わたしのこだわりブログ(仮)

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2013年06月29日
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ロンドン(London) 5 (タワー・ブリッジ 2)
タワー・ブリッジ(Tower Bridge)

さてタワー・ブリッジ(Tower Bridge)、part 2は内部です。

タワー・ブリッジ(Tower Bridge)全景
pict-タワー橋 14.jpg
川幅があるのと川に障害物(軍艦)があるので全景を撮影するのは難しいのです。

川幅は805フィート(245.3 m)
ロンドン港に出入りする大型船舶があるときは水圧ポンプで橋の中央がが開閉。
橋桁は重さ1100トンあるとか・・。

現在でも1日4~5回開閉 するようです。
時間については、ホームページで近々の日程時間が公開されています。
http://www.towerbridge.org.uk/TBE/JP/BridgeLiftTimes/

エキシビジョンの入り口
pict-タワー橋 15.jpg
橋にかかる上の通路への出入り口は双方にありますが、エレベーターが設置されているのはロンドン塔に近い橋桁からです。

一応混乱を避ける為? 通路は一通になっており、エレベーターは上るだけ。下りは反対の塔から階段で降下します。
pict-タワー橋 16.jpg

橋脚の上の入り口は、今は雨よけの屋舎が取り付けられている。
pict-タワー橋 17.jpg
エレベーターは当初よりあったようです。

以前「バトリョ邸のエレベーター」の所でエレベーターの歴史について書きましたが、1852年エリシャ・オーチスが安全装置を開発。
エレベーターの駆動システムに「カウンター・ウエイト方式(つりあいおもり)」が導入され動力源に蒸気機関が採用。
自動化されたエレベーターは当時世界に普及されます。
エッフェル塔(1887年)、NYの自由の女神(1900年)、エンパイアステート・ビル(1931年)、

オーチス・エレベータ・カンパニー (Otis Elevator Company) は世界最大のエレベーター会社です。
このタワー・ブリッジ(1894年完成)も当初図面ではカウンター・ウエイト方式なので「オーチス・エレベーター・カンパニー」のエレベーターが使用されたと思われます。
近年落下事故があったらしいけど・・。

pict-タワー橋 18.jpg
建設当時の写真

上の橋(High level Walkway)はタワーブリッジ・エキジビション(Tower Bridge Exhibition)として橋の歴史などパネルやビデオで紹介されている。
pict-タワー橋 19.jpg
意外と知られていないのか? ロンドン塔だけで疲れて終ってしまうのか?
案外人は少ない。

pict-タワー橋 22.jpg

pict-タワー橋 20.jpg
もともとは橋が開いている間の歩行用通路と言われていますが、結構階段はきつく、歩道橋レベルならともかくウォーク・ウェイまでの高さは40mくらいあるので階段を上る人は少なく、ウォーク・ウェイは一時閉鎖。
(たぶんエレベーターはお金がかかるので乗る人は少なかったのでは?)

1982年以降エキシビジョンとして再公開。
もちろん有料。
アダルト8£(約1200円)シニア料金あり

通路は2本
pict-タワー橋 21.jpg
ホームページを見て驚いたのですが、この通路など4カ所がパーティーなどにレンタルされているようです。
つまり「オープン時間通りに行っても入れない事がある。」と言う事では?

川下側通路から川下側を撮影
pict-タワー橋 25.jpg
ガラス窓があるのと鉄骨があるので撮影には向かない。

川上側通路から川上側を撮影(ロンドン橋方面)
pict-タワー橋 26.jpg
こちら側の通路に回る頃にはすっかり日が暮れてしまいました。

反対の塔の上を撮影
pict-タワー橋 23.jpg
鉄骨むき出しです。上には作業の風景を模した人形が飾られています。
実際こんな風に工事していたのでしょう。

pict-タワー橋 24.jpg
階段を下りていったん外に出て、さらに橋を南に渡りその橋脚の下に動力室があり続けて観光できます。

pict-タワー橋 29.jpg

南側の橋脚の下に動力部となるボイラー室があり、見学できます。
pict-タワー橋 30.jpg

南側川岸の橋脚下
pict-タワー橋 27.jpg
今は電力によるモーターになっているから使用されていませんが、昔は石炭を使った蒸気機関です。1976年まで稼働。

建設当時のオリジナルの蒸気機関が展示
pict-タワー橋 31.jpg

pict-タワー橋 28.jpg
ボイラー室を出るとそこはお土産屋だった (≧∇≦)

pict-タワー橋 5.jpg

タワー・ブリッジに行くには船でロンドン塔の船着き場からが一番近い。
最寄り地下鉄駅はロンドン塔の裏手、タワー・ヒル(Tower hill)らしいが、10分近く歩いた気がする。

紋章については番外で紹介するのでタワーブリッジはとりあえず終わり。
次回

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リンク ​ ロンドン(London) 1 (テムズ川)
リンク ​ ロンドン(London) 2 (テムズ川に架かる橋 1)
リンク ​ ロンドン(London) 3 (テムズ川に架かる橋 2)
リンク ​ ロンドン(London) 4 (タワー・ブリッジ 1)

リンク ​ ロンドン(London) 6 (バトラーズ・ワーフ)
リンク ​ ロンドン(London) 7 (シャッド・テムズのカフェレストラン)
リンク  ロンドン(London) 8 (シティの紋章)
リンク ​ ロンドン(London) 9 (テンプル教会 1)
リンク ​ ロンドン(London) 10 (テンプル教会 2 Banker)
リンク ​ ロンドン(London) 11 (テンプル教会 3 中世の騎士)






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Last updated  2021年10月31日 01時13分11秒
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