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バンコクの週末ナイトマーケット「ARTBOX」は、空地を借りて移転しながら開催される面白いマーケットです。このブログでもこれまでMRTシリキット会議場駅近くでの開催BTSプロームポン駅ちかくでの開催の際に覗きに行ってみました。で、今はチャトゥチャクのウィークエンドマーケット南西側、MRTカンペーンペット駅近くで開催しています。そこで先週バンコクに行っていた機会を利用して11月26日(土)の夜に様子を見に行ってきたので、行き方と様子をお知らせします!まずは地下鉄MRTカンペーンペット駅で下車。駅員に聞くと1番出口だというので、1番出口から地上へ。右へUターンした景色はこんな感じです。お、正面奥に青い三角のイルミネーションがもう見えてますよ。きっとあそこに違いありません!歩いて行くと電球がぶら下がったこんなスペースが。この右側には、ARTBOX BANGKOK と書かれた塀があって格好の撮影ポイントとなっています。その先からはもう店が並び始めていますが、右に折れたところがARTBOXのメイン会場の入口。入口もまたSNS投稿を意識した造りになっていますね ^^左にはロボコップまでいて気軽に写真撮影に応じていたし(笑)その先には店が多く並んでいます。入口付近は服やアクセサリーの店、奥は飲食店って感じです。結構広いんですよ。でもプミポン国王崩御を受けての自粛ムードのせいか、意外とお客さんが少なかったですね。売っているものはタイ人向けがメインで、観光土産になりそうなものはほとんどないんですが、欧米人や中国人の観光客をよく見かけました。着物を着たかわいいタイ人女性がポーズをとってくれたのでUPしておきます(笑)飲食物もアクセサリー類も、ちょっと変わったものが多くて見ているだけでも楽しめました。左端に掛かっているTシャツには「ザ・ストローワス」と謎の白字プリントが。奥では無料ライブもやってました。そこそこ観客がいて良かったですね~ ^_^;)小腹が空いたので何か食べようと探していたところ、2階席のある食堂を発見!店名は ตำกะเตี๋ยว (タムガティアオ)あれ? ここってBTSトンロー駅前のナイトマーケット「TGIF Market」で汁無しトムヤムの極細ビーフン&春雨を食べた店と同じだ!美味しかったのでまた食べてみますか。1階で注文して2階席で待っていると持ってきてくれました。マーマー・トムヤムプー(มาม่าต้มยำปู)訳すと、蟹トムヤムのママー即席麺189バーツ也。なかなかいいお値段します ^_^;)でもやっぱり酸味が良い加減で美味しかったですよ!…とそんな感じでした。駅からすぐで便利なのでオススメです!<詳細>名称:ARTBOX at Chatuchak(アートボックス)場所:MRTカンペーンペット駅1番出口を出てUターンするかたちで 歩いてすぐ目の前。地図:グーグルマップ日程:次回開催は2016年12月2日(金)~4日(日)15~23時。 (日程等の詳細はARTBOXのfacebookまたはInstagramで)。※「ラーチャブリーと水瓶の旅」はいったん中断します。※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めの旅行用タイ語入門書です★★★ ◇入門書◇ 『らくらく話せる!タイ語レッスン』ナツメ社 ◇単語集◇ 『キクタン タイ語【入門編】』アルク
2016/11/30
