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何の気なしに劇団四季のキャストボックスを見てみたら・・・何っ!!下村尊則さんのスカーが復活! これは観たいな~♪あれ、でもじゃあヘロデは誰がやっているの?とJCSのところを開いてみると「ヘロデ:半場俊一郎」・・・・え?半場さんがヘロデ??? なんだか全然イメージじゃないんですけど。あの役は強烈は個性の役者さんがやってナンボだと思うのですが(じゃないと間が持たない)。少し前の何かの記事に、ジーザスの立ち位置で稽古している芝さんの写真が載っていました。すわ、芝ジーザスの誕生か!と色めき立った方も多かったのではないでしょうか。が、フタをあけてみたら相変わらずの柳瀬ジーザス。芝さんはいつの間にかユダからチェに変身。このまま芝ジーザスは夢に終わるのかなぁ。めっきり四季観劇の機会が減ってしまったのは、観たいキャストが観たい公演にいないからなのよ。(←四季の人は誰も読んでないって)
2007年07月31日
先日の成宮ロザリンドの愛らしさらにやられっぱなしなまま、本日マチネ、レミゼを観劇。おそまきながら、今回初めての阿部ジャベールでした。■阿部ジャベ■第一声を聴いた瞬間、「グランだ!」と身体が条件反射。体格的には、今期ジャベsの中では一番のガテン系?岡ジャベと好対称ですね。プロローグの印象は、可もなく不可もなく、まぁ無難にこなしておられる感じ。でも意外とグランよりこっちの方が合っている気が。面白いと思ったのは「対決」。バルが椅子を振り上げた瞬間、「っあぁ~!!」と声まで上げて驚くジャベ。あたしゃ、そんなアンタに驚いたよ(笑)。やられっぷりも結構オーバーアクション。初見の人にも分かり易くていいかも。10年後のパリでは、なんとシルクハット(?)をかぶってジャベ登場!もちろん「Stars」もハットを持ったまま。いや~、こんなの初めて観ました!!!岸アンジョ、伊藤グラン、阿部ジャベが並ぶと、何とも不思議なものを見る想いでした。昔の仲間が敵になってしまった、みたいな。砦で正体がバレる場面、阿部ジャベ、完全に銃に手が届いてましたね。その銃を足で押さえつける学生、後ろからジャベを捕まえる学生。見事な連携プレーでとても自然でした。結論。阿部グランより阿部ジャベの方が好き。ただ、阿部さんがどういうジャベを創りたいのかが今ひとつ明確に伝わってこなくて、もどかしさも感じました。歌も演技も悪くないだけに、ちょっと勿体ない。■岸アンジョ■一番贔屓のアンジョのはずなのですが、今日の岸アンジョは・・・。ん~、なんと言えばいいのでしょう。相変わらず歌声は素晴らしいのですが、全体にみなぎる緊張感が薄かったというか・・・。少なくとも、私にとっては不完全燃焼なアンジョでした。待ちわびていた伊藤グランとの組み合わせだっただけに残念~。私が観た中では、7/7(with岡ジャベ)、7/12(with禅マリ)が最高でした。7/7、砦で岡ジャベと視線を合わせた瞬間、まるで火花が散ったかのような緊迫感がありましたし、7/12は登場した瞬間から、学生リーダーの座をかけて禅マリと存在感バトルが繰り広げられておりました(あくまでも私の個人的な印象です)。もちろん岸さんだけでなく、各キャストとの絡み具合が複雑に入り混じってこのような印象になったのだとは思っていますが・・・。次回は育三郎マリ&今ジャベと。熱いリーダーに再び逢えることを期待しています。■渚ファンテ■6月に観たときは、ビブラートがきつくて聴きにくいと思ったファンテでしたが、随分と丁寧に歌ってくれるようになり、見違えるほど(って日本語もヘンですが)聴きやすくなりました。まだシルビアさんほどの安定感はありませんが、この変わり様なら今後が楽しみ。演技もかなり進化。娼婦で登場したときからひどく具合悪そうで、娼婦になってからの時間の経過を感じさせてくれます。見も心もボロボロだけど、とにかくコゼットのためだけに頑張って生きているのが痛いくらい伝わってきて泣けました。自分が捕まったらコゼットが生きていけなくなる、それだけは!という思いで必死にジャベにすがろうとするファンテ。む~、今日ほどジャベが憎たらしかったことはありません!(いや、もちろん彼が正しいんですが)。27日から、通常版のパンフが舞台写真入りに変わったそうです。私もそろそろ、購入しようかなぁ。
