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安田記念へと続く古馬マイル路線の、関東における開幕戦。過去の勝ち馬にはリスグラシューやインディチャンプなど、後のGIホースが名を連ねているように、GIIIながらメンバーが揃う一戦。昨年はナミュールがここで2着に入り、秋のマイルCSでGI初制覇を成し遂げた。1.前走がGIの馬か3勝クラスを勝ち上がってきた馬 これは両極端な狙い目になるが、前走がGIの馬が過去10年で[5-3-2-16]、単勝回収率でも203%と最も良績を残している。ただ、前走で3勝クラスを勝ってここへ臨む馬も[4-1-0-8]と勝率では前走GI組を凌ぐ成績を残している。実績馬と、ここを勝って飛躍していく馬の対決という図式になっている。2.距離短縮組が優勢 古馬のマイル戦と言えば、マイル路線のエキスパートが揃う印象だが、前走マイルの馬の成績が[6-6-5-79]で複勝率17.7%なのに対して、今回が距離短縮となる馬は[4-4-2-28]で複勝率26.3%。また、今回が距離延長になる馬は[0-0-3-11]で複勝率が21.4%あるものの連対馬はいない。狙いは距離短縮組だろう。3.高齢馬は苦戦傾向 過去10回の成績を年齢別にみてみると、4歳馬は複勝率32.5%、5歳馬は25.6%なのに対し、6歳馬は16.2%、7歳馬は4.5%。ベテランは苦戦しており、若い馬を中心視するのが良さそう。6歳馬は4勝しているのでもちろん侮れないが、7歳以上は勝っていないので割り引きたい。 マスクトディーヴァは秋華賞でリバティアイランドに敗れたが、ローズSをレコード勝ちと、世代トップクラスの実力は間違いない。上記条件にも全て当てはまっていて、初のマイル戦でもここは結果を出せるだろう。
2024.01.31
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近年はステップレースを使わずに本番に臨むローテーションが多くなっているため、15年のルージュバック、16年のサトノダイヤモンド以降GI級の活躍馬は出ていないが、GIに向けて賞金を加算するという意味で重要なレース。近3年は中京芝2000mでの開催だったので、コースの特徴が出るようなものではなく、このレースの位置付けを重視したデータを見ていきたい。1.間隔が詰まり過ぎると良くない 中2週までの間隔の馬は過去10年で[0-0-2-16]と勝ち馬・連対馬が出ていない。中3週以上とっている馬が良績を残しているが、特に妙味があるのは中3週で臨んでくる馬。[3-0-2-9]で勝率21.4%、単勝回収率も271%と好成績だ。2.前走クラスに注目 過去10回で、前走が新馬だった馬は[1-1-0-12]で複勝率14.3%、前走が未勝利だった馬は[0-0-3-10]で複勝率は23.1%だが勝ち馬は出ていない。既に1勝クラスを勝ったり、重賞に出走している馬が幅を利かせてくるレース。特に前走が重賞だった馬には注目したい。3.前走が重賞以外の馬は巻き返しが利かない 先述の通り、前走重賞が有利なレースだが、前走が1勝クラスやオープン特別の馬も好走している。ただし、これらの馬は基本的に前走で勝っていることがここで勝つための条件。前走1着以外は勝っていない。特に前走4着以下から馬券圏内に入った馬はいない。 ウォーターリヒトは一番の狙い目となる中3週のローテーションで、前走がGIIIのシンザン記念。人気薄ながらも3着と好走した。未勝利勝ちに4戦を要したが、着実に良化をたどり、ここでの重賞制覇も十分射程圏。今の京都の馬場も合いそうで、勝ち負けを期待したい。
2024.01.30
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マスクトディーヴァに注目したい。リバティアイランドを除けば4歳牝馬ではトップクラスの馬。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■2/4(日) 東京新聞杯(4歳上・GIII・東京芝1600m) マスクトディーヴァ(牝4、栗東・辻野泰之厩舎)は昨秋のローズSを強烈な末脚でレコード勝ち。秋華賞はリバティアイランドに敗れたが、それ以外の馬と比べれば世代では抜けていると言っても過言ではない。初のマイル戦だが、母系を考えると良い方に出る可能性も十分。今年の飛躍に向けて好スタートを切りたいところ。鞍上は岩田望来騎手。 ジャスティンカフェ(牡6、栗東・安田翔伍厩舎)は昨秋のマイルCSで3着。直線に向いた時は突き抜けるかと思うような手応えで健闘した。昨年は4着だったが、明らかにパワーアップしている今なら十分に勝ち負けに持ち込める。鞍上は坂井瑠星騎手。 その他、NHKマイルC2着以来の出走も能力高いウンブライル(牝4、美浦・木村哲也厩舎)、昨年の覇者ウインカーネリアン(牡7、美浦・鹿戸雄一厩舎)、同舞台でリバティアイランドを負かしたラヴェル(牝4、栗東・矢作芳人厩舎)、休み明けを叩かれた実力馬サウンドビバーチェ(牝5、栗東・高柳大輔厩舎)なども好走圏内。発走は15時45分。新馬戦圧勝のビザンチンドリームが重賞初制覇に挑む/きさらぎ賞の見どころ ビザンチンドリームに注目したい。新馬戦しか使われていないが、魅力を感じる勝ちっぷり。大器の可能性も十分だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■2/4(日) きさらぎ賞(3歳・GIII・芝1800m) ビザンチンドリーム(牡3、栗東・坂口智康厩舎)の新馬戦は、ゲートで煽りながら出て後方からの競馬になったが、4角手前で一気に進出すると、その勢いのままに直線は上がり3F33.9秒の脚で一気に突き抜けた。これは阪神の内回りでのタイムだから凄い。スケールを感じさせる勝ちっぷりで、ここで無傷の重賞制覇なるか。鞍上はR.ピーヒュレク騎手。 ヴェロキラプトル(牡3、栗東・高野友和厩舎)はホープフルSで10着も、逃げて終始絡まれ、さらに2着馬に早めに交わされては仕方がないだろう。2戦目で控えて勝ったように、溜めることができれば巻き返しも十分。鞍上は西村淳也騎手。 その他、東京スポーツ杯2歳Sで3着のファーヴェント(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)、シンザン記念3着のウォーターリヒト(牡3、栗東・河内洋厩舎)、若駒S3着のブエナオンダ(牡3、栗東・須貝尚介厩舎)、新馬勝ちの良血馬シヴァース(牡3、栗東・友道康夫厩舎)、ホープフルS8着から京都で巻き返しを期するインザモーメント(牡3、栗東・田中克典厩舎)なども好走の圏内。発走は15時35分。
2024.01.29
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28日、東京競馬場で行われた第38回根岸ステークス(4歳上・GIII・ダ1400m)は、道中は先団の後ろにつけ、直線で悠々と抜け出した川田将雅騎手騎乗の1番人気エンペラーワケア(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)が、2番手追走から食い下がった6番人気アームズレイン(牡4、栗東・上村洋行厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分24秒1(良)。 さらに1/2馬身差の3着に2番人気サンライズフレイム(牡4、栗東・石坂公一厩舎)が入った。なお、3番人気タガノビューティー(牡7、栗東・西園正都厩舎)は13着に終わった。 勝ったエンペラーワケアは、父ロードカナロア、母カラズマッチポイント、その父Curlinという血統。これまでダートでは5戦4勝2着1回。重賞初挑戦の今回も難なく突破して、3連勝で重賞初制覇を果たした。また、本馬はこの勝利でフェブラリーSの優先出走権を獲得した。1 エンペラーワケア 1:24.12 アームズレイン 2.1/23 サンライズフレイム 1/24 ヘリオス 3/45 フルム 1/2単勝7 250円 複勝7 130円 16 300円 10 160円枠連 4-8 1630円 馬連 7-16 1660円馬単 7-16 2080円 三連複 7-10-16 2070円三連単 7-16-10 9390円 ワイド 7-16 600円7-10 270円 10-16 990円ルガルが3馬身差完勝で重賞初制覇/シルクロードS 28日、京都競馬場で行われた第29回シルクロードステークス(4歳上・GIII・芝1200m)は、好スタートから道中は2番手につけ、直線で一頭抜け出す形になった西村淳也騎手騎乗の2番人気ルガル(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)が、中団から脚を伸ばした1番人気アグリ(牡5、栗東・安田隆行厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分07秒7(良)。 さらに1/2馬身差の3着に3番人気エターナルタイム(牝5、美浦・中川公成厩舎)が入った。 勝ったルガルは、父ドゥラメンテ、母アタブ、その父New Approachという血統。これまでの課題だったゲートを今回はきっちりと決めて、待望の重賞初制覇を果たした。1 ルガル 1:07.72 アグリ 33 エターナルタイム 1/24 サンライズロナウド 1.1/4 5 ショウナンハクラク 1/2単勝4 330円 複勝4 130円 13 130円 5 160円枠連 2-7 440円 馬連 4-13 590円 馬単 4-13 1120円 三連複 4-5-13 1180円三連単 4-13-5 5070円 ワイド 4-13 270円4-5 380円 5-13 370円根岸S・シルクロードSともに馬連と三連複にて購入。結果、根岸Sは馬連・三連複ともにはずれ。シルクロードSは馬連・三連複ともに的中。
