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さもんじにて見なれない一升瓶が二本置いてある。ここでは焼酎しか飲まない私も気になるラベルだ。見るからによさそうだ。気になったので店長のS君に聞いてみた。そうしたら、「Yさんから頼まれて今年も置くようにしたんですよ」との答え。「Y」は同じ勤務先の課が違うが3つしたの後輩。などとと言っているうちに、当の本人Yが部下Mをつれて来店。当然ここはひとつ一緒に飲むことにしよう。ひらめの刺身や梅巻き揚げ・餃子なべを肴に3人で飲む。でもって、その二本とは、冬の月 純米吟醸生酒岡山県 嘉美心酒造株式会社精米度58% 度数16%白桃酵母使用天遊琳 特別純米酒三重県 株式会社タカハシ酒造山田錦・兵庫夢錦使用精米度55% 度数16%このうち「冬の月」を今回は攻めてみた。なんでもこの時期だけの限定品で、酒屋では扱っていないレアもの清酒とのこと。昨年の購入実績により、かなりの本数を醸造元より分けてもらえたらしい。しかしこの銘柄、やけにうまい。濃いうまさが染み渡る。久しぶりに飲む絶品清酒だ。さすがです。しかもすっとはいるぐらいに飲みやすい。米本来の旨味に、吟醸香、フルーティーさが重なる。じっくりじっくりかみしめながら飲めるお酒だ。甘味もある。飲んだあとからも口に甘さが程よく残るのが心地よい。というものの全然くどくなくべったりもしていない。いやはやいやはや、いい清酒があるものだ。あまり日本酒を飲み慣れない私でもこれが「格」違いのものであることは感じられる。もちろん、◎おすすめ品である。見つけたら是非飲んでほしい。今度行ったときには、もう片方の、「天遊琳」を試してみよう。なんでも伊勢神宮に奉納するための清酒らしい。これもなかなか普通の酒屋には売っていない限定品らしいし
Dec 19, 2006
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またまた都内からMalt界のお客様。今回は、大御所「ほろよいでんわやさん」ことSさん。都内にいたころから一緒に飲んでいたりして、いろいろと教えていただいたMalt界の先輩である。広島への出張があったので北九州の小倉まで足を伸ばしてみたとのこと。って、かなり伸ばしすぎやないですか? しかも夜の日帰りだし。私はうれしいやら心配やら。だって小倉ー広島って一時間以上かかるんですよ。帰り寝すごしたら簡単に福山・岡山まで行ってしまいまっせ。とも思いながらも博多駅から新幹線乗って小倉にいそいそと向かう。乗車時間15分。あっさり着いてしまう。小倉では、初めてのBAR、Bar STAGにお邪魔する。昨日伺ったOscarのマスターNさんやAqua-vitaeのマスターFさんからは「いいところだから楽しんできて」と言われていたので安心して伺う。着いたのは19:30ころ、でんわやさんはもう一杯Glenfarclas5yをやっていた。早速私もマスターおまかせでいく。すべてオールドボトル。それはそれですごい。バックバーが半端じゃない。こんなすごいところは久しぶりだ。小倉にこのようなお店があったなんて。ロング・モーングレンドロナックオールドプルトニーグレンスコシアボウモアカリララフロイグその他いろいろ。でんわやさんとお互い分け合って飲んでいたので総数15種位は飲んでいた。いやはやいやはや、すんごいオールドボトルですわ。ここまでのお店はなかなかない。マスターのWさんも気さくな方で楽しみは倍増。新幹線で僅か15分を経るだけで至福のボトル群があるBarに行けるとは。しかもマスターに福岡―小倉の裏技などを教えていただき感謝、さらにここを教えてくれたでんわやさんにも感謝。気をつけて帰ってくださいねぇ。お店のWebSiteもあります。http://www008.upp.so-net.ne.jp/barSTAG/
Dec 15, 2006
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昨日約束どおりに、「シャトームートン・ロットシルト(Eau de Vie de Marc de Mouton-Rothschild)」を飲みにBarAQUA-VITAに行ってきた。マスターは遅くなるということで、女性バーテンダーのKさんとこゆーい話をしながら飲む。さて、肝心の味わいであるが、全然テイスティングコメントにはなっていない。もうすごいという感じである、注ぐ瞬間から高貴な香り。さすがです。これは断じてマールではない。レベルが違いすぎる。ふわっと香る香りは素人ならスペイサイドモルトといわれても納得するかもしれない。ぶどうぽさがない。