2007年07月29日
本日、シアターコクーンへ『お気に召すまま』を観に行って参りました。も~、成宮ロザリンドがめっちゃ可愛いい!!!成宮寛貴くん、普段はなかなかカッコイイ男の子なのに、あのカワイさは反則だ(笑)男に化けつつもつい女の子に戻ってしまう時の口調や仕草とか、逆にあえて(女のロザリンドが)男っぽく振舞おうとして野太い声を出すのとか、とにかく可笑しくて可愛らしい!月川くんのシーリアと手をつないで並んで立っている姿は、とても男同士には見えませんっ。小栗旬くんのオーランドーも、オモシロ&カッコよかった!何よりも、声がよく通るようになったことに驚きました。笑いの間も上手い。時々、どきっとするくらい藤原竜也くんと似た口調に聴こえる瞬間あり。演技指導しているのがどちらも蜷川さんなので当たり前といえば当たり前なのですが。いつか小栗くんのハムレットとか観てみたいなぁ。吉田鋼太郎さんの出番が少なかったのがちと残念でしたが、羊のメーちゃんが可愛かったので許します。あんまり可愛かったため、メーちゃんTシャツ買ってしまいました。先日のレミゼ携帯ストラップといい、近頃の私はどうかしている。。。。それからパンフの高橋洋さん! ぎゃ~!カッコイイっ♪♪すみません、今日は完全壊れモードです。
2007年07月26日
先週のSPキャスト公演から早10日。。。禅マリ以外観たくないなんぞと暴言を吐きましたが、そろそろ充電切れかも。禅さんゴメン、やっぱりレミが観たいよ~!・・・ということで、この週末、ふたたび帝劇に出没予定です。今月で姿を消す阿部ジャベが未見だったので、慌ててチケット押さえました。8月いっぱいはこのままレミゼどっぷりモードかと思いますが、その他の観劇予定もポチポチ入ってくるようになりました。とりあえずチケット持っているのは8/9(木)浦井健治くん『ラヴ・レターズ』9月アタマに森山未未くんの『戦争わんだー』同下旬に井上くんご出演の『ロマンス』以下は、まだチケットはないけど観劇予定(あるいは希望)のもの。思いつくままにランダムに挙げてみますと(タイトルと目当ての役者さん)・『エレンディラ』アッキー@中川晃教くん・『ウーマン・イン・ホワイト』石川禅さん・笹本玲奈ちゃん・別所哲也さん・『憑神』中村橋之助さん・『暗くなるまで待って』・『蜘蛛女のキス』どちらも浦井健治くん・『カリギュラ』小栗旬くん(また蜷川さん演出♪)・『オセロー』高橋洋さん・ミュージカル「THE LIGHT IN THE PIAZZA」(↑歌穂さん、綜馬さん、シルビアさん、新妻聖子ちゃんなど、観たい人が多数ご出演!)・『モーツァルト!』井上芳雄くんん~、実際にこれだけで済めばいいんですけどねぇ(苦笑)。
2007年07月25日
今さらですが、『もっと英語漬け』にハマっております。購入からもうすぐ1ヶ月経ちますが、ほぼ毎日やっています。トレーニングをするとカレンダーにスタンプが並んでいくのですが、それがどんどん増えていくのが嬉しいの♪(←幼稚園児レベルか、自分!)電車での移動中や待ち時間を使って、手軽に出来るのでとっても便利。操作も簡単だし、飽きないよういろいろなお楽しみが用意されているのもGood。外国なまりの英語や、「もっといじわるディクテーション」も私にとっては難しいですが、一番の難関は、低音の男性の声で話される英語。レット・バトラーのセリフなんてほとんど何ひとつ聞き取れません!山口祐一郎さんのように、高~いルパン声で話してくれれば聞き取れる気がするのですが。(懐かしの、大地真央さんとの共演『風と共に去りぬ』。公演後半ではちゃんと渋めのレットに変わっていたそうですが。。。私が観たときは結構ルパンでした。笑)私が全てやり終わるまでに、『もっともっと英語漬け』とか(安直?)、続編が出てくれるといいなぁ。個人的な好みを言えば、映画や歌、早口言葉は要らないので、いじわるディクテーション風のものを増やしてくれると嬉しいです。数字、年月日、方角に関する問題も、もうひとひねり加えて、かつ数を増やしてくれれば言うことなし!
