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今週ずっと、夫は東京出張で留守。県外に出張なんてことはほとんどないし、まして一週間なんて結婚以来初!! 考えてみれば、夫と一週間会わないことって、私が夫を置いて(^^;)海外旅行に行ったときだけで、今回のように私が家に残されることって初めて。 一番心配したのは家事。ずっと共働きの我が家では、夫も家事分担が多いので、それが全部私にかかってくると困る(^^;)。そこで、子どもたちに全部割り振った。食器洗いの月曜日は長男、火曜日は長女、水曜日は私、末っ子は食器洗いがヘタなので洗濯ものたたみ…という具合。 表にして貼りだしておくと、みんな素直にやっている。 それでなんとかスムーズに生活は送れているし、夜、夫の好みのテレビ番組にじゃまされずに好きな映画のDVDが見られたりして、「夫がたまにいないのもいいわね~。」と思うこともあるのだけど…。 でも、やっぱり寂しいんだな~。 何が寂しいって、くだらないことがしゃべれない。「今日30度になるんだって~。暑そう~!」とか、「会議で○○小学校に行くんだけど、どの道通ったら近いと思う?」とか、「このカタログの服すてき、買おうかな~。」とか、めちゃくちゃどうでもいいことだ。でも、口に出そうと思ったときに相手がそこにいないとすごくがっかり。いくら、私の話を上の空で聞く夫でも(^^;)、いるといないじゃ大違いなんだな~と実感してしまった。 子どもに話しかければいいんだけど、やっぱり子どもと話す内容はまたちがうし…。 夫婦って、どうでもいいことが大事だったり、どうでもいいことが許せなかったりするもんなんだろうな…。 夫は夫で、一日に3回も「大丈夫?何も変わったことない?カギしめた?宿題させた?」と電話してくる心配性マイホームパパだ(^^;)
2005.05.31
「何も言わなくてもわかってほしい」と考えてるお母さんは、ことのほか強情だった(^^;) 一週間ほど前の日記に書いてたお母さん、それと似たようなことを言ってきたお母さんと2~3人で井戸端会議をした。(うちの幼稚園では、お迎えの後も園庭で遊べるので、その時間を利用していつでも個人懇談みたいな井戸端会議ができるのだ) それで、自分の思いを言葉で伝えることの大切さ、困ったことやしてほしいことを人に伝えようとすることの大切さ、先回りしてわかってあげるのではなくて、子どもたちが自分で考えて問題を解決するようにしていきたいこと、などをお話ししたのだが…。 そういう私の考えにはすべて賛成、「その通りです」と言ってはくれるのだけど、 「でも、うちの子はまだできません。」 「できる子とできない子がいると思うんです。まだ言えない子のことは察してやらないとかわいそう。」 「うちの子は、我慢するんです。遠慮して言えないんです。」 う~ん、無力感…。私の説明が悪いのかしらね~。 要するに、考え方には賛成でも、自分の子は例外なのね。 たとえば、のどが渇いたとする。「お茶がほしいな。」と思う。「お茶をちょうだい」と先生に言えばもらえることはわかっている。 しかし、我慢する子だから言えない。あるいは、恥ずかしいから言えない。 お母さんは、そこで先生に「のどがかわいた?お茶がほしい?」と聞いてほしいと言う。 でも、私には子どもが、お茶がほしいと思っているのかどうか、言葉か態度で示してくれないとわからない。30分おきに聞けばいいの?10分おき?おまけに「トイレに行きたいのに言えない」という子のためにもしょっちゅう「おしっこは?」と聞いていなければいけないのね。 それでいったいそれをいつまでやるのかな? まあ、それをずっとやるとする。 我慢する子は我慢を続ける。先生が「お茶ほしい?」と言ってくれるまで我慢する。「何も言わなくても我慢して待っていればいつかはわかってくれる人が来て助けてくれる」と信じて育つ。 今はお茶だけど、そのうち小学生や中学生にもなると、友達関係がうまくいかないとか、いじめられたとか、どんどん問題が複雑になる。お母さんにも先生にも言えない。言わなくてももうすぐわかってくれるだろう、と思って我慢する。でも、その時にはもう幼児のように開けっぴろげではないから、そう簡単には親にも先生にも見えなくなっている。 誰もわかってくれない、と絶望して、自殺する子さえいる。その時になって親も先生も思う。「言ってくれればよかったのに。」 そういうシナリオは悲観的絶望的すぎるけど(^^;)、でもそういうふうに育てるってことでしょ? そりゃあ、なかなか言えない子もいるとは思うけど、親はひたすら励まし続けてほしい。信じてほしい。「この子にはできない」というのではなくて。 ああ、こんなお母さんたちを説得するくらいなら、10分おきに「お茶は?」「おしっこは?」と聞いて回った方が楽だわ、と思ってしまう。 まっ、長期戦でいくか。(3年ががりかな?(^^;)
