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社労士の業務用ソフトがバージョンアップ。今回は、協会けんぽ様式の書式が収録されている。安い年間保守料でほんとうに助かるよ。客数が増えても、忙しくならない理由の一つは、このソフトだと思うね。さて、見込み客から、なにがしかの問い合わせや、引き合いがあった場合、俺の場合すべて顧問契約を前提に商談を進めている。なかには既にどっかの社労士と契約している会社も多いが、かまわず契約する。以前にも書いたとおり、前の社労士をどうするかは、相手先が考えることであって、俺が口出しする問題ではないからだ。お客が、なぜ俺と契約するのかというと、俺が素晴らしい有能な社労士とか、人間的な魅力に溢れているからとか、そういう理由ではない。たまたま、なにかの問題で困っているときに、たまたま目の前に現れた社労士が俺であったからだ。極端な話、つまり誰でもよかったのである。社労士として食べていくために、もっとも重要なことは専門知識を磨くことでも、人格を陶冶することでもない。そういうことは不必要とは言わないが二の次三の次であって、いかに困っている人の前に自分が現れるか・・・がもっとも大事だと思うね。俺もこの業界にそれなりに長くいるから、みんな良く知っている著名な社労士や成功を収めていると言われる社労士を知っているけど、まず人間的に食えない、プライベートじゃ絶対にお付き合いしたくないタイプの人が多いよ。大事務所を経営している社労士の業務知識がどの程度のものかわからないが、多分にスカポンタンなことがほとんどだと思うね。こういう人たちがなぜ成功できたかというと、基本的に専門知識も人間性も不用だからである。知識は必要になってから身につけても遅くない。いや、必要に迫られて勉強しないとなかなか頭に入らないものだ。ましてや、その知識を売り上げに転換するのは難しい。開業初期は勉強する暇があったら、営業をすべきだと思うね。どうも、この業界は本末転倒の人が多いよ・・・。
2008年11月30日
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ここに来て、急激に忙しくなる。夏に種をまいた効果が、この時点で出てきた感じで、来月の少ない期間で顧問契約を狙える案件が3つ。3つあれば、2つはモノにしないとダメだから、今年のノルマはあと2件ということになるね。今の段階で言うのもアレなんだが、今年は営業的には良かったと思う。年初の目標を軽くクリアしたし、自分の狙い通りの開拓が出来ていると思うよ。客数が増えても、ほとんど忙しくならないのは、契約の内容が労務相談中心だからね。手続きはムリに代行しない。会社でやれていれば、原則そのままやってもらう。事務組合に委託しているところは委託解除しないで、そのまま続けてもらう。これで社労士として顧問契約が成立するかというと、十分成立する。契約が成立(契約できるチャンス)するのは、相手が困っているときだけ・・・という大原則だけ知っていれば、実は社労士の営業なんてチョロイのだ。この原則を知らないで営業をやると、契約できるはずのタイミングを逸したり、知識の押し売りになったり、経費を使って無駄な努力をすることになるのだが、こういうことは誰も教えないので、案外分かってない人が多い。たとえば就業規則。就業規則を作って欲しいという依頼の原因は、労務管理に不安があるか、監督署に是正勧告されているかしかない。就業規則を作成してしまってから、顧問契約を打診しても、その時点で困りごとがなくなっているので、契約は難しいのだ。この場合は、最初から顧問契約の話をする。1年契約で就業規則作成込みで月額○○円って感じで進めればけっこう、すんなり行くだろう。さて、デスクワークでいつも使っているイスが壊れる。肘掛け部分の合成樹脂が折れたのだが、部品さえ交換できれば買い換える必要は無いと思って、ニトリに電話してみた。この会社、一応製品の保証をしているようで、交渉の結果、無償で新しいイスと交換してくれることになった。まあ、言ってみるもんだね。別に、俺はクレーマーじゃないんだが・・・。
2008年11月28日
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新設法人の労働保険の新適。求人票をすぐ出したいとのことで、大急ぎで仕上げる。社会保険の新適もあって、本来ならまぁまぁの売り上げなんだが、顧問契約をもらうために駆け引きの材料に使ったので、ほとんど売り上げにならない。(涙)今月も稼働日は明日が最後。手帳に書いたTO DOリストをみて、どう動くかよく検討しないとね。最近、忘れっぽくなっているので手帳にこまめに記録しておくと、仕事の効率が良くなることに気がつく。こんなことが今まで出来なかったのだから、我ながらダメだと思うよ。さて、先日の老弁護士からきたという通知のファックスが届く。