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来年で、宝塚歌劇が創設されて95周年なんですよー。88周年の式典あたりから見ているので、かれこれ7年ぐらいファン生活やってるみたいですが、私。で。まぁー。今はいろいろ変革の時なんですね。いろいろやってます。ちなみに次の娘役トップは固定しないらしいですねー。いろいろな娘役にチャンスを、って言えば聞こえはいいけど・・・。むしろ、男役並に動員できる娘役を育てるぐらいの気概が必要だと思うんだけど。いや、どうあがいてもそれは無理なんだけどね。それが出来たら、男役なんておかしい存在いらないから。でも、自分の色ではないものを演じることでその娘役サンの幅が広がると思うからさ。固定してヒロインを演じる方が、面白いと思うんだよな-。で。来年からの改革。1,値上げ。+ 割引。 正直、キツイですが、でもしょうがないかな。あれだけの大劇場、そして生オケ。 他の大手劇団、某四季とか(伏せてないっ)、東宝の価格設定に比べたら格安だもん。 約450人の劇団員のを養って、舞台を維持するにはしょうがないよね。 ただ、一階席の一番後ろまでSっていうのは・・・。 2階のSS席の意味がわからなかったので、その廃止は良いと思うけど・・・。 まぁ、一階席は後ろであっても生徒さんの客席降りとかあるからね。 良いでしょってことなんだろうなぁ~。 で、会員への割引制度。 これはいいんじゃないかなぁ。リピーターでもってる劇団なんだから、 今後は窓口販売まで広げてくれるとありがたいけどね。2,年間8公演から10公演へ変更。 バカじゃなかろうか?各公演を1ヶ月半から1ヶ月へ短縮してのローテーション。 これ、逆効果だと思うんですけど-。 作品を作る時間の短縮→稽古時間の短縮→(ヘビーローテションによる生徒の疲弊) →→→全体的なクオリティ低下! 海外からの輸入ミュージカルでも1ヶ月公演を行うつもりかな? ということは、同演目の複数の組での続演が続きそうだよね。 じゃないと、高い版権はらって元が取れなさそう。 例えば今は 花・星・雪・宙・月の順番なので、 花と宙、星と月で同演目、とかありえそう。で。韓流・・・・・・・はぁ?その、新体制の最初の演目が、ぺ様の「大王四神記」のミュージカル化だそうで。で、困った時の小池頼みで小池先生演出だって。なぜ?なぜ今更韓流???しかも、今更ペ?いくら、いくらお姉様方がファン層に多いっていったって、なにも韓流じゃなくても・・・。その外した感はなんだろうか。うーん・・・。だからさー。いいんだよ。ネタ切れなら、それはそれで。だったら10公演もやらなければ良いと思うし、過去の名作たちを演出とか刷新して再演するとかあるじゃん。それだけコンテンツ持っているよね。なのに、なんで韓流なわけー?!意味わかんない。不思議だね・・・。
2008.05.30
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っていうことで続きなので、感想は前の日記からお読み下さい。で、そんなこんなで類似点ばかり上げ連なってもしょうがないので、次行きます、次。役者の話。主演の二人はまぁ後で語る。置いておいて。東宝ってば。今回浦井くんを初めてみたのですが、「あートート役者育ててるんだなぁ」って本気で思いましたです。声も祐一朗さんに似ているし。なんか、役柄もあるけど、思いっきりトートっぽい。っていうことで、未来のトートは君だ(笑)!井上くんは、ルドルフからはどうやっても逃げられません。いい加減、そのイメージ脱却した方が・・・と思うけど、やらせてしまうと、やはり似合いすぎてる。なんか偉そうですが、以前に比べて芝居が上手くなったなぁと。歌に感情を乗せる事も上手くなったし、普通の台詞や細かい演技などなど。非常に共感できるルドルフを作りあげていて、その苦悩に思わず涙が・・・。いやー。良かったです。エリザベートのルドルフはいい加減卒業だと思うけど、この演目なら40代ぐらいまで出来るんじゃない(笑)?真面目に代表作になるなって思いましたよ。笹本玲奈ちゃん。は、歌はうまいが、気が強い(笑)。宝塚の”カマトト”なマリーを見慣れている私にとっては、随分、強いなぁ・・・と。しかし、「男爵令嬢」という身分の低さからすれば、相当正しい人物像かも。二人は共演することが多いので、息はあってますよね。次世代のスターなんだなぁって思います。一ヶ月っきりの公演とはもったいない・・・。ステファニーの知念ちゃん。低音をもっと出す練習を積めば完璧かな。せっかくのソロですが、音域の問題でしょうか、出だしがよく聞き取れなかったです。もったいない。そして、ラリッシュ夫人のたーたん。すっかり女だなー。くっさい男役だったは思えん。しかも。最初のソロではさすが、押しが強い(笑)。でも、彼女の上手いところは、ちゃんと脇役に徹しつつも、ここぞという自分の場面でだけはちゃんと輝けること。いざ人を従えて歌って踊れば、もうトップスターの貫禄勝ち。すごい、すごい。まぁ、いろいろ書きましたが。久々にかなり良い舞台だったとは思います。単独の作品としてはどうかわかりませんが、「エリザベート」のスピンオフで、「うたかたの恋」とは違う「ルドルフ」のお話、という点では大成功では。ライブCD欲しい(><)出ると良いなぁ~~。