2005.05.30
福利厚生で、人間ドックに行かせてもらえる。…といっても自腹で、応募者が多数なので抽選ではずれることも多いのだけど、一応毎年申し込むことにしている。自分で手続きするのもめんどくさいし(^^;) 今年は私も抽選に当たった。3年連続はずれたので、感激。 主任が「まりか先生、人間ドック、当たったわよ、よかったわね。」 「当たったの?うれしい。で、いつ?」 「1月○○日。」 「平日なのね~、じゃ、その日私のクラスをお願いできるかな?」 「………。」 「………。」 「………。」 私「誰もいいよって言ってくれな~い!!(TT)」 そりゃ、3歳児をお任せされたら困るのはわかるけど~。わがままだし、手がかかるし、まとまらないし(^^;) だけど、それを毎日ひとりで担任している私の身にもなってよ~。 「1月にはきっとあの子たちも落ち着いてるから、ねっ、お願いねっ。」 そもそも、3歳児を担任していると、出張にさえ行けないので、去年は午前中の公開保育とか研修会も全部パスだった。 保育園と違って幼稚園は担任との密着性が強くて、3歳児は担任でないと不安定になったりするし、他のクラスの先生にお願いするとしても、その先生は自分のクラスもあるわけだから、2クラスもいっぺんに見なくてはいけなくなる。幼稚園は自習もできないし(^^;) 3歳児でなくても、誰かが出張に行ったりすると、すごく困る。 ましてや、年休なんてまず取れない。 とにかく、十分な人員を配置しない行政が悪いわけだけど。 しかし、人間ドックや出張はパスできても、私だって人間だから、突然病気になるかもしれないし、突然事故に合うかもしれないし…。そんなときに、休んだ先生のクラスは誰が責任持ってみてくれるのか、ということは行政は考えてないらしい(^^;) さて、私は1月に無事に人間ドックに行くことができるだろうか??不安だ…。(誰も面倒見切れないとなるとキャンセルか?!)
2005.05.27
うちの幼稚園は小さくて、3歳児から5歳児まで1クラスずつ。学年の別なくみんな一緒になごやかに遊ぶ。 年長組のやってることは、3歳児ちゃんにとって、とっても魅力的。わけがわかんなくてもやりたい。 複雑なルールの「ケイドロ」の中に果敢にも入っていって、ちっともわかってないのにただ一緒について走り回る。そんな3歳児ちゃんを「じゃま!」とも言わず、「何やってんの?」とも言わず、仲間に入れてくれる年長組さんは、さすがだなあと感心してしまう。 砂場では、年長組が数日にわたって「温泉」を作っている。座れば5人くらいすっぽり入れる大きさで、毎日少しずつ掘った努力の作だ。 今日も何人かでさらに掘っているところにやってきた3歳児ちゃん、もちろん参加。「入れて」も言わない。いきなり掘り始める…と思いきや、そんな大きな穴を「掘る」なんて器用なことはできないのである(^^;)。どっちかというと、回りの砂をくずして穴を埋めている(^^;)。 「あ~っ、砂入れないで。」 しかめ面の年長組さん。 我関せず、バサバサ砂を入れていく3歳ちゃん。 「今、掘ってるとこなのに…。」 顔は怒っているけど、口調はすっご~く気を遣って言ってくれてるのがわかる。 知らん顔の3歳ちゃん。やりたいもんはやりたい、それだけだもんね。 「ごめんねえ。これでも、手伝ってるつもりなのよ~。」 とフォローする私。 「もうっ」 と口をとがらせつつ、続きを掘っていく年長組さん。 えらいなあ。これを同級生がやったら、絶対許さないのに、小さいから許してくれる。 自分も、年長さんの姿を見て憧れたこと、優しくされたことを覚えているのかなあ。覚えてないかもしれないな。でも、冷たく追い払われたり、つきとばされたりしていたら、自分もそうするんじゃないだろうか。やっぱり、優しい伝統は受け継がれていくんだろうな。
2005.05.26
夏も近く、いろんな小動物や虫たちが元気な季節。幼稚園でも、カエル・テントウムシ・カブトムシの幼虫・カイコなどなど、子どもたちは夢中で探したりさわったりしている。 年少組で流行しているのは、アマガエル集め。たんぼに囲まれた幼稚園なので、アマガエルはたくさんいる。捕まえては飼育ケースに入れ、弱ってきたら逃がし、また捕まえる…という毎日。 年長組で流行しているのは、テントウムシ。庭木のテントウムシの幼虫を見つけては捕獲して、飼育ケースに山ほど集めている。脱皮とかさなぎとか、なかなか見る機会がないので、みんな興味しんしん。 そんな折、年長組がひとりひとり好きな夏野菜を植えて育てているプランターに、アブラムシ大量発生! 朝、それを見てあわてた年長組の先生、緊急井戸端職員会議! 「どうしよう!大量にアブラムシが発生してるんです!」 「殺虫剤が物置にあったと思うけど…。」 「でも…子どもがさわるものだから、殺虫剤は使いたくないんです…。」 