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TV映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」マイケル・ドハティ監督19年米。5月29日放映。粗筋は映画.comより。日本が生んだ怪獣王ゴジラをハリウッドが映画化した「GODZILLA ゴジラ」(2014)のシリーズ第2作。前作から5年後の世界を舞台に、モスラ、ラドン、キングギドラなど続々と復活する神話時代の怪獣たちとゴジラが、世界の覇権をかけて戦いを繰り広げる。また、それによって引き起こされる世界の破滅を阻止しようと、未確認生物特務機関「モナーク」に属する人々が奮闘する姿を描く。「X-MEN:アポカリプス」「スーパーマン リターンズ」などで原案や脚本を担当してきたマイケル・ドハティが、脚本を手がけたほか自らメガホンもとった。前作から引き続き、芹沢猪四郎博士役を演じた渡辺謙が出演するほか、カイル・チャンドラー、ベラ・ファーミガ、サリー・ホーキンス、チャン・ツィイー、大人気ドラマ「ストレンジャー・シングス」のミリー・ボビー・ブラウンらが共演。出演はカイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウン、ブラッドリー・ウィットフォード、サリー・ホーキンス、チャールズ・ダンス、デヴィッド・ストラザーン、渡辺謙、チャン・ツィイー、ジョー・モートン、アイシャ・ハインズら。怪獣映画がまるでわかっていない連中が撮ったのが見え見えだった、一連のハリウッド製ゴジラ映画と比べると、随分とよくなっている。怪獣映画になっている。これなら十分、許容範囲内。熊体型のゴジラ、バトラと見紛うモスラ、三つ首蝙蝠とも言うべきギドラには、それぞれ苦笑を禁じ得ないが、ラドンの造形は収穫だった。火山の噴火口から出現することも含め、東宝ラドンへのオマージュが感じられる。飛翔による衝撃波のシーンまでばっちり用意してくれて、感謝の念すら覚える。カイル・チャンドラーの吹き替えが妙に下手だと思ったら、田中圭だった。なんで素人を使うかなあ。
2021/05/30
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山口つばさ「ブルーピリオド (10)」世田介が主役の巻。作画とキャラの問題は、わずかながらも向上が見られる。奥歯問題は解消せず。作者に解消する気がないのだろうから、期待するだけ無駄だが。40筆目の扉絵は、ジョジョ立ちを意識しているのか?次巻が待ち遠しいとは、ぜんぜん感じない。
2021/05/27
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ナカタニD.「リバーシブルマン (1)~(5)」既刊最新巻は第5巻。ニチブン・コミックス。日本文芸社。第1巻は平成23年6月、第5巻は2019年10月、それぞれ初版。「グロ注意」と言われながらも順調に巻を重ねてきたが、レイテストからは1年半以上が経過している。現在連載されているかどうかは不明。第1巻ではただのグロテスクな復讐譚と思わていたのが、第2巻以降は大胆に風呂敷を広げて、第5巻ではさらにギアチェンジして臓器売買が大きなテーマとなっている。正直、4巻までは「裏返り」の必然性に疑問があったが、臓器売買に繋がって得心がいった。とはいえ、ロクやルナが体内に銃や刀を容れているのは、やはり無理があるか。続巻が待たれる。
2021/05/26
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荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン 26」前巻でまさかの再登場を果たした虹村京は、予想通りボス戦に絡んできたが、意外とあっけなく絶命。内容も絵面も、ともに何をやっているのかわからない戦いが続く。スタート当初はあんなにおもしろかったのに、なんでこうなったのか。そもそも、岩人間とか岩昆虫のコンセプトが失敗だったような気がする。内容を覚えてないだろうからと、前巻である25巻を再読してから26巻を読んだが、予想通り、というより予想を遙かに超えて、25巻の内容はまったく覚えていなかった。完全に初読の気分。
2021/05/22