2008.05.26
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ルドルフ。**ネタバレしまくりの日記です**彼が生きて、オーストリアを継いでいれば、第一次世界大戦は起きなかったかもしれない、と言われるルドルフ皇太子の話。(いや、それ自体は眉唾だけど・・・。)先進的な考えを持った皇太子で、皇帝とはことごとく対立し、その無力感と自由への渇望から、初めて愛した女性と心中する、という話ですが、史実はお気に入りの娼婦に心中断られたから、別の女にお願いしたってのが、どうも真相らしいって言いますけどね・・・。まぁ、ともかく、その心中相手のマリー・ヴェッツラとは純愛だった、というのを前提としたお話です。日本には、全く同じストーリーを別の原作で描いている「うたかたの恋」という宝塚の名作ミュージカルがありますが、それとは全く別物・・・と言いたい・・・ようで・・・そうでもないような・・・。一応「ルドルフ」は「エリザベート」のスピンオフ的姿勢なので、「うたかた」とは確かに違うのですが、所々影響が見受けられます。比べたくはないけど、比べたくなるような演出や台詞があってねぇ・・・。演出は、見事にウィーンミュージカルの系譜で、いい加減その人なんだか物の怪なんだか良くわからない人を狂言回しに置く手法から離脱した方が良い、とは思いますが、逆に言うと破綻なく、安心して観られる演出でもあります。音楽も、アメリカ人のワイルドホーンが頑張って、頑張って、リーヴァイ氏の音楽を模倣した感があるけど、良い楽曲がそろっていて、好き。ルドルフ、という人物像も「エリザベート」の15分のシーンを膨らませた感じがでていて、苦悩や自由の渇望などすごく良いのです。「うたかたの恋」は古い作品なので、音楽や演出方法には現在においてはやはり古くさい感じは否めないので、その点における軍配は完全に「ルドルフ」に上がると思うのだけど、こと、ロマンティックさにおいては、やはり名作だったんだなぁと改めて感じることになりましたね。私としては。ただし、その宝塚ファンをわざと意識しているであろう演出に、ドキドキしてしまう自分がいるのも確かで。例えば、ルドルフがマリーに指輪を渡すシーンの会話。マリー:この、裏に掘ってある意味は?と、質問をなげかける。この瞬間、宝塚ファンならば誰もが(は言い過ぎか)、ルドルフ:死が二人を別つまで、愛によりて結ばれる!という答えを思い描いて、その通りに返ってくるという所とか(笑)。私なんて、思わず口に出しそうになっちゃったよ(爆笑)。訳し方なんていくらだってあるだろうに、わざわざ全く同じ台詞にするところが、凄いっていうか、なんていうか。あと、マリーが列車に乗らず戻ってくる所ね。なんだ、あの大階段(笑)。すっごい、ヅカ的演出(笑)。とかとか、随所に散りばめられていて、それがまた面白いです(笑)。ただ。その心中を純愛というための描き方としては、どうしても「うたかた」を思い出してしまうような気がします。なんかね。「死」という言葉を直接的に交わしているの気になる。心中に誘う台詞ですが。うたかたでは(って、何も見ずつらつら書ける私ってなんて、オタクなんだろう)ルドルフ:マリー、旅に出ることになった。マリー:いつ、お戻りになるの?ルドルフ:・・・。二度とは、戻れない旅だ。マリー:・・・。(はっとして。)ルドルフ:一緒に来るかい?マリー:(笑顔になって)あなたとご一緒なら、何処へでも!二人の間に「死」という言葉は交わされていないけれど、ウィンナーワルツに乗って、それはそれはロマンティックに交わされます。ルドルフでは「あなたとなら死ねる」的発言がありその後も「死が別つまで」を繰り返すなど、ちょっと直接的かな。心中シーンにしてもそう。あっさりしてしまっている・・・。これが、全く別ものなら、こんな風に感じないのだけど、随所に意識しているのが見えるが故に、どうにも気になる。長くなったので、続きは次の日記で。
2008.05.26
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いやー、初夜のシーンは笑った、笑った。堺さんのコメディ演技、ホント大好き(笑)。「えー?!!」っていっつもやるよね(笑)。でも篤姫がいつもの好奇心で、最初は知りたい知りたいなのに、本当の姿を垣間見て、「妻」として夫の身を立てよう!と決心するあたりとか、いやー面白い!!しかもその真面目な姿を一瞬見せる時の堺さんが、素敵(笑)。来週はお志賀の方と対決?いや、対決はしないのか。大奥編、だんだん盛り上がってきたっ。ドロドロという要素より、篤姫の聡明さが押し出されてて見やすいよ、ほんと。
2008.05.18