2007年07月24日
レミゼの公式ブログに駒田テナのインビューがupされていました。稽古場や廊下で、(指揮者の)塩田さんと、襲撃シーンのナンバーを確認している駒田さんが妙にカッコイイんですけど(え?私だけ?)何気に岡さんまで映っているし、こういう稽古場の映像をもっと見たいなぁ。Newキャストだけでなく、続投キャストのインタビューもどんどん更新お願いしますよ、東宝さん。特に岸アンジョの映像をヨロシクね~!!!
2007年07月23日
先日のSPキャスト公演以来、なんだか若者マリウスを観る気が起きず。。。大好きな岡田マリと禅マリの舞台を思い出す日々です(←不毛だ)。例えば♪その髪、好きだわ~♪♪なんだよ、ふざけて♪でのマリウスのリアクション。禅マリは「あっはっはっ」と笑い飛ばす感じで、至近距離で髪を触られても全く平気。エポを全く異性と意識していないのがよ~く分かります。ある意味残酷な男だなー。かつて岡田マリはここでビックリしたように身体をひいて、ちょっと怒ったように♪なんだよ、ふざけて!♪を歌っていました。純情マリウスです(笑)。ちゃんとエポを女の子と認識している感じ。カフェでグランが♪堅物マリウスが~♪と言うのに上手くつながっているリアクションだなぁ、と思ったものです。「恵みの雨」での演技も対照的でした。禅マリは・・・砦にエポニーヌの姿が見えるや否や「エポニーヌ!」と駆け寄ります。(←ここ好き~!)ちなみにここでマリウスの顔を見た瞬間の嬉しそうな歌穂エポの表情が印象的でした。後の展開を知っているだけに、切なさ倍増(泣)。エポの死で気落ちはしているけれど、決して打ちひしがれてはいません。アンジョに気遣われると、「大丈夫だよ」と返事をするようにアンジョの肩を叩き返します。エポが死んだことで逆に死に対する覚悟が決まったのか、「Drink with Me」ではグランへの気遣いまで見せる、とっても大人なマリウスです。すでに達観しているのか「Bring him Home」での眠りも安らか。一方、岡田マリはエポが死ぬと完全に茫然自失。頭をかかえて座り込みます。アンジョに慰められても反応することすらできません。バルが砦に入ってきたときも一応銃は構えますが、エポの死のショックが尾を引いていて、ほとんどバルの方を見ていません。(余談ですが、他のマリウス達はここでばっちりパルの方を見ているので、なぜコゼットパパと砦の男が同一人物だと気づかないのだろう?(顔見てたじゃん!)と違和感を持ったものです)「Bring him Home」では、胎児のように丸くなって眠ります(他のマリウス達のように仰向けにはなりません)。エポの死、さらには愛するコゼットとの別離という、ダブルの苦悩が彼を苦しめたままの眠りのようでした。まるで正反対のマリウスですが、どちらもエポに対しての愛情(コゼットに対するものとは全然違うけれど)が十分に感じられる点が好きなのです。若いマリウス達は、いまひとつエポに対して薄情に見えてしまうのがイタい。。。
2007年07月21日
先日ピアノの先生から、11月に発表会があるので是非出てみたら、と言われました。楽譜見ながらでOKということだし、そういう目標があった方が張り合いもあるし上達するだろうということで、思い切って参加させていただくことにしました。人前で演奏するなんて子供の頃の(エレクトーンの)発表会以来なので、きっとすごく緊張してしまうのだろうなぁ。でもたまにはそういう緊張感もいいのかも。習い始めたのが去年の12月。発表会はこの1年の成果を、自分自身で確認するいい機会にもなりそうです。演奏曲は、今のところシューベルトの『楽興の時 第3番』を予定しています。私にとってはかなり背伸びした選曲なので、今やっている曲が終わり次第、遅くともお盆あたりくらいからは練習にとりかかることとなりました。なかなか思うような音が出せない、頭で分かっていても指が動かない、というストレスはありますが、それでもやはりピアノは楽しいのです。
