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さて今日は株式投資本オールタイムベストシリーズ第29位
ケン・フィッシャーのPSR株分析
(ケン・フィッシャー著 パンローリング社)
の続編第2弾です。

それでは実際に本の中身を見ていきましょう。私がこの本から得た最大の宝物は、
グリッチ(成長企業が初期の頃に経験する経営上の挫折)という概念
でした。
ケン・フィッシャーは、 グリッチがなければ成長株とは言えない と強調しています。そして 偉大な成長を遂げる小さな成長企業にはグリッチがつきもので、グリッチを見つけ出して投資することによってのみ、株式投資で大きな資産を築くことが出来る と説いています。
そして表で言うと、グリッチとは上記のような概念となります。
このグリッチという概念を心の中に持つことは、「利益を上げていない成長株」 を合理的に評価するために絶対に必要なことです。
そして彼は、 数年で数倍になる「スーパー株式」の本質とは、金融界で本当に良くないと信じられている「グリッチ」の時期にそのスーパー企業を買うことである と述べています。そして、これはウォール街のほとんどの人が魅力を感じなくなるほどの大きな間違いを経営陣が起こした後に買うことを意味すると言っています。
尋常でないリターンを上げるためには従来のアプローチを用いてはいけない、、、私の会心の買いのほとんどが、損失を出しているか、収益がごくわずかなためにPERが意味を成さないか、外見上PERが無限となっている会社に投資したときであった。 。。 本当にその通りだと思いますね。
そして具体的に言うと、不祥事連発で虫の息だったけれども、そんな時期でも実際の店舗にはいつでもたくさんのお客さんのいた数年前の3053ペッパーフードサービスがまさに「グリッチ」だったと思いますし、現在進行形の銘柄で言うと、「本当に翼の折れていたエンジェル」と市場から絶賛太鼓判認定された2196エスクリや「漆黒の黒≒ザ・リアルブラック」として名高い7522ワタミなどの銘柄にその可能性があると個人的には思っています。
そして 人はグリッチの文句を言う 物なんですね。 市場で「言葉を尽くして悪態を突かれている」銘柄群の一部に本当の宝物が眠っているのは厳然たる真実だと思っています。(続く)
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