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「きさらぎ賞・G3」(2月5日、京都) 最優秀2歳牡馬のタイトルを手にした関東馬サトノアレスだけではない。“サトノ軍団”は現3歳世代もタレントぞろい。デビュー2連勝中のサトノアーサーが、同じ池江厩舎のサトノダイヤモンドが昨年無傷3連勝を決めた登竜門で、重賞初Vを狙う。 2カ月ぶりの実戦となるが、調整は順調だ。26日の1週前追い切りは栗東CWで3頭併せ。サトノラーゼン(5歳オープン)、シンシアズブレス(4歳500万下)の2頭を追走しながら一杯に追われ、最先着を決めた。 6F80秒9-37秒0-11秒9の好時計に池江師は「ビッシリ負荷をかけました。全体的な時計も優秀だし、トモに筋肉がついてきたね。今週、馬なりでやれば態勢は整うと思います」と上々の手応えだ。2週連続で調教にまたがった西谷(レースは川田)も「しっかり抜け出してくれた。まだ幼いけど、日々の成長を感じる」と目を細める。 単勝1・2倍の断然人気に推された稍重馬場の新馬戦こそスズカフロンティアと同着だったが、良馬場で行われた2戦目のシクラメン賞では真価を発揮。上がり3F32秒7の末脚で、3馬身半差の完勝を決めた走りに、「スローペースだったとはいえ、32秒台の脚を使える馬。能力の高さを感じた」と指揮官はうなずく。 舞台は淀の9F戦。「折り合いをしっかりつけて、抜け出すタイミングを教えていきたい」とトレーナー。無傷3連勝でタイトルを手にし、勇躍クラシック路線へと進む。川崎記念のいい加減予想8枠12番サウンドトゥルーから6枠7番ミツバ、6枠8番ケイティブレイブ8枠11番バスタータイプ、7枠9番オールブラッシュ、2枠2番ケイアイレオーネ7枠10番ハッピースプリント。
2017.01.31
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京都金杯を制したエアスピネルが登場。ここも制してマイル重賞連勝となるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■2/5(日) 東京新聞杯(4歳上・GIII・東京芝1600m) エアスピネル(牡4、栗東・笹田和秀厩舎)は年初の京都金杯を制覇。最後はブラックスピネルにハナ差まで詰められたが、菊花賞以来のレースで3000mからの距離短縮、道中やや掛かる面も見せたことを考えると十分に力は示したと言っていいだろう。今回も春の大目標、安田記念と同じ舞台だけに快勝を期待したい。 ヤングマンパワー(牡5、美浦・手塚貴久厩舎)は4番人気に支持されたマイルCSで16着と惨敗。初の京都コースが合わなかったか、それとも馬体重12キロ減が影響したか、力を全く出せなかった。今回は関屋記念、富士Sと連勝した実績のある左回りのマイル戦だけに巻き返しを期待したい。3戦3勝の戸崎騎手とのコンビ復活も魅力。 ブラックスピネル(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)は京都金杯でエアスピネルにハナ差まで迫る2着と好走した。馬体が絞れたことと、内で上手く立ち回ったことが大きかったとはいえ、着実に力をつけている。ここで逆転しての重賞初制覇なるか。 その他、OP特別連勝で勢いに乗るマイネルアウラート(牡6、美浦・高橋裕厩舎)、重賞の舞台に戻ってきた超良血馬ロイカバード(牡4、栗東・松永幹夫厩舎)、新馬以来のマイル戦に挑むプロディガルサン(牡4、美浦・国枝栄厩舎)、昨年1番人気で落馬の雪辱を期すダッシングブレイズ(牡5、栗東・吉村圭司厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。サトノアーサーの無傷3連勝なるか/きさらぎ賞の見どころ2戦2勝のサトノアーサーに注目。無傷の3連勝で重賞制覇を飾り、堂々とクラシックに向かうことができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■2/5(日) きさらぎ賞(3歳・GIII・京都芝1800m) サトノアーサー(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)はデビューから2戦2勝。新馬戦こそ同着での勝利だったが、2戦目のシクラメン賞を上がり32.7秒という脚を使って圧勝し、その素質の高さを見せつけている。昨年の本レースは同厩・同オーナーの先輩サトノダイヤモンドの圧勝だったが、本馬もこれに続くことができるか。 プラチナヴォイス(牡3、栗東・鮫島一歩厩舎)は未勝利戦、萩Sとこの条件で2戦2勝。前走の京都2歳Sは直線で不利を受けたこともあって6着に終わったが、2歳コースレコードをマークした舞台で一気の巻き返しが期待される。 その他、共同通信杯との両睨みも出てくれば有力なムーヴザワールド(牡3、栗東・石坂正厩舎)、前走は出遅れが痛かったアメリカズカップ(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)、朝日杯FS惨敗からの巻き返しを期すダンビュライト(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)・タガノアシュラ(牡3、栗東・五十嵐忠男厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。
2017.01.30
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29日、東京競馬場で行われた根岸S(4歳上・GIII・ダ1400m)は、後方でレースを進め、直線に入ったところでは外の最後方となっていた福永祐一騎手騎乗の1番人気カフジテイク(牡5、栗東・湯窪幸雄厩舎)が、そこから一気に脚を伸ばして、中団追走から一旦は抜け出した3番人気ベストウォーリア(牡7、栗東・石坂正厩舎)を捕らえ、これに1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分23秒0(良)。 さらに2.1/2馬身差の3着に4番人気エイシンバッケン(牡5、栗東・中尾秀正厩舎)が入った。なお、2番人気ベストマッチョ(牡4、美浦・手塚貴久厩舎)は12着に終わった。 勝ったカフジテイクは、父プリサイスエンド、母テイクザケイク、その父スキャンという血統で、これが重賞初制覇。また、本馬はこの勝利で2月19日に行われるフェブラリーSの優先出走権を獲得した。【勝ち馬プロフィール】◆カフジテイク(牡5)騎手:福永祐一厩舎:栗東・湯窪幸雄父:プリサイスエンド母:テイクザケイク母父:スキャン馬主:加藤守生産者:ヒダカファーム通算成績:22戦7勝(重賞1勝)1 カフジテイク 1:23.02 ベストウォーリア 13 エイシンバッケン 2.1/24 キングズガード ハナ5 ニシケンモノノフ クビ単勝3 300円 複勝3 130円 5 170円 13 220円枠連 2-3 720円 馬連 3-5 860円 馬単 3-5 1590円三連複 3-5-13 2390円 三連単 3-5-13 9330円ワイド 3-5 360円 3-13 470円 5-13 790円 ダンスディレクター完全復活&連覇達成/シルクロードS 29日、京都競馬場で行われたシルクロードS(4歳上・GIII・芝1200m)は、後方でレースを進めた武豊騎手騎乗の3番人気ダンスディレクター(牡7、栗東・笹田和秀厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、好位追走から一旦は先頭に立った4番人気セイウンコウセイ(牡4、美浦・上原博之厩舎)を捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分7秒8(良)。 さらに1.1/2馬身差の3着に7番人気セカンドテーブル(牡5、栗東・崎山博樹厩舎)が入った。なお、2番人気ソルヴェイグ(牝4、栗東・鮫島一歩厩舎)は6着、1番人気ネロ(牡6、栗東・森秀行厩舎)は11着に終わった。 勝ったダンスディレクターは、父アルデバラン2、母マザーリーフ、その父サンデーサイレンスという血統。昨年の本レースを制したあとは脚部不安による休養もあって勝ち星がなかったが、見事ここで完全復活を果たした。【勝ち馬プロフィール】◆ダンスディレクター(牡7)騎手:武豊厩舎:栗東・笹田和秀父:アルデバラン2母:マザーリーフ母父:サンデーサイレンス馬主:太田珠々子生産者:藤原牧場通算成績:21戦7勝(重賞2勝)主な勝ち鞍:2016年シルクロードS(GIII)1 ダンスディレクター 1:07.82 セイウンコウセイ クビ3 セカンドテーブル 1.1/24 ヒルノデイバロー クビ5 ラインスピリット ハナ単勝7 670円 複勝7 230円 11 250円 9 400円枠連 5-7 600円 馬連 7-11 2270円 馬単 7-11 4710円三連複 7-9-11 7860円 三連単 7-11-9 40820円ワイド 7-11 890円 7-9 1440円 9-11 1260円根岸S・シルクロードSともに馬連と三連複にて購入。結果、根岸Sは堅い決着で馬連・三連複ともに的中。シルクロードSは馬連・三連複ともにはずれ。
2017.01.29
