みきまるの優待バリュー株日誌

みきまるの優待バリュー株日誌

PR

Profile

みきまるファンド

みきまるファンド

Free Space

免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

Calendar

Favorite Blog

メモ New! 4畳半2間さん

ウクライナを使って… New! Condor3333さん

個人年金の受取り開… New! 征野三朗さん

バフェットからの最… fuzzo728さん

週間パフォーマンス… らすかる0555さん

【2026年】1月2月の… わくわく303さん

この実体経済のどこ… MEANINGさん

1841サンユー建設MBO… Night0878さん

減酒2日目 slowlysheepさん

【重要なお知らせ】… 楽天ブログスタッフさん

Keyword Search

▼キーワード検索

Aug 21, 2014
XML
カテゴリ: 優待株について

もう何年も前のことなのですが、年末の寒い日の朝早くに会社に行こうと思って歩いていると、普段は閑散としている地元のローカルスーパーの前に謎の行列が出来ていました。おじいさん、おばあさんを中心に20人くらいが並んでいます。

 「おや、一体なんだろう?」と思って入り口に近づいてみると、そこには「先着100名様にオリジナルカレンダーをプレゼント。」と書いてありました。

 スーパーの開店までにはまだ楽に1時間以上あります。私は、「この人たちは、寒空の下、カレンダーを貰うためだけに1時間以上も並んでいるのか!」と、軽い衝撃を覚えました。

 優待族の私にとっては、もうずっと昔から、「カレンダーは欲しいというよりは、むしろ誰かに配るもの。」でした。各社から数え切れないくらいにとにかく大量に届きますし、その中の最愛の7875竹田印刷の絢爛豪華な徳川美術館カレンダーですら、姫に却下されて家に貼れないような有様だからです。

R0116798.JPG

R0116803.JPG

 「私はカレンダーを貰うためだけに1時間も寒い中で並んだりすることはこれからも一生ないし、そんな時間があれば当然株式投資の勉強に全てを費やすだろう。でも、もしも、14年前に吉野家の優待券欲しさに株式投資に出会っていなかったら一体どうだったかな。その頃の自分は一攫千金を夢見てスクラッチカードの宝くじをひたすら削るだけの毎日だったし、パラレルワールドの私は、もしかするとこの行列の一員になっていたかもしれないな。」と戦慄しながら、その無言のカレンダー行列の前を静かに通り過ぎました。

 資本主義社会である日本の「1つの断面。」を鮮やかに切り取っている実例として、非常に印象に残る出来事でした。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Aug 21, 2014 12:09:18 AM
[優待株について] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: