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さて今日は2016年主力株概況シリーズです。
7位 9035 第一交通産業 (福証、3・9月優待) ◎◎
PF時価総額7位の主力は、九州小倉地盤でタクシー事業を全国展開する第一交通産業です。前回の8位とほとんど変わらない位置での登場となりました。
ところで「福証単独上場銘柄」というのはどこも流動性が極めて低いことからそれが嫌気されて「逆プレミアム」が乗って指標的に安いところが多いんですね。具体的に言うと1771日本乾溜工業、2058ヒガシマル、7533グリーンクロス、9866マルキョウあたりですが、どれも優待付きですし、それぞれの方の予算に応じて1枚ずつ拾うというのは悪くない投資アイデアなのではないでしょうか? ま、株価が上昇するかは全く分かりませんが。(笑)
すいません、少し話が脱線しました。このように福証には割安な優待バリュー株が浜辺に打ち上げられたデブアザラシの如くにゴロゴロと転がっているわけですが、その中でも特にここ第一交通産業は良い銘柄と思います。そのためこの2年ほど 「PF主力 福証枠」 として最上位の一角に登場し続けています。


不動産関連事業が牽引し、業績は絶好調です。
現在の株価は1495円、PBR0.83、株主持分比率21.2%と悪いのが最大の欠点、ついでに言うとほとんど流動性が0に近いのも大きな欠点、今期予想PER7.31、配当利回り1.7%(26円)、総合利回り2.4%(26+9.6=35.6円、優待券はヤフオク平均落札価格の額面の80%で換算)で、優待は年2回、500株で3000円相当、1000株で5000円相当、5001株で30000円相当などの優待クーポン券です。
私はここを主力株としている関係で、毎回優待MAXとなる30000円分のクーポン券を戴いています。
凄いボリュームですね。
そしてこの優待クーポン券は「通販取り扱い商品」と引き換えすることが出来るのですが、その商品内容がかなりいいんですね。いくつか具体例を御覧戴きましょう。
ミックスゼリー



味噌汁セット


三崎まぐろ丼セット

鹿児島産黒毛和牛すきやき肉
このように自分だけの特別なカタログギフトのように楽しむことが可能です。
第一交通産業は不人気な福証銘柄でかつ財務状態も悪いですが、指標的には極めて割安で、利益の伸び方にも着実なものがあります。また「天下の悪法」とも言われている「タクシー適正化・活性化特別措置法」ですが、それに基づく需給調整による減車・休車の影響で1台当たり各種実績は上向いており、燃料であるLPガスの下落も相まって、

業界最大手の第一交通には大きなフォローの風が吹いています。
第一交通産業は、2月5日2015年第3四半期決算を発表しました。

タクシー・バス事業と不動産分譲事業が牽引し業績は絶好調です。
そしてそれを反映して 10円の特別配当の実施(16円→26円)も同時に発表 しました。第一交通には非常に珍しいことですが、それだけ業績に自信があるということでしょう。

またそれ以外にも第一交通産業は沖縄県のバス事業で7割近いシェアを持っているのですが、将来的に「沖縄カジノ」が実現した場合にはそれが囃されて関連銘柄となる可能性があると思いますし、
しばらく前には同社の子会社が手掛ける「放射線遮蔽コンテナ」が市場で囃されて、株価が短期的にですが実際に急騰したこともありました。
率直に言って、第一交通産業は仮に東証2部に昇格したらそれだけで後20%くらいは株価が上がっても全く不思議ではないと思います。(ただしIRによると残念ながら、「我々は福証のままでもまだまだやれる。そのため現在東証2部への市場変更の予定はない。」とのことです。) 現状は 「福証逆プレミアム」で株価は万年ディスカウントされた状態 ですが、総合的に見て主力の一角で勝負するのに全く不足のない実力派の優待バリュー株であると評価しています。また上で見てきたように、株価上昇のきっかけとなるカタリストもやや弱いものの複数存在してもいます。これからも優待を楽しみに、そして業績推移をしっかりとチェックしながら、PF最上位の一角で楽しくホールドして応援していく予定です。
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