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昨年の年度代表馬キタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久)が、年内いっぱいで引退する方向であることが明らかになった。北島三郎オーナー(80)が27日、都内でデイリースポーツなどの取材に応じ、「今年でおそらく卒業していくと思います」と年内いっぱいでの引退の可能性を示唆した。「卒業」と具体的なことが言及されたのは初めて。ラストランは有馬記念(12月24日・中山)となる見込みだ。また今年は競馬場でこれまで5度歌唱してきた「まつり」も封印する意向。有馬記念で有終の美を飾り、勝利の凱歌(がいか)は最後にとっておく意向だ。 すでに春は大阪杯(4月2日・阪神)、天皇賞・春(4月30日・京都)、宝塚記念(6月25日・阪神)に出走することが発表されている。その後に関しては未定で、結果と体調次第で秋は凱旋門賞・仏G1(10月1日・シャンティイ)への挑戦も検討されている。 北島自身は現在、昨年9月に頸椎(けいつい)の手術を受けたこともあり、仕事をセーブしている。この日は「歌は大阪杯勝利時の『まつり』で復帰?」と問われ「今年から(競馬場の)『まつり』は封印する」と突然の宣言。本人に代わり、関係者が「昨年、歌いすぎたので、有馬記念まで取っておくことにした。年末に1着とって、そこで歌おう!と」と真意を説明した。 これまで何度も紅白歌合戦で大トリを飾り、日本の年越しに欠かせない歌を届けてきた。競馬界の一年を締めくくる有馬記念も「ぜひとりたい」と言ってきた。キタサンブラックは3、2着。「次はぜひ1着」との思いが強い。北島は「今年でこの馬もおそらく卒業していくと思います。その時に有馬記念で優勝することができたら。その時は武豊さんにも歌ってもらいたい」と一緒に熱唱することを熱望していた。根岸Sのいい加減予想2枠3番カフジテイクから3枠5番ベストウォーリア、2枠4番ニシケンモノノフ7枠13番エイシンバッケン、8枠15番ベストマッチョ、7枠14番キングズガード8枠16番ノボバカラ。シルクロードSのいい加減予想7枠10番ネロから5枠7番ダンスディレクター、4枠5番ソルヴェイグ7枠11番セイウンコウセイ、8枠12番ブランボヌール、3枠3番アースソニック6枠9番セカンドテーブル。
2017.01.28
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根岸S(GIII・ダ1400m)に岩手競馬からラブバレット(牡6・水沢・菅原勲)が参戦する。同馬を昨年から担当しているのが、女性厩務員の笹野美香さんだ。ラブバレットとの付き合いは、約1年になる。 かつて東京でOLをしていた笹野さんだが、時折足を運んでいた東京競馬場のパドックで馬を見ていたある日「馬に関わる仕事がしたい」と急に思い立った。それがきっかけで道営競馬で厩務員の職についたのが最初だった。馬を触ったことがなかった笹野さんだが、馬に対する恐怖心はさほどなかったという。仕事は、手順だけをひととおり教わった。「見て覚えるという時代でしたから」と、笹野さんは厩務員になった当時を振り返る。思うように仕事ができない悔しさや怪我を乗り越えて、20年以上この仕事を続け、現在は水沢の菅原勲厩舎で勤務する。「馬それぞれ能力差はありますけど、やはり勝つためにやっていますから。勝ってくれた時には、それまでの苦労も報われたという気持ちになります」と笹野さん。 雑談を交えながら笹野さんと話をしていると、ラブバレットが左前脚で前掻きをした。時計を確認した笹野さんは「14時に午後運動をしているので、それをわかっていて早く外に出せーと催促するんです」 洗い場で手際良く運動に出る準備を進める。今ではほとんど見ることがなくなった「モダワラ」(藁で作った手入れ道具)でラブバレットの体をこすった。「この馬は肌が薄くて敏感なので、モダワラの方が良いみたいですね。モダワラとは呼んでいますけど、これは実は麻の糸でできているんです。ツヤも出ます」 手入れを終えてメンコを装着すると、約20分ほどの厩舎周りの運動に出た。 菅原勲調教師は「力強いですよ。男性よりもしっかり仕事ができるという感じがしますね。女性ですから細かいところに気がつきますしね」と笹野さんに信頼を寄せる。師が見守る中、ラブバレットと笹野さんは、黙々と歩き続けた。 内山一郎オーナー、菅原師、山本聡哉騎手、そして厩務員の笹野さん。たくさんの人の思いを乗せて走るラブバレットの健闘を祈りたい。
2017.01.27
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「根岸S・G3」(29日、東京) 自信は確信へと変わりつつある。チャンピオンズCはあと一歩で馬券圏内に届く4着。地力強化を示したカフジテイクが、いよいよ重賞初制覇へ挑む。 25日、栗東坂路での最終追い切りは、僚馬メイショウコモレビ(3歳未勝利)をリードする形から4F53秒6-12秒6の時計を出し、最後まで軽快なアクションで駆け抜けた。「先週の段階で、ジョッキーが騎乗してしっかり追って仕上がっていますからね。けさは無理をさせてはいませんが、いいリズムで坂を上がってくれたと思いますよ」。青写真通りのメニューを消化し、湯窪師は目を細めた。 ダート最高峰の舞台で、勝ち馬サウンドトゥルーに次ぐ上がり3F36秒0をマークし、わずか0秒2差に食い込んだ。その後、東京大賞典を勝つアポロケンタッキー、昨年のフェブラリーS1、2着馬モーニン、ノンコノユメには堂々先着し、一線級相手でも互角に戦えることを広くアピールした。「昨年の6月に東京(夏至S)で勝ってから力をつけた感じですね。前走後もずっといい状態を保っているしこの時季とすれば毛ヅヤもいい。ここは次へ向けての賞金加算をしたいね」と指揮官は力を込める。 東京ダート1400メートルは2戦2勝。師の言葉を借りれば「最も力が出せる条件」だ。もちろん、ここで結果を出せば、フェブラリーSでの有力候補に躍り出ることになる。明けて5歳。充実期を迎えた上がり馬が、得意の舞台でさらなる飛躍への一歩を踏み出す。
2017.01.26
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25日、大井競馬場で行われた第20回TCK女王盃(GIII・4歳上・牝・ダ1800m・1着賞金2200万円)は、5番手あたりでレースを進めた戸崎圭太騎手騎乗の2番人気ワンミリオンス(牝4、栗東・小崎憲厩舎)が、直線で内から先頭に立って、好位追走から食い下がった7番人気リンダリンダ(牝4、大井・荒山勝徳厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分54秒1(良)。 さらにアタマ差の3着に1番人気ホワイトフーガ(牝5、美浦・高木登厩舎)が入った。なお、3番人気タマノブリュネット(牝5、美浦・高柳瑞樹厩舎)は5着に終わった。また、5番人気トーセンセラヴィ(牝6、浦和・小久保智厩舎)は向正面で競走を中止した。 勝ったワンミリオンスは、父ゴールドアリュール、母シーズインポッシブル、その父Yankee Victorという血統。河口湖特別(1000万下)、銀嶺S(1600万下)に続く3連勝での重賞初制覇となった。【勝ち馬プロフィール】◆ワンミリオンス(牝4)騎手:戸崎圭太厩舎:栗東・小崎憲父:ゴールドアリュール母:シーズインポッシブル母父:Yankee Victor馬主:サンデーレーシング生産者:ノーザンファーム通算成績:10戦5勝(重賞1勝)1 ワンミリオンス 1:54.12 リンダリンダ 3/43 ホワイトフーガ アタマ4 ポットガゼール 3.1/25 タマノブリュネット 2単勝7 570円 複勝7 140円 8 440円 9 110円枠連 6-6 8310円 馬連 7-8 10450円 枠単 6-6 7490円馬単 7-8 17900円 三連複 7-8-9 3870円三連単 7-8-9 39960円 ワイド 7-8 2320円 7-9 230円8-9 790円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連ははずれるも三連複は的中。
2017.01.25
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「根岸S・G3」(29日、東京) 前走の兵庫ゴールドTを制し、交流重賞2勝目を挙げたニシケンモノノフ。早め先頭から押し切ったレース内容は着差以上の強さだった。コンビを組んだ横山典は「馬場が悪かったので行けたら行こうと思っていた。具合は良くなっていると調教師から聞いていたので、自信を持って騎乗した。馬はまだ若いし、これからも頑張ってくれそう」と能力の高さを絶賛した。 18日の1週前追い切りは栗東坂路で4F54秒4。時計的にはそれほど目立つものではなかったが、軽快な走りで状態の良さがはっきりと伝わってきた。既に馬体は仕上がっている。 庄野師は「予定通りの調教ができた。引き続き状態はいいよ。最近は安定して力を出せるようになってきた。充実ぶりが、ひと目で分かる。左回りの東京コースは何も心配していない。何とかJRAの重賞を勝ちたい」と力を込める。 昨年はプロキオンS、カペラSでともに2着。あと一歩のところでJRA重賞を逃している。それだけに陣営の「今年こそ」の思いは強い。フェブラリーS(2月19日・東京)へ胸を張って進むためにも最高の結果を出しておきたい。TCK女王盃のいい加減予想7枠9番ホワイトフーガから6枠7番ワンミリオンス、8枠12番タマノブリュネット3枠3番タイニーダンサー、2枠2番トーセンセラヴィ、1枠1番マイティティー6枠8番リンダリンダ。