2024.01.28
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1月28日に東京競馬場で行われる、第38回根岸S(4歳上・GIII・ダ1400m)の前日オッズがJRAより発表された。 単勝オッズ1番人気には、条件戦圧勝から重賞初挑戦のエンペラーワケア(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)が支持された。各馬の単勝オッズは以下の通り。 左から馬番、馬名、オッズ07 エンペラーワケア 3.210 サンライズフレイム 3.612 タガノビューティー 5.014 アルファマム 8.011 パライバトルマリン 12.003 フルム 17.402 ヘリオス 19.006 シャマル 26.816 アームズレイン 32.805 ベルダーイメル 47.901 アイオライト 53.713 オマツリオトコ 88.415 ケンシンコウ 109.309 エクロジャイト 116.004 ライラボンド 236.708 ピアシック 331.7ルガルが3.4倍で1番人気/シルクロードS前日オッズ 1月28日に京都競馬場で行われる、第29回シルクロードS(4歳上・GIII・芝1200m)の前日オッズがJRAより発表された。 単勝オッズ1番人気には、前走・京阪杯2着から重賞初制覇を狙うルガル(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)が支持された。各馬の単勝オッズは以下の通り。 左から馬番、馬名、オッズ04 ルガル 3.413 アグリ 3.705 エターナルタイム 5.415 バースクライ 8.217 オタルエバー 8.307 ジューンオレンジ 17.514 テイエムスパーダ 23.216 トゥラヴェスーラ 29.409 サンライズロナウド 31.912 メイショウソラフネ 35.618 ショウナンハクラク 66.411 サンライズオネスト 67.110 カワキタレブリー 94.906 サトノラムセス 109.108 ディヴィナシオン 123.703 ホープフルサイン 128.802 リバーラ 138.801 カイザーメランジェ 260.0根岸Sのいい加減予想5枠10番サンライズフレイムから4枠7番エンペラーワケア6枠12番タガノビューティー、7枠14番アルファマム6枠11番パライバトルマリン、2枠3番フルム、1枠2番ヘリオスシルクロードSのいい加減予想2枠4番ルガルから7枠13番アグリ、3枠5番エターナルタイム8枠17番オタルエバー、7枠15番バースクライ、4枠7番ジューンオレンジ6枠12番メイショウソラフネ
2024.01.27
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1月28日に東京競馬場で行われる、第38回根岸ステークス(4歳上・GIII・ダ1400m)の枠順が26日確定した。 条件戦圧勝から重賞初挑戦のエンペラーワケア(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)は4枠7番、1勝クラスから前走のオータムリーフSまで4連勝中のサンライズフレイム(牡4、栗東・石坂公一厩舎)は5枠10番に入った。発走は15時45分。枠順は以下の通り。 ( )内は性齢、騎手・調教師1-1 アイオライト(牡7、団野大成・武藤善則)1-2 ヘリオス(セ8、武豊・西園正都)2-3 フルム(牡5、水口優也・浜田多実)2-4 ライラボンド(牡5、小林勝太・杉浦宏昭)3-5 ベルダーイメル(牡7、柴田善臣・本田優)3-6 シャマル(牡6、川須栄彦・松下武士)4-7 エンペラーワケア(牡4、川田将雅・杉山晴紀)4-8 ピアシック(牡8、落合玄太・森秀行)5-9 エクロジャイト(牡4、横山武史・安田隆行)5-10 サンライズフレイム(牡4、藤岡康太・石坂公一)6-11 パライバトルマリン(牝4、戸崎圭太・林徹)6-12 タガノビューティー(牡7、石橋脩・西園正都)7-13 オマツリオトコ(牡4、石川裕紀人・伊藤圭三)7-14 アルファマム(牝5、菅原明良・佐々木晶)8-15 ケンシンコウ(牡7、田辺裕信・小西一男)8-16 アームズレイン(牡4、松若風馬・上村洋行)ルガルは2枠4番、アグリは7枠13番/シルクロードS枠順確定 1月28日に京都競馬場で行われる、第29回シルクロードステークス(4歳上・GIII・芝1200m)の枠順が26日確定した。 前走・京阪杯2着から重賞初制覇を狙うルガル(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)は2枠4番、昨年の阪神Cで3着に入ったアグリは7枠13番に入った。発走は15時35分。枠順は以下の通り。 ( )内は性齢、騎手・調教師1-1 カイザーメランジェ(牡9、津村明秀・中野栄治)1-2 リバーラ(牝4、田口貫太・高柳瑞樹)2-3 ホープフルサイン(牡8、太宰啓介・本間忍)2-4 ルガル(牡4、西村淳也・杉山晴紀)3-5 エターナルタイム(牝5、C.ルメール・中川公成)3-6 サトノラムセス(牡6、池添謙一・橋口慎介)4-7 ジューンオレンジ(牝4、横山和生・長谷川浩)4-8 ディヴィナシオン(牡7、古川吉洋・森秀行)5-9 サンライズロナウド(牡5、横山典弘・安田隆行)5-10 カワキタレブリー(牡5、岩田康誠・杉山佳明)6-11 サンライズオネスト(牡7、和田竜二・河内洋)6-12 メイショウソラフネ(牡5、角田大河・石橋守)7-13 アグリ(牡5、坂井瑠星・安田隆行)7-14 テイエムスパーダ(牝5、富田暁・木原一良)7-15 バースクライ(牝4、岩田望来・千田輝彦)8-16 トゥラヴェスーラ(牡9、永島まなみ・高橋康之)8-17 オタルエバー(牡5、松山弘平・中竹和也)8-18 ショウナンハクラク(牡5、浜中俊・松下武士)
2024.01.26
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ダート1400mはオープン特別こそ多く施行されるが、JRA重賞は同レースとプロキオンSの2つだけ。ダートのスプリンターにとっては数少ない大舞台となる。また、フェブラリーSの前哨戦という意味合いもあり、GIIIとしては毎年メンバーが揃う。1.終いの脚が求められる スプリンターが多く参戦することからペースは速くなりがち。ただでさえ終いの脚が求められる東京コースで、先行馬が押し切るのは簡単なことではない。過去10回、4角5番手以内の馬は複勝率12.5%なのに対し、4角7番手以下は複勝率22.3%、10番手以下でみても複勝率22.6%で差し馬に分がある。2.距離短縮組が圧倒的に有利 過去10回で、今回が距離短縮の馬は[7-4-5-31]で勝率14.9%、複勝率34.0%。これは前回が同じ1400mに使われた馬の成績[1-4-4-55]、今回が延長となる馬の成績[2-2-1-40]を大きく上回る。軸は今回が距離短縮となる馬から選びたい。3.前走が重賞 過去10回で前走が重賞だった馬が9勝、交流重賞を含めると全ての勝ち馬10頭が前走で重賞を使われていたことになる。特に前走でGIを使われた馬は複勝率35.0%と高くなっている。また逆に昇級初戦の馬は苦戦していて、3勝クラスからの臨戦だと[0-0-0-4]となっている。 タガノビューティーは末脚堅実で、前走がGIIIの武蔵野Sで4角14番手から追い込んで2着。今回が1600mからの短縮でもあり、上記の好走条件を全てクリアしている。得意の東京コースでもあり、今年のメンバーなら重賞初制覇を期待したい。
2024.01.25