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ラーチャブリーへの旅はこれで何回目になるんでしょう?なぜかこの町に惹かれるんですよね。今回はラーチャブリー出身の知り合いのタイ人から興味深いラーチャブリー土産の情報を得たので、いっちょ買いに行ってみるかと旅立ったのでした。日程は、2016年5月28日(土)。おっと、ラーチャブリー県の位置をグーグルマップの地図を拝借して示しておきましょう。バンコクの西方、ミャンマーと国境を接したところにラーチャブリー県はあります。中心部は地図中「ラチャブリー」の「ャ」と「ブ」の字の間辺り。ではまずはロッ・トゥーに乗りに戦勝記念塔近く、センチュリーというショッピングセンター北側にあったロッ・トゥー乗り場へ向かいます。実は軍政の方針で、2016年10月25日から主要ロッ・トゥー乗り場が行先方面別にモーチット、南、エカマイの3バスターミナルに強制移転させられてしまったんですよ。私はこの目でまだ確認していないんですが、戦勝記念塔周辺やこのセンチュリー界隈にあったロッ・トゥー乗り場もことごとく今は消え去って、いずれかのバスターミナルに移ったようです。ラーチャブリー行きは、南バスターミナルに集約させられたみたいですね。というわけで、これはありし日のセンチュリー北側ロッ・トゥー乗り場の光景。乗り込んだらほどなくで出発です。時刻は07:02。順調に国道4号線をかっ飛ばしたロッ・トゥーがメークローン川を渡ったら、そこはもうラーチャブリー中心部です。他の乗客とともに橋を渡った先で下車しました。時刻は、08:33。この進行方向左手は土手になっていて、上に国鉄南線が走っているんです。来た方向に振り返って見ると、こんな感じ。ちょうど駅があります。ちょっと上ってみますか。ここは、チュラロンコン橋駅。メークローン川に架かる鉄道橋の名が駅名になっています。んじゃ、向こうに見えるその橋に向かいますか。ホームの端を下りてさらに進むと左手に何やらありましたよ。振り返ると、でっかい水瓶(みずがめ)!ラーチャブリーは、かつて水瓶の一大産地で重要な輸出産品だったんです。それで町の入口にモニュメントとして飾ってあるんですね。水瓶については、また何回か後に触れることにします。で、その先に目的の…チュラロンコン橋が!立派な鉄橋ですね。カンチャナブリーの「戦場にかける橋」ことクウェー川鉄橋、日本軍の呼称だと「メクロン鉄道橋」をなんとなく連想させる姿ではないですか。ちなみにこのメークローン川を遡上していくとカンチャナブリーでクウェーヤイ川と名が変わるので、2つの橋は同じ川に架かってるんです。このチュラロンコン橋は、タイ国鉄南線開通に合わせて鉄道・自動車兼用橋として建設され、1901年に時の国王ラマ5世、別名チュラロンコン大王が立ち会われて開通式が執り行われました。橋の名もラマ5世による命名です。当時の橋の様子はここの3枚目の写真で確認できますよ。「BUILT. 1901」の字が読めますね。その右には改修年の「仏暦2503年」(西暦1960年)の文字もあります。太平洋戦争中には日本軍がマレーからの人員物資輸送に国鉄南線を使ったため、この橋は、連合国軍の爆撃にさらされたのだそうです。しかし何度爆撃しても爆弾が当たらなかったのが、連合国軍は1945年2月11日夜、鎖でつないだ時限式爆弾を投下して橋に絡ませることに成功。翌12日朝6時30分、時限式爆弾が爆発して橋は落ちてしまったのでした。以後日本軍はチュラロンコン橋駅辺りで貨車から積み荷を降ろして渡し船に載せ、川を運搬して対岸から再び貨車に載せて運ぶという不便を強いられたのだそうで。戦後、インド軍指揮のもと、抑留日本軍を使役して橋の再建工事が昼夜問わず行われ、工期2か月で1945年10月20日に開通しました。その後、1960年に改修工事が行われ、翌61年に改修完工式が開催されています。橋にある「仏暦2503年」の文字はそれを表しているんですね。1960年のは「改修」ですので、今の姿は日本軍の手で建設されたものといっていいでしょう。現在は鉄道専用橋です。あっ、ちょうどバンコク方面行列車がチュラロンコン橋駅に停車しましたよ。そして、チュラロンコン橋を渡って行きます。日本軍の手による鉄橋が今も現役で活躍しているとは、なんだか胸が熱くなります。鉄橋のわきにある歩道で対岸へ渡ることにします。中央には釣り人の姿が。帰ってから調べていて知ったんですが、この橋の真下、メークローン川の川底に、なんと蒸気機関車が沈んでいるんだそうですよ。1992年に偶然発見されたのだそうで。