シェリーのごとき濃さがある。でも飲んでみてやはりブランデーらしい。かなり良質。なかなかここまでのものには出会えないだろう。こんなこと書いてもどうも伝えきれない。もう、みんな飲んでくれ、飲めば分かる。そういってしまいたくなりますな。当然2杯目はもっとマニアックなラムを。Damoiseau 1953マルティニーク島もの。正確には、その島の近くにあるグラドループ島の蒸留所の1953年蒸留のものとのこと。50年物らしい。ボトルからグラスに注ぐ瞬間から甘くそしてかなり強い香りを放つ。南国フルーツの香りに、杏、ラズベリー、が香る。「ああ、いいですねぇ」と思わず言ってしまう。でも不思議なことに、昔のオールド・ボトルのRosebankを飲んだときの記憶が蘇ってきた。なんとなくローランド・モルトを感じたのか?う~ん、よくわからん。でも口に含めばラム。口中に南国フルーツ系の香りが充満する。ちょっとドライな幕引き。それゆえさっぱり感が残る。ああ、やっぱりいいい。ここで帰ろうとしたところに、マスターFさん登場。というより、バックバーに「Hazelburn 8年」を見つけたからだが。ここはひとつ、潔く延長~。でも、はっきり言って、若い。口開けボトルだったためか、香りが硬い。はじめに感じたのは、「麦を入れた清酒」。わけがわからんがそんな感じ。塩っぽさを感じさせる香り(飲んでもそうだった)。青臭さもある、ただし、草原の青さではなく、磯の青臭さに近い。口に含んでも、ジンジャーというか生姜というか(同じか)、そんなところも感じる。後味がドライ。塩っぽさがあるが軽く伸びる。なんとなく、「夜飲むMaltではない」と思ってしまった(これにはKさんも同調)、浜辺のキャンプで飲むといいかもしれない。次は電話をいただいていたので、打ち合わせのために向かう。Bar Oscar打ち合わせをいたしつつ、いただいたのは、1杯目、さわやかなショート・カクテルミントも入ったすっきり味。シェーカー捌きがいいですね。2杯目、これが恥ずかしい。何でかというと、かわいすぎるカクテルだからである。私のオーダーは、「ナイトキャップにクリーミーなものを、甘くてもいいですよ」ということ。確かにおいしい、おいしすぎるのだが、可愛らしすぎるのである。イチゴを使っていたので、向こうに座っている女性のために創っているカクテルとはじめは思っていたのだが、マスターが私のところに持ってきたときは正直あせった。周りの女性のお客様たちからは「かわいい」「きれい」とか言われてたカクテルを運んできた先は「私」なんですよ、これは恥ずかしい。しかもピンにイチゴが3個もついているし。ピンクのイチゴカクテルを飲むおっさんは絵にならなかったですねぇ。あああ、恥ずかしかった。今度からオーダーには気をつけよう(もしかしたらマスターの洒落だったのかも)。でもとてもおいしゅうございました。
Dec 14, 2006
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私たちが若いときは、と、いきなり爺くさい出だしになってなってしまったが、そんなに古い話ではない。1980年代末期から90年代初頭にかけての話である。当時は、ちょうど酒税法改正前後であり、バブル絶頂に向かってまっしぐら&落ちめの時期である。そんな時何を飲んでいたかといえば、同時代の多くの方は、「Bourbon」と答えるに違いない。私も例外ではない。そのころ、Barに行ってもバックバーのかなりの位置をBourbonが占めていたと記憶している。SingleMaltがそれほど出回っておらず、ごく限られた方々が楽しんでいただけであった。Scotchはまだまだ高かった。しかも「オールド・パー」「シーバス・リーガル」「バランタイン」「カティーサーク」などメジャー銘柄がほとんどの状況であった。そんなわけだから当然バーテンダーの方々が勧めるのもBourbonとなってくる。飲み方は決まったように「オン・ザ・ロック」。でも味わいがそれほど理解できていたとは今考えると思えない。現に昔の特級時代のBourbonを今飲むと改めておいしいと思ってしまう自分がいる。まあ、それはそれでいい時代だったのかもしれない。前置きが長くなったが、そんなわけでたまにBourbonを飲みたくなるときがある。Barであまり飲むことはないものの、家飲みのときに引っ張り出してきて飲んでみる。なんとなく時間を逆戻りさせた感慨にふけってしまうのは、昔の行動に今を重ね合わせてしまうからかもしれない。大抵の場合、飲むのは、当時飲んでいた、メジャー銘柄が多い。「Early Times」「Wild Turkey」「Four Roses」「Evan Williams」「Maker's Mark」「Jim Beam」等等。