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24日、大井競馬場で行われた第68回金盃(4歳上・重賞・ダ2600m・1着賞金2200万円)は、2番手から3角手前で先頭に立った本橋孝太騎手騎乗の3番人気ランリョウオー(牡6、浦和・小久保智厩舎)が、中団から向正面で先頭に並びかけた1番人気セイカメテオポリス(牡6、大井・渡辺和雄厩舎)とのマッチレースを制し、アタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分52秒9(重)。 さらに2.1/2馬身差の3着に4番人気ミヤギザオウ(牡5、大井・森下淳平厩舎)が入った。なお、2番人気アンタンスルフレ(セ6、浦和・小澤宏次厩舎)は7着に終わった。 勝ったランリョウオーは、父パイロ、母ファビラスタイム、その父シンボリクリスエスという血統。昨年のブリリアントC以来の勝利で、重賞5勝目となった。1 ランリョウオー 2:52.92 セイカメテオポリス アタマ3 ミヤギザオウ 2.1/24 カイル 25 ドスハーツ 1/2単勝15 540円 複勝15 210円 8 120円 14 240円枠連 5-8 390円 馬連 8-15 560円 枠単 8-5 1210円 馬単 15-8 1280円三連複 8-14-15 1440円 三連単 15-8-14 6470円ワイド 8-15 350円 14-15 790円 8-14 430円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、どちらも的中。
2024.01.24
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昨年のファストフォース、22年のナランフレグ、20年のモズスーパーフレア、18年のファインニードル、17年のセイウンコウセイ、16年のビッグアーサーと、過去10年で6頭がこのレースを経由して高松宮記念を制している。冬場のハンデGIIIながら、春のGIを占う上で重要な一戦。過去3回は中京で行われたため、4年ぶりの京都開催となるので、データは競馬場替わりに左右されにくいものを過去10年(うち21年から23年は中京開催)で見ていきたい。1.1着軸は前走・重賞が理想 前走のクラスを見てみると、重賞だった馬が[8-3-2-55]と1着の8割を占める。特に前走がGIだった馬は[3-1-1-14]で勝率15.8%と強い。ただ、前走がオープン特別や昇級初戦の馬も複勝率を見ると悪くなく、ハンデ次第で相手にはピックアップする必要がある。2.大敗からの巻き返しは少ない 前走の着順を見てみると、前走6着以下に敗れた馬は[1-2-4-79]と勝率1.2%、複勝率も8.1%と低い。狙い目は前走5着以内の馬になる。ただ、前走1着の馬は[2-4-3-23]で勝率が6.3%と意外と低い。ハンデ戦だけにハンデを背負うケースが多いからだろう。もちろん押さえは必要だが、軸は2~5着で探りたい。3.間隔が詰まっていると苦戦 中3週以内で臨んできた馬は[1-4-3-56]で複勝率12.5%と苦戦。複勝回収率も57%と目立たず、ゆったりしたローテーションで臨んでくる馬を中心に考えるのが良さそう。 ルガルは前々走のスワンSでは後方からの競馬になったが4着、前走の京阪杯は2着と大崩れなく堅実に走っている。間隔もゆったりしていて、ここへ臨むのに理想的なローテーション。ここは勝ち負けに持ち込める。
2024.01.23
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エンペラーワケアに注目したい。条件戦を圧勝で2連勝中。3連勝で重賞初制覇なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■1/28(日) 根岸ステークス(4歳上・GIII・東京ダ1400m) エンペラーワケア(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)は2勝クラスのドンカスターCを4馬身差、3勝クラスの御影Sを3馬身1/2差で圧勝。530キロを超える大型馬でスケールもあり、ここも勝って重賞初制覇なるか。鞍上は川田将雅騎手。 サンライズフレイム(牡4、栗東・石坂公一厩舎)は1勝クラスから前走のオータムリーフSまで4連勝中。前走は4角11番手から上がり3F35.6秒の末脚で豪快に差し切った。東京コースでも勝ち鞍があり、ここで重賞初制覇なるか。鞍上は藤岡康太騎手。 その他、前走・武蔵野Sで2着のタガノビューティー(牡7、栗東・西園正都厩舎)、仕切り直しとなる実績馬シャマル(牡6、栗東・松下武士厩舎)、一昨年2着のヘリオス(セ8、栗東・西園正都厩舎)、強烈な決め手を持つアルファマム(牝5、栗東・佐々木晶厩舎)、前走・りんくうSを快勝したアームズレイン(牡4、栗東・上村洋行厩舎)なども好走の圏内。発走は15時45分。9歳馬トゥラヴェスーラの重賞初制覇なるか/シルクロードSの見どころ トゥラヴェスーラに注目したい。9歳でも衰えは感じさせず元気。安定した末脚で、重賞初制覇なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■1/28(日) シルクロードS(4歳上・GIII・京都芝1200m) トゥラヴェスーラ(牡9、栗東・高橋康之厩舎)は休み明けの前走・京阪杯で4着。力のあるところを見せた。休み明けをひと叩きされて、このメンバーでは力上位。今の京都の馬場も合いそうで、9歳で重賞初制覇なるか。鞍上は永島まなみ騎手。 アグリ(牡5、栗東・安田隆行厩舎)はここに入ると実績上位。前走の阪神Cでは直線で狭いところを割って伸びたが、外から伸びた2頭に差された。しかし内容的には強く、ここは重賞2勝目を期待したい。鞍上は坂井瑠星騎手。 その他、前走・京阪杯で2着と調子を上げているルガル(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)、昨年のセントウルSを逃げ切ったテイエムスパーダ(牝5、栗東・木原一良厩舎)、2連勝でオープン勝ちしたオタルエバー(牡5、栗東・中竹和也厩舎)、条件戦3連勝でオープン入りしたバースクライ(牝4、栗東・千田輝彦厩舎)なども好走の圏内。発走は15時35分。
2024.01.22
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21日、中山競馬場で行われた第65回アメリカジョッキークラブカップ(4歳上・GII・芝2200m)は、好位追走からゴール前の接戦を制したR.キング騎手騎乗の3番人気チャックネイト(セ6、美浦・堀宣行厩舎)が、その外の2番人気ボッケリーニ(牡8、栗東・池江泰寿厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分16秒6(不良)。 さらに1.1/4馬身差の3着に5番人気クロミナンス(牡7、美浦・尾関知人厩舎)が入った。なお、1番人気マイネルウィルトス(牡8、栗東・宮徹厩舎)は5着に終わった。 勝ったチャックネイトは、父ハーツクライ、母ゴジップガール、その父Dynaformerという血統。オープン昇級初戦だった前走のアルゼンチン共和国杯で3着と好走。ここでも力を見せて重賞初制覇を果たした。短期免許で来日している鞍上のレイチェル・キング騎手にとってもこれがJRA重賞初勝利となった。1 チャックネイト 2:16.62 ボッケリーニ ハナ3 クロミナンス 1.1/44 モリアーナ アタマ5 マイネルウィルトス クビ 単勝11 650円 複勝11 190円 12 150円 2 260円枠連 8-8 1180円 馬連 11-12 1160円 馬単 11-12 2220円三連複 2-11-12 3320円 三連単 11-12-2 16330円ワイド 11-12 440円 2-11 920円 2-12 770円ウイリアムバローズが押し切り重賞初制覇/東海S 21日、京都競馬場で行われた第41回東海ステークス(4歳上・GII・ダ1800m)は、2番手追走から3コーナーで先頭に立って押し切った坂井瑠星騎手騎乗の2番人気ウィリアムバローズ(牡6、栗東・上村洋行厩舎)が、3番手追走から食い下がった1番人気オメガギネス(牡4、美浦・大和田成厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分49秒2(重)。 さらに1.1/2馬身差の3着に4番人気ヴィクティファルス(セ6、栗東・池添学厩舎)が入った。なお、3番人気ペプチドナイル(牡6、栗東・武英智厩舎)は6着に終わった。 勝ったウィリアムバローズは、父ミッキーアイル、母ダイアナバローズ、その父シンボリクリスエスという血統。これまでダートで馬券圏内を外したのが1度だけという堅実派が、待望の重賞初制覇を果たした。通算成績は17戦7勝。1 ウイリアムバローズ 1:49.22 オメガギネス 13 ヴィクティファルス 1.1/24 ブライアンセンス クビ5 オーロイプラータ ハナ単勝14 550円 複勝14 140円 10 120円 3 230円枠連 5-7 350円 馬連 10-14 570円 馬単 14-10 1580円三連複 3-10-14 1680円 三連単 14-10-3 8900円ワイド 10-14 260円 3-14 690円 3-10 480円AJCC・東海Sともに馬連と三連複にて購入。結果、AJCC・東海Sともに馬連・三連複的中。
2024.01.21