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ケン・リュウ「ケン・リュウ短篇傑作集 II もののあはれ」THE PAPER MENAGERIE AND OTHER STORIESby Ken Liu編・訳:古沢嘉通2017年5月第1刷。2020年3月第5刷。早川文庫。「I」はファンタジー系の作品を、この「II」はSF色の濃い作品を収録している。表題作外、次の7篇所収。潮汐選抜宇宙種族の本づくり習性どこかまったく別な場所でトナカイの大群が円弧(アーク)波1ビットのエラー良い狩りを訳者が最も気に入っていると明言している「良い狩りを」が、やはり出色。映像化にも向いている。
2021/05/21
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「ベルセルク」の作者、漫画家の三浦建太郎が、5月6日、急性大動脈解離のため亡くなったそうだ。享年54。世間は新垣結衣と星野源の結婚報道一色になっているが、三浦健太郎の死の方が断然ショック。田村正和の訃報よりもショック。三浦健太郎が長生きしたとしても「ベルセルク」が完結することはなさそうだと、半ば諦めてはいたが、これで完結しないことが確定した。栗本薫が亡くなったときと、状況が似ている。
2021/05/20
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ケン・リュウ「ケン・リュウ短篇傑作集 I 紙の動物園」THE PAPER MENAGERIE AND OTHER STORIESby Ken Liu編・訳:古沢嘉通2017年4月初版。早川文庫。親本は2015年に早川書房から刊行された「紙の動物園」で、「I 紙の動物園」「II もののあわれ」と分冊して文庫化された。表題作外、次の6篇所収。月へ結縄太平洋横断海底トンネル小史心智五行愛のアルゴリズム文字占い師表題作は、史上初のヒューゴー賞、ネビュラ賞、世界幻想文学大賞の3冠に輝いた。著者は1976年支那大陸生まれで、11歳のときに米国に移住した。ハーバード出の弁護士であり、プログラマーでもある。「もののあわれ」収録の「円弧(アーク)」が芳根京子主演で映画化されるので、とりあえず読んでみたが、さすがはSF三大タイトルを独占しただけあって、なかなかの出来。ペンネームの「ケン・リュウ」は、日本のゲーム「ストリート・ファイター」からつけたらしい。
2021/05/14
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和山やま「女の園の星 (2)」待望の最新刊。この第2巻を待っている間に、「このマンガがすごい!2021」オンナ編で第1位を獲得した。第1位獲得は伊達ではなく、前巻を上回る脱力ぶりで、笑いの底なし沼に引き込まれる。星先生のプライベートが徐々に明らかとなり、実は妻帯者で子供までいることが判明。意外と普通の人なのだ。真に変な人は星先生の同僚の小林先生で、ペタリスト、否、タペストリー作成の件は、もう笑うしかない。バレー部の記念タペストリーのタイトルが「恐れ入ります」って…なんだよ、それ。
2021/05/10
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桜井画門「亜人 17」完結。意外とあっさりした幕引きで、亜人が何なのかもイマイチはっきりしないままだったが、後記によると、作者はもともと作画担当だったのが、原作者が第5話で降りてしまった所為で第6話からはひとりですべてを担当することになったとのことで、第17巻まで巻を重ねて曲がりなりにも完結させただけでも御の字だろう。恐ろしく狡猾で、どのような窮地に陥ろうとも沈着冷静に対応する、悪魔のような存在でありながら、同じような刺激の連続ではすぐに飽きてしまう佐藤は、敵の首魁としては稀有なタイプで、永井との頭脳戦は見ごたえがあった。公式には寿命が尽きて死亡したと発表された佐藤は、実際は失神した状態で冷凍保存されているので、続編を作ろうと思えば作れるが、さて。
2021/05/08
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ピアノ・レッスン #2-155冒頭からペダルに苦戦。ただ踏むだけの作業が加わるだけで、なぜ指がピタッと止まってしまうのか。不思議。一旦止まると、自分が今、譜面上のどこにいるのかわからなくなるのは、日ごろ譜面を見ずに弾いているからだろうが。
2021/05/06