その知らせにラーチャブリー県では、歴史のシンボルとして観光に利用しようと蒸気機関車の引き揚げを何度も計画したのですが、予算の問題などで未だに実施されていません。肝心の蒸気機関車の型ですが、水中の視界が悪く写真撮影が困難なためにこれまた未だに特定できていないようです。ただ、日本製C56かイギリスのKITSON/NORTH BRITISH社製P-CLASSではないかと推定されているようで。日本のどこかのTV局さん、代わりに引き揚げて番組にしませんか~?そんな太平洋戦争の残滓を感じるチュラロンコン橋を渡り切り、振り向いてみます。右に架かる自動車橋は「タナラット橋」。ロッ・トゥーでさっき渡ったのはあっちの橋です。さて、これから軍の基地に入ってみますよー。かなりドキドキですが。<旅費交通費>ロッ・トゥー:100バーツここまでの合計:100バーツ※旅は2016年5月28日(土)に行いました。<参考>ราชบุรีศึกษา "ความพยายามในการกู้หัวรถจักร ใต้สะพานจุฬาลงกรณ์"ราชบุรีศึกษา "สะพานจุฬาลงกรณ์ กับ ประวัติศาสตร์ที่สาปสูญ"ราชบุรีวาไรตี้ "ภาพประวัติศาสตร์ เปิดสะพานจุฬาลงกรณ์"つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語入門書です★★★ ◇入門書◇ 『らくらく話せる!タイ語レッスン』ナツメ社 ◇単語集◇ 『キクタン タイ語【入門編】』アルク
2016/11/24
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所用で昨日11月16日まで数日間タイ・バンコクへ行っていました。プミポン国王崩御から1か月が経った街中の人々の服装を観察してきましたので、これからタイへご旅行に行かれる方の参考になればと思いその様子をお知らせします。プミポン国王崩御直後に政府からは、国民が喪に服す服装について黒・白の丁寧な服装との指針が発表されていました。ただ国民がいつまでそのような服装をすべきか具体的な期間が発表されていません。公務員に関しては1年間黒い服装との指示が出ていて、在日本タイ大使館とタイ政府観光庁の職員も日本人ローカルスタッフまで含めて1年間黒い服装を通すのだそうです。当初、政府からは祝い事などの行事を30日間控えるようにとの発表がありました。さらに竹亭さんがブログで紹介されていましたが、11月上旬に政府は、11月14日から娯楽イベントとテレビ・ラジオの通常番組放送を認めることを承認していたので、30日経過後の11月14日あたりから服喪の服装が緩くなるのではないかという気が私はしていました。結果は…11月14日前後でとくに変化はなかった印象です。でも当初の全身黒ずくめといった服装の人は、今では少数派です。この写真は11月14日(月)夜にBTSサイアム駅で撮ったのですが、上は黒・白・グレー+下はジーンズやベージュ・カーキなど地味な色というパターンの服装をした人が多い印象でした。上は黒・白・グレーの無地の他に、黒・白のストライプや黒地に白プリントのTシャツも結構います。また上が紺色も人数は少ないながらもいて許容範囲のようですね。それらの色を着ていないタイ人は私が見た限りでは千人に1人いるかいないかぐらいでしょうか。逆に今でも全身黒ずくめは、年配女性に多く見られます。また会社で指示されているのか仕事の服装として全身黒の男女も通勤ラッシュ時間帯には多く見かけました。そして外国人観光客ですが、日本人はほとんどの方がそういった服喪の服装に従っている印象です。しかし中国人のほとんどと欧米人の半分ぐらいは、気にせずに普通の服装で街を闊歩しています。こういう時にタイ人はしっかり見ているように思えるんですがどうなんでしょうね。たぶん服喪の服装以外の格好をしていて危ない目に遭うことはそんなに無いようにも思いますが、ここは国民感情に配慮してなるべく上記の服喪の服装を当面続けたほうが良さそうです。