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1月21日に中山競馬場で行われる、第65回アメリカジョッキークラブカップ(4歳上・GII・芝2200m)の前日オッズがJRAより発表された。 単勝オッズ1番人気には、重賞3勝と実績上位のボッケリーニ(牡8、栗東・池江泰寿厩舎)が支持された。各馬の単勝オッズは以下の通り。 左から馬番、馬名、オッズ12 ボッケリーニ 4.401 マイネルウィルトス 5.311 チャックネイト 5.603 モリアーナ 7.002 クロミナンス 7.709 カラテ 8.310 ラーグルフ 10.104 ショウナンバシット 14.407 アドマイヤハレー 18.708 シルブロン 52.406 サンストックトン 68.805 ホウオウリアリティ 70.6オメガギネスが2.0倍で1番人気/東海S前日オッズ 1月21日に京都競馬場で行われる、第41回東海ステークス(4歳上・GII・ダ1800m)の前日オッズがJRAより発表された。 単勝オッズ1番人気には、デビュー以来4戦3勝で初重賞制覇を狙うオメガギネス(牡4、美浦・大和田成厩舎)が支持された。各馬の単勝オッズは以下の通り。 左から馬番、馬名、オッズ10 オメガギネス 2.003 ヴィクティファルス 6.614 ウィリアムバローズ 6.713 ブライアンセンス 8.606 ペプチドナイル 8.716 オーロイプラータ 22.301 ミッキーヌチバナ 27.805 スマッシングハーツ 32.909 レッドファーロ 36.011 タイセイドレフォン 45.112 バビット 50.704 キリンジ 70.207 サンライズウルス 97.808 ゲンパチルシファー 127.102 ビヨンドザファザー 147.015 ブラックアーメット 151.4AJCCのいい加減予想8枠12番ボッケリーニから1枠1番マイネルウィルトス8枠11番チャックネイト、3枠3番モリアーナ、2枠2番クロミナンス7枠9番カラテ、7枠10番ラーグルフ東海Sのいい加減予想5枠10番オメガギネスから7枠14番ウイリアムバローズ7枠13番ブライアンセンス、3枠6番ペプチドナイル2枠3番ヴィクティファルス、8枠16番オーロイプラータ1枠1番ミッキーヌチバナ
2024.01.20
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1月21日に中山競馬場で行われる、第65回アメリカジョッキークラブカップ(4歳上・GII・芝2200m)の枠順が19日確定した。 重賞3勝と実績上位のボッケリーニ(牡8、栗東・池江泰寿厩舎)は8枠12番、紫苑Sを勝ち、秋華賞でも5着に入ったモリアーナ(牝4、美浦・武藤善則厩舎)は3枠3番に入った。発走は15時45分。枠順は以下の通り。 ( )内は性齢、騎手・調教師1-1 マイネルウィルトス(牡8、横山武史・宮徹)2-2 クロミナンス(牡7、C.ルメール・尾関知人)3-3 モリアーナ(牝4、横山典弘・武藤善則)4-4 ショウナンバシット(牡4、横山和生・須貝尚介)5-5 ホウオウリアリティ(牡6、大野拓弥・高木登)5-6 サンストックトン(牡5、R.キングスコート・鹿戸雄一)6-7 アドマイヤハレー(牡6、田辺裕信・宮田敬介)6-8 シルブロン(牡6、R.ピーヒュレク・稲垣幸雄)7-9 カラテ(牡8、菅原明良・辻野泰之)7-10 ラーグルフ(牡5、三浦皇成・宗像義忠)8-11 チャックネイト(セ6、R.キング・堀宣行)8-12 ボッケリーニ(牡8、浜中俊・池江泰寿)オメガギネスは5枠10番、ブライアンセンスは7枠13番/東海S枠順確定 1月21日に京都競馬場で行われる、第41回東海ステークス(4歳上・GII・ダ1800m)の枠順が19日確定した。 デビュー以来4戦3勝で初重賞制覇を狙うオメガギネス(牡4、美浦・大和田成厩舎)は5枠10番、安定した末脚で初重賞制覇を狙うブライアンセンス(牡4、美浦・斎藤誠厩舎)は7枠13番に入った。発走は15時35分。枠順は以下の通り。 ( )内は性齢、騎手・調教師1-1 ミッキーヌチバナ(牡6、松山弘平・高橋亮)1-2 ビヨンドザファザー(牡5、内田博幸・藤岡健一)2-3 ヴィクティファルス(セ6、池添謙一・池添学)2-4 キリンジ(牡4、和田竜二・佐々木晶)3-5 スマッシングハーツ(牡8、武豊・新谷功一)3-6 ペプチドナイル(牡6、藤岡佑介・武英智)4-7 サンライズウルス(牡6、西村淳也・安田翔伍)4-8 ゲンパチルシファー(牡8、松若風馬・佐々木晶)5-9 レッドファーロ(牡5、岩田康誠・松永幹夫)5-10 オメガギネス(牡4、戸崎圭太・大和田成)6-11 タイセイドレフォン(牡5、幸英明・西村真幸)6-12 バビット(牡7、団野大成・浜田多実)7-13 ブライアンセンス(牡4、岩田望来・斎藤誠)7-14 ウィリアムバローズ(牡6、坂井瑠星・上村洋行)8-15 ブラックアーメット(牡6、泉谷楓真・角田晃一)8-16 オーロイプラータ(牡4、A.ルメートル・宮本博)
2024.01.19
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18日、船橋競馬場で行われた第60回報知グランプリC(4歳上・重賞・ダ1800m・1着賞金1200万円)は、好発からハナを切った矢野貴之騎手騎乗の7番人気エルデュクラージュ(セ10、船橋・川島正一厩舎)が、中団から脚を伸ばした2番人気ヒーローコール(牡4、浦和・小久保智厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分53秒4(良)。 さらに1.1/2馬身差の3着に3番人気スワーヴアラミス(牡9、大井・荒山勝徳厩舎)が入った。なお、1番人気ギガキング(牡6、船橋・稲益貴弘厩舎)は5着に終わった。 勝ったエルデュクラージュは、父クロフネ、母エルダンジュ、その父サンデーサイレンスという血統。浦和記念7着から見事巻き返して約1年ぶりの勝利。重賞2勝目を挙げた。1 エルジュクラージュ 1:53.42 ヒーローコール 23 スワーヴアラミス 1.1/24 ロードレガリス 1.1/25 ギガキング 1/2単勝3 6060円 複勝3 460円 1 130円 4 140円枠連 1-3 5270円 馬連 1-3 5230円枠単 3-1 19580円 馬単 3-1 22940円三連複 1-3-4 4190円 三連単 3-1-4 78480円ワイド 1-3 1220円 3-4 1200円 1-4 250円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、どちらもはずれ。最終レースも馬連と三連複にて購入。結果、こちらは馬連・三連複ともに的中。
2024.01.18
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17日、船橋競馬場で行われた第50回ブルーバードC(3歳・JpnIII・ダ1800m・1着賞金2000万円)は、好位から直線で脚を伸ばした坂井瑠星騎手騎乗の2番人気アンモシエラ(牝3、栗東・松永幹夫厩舎)が、逃げた4番人気エコロガイア(牡3、栗東・森秀行厩舎)をゴール前で捕らえ、クビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分55秒9(良)。 さらにハナ差の3着に1番人気バロンドール(牡3、栗東・松永幹夫厩舎)が入った。なお、3番人気ブラックバトラー(牡3、北海道・田中淳司厩舎)は6着に終わった。 勝ったアンモシエラは、父ブリックスアンドモルタル、母サンドクイーン、その父ゴールドアリュールという血統。前走は芝のホープフルSに挑戦して敗れていたが、ダートに戻ったここで牡馬を破って初重賞勝利を挙げた。1 アンモシエラ 1:55.92 エコロガイア クビ3 バロンドール ハナ4 ウルトラノホシ 3/45 ソレナ 3単勝1 310円 複勝1 120円 4 190円 3 100円枠連 1-4 1480円 馬連 1-4 1710円枠単 1-4 2430円 馬単 1-4 2550円三連複 1-3-4 650円 三連単 1-4-3 4890円ワイド 1-4 400円 1-3 140円 3-4 310円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連・三連複ともに的中。
2024.01.17
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同レースが行われる中山芝2200mは、非根幹距離であることに加えて中山の中距離以上の重賞では唯一外回りを使用するクセのある条件。一線級の多くが京都記念や中山記念に流れ地力が拮抗したメンバー構成になりがちなことも相まって、他コースだともう一押しが足りないような馬やコース適性のある伏兵が台頭してきやすい。1.前走の格は重要 過去10年で、今回が昇級戦になる馬は[1-0-1-14]、前走がオープン特別(L含む)の馬も[0-1-1-21]と振るわない。前走が重賞であることが好走条件だが、特に前走がGIの馬は[5-3-2-27]と圧倒的な成績を残している。2.前走からの間隔はゆったりが良い 前走から中3週以内の馬は1勝しか挙げていない。対して中4週以上のローテーションの馬は9勝。間隔が詰まっての出走よりも、GIなどからゆったりした間隔で臨んでくる馬が好成績を挙げている。半年以上の間隔の馬はアタマあって紐なしだが、妙味はあるのでアタマで一考したい。3.前走着差に注目 前走1着馬との着差が0秒5以内だった馬は[6-4-6-35]で複勝率31.4%あるのに対し、前走0秒6~0秒9着差があった馬は[1-2-2-27]で複勝率15.6%、前走1秒以上敗れていた馬は[1-2-1-40]で複勝率9.1%。出走してくる馬の多くは前走敗れた馬だが、大敗してきた馬が変わり身を見せるケースは少ない。 ボッケリーニはここでは格上と言って良い存在で、重賞3勝の実績がある。一昨年に当レース3着とコース適性もあり、前走チャレンジC・2着からの臨戦というのも、ローテーション・前走の格・着差共にクリアしている。ここは勝ち負け必至だろう。