当時Barでは「Booker's」を好んで飲んでいたものの、現行品はまったく別物といっていいほど味が違ってきているので、飲むことはなくなってしまっている。最も飲んでいたのはなんだろうかと考えるに、いろいろあるものの、やはり「Wild Turkey」かなとおもう。特に旧ラベル時代の8年は家でもよく飲んでいた。現行品のスタンダードは4年から6年くらいのものを使っているようだが、ちょっと軽く粉っぽい感じがして私の口に合わないの、12年を買ってくるようにしている。または、以前出ていたプリントラベルの「Russell's Reserve」もいい。安かったので何本かストックしているので今はこちらを飲んでいる。ここ最近では、新しい試みとしてだが、いいものがわりに出てきていて、「Bourbonの復権」という様を呈してきている。「Black Maple Hill」14年・16年・21年とあるが、持っていて飲んだ感想から言えば、好みにもよるけど14年はコストパフォーマンスは極めていいと思う。こちらはお勧め。自分では買わないが「George T Stagg」はいい!3年ほど前に出始めたときには確か1本8000円チョイチョイぐらいだったものが、今では3万円弱まで値が上がってきている。まさかそこまでとは。でも、買わないまでも飲んでみる価値は充分にあると思う。Barなどで見かけたらぜひ試して欲しい。なんとなくBourbonを飲んでいたら、とりとめもないことを考えて書きたくなってしまった。たまにはMaltだけでなくいろいろなWhiskyを飲んでみてもいいではないかな。SMWSでさえ、Heaven Hillをボトリングしているんだし。あまり硬くならずに気楽にやってみようよ。
Dec 12, 2006
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またまた都内からうれしいお客様。MyMIXIのるーてるさんと女性の部下のWさん。出張で福岡入りしたとのことで、声を掛けていただき感謝。 ただ、日曜日ということもあり、開いているBarは限られる。「Oscarも休みだしなあ」ということで、Bar Palme dor土曜日のSMWSのテイスティング会の模様などを聞きつつ、Malt談義やMalt界の動向などを伺う。やはりるーてるさんのように詳しい方との会話は刺激にもなり、楽しいですね。「街がBARの雰囲気を作り、お客様をつくる」には強く納得。ここでは、1;響17年505特になにというわけでもなかったものの、目の前にあったので。2;Blackadder RAWCASK Aberlour 1990-2002 59.9%Blackadderのこのシリーズは信頼して飲めますねぇ。「RAW」は「生」という意味だが、この樽だし原酒シリーズはレベルが一定で安心だ。でもこれ、結構濃い色だよなあ。こてこてシェリーかななどと思いながら飲んでみると、あら不思議、軽く爽やか。そしてフルーティ、芯はしっかり押さえていていいMaltだ。 Aberlourってたまに飲みたくなるんだよなぁ。一方、るーてるさんは、ショート・カクテルの王様。マティーニS君のステアの丁寧さ・優しさに感動。私もいつ見ても惚れぼれするステアだ。しかも演出が心憎い。当然味は折り紙付。続いてDawarRattray Glenglassaughこのボトルのよさは私が証明済み。るーてるさんの「バーボン・バレルでよいものを」とのオーダーに答えて出した逸品。これはいいですよ~。私なりの詳しいテイスティング・コメントは10/21の日記に載せてあるのでご参考まで。せっかく福岡だからと、もう一件。近場で特徴があるということと、おふたりの帰りにホテルまで近いということで、選んだ先は、ラムの専門、Bar Aqua-vitaここではるーてるさん、私ともラムを二杯づつ。「飲ませたいボトルが溜まっているんですよ~」といいながら、めちゃすごいボトルを並べまくる。時間の都合で内二本を頂くも、金と時間があれば全部飲みたい垂涎ものだらけ。特に、「シャトームートン・ロットシルト(Eau de Vie de Marc de Mouton-Rothschild)」のマールは是非とも飲みたかった。今週必ず寄るので取っておいてくれと伝える。るーてるさんはお飲みになったことがあるようで、「マール・グラッパに対しての認識が変わりますよ、もう格が違いすぎます」とのお言葉。これはもう絶対に飲む、飲むしかない。ここで12時近くになったので、明日の仕事もあることから、お開き。楽しいひとときでした。るーてるさん、ありがとうございました。また福岡出張の折は、お声掛けください。