2017.01.24
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ベストマッチョに注目したい。デビューからわずか5戦でオープンクラスまで上がってきており、強豪揃いのここでも楽しみな存在だ。ダート界の新星誕生なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■1/29(日) 根岸S(4歳上・GIII・東京ダ1400m) ベストマッチョ(牡4、美浦・手塚貴久厩舎)はデビューから5戦4勝2着1回と、全く底を見せずにオープンまで昇格。いよいよここで重賞に挑戦する。これまでの5戦全てが東京ダートで、特に1400mは3戦3勝と相性抜群。今回のメンバー相手にあっさり勝てるようなら、ダート界の新星としてフェブラリーSでも大いに注目が集まるだろう。 ベストウォーリア(牡7、栗東・石坂正厩舎)は昨年未勝利に終わったが、GIを中心に出走しながら一番悪い着順でも4着(フェブラリーS)と崩れることはなかった。明け7歳だが、まだまだ衰えはないだろう。斤量58キロでも上位争いは必至と見る。 カフジテイク(牡5、栗東・湯窪幸雄厩舎)は強烈な末脚が魅力。前走のチャンピオンズCでも直線に入ったところでは最後方だったが、そこから0.2秒差の4着まで差を詰めた。ここでもその爆発力に期待したい。 その他、昨年重賞3勝のノボバカラ(牡5、美浦・天間昭一厩舎)、兵庫ゴールドTを勝ったニシケンモノノフ(牡6、栗東・庄野靖志厩舎)、紅一点のGI馬コーリンベリー(牝6、美浦・小野次郎厩舎)、悲願の重賞初制覇を目指すキングズガード(牡6、栗東・寺島良厩舎)、交流重賞でも活躍しているラブバレット(牡6、岩手・菅原勲厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。快速馬ネロが重賞連勝を狙う/シルクロードSの見どころネロが京阪杯に続く重賞連勝を狙う。これを昨年の覇者ダンスディレクターや、スプリンターズSで好走したソルヴェイグなどが阻むことができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■1/29(日) シルクロードS(4歳上・GIII・京都芝1200m) ネロ(牡6、栗東・森秀行厩舎)は昨年のアイビスサマーDとセントウルSで2着に入り、GI・スプリンターズSでも0.1秒差の6着と健闘。続く京阪杯で待望の重賞初制覇を果たした。ヨハネスブルグ産駒は早くから活躍する馬が多いが、本馬は今がまさに充実期。4馬身差で圧勝した京阪杯のように、ここでもスピードの違いを見せてほしいところだ。 ダンスディレクター(牡7、栗東・笹田和秀厩舎)は昨年の本レース覇者。その後は脚部不安のために休養を余儀なくされたが、秋に復帰して3戦目のスワンSで4着、前走の阪神Cでも0.1秒差の4着と復調気配を見せている。ここで完全復活なるか。 その他、スプリンターズSでタイム差なしの3着に入ったソルヴェイグ(牝4、栗東・鮫島一歩厩舎)、重賞2勝の実績があるブランボヌール(牝4、栗東・中竹和也厩舎)、京都で連勝中のセイウンコウセイ(牡4、美浦・上原博之厩舎)、コース相性良いセカンドテーブル(牡5、栗東・崎山博樹厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。
2017.01.23
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22日、中山競馬場で行われたアメリカジョッキークラブC(4歳上・GII・芝2200m)は、中団の内でレースを進めた蛯名正義騎手騎乗の7番人気タンタアレグリア(牡5、美浦・国枝栄厩舎)が、直線で内から抜けて先頭に立ち、外から追いすがる1番人気ゼーヴィント(牡4、美浦・木村哲也厩舎)を1/2馬身振り切り優勝した。勝ちタイムは2分11秒9(良)。 さらに1.1/4馬身差の3着に3番人気ミライヘノツバサ(牡4、美浦・伊藤大士厩舎)が入った。なお、2番人気リアファル(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)は13着に終わった。また、4番人気シングウィズジョイ(牝5、栗東・友道康夫厩舎)は最後の直線で転倒、競走を中止した。 勝ったタンタアレグリアは、父ゼンノロブロイ、母タンタスエルテ、その父Stukaという血統。昨年5月の天皇賞・春(4着)以来のレースを見事勝利で飾り、初めての重賞タイトルを手にした。【勝ち馬プロフィール】◆タンタアレグリア(牡5)騎手:蛯名正義厩舎:美浦・国枝栄父:ゼンノロブロイ母:タンタスエルテ母父:Stuka馬主:G1レーシング生産者:社台コーポレーション白老ファーム通算成績:14戦3勝(重賞1勝)1 タンタアレグリア 2:11.92 ゼーヴィント 1/23 ミライヘノツバサ 1.1/44 ルミナスウォリアー 1.3/45 ワンアンドオンリー アタマ単勝8 1470円 複勝8 340円 10 130円 1 210円枠連 4-5 960円 馬連 8-10 1930円 馬単 8-10 5470円三連複 1-8-10 3970円 三連単 8-10-1 28980円ワイド 8-10 760円 1-8 1580円 1-10 440円いざG1へ グレンツェントが差し切り重賞2勝目/東海S22日、中京競馬場で行われた東海S(4歳上・GII・ダ1800m)は、中団でレースを進めた横山典弘騎手騎乗の1番人気グレンツェント(牡4、美浦・加藤征弘厩舎)が、直線で先行各馬を差し切り、好位追走から内で渋太く伸びた12番人気モルトベーネ(牡5、栗東・松永昌博厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分53秒2(良)。 さらに1/2馬身差の3着に10番人気メイショウウタゲ(牡6、栗東・安達昭夫厩舎)が入った。なお、3番人気ピオネロ(牡6、栗東・松永幹夫厩舎)は6着、2番人気アスカノロマン(牡6、栗東・川村禎彦厩舎)は8着に終わった。 勝ったグレンツェントは、父ネオユニヴァース、母ボシンシェ、その父Kingmamboという血統。昨年8月のレパードS以来となる重賞2勝目を挙げた。また、本馬はこの勝利で2月19日に東京競馬場で行われるフェブラリーSの優先出走権を獲得した。【勝ち馬プロフィール】◆グレンツェント(牡4)騎手:横山典弘厩舎:美浦・加藤征弘父:ネオユニヴァース母:ボシンシェ母父:Kingmambo馬主:シルクレーシング生産者:ノーザンファーム通算成績:10戦6勝(重賞2勝)主な勝ち鞍:2016年レパードS(GIII)1 グレンツェント 1:53.22 モルトベーネ 1/23 メイショウウタゲ 1/24 ショウナンアポロン ハナ5 カゼノコ クビ単勝8 260円 複勝8 120円 4 1160円 14 910円枠連 2-4 8580円 馬連 4-8 12560円 馬単 8-4 17380円三連複 4-8-14 88830円 三連単 8-4-14 465440円ワイド 4-8 3240円 8-14 2130円 4-14 17900円AJCC・東海Sともに馬連と三連複にて購入。結果、東海Sは馬連・三連複ともにはずれ。AJCCは馬連は的中も三連複ははずれ。
2017.01.22
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京都11Rの(4歳以上オープン・ダート1400m)は2番人気スマートアヴァロン(M・デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分23秒2(稍重)。1馬身3/4差の2着に1番人気ブラゾンドゥリス、さらにクビ差の3着に11番人気マッチレスヒーローが入った。スマートアヴァロンは栗東・西園正都厩舎の5歳牡馬で、父サウスヴィグラス、母スズカブルーム(母の父スキャターザゴールド)。通算成績は20戦6勝。~レース後のコメント~1着 スマートアヴァロン(M・デムーロ騎手)「強かったですね。手前は全然替えませんでしたが、いい瞬発力を使っています」(西園正都調教師)「4コーナーを回るときには、これは...と思いました。力をつけています。調教は目立ちませんが、実戦は走ります。この馬手前は替えませんが走ります。賞金も加算したので、交流を含めて、オーナーと相談したいと思います」2着 ブラゾンドゥリス(福永祐一騎手)「スタートが良くなく、今回はつらいかとも思いましたが、外に出したらしっかり脚を使ってくれました。このパターンは今までは良くなかったのですが、そういう意味では、今日のレースは収穫だったかもしれません」3着 マッチレスヒーロー(和田竜二騎手)「右回りは問題ありませんし、エンジンがかかればリズム良くレースを運べます。とにかく脚はありますからね」4着 パーティードレス(S・フォーリー騎手)「今までダートで乗った中でも高いポテンシャルを持った馬です。ですから、今日はゲートが全てです」6着 ナガラオリオン(四位洋文騎手)「今日は勝ち馬が相手と思ってマークするような形になりましたが、この馬としてはドンと構えて、終いを生かすこの馬のレースをする方がよかったかもしれません」1 スマートアヴァロン 1:23.22 ブラゾンドゥリス 1.3/43 マッチレスヒーロー クビ4 パーティードレス 1.1/25 ソルティコメント 1/2単勝12 390円 複勝12 150円 5 160円 8 820円枠連 3-6 490円 馬連 5-12 720円 馬単 12-5 1340円三連複 5-8-12 9460円 三連単 12-5-8 35070円ワイド 5-12 340円 8-12 2610円 5-8 2780円きょうは重賞競走のない日でしたが、京都のメインすばるSを馬連と三連複でやってみた。結果、馬連は堅い決着で的中も三連複は1着2着4着ではずれ。AJCCのいい加減予想5枠10番ゼーヴィントから7枠13番リアファル、1枠1番ミライヘノツバサ4枠7番ワンアンドオンリー、2枠4番シングウィズジョイ、3枠6番ルミナスウォリアー4枠8番タンタアレグリア。東海Sのいい加減予想4枠8番グレンツェントから1枠1番アスカノロマン、5枠9番ピオネロ3枠5番インカンテーション、8枠16番ロワジャルダン、1枠2番モズライジン5枠10番リッカルド。