「じゃ、ぷちぷちつぶす?」 「牛乳はどうかな?スプレーすると気管が詰まって死ぬらしいわよ。」 「そのままスプレーすればいいんでしょうかね?」 「どのくらい効き目があるのかわからないけど…。」 思案顔で保育室に向かった年長組担任。子どもたちと相談したらしい。昼ごろ、 「○○くんがすっごくいいこと考えたんです!みんなが集めてたテントウムシを逃がしたらどうかって。」 ちゃんとその野菜に住み着いてくれるのかな、他のところに逃げちゃうんじゃないかな、なんて、冗談みたいに思ってたけど…。 翌朝…。 大成功!テントウムシの幼虫は、みごとにアブラムシを全部食べちゃったらしい。 テントウムシ無農薬栽培、使えそう(^^)
2005.05.25
クラス便りを出すときにいつもアンケート用紙というか、ご意見ご要望ご感想なんでも書いてね、という紙をそえている。 でもめったにお返事はない(^^;) たま~に「家でこんなことがありました」とか「幼稚園でこんなことが楽しかった」とか書いて出してくれるととってもうれしい。励みになる。 ご意見ご要望も、参考になるのでありがたい。 でも、今日来たお返事には、ちょっと「え~っ?」と思ってしまった。 今は私のクラスは親子通園で、いつも親が一緒にいるのでいいけど、6月からだんだんと普通の園生活になり、子どもを預けて親は家に帰ることになる。それで、そのお母さんは、「トイレに行きたいとか、服が濡れたので着替えたいとか、言わなくても子どものサインを感じ取って声をかけてください。」と書いていた。 まあ、気持ちはわかるけど、はっきり言って、私にテレパシーはないので、それは無理!! 人がトイレに行きたいかどうかなんて、さっぱりわからない。 私の場合、我が子が小さいときだってわからなかった。(勘のいいお母さんはわかるのかもしれないけどね~)よっぽど誰が見てもわかるような動きをしてればわかるかもしれないけど…(^^;) 服が濡れたっていうのも、水遊びしてびしょびしょならともかく、ちょっぴり裾が濡れたとか、人知れずちょっとパンツが漏れたなんてのは、本人が言わない限りまずわからない。 勘が悪くて気がつかない、薄情な担任!そんな人に担任してもらいたくないわ!と思われるかなあ。 でもねえ、しゃべれない赤ちゃんだって、お腹が空いたとかおむつが濡れたって時には泣いて教えてくれるでしょう?それなのに、3歳になってしゃべれるのに、何も言わなくてもわかってほしいわけ? トイレに行けないのなら、「ついてきて」と言ってほしい。失敗して濡れたら、たった一言「濡れた」と言ってほしい。言葉で言えないなら、手を引っ張ればいい。お母さんも、「サインを感じ取って」なんて頼まないで、「困ったら先生に言うのよ。」と伝えてほしい。 そりゃ先生は他人だ。お母さんと違って、言いにくいだろうし恥ずかしいだろうし、勇気がいることはわかる。だけど、今まさに子どもたちは「社会」に足を踏み出したのだ。これからはどんどん他人の中で、してほしいこと、してほしくないこと、いやなこと、自分の思いを伝えて生きて行かなくてはいけないのだ。 もし勘のいい人たちに囲まれて、「おしっこいきたいな~」と思ったら誰かが連れて行ってくれ、「困ったな~」と思ったら誰かが来て助けてくれて、何も言わずに困らずに生活することができたら…そしてそのまま大きくなったら、「何も言わなくても人はわかってくれて思い通りに動いてくれるんだ」と思ってしまう。それは恐ろしい思いこみだ。 「まだ幼稚園に入ったばかりだし…。」「まだ3歳だからかわいそう…。」って反論されてしまうことも多いけど、まだ3歳だからこそ、失敗しても目立たないし、立ち直りも早い。今だからこそ、「失敗しちゃった。先生に言えばよかったな」「先生に言ったら、助けてくれた」「困ったときは、言えばいいんだ」ということを繰り返し体験してほしい。そのために、わざわざ家庭から出して他人の中に我が子を預けるのだと思うのだけど…そうじゃないのかなあ? だいたい、お母さんが先回りして心配しているだけで、子どもは案外たくましい。最初は先生に言いにくいかもしれないけど、小さければ小さいほどすぐ慣れる。「自分の思いを人に伝える」というのは生きていく上で重大なスキルで、それがなかったらどんなに不便で、どんなに不幸か。それを学ぶチャンスを親の安心感のために子どもから奪ってはいけないと思う。 さてさて、そういうことを、過保護お母さんにわかってもらわなきゃなあ…。いかにして「冷たい先生」と思われないように伝えるか、それが問題だ(^^;)ヘタしたら、「能力がないことの正当化」になってしまうよなあ…。 最近の保護者は「お客様」なので、こちらとしてはあまりきついことが言えないのよね~(^^;)
2005.05.24