Dec 11, 2006
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昨夜は突然のうれしいお客様と一緒に飲み(一部打ち合わせ)。お客様というのは、Whisk-eのIさん。月曜日に「仕事で福岡行きますから、打ち合わせしたいことあるんでご一緒しましょう」とのお電話。すぐに「おおっ、例のことかな」ということで二つ返事でOK。ただ、そういうときに限って仕事がなかなか終わらない。Iさんの方は問屋さん関係の仕事を早めに切り上げて待っていてくれたので本当に申し訳なく思う。20:00くらいに会って、双方お腹がすきすきだったこともあり、活魚割烹に行く。焼酎のお湯割を飲みながらここ半年間のことをなど尋ねる。せっかく福岡にいらしたんだからと新鮮な魚料理を楽しんでもらう。ここのお店は生きたままの烏賊を活け造にしてくれる。烏賊の新鮮なものは身が透明なんですねぇ。どうしてもその新鮮さを食べて欲しかった。当然まだ足が動いている。身を食べて、まだまだ動いている下足は天婦羅にする。これがまたいい。抹茶塩をつけて食べると最高に美味。Iさんに喜んでいただき私も満足。そのほかの魚料理もよかったですねぇ。お腹が程よく溜まったところで、本題のお店に直行。お店は、BarOscar。とある企画のお願いをマスターのNさんにするために伺う。残念ながら、Nさんは業界の会議のため中洲に行ってもう少ししないと帰ってこないとお弟子さんのE君は言う。Nさんがいないと話が始まらない。そこで、まあ、時間つぶしというわけで、セカンドBarパルムドールへ。お店を任されているS君に事情を話し、Nさんが帰ってきたら連絡くれるように伝言を頼む。パルムドールでは、お互い2杯づつ。当然SingleMalt。私は、GlenLivet1969ともうひとつ。2杯目が飲み終わった段階で、ちょうどOscarから「戻りました」とのお知らせが入る。早速向かう。マスターNさんにIさんを紹介し、ご依頼の内容を話し、相談。決まりは決まりだが、細部はまだ決めなくてはならないんで、ここではその内容には触れない。しばし待たれぃ。ただ、私が想像していたよりも、もっともっとビッグ・サプライズであったとだけ言っておこう。九州の皆さん!Whisk-eのWebSiteやSMWSのSiteはこまめにチェックですよ~。私もコーディネイターといおうか使いっ走りというか、一応手伝い人として加わりますんで。またまたMaltを飲みながらいろいろと打ち合わせ。なんとマスターのNさんの方も、私に依頼があるんだそうな。何かといえば、私の本業の依頼であった。夜は「酔っ払い」が本業である私だが、曲がりなりにも昼は不真面目ながらもビジネスマンをしているので、その関係での依頼であった。人前で話すことを生業にしている面もあることからそちらの仕事を、とのことであった。当然OKです。Nさんは同時にIさんにもBar業界の企画の依頼をしたことから、Iさんは本題以外にも副産物的に仕事が舞い込んだ模様。でもこれはWhisk-eにとってはチャンス。ここでも2杯でお店をあとにするも、お話しを承諾していただきお互い満足。ああ、福岡でいろいろ周った甲斐があろうというものだ。当然ここで帰るわけはなく、最後の砦、BarTAMAKIに。もう酔っていて何飲んだか覚えていない。バーテンダーM君、Iさんと盛り上がって飲みまくり。気がついたら2時を回っている。いや~、またやってしまった。でもでも、思わぬお客様と楽しい夜を過ごせたこと、感謝しています。
Dec 7, 2006
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11月購入ボトル 3回目。今回で終わりです。Macallan Legend 1991Macallan蒸留所のオフィシャルボトルではない。ボトラーズはドラミン社である。初回発売は2003年。このボトルのコンセプトは「現在のような量産され始める以前のマッカランを復活させよう」というものらしい。で、製法も伝統を頑なに守り、ノンチルでボトリング。熟成には当然シェリー樽を使用。t当然カスクストレングス。以前このLegendをBarで飲んで、「おっこれはいい!」と感激したのを覚えていて、たまたま勤務先の近所の酒屋にあったので購入したというわけである。出たらすぐに売り切れたりするボトルなので私の場合ラッキーだったといえよう。G&M George&J.G.Smith's The GlenLivet 1965 41Y解説の必要もないだろうがいわゆる、スミスズ・リベットである。このシリーズは結構レベルが安定しているので「大ハズレ」というものがない安心感がある。色合いからしてシェリーの悪いところが出ていやしないか気になるところだが、飲んだ方々の意見を伺うに、「なかなかよい」との高評価らしいので購入決定。でもこのシリーズの15年もの57%ボトルもいいですよねぇ。21年も捨てがたいけど、普段飲みには57%がいいかも。さてあとは12月。年末は忙しいからねぇ。買うより飲みを先行させてしまうような気がするけど。