どうしてもそういった服装ができない事情がある場合には、左腕や左胸に黒いリボンを付ければまだマシだと思います。黒いリボンはタイ政府観光庁東京・大阪事務所のインフォメーションカウンターで無料配布しているそうですよ。(出典:タイ政府観光庁twitter)服喪の服装は、政府から特段の指示でもない限り、おそらく徐々に緩くなりながらも来年10月13日まで続くのでしょうね。また変化がありましたら、当ブログでお知らせしたいと思います。サイアム・パラゴンのイルミネーションも服喪バージョンになっていました。
2016/11/17
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ユニオンモール前から適当に飛び乗った191番赤バスが非情にも行きたい方向とは違う方へとかっ飛んで行き始めたので慌てて最初のバス停で下車しました。時刻は、14:57。元の場所に戻らなければならないのか _| ̄|○長い歩道橋でセントラル・ラートプラオ側に戻ろうとすると、目の前に木の茂みがこんもりとした一角があることに気付きました。ちょっと寄ってみるかな。ちょっとした公園になってるんですね。今まで気に留めたことがありませんでしたよ。碑が建っていたので読んでみると、ここは「ソムデット・ヤー84公園」というんだそうで。10月13日に崩御したプミポン国王の母であるシーナカリン王太后の84歳を記念して、1984年10月21日に開園。ソムデット・ヤーとはシーナカリン王太后の愛称で「祖母陛下」の意味です。なおシーナカリン王太后は1995年7月18日に94歳で崩御されています。公園内にはお昼休みなのか寝そべっているOLさんの姿などがちらほら。公園の中ほどにこんな塔が。何か書いてありますよ。思考・発言・行動に関して問い質す4指針1.事実か伝聞した事柄か?2.全面的に公正であるか否か?3.友好関係を生み親密度を増すか否か?4.全ての者に対して良い結果となるか?…私の中でこの塔は「哲学の塔」と名付けることにしました ^^もうすぐ公園を抜けるというところで地べたにこんなものを発見。手相20バーツ、当たる占い60バーツ…こんなところでも店を広げてるのか。しかし肝心の占い師の姿がありません(笑)そうそう、この公園は日中はいいんですが、夜は真っ暗で怪しい人が出没するらしいので女性の一人歩きはやめたほうがいいみたいですよ。公園を出たところには、地下鉄MRTパホンヨーティン駅入口が。バスに乗ってもまた乗り間違えるかもしれないしなとふと考えた私は方針転換。地下鉄で向かうことにしました。快適な地下鉄に揺られてたった一駅、ラートプラオ駅で下車して地上に出ます。」時刻は、15:19。ここからラートプラオ通り沿いを東へしばらく歩きま~す。するとすぐのラチャダピセーク通りとの交差点に恐竜が!しかも背には象かごまで。タイらしいといえばタイらしいですね ^_^;)歩道橋で交差点を渡ってなおもずんずん歩いて行くと、ラートプラオ・ソイ44の入口まで来ました。右手にはバンコク銀行があります。目当ての店はもうすぐのはず。先に見える歩道橋のもう少し先の並びにありました。カイガタ・オーチャー今日最後のカイガタの店です。場所はこここう書くと簡単に辿り着けたようですけど、この店、看板が外されててグーグル・ストリートビューに写っている姿と変わっていたから気付かずに何度も前を行ったり来たりしちゃいましたよ!たぶん「カイガタ・オーチャー」という看板を出していると、メニューはカイガタしかないんだろうと思われることを心配した店主がはずしちゃったんでしょうね。カイガタ以外にもなんでも作ってくれるいわゆる「タームサン」(注文料理)の店なんですが、やはり今でもメインのメニューはカイガタのようです。今日巡った3店の中で一番ごくフツーの食堂の姿なので、期待が持てますね。入ってみましょう。時刻は15:46。でも右往左往した10分ぐらいの時間を除けば、ラートプラオ駅から徒歩15分ぐらいでしょう。席に着いて、カイガタと水を頼みます。