2017.01.21
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「AJCC・G2」(22日、中山) 完全復活に向け、リアファルが強烈デモだ。栗東坂路で併せ馬を行い、力強い脚さばきで4F50秒5の自己ベストを計時。休養明けを叩いて出来は上昇しており、15年神戸新聞杯以来の重賞Vを狙う。ショウナンバッハは美浦坂路で単走。4F52秒5と軽快な動きを見せ、好気配を伝えた。 迫力満点だった。リアファルの最終リハは19日、栗東坂路でアルティマブラッド(5歳1600万下)と併せ馬。序盤から勢いが良く、馬体を並べて競い合うようにスピードを上げる。最後まで脚色は全く鈍らない。肩ムチが入る実戦さながらの内容で、4F50秒5-37秒0-12秒7をマークし、きっちりと併入した。 この日の同坂路では2位タイの好時計に、音無師は「ちょっとやり過ぎだな、と思って見ていた。テンも速かったしね。まあ、上がりが12秒台だし、いいだろう」と苦笑しながらも合格点を与える。騎乗した生野助手は「自分からグイグイと行く感じでいい傾向。上積みは大きいと思います」と歯切れがいい。 左前脚の腱鞘炎で、約1年ぶりの復帰戦だった金鯱賞は5着。「使った後も何も問題なかった」と指揮官は胸をなで下ろす。中間は脚元への負担に細心の注意を払い、積極的にプールを活用。厩舎としては異例の木曜追いにも「プールを挟みながらやっているから、こういうローテになった。俺は昔、プールばかりで調整して勝ったこともあるんだぞ」と調整面に不安はない。 金曜朝もプールで調整予定。心肺機能に十分な負荷をかけ、上昇ムードで臨む叩き2走目に「前回は故障明けだったしな。いいよ。今回は何の心配もいらない」と師。日経新春杯Vの僚馬ミッキーロケットに続く2週連続の重賞制覇で中距離戦線に音無旋風を巻き起こす。ショウナンバッハ動きに余裕 久々でも合格点/AJCC 「AJCC・G2」(22日、中山) 動きに余裕がある。アルゼンチン共和国杯13着以来の実戦となるショウナンバッハは19日、美浦坂路で単走。切れのあるフットワークで駆け抜け、4F52秒5-38秒3-12秒4を記録した。上原師は「ウッドでは内にもたれるので、中間は坂路調教に変えた。動き、時計ともに合格点を与えられる」と休み明けでも力を出せる状態にあることを強調した。 昨年は3着と好走した。中山は未勝利だが、昨秋のオールカマー(6着)でもゴールドアクターから0秒4差と見せ場をつくっており、相性は悪くない。あとは自慢の末脚を生かせるかが鍵となる。指揮官は「流れがうまく向いてくれれば」と追い込み有利の展開を望んでいた。
2017.01.20
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白毛にブチ模様の馬体で人気のブチコ(牝5歳、栗東・音無秀孝厩舎)が19日、現役を引退し、北海道のノーザンファームで繁殖入りすることが明らかになった。 ブチコは17日の京都9R・雅Sに出走したが、ゲートをくぐろうとして前扉を破壊し外枠発走となった(結果は4着)。これにより同馬は2月16日まで出走停止処分を科せられ、停止期間満了後に開催競馬場で発走調教再審査を受ける予定だった。 音無調教師は「本当はもう少し走らせたかったが…。また発走試験を受ける、受けないで馬をいじめるのもかわいそうなので」と語った。 ブチコはブチ模様の外見からファンも非常に多く、常に人気を集めていた。
2017.01.19
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18日、浦和競馬場で行われた第60回ニューイヤーC(3歳・ダ1600m・1着賞金1200万円)は、後方追走から3~4コーナーで進出していった森泰斗騎手騎乗の1番人気ヒガシウィルウィン(牡3、船橋・佐藤賢二厩舎)が、直線で脚を伸ばして、好位追走から一旦先頭に立った2番人気ブラウンレガート(牡3、大井・阪本一栄厩舎)をゴール前で捕らえ、これにアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分42秒3(稍重)。 さらに3馬身差の3着に3番人気カンムル(牡3、浦和・小久保智厩舎)が入った。 勝ったヒガシウィルウィンは、父サウスヴィグラス、母プリモタイム、その父ブライアンズタイムという血統。北海道からの移籍初戦を見事飾った。【勝ち馬プロフィール】◆ヒガシウィルウィン(牡3)騎手:森泰斗厩舎:船橋・佐藤賢二父:サウスヴィグラス母:プリモタイム母父:ブライアンズタイム馬主:(株)MMC生産者:グランド牧場通算成績:10戦4勝(重賞2勝)1 ヒガシウィルウイン 1:42.32 ブラウンレガート アタマ3 カンムル 34 スターインパルス ハナ5 サヴァアルジャン 2単勝9 260円 複勝9 120円 1 130円 10 200円枠連 1-7 480円 馬連 1-9 480円 枠単 7-1 950円馬単 9-1 870円 三連複 1-9-10 980円三連単 9-1-10 3510円 ワイド 1-9 220円 9-10 340円1-10 460円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、堅い決着で馬連・三連複ともに的中。
2017.01.18
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17日、京都競馬場で行われた日経新春杯(4歳上・GII・芝2400m)は、好位でレースを進めた和田竜二騎手騎乗の1番人気ミッキーロケット(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)が、直線で外から並んできた2番人気シャケトラ(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)とゴールまで叩き合い、これをハナ差退けて優勝した。勝ちタイムは2分25秒7(稍重)。 2着シャケトラから2馬身差の3着も、4番人気モンドインテロ(牡5、美浦・手塚貴久厩舎)と7番人気レッドエルディスト(牡4、栗東・笹田和秀厩舎)の際どい争いとなったが、モンドインテロに軍配が上がった。ハナ差でレッドエルディストが4着。なお、3番人気カフジプリンス(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)はさらに1.1/4馬身差の5着に終わった。 勝ったミッキーロケットは、父キングカメハメハ、母マネーキャントバイミーラヴ、その父Pivotalという血統。明け4歳の初戦で待望の重賞初制覇を果たした。【勝ち馬プロフィール】◆ミッキーロケット(牡4)騎手:和田竜二厩舎:栗東・音無秀孝父:キングカメハメハ母:マネーキャントバイミーラヴ母父:Pivotal馬主:野田みづき生産者:ノーザンファーム通算成績:12戦4勝(重賞1勝)1 ミッキーロケット 2:25.72 シャケトラ ハナ3 モンドインテロ 24 レッドエルディスト ハナ5 カフジプリンス 1.1/4単勝5 290円 複勝5 120円 3 150円 8 170円枠連 3-4 610円 馬連 3-5 620円 馬単 5-3 1230円三連複 3-5-8 1330円 三連単 5-3-8 5040円ワイド 3-5 260円 5-8 330円 3-8 580円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、堅い決着で馬連・三連複ともに的中。ニューイヤーCのいい加減予想7枠9番ヒガシウィルウインから8枠10番カンムル、1枠1番ブラウンレガート5枠5番アンジュジョリー、2枠2番スターインパルス、6枠6番サイバーキングダム6枠7番バンドオンザラン。
2017.01.17
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国内外でG1・6勝を挙げたモーリス(牡6歳、美浦・堀)の引退式が15日、中山競馬最終レース後のパドックで行われた。抽選で選ばれた30人のファンが参加する異例の形式。一緒に記念撮影をするなど、会場は和やかなムードに包まれた。 堀厩舎に転厩してから快進撃が始まった。15年は安田記念、マイルCS、香港マイルを制して年度代表馬の座を獲得。16年はチャンピオンズマイルに天皇賞・秋、そしてラストランとなった香港Cでは、2着に3馬身差をつける完勝劇で有終の美を飾った。 堀師は「弟、妹や、これから生まれてくる産駒にこの経験を生かし、モーリスを超えるような競走馬を育てていければと思います」とコメント。最後の手綱を取ったムーアはビデオレターで「ずばぬけた馬体で非常に聡明(そうめい)。今後の活躍を祈っています」とエールを送った。また、オーナーの吉田和美氏は「理性と知性を兼ね備えた、モーリスに似た子どもを出してくれることを心待ちにしたい」と2世への期待を込めた。 今後は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入り。オーナーの夫でノーザンファーム代表の吉田勝己氏は「今年はジェンティルドンナとの交配を予定しています。ブエナビスタも候補ですよ」と歴史的名牝を花嫁候補にリストアップした。夢の配合から生まれる子どもたちの活躍に期待だ。日経新春杯のいい加減予想4枠5番ミッキーロケットから3枠3番シャケトラ、5枠7番カフジプリンス5枠8番モンドインテロ、6枠9番レッドエルディスト、2枠2番ヤマカツライデン8枠14番レーヴミストラル。