先日の指のけがの話のつづき。 3歳児の子どもたちも、包帯姿は気がつくらしく、「先生、どうしたの?」と心配顔。 「あのね~。晩ご飯にキャベツ食べようと思って、キャベツ切ってたら、指も一緒に切っちゃったの。」 「あっ、お母さんも切ったことある!」 「ぼくのお母さんも切ったことある!」 「私のお母さんも!」 …みんなやるのね。とっても慰められたわ…(^^;) 月曜日にまた見せてくださいと言われていたので、仕事帰りに病院に飛んでいった。 「あ~、くっついてないなあ。テープだけでくっつくかと思ったんだけど。やっぱり縫いましょう。その方が直りが早いから。」 ぬ…縫う!? 出産の時はのぞくけど、初めての体験! いっきに血の気が引いて、倒れそう。 「い…痛いですか?」 「麻酔するから大丈夫。注射するとき痛いけどね。」 麻酔の注射が、い、痛い~!! 縫うこと20分。8針も縫った…。 私の脳裏をかけめぐったのは… ああ、○○ちゃん、転んでひざをすりむいたとき、「平気平気、泣かないよね~強いよね~」なんて言ってごめんなさい。私はあなたの痛さに共感できていなかったわ。△△ちゃんも、「このくらい、カットバン貼らなくても平気だよね~。すぐ直るよ」なんて言ってごめんなさい。いくら目に見えないほどの傷だとはいえ、痛いものは痛いのよね。 転んでも泣かないで我慢するあなたたちは、先生よりずっと立派な人間だわ。情けない先生を許して~~。 ひたすら懺悔の20分であった(^^;)
2005.05.23
キャベツのスライサーでまたまた指をスライスしちゃった。 過去の日記を見ると、2003年10月に同じことをしている…なんて馬鹿な私!! いや、私だって同じ失敗は繰り返さない。今回は、キャベツと一緒にスライスはしなかった。ただ、スライスし終えてから、くっついたキャベツを払い落とそうといていたら、やっちゃったのだ…(TT) とっても切れ味がいいスライサーなので、また血がぼたぼた…。 包帯を巻いて、ぎゅうっと傷口を押さえつけること5分。なんとか血は止まったが、痛い(TT) もう病院は閉まっていて行けないけど、明日は土曜で仕事は休みだし、朝一番で外科だ!! というわけで、翌朝、我が家のすぐ近くにできたばかりの、新しい病院に行ってみた。内科・外科・整形外科・胃腸科…なんでもありの病院だな(^^;) 「どうされました?あらっ、先生!」 出てきた看護婦さんは、前の幼稚園の教え子のお母さんだった。 おおっ、心強いというか、恥ずかしいというか…(^^;) さて、診察。 私は痛いのがキライだ。普段病気ひとつしないし、歯も痛くなったら嫌だからきっちり定期検診しているし、痛いことは極力避けているのに…。 「おやおや、痛かったですね~。ちょっと皮の下に血がたまってるなあ、きれいにしましょう。そこに横になって。」 「大丈夫、痛くないからね、先生。」 と励ましてくれる看護婦さん。 痛いじゃ~ん!! 健康診断の採血でも、痛い痛いと騒ぐ私だけど、教え子の母の前では、がまんしないわけにはいかない。(^^;) 痛かったけど、懐かしい再会ができて嬉しかった(^^;) 考えてみれば、教え子&そのお母さんも合わせると、すでに1000人は超えてる。そのうち、教え子たちも就職して市内にあふれ、どこに行っても「あらっ、先生!」と再会になるかもしれないなあ。 うかつにみっともない態度は取れないなあと思ってしまった(^^;)
2005.05.21
うちは共働きなので、実家によく助けてもらっている。 家事は助けてくれない(私の母も元キャリアウーマンなので、家事はあまり得意ではなくて)けど、子どものことに関しては、病気で保育園に行けない時とか、低学年の時の放課後対策とか、よく世話になった。 それで、子どもたちはおじいちゃん・おばあちゃん大好きっ子に育ち、高校生になった息子なんかは特に、とても祖父母孝行である。親の手伝いはしないけど、おばあちゃんに対しては荷物を持ったり、何かと気遣ったりして、わが息子ながら感心するほど。(家でもしてくれ~(^^;) うちは田舎で息子が塾に行くにもバスの便が悪く、よく夫が車で迎えに行っている。夫が行けないときに「おじいちゃんに頼んだら?」と言うと、息子は「おじいちゃんに悪いからバスで帰る」と言う。 「遠慮しないで頼めばいいよ~。」と言っても「それは申し訳ないから」と遠慮する息子。 もっとアテにしてあげた方が、祖父孝行なのに(^^;) 孫に頼み事をされたりしたら、おじいちゃんはバリバリに張り切ってやってくれるだろうし、孫の役に立てたうれしさで寿命も延びるというものだ。「わしがいなきゃ、孫が困る!」とでも思ってもらえたら、万々歳だ。 私の祖母も、共働きの私の両親の代わりに家事一切を仕切っていたので、大変だっただろうけど生き生きとしていた。自分がいなきゃ娘夫婦も孫も困るという使命感に燃えていたと思う。それで、とっても長生きしたけど、母が退職したらすぐに亡くなってしまった。もう自分がいなくても大丈夫と思ってしまったのかなあ。(ま、十分長生きだったけど) 人に必要とされていたら、人間は生きがいを感じるんだよね。 疲れたときは、仕事も家事もしたくなくて、遊んで暮らせたらなあと思ってしまうけど、必要とされているうちが華なんだろうなあ…。