2024.01.16
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ボッケリーニに注目したい。重賞3勝と、このメンバーに入ると実績上位。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■1/21(日) アメリカジョッキークラブカップ(4歳上・GII・中山芝2200m) ボッケリーニ(牡8、栗東・池江泰寿厩舎)は、目黒記念など重賞を3勝していて、今年のメンバーに入ると明らかに実績上位。もう8歳になるが、先月のチャレンジCでも強敵相手に接戦の2着だったように、まだまだ健在。ここは勝ち負け必至だろう。鞍上は浜中俊騎手。 モリアーナ(牝4、美浦・武藤善則厩舎)は、昨年の紫苑Sを強烈な末脚で快勝。続く秋華賞でも5着に入っていて、ここは牡馬が相手でも十分好走が可能。鞍上は横山典弘騎手。 その他、GIIで連続好走と調子を上げているマイネルウィルトス(牡8、栗東・宮徹厩舎)、昨年の中山金杯を勝ったラーグルフ(牡5、美浦・宗像義忠厩舎)、王道路線で強い相手にもまれてきたショウナンバシット(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)、アルゼンチン共和国杯3着のチャックネイト(セ6、美浦・堀宣行厩舎)なども好走の圏内。発走は15時45分。明け4歳馬オメガギネスが重賞初制覇に挑む/東海Sの見どころ オメガギネスに注目したい。デビューから4戦3勝と、まだ底を見せていない。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■1/21(日) 東海S(4歳上・GII・京都ダ1800m) オメガギネス(牡4、美浦・大和田成厩舎)はデビュー以来4戦3勝。唯一敗れたのもGIIIのレパードSで、勝ち馬のライオットガールはその後、交流重賞のクイーン賞を勝っている。まだ底を見せておらず、ここで初重賞制覇なるか注目が集まる。鞍上は戸崎圭太騎手。 ブライアンセンス(牡4、美浦・斎藤誠厩舎)は昨春のユニコーンSで3着。その後、2勝クラスと、3勝クラスの花園Sを連勝。安定した末脚で、ここも好勝負に持ち込める。鞍上は岩田望来騎手。 その他、昨秋のみやこSで3着のウィリアムバローズ(牡6、栗東・上村洋行厩舎)、ダートで新味が出たヴィクティファルス(セ6、栗東・池添学厩舎)、前走は好位から差し切って戦法に幅が出たペプチドナイル(牡6、栗東・武英智厩舎)、末脚の破壊力があるオーロイプラータ(牡4、栗東・宮本博厩舎)も好走の圏内。発走は15時35分。
2024.01.15
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14日、中山競馬場で行われた第64回京成杯(3歳・GIII・芝2000m)は、道中は中団の前を追走、直線で外から各馬を差し切った横山典弘騎手騎乗の5番人気ダノンデサイル(牡3、栗東・安田翔伍厩舎)が、後方から追い上げてきた2番人気アーバンシック(牡3、美浦・武井亮厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分00秒5(良)。 さらにクビ差の3着に10番人気コスモブッドレア(牡3、美浦・小野次郎厩舎)が入った。なお、1番人気ジュンゴールド(牡3、栗東・友道康夫厩舎)は12着に、3番人気バードウォッチャー(牡3、美浦・国枝栄厩舎)は7着に終わった。 勝ったダノンデサイルは、父エピファネイア、母トップデサイル、その父Congratsという血統。前走の京都2歳Sでは11番人気で4着と好走。ここでも力を見せて重賞初制覇を果たした。55歳の鞍上・横山典弘騎手は昨年9月の紫苑S以来の重賞勝利で、自身が持つJRA重賞最年長勝利記録を更新した。1 ダノンデサイル 2:00.52 アーバンシック 3/43 コスモブッドレア クビ4 ハヤテノフクノスケ 1/25 ニシノフィアンス 1/2単勝14 1150円 複勝14 310円 6 160円 10 710円枠連 4-8 450円 馬連 6-14 1670円 馬単 14-6 4450円三連複 6-10-14 15150円 三連単 14-6-10 88610円ワイド 6-14 660円 10-14 3980円 6-10 1960円ブローザホーンが人気に応え重賞初制覇/日経新春杯 14日、京都競馬場で行われた第71回日経新春杯(4歳上・GII・芝2400m)は、中団追走から直線の追い比べを制した菅原明良騎手騎乗の1番人気ブローザホーン(牡5、美浦・中野栄治厩舎)が、最内で脚を伸ばした4番人気サヴォーナ(牡4、栗東・中竹和也厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分23秒7(良)。 さらに1.1/4馬身差の3着に3番人気サトノグランツ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)が入った。なお、2番人気ハーツコンチェルト(牡4、美浦・武井亮厩舎)は4着に終わった。 勝ったブローザホーンは、父エピファネイア、母オートクレール、その父デュランダルという血統。心房細動で競走中止となってしまった昨年の京都大賞典以来のレースで待望の重賞初制覇を果たした。1 ブローザホーン 2:23.72 サヴォーナ 13 サトノグランツ 1.1/44 ハーツコンチェルト 1.1/25 カレンルシェルブル 2単勝8 410円 複勝8 180円 13 180円 14 200円枠連 5-8 330円 馬連 8-13 1580円 馬単 8-13 2890円三連複 8-13-14 3040円 三連単 8-13-14 13230円ワイド 8-13 600円 8-14 840円 13-14 580円京成杯・日経新春杯ともに馬連と三連複にて購入。結果、京成杯は馬連は的中も三連複ははずれ。日経新春杯は馬連・三連複ともに的中。
2024.01.14
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13日、小倉競馬場で行われた第61回愛知杯(4歳上・牝・GIII・芝2000m)は、道中は中団を追走、直線入り口で先頭に立って押し切った川田将雅騎手騎乗の1番人気ミッキーゴージャス(牝4、栗東・安田隆行厩舎)が、直線外から追い上げてきた8番人気タガノパッション(牝6、栗東・武幸四郎厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒9(良)。 さらに3/4馬身差の3着に2番人気コスタボニータ(牝5、栗東・杉山佳明厩舎)が入った。なお、3番人気セントカメリア(牝5、栗東・高野友和厩舎)は9着に終わった。 勝ったミッキーゴージャスは、父ミッキーロケット、母ミッキークイーン、その父ディープインパクトという血統。夕月特別、修学院Sに続く3連勝で重賞初制覇を果たした。鞍上の川田将雅騎手は昨年のアートハウスに続く愛知杯連覇となった。1 ミッキーゴージャス 1:57.92 タガノパッション 1/23 コスタボニータ 3/44 アレグロモデラート 1.3/45 テリオスマナ クビ単勝12 200円 複勝12 120円 3 310円 2 180円枠連 3-7 530円 馬連 3-12 2620円 馬単 12-3 3370円三連複 2-3-12 3220円 三連単 12-3-2 15950円ワイド 3-12 780円 2-12 350円 2-3 870円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連ははずれるも三連複は的中。京成杯のいい加減予想4枠6番アーバンシックから8枠15番ジュンゴールド、2枠2番バードウォッチャー5枠8番ハヤテノフクノスケ、8枠14番ダノンデサエル、6枠11番マイネルフランツ7枠12番グローリーアテイン日経新春杯のいい加減予想8枠13番サヴォーナから5枠7番ハーツコンチェルト、5枠8番ブローザホーン8枠14番サトノグランツ、3枠4番リビアングラス、4枠5番レッドバリエンテ7枠12番シンリョクカ
2024.01.13