2017.01.16
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15日、中山競馬場で行われた京成杯(3歳・GIII・芝2000m)は、道中は後方に構えた田辺裕信騎手騎乗の1番人気コマノインパルス(牡3、美浦・菊川正達厩舎)が、3~4コーナーで外を回って進出して、直線で先行各馬を差し切り、最後は中団後方から追い上げてきた7番人気ガンサリュート(牡3、栗東・安田隆行厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分2秒5(良)。 さらに1/2馬身差の3着に3番人気マイネルスフェーン(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)が入った。なお、2番人気サーベラージュ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)は14着に終わった。 勝ったコマノインパルスは、父バゴ、母コマノアクラ、その父フジキセキという血統。1番人気にしっかりと応え、初めての重賞制覇を果たした。【勝ち馬プロフィール】◆コマノインパルス(牡3)騎手:田辺裕信厩舎:美浦・菊川正達父:バゴ母:コマノアクラ母父:フジキセキ馬主:長谷川芳信生産者:新井牧場通算成績:3戦2勝(重賞1勝)1 コマノインパルス 2:02.52 ガンサリュート クビ3 マイネルスフェーン 1/24 ジュニエーブル 3/45 アサギリジョー 3/4単勝8 380円 複勝8 140円 11 360円 2 190円枠連 5-6 1600円 馬連 8-11 2580円 馬単 8-11 3970円三連複 2-8-11 4660円 三連単 8-11-2 23040円ワイド 8-11 950円 2-8 410円 2-11 1520円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連は的中も三連複ははずれ。
2017.01.15
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14日、中京競馬場で行われた愛知杯(4歳上・牝・GIII・芝2000m)は、道中は後方に構えた岩田康誠騎手騎乗の1番人気マキシマムドパリ(牝5、栗東・松元茂樹厩舎)が、直線で外から一気に突き抜け、2番手追走から粘った10番人気サンソヴール(牝6、美浦・和田正一郎厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分1秒4(稍重)。 さらに1馬身差の3着に6番人気クインズミラーグロ(牝5、美浦・和田正道厩舎)が入った。なお、3番人気クリノラホール(牝4、栗東・谷潔厩舎)は7着、2番人気プリメラアスール(牝5、栗東・鈴木孝志厩舎)は9着に終わった。 勝ったマキシマムドパリは、父キングカメハメハ、母マドモアゼルドパリ、その父サンデーサイレンスという血統で、これが重賞初制覇。鞍上の岩田康誠騎手は2015年9月の小倉2歳S以来、久々のJRA重賞勝利となった。【勝ち馬プロフィール】◆マキシマムドパリ(牝5)騎手:岩田康誠厩舎:栗東・松元茂樹父:キングカメハメハ母:マドモアゼルドパリ母父:サンデーサイレンス馬主:グリーンファーム生産者:社台ファーム通算成績:19戦5勝(重賞1勝)1 マキシマムドパリ 2:01.42 サンソヴール 1.1/23 クインズミラーグロ 14 マラムデール クビ5 アンジェリック ハナ単勝11 500円 複勝11 190円 4 570円 1 360円枠連 3-6 2080円 馬連 4-11 7450円 馬単 11-4 13050円三連複 1-4-11 20920円 三連単 11-4-1 120440円ワイド 4-11 2460円 1-11 870円 1-4 3480円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連は1着3着ではずれ。三連複も同じくはずれ。京成杯のいい加減予想5枠8番コマノインパルスから2枠3番イブキ、1枠1番サーベラージュ2枠2番マイネルスフェーン、8枠14番ベストリゾート、3枠4番ポポカテペトル6枠11番ガンサリュート。日経新春杯のいい加減予想5枠8番ミッキーロケットから3枠4番シャケトラ、6枠10番モンドインテロ6枠9番カフジプリンス、4枠6番レッドエルディスト、7枠11番ヤマカツライデン8枠14番レーヴミストラル。
2017.01.14
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JRAは13日、昨年12月29日の東京大賞典を制したアポロケンタッキー(牡5歳、栗東・山内研二厩舎)から、規制薬物である消炎鎮痛剤「デキサメタゾン」が検出されたとの報告を競走馬理化学研究所から受け、第1回裁定委員会を開催した。使用目的等は現在調査中。今後は山内研二調教師に弁明の機会を与え、23日以降に開催予定の第2回裁定委員会後に処分等を発表する。 規制薬物は競馬法で定められた禁止薬物と違い、競走能力への影響はないとされ、事後失格の対象にはならない。投与による痛み軽減が事故につながる可能性があるため、使用が規制されている薬物を指す。 同馬はデキサメタゾンの影響がないと認定されればレースへの出走が可能となる。愛知杯のいい加減予想6枠11番マキシマムドパリから6枠10番シャルール、4枠7番プリメラアスール1枠1番クインズミラーグロ、7枠12番クリノラホール、8枠14番ヒルノマテーラ2枠3番カゼルタ。
2017.01.13
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16年度JRA年度代表馬に選出されたキタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)のローテーションが12日に発表された。ドバイ遠征は行わず、春は国内に専念する。 昨年と同様、今年からG1に昇格する大阪杯(4月2日・阪神)で始動し、その後は連覇の懸かる天皇賞・春(4月30日・京都)から、昨年3着に終わった宝塚記念(6月25日・阪神)を目指す。清水久詞調教師は「オーナーと相談して決めました。去年は宝塚記念を勝っていないので」と説明した。今秋、プランに挙がっている凱旋門賞・仏G1(10月1日・シャンティイ)挑戦を前に、国内制圧を果たす構えだ。
2017.01.12
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11日、NAR地方競馬全国協会より、『NARグランプリ2016』の表彰馬・表彰者が発表され、年度代表馬にはかしわ記念(JpnI)で2着に好走した後、さきたま杯(JpnII)を制したソルテ(牡6、大井・寺田新太郎厩舎)が初選出。この他、昨年ともに繋養先で亡くなったメイセイオペラ、イナリワンが特別表彰馬に選出された。 騎手では、309勝を挙げた森泰斗騎手(船橋)が、最優秀勝利回数騎手賞、最優秀賞金収得騎手賞を2年連続でダブル受賞。特別賞には、地方競馬通算3000勝を挙げた赤岡修次騎手(高知)、約5年ぶりの現役復帰を果たした宮下瞳騎手(愛知)、地方競馬のダートグレード競走通算100勝を達成した武豊騎手(JRA)の3名が選出された。 表彰馬、表彰者の一覧は以下の通り。表彰式は2月2日(木)に都内で開催される。▼表彰馬年度代表馬、4歳以上最優秀牡馬、最優秀短距離馬:ソルテ(牡6、大井・寺田新太郎厩舎)2歳最優秀牡馬:ローズジュレップ(牡2、北海道・田中淳司厩舎)2歳最優秀牝馬:ピンクドッグウッド(牝2、愛知・川西毅厩舎)3歳最優秀牡馬:カツゲキキトキト(牡3、愛知・錦見勇夫厩舎)3歳最優秀牝馬:ミスミランダー(牝3、船橋・佐藤賢二厩舎)4歳以上最優秀牝馬:トーコーヴィーナス(牝4、兵庫・吉行龍穂厩舎)ばんえい最優秀馬:フジダイビクトリー(牡8、金山明彦厩舎)最優秀ターフ馬:トラスト(牡2、川崎・河津裕昭厩舎)ダートグレード競走特別賞馬:コパノリッキー(牡6、JRA・村山明厩舎)特別表彰馬:メイセイオペラ、イナリワン※馬齢は2016年時点 ▼表彰者最優秀勝利回数調教師賞:雑賀正光調教師(高知)最優秀賞金収得調教師賞:小久保智調教師(浦和)最優秀勝率調教師賞:川西毅調教師(愛知)最優秀勝利回数騎手賞、最優秀賞金収得騎手賞:森泰斗騎手(船橋)最優秀勝率騎手賞:山口勲騎手(佐賀)殊勲騎手賞:永森大智騎手(高知)優秀新人騎手賞:加藤聡一騎手(愛知)優秀女性騎手賞:木之前葵騎手(愛知)ベストフェアプレイ賞:山口勲騎手(佐賀)特別賞:赤岡修次騎手(高知)、宮下瞳騎手(愛知)、武豊騎手(JRA) .