2005.05.19
娘は中学生になったばかり。 小学校は1学年1クラスの、小さな平和な学校だったが、中学校はなかなかキビシイ状況だ。困難校というわけではなく普通の中学校だけど、時々荒れているというウワサを聞く。 4月にさっそく、雨の日にかさを取られたらしいと言って帰ってきた。 人にものを盗まれるなんていう経験は今までないので、びっくりして信じられないといった表情の娘。 「まあ、中学校になるとそういうこともあるだろうね~。」というと驚いていた。 毎日めずらしいものをたくさん目撃?するらしい(^^;) 「すっごい金髪の人がいるんだよ~。金髪っていうか、黄色。あんなの初めて見た。あと、めちゃくちゃスカートが短い女の子とか。それにね、早退してるらしい。まだお昼なのに、カバン持って門から出て行ったよ。」 「中学校ってさ、授業中にすごいおしゃべりするんよ。小学校の時は、先生が話してるときにおしゃべりする人いなかったのに、今は、先生の言ってることなんか関係ないって感じ。」 そういうことがすごく新鮮らしくて、おもしろそうに教えてくれる。 先生も大変だなあ(^^;) 生徒指導に追われちゃうだろうなあ。 でも、私はそういうことにあまり驚かないしあまり心配もしない。 私が中学校時代は、それよりもっと荒れた中学校に通っていたからだ。(^^;) 市内でも有名な「悪い」学校で、他の中学校と乱闘事件は起こすわ、いつもクラスで数人は家出しているわ、廊下も階段もタバコの吸い殻だらけ。授業中も一番前の席で花札をやっている生徒がいたくらいだ。 置き勉どころか、教科書だろうが体操服だろうが習字道具だろうが、教室に置いて帰ったら必ず次の日には盗まれているので、どんなに重くてもすべての持ち物を毎日家に持ち帰っていた。 そんな学校だったけど、私はその中学校が大好きだった。家にいるより学校にいる方が楽しかった。部活も楽しかったし、いろんな事件が起こる学校が楽しかった(^^;) 日々「不良」たちと渡り合って先生は大変だったはずだけど、体を張って授業をしていた。生徒も正直なもので、ナメられる先生と毅然としている先生とでは、授業態度も違う。正直な評価の世界だったと思う。 今思えば、先生たちはノイローゼで倒れても無理ないかもしれないのに、どの先生も気迫があふれていて、大好きだったなあ~。 それに、「不良」と呼ばれる人たちは集団になるとちょっと怖いけど、一対一で話すと、おもしろかったり無邪気だったりして、「人間、外見で判断しちゃいけないのね」ということも学んだし。 だから、少々中学校が荒れていても、「それで先生や友達から学ぶことも多いだろう」と思って、「へ~っ、それで、それで?へ~っ」と興味深くお話を聞かせてもらい、別に心配はしていないのだった。(無責任かなあ??)
2005.05.18
わが幼稚園の用務員さんは、男性用務員さんで、若くって独身! 職務は用務員さんだから、本当は、保育は仕事に入っていないし、免許も持っていない。 でも、常に人手不足なうちの幼稚園、特に私が1人で担任している3歳児クラスは、ネコの手も借りたい…(^^;)というわけで、しょっちゅう手伝ってもらっている。子どもが大好きで幼稚園の用務員を希望してきた人だから、喜んで手伝ってくれるし、「優しいお兄ちゃん」として子どもたちからは人気もある。 でも優しすぎて困ることも…(^^;) 自分の机の上のものを取られても、「○○ちゃんに取られちゃいました~(^^)」 と笑っているので、 「あのね、子どもだといっても、していいことと悪いことはあるんだから、そういうことは毅然と言わなきゃいけないわよ。」 と「指導」を入れる私。 砂場で水遊びしていて、「濡れるから腕まくりしようね~。」と私が声をかけていると、 彼は「みんな腕まくりしようね~。濡らしたらお母さんに怒られるよ~。」と合いの手を入れてくれるので、 「お母さんに怒られるからじゃなくて、自分が気持ち悪いから腕まくりするの。そういうふうに言ってくれる?」 とまたまた「指導」を入れる私。 実習生に指導するみたいだけど、子どもたちに接する以上は、職員一同おなじ心構えで接してほしいし…。 うるさいオバサンかなあ?と思いつつ(^^;)、彼がお父さんになったあかつきには役にもたつだろうしね。 「お父さん養成講座」でもしようかしら。
2005.05.17