割とすぐに持ってきてくれましたよ!じゃーん!今日の中でウドンタニーで食べたのと一番近い外観ですね。早速食べてみると・・・これだっ!!まさしくウドンタニーで食べたあの味!私のイメージどおりのカイガタです。クンチアン(ソーセージのようなもの)とムーヨー(ハムのようなもの)が目玉焼きの上にのっていて、少々の胡椒が振りかけてあります。この素朴な味、最高ですよ~。すると店主のおじさんがMaggiのソースを持ってきてくれました。試しにかけてみるとソースの味が濃すぎて素材の味が感じられなくなってしまったので、かけないで食べたほうが個人的には好きですね。カイガタ+お冷用の氷で42バーツ。たぶんカイガタだけなら40バーツなんでしょう。2店目Jibtai Cafeの半分以下の値段ですよ。しかももっとも本場の味!いい店を見つけました。今後もちょくちょく来ると思います ^^お会計を済ませ、店のすぐ近くにあるバス停で待っていると、182番バスがやって来ました。時刻は、16:11。ものの4分で着いたMRTラートプラオ駅前バス停で下車してMRTに乗って宿に帰ったのでした。というわけで、これにて今回のカイガタ食べ歩きの旅も完結です。ハイソな店、隠れ家的な店、本場の味を出す食堂と3店3様でしたが、私は最後の店、カイガタ・オーチャーにいたく感動しましたね。とは言ってもあくまで素朴な料理なので、味に期待してわざわざ食べに行ってもガッカリされてしまうかもしれません。それでも「本場のカイガタの味をバンコクで味わってみたい」のでしたら、カイガタ・オーチャーが断然のオススメです。最後までお付き合いいただきありがとうございました!次回はラーチャブリー中心部の旅をお届けする予定です。またカイガタが登場しますよ(笑)<店情報>カイガタ・オーチャー (ไข่กะทะ โอชา) 地図:グーグルマップ営業日時:07:00~17:00、日曜休み<旅費交通費>182番バス:9バーツここまでの合計:96.5バーツ※旅は2016年5月23日(月)に行いました。<参考>ウィキペディア "シーナカリン"おわり※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語入門書です★★★ ◇入門書◇ 『らくらく話せる!タイ語レッスン』ナツメ社 ◇単語集◇ 『キクタン タイ語【入門編】』アルク
2016/11/10
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Jibtai Cafeでカイガタを食べた後は、ついでなので横のワット・サミアンナーリーも見ておきましょう。大理石でできた大きな本堂が威容を放っています。が、お堂入口までの床も大理石製。灼熱の日差しに晒されているものだからアチッ! アチッ! っと飛び跳ねながら歩くことに。タイの立派なお寺ではよくあることです ^_^;)内部にはもちろんこちらも立派なご本尊様もあるんですが、私が興味を持ったのは、入口の木彫りの扉に金色の彩色を施す作業風景。ってことはこの本堂、できたてのホヤホヤなのかな?そもそもこのお寺の創建は1857年。王室財産局の書記を務める王族の女性が建てたのだそうです。で、同じ職位を引き継いだ娘さんもやはりこのお寺の建設を継続したのでした。そんなことから元はワット・ケーラーイという名称だったのが1979年に「女性書記の寺」の意味のワット・サミアンナーリーに改称されました。さらに境内の奥へと進むと、やや古めの仏堂がもう一つ建っています。ガネーシャ像やラマ5世像のある正面を過ぎて右横へ出ると、地下への入口が口を開けて待っているじゃあないですか。これは下りてみないわけにはいきません。コンクリート製の階段を下り左に直角に曲がると、また階段で少し上に登るようになっていて、なんと、仏堂の中を地下から眺められるようになっていたのでありました。つまり仏堂の中が前部と後部の2つにこの通路で分断されているんです。なぜこんなことになっているんだろう???ネットで調べたんですが理由は分からず終いでした。