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さて今日は2018PF概況シリーズです。
119位 5185 フコク (東1、3月優待) ◎◎~◎◎◎
PF時価総額119位は、ワイパーやブレーキなどの自動車用ゴム製品大手で独立系のフコクです。2013年の46位を経て、2014年8位、2015年17位と一時期は主力の一角として戦った銘柄ですが、「自動車部品関連銘柄としては7264ムロコーポレーションや5184ニチリン、5161西川ゴム工業当たりの方が総合戦闘力が上かな?」と言う判断の下で順位を落とし、今回はここで登場してきました。

現在の株価は905円、時価総額159億円、PBR0.44、自己資本比率は47.8%、今期予想PER6.64、配当利回り2.2%(20円)、総合利回り3.5%(20+12=32円、フコクの優待米はかなり美味しいので1キロ600円で換算。)で、優待は100株保有で 新潟県長岡産(棚田米)コシヒカリ2kgです。



優待族をしていることの利点の一つとして、全国の素晴らしいお米がバンバン家に届くということがあるのですが、様々なブランド米の中でもこのフコクの優待米は突出して美味いものの一つと思います。ネットで調べても1キロ600~700円はするようですが、それも納得の粒立ちです。
フコクは前期は特別損失の計上で利益水準が大きく落ち込みましたが、過去の平均的な利益水準から考えると東証1部銘柄としては指標的にも実に安いですし、優待米の旨さも際立っています。
またフコクは過去10年間で赤字はリーマンショック時の2009年3月期+特別損失に沈んだ2018年3月期のみであり、長期的に見るとじりじりと着実に成長し続けてもいます。
(上記データは四季報オンラインプレミアムより引用)
前期の特損の影響で株価推移は弱含んでいますが、総合的に考えると依然としてPF上位の一角として安心してホールドできる良い銘柄と思っています。。。。。。
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、、、、、、、と、ここまでの記事は数か月前に日記の下書きとして既に書き上げていたものでした。ただ、その後のフコクの株価推移は非常に軟調なもので、私は「この株価位置であれば、再び準主力(J2)クラスで戦えるだけの十分な力がある。」と判断して、この10日ほどでかなり買い増しをしました。その理由は以下の通りです。
1. 自動車部品関連銘柄は万年不人気業種であり割安株の宝庫であるが、現在のフコクはグレアムのミックス係数(PBR×PER)が2倍台(0.44×6.64=2.83)であり、優待付きの同業他社と較べても飛び抜けて安い。具体的に他に私がPF上位で保有している所と較べると、
5161 西川ゴム (PBR0.69×PER7.29=5.03)
5184 ニチリン
(PBR1.09×PER6.39=6.97)
7264 ムロコーポ
(PBR0.67×PER6.47=4.33)
となる。
2. フコクのワイパーブレードラバーは年生産数約1億本、純正製品で国内シェア独占&世界シェアでも3割を占めており、業界内での立ち位置を考えると、ここまでの低評価はやや悲観が過ぎるように感じる。
3. 過去10年間営業キャッシュフローは常にプラスであり、前述した通りマイルドながら着実に成長もしていることを考えると、今の「成長性ゼロ評価」の株価位置には買い安心感がある。
ということで、本日現在のフコクの最新のPF内ランキングは35位とJ2中位にまで躍進しています。久方ぶりにPF上位で戦うことになったフコクの今後の業績推移をしっかりと見ながらホールドしていく予定です。
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