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皐月賞と同じ中山芝2000mで行われる3歳重賞だが、2歳GIが終わった直後ということで、GIクラスに出走していた馬が参戦してくることは稀。今年のメンバーにもいない。重賞ではもう一歩だった馬、新馬や未勝利を勝ち上がったばかりの馬が多く参戦し、難解な一戦になることが多い。1.馬体重 過去10年のデータを見ると、勝ち馬は440kgから499kgの範囲に収まっていて、大きすぎても小さすぎてもダメ。特に460kg~479kgの範囲で[6-4-2-35]、単勝回収率も113%と好成績。小さいよりは大きい方が良く、500kgを超える大型馬は2.3着ならある。2.逃げ馬が苦戦、先行・差しに注目 過去10回で、逃げた馬は[0-1-0-9]と苦戦傾向。追い込みも決まるが、基本的には好位から中団あたりで競馬ができる馬が理想だ。3.未勝利勝ちからは勝ち馬がいない 過去10回で前走のクラスを見ると、新馬が[4-1-3-11]で1勝クラスが[3-2-3-30]。未勝利勝ちからの参戦は[0-4-2-24]と2.3着はあってもアタマはない。特に新馬勝ちから連勝するケースが馬券的にはおいしくなっている。 ジュンゴールドは新馬戦を強烈な脚で差し切り勝ち、2戦目の紫菊賞は一転して逃げ切って見せた。しかもただの逃げ切りではなく、スローペースながらも追い出されると差し馬のような脚を使った。少頭数だったから逃げただけで、逃げ馬ではない。能力はかなり高く、好走要件にも該当。ここも連勝を伸ばす。愛知杯のいい加減予想7枠12番ミッキーゴージャスから2枠2番コスタボニータ7枠11番セントカメリア、3枠4番ウインピクシス、5枠8番ローゼライト4枠5番アレグロモデラート、5枠7番ルージュスティリア
2024.01.12
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今年の愛知杯は小倉開催。これまでに2010年、2011年、2020年に小倉で行われている。16年から開催時期が1か月繰り下げられて、年明けへと移動になった経緯があり、年明けに行われる牝馬のハンデ重賞という性格に絞って考えていきたい。1.前走は重賞組が強い ハンデ戦という性格上、今回が昇級初戦の馬からも勝ち馬は出ているが、割合でいうと8回中、重賞組が[6-5-4-58]と強い。GIIからの好走馬はいないが、GIII・GIと共に3勝を挙げている。2.距離短縮馬に妙味あり 前走が同距離の馬が[4-1-4-37]と半分の4勝を挙げていて、もちろんこのローテーションも買いなのだが、馬券としては[2-4-3-22]で単勝回収率140%、複勝回収率130%と、今回が距離短縮の馬に妙味がある。3.小柄な馬は苦戦傾向 冬場で芝が重いということもあってか、馬体重が440キロ未満の馬からは勝ち馬が出ていない。2.3着はあるので、相手では買う必要があるが、アタマや軸としては買いづらい。妙味は460kg~499kgの馬だ。 ローゼライトは前々走の新潟牝馬Sで3着、前走はエリザベス女王杯に出走して12着だった。レース内容としては2番手で進めて悪くなかった。ここに入れば力上位で、今回が距離短縮、馬体重も前走時で456キロなら悪くない。ここは穴軸として考えたい。
2024.01.11
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10日、浦和競馬場で行われた第67回ニューイヤーC(3歳・重賞・ダ1500m・1着賞金1200万円)は、2番手から脚を伸ばした森泰斗騎手騎乗の2番人気ギガース(牡3、船橋・佐藤裕太厩舎)が、逃げた1番人気クルマトラサン(牡3、船橋・張田京厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分37秒3(良)。 さらに1/2馬身差の3着に4番人気ライゾマティクス(牡3、浦和・小久保智厩舎)が入った。なお、3番人気アムクラージュ(牡3、浦和・藤原智行厩舎)は4着に終わった。 勝ったギガースは、父マジェスティックウォリアー、母アルマーズビコー、その父ジャングルポケットという血統。前走の千両スプリントに続き、連勝で重賞初制覇となった。1 ギガース 1:37.32 クルマトラサン 1/23 ライゾマティクス 1/24 アムクラージュ 25 フロインフォッサル 1.1/2単勝6 360円 複勝6 150円 3 120円 10 180円枠連 3-6 720円 馬連 3-6 690円 枠単 6-3 1460円 馬単 6-3 1490円三連複 3-6-10 1010円 三連単 6-3-10 4430円ワイド 3-6 260円 6-10 400円 3-10 320円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、どちらも的中。
2024.01.10
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ミッキーゴージャスに注目したい。いきなりの重賞挑戦だが、クリアできるだけの素質は十分。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■1/13(土) 愛知杯(4歳以上・牝・GIII・小倉芝2000m) ミッキーゴージャス(牝4、栗東・安田隆行厩舎)はオークスと秋華賞を勝ったミッキークイーンの仔。オークスではキャリアが浅かったこともあり結果が出なかったが、夕月特別・修学院Sと連勝してオープン入り。ここで初重賞制覇を狙う。鞍上は川田将雅騎手。 セントカメリア(牝5、栗東・高野友和厩舎)はサンタクロースS(3勝クラス)で差し切り勝ち、オープン入りを果たした。素質が高く、いきなりの重賞挑戦となるここも通用して良いだろう。鞍上は西村淳也騎手。 その他、相手なりに堅実に走るコスタボニータ(牝5、栗東・杉山佳明厩舎)、コース替わりで復調を期待するルージュスティリア(牝5、栗東・藤原英昭厩舎)、前走16着から距離延長で巻き返しを期すウインピクシス(牝5、美浦・上原博之厩舎)あたりも好走の圏内。発走は15時25分。アーバンシックとジュンゴールドが無傷3連勝をかけて激突/京成杯の見どころ アーバンシックに注目したい。新馬戦・百日草特別と連勝。ここで初重賞制覇を狙う。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■1/14(日) 京成杯(3歳・GIII・中山芝2000m) アーバンシック(牡3、美浦・武井亮厩舎)は札幌の新馬戦を勝ち、続く百日草特別では出遅れてさらに前をカットされて後方からの競馬になったが、追い出されるとグングン加速。500キロオーバーの雄大な馬体から繰り出される豪快なフットワークで力強く差し切って連勝した。器用さに欠けるところがあるので、このコースがカギになりそうだが、札幌の内容からはこなせても良い。3連勝で無傷の重賞制覇なるか。鞍上は横山武史騎手。 ジュンゴールド(牡3、栗東・友道康夫厩舎)は小倉の新馬戦を鋭い脚で差し切り勝ち。2戦目の紫菊賞は逃げて圧勝。追い出されてから回転数が急激に上がり、物凄い瞬発力で走る姿は大物感十分。こちらも無傷3連勝での重賞制覇を狙う。鞍上は坂井瑠星騎手。 その他、新馬戦で力強く差し切ったアパパネの仔バードウォッチャー(牡3、美浦・国枝栄厩舎)、新馬戦の内容を見直せるエコロマーズ(牡3、栗東・牧浦充徳厩舎)、新馬戦でミスタージーティーと接戦し未勝利戦を圧勝したハヤテノフクノスケ(牡3、栗東・中村直也厩舎)なども好走の圏内。発走は15時45分。サトノグランツが重賞3勝目を狙う/日経新春杯の見どころ サトノグランツに注目したい。昨年はGIIを2勝し、ここでは力上位。さらなる飛躍に向けて弾みをつける。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■1/14(日) 日経新春杯(4歳上・GII・京都芝2400m) サトノグランツ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)は昨年、京都新聞杯と神戸新聞杯を勝った。共に僅差での勝利だったが、勝負強さが光る。菊花賞では10着に敗れたが、2400mで2勝と距離短縮がプラスに出そうなここは巻き返し十分。春に向けて勝っておきたいところだ。鞍上は川田将雅騎手。 ハーツコンチェルト(牡4、美浦・武井亮厩舎)は日本ダービー3着の実績を考えると昨秋は神戸新聞杯5着、菊花賞6着と物足りなかったが、右回りの競馬も徐々に良くなってきていて、ここはもう大丈夫だろう。初重賞制覇が期待される。鞍上は松山弘平騎手。 その他、前走は条件戦で敗れたが菊花賞4着のリビアングラス(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)、神戸新聞杯2着、菊花賞で5着のサヴォーナ、心房細動明けも巻き返せる力を持っているブローザホーン(牡5、美浦・中野栄治厩舎)も好走の圏内。発走は15時35分。
2024.01.09