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山田鐘人/アベツカサ「葬送のフリーレン (1)~(4)」原作:山田鐘人作画:アベツカサ既刊最新巻は第4巻。2020年より「週刊少年サンデー」に連載中。第1巻は2020年8月、第4巻は2021年3月、それぞれ初版第1刷。マンガ大賞2021大賞受賞作。各地でべた褒めされていて、実際よく出来ている。勇者一行が魔王を斃したところから始まるファンタジーという、意表を衝いた設定。回想場面を巧く鏤める構成力。高いレベルで安定した画力。可愛いキャラ。非の打ち所がない。それでも、同系統の「ダンジョン飯」には一歩譲るか。
2021/05/06
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ルネー・ノールト「侍女の物語 グラフィックノベル版」原作:マーガレット・アトウッド翻訳:斎藤英治カナダの巨匠マーガレット・アトウッドによる名作ディストピア文学を、気鋭のイラストレーターが鮮烈なグラフィックノベルに。アイズナー賞ノミネート作品。近未来のディストピア国家・ギレアデ。支配階層である司令官たちの子を産むための「侍女」オブフレッドは、厳しい監視の目に怯えながらも、自由だった過去の事を忘れられない。あるとき彼女は、「儀式」でしか顔を合わせない司令官の部屋に誘われて……。「産む道具」たちの静かなる闘いを描いた傑作。ルネー・ノールトRenée Naultカナダ出身・在住のアーティスト、イラストレーター、グラフィックノベリスト。浮世絵や漫画、バンド・デシネに影響を受けており、水彩絵の具とインクで制作を行なっている。広告や雑誌のイラストを手掛けているほか、いくつかのアンソロジーに漫画やグラフィックノベルを寄稿。また、自身のWebサイトでグラフィックノベル【イタ/Witchling】を公開している。2019年発表の本書は3年以上をかけてすべて手描きで制作し、カナダのみならずアメリカ、イギリスでベストセラーとなった。アメリカでもっとも権威ある漫画賞のひとつであるアイズナー賞と、カナダのSF文学賞であるオーロラ賞にノミネートされており、10言語以上での翻訳が決まっている。マーガレット・アトウッド(原作)Margaret Atwood小説、詩、評論、児童書などさまざまな分野で精力的に活躍するカナダの代表的作家。1939年、カナダのオタワに生まれる。トロント大学を卒業。ハーバード大学大学院などで英文学を学んだ後、カナダ各地の大学で教鞭を執る。デビュー作の詩集『サークル・ゲーム』で1966年にカナダ総督文学賞を受賞。1969年に初の長篇小説『食べられる女』を発表。1985年に発表した本書原作『侍女の物語』(ハヤカワepi文庫)は世界的ベストセラーとなり、アーサー・C・クラーク賞と2度目のカナダ総督文学賞を受賞した。1996年に『またの名をグレイス』でギラー賞、2000年には『昏き目の暗殺者』でブッカー賞およびハメット賞を受賞。2019年に『侍女の物語』続篇である『誓願』(早川書房近刊)を発表し、2度目のブッカー賞を受賞した。また、同年にはその文学活動によって、コンパニオンズ・オブ・オナー勲章を受勲している。トロント在住。2020年9月初版。早川書房。ノンブルがないので正確な頁数がわからないが、ハードカバーでフルカラーとはいえ、この頁数で税抜き4,900円はどうなのだろう。仏バンド・デシネの影響大な画は、好き嫌いが分かれる。女性視点のオーウェル「1984年」という評価はそのとおり。原作より先にこちらを読んだが、それが良かったのかどうかはわからない。ドラマ化もされているらしい。
2021/05/05
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4K ULTRA HD Blu-ray「AKIRA」大友克洋監督88年東宝。粗筋は映画.comより。漫画家の大友克洋が1982年から「ヤングマガジン」で連載した同名コミックを、大友自らが監督を務めて1988年にアニメーション映画化。近未来の東京を舞台に超能力者と暴走族の少年たちや軍隊が繰り広げる戦いを描き、製作期間3年、総製作費10億円という当時としては破格の歳月や労力をつぎ込んで生み出された濃密でハイクオリティなアニメーションが国内外に多くの影響を与えた伝説的な一作。1988年7月、関東に新型爆弾が落とされて第3次世界大戦が勃発。それから31年が過ぎた2019年、東京湾上に築かれた新たな都市=ネオ東京は翌年にオリンピック開催を控え、繁栄を取り戻しつつあった。ある夜、職合訓練校に通う不良少年の金田と仲間の鉄雄らは、閉鎖された高速道路でバイクを走らせていたが、そこで26号と呼ばれる奇妙な男と遭遇する。その男は、軍と対立するゲリラによって、「アキラ」という軍事機密と間違えてラボから連れ出され、軍に追われていた。