2007年07月20日
岸アンジョ、もとい、岸祐二さんがご自身のブログで書かれているように、『激走戦隊カーレンジャー』のDVDが発売されるようです。Amazon.の画像をクリックすると、拡大画像右上の方に11年前の岸さんのお顔が。・・・ん~、ビミョーです(苦笑)。やはり今のアンジョな岸さんが一番カッコイイかも。戦隊モノなんてそれこそ『ゴレンジャー』くらいしか記憶にありませんが(歳がバレる?)、『ゴレンジャー』がバリバリの王道ヒーローモノだったののに対し、この『カーレンジャー』はそもそもの設定が「そんなのアリ?!」な、無茶苦茶な作品(ほとんどパロディ)だったようです。(↓の小部屋でも岸さんが「あれはヒーロじゃない」とおっしゃっていますね)キメ台詞が「戦う交通安全!」だとか、「芋羊羹を食べると巨大化する」とか、知れば知るほど興味がわいてきます。歴代の戦隊シリーズにケンカを売っているとしか思えないこの作品、見てみたいなぁ。Vol.1だけでほぼ帝劇A席に匹敵する金額なだけに、迷いますわ~。(3千円くらいだったら間違いなく買うんですが)
2007年07月19日
公演プログラムすら、よほど気に入った作品でないと購入しない私ですが、SPキャスト公演の最終日、あまりの興奮に我を忘れ、レミの携帯ストラップを買ってしまいました。ビニール(?)っぽいトリコロールタイプと、黒いレザータイプの2種類があり、迷わず黒い方を購入。皮部分に『Les Miserables』と刻印してあるだけのシンプルなものなので(いかにもグッズ!という感じじゃなくて)抵抗感なく付けられます。私の舞台好きは職場でも知れ渡っているので、いかにも!なモノはさすがに恥ずかしいのでね~(笑)。
2007年07月18日
マイドキュメントを整理していたら、面白いものが出てきました。2005年のレミゼでは企画モノの『レ・ミゼラブルの小部屋』なるものがありまして、毎回数十人のお客さんを前に各キャスト(主に若手)がトークやライヴをするというものでした。今回、その小部屋の『第6回 岸祐二・小鈴まさ記の巻』が出てきたのです。当時お二人はそれぞれブリジョン・コンブフェールを務めながら、アンジョルラスデビューを果たした後でした。日によって役が替わるため、混乱してかなりご苦労されたようです。今期で初めて岸アンジョを観た方、以前から観ているけどこの小部屋については読んだ覚えがないという方、とにかく岸さんに興味をもっている方にはぜひ読んでいただきたい内容(結構笑えます)。以下、そのコピーです。(長いです!)◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆第6回のゲストは、アンジョルラスとアンサンブルの二役で奮闘する岸祐二さん、小鈴まさ記さんのお二方。年齢や出身地など共通項の多い2人は楽屋も一緒で、300名超の応募の中から当選された50名のお客様を前に、突っ込みを入れたり、目を見合わせて笑ったり助けを求めたりの仲良しトークを披露してくれた。 「レ・ミゼラブル」への参加は小鈴さんが先輩。1999年から2001年までコンブフェール役を務め、2004年冬の「レ・ミゼラブル in コンサート」(通称:レミコン)では岸さんと共にアンジョルラスとブリジョン役を経験した。一方の岸さんは、2003年のブリジョン役からカンパニーに加わったが、レミコンでのアンジョルラス役はスタンドマイク前に立ってのコンサート形式。今回、本編で実際に動くにあたり、二人とも様々な不安を抱えての初日となった。小鈴:「(初日は)思うようにいかなかったですね。舞台立つことに緊張っていうか、不安があって。それが良い意味で作用した部分もあるかもしれないけど、自分じゃわからないし」 岸 「僕はどうしても稽古が4番目で(アンジョルラス役4人中3人は3月、岸さんのみ4月デビューだった)。