みきまるの優待バリュー株日誌

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Dec 12, 2014
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カテゴリ: 優待株について
さて今日は主力株概況シリーズです。

9位 3232 三重交通グループホールディングス(名1、3・9月優待)

 ◎   (バリュー株投資家としての評価)

 ◎◎  (優待族としての評価)

 PF時価総額9位の主力には、近鉄系で傘下にバスの三重交通と不動産デベロッパーの三交不動産を持ち東急ハンズFCも併営している三重交通グループホールディングスが、前回の圏外から一気にステルス急上昇して初登場しました。

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 現在の株価は286円、PBR0.92、株主持分比率は20.8%、今期予想PER12.27、配当利回り1.8%(5円)、総合利回り8.7%(5+20=25円、100株優待のヤフオク平均落札価格の1000円で計算)で、優待は下記の通り色々とてんこ盛りです。

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 100株優待の肝はJR名古屋高島屋の中にある名古屋店と久屋大通にあるアネックス店で利用できる「東急ハンズ」買物割引カード(5%割引)1枚

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 と三重交通・名阪近鉄バス共通路線バス片道乗車券2枚

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 で、この2つでヤフオクで1000円に評価されているということです。普通に全国で使える東急ハンズの買物割引カード(5%割引)を手に入れようとすると、約79万円を出して3289東急不動産HDを買わないといけないので、名古屋圏限定とはいえ2万円台の投資でハンズの割引カードが手に入るということには一定の意義があるということでしょう。

 また優待MAXとなる24000株保有の場合だと、目立つところだけ取り上げても全線乗車証1枚(三重交通・名阪近鉄バス共通路線バスで利用可、特定路線を除く)がヤフオク平均落札価格が70000円(優待到着直後だと100000円程度だがその後急速に下がる。最新のデータだと55000円。)、また同時に戴ける「鳥羽シーサイドホテル」ペア宿泊券1枚が同じく25000円、「三交イン」無料宿泊券2枚が8000円になり、更にこれが年に2回なので全部で年間で実質206 000円相当以上ということになります。これを1株当たりに換算すると8.6円なので、総合利回り4.8%(5+8.6=13.6円)となります。ちなみに会社IRによると「24000株以上保有の株主数は約600名」ということで大した人数ではないので、急に優待改悪になる可能性は低いとも思います。つまり、何が言いたいかというと、「最近の株高で買うものが無くてお金の余っている投資家の方は、三重交通を24000株持っておくというのは悪くない投資アイデアではないか?」ということなんですね。(笑)

 さて、では次に何故私がこの三重交通グループHDを主力にしたのか、その発想がどのように流れてきたのかを御説明申し上げましょう。

 三重交通GHDは今年の8月7日に突然立会外分売の実施を発表しました。その規模は339万株で発行済株式数の3.16%にも及ぶ大きなものだったのですが、ここでポイントとなったのが、この会社が、

日本に僅か6社しかない「名証1部単独上場銘柄」の1つ

だったということです。超マイナー市場の名証1部所属で普段の出来高が枯れ枯れだったところに、いきなり巨大な分売爆弾が投下されることになったため、当然のように株価は暴落し、 分売値段も247円  と言うそれまでの株価水準からはかなり低いものとなりました。

 更に三重交通は9月10日には  100株優待の新設  も発表しました。ここまで来ると会社側の意図はあまりにも明白なので、私は大喜びで会社IRに電話をしました。

 みきまる「御社は立会外分売、そしてその後の100株優待新設と流動性向上策が続いていますが、その目的は名証1部から東証1部への指定替え狙いと理解してよろしいでしょうか?」

 会社IR「そういった質問には一切お答えが出来ません。」

 みきまる「分かりました。それでは近々ということではなく、将来的にはそれを視野に入れているという理解ではどうでしょうか?」

 会社IR「で・す・か・ら、一切、お答えが出来ません。出来ないんです。!! (きっぱり)」

 みきまる「それは大変失礼致しました。では角度を変えて次の質問ですが、今回の流動性向上策を受けて、東証1部指定基準は全て満たしていると思うのですが、その私の理解に間違いはないでしょうか?」

 会社IR「、、、、、、、、、、、(しばしの沈黙後に非常に小さな声で) はい、それは満たしています。」

 ということでした。

 ま、三重交通GHDは仮に東証1部昇格があれば、同業の9048名古屋鉄道(12月12日現在でPBR1.64&PER23.65)などから考えても、株価は少なくともここから20%程度は上昇を見込めるのではないか?と思います(名証1部単独上場のせいで、現在のところ外国人投資家及び投資信託の持ち株比率はなんと0.0%!)し、仮に昇格がなくても、元々指標的に割安でかつ総合利回りも極めて高い状態なので、ここからの暴落は考えにくいとも感じています。つまり、

「総合的に考えて、ローリスク・ミドルリターンの非常に良い案件だな。」

と判断したのでした。また同時に「IRへはごく普通のことを質問しただけなのに、リアクションが極めて過剰で違和感がある。これは近い将来の東証1部昇格がクサいな。」と考えて、その後「優待MAX+α」の準主力級にまで買い増しを進めていました。 そして板を見ながらちびちびと更に追加で買っていたところ、突然昨日、 立会外分売のおかわり  を発表しました。そしてこの中で、

「現在当社は、当社株式の東京証券取引所への新規上場申請を行っております。」

とシレっと、そしてはっきりと明言しました。

 私はこの開示を見て大喜びで本日更に30000株以上を追加したので、今回一気に主力の一角に登場することとなりました。大きな立会外分売が控えているので一旦は株価は大きく調整するかもしれませんが、その場合は更なる買い増しを視野に入れ、十分に集中して戦っていく所存です。






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Last updated  Dec 12, 2014 04:06:35 PM


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