マイペース70代

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若い頃の苦労は買ってでもせよ。その前に、「子供の失敗は買ってでもさせよ」

映画「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」クリント・イーストウッド監督

札幌の友人に誘われて、札幌の教会で開催された
クリスマスコンサートに共通の友達を誘って行ってきた。
電車と市電を乗り継いで行ったのは、
そのコンサートが「星野富弘さんを偲んで」ということで、
星野さんの詩に曲を付けたものだったからだ。
まだ三十代の頃に星野さんの詩画集に出会い、とても感動したのが最初だった。
星野さんは体育教師になって間もなく、指導中の事故で頸椎損傷をして、
首から下が不自由な体となり、その後口で筆を使っての詩と絵を描くようになる。

宗教に関わらずその言葉には普遍性があると感じている。
その星野さんの詩に曲を付けたコンサートというので、聴いてみたいと思ったのだ。

私はこのブログでも時々書いているが、特定の宗教を信仰はしていない。
というより、意識的に宗教とは距離を置いて生きてきた。
でも、宗教を否定しているのではないし、神社仏閣、キリスト教系の教会、
どこの国にもある宗教施設の雰囲気は嫌いではない。
多くの人が祈りをささげてきた場所は、とても良い空間であることが多いし、
場所によっては古の昔からの人類の願いや祈りが満ちているような気がすることもある。
ただ、いわゆる新興宗教施設には入ったことはない。
色々な経験の中で、そのような場所には抵抗感があることは否めない。
いくら友人からの誘いでも、そのような宗教のクリスマスコンサートには行かないだろうと思う。

私にはなんだかそれがホッとする。
キリストの姿を見ると、神の愛というより厳しさの方を感じてしまうのだ。
ということで、とても安心して音楽に浸ることができて、心が洗われるような気持ちになった。
コンサートが終わってからは教会員の人達の手作りのチャリティーバザーがあったので、
私も少し買わせていただいた。

高齢化のせいだろう、杖を使っている人が多く感じた。
私もいずれそうなるのかもしれないなとリアルに感じてしまう。
杖を使ってでもいいから、自分の足でできるだけ長く外出ができればいいなと思う。

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