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ベルーガがナポリの空港にいたそうで、貴重な映像をもらいました。
ベルーガ(Beluga)エアバス・超大型貨物機 A300-600ST
エアバス社は航空機の開発のために国際的な規模で共同出資してできたエアバス・インダストリーを前身にした会社です。
航空業界では「保守の ボーイング
に対して、新技術を積極的に導入するという姿勢から、革新の エアバス」と
呼ばれ両社は比較されています。(ライバル)
(エアバス社自体は政治的な理由により生産施設を所有せず、生産を協力各社に発注している形をとっていると言う会社です。)
ベルーガは大型輸送機 、 スーパーグッピー (Aero Spacelines Super Guppy)
の後継機として、開発された機体だそうです。(特大サイズの貨物、大型ロケットエンジンや旅客機の主翼や胴体などを空輸するために製造された広胴貨物輸送機なので、一般の旅客機とは構造が別物です。)
下はスーパーグッピー
貨物室を開いて荷積みをしている所です。成田で時々みかけるカーゴ機ですね。国際貨物で大型の物を輸送するのには欠かせない形状です。
スーパーグッピー はもともとボーイング社の飛行機がベースの輸送機です。
ボーイング377の軍用タイプであるC-97輸送機をベースに、エアロスペース社が1960年代に(アポロ計画の)サターンロケットを空輸する為に改造されたと言う歴史を持ちます。
1970年代になって、前出のエアバスインダストリー(エアバス)が自社機組み立ての為に、欧州各地に分散する生産拠点から、胴体や翼などの大型品を最終組立工場まで輸送するためにこのスーパーグッピー4機が使われたのだそうです。
その為 、「全てのエアバス機はボーイングの翼によって届けられた」
と皮肉られたようで、それもベルーガ開発の要因になったかもしれませんが、機体の老朽化により維持費が増大したのが本当の理由です。
Airbus A300-600ST Super Transporter Beluga (ベルーガA300-600ST )

ナポリのカポディキーノ空港で撮影。5機しかないので見られるのはラッキー。頭の数字は通番ですかね? 2001年1月に就航した5号機は、チャーター専用機だそうです。
カワイイ形状とホワイトのボディから、通称ベルーガ(白イルカ)の愛称で呼ばれています。
1991年より開発がスタートし、1995年より就航。
5機が生産され、全機がエアバス社の関連企業SATIC (Special Aircraft Transport International Company) により運航されているそうです。
貨物室は与圧無しで、直径7.26m長さ約37mの収容スペースが確保。
上方に開く貨物扉が胴体前部の上部にあり、前方下の操縦席は、グッピーと異なり動かない。(その席を含む機首部分は貨物の出し入れの障害にならないように低い位置に移されている。)垂直安定性確保のために、垂直尾翼前方にフィンが追加されているほか、水平尾翼翼端に垂直安定板が増設されている。(ウキペディア参考)
下は、ウキペディアでパブリックドメインに登録されて使用許可のある画像を参考の為に縮小して掲載させてもらいました。
前頭部の開き方がベルーガと異なります。それにしてもダイナミック!!
エアバス製コンポーネントの輸送(通常の任務)以外のカーゴとしても、エアバス外のアウトサイズ貨物の輸送にもチャーターされることがあり、1999年にはドラクロワの絵画「民衆を導く自由の女神を輸送するため成田に来た事もあるそうです。
2006年5月には国際宇宙ステーションヨーロッパ実験棟(コロンバス)のケネディ宇宙センターへの移送にも利用されたそうです。
チャーターの特別フライトでなければ日本に来ることはないので、どこかで見られたら本当にラッキーですね。
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