3歳児はよく転ぶ。 何にもないところで転んで「わあ~ん!」 平和に三輪車に乗っているだけなのに、なぜかひっくり返って「うわ~ん!」 ブランコをこげずに座っているだけなのに、手を離して後ろにころん。「うわ~ん!」 どうしてこんなところで転べるんだろう、と感心しちゃう(^^;) いくら足下がおぼつかないといっても、歩き始めたばかりの1歳児や2歳児じゃあるまいし…。 それにしても、この頃の子どもたちの運動能力の低下はかなりだと思う。 その昔、私が就職した頃、ブランコは危険なものだった。なぜかというと、子どもたちは危ないバリエーションをいっぱい考え出すからだ。 びゅんびゅんびゅんびゅん、一回転するのではと心配するくらい激しく立ってこぐ。 激しくこいだあげく、思い切り向こうまで飛び降りる。 ブランコをこぎながら、靴を遠くまで脱ぎ飛ばして飛ぶ距離を競う。「そんなにびゅんびゅんこがないのよ~!」「飛び降りちゃ危ないでしょ~!」 なんて、ハラハラしながらよく叫んでいたものだ。 今は、そんな心配はない。 ブランコがこげないからだ(^^;) 3歳児はもちろん、4歳児でも、自分でこげずに先生に「押して」と言う。 「自分でこいでごらん。」と言うと、「だって~、風が吹いてないから動かないよ~!」と言う子もいる。 (ブランコは風で揺れていると思っているらしい) 危ない遊びをしなくて(できなくて)安心だというよりも、もっと心配になった。 とっさに身をかわしたりできないし、友達とすぐぶつかるし、手をつかずに顔から転ぶし、すぐ疲れたと言うし…。 「疲れを知らない子ども」というのは過去の遺物で、今は鬼ごっこをしても、オバサン先生よりも早くへたばる(^^;) う~ん、幼稚園でもっと体を動かして鍛えなくちゃ~ね、と少々絶望的になりながら、転ぶ子どもたちに囲まれている私だった(^^;)
2005.05.16
「開かれた学校」だとか「地域との連携」が重視されている今、学校はいろんなイベントに地域の人を招んでいる。 どうやって地域の人を招ぶのか?というと、恐怖の「全戸配布」(^^;) 学区内、何千世帯あるか知らないけど、地区ごとに役員がお知らせを全戸に配布するのだ。 私の担当は180枚!( ̄□ ̄;) ひええ~! 300世帯もある地区は、「配り係」というのも決めてあるらしいが、私の地区は役員が1人でやるらしい。 「いい運動になるわよ」と夫に渡した。(^^;)ご苦労さまでした。 この週末に配ったのは、「自由参観日のお知らせ」ようするにただの参観日だ。 そんなの、家族に小学生がいるならともかく、全然いないのに来る人がいるんだろうか?…いるかもしれないけど、何も「全戸配布」にしなくても、町内の回覧板でいいのでは? それに、一日中誰でも入って参観してOKなんて、安全管理上大丈夫なのかなあ?開放された日だからといって、見回る人もガードする人も、配置するわけじゃなし。 このお知らせを見て、いいチャンスと思う不審者はいないのだろうか?ちょっと不安…。
2005.05.15
3歳児ちゃんは基本的にワガママなので、したくないことはしない(^^;) お片づけとか、帰り支度とか、気が向かないとしない。 でもまあ、気が向けばするし、まだ入園したばかりの3歳児に無理矢理させる気もない。いずれはできるようになるし、気長に取り組めばいいと思っている。 けれど、そばについているお母さんたちは、自分の子どもができていないと焦って、あれこれと言ってはさせようとする。 もちろん、やる気になるように言ってくれるのは大歓迎だけど、脅すのはご勘弁だ。 なかでも「しないと先生が怒るよっ!もう幼稚園に来ちゃいけませんって言われるよ!幼稚園来たいでしょ?だったらしないとダメよ!」なんてのは…。 そんなこと言ってないでしょ~! 私を悪者にするのはやめて~(^^;) 夕方はお休みをもらって、小学校の地区役員会に出席した。 校長先生のお話。 「保護者の方から、自転車に乗る小学生にヘルメットをかぶらせたいので、学校で強制してほしいという意見が出ています。役員の方々はどう思われますか?」 ああ、ここでもか。 我が子にヘルメットをかぶらせたかったら、親がかぶらせればいいでしょ? 学校で強制してもらって「学校の決まりでしょ!先生が言ってたでしょ!」と言わないとできないっていうの?「学校で強制してほしい」なんて、家庭の教育力のなさを恥ずかしげもなく露呈している感じ…。 そんなことに先生の権威を利用しないでほしい。 「私から言ってもちっとも聞かないんです。先生から言ってくれたら効き目があるんで言ってやってください。」というのは幼稚園から中学校までよく聞くセリフだと思う。 先生が大好きだから、あるいは怖いから(^^;)、聞くのかもしれないけど、親が自分でちゃんと子どもに理解してもらおうとか、説得しようとか、一生懸命わかってもらう手間を惜しんではいけないと思う。言うことを聞いてもらえないとしたら、子どもの気持ちや事情も考えてお互いに歩み寄る道を見つけていかなきゃいけない。人の権威を利用するよりはイバラの道であることは確かだけれど、親がそれをあきらめてどうするの?