2017.01.11
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11日、船橋競馬場で行われた第61回船橋記念(4歳上・ダ1000m・1着賞金1000万円)は、先手を取った左海誠二騎手騎乗の1番人気フラットライナーズ(牡5、船橋・林正人厩舎)が、そのまま直線に入ってゴールまで押し切り、2番手追走から差を詰めてきた7番人気ブラックレッグ(牡5、大井・的場直之厩舎)をクビ差振り切り優勝した。勝ちタイムは1分0秒5(重)。 さらに2馬身差の3着に6番人気ムービングライト(牝8、船橋・山本学厩舎)が入った。なお、2番人気イセノラヴィソン(牝7、船橋・佐藤厚弘厩舎)は4着、3番人気シンキングマシーン(セ8、船橋・佐藤裕太厩舎)は7着に終わった。 勝ったフラットライナーズは、父シニスターミニスター、母アールデコ、その父タイキシャトルという血統。重賞はこれで2勝目。【勝ち馬プロフィール】◆フラットライナーズ(牡5)騎手:左海誠二厩舎:船橋・林正人父:シニスターミニスター母:アールデコ母父:タイキシャトル馬主:太盛生産者:澤井義一通算成績:20戦9勝(JRA1戦0勝・重賞2勝)1 フラットライナーズ 1:00.52 ブラックレッグ クビ3 ムービングライト 24 イセノラヴィソン クビ 5 クラトイトイトイ 1単勝2 170円 複勝2 110円 8 330円 14 270円枠連 2-5 1110円 馬連 2-8 1240円 枠単 2-5 1540円馬単 2-8 1640円 三連複 2-8-14 4510円三連単 2-8-14 11510円 ワイド 2-8 590円 2-14 390円8-14 2210円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連・三連複ともに的中。
2017.01.11
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「2016年度JRA賞」の受賞選考委員会が10日、東京都港区のJRA六本木本部で行われ、各賞が決定した。全部門で受賞馬が3分の1の票を獲得、自動的に選出された。なお、最優秀障害馬のオジュウチョウサンのみ満票。国内外でG1・3勝を挙げながら、部門賞を獲得できなかったモーリスは特別賞に選出された。また、平地・障害各200勝以上を含むJRA通算1000勝を昨年5月に達成した熊沢重文騎手(48)=栗東・フリー=にも特別賞が贈られる。 受賞馬は以下の通り ▽年度代表馬 キタサンブラック 牡4歳 栗東・清水久詞厩舎 ▽最優秀2歳牡馬 サトノアレス 牡2歳 美浦・藤沢和雄厩舎 ▽最優秀2歳牝馬 ソウルスターリング 牝2歳 美浦・藤沢和雄厩舎 ▽最優秀3歳牡馬 サトノダイヤモンド 牡3歳 栗東・池江泰寿 ▽最優秀3歳牝馬 シンハライト 牝3歳 栗東・石坂正厩舎 ▽最優秀4歳以上牡馬 キタサンブラック 牡4歳 栗東・清水久詞厩舎 ▽最優秀4歳以上牝馬 マリアライト 牝5歳 美浦・久保田貴士厩舎 ▽最優秀短距離馬 ミッキーアイル 牡5歳 栗東・音無秀孝厩舎 ▽最優秀ダートホース サウンドトゥルー セン6歳 美浦・高木登厩舎 ▽最優秀障害馬 オジュウチョウサン 牡5歳 美浦・和田正一郎厩舎 ▽特別賞 モーリス 牡5歳 美浦・堀宣行厩舎 ▽特別賞 熊沢重文騎手※馬齢は2016年時 ◆JRA賞の記者投票有資格者は(1)中央競馬の記者クラブに通算3年以上加入(会友を含む)し、当該年に年間を通じて中央競馬の取材を行った者(2)東京競馬新聞協会または日本競馬新聞協会に加盟している競馬専門紙各社が、自社を代表して投票させる者(1社あたり5人)。 投票有資格者は各部門に推奨する馬、その中から年度代表馬にふさわしいと思う馬を記入する。3分の1以上を集め、かつ1位の馬を自動的に選出。この条件を満たす馬がいなかった場合は選考委員の審査に委ねられる。船橋記念のいい加減予想2枠2番フラットライナーズから8枠14番ムービングライト、4枠6番イセノラヴィソン3枠4番アルゴリズム、7枠12番シンキングマシーン、4枠5番ケイアイユニコーン5枠8番ブラックレッグ。
2017.01.10
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昨年は8番人気のバウンスシャッセがV。過去10年で1番人気が勝ったのは一度だけ(2014年ディアデラマドレ)で、今年も難しいレースとなりそうだ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■1/14(土) 愛知杯(4歳上・牝・GIII・中京芝2000m) クリノラホール(牝4、栗東・谷潔厩舎)は粟島特別(500万下)、近江特別(1000万下)、逆瀬川S(1600万下)と3連勝中。特にここ2戦は牡馬相手に鮮やかな勝ちっぷりを見せており、本格化したと言ってよさそうだ。一気の4連勝で重賞初制覇なるか。 シャルール(牝5、栗東・松永幹夫厩舎)は府中牝馬Sで10着、エリザベス女王杯で15着と惨敗しているが、このメンバーに入れば力上位と言っていいだろう。コース相性も問題はなく、一気に巻き返しての重賞初制覇を期待したい。 その他、GI以外では掲示板を外していないマキシマムドパリ(牝5、栗東・松元茂樹厩舎)、距離延長で巻き返したいダイワドレッサー(牝4、美浦・鹿戸雄一厩舎)、エリザベス女王杯で5着に踏ん張ったプリメラアスール(牝5、栗東・鈴木孝志厩舎)、GIで4着の実績があるアンドリエッテ(牝5、栗東・牧田和弥厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時25分。サーベラージュのデビュー2連勝なるか/京成杯の見どころ 新馬戦圧勝のサーベラージュに注目したい。デビュー2連勝で重賞制覇を飾って、クラシックに向かうことができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■1/15(日) 京成杯(3歳・GIII・中山芝2000m) サーベラージュ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)は東京での新馬戦を3馬身半差で快勝。2番手追走から早めに先頭に立って後続を突き放すという強い内容だった。デビュー2戦目での重賞挑戦となるが、目立った強敵のいないここは連勝のチャンス十分と言っていいだろう。 マイネルスフェーン(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)は勝ち上がりに6戦を要したものの、続くホープフルSでレイデオロの2着に入った。内で上手く立ち回れたとはいえ、最後までしっかりと脚を使っており、力をつけているのは間違いない。ここも好走が期待される。 その他、ここで唯一のディープインパクト産駒ポポカテペトル(牡3、栗東・友道康夫厩舎)、ホープフルSで4着のベストリゾート(牡3、美浦・木村哲也厩舎)、新潟2歳Sで3着に入ったイブキ(牡3、美浦・奥村武厩舎)、唯一の2勝馬アダムバローズ(牡3、栗東・角田晃一厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。4歳馬を中心に好メンバーが集結/日経新春杯の見どころ 今年最初のGIIレースとなる日経新春杯。神戸新聞杯でサトノダイヤモンドに迫ったミッキーロケットや、菊花賞後の自己条件をキッチリと勝ってオープン入りしたカフジプリンス、デビューから4戦3勝と底を見せていないシャケトラなど、4歳馬を中心に好メンバーが揃った。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■1/15(日) 日経新春杯(4歳上・GII・京都芝2400m) ミッキーロケット(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)は昨秋の神戸新聞杯でサトノダイヤモンドとクビ差の2着と好走。続く菊花賞はさすがに距離が長かったようだが、それでも5着と掲示板は確保している。今回はそれ以来のレースだが、昨夏から走り続けていただけにちょうどいい休養になっただろう。ここで重賞初制覇を決めて、春の大レースに向かいたいところだ。 カフジプリンス(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)は3番人気に支持された菊花賞では8着に終わったものの、続くグレイトフルS(1600万下)を勝ってオープンに上がってきた。前走でも4コーナー手前からムチが入っていたように、エンジンのかかりは遅いタイプだが、そこをカバーできれば重賞のここでもチャンスは十分。 その他、昨年6月のデビューから4戦3勝と底を見せていないシャケトラ(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)、骨折による休養から復帰のクリプトグラム(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)、アルゼンチン共和国杯4着・ステイヤーズS3着のモンドインテロ(牡5、美浦・手塚貴久厩舎)、昨年の覇者レーヴミストラル(牡5、栗東・高野友和厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。
2017.01.09
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8日、中山競馬場で行われたフェアリーS(3歳・牝・GIII・芝1600m)は、中団でレースを進めた丸田恭介騎手騎乗の10番人気ライジングリーズン(牝3、美浦・奥村武厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、2番手追走から一旦は先頭に立った1番人気アエロリット(牝3、美浦・菊沢隆徳厩舎)を捕らえ、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒7(良)。 さらにクビ差の3着に7番人気モリトシラユリ(牝3、美浦・堀井雅広厩舎)が入った。なお、3番人気コーラルプリンセス(牝3、美浦・高橋裕厩舎)は8着、2番人気キャスパリーグ(牝3、栗東・浅見秀一厩舎)は12着に終わった。 勝ったライジングリーズンは、父ブラックタイド、母ジョウノファミリー、その父キングカメハメハという血統で、これが重賞初制覇。また本馬を管理する奥村武調教師にとっても、これが初めての重賞勝利となった。