Dec 6, 2006
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柄にもなく、Sherryなどを買ってきて家飲み用にしている。普通の量販店で売っていた中で、ラベルが明るそうなやつにした。ワインなどはまったくよくわかっていないので、Malt飲みの性として、選ぶんならシェリー・ポート・マディラのいずれかだなと決めておいての買い物だったので選択肢があまりないのはよろしかった。ポートは先月1本買ってきて飲んでしまったので、今回は、シェリーかマディラ。でもマディラは甘いという記憶があるので、今回はシェリーの安いものにすることにして選んだのがこれ。GARVEY社 Amontillado Mediumたま~に、ホントごくごくたま~にしか飲まない私にとっては飲みやすい1本ですね。ボトル開けて香りを嗅いだ第一印象は、「古梅酒」。失礼ながらそんな感じがしたのだからしようがない。ブドウと梅ではまったく違うのにどうしてそんな風に感じたのか。案外「みりん」のような感じもしたけどそこまで言うとさすがに鼻を疑われそうだし。飲んでみるとまるっきり違うのは当たり前で、流石にシェリー。ワインより私にとっては飲みやすい。日頃シェリー樽熟成のものを飲んでいるおかげかな。食事時にはちょうどいい。
Dec 5, 2006
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11月購入ボトル、2回目。案外先月は買っていたりする。SMWSものを中心に紹介。SMWS G2 1989-2006 16Y 65.0%SMWS初のグレーン・ウィスキーをボトリング。当然グレーン好きの私は購入。しかもSUMMERボトルのなかでも推奨ボトルとなっている品。確かにSMWSのみならず、シングル・グレーンのカスクボトリングは珍しい。ボトラーズのいくつか(ピアレスシリーズなど)はやってはいるもののいかんせん数が少なくあまり出回ってはいない。SMWSがこうして出してくれるということは案外貴重なことなのである。SMWS R4 1990-2006 15Y 50.9%ここ最近、福岡に来てから、ラム主体のBarに出入りするようになってから、ラムのおいしさにも興味を持ったので購入。ラムの中でも特にダークものは、同じ琥珀色でもMaltともまた違う個性があって面白い。もちろん原材料が違うので当たり前といってしまえばそうなのだが。こちらもAutumnのなかでの推奨ボトル。45.17(Dallas Dhu) 1975-2006 30Y 48.4%Autumnボトル。こちらは表題が「ひばりとともに早起き(Up with the lark)」とまったくよくわからない題がついているものの、この蒸留所のものでSMWSがはずしたことがないという信頼感からの購入。ほかのボトラーズものでもこの蒸留所の長熟ものは並みではないほどうまい。1983年に閉鎖されたことが本当に悔やまれる。SMWSでも人気の銘柄なので、割と短期間に売り切れたりするので事前の動向調査が必要だったりするほどだ。12月は、Winterボトルの公示の月(WebSite上では12/2に公示)。今回の目玉は、コード125「Glenmorangie」である。このどこのブレンドにも卸さず、ボトラーズにも樽を供給しない蒸留所がSMWSとしてついに出る。しかも一度に6本。このテイスティングノートは、下記のWhisk-eのWebSiteで見ることができるものの、限定発売のため、ひとり1本だけ(日本発売3種のうちから)となっているのがちょっと残念。http://www.whisk-e.co.jp/news/2006112901.html
Dec 4, 2006