順番回ってくるまで見てて、いざ自分の番になると時間がきて終わっちゃうんですよ(笑)。(稽古から本番まで間が空いたから)自分の中で歌と芝居の構築をしておかないといけないな、と。その部分で緊張したかな。初日は、第一声を出した後はもう、行け~っ!て勢いで、覚えてないですね」 レミコンでの経験ゆえに稽古場で、「二人ともアンジョルラス経験済みだから、(あんまり稽古しなくて)大丈夫だよね」と勘違いされることしばしだったお二人。岸 「しまいには坂元健児くんが、『岸さんここ、どうするんでしたっけ?』って。やってないから知らないよ、俺ら(笑)。俺の方が教えて欲しいよ」 コンブフェ-ル役に復活した小鈴さんは、小鈴 「2003年から短縮版になったから(自分の出演時とは)動きが全く新しくなっていて、同じ役なのに違ってましたね。昔と違う位置だったりするし。アンジョルラスも平行して稽古していたので、なかなか消化出来なくて。アンジョルラスとコンブフェールが混じって、ドキっとする時があるよ(笑)」 岸 「今日も、(二人が一緒に降りるはずではない場面で)同時にバリケード降りたよね。何で一緒に降りるかなぁ。指示出してんのに(居るべき位置にコンブフェールが)いないし。誰に指示出せばいいんだろう?おまえがやれよ、みたいな(笑)」 小鈴 「この前も、吸い寄せられるように違う場所行っちゃったんだよ。俺が居るべき場所に俺がいない! で、何とかしなきゃって、みんなじっとしている中トコトコって歩いていって(笑)。上手く整理つけているつもりなんだけど、ごちゃごちゃになってるよね」 岸 「ことごとく、必ず俺がアンジョルラスの時だよな。(ABCカフェで)赤い旗をバーッと持ち上げようとしたら、そっぽ向いてるし。どこ向いてんだよ? 今日も、♪フイイ、コンブフェール(という歌詞の所で)…あれ、コンブフェール?コンブフェールいない?」 小鈴 「(笑)いなかったけど、でも、ちゃんと聞いてたよ。だから、「はい」ってやったじゃん(勢い良く手を挙げる小鈴さん)」 岸 「作戦練ってる場面だから。(参謀役のコンブフェールが)いないと出来ないから。(ここで岸さん、頭を抱えて)もうだめだぁ、みんな違う事やってるよ、まとめらんねぇ」 小鈴 「そういうふうにならないように、今月からは。気をつけます」 岸さんから「遅いよ」の突っ込みが入り、お客様も爆笑の苦労話(?)が続く。ここで、4月はお休み中の東山義久アンジョルラスより、ビデオメッセージ。インフルエンザや声帯の炎症に仲良く付き合ってくれた小鈴さん、濃いめのヒゲを気にして第2次製作発表ではトイレでドーラン塗りたくっていた岸さんのエピソードを披露して下さった。小鈴さんが、自分も同じような光景を楽屋で日々見ていると暴露すると、岸 「今、一番欲しいのはエピレーザーかな(笑)」 との冗談も飛び出した。また、重度の花粉症の小鈴さんは、楽屋で吸引器が手放せないそうで岸 「俺がヒゲそってる隣でもウィーンって。隣(の小鈴さんを)見ると吸引器。誰にも見られたくない楽屋だよね。アンジョが二人並んでウィーンって(笑)」 もちろん、真面目トークもあった。テアトルエコーから始まった小鈴さんの役者人生。過去には、ミュージカルって何?踊るの?という状態でオーディションを受けたこともあったとか。「太平洋序曲」出演時のエピソードや、唐渡亮さんと旗揚げした劇団 東京ピチピチボーイズについても語ってくれた。小鈴さんのレミ初観劇は高校生の頃だそうだが、「(近眼なのに)眼鏡忘れて見えなくて、ほとんど覚えてないんですよ。それで通り過ぎてしまったんで(笑)」岸さんは、ストリートバスケットでのテレビ出演がきっかけでデビュー。特撮番組「カーレンジャー」に出演していた為、ヒーローもの出身と形容されがちな岸さんだが、本人曰く、「あれはヒーローじゃない。お腹空いたから戦わない、とか。