2005.05.13
今年、役員をかけもちしている私は、とっても忙しい。仕事を休んで役員会に行かなきゃいけないし、土日もいろんな行事に協力しないといけないし、配布物を配ったり連絡したりすることも多い。 で、夫にももちろん協力をしてもらうことにしている…のだけど、夫、時々ぶーぶー言う。 「えー、めんどくさいなあ」とか「えー、また?」とか(^^;) 何度か言われると私もキレて、「そんなこと言っていいの~!?」 そもそも、いつも私だけ役員をしなきゃいけないということは全然ないはず。 夫が外で働いていて、私が専業主婦とか時間の融通のきく仕事、というならいざ知らず、夫と私は勤務時間も一緒、職種もほとんど一緒、通勤距離も一緒。どっちが役員をやりやすいということもない。なのに私は本部役員2回、地区役員1回、学級委員1回、子ども会役員2回。かたや夫は学級委員1回だけ。(仕事がヒマな部署だった時にやってもらった) ほんとは半分くらい振ってもいいんだけど、普段働いていて地域の人と疎遠になりがちな私が知り合いを増やせるチャンスだし、いろいろメリットもあるから、進んで私がやってるだけだ。 手伝わないなら、今度から役員はあなた担当ね!というと、夫はぐうの音もでない(^^;) でもね、男性もどんどんPTA活動に参加すればいいのに。今、PTA会長さんだけが男性で、あとは全部女性だけど、そんなの不自然。半分くらい男性になれば、活動内容だって、ずいぶん変わってくると思うんだけどな。 どんなに仕事が忙しくてもできるPTA活動にするとか、仕事しててもPTA活動も気楽にできるようなゆとりある社会にするとか…。
2005.05.12
毎年秋には盛大に「やきいもパーティ」をしているうちの幼稚園。 「やきいもパーティ」に至るまでには、陰で苦労の連続。畑づくりから始まって、苗を植えたり、草取りをしたり、葉を刈り取ったり…子どもは、いも堀り、やきいも、といいとこ取りだけど、裏方の先生はほとんど農家並み。 都会の幼稚園のように「芋掘り遠足」なんていっていもだけ掘りに行くのとは違って、全部手作りだから。 いも畑は、地域の方の畑をお借りしている。300本もの苗を植えるので、とにかく広大。 今年転勤してきた先生が「うわーっ!想像していたのとはケタ違い!そのへんの家庭菜園とはわけが違うのね!」と叫んだ。 まず今日は畑のうね作り、マルチかけ。 来週は子どもと一緒に苗を植える。 慣れない農作業で今日はくたくた…(TT) 農業の大変さが身にしみる。収穫とはこのように大変な作業の末にあるものなのだな~としみじみ。スーパーで袋入りさつまいもを買ってくるのは簡単だけど。 夫の実家は農家だ。兼業農家だけど、夫は小さい頃から農作業を手伝っていたらしい。今も農繁期には手伝いに行く。(私は何もせずお米をもらう嫁(^^;) 私が「幼稚園の担任は肉体労働だから、もう若くないし、しんどい、もうやめたい」なんて言うと、 「なら、農業やる?今の仕事がどんなに楽かわかるぞ~。」と言う。 「でも、わずらわしい人間関係はないし、自由なペースでできるし、気楽じゃない?」 「精神的にはそうかもしれないけど、肉体労働は苦しいんだぞ~しかも儲からないんだぞ~」 う~ん…町育ちの私にはいまいちわからない(^^;) でもやっばり、畑を耕すのはしんどい。これを仕事にするのは苦しいなあ。幼稚園の先生やってるほうがいいかな(^^;)
2005.05.11
わが幼稚園の3歳児保育は、市の方針で4、5月は「親子通園」。親子一緒に保育を受けている。だからいつもお母さんたちと一緒に遊んでいる。 だんだん3歳児ちゃんたちも園の生活に慣れ、遊具にも慣れ、友達と遊べるようになってきた。 で、少し手持ちぶさたになってきたお母さんたち、普通は、三々五々と集まっておしゃべりに花が咲くことになるのだけど、今日のお母さんたちは違った!! 砂場で、外にあふれた砂をスコップで中に入れてくれているお母さんが1人、と思うと、おしゃべりしながらフェンス際の雑草を抜いてくれるお母さんが2人…。 「まあ、ありがとう!!助かります!」と言うと 「いえいえ、どうせ子どもを見てるついでだから…。」 なんて見上げた方たちなのでしょ。こちらから頼んだわけでもないのに、自主的に幼稚園のために動いてくれるなんて。今どきの若いお母さんとしてはすごくめずらしい! 子どもは敏感なものだから、見てないようで気づいていないようでも、お母さんのやさしい心情はぜったい伝わっているし、言葉を尽くして教えるよりも雄弁に語っていると思う。そうして、1人の行動が回りの人に、子どもたちに影響を及ぼしていけば、どんなに素晴らしい世の中になるかしら。 私も、いつも自分にできることを探して動いていきたいなあ…。
2005.05.10
今日は親子遠足。さわやかな晴天に恵まれて、楽しい一日を過ごすことができた。 子どもたちはみんな遠足大好き。朝から嬉しそうだし、バスを降りながら「楽しかった~!!」ととっても満足したもよう。 ところで、私自身は、子どもの頃、遠足が楽しかったことがない。 と言うと、よっぽどひねくれた子どもだったのか?!と思われるかもしれないけど、理由はただひとつ。 「バスに酔うから」 小さい頃から、10分も車に乗れば酔い、ゲーゲー言って大騒ぎ。小学校に入ってバスで遠足に行こうものなら、乗って5分もすると気分が悪くなる。いつも真っ青な顔してビニール袋を手に窓にもたれていた。バスを降りてからもしばらく気分は悪いままで立ち直れない。 友達は心配してくれたり、介抱してくれたりするんだけど、それがありがたいと思えるほどまともな体調ではなく、死んだ方がマシな気分。 