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ライフ・イズ・ビューティフル(DVD) ◆20%OFF!言わずもがな、の名作ですが。今改めて見直すと、これってもしや意見が分かれるかも?って思います。前半のコメディ部分から後編への不穏な空気が流れているのは、うまい。それこそ冒頭から陽気な雰囲気の中から不安定な世情が描かれていて、少しずつ暗示しているしね。そういうのは好き。ドーラの婚約発表の席にドイツの将校らしき人もいるのに「ユダヤ馬!」と落書きされた馬に乗って現れるシーンはなんの皮肉かと大ウケしつつ、はらはら。で、しかも誰もそこには気がつかなくて、なんとまぬけなことかーみたいな。でも、これってイタリア人(というか優秀民族)の無関心を表している感じですよね。劣等民族であるユダヤ人のことは目に入らない。差別主義が身に染みすぎているというか。「障害者を粛清するといくらの助成金が節約できるでしょう」っていうのが小学校の算数の問題で、そこで問題になるのはかけ算の難しさであって、設問が持つ問題は誰も見向きもしないとことか、人々に無関心と差別主義がどの程度浸透しているのかを描いている。その上で、収容所でドイツ人の軍医と再会するシーンを見ると、ちゃんとつながってるんだよね。この展開ならば、以前友情にも似た物を感じていたドイツ人と再会して、これで助かるって、助けてくれるって誰もが思う。でも、違った。結局、彼にとっては迫害されている人の苦しみや悲しみは理解できないし、そもそもが無関心。だから、ああなる。そういう所は上手いなーって思うんだよね。たださー。この話しの肝となる「嘘」が最初に出てくるシーン。収容所に連れて行かれるトラックの中。周囲の大人達が暗い、絶望でうちひしがれた顔をしているのに、大声で「お前のための旅行だよ!ゲームなんだ!」って。そりゃないよーみたいな(笑)。小声ならわかるけど、大声でそんなこと言うなよーって。それに子供達が粛清されてしまった後。一人生き残ってて、「自分の子供は殺されたのに!」って騒ぎ出す人がいてもおかしくないのに、誰も何にも言わないの不自然じゃない?それと、全てが終わった後ね。いいんだけど、いいんだけどさー。連合軍のはずなのにアメリカ国旗・・・。あー・・・。そうなのーみたいなしらけ感は何(笑)?でも、最後ママと再会するとこはやっぱりウルっときちゃった。「勝ったのよ!」って二人は別々の事を言ってるわけだけど。父親の事実を知る日が来てもきっとだから強く生きていけるんだろうなってそういう予感とかあって、全体としては好き。ただ、意外と手放しで感動出来なくなったのは2回目だからか、私がひねくれたのか・・・。まぁ、でも一度は見て損はないし、かなりおすすめな一本ですね!
2008.05.05
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とうとう、篤姫の第三の人生へ向けて大きく動き出しましたね。「お篤、と気軽に呼べるのも今日までだな。明日からは御台様だ。」ということで、大奥へ向けて出立です。ここは好きだな-。それから、「密命」を受けて国の大きな流れに篤子の決心を感じるとことか。いいです。その前に。尚五郎さんの婚礼ですね。最近ずっとお近さんとの絡みが多いなって思っていたら、こういう複線だったのかー。「姫のことはもう忘れました。」私、いっつもこの台詞に違和感を感じるんだけど、どうにかならないのかなー。言うべきは「忘れた」ではないと思うんだよね。篤子にとっても尚五郎にとっても大切な人であることには変わりなくて。「別の世界の人」というのはそうなんだろうけど、だからこそ、そういう感情は潰えたっていうのはわかるんだけど、うーん。なんだろう。忘れてないよね。尚五郎さん。なんかー、しっくりこない感じ。うーん。さて。先週は篤子と尚五郎の別れというか、二人の道が本当に背中合わせの別々の方向に進むのだ、という所で終わりましたが、今日は、大奥に入るための布石というか、つなぎ的な話しでしたね。大きな国の流れを司るいったんとしての役割を感じて使命感を持っている篤姫に対して、家定は・・・。でも、彼の奇行の裏に隠された、国を思う気持ちは感じたかな。っていうか堺雅人が上手すぎて。朝の連ドラで「オードリー」っていうのがあったんですがー。主演は某獅童の浮気相手として報じられて女優引退しちゃったんだけど、相手役と、憧れの人で出演していたのが堺雅人さんと佐々木蔵之介さんなんですよね。二人ともこのドラマで初めて知ったけど、二つも大きな才能を見つけてきたNHKってやっぱりす凄いんだなーって当時、思ってました。二人とも今や大活躍で、本当、凄いよな-。堺さんは蔵さまに比べるとなかなか認知度が上がらなくて歯がゆかったけどね。来週からはその堺さんのシーンも増えそうだし、楽しみだ。
2008.05.04
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