弁当を買いに行ったら怪人が現れて横入りされて戦いになる、みたいな(笑)」歌の稽古を本格的に始めたのは、2002年、レ・ミゼラブルのオーディションからだという弁には、お客様からは驚きの声があがった。プライベート話では、インカレまで行ったが途中で辞めてしまったという岸さんの大学バスケット部時代の写真が披露された。小鈴 「僕もバスケやってたんですよ。一緒にやったことはないんだけど」 岸 「俺ら隣町だったの。でも、俺は(バスケが)強い高校」 小鈴 「僕はこういう人(手でリーゼントを作り)が多い学校だったんだけど」 そんな小鈴さんの最近の趣味は、釣り。小鈴 「僕はすっかり隠居系です(笑)。防波堤とかで、昼間のんびりするのが好きなので。夢中になって没頭するのが気持ちいい。釣れなくてもストレス解消になるんで」 続いての質問コーナーでは、ベガーズの場面でのアンジョルラスのタイの色について、お客様から疑問の声が。Q 「岸さんだけタイが赤ですが、何か理由があるんですか?」岸 「(4月登場組の舞台稽古の時にスタッフから)ちょっと付けてみたら、って言われて。そんな特別な意味はない。小鈴さんも赤になる可能性あったんだけど」 小鈴 「昔は赤だったからね。でも僕は(3月から緑のタイを使っていて)途中で変えるのはおかしいし。あと、似合うかどうかということもあるから」 他にもたくさんの質問を頂いたが、いくつかを紹介しよう。Q 「バリケードは結構揺れるみたいですけど、足場が落ちたりとかしないんですか?」岸 「足場が落ちるより、僕が落ちそうになりますね」 小鈴 「複雑な階段状になってるから、足が滑ったりとか。あれ、どうしよう…ぴょーん(と飛び下りる)みたいな」 岸 「足が大きいから片足しか置けなくて、(のせる足を)右左間違うと、あれ?ってね(笑)。アンジョルラスとしては、バリケード組んで間もなくて、本当はそんなに慣れてないはずだから、一歩ずつ確かめて昇り降りしてもおかしくないかな、と。(小鈴さんに向かって)あんまり昇り降りしないよね」 小鈴 「釣り生活が長いもんで。通し稽古の時、昇り切れなかったことあったし(笑)。多分、僕が一番運動量の少ないアンジョルラスだね」 岸 「(坂元)健児とか、凄いからねぇ」 小鈴 「サルみたいだよね(笑)」。 Q 「結婚式の場面で給仕役をされてますが、給仕の秘密を教えて下さい」小鈴 「秘密ってほどのことはないんだけど、食いしん坊です。つまみ喰いとかしてる。(岸さんに向かって)かつら気に入ってるよね。でもあれ、自分で思ってる程マッチしてないよ(笑)」岸 「カツラ合わせしてる時に(小鈴さんが)後から入って来て、見た瞬間倒れてましたからね。今のは(それとは)違うカツラですけど」 岸 「僕は、幸せになろう、と。ジョリと一緒にジャンプして去ってくんですけど、ジャンプが激しくて、次に出てくるバルジャンの机(が暗い中にセットしてあるの)にどかーんとぶつかってイテテって(笑)」 ちなみに質問者へのプレゼントは、岸さんからはインターネットラジオのアメニティキット、小鈴さんからは「大平洋序曲」アメリカ公演時の冊子(それぞれサイン入り)だった。質問の後はビデオで、エポニーヌ役の笹本玲奈さんが♪嵐の日まで~、と歌いながら登場。「赤いチョッキ、なくなったらたぶん私が着てますんで。アンジョルラスやりたいよー!」のコメントに、笑いながらも複雑な表情の岸さん、小鈴さんだった。最後にお二人からお客様全員に、直筆サイン入りでそれぞれのアンジョルラス写真(岸さんは幻の黒タイ姿)の手渡しがあり、楽しい小部屋はお開きとなった。マル。
2007年07月17日
頭が思いっきりレミモードになっている今、おバカな妄想をしてしまいました。もしも「あなたの希望のキャスティングを叶えます」と言われたら・・・。みなさんだったら、誰をキャスティングしますか~?以下、私の理想のキャスト(これまで演ったことある人限定)。このキャストが実現したら、間違いなく私は毎日通います!!!◆さとしバル(別所バル)◆今ジャベ(禅ジャベ・綜馬ジャベ)◆歌穂エポ◆岩崎ファンテ(シルビアファンテ)◆岡田マリウス(禅マリウス)◆河野コゼット◆駒田テナ(安崎テナ)◆岸アンジョ◆伊藤グラン◆中井レーグル(高野レーグル)◆阿部バベ◆小鈴コンブ岡田マリウスと阿部バベの復活を切望(泣)。
