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春になってから体調がすこぶるよい。空腹感で目が覚める。冬の間はこうではなかった。この暖かさで内臓も動いているのだろうか。最近、カーテンを開けて寝ることにした。朝日で目を覚ましたいと思いついたのだ。実行初日から6時前に目が覚める。眩しくて仕方がない、というのではなく自然と目が覚めるのだ。出勤までの時間をゆっくりと過ごせるだけで、1日の質が上がるように感じられる。窓の外は物干しになっている。横になったまま見えるのは去年ツバメが作った巣のあと。土の茶色いあとがうっすらと残っている。4羽の雛を育て旅立った後、長雨で巣の下部が濡れ見事に崩れ落ちてしまったのだった。今年はどうかと思っていたら、4月12日の夜中、さあ寝ようとカーテンを開けたところ1羽のツバメが寝ているのを発見した。帰ってきたんだ。翌朝には2羽が物干し竿に止まっていた。さっそくお相手を見つけたのだ。一緒に飛行したり美しい声でさえずったりと求愛している姿がとても微笑ましい。これから巣作りに入るのだ。毎朝の観察が楽しみとなる。そしてしばらくはモノを干せなくなる。
Apr 16, 2004
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皆さんは春の到来をどんなことで感じるだろうか。雪国に生まれ育った私は、雪の合間から土が見えそこから緑色の草が顔を出しているのをみると、やっと春になったと嬉しくなる。標高約600Mのこの近辺も、気がつけば3M近くあった雪の壁が背の高さほどになっている。日の当たる場所はすっかり土が出ており、宍色の芝に混じって若緑色の草が1センチほど伸びている。その上を走り回る犬も楽しげだ。新井市南部の山里に出かけた。すっかり雪が消え蕗のとう、土筆がたくさんでていた。開ききらない蕗のとうを摘んで今晩は「蕗味噌」を作ろう。下って市内に入るともう桜が開花していた。リブランの森はどうだろう。日当たりのいいところは30センチほどの雪が残っていて、ところどころ雪が割れ土も見えている。日陰はまだ1メートル近くある。スキーでハイキングするのにうってつけの時期だ。雪は締まり歩きやすく、ぽかぽかと暖かい日差しはとても気持ちがいい。と、視界に白く動くものが入った。うさぎだ。50mほど先の斜面を駆け上っていくところだった。この森で彼らの足跡は幾度となくみてきたが、姿は初めてだ。ちょっと感激。昨年暮れに駒場東邦中の生徒さんたちが作った小屋で持参したお結びを戴く。雪の重みにも全くびくともせず建っていた。2週間もすればスキーなしで歩けるだろう。雪は融け始めると意外と早いのだ。スキーハイキングをするなら今のうちです。
Apr 2, 2004
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2月に初めてわらぞうりを教わってから編む手作業に魅了されている。なまくらな自分の手指の訓練にもなるだろうと、実家に帰った時に母から編物を教わってきた。棒編みとカギ編みの2種類。棒編みでは目下靴下を、カギ編みではモチーフを数多く編むことを練習課題としている。使う毛糸は以前セーターや帽子だったものを解いた古毛糸だ。細く痩せた糸は2-3本とりまとめたり、他の色と混ぜたりする。編物の魅力はたくさんあるだろうが、私には一本の糸が面になり形が出来上がるところと、何度でも再生が可能だと言うところだ。わら細工の魅力もこの再生と循環だ。お米をとった残りのわらで神様へ奉納する飾りを作り、生活に必要な道具を作る。奉り終えた飾りや使い込まれた道具は、また形をかえて土へ返る。けして「ごみ」として扱われない。その土からまたお米が取れる。無駄なものがなく、利用し終えると姿が消えてしまう(変わる)ことが美しいと思う。そして気持ちがいい。食品トレイやペットボトルのように再生に新たなエネルギーを使う必要もない。物が出来上がる喜びと共に、わらと糸を通して暮らし方を見直すようになっている。
Apr 1, 2004
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