【勝ち馬プロフィール】◆ライジングリーズン(牝3)騎手:丸田恭介厩舎:美浦・奥村武父:ブラックタイド母:ジョウノファミリー母父:キングカメハメハ馬主:岡田牧雄生産者:三城牧場通算成績:3戦2勝(重賞1勝)1 ライジングリーズン 1:34.72 アエロリット 3/43 モリトシラユリ クビ4 ジャストザマリン ハナ5 アルミューテン クビ単勝15 3600円 複勝15 660円 3 140円 8 450円枠連 2-8 640円 馬連 3-15 5990円 馬単 15-3 20000円三連複 3-8-15 34060円 三連単 15-3-8 275620円ワイド 3-15 1910円 8-15 7300円 3-8 1130円キョウヘイが出遅れ最後方からの直線一気V/シンザン記念 8日、京都競馬場で行われたシンザン記念(3歳・GIII・芝1600m)は、スタートで遅れ最後方からの競馬となった高倉稜騎手騎乗の8番人気キョウヘイ(牡3、栗東・宮本博厩舎)が、直線で馬群の中から一気に各馬を差し切り、外から脚を伸ばした4番人気タイセイスターリー(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分37秒6(重)。 さらにハナ差の3着に1番人気ペルシアンナイト(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)が入った。なお、3番人気トラスト(牡3、栗東・中村均厩舎)は4着、2番人気アルアイン(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)は6着に終わった。 勝ったキョウヘイは、父リーチザクラウン、母ショウナンアネーロ、その父ダンスインザダークという血統で、これが重賞初制覇。また父リーチザクラウンにとっても、これが産駒のJRA重賞初勝利となった。【勝ち馬プロフィール】◆キョウヘイ(牡3)騎手:高倉稜厩舎:栗東・宮本博父:リーチザクラウン母:ショウナンアネーロ母父:ダンスインザダーク馬主:瀬谷隆雄生産者:本桐牧場通算成績:6戦2勝(重賞1勝)1 キョウヘイ 1:37.62 タイセイスターリー 13 ペルシアンナイト ハナ4 トラスト 15 マイスタイル クビ単勝9 2740円 複勝9 480円 14 300円 5 130円枠連 5-8 1740円 馬連 9-14 18950円 馬単 9-14 48680円三連複 5-9-14 9940円 三連単 9-14-5 151880円ワイド 9-14 4340円 5-9 1140円 5-14 640円フェアリーS・シンザン記念ともに馬連と三連複にて購入。結果、どちらもはずれ。
2017.01.08
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本日、中山・京都競馬場のウイナーズサークルで「平成28年度 厩舎関係者表彰」の表彰式が行われた。中山競馬場での表彰式参加者のコメントは以下の通り。優秀厩舎賞(関西第1位) 矢作芳人調教師「昨年はドバイでのG1(ドバイターフ)勝ち、生まれ故郷の大井でのGI(ジャパンダートダービー・Jpn1)勝ち、そして自分の癌の手術と本当に激動の一年でした。それだけに皆さんの応援が心から身に染みた年でもありました。成績に関しては、馬とスタッフ、関係者のみなさんに感謝しかありませんが、まだ満足していません。今年もバンバン勝っていきますので、応援よろしくお願いいたします」新人騎手育成賞 牧光二調教師「競馬ファンのみなさま、また関係者のみなさま、本当に木幡巧也を応援してくださって、ありがとうございました。早く1人前になるようにこれからも指導していきたいと思いますので、今後とも応援よろしくお願いいたします」優秀騎手賞(全国第1位)・特別模範騎手賞・ベストフェアプレー賞戸崎圭太騎手「昨年はリーディングジョッキーも年末までもつれる戦いで、ファンのみなさまの温かい声援をいただきました。また、制裁点0の模範騎手ということで、それもとても嬉しく思います。これもファンのみなさまのご声援のおかげだと思います。今年も一年頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」優秀障害騎手賞(全国第1位)・障害騎手特別賞石神深一騎手「GIを初めて勝たせてもらいましたし、暮れの大障害も勝たせてもらって、こうやって障害リーディングもとることができたので、とても充実した1年だったと思います。去年と同じく、未勝利、オープン、重賞と勝ちたいと思います」最多勝利新人騎手賞 木幡巧也騎手「昨年はとても恵まれた1年だったと思いました。みなさんのお力添えがあっての自分だと思うので、これからも初心を忘れず頑張っていきます。今年も1つ1つ精一杯騎乗していきたいと思います」フェアプレー賞 柴田善臣騎手「みんなに迷惑をかけない騎乗ができたのは良かったかなと思います。今年も昨年以上にフェアプレーを心がけ、1年を通して、ファンのみなさまの声援に応えられるようなプレーをできればと思います」※勝浦正樹騎手、石橋脩騎手、吉田隼人騎手、大野拓弥騎手、柴山雄一騎手もフェアプレー賞を受賞し、表彰式に出席した。平成28年度厩舎関係者表彰受賞者のコメント(京都)本日、京都・中山競馬場のウイナーズサークルで「平成28年度 厩舎関係者表彰」の表彰式が行われた。なお、京都競馬場での表彰式参加者のコメントは以下の通り。・川田将雅騎手 特別模範騎手賞(初受賞)・フェアプレー賞(2回目)・北村友一騎手 フェアプレー賞(2回目)※特別模範騎手賞の受賞は。柴田政人元騎手(平成5年)、河内洋元騎手(平成9年)、藤田伸二元騎手(平成16・22年)に次ぐもので、通算受賞者は5人(平成28年は戸崎圭太騎手も受賞)となった。※特別模範騎手賞は「勝率」、「勝利度数」、「獲得賞金」、「騎乗回数」の4部門いずれかが1~5位であって、制裁を受けてない者が受賞対象となる。~川田将雅騎手のコメント~「この賞を獲るよりもリーディングジョッキーを獲る方が大変だと切実に思いましたが、戸崎さんがリーディングジョッキーとこの賞を同時に獲得されたので、改めて凄いと思いました。騎手は危険な仕事ですので、騎手みんなで命を守りあいながら、お客様にとっても見応えのあるレースをと思って毎レース乗っています。1つ1つの積み重ねで獲れた賞なので多くの関係者とここまで導いてくれた馬達に感謝しています」~北村友一騎手のコメント~「正直運が良かったのかなと思います。隣にいる川田先輩には全く及ばないほど質の違いがありますので、素直に喜んでいるだけではダメだと思っています。もっともっと勝ちたいし、もっともっと競馬の質を上げて行きたいと思います」フェアリーSのいい加減予想2枠3番アエロリットから1枠1番コーラルプリンセス、8枠16番キャスパリーグ3枠6番ヒストリア、4枠7番キュイキュイ、2枠4番ブラックオニキス6枠11番メローブリーズ。シンザン記念のいい加減予想3枠5番ペルシアンナイトから4枠7番アルアイン、8枠15番コウソクストレート8枠14番タイセイスターリー、6枠10番マイスタイル、5枠9番キョウヘイ5枠8番トラスト。
2017.01.07
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16年度の東京競馬記者クラブ賞の授賞式が5日、中山競馬場で行われ、戸崎圭が表彰された。史上初となる制裁点数ゼロで3年連続リーディングを獲得した名手は、「伝統ある賞を賜り、大変光栄です。今年は4年連続リーディングはもちろんのこと、多くのG1タイトルを獲得できるように頑張りたいです」と語った。 民放競馬記者クラブ賞の授賞式も行われ、新人トップの45勝を挙げた木幡巧を表彰。また藤田菜七子も特別賞を受賞し、「昨年以上の成績を残せるように頑張りたいです」と抱負を語った。キタサンブラック、関西競馬記者クラブ賞授賞 清水久師は「まさか」 16年度の関西競馬記者クラブ賞の授賞式が5日、京都競馬場で行われ、キタサンブラックが表彰された。 清水久師は「まさかもらえると思っていなかったのでうれしいです。コンスタントにレースを使って、安定した成績で頑張ってくれました」と笑顔で愛馬の奮闘をねぎらった。この他、関西新人最多の25勝を挙げた坂井が関西放送記者クラブ賞を、関西リーディングのルメールが関西テレビ放送賞を受けた。
2017.01.06
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5日、中山競馬場で行われた中山金杯(4歳上・GIII・芝2000m)は、道中は後方に構えた吉田豊騎手騎乗の1番人気ツクバアズマオー(牡6、美浦・尾形充弘厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、好位追走から一旦は先頭に立った6番人気クラリティスカイ(牡5、美浦・斎藤誠厩舎)を捕らえ、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分0秒6(良)。 さらに2.1/2馬身差の3着は、4番人気シャイニープリンス(牡7、美浦・栗田博憲厩舎)と9番人気シャドウパーティー(セ8、美浦・堀宣行厩舎)の際どい争いとなったが、シャイニープリンスに軍配が上がった。シャドウパーティーはハナ差で4着。 なお、2番人気ストロングタイタン(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)は9着、3番人気ドレッドノータス(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)は10着に終わった。 勝ったツクバアズマオーは、父ステイゴールド、母ニューグランジ、その父Giant's Causewayという血統。昨年12月のディセンバーSに続く連勝で、初めての重賞制覇を果たした。【勝ち馬プロフィール】◆ツクバアズマオー(牡6)騎手:吉田豊厩舎:美浦・尾形充弘父:ステイゴールド母:ニューグランジ母父:Giant's Causeway馬主:荻原昭二生産者:ノーザンファーム通算成績:27戦7勝(重賞1勝)1 ツクバアズマオー 2:00.62 クラリティスカイ 3/43 シャイニープリンス 2.1/24 シャドウパーティー ハナ5 カムフィー クビ単勝3 280円 複勝3 120円 2 260円 1 220円枠連 2-3 1930円 馬連 2-3 1760円 馬単 3-2 2690円三連複 1-2-3 2360円 三連単 3-2-1 10430円ワイド 2-3 550円 1-3 370円 1-2 1030円エアスピネルが接戦を制しV 武豊騎手は31年連続重賞勝利/京都金杯 5日、京都競馬場で行われた京都金杯(4歳上・GIII・芝1600m)は、中団でレースを進めた武豊騎手騎乗の1番人気エアスピネル(牡4、栗東・笹田和秀厩舎)が、直線で外から先行各馬を交わして抜け出し、最後はゴール前で猛然と差を詰めてきた6番人気ブラックスピネル(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)にをハナ差振り切り優勝した。勝ちタイムは1分32秒8(良)。 さらに1/2馬身差の3着に5番人気フィエロ(牡8、栗東・藤原英昭厩舎)が入った。なお、2番人気アストラエンブレム(牡4、美浦・小島茂之厩舎)は4着、3番人気ブラックムーン(牡5、栗東・西浦勝一厩舎)は9着に終わった。 勝ったエアスピネルは、父キングカメハメハ、母エアメサイア、その父サンデーサイレンスという血統。昨年は未勝利に終わるも皐月賞4着、日本ダービー4着、菊花賞3着とクラシックで活躍。今回は久々のマイル戦だったが、これをきっちりと制して、2歳時のデイリー杯2歳S以来となる重賞2勝目を挙げた。また、鞍上の武豊騎手はこれで1987年からの31年連続JRA重賞制覇となった(昨年マークした30年連続のJRA記録を更新)。【勝ち馬プロフィール】◆エアスピネル(牡4)騎手:武豊厩舎:栗東・笹田和秀父:キングカメハメハ母:エアメサイア母父:サンデーサイレンス馬主:ラッキーフィールド生産者:社台ファーム通算成績:9戦3勝(重賞2勝)主な勝ち鞍:2015年デイリー杯2歳S(GII)1 エアスピネル 1:32.82 ブラックスピネル ハナ3 フィエロ 1/24 アストラエンブレム 1.1/25 マイネルハニー 1/2単勝6 180円 複勝6 110円 1 250円 5 200円枠連 1-3 830円 馬連 1-6 1120円 馬単 6-1 1390円三連複 1-5-6 3260円 三連単 6-1-5 11040円ワイド 1-6 450円 5-6 400円 1-5 1360円東西金杯ともに馬連と三連複にて購入。結果、東西ともに馬連のみ的中。