2007年07月16日
本日、レミSPキャスト最終公演を観て参りました。久しぶりの1階席。S列のほぼど真ん中。視界良好!歌穂エポと禅マリについては昨日も書きましたので補足だけ。■歌穂エポ『On My Own』後、いつまでも鳴り止まない拍手。あの拍手に、観客みんなの想いが込められていましたね。『恵みの雨』は切なくてたまらないのだけど、同時に、不思議な幸福感も感じました。命をかけても、愛するマリウスと共にいることを選んだエポニーヌ。ようやく想いを伝えることができ、そして彼の腕の中で死んでいく・・・。最期の最期で彼女が報われたことを確信できる、そんな歌穂エポでした。■禅マリウスどうしましょう。禅マリを観てしまったら、他のマリウスを観る気が全く起きないのです。もうこのまま、今日の禅マリを私の中の最後のマリウスとして封印してしまいたい気分。カーテンコールでの挨拶で「この役には(年齢的な)賞味期限があって・・・」とおっしゃっていましたが、そんなハンデを補ってあまりある、本当に魅力的なマリウスでした。禅さんの役作りの深さを、若いマリウス達が見習ってくれるといいなぁ。■義アンジョルラス今期初の義アンジョでした。歌、上手くなりましたね!あの禅さん相手では、リーダーの座を完全に奪われてしまうのでは、と心配しておりましたが、なんとかクリアできたかな(←点数甘すぎ?笑)。相変わらず美しくて、身のこなしの綺麗なアンジョでした。岸アンジョと義アンジョでは、死ぬ直前、グランに笑顔を向けるタイミングが違います。岸アンジョ→グランに笑いかけた後、砦を駆け上がり、撃たれます。義アンジョ→グランの腕をすり抜けて砦のてっぺんまで駆け上がった後、振返って笑いかけます。どちらもアンジョとグランの強い絆が感じられて、強く印象に残ります。■山口バルジャンリトルコゼットをテナ夫妻から引き取る際、夫妻が立ち上がろうとするバルを強引に座らせるシーンがありますが、今日の山口バルはかなり頑張って抵抗していました(笑)。客席からも笑いが。3枚目の紙幣はテナの頭に載せるのが、山口バルの定番になったようですね。今日の『Bring him Home』は山口さんの本領発揮!まるで天から降り注ぐ一筋の光のように神々しくて、心を打たれました。今日はいつにも増して、客席も熱かったです。カーテンコールで、歌穂さんの挨拶の最中、森クミさんがボロボロ泣いていたのが印象的でした。
2007年07月16日
しばらく更新が滞っておりましたが、ようやく復活です!明日で最後となるレミゼのSPキャスト公演。私もなんとか希望の12日公演チケットを譲っていただくことができ、観て参りました。感想です。■歌穂エポニーヌ今さら何も言う必要はありますまい。素晴らしい、の一言です!さすが世界に通用するエポニーヌ。歌、演技とも、とにかく「深い」のです。特に『恵みの雨』では、他のエポたちでは感じたことのない気持ちがこみ上げてきて、切ないながらも妙に納得している自分がいました。周囲にはすすり泣く人が続出。■禅マリウスいや~、実際に観るまでは心配でした。だってほら、年齢も体型も(失礼!)、そもそも設定にかなりムリがあるじゃないですか。ちゃんと学生に見えるのか?とか、無事に柵を乗り越えられるのか?とか(笑)。結論から言えば、禅マリ、予想をはるかに超えて良かったです!髪型がビミョーだとか、柵を乗り越えたとき(案の定?)足を踏み外してコケそうになったとか、そんなことはどうでもよろしい。ジャベールとは別人のような若い声!これほど声量があって歌の上手いマリウスが、かつていたでしょうか!マリウスとして登場し、♪誰が導くか~♪と聴こえた瞬間の衝撃。