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2018年11月11日
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テーマ: 子育て支援(55)
カテゴリ: ボランティア
先週、市主催の「子育て支援関係」の講演会に参加した。
私は子育て支援に関係するボランティアグループに関わっているので、役割のような感じで参加した。
講師は、北海道では人気の劇団グループのリーダー。
しかし私は、そのグループの別の人は知っていたが、この日の講師になった人は正直なところあまりよく知らなかった。
だが、若い人には人気があるらしく、市主催のこのような行事の時とは異なり、子育て中のお母さんたちも多いように見受けられた。
講演内容については、まあ一般的な万人向けするような話で、確かに話は上手だし面白かった。
「子育ては自分育てと夫婦育て」というようなテーマで、子育て中の人に対して「夫婦で助け合って大変な子育て時期を乗り切ろうよ」という感じ。
まったくごもっともな話で、そのように夫婦がケンカをしながらも仲良く力を合わせ、楽しんで子育てができるなら、家族として百点だろう。
だが、市主催のこのような行事がこのような上っ面の講演だけで楽しんでいいのだろうか。

格差社会が進み、低所得層も増加しているし、ひとり親家庭も増えている。
また、いくら夫が子育てに参加したくても、長時間勤務・単身赴任などで事実上母親一人が子育てを担っている場合が圧倒的に多いだろう。
なぜかはっきりとした分析はされていないようだが、発達障害的な傾向を持つ「育てにくい子」も増加中。
幼稚園や学校に行けば、ママ友同士のグループ化とそれに派生する悩み事が増え、子どもたちはいじめや管理教育による「学校への行きづらさ」を抱える子も増え、不登校や子どもの自死だって多い。
いつもそんなことを気にかけながら活動している私としては、何とも釈然としないことが多かった。
そんな気分にとどめを刺すような違和感は、講演後のグループ討議だった。
7~8人程度のグループで、「子育ての支援に必要なこと、私たちができること」で話し合いをしたのだが、各テーブルにはその進行役のためなのか、市の職員が入ってきた。
しかし、その時の挨拶で私はまずカチンときた。
「このテーブルに入れと言われましたので、どうぞよろしくお願いします」ときた。
何なんだ、市主催の行事でこんな他人事の言い方は…。
しかし、まあそれはその人の謙虚さの表れかもしれないと思いなおし、話し合いに入る。

テーブル上に模造紙があり、各自に付箋が配られ、自分の意見を書いて貼り付けてゆく、今はよくされている方式で、ほとんどは最後のまとめの時間で各テーブルで出たトピックなどを発表するのが常だが、今回はそれがなかった。
司会者が「今回話し合われたことを参考に、それぞれの活動に生かしてください」のようなまとめだった。

この模造紙に貼られた意見はどうなるのか?


私はテーブル担当の市の職員にそれを聞いた。
「今回の意見はどのように活用されるのですか?」
彼は首を傾げながら「さあ~、どうなんでしょう?」。

「せっかくの市民の意見や思いなのですから、ぜひ子育て支援行政に生かすように言ってくださいね!」。
彼にはまったく期待していなかったが、せめてそのくらいは担当部署に伝えてほしいと願いつつ…。

後日、以前市の職員で子育て関係の仕事をしていた友人にその話をした。
「その講師の人選は、人集めのためだけだよ。行政主催のこの手の行事の参加者は、動員された市職員や民生委員が多いのが常。若い子育て中の人を集めたという実績のために、高い講演料を使ったんだよ。
その人、若い人にはとっても人気があるグループリーダーだから」
(興味や関心の偏っている私は、私はその人が道内で人気があることは全く知らなかった)
「テーブルに配置されるのは、たいてい子育て関連部署の課長以上だと思うよ。
でも大抵、言われたとおりにやってるだけだから。
それでも、最低限この行事の主旨や今後の方向性などは徹底しなくちゃならないよね。それもやってないってことだ」

そんな話を聞いて、二度力が抜けてしまう気がした。





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最終更新日  2018年11月11日 09時19分10秒
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