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8日、京都競馬場で行われた第58回シンザン記念(3歳・GIII・芝1600m)は、道中は中団を追走し、直線で外から一気に突き抜けた川田将雅騎手騎乗の3番人気ノーブルロジャー(牡3、栗東・吉岡辰弥厩舎)が、好位から脚を伸ばした1番人気エコロブルーム(牡3、美浦・加藤征弘厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒5(良)。 さらにアタマ差の3着に17番人気ウォーターリヒト(牡3、栗東・河内洋厩舎)が入った。なお、2番人気ショーマンフリート(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)は5着に終わった。 勝ったノーブルロジャーは、父Palace Malice、母Noble Ready、その父More Than Readyという血統。昨年11月の新馬戦(東京)に続く無傷の2連勝で重賞初制覇を果たした。1 ノーブルロジャー 1:34.52 エコロブルーム 1.1/43 ウォーターリヒト アタマ4 ラーンザローブス 1/25 ショーマンフリート 1.3/4単勝5 490円 複勝5 200円 13 150円 14 2580円枠連 3-7 830円 馬連 5-13 930円 馬単 5-13 2060円 三連複 5-13-14 50030円三連単 5-13-14 216260円 ワイド 5-13 440円5-14 10850円 13-14 10500円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、馬連は的中も三連複ははずれ。
2024.01.08
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7日、中山競馬場で行われた第40回フェアリーステークス(3歳・牝・GIII・芝1600m)は、好位追走から直線での追い比べを制した西村淳也騎手騎乗の5番人気イフェイオン(牝3、栗東・杉山佳明厩舎)が、直線外から脚を伸ばした6番人気マスクオールウィン(牝3、美浦・牧光二厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒0(良)。 さらにクビ差の3着に4番人気ラヴスコール(牝3、美浦・加藤征弘厩舎)が入った。なお、1番人気スティールブルー(牝3、美浦・宗像義忠厩舎)は4着に、2番人気キャットファイト(牝3、美浦・上原博之厩舎)は6着に、3番人気テリオスサラ(牝3、美浦・高柳瑞樹厩舎)は7着に終わった。 勝ったイフェイオンは、父エピファネイア、母イチオクノホシ、その父ゼンノロブロイという血統。前走の未勝利戦(京都)に続く2連勝で重賞初制覇を果たした。1 イフェイオン 1:34.02 マスクオールウイン クビ3 ラヴスコール クビ4 スティールブルー クビ5 ニシノティアモ 1.1/4単勝13 1260円 複勝13 330円 3 360円 1 310円枠連 3-8 2890円 馬連 3-13 8250円 馬単 13-3 17220円三連複 1-3-13 20780円 三連単 13-3-1 157970円ワイド 3-13 2120円 1-13 2050円 1-3 1410円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、どちらもはずれ。
2024.01.07
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6日、中山競馬場で行われた第73回中山金杯(4歳上・GIII・芝2000m)は、好位追走から直線で抜け出した津村明秀騎手騎乗の5番人気リカンカブール(牡5、栗東・田中克典厩舎)が、中団から追い上げてきた8番人気ククナ(牝6、美浦・栗田徹厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒9(良)。 さらにクビ差の3着に6番人気マイネルクリソーラ(牡5、美浦・中野栄治厩舎)が入った。なお、1番人気エピファニー(牡5、美浦・宮田敬介厩舎)は11着に、2番人気ボーンディスウェイ(牡5、美浦・牧光二厩舎)は4着に、3番人気マテンロウレオ(牡5、栗東・昆貢厩舎)は7着に終わった。 勝ったリカンカブールは、父シルバーステート、母アンブラッセモワ、その父Zoffanyという血統。前走のチャレンジCでは7着に敗れたが、見事巻き返して重賞初制覇を飾った。また、本馬を管理する田中克典調教師にとってもこれがJRA重賞初勝利となった。1 リカンカブール 1:58.92 ククナ 1/23 マイネルクリソーラ クビ4 ボーディスウェイ 3/45 ホウオウアマゾン 1/2単勝3 780円 複勝3 270円 7 400円 15 340円枠連 2-4 570円 馬連 3-7 4820円 馬単 3-7 8030円 三連複 3-7-15 12230円三連単 3-7-15 65470円 ワイド 3-7 1450円3-15 1310円 7-15 1870円 8番人気コレぺティトールが最内を突いてV 重賞初制覇/京都金杯 6日、京都競馬場で行われた第62回京都金杯(4歳上・GIII・芝1600m)は、中団追走から直線で最内を突いて差し切った岩田康誠騎手騎乗の8番人気コレペティトール(牡4、栗東・中竹和也厩舎)が、大逃げの2番手から一旦は抜け出した3番人気セッション(牡4、栗東・斉藤崇史厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒8(良)。 さらにアタマ差の3着に1番人気トゥードジボン(牡5、栗東・四位洋文厩舎)が入った。なお、2番人気アルナシーム(牡5、栗東・橋口慎介厩舎)は11着に終わった。 勝ったコレペティトールは、父ジャスタウェイ、母ベガスナイト、その父Coronado's Questという血統。前走の元町Sに続く2連勝で重賞初制覇を飾った。鞍上の岩田康誠騎手はこれがJRA重賞110勝目。1 コンペティトール 1:33.82 セッション 1/23 トゥードジボン アタマ4 アヴェラーレ 1.1/45 フリームファクシ 3/4単勝2 1650円 複勝2 410円 11 220円 4 210円枠連 1-6 2310円 馬連 2-11 4720円馬単 2-11 9870円 三連複 2-4-11 7910円三連単 2-11-4 54810円 ワイド 2-11 1540円2-4 1200円 4-11 720円東西金杯ともに馬連と三連複にて購入。結果、東西どちらもはずれ。フェアリーSのいい加減予想4枠6番スティールブルーから6枠9番キャットファイト7枠11番テリオスサラ、1枠1番ラヴスコール、8枠13番イフェイオン3枠3番マスクオールウイン、7枠12番ジークルーネ
2024.01.06
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過去の勝ち馬には、アーモンドアイ、ピクシーナイト、ミッキーアイル、ジェンティルドンナ、古くはタニノギムレットがいて、敗れた馬でもジュエラー、ペルシアンナイト、アルアインとGI馬が出ている。1月の3歳重賞としては例外的に大物の出現を期待できるレースだ。1.前走1勝クラスとGIIIの馬が買い 京都、中京問わず過去10回で、前走が1勝クラスだった馬は[5-4-2-30]で勝率12.2%、前走がGIIIだった馬は[2-0-1-7]で勝率20.0%。なお、前走が1勝クラスの馬は前走で勝ってなくても良いが、5着以内には入っていないと厳しい。2.距離延長は割り引き 京都で行われた過去10回分の傾向を見ると、10回中の勝ち馬9頭が前走同距離1600mの馬。特に今回延長は成績が悪く、[0-1-2-40]で複勝率も7.0%しかない。基本的には前走と同距離の馬から軸を選びたい。3.ローテーションは詰めるかゆったりのどちらか 京都、中京問わず過去10回で、勝ち馬の内3頭が中1週の馬、6頭が中4週以上の馬。出走頭数が多い、中2週と中3週の馬は中3週だったミッキーアイルだけだ。基本的にはどちらかのローテーションから選びたい。 ケーブパールは新馬戦を勝って臨んだ1勝クラスの白菊賞で4着。今回と同距離からのローテーションで、間隔もゆったり。好走条件にマッチしていて、ここは巻き返しての重賞初制覇を期待。中山金杯のいい加減予想2枠4番エピファニーから4枠8番ボーンディスウェイ6枠11番ゴールデンハインド、2枠3番リカンカブール5枠10番マテンロウレオ、8枠15番マイネルクリソーラ、1枠2番アラタ京都金杯のいい加減予想2枠4番ドゥードジボンから7枠14番アルサシーム、7枠15番ドーブネ6枠11番セッション、1枠1番メイショウシンタケ、8枠18番アヴェラーレ8枠17番フリームファクシ
2024.01.05