文面を読むと、これでもかというくらいに挑発的なことが書いてある。加害者側(保険会社)なのに、これほど好戦的な弁護士を見たことがない。通知をもらった依頼人はというと、怒りと恐怖でかなりテンパっているから、挑発に乗って反応すると相手の思うツボであることを良く教え込む。バカ弁も相手がシロートだと思ってこんな通知を送りつけてきたのであろうが、こういうときは無視を決め込むのが一番・・・良い対応なのだ。相手をかっかさせて揚げ足をとるか、相手を丸め込んで示談に持ち込みたいだけなのだろうから、こういうときは知らんぷりするに限る。争いごとは心理戦で、相手のペースに乗ってはいけない。話は変わるけど、たまに顧問先に労働局のあっせん通知が届くようになった。こんな時、顧問社労士としてもっとも良い対処方法は、現時点ではどのような場合でもあっせんに応じず、無視を決め込むことだ。無視をしても労働審判までもっていかれる確率は低い。(相手もカネがあれば、あっせんなんてケチくさいことしないで労働審判を選択する)そういうわけで、特定社労士も実務上、ほとんど意味がなく、せっかくだが商売的にはなんの貢献もしていない。もし労働者側の仕事を受けても、あっせんを申請して、企業側がこんな対応だとまず商売にならないから、まずこんな代理権はあっても仕方がないんだよな。こんなことを言うと身も蓋もないけど、それが現実でADRも実際、どこまで利用されるかわからない。まぁ、俺は絶対使わないが・・・。
2008年11月27日
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助成金申請と、営業年度終了報告書を処理。月末になって、やっとエンジンがかかりだし、客先からもガンガン電話の嵐。12月に顧問契約予定の会社から電話があり、気が変わっていないことを確認。予定通り契約ができそうだ。そうかと思えば新規で話を聞きたいという法人の紹介も受けたので、今年は、年末まで顧問契約ラッシュが続きそうだ。財閥系企業の労災かくしの件、会社と面談することに。まぁ労災の申請なんて、会社抜きでもできるから、どうでもいいんだが協力してもらえるならそれにこしたことはない。それに+αを期待して、一応様子をみておくことにした。そういうわけで、いきなり忙しくなったのだが、昼休みに10分間で寄せ植えを仕上げてみた。 実は、この場所に置いてあった鉢を盗まれてしまったので、今回は重い素焼きのテラコッタを使用。本当はプラスチックで良いデザインのものも多いのだが、重い方が盗難よけになるだろうということでコレにした。仕上がりは、思ったよりデキがいいと思うね。花泥棒は罪にならないというけど、ひとんちの鉢植えは話は別だろう。よっぽど防犯カメラを設置しようかと思って、見積もりもとったけど、結構高いからやめた。ささやかな俺の楽しみだから、ホント盗むのはやめて欲しいよ。でも、花を植え替えてから、ツキが回って来たような気がする。やっぱり、ラッキーアイテムの力は凄いと思うね。まぁ、思い込みかもしれないけど、自営の男には、そんな思い込みも必要なんだよ・・・。
2008年11月26日
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客先の就業規則の表紙がなくなっていた。監督署の受付印がないので、助成金の申請に支障が出る。監督署で原本証明をしてもらおうと思ったら、某監督署は拒否。まぁ面倒なのはわかるけど、あんたら仕事してくれよな。就業規則、変更届は3部(1部は社労士保存用)つくる・・・というのは、ちゃんと実践するようになったのだが、それにしても客先の紛失事例は多いよな。原本は金庫に入れてしまうように言ってあるのだが、その金庫を盗難されたり、いろいろある・・・。監督署も監督署で、かなり整理が悪いから、過去の就業規則を探し出すのはかなり困難で、とくに5年より前のものは事実上、廃棄処分に近い扱いのようだ。個別労使紛争が増えると、就業規則がどうなっていたか、けっこう重要だが、肝心の監督署の対応がその程度の話だからやばいと思ったら、なんとか保存しておかないとまずいよな。そうは言っても客先が増えてくると、紙の保管は弱小事務所ではなかなか困難がつきまとうのだ。別の客先から、軽油税の減免申請に必要だから建設業の営業年度報告書を過去3年分作成提出するように依頼される。よくよく調べてみると、過去2年分はすでに俺が処理していたのだが、どうも副本を紛失したらしい。許認可関係の副本は、これこそ俺がコピーを保管すると大変なことになるから、全部客先に渡しているのだが、あまりなくして欲しくないモノの一つだよな。そういうわけで朝から、「紛失」に振り回されているわけだが、まあ、こういうだらしのないお客さんの面倒を見るのも仕事のウチと割り切ってやんないと仕方がないのかもしれないね。あーめんどくさ・・・。
2008年11月25日