奇妙に思いながら、反対側の階段で地上に出ると、目の前にあった受付台に座るおじさんとおばさんが「こっちは入口だよ。反対側から出なさい」と。あちゃー、私は出口から入ったということか。そそくさと戻って反対側から地上に出たのでした ^_^;)実はこのお寺、幽霊の噂で有名なんですよ。私も帰国後に情報を調べていて初めて知ったんですが。以前からタクシー運転手の間で噂になっていたんだそうです。深夜に黒い服の2人の女性を乗せて行き先のワット・サミアンナーリーに着くと2人とも車内から忽然と姿を消したというもので…。最近もこんな話が出回りました。ある若い男性が盛り場で飲んだ後、夜中の3時頃にラチャダー通りを車で走っていると、黒い服を着た2人の女性が手を振るのが見えました。タクシーを呼んでいるのかとバックミラーを見ても他に走っている車はいません。2人とも美人だったので下心もあって乗せてあげることに。どこに行きたいのか尋ねると、ワット・サミアンナーリーとのこと。一人が助手席、もう一人が後部座席に座りますが、男性が色々と話を振っても悲しげな顔をしたままで話に乗ってくれません。ああ、きっとワット・サミアンナーリーへ親類の葬儀の手伝いに行くんだな、と思った男性は気を遣って話しかけるのをやめました。そうするうちに車は国鉄の線路を渡ってワット・サミアンナーリーの目の前まで来ました。右折しようと右へ顔を向けながら「どの辺で降りますか?」と尋ね、女性のほうを振り返ると、そこに2人の姿はなかったのです。仰天した男性が車を止めて降り、辺りを見回すと…国鉄の線路上に上半身だけの姿の2人が。這いながらこちらに向かってくるではないですか!男性が次に気が付いたのは、病院のベッドの上でした。どうやら気絶していたようです。…とのこと。男性は嘘ではないとラジオに出演して語ったのだそうですよ。どうもワット・サミアンナーリー前の線路で葬式に向かう途中の女性2人の乗ったバイクが列車に衝突し、2人とも轢死して成仏できずに化けて出るという噂が随分前からあるようで…。きっとその現場であろう遮断器もない踏切を渡って高速道路が上を走るウィパワディーランシット通りに出ます。今日ラストのカイガタが食べられる店に向かいますよ~。歩道橋で反対側に渡り、やってきた29番バスに乗車。時刻は、14:38。これでセントラル・ラートプラオまで行きます。次の店はラートプラオ通り沿いにあるので、そこでバスを乗り換えようと。で、降ろされたのはセントラル・ラートプラオのずーっと手前 -_-;)時刻は14:43。屋根付きの歩道から駐車場入口の横を通り、6分歩いてようやくセントラルの正面に出ました。パホンヨーティン通り側の歩道橋に上り、ユニオンモール前の階段を下りてバス停で待つと、すぐに191番バスがやって来ました。よくわからないけどまあいいや。乗っちゃえ!座席に着いてふうっと一息。が、バスは非情にも左折してラートプラオ通りに入らず、ぐるっと右旋回してなんとさっき来たウィパワディーランシット通りを北上し始めるじゃないですか!そっちじゃなーーーい (T_T)<旅費交通費>29番バス:13バーツ191番バス:6.5バーツここまでの合計:87.5バーツ※旅は2016年5月23日(月)に行いました。<参考>ธรรมะไทย "วัดเสมียนนารี"TNEWS "โคตรช็อก!! ชายหนุ่มเล่าเรื่องเจอผีผู้หญิงในตำนาน หน้าวัดเสมียนนารี",2016年7月23日付pantip.com "ใครมีข้อมูล ผีสาวผู้หญิงชุดดำที่วัดเสมียนนารี บ้างครับ"つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。★★★お薦めのタイ語入門書です★★★ ◇入門書◇ 『らくらく話せる!タイ語レッスン』ナツメ社 ◇単語集◇ 『キクタン タイ語【入門編】』アルク
2016/11/03
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