そこへ現れた軍によって、26号と接触して負傷した鉄雄が連れ去られてしまい……。製作から30年以上を経た2020年、4Kリマスターと音楽監督の山城祥二指揮のもとで行われた5.1ch音源のリミックスを施した「AKIRA 4Kリマスターセット」が20年4月23日にブルーレイ発売。それを受けて同年4月3日から全国のIMAXシアターで劇場公開。同年6月5日から通常の劇場でも4Kリマスター版が公開、12月4日からドルビーシネマで公開。「2019年に東京オリンピックが開催されることを、1988年に予言していた」と評判になっている「AKIRA」。言わずと知れた、日本アニメの金字塔。今回観たのは2020年4月発売の4K ULTRA HD Blu-ray & Blu-ray Discの4Kリマスターセットで、特装限定版。芸能山城組のサウンド・クリップや予告編等を収録したボーナス・ディスクが1枚付く。通常のBlu-rayが出たときも、画も音も飛躍的に向上したと絶賛されていたが、それは観ていない。ということで、なにしろVHSで観て以来なので、4Kリマスターともなるとあまりのブラッシュ・アップぶりに、もはや別物の如く思えてくる。
2021/05/03
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TV映画「アメリカン・アサシン」マイケル・クエスタ監督17年米。4月17日深夜放映。粗筋は映画.comより。「メイズ・ランナー」シリーズのディラン・オブライエンと「スパイダーマン ホームカミング」のマイケル・キートンが共演したスパイアクション。ビンス・フリンの全米ベストセラー小説「ミッチ・ラップ」シリーズ初の実写映画化で、テレビシリーズ「HOMELAND」のマイケル・クエスタ監督がメガホンをとる。無差別テロ事件で恋人を殺された青年ミッチ・ラップは、テロリストへの復讐に人生をささげることを胸に誓う。潜在能力を高く評価されCIAの対テロ極秘スパイチームにスカウトされたミッチは、元ネイビーシールズの鬼教官ハーリーのもとで過酷な訓練を積み、テロの最前線で活躍するまでに成長。核兵器テロを阻止するためヨーロッパへ向かったミッチは、正体不明のテロリスト「ゴースト」に翻弄され、自身の真価を試される最大の試練に直面する。共演に「エイリアンVSプレデター」のサナ・レイサン、「バトルシップ」のテイラー・キッチュ。出演はディラン・オブライエン、マイケル・キートン、テイラー・キッチュ、サナ・レイサン、デヴィッド・スーシェ、スコット・アドキンスら。イスラエルを核攻撃するために、濃縮プルトニウム、起爆装置、科学者の三点セット入手を画策するイランと、それを阻止せんとする米CIA。主演は「メイズ・ランナー」のオブライエンで、鬼軍曹役がキートン。オブライエンはオリエンタルラジオの藤森似。スパイものだが、サスペンスよりアクションの要素が濃い。
2021/05/03
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北國ばらっど外12名「5分で読める驚愕のラストの物語」編:ジャンプノベル編集部2021年4月第1刷。13篇収録。初出は4篇が集英社のチャットノベルアプリ掲載分で、9篇は書き下ろし。「チェンソーマン」の藤本タツキで検索したら出て来たので、てっきり彼の短篇集なのだと思って購入したら、表紙を描いているだけだった。13名によるオムニバス短篇集。平凡なショートショートで、驚愕するようなところはない。「5分で読める」シリーズは他に、「胸キュンなラスト」と「恐怖のラスト」がある。
2021/05/02
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蘇募ロウ「なんでここに先生が!? 彩色兼美フェチ魂 乳学式編」100話以上ある過去作品の中から「おっぱい」に関する回を厳選して、フルカラーで再掲している。当然、一度読んだ話ばかりのはずなのだが、ひとつとして覚えていなかった。
2021/05/02
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安田佳澄「フールナイト (1)」2021年4月初版第1刷。小学館。2020年から「ビッグコミックスペリオール」に連載中。新聞の書評で褒められていたので購入。一種のディストピアSFだが、卓抜した世界観とスタイリッシュな作画は新人離れしている。もしかしたら、松本大洋の影響下にあるかも。
2021/05/01
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