や障害を抱えることになった人たちの現状が、

今までは、主に身体や知的なハンディを抱える人たちや親と出会うことが主だったので、
色々とお話を聞けば「なるほどなー」と思うことも多い。
一番痛感しているのは、病院や病院が運営する「デイケア」や、
かつての「小規模授産施設」などから「地域生活支援センター」に転換したところとの綱引きである。
私達の事業所は、昨年10月の法改正で認められるようになった「株式会社としての運営」なので、
従来の福祉や医療分野からの抵抗感は、想像以上に強いというのが実感である。
私自身、長年福祉分野で働いていた経験もあるので、
その企業が福祉事業を行うことへの警戒感は理解できる。
しかし、最初はそれは当然だと思っていた私も、
実は「利用者の取り合い」という側面が強いということを
やっと理解できるようになって来た。

自分の事業所の存続のために利用者や患者を抱え込みたいという構図がある。
それも理解できないことはないが、
何よりも大切なことは利用者がその間で翻弄されることがないことだろう。

人は誰でも、働きたいという欲求がある。
ましてや、かつては就労していたけれど病気のために働けなくなった人は、

そして、少しでも働いたらそれへの報酬があってこそ、
働き甲斐や意欲も沸いてくる。
「授産所」のように、毎日働いても利用料を払うと手元に残るのは一万円前後というのでは、
あまりにも人をバカにしている。
意欲も減退しストレスも増えるというのが、当然の成り行きではないか。
もちろん、その人の状況によっては、
まずは「人に慣れる」ことを目的とすることがあってもよい。
家にいて孤独であるよりは、仲間のいる場で休んでいたい人がいてもよい。
でも、働きたいという意欲のある人については、
それを応援するのが病院や支援センター、そして私達のような事業所の使命だろう。

とはいえ、私達だって運営して行く中で今の気持ちを見失うことだってあるかもしれない。
(いや、確実にそのような落とし穴に遭遇する時は来るだろう)
少なくても、私は「お給料が必要」で働き始めたわけではない。
この事業所の社会的な役割を確認し続けることが、
私の仕事なのかもしれないと思う。






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最終更新日  2007年05月12日 10時09分04秒
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