2017.01.05
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15年度の最優秀2歳牝馬で、G1・2勝馬のメジャーエンブレム(牝4歳、美浦・田村康仁厩舎)が4日、引退することがサンデーサラブレッドクラブのホームページで発表された。 同馬は昨春のNHKマイルC制覇後、福島県のノーザンファーム天栄へ放牧に出されたが、左後肢の筋肉に痛みが出たため、復帰戦に予定していた紫苑Sを回避。北海道のノーザンファーム空港に移動後も懸命に調整を続けたものの、左前肢の蹄も痛めるなどアクシデントが続いていた。 HPでは一向に回復の兆しが見られず、はっきりとした原因が特定できない状況下で、競走能力喪失と診断された、としている。中山金杯のいい加減予想3枠3番ツクバアズマオーから7枠10番ストロングタイタン、5枠6番ダノンメジャー2枠2番クラリティスカイ、5枠7番ドレッドノータス、6枠8番マイネルフロスト1枠1番シャイニープリンス。京都金杯のいい加減予想3枠6番エアスピネルから7枠14番アストラエンブレム、2枠4番ブラックムーン3枠5番フィエロ、7枠15番マイネルハニー、6枠12番ミッキージョイ1枠1番ブラックスピネル。
2017.01.04
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3日、川崎競馬場で行われた第53回報知オールスターC(4歳上・ダ2100m・1着賞金1500万円)は、好位の外でレースを進めた的場文男騎手騎乗の1番人気ケイアイレオーネ(牡7、大井・佐宗応和厩舎)が、3~4コーナーで先頭に立ってゴールまで押し切り、外から追い上げてきた4番人気クラージュドール(牡7、船橋・川島正一厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分18秒0(良)。 さらにクビ差の3着に2番人気タイムズアロー(牡9、船橋・川島正一厩舎)が入った。なお、3番人気オメガスカイツリー(セ9、川崎・内田勝義厩舎)は6着に終わった。 勝ったケイアイレオーネは、父ヘニーヒューズ、母モストリマーカブル、その父Marquetryという血統。昨年9月に還暦を迎えた鞍上の的場文男騎手はこれで37年連続重賞勝利となり、また自身が持つ地方競馬最高齢重賞勝利記録も更新した。【勝ち馬プロフィール】◆ケイアイレオーネ(牡7)騎手:的場文男厩舎:大井・佐宗応和父:ヘニーヒューズ母:モストリマーカブル母父:Marquetry馬主:亀田和弘生産者:富田牧場通算成績:29戦7勝(JRA15戦3勝・重賞4勝)1 ケイアイレオーネ 2:18.02 クラージュドール 1/23 タイムズアロー クビ4 ムサシキングオー アタマ5 ミッキーヘネシー 1.1/2単勝9 220円 複勝9 110円 3 160円 11 130円枠連 3-6 660円 馬連 3-9 720円 枠単 6-3 980円馬単 9-3 1200円 三連複 3-9-11 850円三連単 9-3-11 3970円 ワイド 3-9 290円 9-11 180円3-11 410円新年最初の南関重賞。馬連と三連複にて購入。結果、硬い決着で馬連・三連複ともに的中。
2017.01.03
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昨年末のグランプリはサトノダイヤモンド(牡4歳、栗東・池江)が完勝。世代レベルの高さを証明したが、天皇賞・春、ジャパンCを制したキタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久)も反撃に虎視たんたん。ともに海外を視野に入れる古馬2頭が、2017年も存在感を示しそうだ。3歳牡馬クラシック路線はタレント豊富も、サトノアレス、レイデオロ(ともに美浦・藤沢和)が中心に。牝馬も同厩のソウルスターリングが一歩リードという状況だ。 有馬記念でバトルを演じたサトノダイヤモンドとキタサンブラックが2強を形勢。秋は凱旋門賞、上半期は国内専念を表明しているダイヤモンド、同様に海外も視野に入っているブラックの動向次第で、状況は大きく変化することになる。 最強世代のダービー馬マカヒキ、皐月賞馬ディーマジェスティも存在感を強めそうだ。2000メートルのG1として大阪杯が新設されたことで、上半期の選択肢は増えた。有馬記念4着馬ヤマカツエースなどにとっては、格好のターゲットとなるだろう。 牝馬は、有馬記念5着のミッキークイーン、エリザベス女王杯を制したクイーンズリング、秋華賞馬ヴィブロスなどが、トップの座を激しく争う様相。マイルは、絶対王者不在。ミッキーアイル、イスラボニータに新星が挑む、という構図か。ダートはアウォーディー、サウンドトゥルーなどを軸に展開しそう。報知オールスターカップのいい加減予想6枠9番ケイアイレオーネから7枠11番タイムズアロー、1枠1番オメガスカイツリー3枠3番クラージュドール、6枠10番ムサシキングオー、8枠14番サミットストーン5枠7番シグナルプロシード。
2017.01.02
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激動の1年を終えて飛躍の2年目へ-。16年ぶり、史上7人目のJRA女性騎手として大ブレークした藤田菜七子騎手(19)=美浦・根本=が、デイリースポーツのインタビューに応じた。2016年の戦績は294戦6勝(JRAのみ)。地方や海外など忙しく飛び回った1年を振り返り、少しずつ芽生えてきた自信、“菜七子フィーバー”に対する戸惑い、そして2017年の決意などを大いに語った。-騎手デビュー1年目を終えての感想は。「たくさんの馬に乗せていただき、充実した1年でした。でもまた競馬が始まりますし、ホッとしたところは全然ありません」-この1年で楽しかったことや、つらかったことは。「レースで勝った時は一番楽しかったし、ジョッキーになって良かったと思う瞬間です。大変だったことは…そうですね、勝てない時期が長く続いたり、なかなか思うように乗れなかったりした時はどうしても落ち込んでしまいます」-そういう時の気持ちの切り替えは。「終わった後のことはあまり考えないように、レースが全部終わってから振り返るようにしています。あまり引きずらないように」-12月24日にJRA6勝目(中山4R・シルヴァーメテオ)を挙げた。「あのレースは道中、馬群の中でどんどん位置取りを下げてしまって…。自分がイメージしていた通りではなかったのですが、最後はすごい脚で伸びてくれました」◆昨年は全国の地方競馬場からの騎乗オファーも殺到。計8場で騎乗した。-地方ではトータル8勝をマーク。「さまざまな競馬場で乗れていい経験になりました。いろんな場所で騎乗機会をいただけたのは感謝の気持ちしかありません。それに中央で勝てない時期に地方競馬に参戦して、ファンの温かい声援をいただいた際は、また頑張ろうという気持ちになりました」-レースには慣れた?「たくさんの騎乗機会をいただき、少しは慣れたのかなと思います。でも、まだ分からないところも多いので難しいです。(騎乗技術については)デビューした頃と比べると変わっていると思います。でも本当にまだまだなので、もっとしっかり乗れるようになりたい。技術を磨いてもっと結果を残せるようになりたいです」◆騎手である一方で、まだあどけなさの残る普通の女の子でもある。-普段の生活で変わった点は。「今までと同じことをしていても注目されるようになりました。最初は驚きましたし、やっぱり戸惑いはありました」-過熱する取材が迷惑と思ったことは。「少しはあったかも(笑)。でもたくさん注目されるのはありがたいことです」-全休日の気分転換は。「寮にいることが多かったけど、買い物に出掛けたりもしています。競馬の帰りとか月曜日に都内に行ったりしますよ。いい気分転換になりました」-外出した際にファンから声を掛けられることは。「ないです。勝負服だったら分かるのかもしれないけど(笑)。私服だったら分からないと思いますよ」-今年チャレンジしてみたいことは。「料理をやってみたい。寮ではできないので、なかなか機会がなくて…。あとは英語も勉強したいです。(国際女性騎手招待競走で)アブダビに行った時は、身ぶり手ぶりでコミュニケーションを取っていたんですけど、それでは駄目ですよね」-“菜七子フィーバー”で女性騎手という職業に注目が集まった。「デビューしてまだ1年で、大きなことを言える立場ではないのですが、私をきっかけに女性ジョッキーがもっと増えてくれればいいなと思っています。それにジョッキーという存在をギャンブルとしてだけではなく、スポーツの面でも知ってもらいたい」◆何より結果が求められる勝負の世界。2017年はさらなる飛躍が期待される。-昨年のリーディングには戸崎圭太騎手が輝いた。「見習うところは全部。本当に尊敬します。あれだけ勝っていて制裁が一度もないのはすごい。カッコイイなと思います」-同期の存在も刺激になる。「(木幡)巧也クンもそうですけど、みんな本当に上手。みんなたくさん勝っていてすごい。私が同期の中で一番勝っていないので、早く追いつけるように頑張りたいです」-体のケアについては。「1日寝れば疲れは取れます。結構、体が丈夫なので、風邪とかも全然ひきません!」 (続けて)「体重に余裕があるので、体力や筋肉を付ける意味でも普段はたくさん食べるようにしています。今までは自分で考えてトレーニングをしていましたが、今年から専属のトレーナーを付けるようにしました」-今年の目標は。「具体的な(勝利)数は決めないようにしています。ひとつずつ勝ち星を積み重ねていきたい。それに3月にはひとつ下の世代がデビューしてライバルが増えます。そういう意味でも、もっと頑張らないといけないですね。私自身、昨年はもっとやれたのでは、と思うところがあるので、その気持ちを今年につなげていければ」
2017.01.01
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