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コミュニケーション講座の講師をする機会が多い。今月は、数えたら延べ9回ある。テーマは、「コーチング」「ファシリテーション」そして、「声と話し方のレッスン」2時間位から1日研修、2日間研修、と時間もさまざまだ。今、講師をしていて、自分で幸せと思うのは講座で、いろいろな方に出会えること。「社交性がある」が5つの強みのひとつである鮫島宗哉には、これが嬉しく楽しいということ。何しろ、「あなたはこれから出会う未知の人をみんな自分の友達と思っているような人です」と「さあ、才能に目覚めよう」という本の中で言われている私だから。そして、講座の準備に当てる時間もとても楽しいのだ。基本テキストはもちろんもうマザーは整っているのだがその都度、依頼のポイントで加筆、取捨選択する。するとパワーポイントのテキストの順番を変えたり、必要なところを書きましたり逆に、はずしたりと、「剪定作業」だ。この時間もなかなかよい時間なのだ。その時の参加者の方へ、判りやすく、納得いけるにはどこで、ペアワークやグループワークなどのエキササイズをいれようかなどと事前にイメージを膨らませ、テキストの進行メモを作成していく。こんなで設問で某社企業研修はスタート。”朝、起きて、ワクワクして会社に来ていますか?”私の講座の一番最初のところで、こんな質問を試みた。今日のあなたの予定の業務へ向かって、「私は、わくわくドキドキしながら準備している。」と思えましたか?業務をするとき、たとえばお得意先の担当者も、同じ気持で、自分との打ち合わせを事前に思い描いていてくれているだろうか?そんな風に、会社へ行く前の時間一瞬でも思いたいですね。本当はどんな時でも、私達は、”ワクワク、ドキドキ”でありたい。たとえば、馴染みの美容室へ行く時。予約を入れるとき、お店に入る前、お店を出るとき、どんな風に変化するかな?と思うことがワクワク・ドキドキ未知への期待なのだ。美容室だから、あなたのヘアスタイルの変化は一目瞭然であるだろう。一方変わらないことも「変化」という場合もありそうだ。ゴルフのスイングは変えずに、常時同じリズムでスイングできるひとが上手だと聞く。基本を忠実に身に着けそれをどんなときにでも再現できるスイング!なのに、それを、しょっちゅういじる選手もいる。石川遼選手は、スイングや、パターの握り方などいつも変化するゴルフだ。今、文字の変換中に気がついたが「いじる」って、「維持る」なのかな!維持するの極意はいじって変える、という意味もあるのかもしれない。講座でのスタートへ参加者の方へ発する設問や質問を考えると自分自身にもいろいろな気付きが生まれる。質問の相手とは本当は、自分自身なのだと気づく。自分がされたい質問こそ、相手への有効な質問だなと気づく。ワクワク、ドキドキして今日一日、過ごしましょう!
2010.09.17
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私が参加している「LOLO1丁目」という名前の勉強会がある。LOLOというのは”学習する組織”を学習する組織、!?のことで「Learning organizasion」by「「Learning organizasion」を省略し、LOLOそして「1丁目」の意味は、勉強会会場が、福岡市内某町内の1丁目にあるところからのネーミング。月一回の開催で、今年の8月で13回目だった。昨夜は、その14回目にあたったがゲストスピーカーを、招くことが出来たのだ。小田理一郎さんという、システム思考の日本での第一人者で、ファシリテーターである。昨日、小田さんに2時間ほどの勉強会のスペシャル編としてシステム思考をネタに、いろいろとお話を聞こうという時間を持ったのだ。当初、小田さんから、学習する組織の著者のピーターセンギ(センゲではないそうだ)の話や、アダム・カヘン(未来を変えるためにほんとうに必要なこと――最善の道を見出す技術)について話題を提供していただこうかという話もあったが打ち合わせでの小田さんのかもし出す雰囲気がとても素敵なのだ。19時からの勉強会の前に進行役をおおせつかった私は事前打ち合わせの時間を小田さんと持ったのだがこれがとても楽しい会話だった。何かの理論を懸命に打ち込んでいる人のオーラというのが彼にもある。それは、オーラといっても周囲を威圧したり、ここにありと言った光を放つものではなく穏やかで、朗らかで、心地よい空間をかもし出している。大変フランクな姿勢でいてくださってその雰囲気を、本番でもそのまま皆さんに向けてもだしていただこうと思った。私が質問を小田さんにして、それに答えながらこれまでのシステム思考との出会いや自分に与えた影響など、うかがえたらと思った。参加者からも質問を同時に受けてと思ったのだが日本ファシリテーション協会の仲間である参加していたMさんが最初に手を挙げた”小田さんは、どうして「システム思考」を信頼できる理論だと思ったのですか?”この質問に答える形で小田さんの話がスタートしたのだがこの展開は小田さん自身にもよい質問だったとのこと。システム思考について日本の第一人者から直に話しをいただくという機会はめったにない素敵な時間だし、参加者は12人と多くはなかったがそれだけ親密な密度の濃い時間となった。小田さんの著書の一冊位を事前に目を通しておこうとトライしていたものの読み進むのが大変なところがあったのがこの本。「なぜあの人の解決策はいつもうまく行くのか」枝廣淳子+小田理一郎 著 東洋経済新報社システム思考を一番易しく書いてある書籍と聞いて僕には難しいなあと一瞬気持がメゲていたのだが嬉しいことに改めてもう一度読む気持が、ムラムラとおきた。小田さんの「システム思考」との出会いきっかけが、フーズフー誌のインタビューに答えようとしてそれまで自分は社会貢献行為を何もしていないことへ気付き、そこから行動が始まったというのもナマで聞けるお話こそのものだった。思いを言葉に、言葉を行動にそして行動は習慣に、習慣は人生になるというが、そのままの展開だなあ。社会貢献の思いがNGOへのサポートという行為へ、その後共著もある枝廣淳子さんと出会い、その先に恩師とあおぐデニス・メドウスにたどり着く。さらに「もし世界が100人の村だったら」のドネラ・メドウスにつながりというご自分の半生そのものがシステム思考で捉えられるというあたりは大変エキサイティングで「対話スタイルでの、講話?」だった。地元大手企業のサラリーマンのS.Mさんの仲立ちで、これまでも「シナリオプランニング」の西村行功さんや元ホンダ技研の小林三郎さんなどそれぞれの著書に接する前に、当のご本人から話を伺う機会をいただいている。これは大変刺激的なこと。今回も小田さんのお話もこれまで以上の刺激をいただいた。学習する組織の勉強会であるLOLO1丁目の2年目の勉強会への更なる意欲付けもいただきチョッと知的に集中した時間を過ごしたのだった。
2010.09.02
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