「す、すごい!学生リーダーが二人いる!!」そのままアンジョルラスも出来そうな、力強くてよく通る声。ここでの岸アンジョと禅マリの掛け合いは、もう本当に鳥肌モノでした。しかもお二人とも背があって体格がよいので、並ぶと非常に舞台栄えするのですよねぇ。ちなみにマリウスの黒い衣裳の視覚効果か、体型もスッキリして見えました(笑)エポが死んだ後の『共に飲もう』で、♪死など無駄じゃないのか~♪と歌うグランテールを、マリウスが労わるのも新鮮でした。ここは逆のニュアンスで演じられることが多いですよね(エポが死んで打ちひしがれているマリウスをグランが労わる、という風に)。でも禅マリは、エポの死を受けてむしろ達観してしまったというか、もう既に覚悟が決まっているような印象でした。本当に死んでもいいと思っていて、でも決して投げやりなわけではなくて。苦悩するグランを優しく包み込むようなマリウスでした。(おまけ)それから、禅マリはドレスさばきが上手。婚礼のシーンでも、バルジャンにすがりつくコゼットの横に座るときも、実にさりげなくドレスの裾を扱っておられます。ついでにラストでのコゼットの抱きしめ方も一番頼もしい。ここでも優しくて包容力にあふれる禅マリ。さすが(笑)。■岸アンジョルラスSPキャストではありませんが、この日の岸さんは一味違いました。もしかして、禅さんにかなり触発されてませんか、岸さん?ヘタをすると禅マリにリーダーの座を奪われかねないだけに(そのくらい禅マリの存在感が圧倒的なのです)、いつもにも増して凛々しく、力強く、そしてリーダーシップにあふれるアンジョでした。何かあるごとに他の学生たちはアンジョの方を見ますが、アンジョはグランに視線をやることが多いですよね。岸アンジョと伊藤グランの、一種特別な感情が漂う関係が大好きです。この二人はアイコンタクトだけで通じ合っているような。。。(松村グランだと、まだこの特別感が出ないので今後に期待)最期、グランに笑顔を向けて砦を駆け上がっていくアンジョが、私の一番のツボなのです。■さとしバルジャン好きだなぁ、さとしさんのバルジャン。演技が緻密で丁寧で、説得力があります。初めてレミを観る人には、一番理解しやすいバルジャンでしょう。「対決」でジャベールとの距離が近いのも特徴かと。ここでガッとジャベの腕をつかむバルジャンなんて、今までいました?負けじと警棒でバルを執拗にグリグリする今ジャベ。いや~緊迫感に満ちていて、思わず息とめて観ちゃいました。さとしバルの「対決」はこの息詰まる感じがピカイチですね。イス壊しも6月の頃より自然になってきました。マリウスからの手紙を読むシーンも、「男から手紙?!」というパパの心理がよく出ていて好き。いつも心配になるのは、死の直前の祈りのシーン。蝋燭の火が髪に燃え移りそうで、観ていて気が気じゃありません。何故さとしバルだけあんなに長髪なのだろう・・・?カーテンコールが楽しいのもさとしバルの回の特徴。サービス精神旺盛で、必ず何かやってくれますよよね。この日は最後の最後に、禅さんが歌穂さんをおんぶして退場するのに対抗して、なんと今さんをおんぶして退場するさとしさん。おんぶする相手がズレているよ~(嬉々としておんぶされる今さんも可笑しかったです)実は、この12日のキャストは、私にとってほぼベストキャスティング。まだ全てのキャストを観たわけではありませんが、この一ヵ月半で、好みのキャストがかなり明確になってきました。キャストにこだわりが出てきた結果、逆に今後の観劇回数は減る見込みです(これまで6回観ました)。特にさとしバル・岸アンジョの組み合わせは、8/26(彼らの楽)までないしなぁ。今月で姿を消す安崎テナももう一度観たいのですが、さとしバル・岸アンジョと組む日程が存在しないため頭を悩ませております。。。
2007年07月15日
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