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先週は3回も同じBarに顔出し。場所は、BarTAMAKI。一人で行っても、複数で行っても楽しめるので、どうしても足が向いてしまう。1日目、ひとり。1、Laphroaig Sodaはじめなので、口濡らし。でもこれはおいしく「これから飲むぞ」という気にさせる。「QuartetCask」を使っているのでなおいい。2、Finlaggan 60%現行品ではなく、以前流通していたオールドボトルの方をいただく。ピートも効いていてスモーキーさも程よい。飲んでいて落ち着く。何度も飲んでいるものの、やはりいい。でもホントどこの蒸留所なんだろう。LagavulinかCaol Ilaだと思うんだけどなぁ。3、響 505ちょっと雰囲気を変えてブレンディド。もちろん普通の「響」でもよかったんだけど、実はこちらが好み。サントリーさんももっとこの「505」に力を入れた戦略を打ち出してもいいんでないか。結構根強いファンはいますよ。2日目、上司である次長のAさんと一緒にうかがう。はじめからWhisky漬け。だんだんはまってきたのでどんどんいく。1、Glendronach 15Y現行品の12年の前に出ていたもの。まだ探せば値段だ高くなっているものの見つかる。このBlogにも何度も記したが、このGlendronachは、シェリーでは完全にMacallanを抜いていると思う。バランスもとれ、ドライフルーツを感じさせる熟成感は、コクもあり、私好みの1品。2、Glenmorangie Traditionalお次はHighland。といえば代表、Glenmorangie。18年でもいいんだけど、この日は、「Traditional」を飲みたくなった。10年もののカスクストレングスなのだが、度数の高さを感じさせない口当たりがある。しかも濃厚な飲み口はスタンダードの10年にはないおいしさにつながっている。といっても甘さよりもどちらかといえばドライにしてスパイシーさもあるので口飽きしない。いいMaltだ。とここまで私が飲んでいたら、それまでカクテルを飲んでいたAさん、「おいしいWhiskyを紹介しろ」との仰せ。バーテンダーのM君と話して、「ブレンディドでいこう」となり、ブレンディドの至高といってもいい、それでいて値段的にも程よいもの、メジャーなブランドのなかで、まず紹介したのは、「JohnnieWaIker BlueLabel」言わずと知れたJohnnieWaIkerシリーズの最高品。KeyMaltはCardhuとRoyal Lochnagar。マスターブレンダーはジム・ビバレッジ。久しぶりに飲んだが、「いいですねぇ~」という言葉しか出てこない我ながら貧困なボキャブラリーに情けなくなる。ラフランス、青りんご、バニラ、等など、複雑にして奥の深い香りに包まれる。そして幾分のクリーミーさがより高貴性を醸し出している。Aさんは「こりゃすごい!こんなおいしいWhiskyはのんだことがない!」と感激。でも、これで終わりじゃないんですよ、旦那。お次は、M君秘蔵の「Ballantine's 17Y」なんだ、「バランか」という方、話は最後まで聞こう。この「Ballantine's 17Y」は、彼のおじいさんが20数年前にエディンバラに行った時に購入してきた品という。現行品と違ってラベルがめちゃ古臭い。ただ、このころのマスターブレンダーは ジャック・ガウディーだ。あの伝説のブレンダーである。現在のロバート・ヒックス氏は私も何度かお話させていただいて、尊敬している方なのだが、その彼の師匠が造っていたScotchがこのオールドボトルの17年なのである。だから中身は、50年代や60年代のスキャパやミルトンダフ、グレンバーギなどが入っているはずである。こういうものが口に合わないはずがあろうか。香りを確かめて、口に含んでみる。Aさんは「・・・・・・・・」、それでいいんです。もう何も語らなくてもいいものがここにはあるんです。ちなみに、現行品と一緒に確かめようと「Ballantine's 17Y」(現行品)も一緒に出してもらう。こちらはこちらでやはりおいしい。出来上がったArtである。両者の違いは、一言で言って「重さと切れ上がり」なのではないだろうか。共通の味わいなのだが、そんな風に感じた。決してロバート・ヒックス氏が大きく味わいを変えてきたというわけではなく、底辺に流れる志向は一緒である。時代の変化がそこにあったというだけのことなのだ。そして3日目、またまた次長のAさんと一緒。さらにこの店を紹介してくれた女性のSさんも一緒。3人で焼肉を食した後に行ったたので、3人とも口が油っぽい。そこで、カクテル。GINをベースにして、私はギムレット、Aさんはマティーニ、Sさんは名は忘れたけどロングで口開け。その後は3人三様。私は、Maltを2杯。でも話に夢中でよく覚えていない。一週間で3回はなかなか行かないよなぁと思いつつ、夜も楽しい週でした。さて今週は?
Dec 3, 2006
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