もちろん、そんな自分が嫌で嫌で、ありとあらゆる方法は試してみた。酔い止め薬はもちろん、三半規管を鍛えるためマット運動やってみたり、バスの中の席も配慮してもらったし、知りうる限りの手は尽くしたけど、全く効果なし(TT)。 「気にしすぎるからいけない」とか「おしゃべりしてればそんなこと忘れる」とか精神論もあるけど、気の持ちようでどうにかなったためしもなく、毎回毎回フラフラになるほど酔う。 修学旅行なんて最悪。高校の時は3日間だったかな?ずっとバスであちこち回るんだけど、そんなに一日中バスに乗っていると、もはや降りても酔ったままで、三日三晩フラフラなまま。ご飯ものどに通らず、気分が悪くて吐こうと思っても、胃の中からっぽ。結局3日間飲まず食わずで、死人のように真っ青。帰ったときには激ヤセしていた。 この頃は受験勉強するからといって修学旅行に行かない生徒もいるらしいけど、私も無理して行かなきゃよかったと今でも心の底から思う。 そんな私でも、高校を卒業して車の免許を取ったのがよかったのか、ひどい状態は脱して、平気なふりができるまでになった(^^;) 就職してからは遠足バスの中で立ってバスガイドまでこなせるし、なんだかんだと子どもたちの世話をして動き回ってもとりあえず平気だ。 でも実はやっぱり酔っていて(^^;)、下を向いて何かしたり文字を読んだりするとてきめんに気分悪くなるので、そんな行動は極力避けてだましだまし乗っている。 家族でドライブしているとき、夫が「ちょっと地図を見て」と言っても絶対に見ないし、下に落ちたものも拾わない。生涯で一度も車に酔ったことがないという夫にはとうてい理解されず、ワガママ扱いされているけど(^^;) 家族で遊園地に行っても、私が乗るのは観覧車だけ。くるくる回るようなものは必ず酔うからだ。子どもにせがまれてついコーヒーカップに乗ってしまったときは、苦しくなって途中で飛び降りたくなった(^^;) まあ、ふだん病気ひとつせず、健康診断の数値いつもオールAな私としては、具合が悪い人の気持ちもわかるように、ということで天が与えた試練なのかも…な~んて、解釈をしておこう。
2005.05.09
3歳児ちゃんの世界は自分を中心に回っている。 自分のものは自分のもの。他人のものも自分のもの。 人のものだと思ってなんかいないから、「貸して」とか「ちょうだい」なんて言わない。人のものだって黙ってひょいと取ってしまう。相手が逆らおうが泣こうがおかまいなし。 「ほしいときは、ちょうだいって言おうね。」 「使いたいときは、貸してって言うのよ。」 と根気よく教えていくのが私のしごと。 まあ、そのうち、だんだん言えるようになる。(言えるようになると今度は、「貸してって言ったのに貸してくれない!!」ってのが問題になるけど…。) だいたいが、人のものを取ってばかりいる3歳児だけど、中には気前のいい子もいる。 みんなで小麦粉粘土をして遊んでると、人の粘土を無理矢理ちぎって取ったり、机に置いたらすかさず取ったりする子が多い中で、 「あげる(^^)」「あげる(^^)」「あげる(^^)」 と回りの子につぎつぎと粘土のお団子を分けてあげている子がひとり。 きっとおっとりお育ちになっているのね。 「まあ、Kちゃん、やさしいね。くれるんだって~。ありがと~。」 と感心しつつ、他の子たちも少しは見習ってほしいわ…と思っていると、 うしろからその子のお母さんの声が… 「Kちゃん!人にあげるばっかりしないで自分も遊びなさい!」 おっと、そう来たか。 (注:うちの市の3歳児保育は、4、5月は「親子通園」といって親も一緒にいて保育に参加しているので、毎日が参観日状態。) 気前よく人にわけてあげるって、いいことだと思うんだけどなあ。無理矢理取られてるわけじゃなく、あげている本人も楽しそうにニコニコしてるし…。人にあげて喜んでもらえるのがうれしいって、すごく素敵なことだと思うんだけど。 その子のお母さんとしては、Kちゃんの「人の良さ」が、はがゆいんだろうなあ。「人のものを取るくらいたくましくなくちゃ!」「いつも人にあげてばかりで損ばっかり!」とでも思っているんだろうか。 「思いやりのある子になってほしい」「優しい子になってほしい」なんてみんな口では言いながら、心の中では自分の子に損はさせたくない、人の犠牲になんかなってほしくない、って思っているのかしら。 お母さんたちの本音が見えたような気がするなあ…(^^;)
2005.05.06
WOWOWの録画で見た。 ジム・キャリー主演で、ジェニファー・アニストンが恋人役。 不運続きで、神さまに文句ばかり言ってるブルースは、神さまに「それならやってみろ」と神の能力を与えられてしまう。全能の神になり、何でも思い通りになる(ただし、人の意志は操れない)ので喜ぶブルース。届けられる人々の祈りは「全部イエス」で片づけてしまったために、町は大混乱に…。 困ったブルースに神は言う。 「シングルマザーが仕事を掛け持ちして、子どもを育てるのは奇跡。若者がドラッグから離れて、学校に通うのも奇跡。神に祈らずとも、人間は自分で奇跡を行う力がある。」 奇跡はきっとありとあらゆるところで行われている。人々のちょっとした親切の中に、勇気の中に、努力の中に、きっと奇跡はある。それは大きなことではなくて、気づかないくらいのこと、ささいなことに見えるかもしれないけれど、ひとりひとりが、奇跡を起こすことができるんだよね。
2005.05.05
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