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4年ぶりの京都開催となる西の金杯。過去3回は中京で行われているので、考え方を京都仕様に切り替える必要がある。ただ、ローテーション的にはあまり変わらないと思うので、そのあたりも踏まえながら分析したい。1.前走GI組に妙味無し 過去10回、前走でGIを走った馬は複勝率25.9%あるが、回収率は単勝が6%、複勝も51%しかない。昨年は2着と3着が前走GI組だったが、20年1番人気17着のカテドラル、19年2番人気7着のサラキア、3番人気8着のカツジ、16年1番人気10着のトーセンスターダム、15年1番人気5着のグランデッツァなど、前走GI組は人気を裏切るケースも多いので、妙味という面で切った方がおいしい。2.昇級初戦は勝てない 京都コースで行われた過去10回の傾向を見ると、今回が昇級戦の馬は0-2-1-13で勝ち馬はいない。ただ、2着と3着にはきているので、相手候補で考えるのはありだろう。なお、前走がオープン特別(L含む)だった馬は6勝を挙げていて、軸を選ぶならここだろう。3.圧倒的内枠有利 京都コースで行われた過去10回を見ると4枠までで8勝、特に1枠と2枠で6勝と内枠に勝ち馬が偏っている。また、1枠と2枠を馬番で見ると、共に偶数の2番と4番の方が好成績。前有利のレースになりやすいので、ゲート入りが遅い偶数番の方が有利なのだろう。枠順が出てからはこの点にも注目してほしい。 ドーブネはオープン特別で2連勝。マイルの距離が合っているようだ。先行できるのはこのレースにおいて有利で、多少外目の枠を引いても大丈夫だろう。斤量が重いのは気掛かりだが、今の勢いなら勝ち負けに持ち込めそうだ。
2024.01.04
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3日、川崎競馬場で行われた第16回川崎マイラーズ(4歳上・重賞・ダ1600m・1着賞金1400万円)は、中団後方から脚を伸ばした御神本訓史騎手騎乗の3番人気デュードヴァン(牡7、大井・坂井英光厩舎)が、好位から脚を伸ばした1番人気ギャルダル(牡6、船橋・川島正一厩舎)を差し切り、アタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分42秒2(良)。 さらに1.1/2馬身差の3着に2番人気フォーヴィスム(牡6、川崎・内田勝義厩舎)が入った。 勝ったデュードヴァンは、父Declaration of War、母ジェラスキャット、その父Tapitという血統。転入9戦目にしてついにギャルダルに先着し、重賞初制覇となった。1 デュードヴァン 1:42.22 ギャルダル アタマ3 フォーヴィスム 1.1/24 アランバローズ クビ5 ディアセオリー 1単勝1 670円 複勝1 130円 3 100円 2 150円枠連 1-3 340円 馬連 1-3 350円 枠単 1-3 1280円 馬単 1-3 1270円三連複 1-2-3 600円 三連単 1-3-2 4880円ワイド 1-3 160円 1-2 400円 2-3 220円きょうのこのレース、馬連と三連複にて購入。結果、硬い決着でどちらも的中。
2024.01.03
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キャットファイトに注目したい。阪神JFは10着に敗れたが、2走前のアスター賞レコードVを見直したい。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■1/7(日) フェアリーステークス(3歳・牝・GIII・中山芝1600m) キャットファイト(牝3、美浦・上原博之厩舎)は未勝利戦を勝って臨んだアスター賞でレコード勝ち。後続に0.8秒差をつける圧勝だった。続く阪神JFでは4番人気に支持されるも10着。イレ込む馬だけに関西への輸送も影響した可能性がある。ここは中山コースでの巻き返しが期待される。鞍上は坂井瑠星騎手。 スティールブルー(牝3、美浦・宗像義忠厩舎)は新馬戦を上がり3ハロン32.9秒の脚を使って勝った。続くアルテミスSでは勝ち馬のチェルヴィニアから0.4秒差の3着。能力の高さを示した。クラシック路線を歩むためにも、ここは勝って賞金を加算したいところ。鞍上はC.ルメール騎手。 その他、赤松賞で後に阪神JFで2着するステレンボッシュと0.1秒差の2着に入ったテリオスサラ(牝3、美浦・高柳瑞樹厩舎)、デビュー2連勝でりんどう賞を勝ったキャプテンネキ(牝2、栗東・杉山晴紀厩舎)、距離延長がカギも前走・黒松賞の勝ちっぷりが強かったマスクオールウィン(牝2、美浦・牧光二厩舎)なども好走の圏内。発走は15時45分。ショーマンフリートの無傷重賞初制覇なるか/シンザン記念の見どころ ショーマンフリートに注目したい。新馬戦を勝ったところだが、非常にインパクトのある勝ち方で素質は高い。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■1/8(月) シンザン記念(3歳・GIII・京都芝1600m) ショーマンフリート(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)は中山1600mの新馬戦でデビュー。筋肉質な好馬体で、レースに行ってのフットワークも抜群。レースでは最後の直線で一瞬2着馬に抵抗されたが、エンジンがかかると重心が低いパワフルなフットワークで一気に突き放して見せた。能力は高く、ここは連勝で重賞初制覇が期待される。鞍上は戸崎圭太騎手。 エコロブルーム(牡3、美浦・加藤征弘厩舎)の新馬戦は、直線で詰まって仕掛けが遅れてしまい3着だったが、続く未勝利戦では好位から楽に突き抜けて見せた。まだまだお釣りのある仕上げであのパフォーマンスなら能力はかなり高い。ここは相手強化でも上位争いは必至。鞍上はC.ルメール騎手。 その他、新馬戦の勝ちっぷりが良かったノーブルロジャー(牡3、栗東・吉岡辰弥厩舎)、ポタジェやルージュバックがきょうだいにいるシトラール(牡3、美浦・萩原清厩舎)、GI馬アドマイヤリードの仔キャプテンシー(牡3、栗東・松永幹夫厩舎)も好走の圏内。発走は15時35分。川崎マイラーズのいい加減予想3枠3番ギャルダルから1枠1番デュードヴァン、2枠2番フォーヴィスム4枠5番アマネラクーン、6枠10番アイウォール、7枠12番フラックパンサー8枠13番ルーチェドーロ
2024.01.02
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エミューに注目したい。昨年は牝馬三冠に全て参戦。今年は更なる飛躍が期待される。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■1/6(土) 中山金杯(4歳上・GIII・中山芝2000m) エミュー(牝4、美浦・和田正一厩舎)は昨年のフラワーC勝ち馬で、牝馬三冠にすべて参戦。秋華賞の7着が最高だったが、最後方からリバティアイランドに0.7秒差なら悪くない。中山も合っていて、このメンバーなら上位争いも十分可能だろう。鞍上は佐々木大輔騎手。 エピファニー(牡5、美浦・宮田敬介厩舎)は休み明けのチャレンジCで4着。前々走のケフェウスSでオープン勝ちしている。中山でも2勝を挙げていて適性も問題なく、ここを勝って今年の飛躍に弾みをつけたいところだ。鞍上はR.ピーヒュレク騎手。 その他、昨年の大阪杯4着、天皇賞(春)でも5着と健闘し、前走で復調気配を見せたマテンロウレオ(牡5、栗東・昆貢厩舎)、七夕賞2着でここでも差はないククナ(牝6、美浦・栗田徹厩舎)、アンドロメダSで2着のマイネルクリソーラ(牡5、美浦・中野栄治厩舎)、昨年4着のアラタ(牡7、美浦・和田勇介厩舎)も差はない。発走は15時45分。ドーブネの重賞初制覇なるか/京都金杯の見どころ ドーブネに注目したい。高額取引馬で期待されていた馬だが、ここにきてオープン連勝と軌道に乗ってきた。出走を予定している主な有力馬は次の通り。■1/6(土) 京都金杯(4歳上・GIII・京都芝1600m) ドーブネ(牡5、栗東・武幸四郎厩舎)は千葉サラブレッドセールで5億円オーバーで取引されていた期待馬だが、ここにきてオープン連勝。距離もマイルが合っているようだ。ここも連勝して重賞初制覇となるか注目が集まる。鞍上は吉田隼人騎手。 アヴェラーレ(牝6、美浦・木村哲也厩舎)は2走前の関屋記念で重賞初制覇。前走のスワンSは1番人気に支持されたが7着。脚質的に距離が短かったところもあり、ここはマイルへの延長で巻き返しが期待される。鞍上は未定。 その他、朝日杯FSで2着、NHKマイルCで4着とGIでも健闘したダノンタッチダウン(牡4、栗東・安田隆行厩舎)、掛かるところがあるので距離短縮がプラスに出そうなフリームファクシ(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)、カシオペアSを完勝したアルナシーム(牡5、栗東・橋口慎介厩舎)、条件戦を2連勝して初重賞挑戦となるダノンティンパニー(牡6、栗東・中内田充厩舎)も好走の圏内。発走は15時35分。明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
2024.01.01
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