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一応、連休なんでゆるゆると仕事。いろいろ俺の頭を悩ます難しい仕事が立て込んでいるのだが、首と肩の不快感で調子が上がらず。今月も短いけど、来月も第2週を過ぎれば、もう年末年始モードだから、気ばかり焦るよ。売り上げがあがっていれば、そんなに心配ないのだが、忙しいワリに全然だから参るね。本当に安心して年を越すのは毎年苦労する。来月から新しい手帳を使おうと思えば使えるのだが、せっかくなので、今の手帳で練習をすることにした。いい加減ガキじゃないんだから、メモをとりながら話ができないとダメだね。 まあ、こんな感じで殴り書きなんだが、とりあえず自分で読解できればどんな文字でもヨシということにしておこう。来年は、もっと手帳を上手く使うことを目標にしているので、とりあえず習慣というかクセだけは今のうちにつけておこうかと・・・。仕事に合間に、本をチラチラと読む。もう故人になってしまった「ナニワ金融道」の作者、青木雄二の本を久しぶりに引っ張り出した。俺は、けっこう好きで何冊か持っているのだが、年金問題についてもいろいろ書いてある。年金問題が、これほど話題になる前の事なんだが、国民年金は国営のネズミ講と批判、未加入であったことに、どうもプライドを持っていたようだ。今、読み返すと、やはり凄い説得力のある文章だ。「一生懸命勉強して、一生懸命に働けば幸せになれるというのは嘘や!」というのは、俺もそう思う。成功したい者は一生懸命勉強や、仕事をしてはいけない。いかにラクができるか、それを追求した者が物事の本質を見つけられると思うよ・・・。
2008年11月23日
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先日郵送されてきたSRP認証書。ほったらかしだったのだが、たまたまニトリでA4サイズのアルミフレーム780円を見つけたので、壁に掛けておいた。証書を見るまで気がつかなかったのだが、これって有効期限があるのだ。つまり更新するときにまたカネがかかるようだな。連合会もチマチマと金集めするよ。しかし、たかが14000円の話だから俺もこんなことで噛みついたりしない。しかし、特定社労士の件といい、このSRP認証といい、開業社労士の中でなにか選別というか差別化をしたいのだろうかと勘ぐってしまうよな。ヘンチクリンなことで妙な差を付けられては困るので、こういうときは様子を見て対応というのが俺の方針。 特定社労士の時も、司法研修から受け続けてきた人は、ワリを食ったカタチになったので、こういうのは様子を見てからでも遅くはない。もっとも俺の場合は、社労士再登録後、間もなかったので受けられなかったのだが・・・。一応、前回の教訓でSRP認証も2回目を選択・・・となったのだが、それで十分だった。連合会のHPに認証している事務所の一覧表が掲載されているけど、まぁ誰が見るの?って感じなんだが。さて、今日は午前中は顧問先訪問。70歳定年引き上げの助成金を引き受けてきた。今月は、稼働日数が短いので、なかなか売り上げがまとまらないのだが、来週いっぱいギリギリまで頑張るしかなさそうだね。重度のうつで悩んでいる人から、障害厚生年金の申請を依頼される。避けていたわけじゃないんだが、いろいろ気を遣うからね・・・。
2008年11月22日
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交通事故の相談業務。俺は交通事故の仕事を宣伝しているわけじゃないんだが、いつも何件かは案件を抱えている。たいていは事故時から関与しているので、解決するのに2~3年かかったりする。交通事故の場合、事故時の状況によって労災保険や社会保険の第三者行為が複雑に絡んでくるので、社労士をやっていると必然的にそういう話が持ち込まれてしまうのかもしれない。さて、事故に遭って未だ3ヶ月も経っていない被害者が、病院の治療を打ち切られたという。通常、症状固定(治癒)の確認もせずに一方的に打ち切るのは珍しい。また金銭賠償の話を一度もしていないのに、弁護士から受任通知書が届いたという。事情を訊くため相手側弁護士に連絡をくれるように伝えておいたところ、その弁護士から電話があった。しゃべり方、声の感じから、かなり高齢の弁護士という感じなのだが、彼が言うには、過剰な要求をする悪質な被害者・・・ということで保険会社から依頼があったという。話を聞いていると、まるで被害者を犯罪者扱いである・・・。ひどい保険会社もあったもんだ。カネはびた一文払わない方針で臨むとはっきり宣言する始末。おまけに、この老弁護士は、「被害者を甘やかさないのが本人のためになる」と、滔々と語りはじめるではないか。さすがに、そんな一方的な話は聞いていられないので、俺は「先生のポリシーはけっこうですから、今後の対応について確認させてください」と話を遮った。被害者には、健康保険を使って治療を継続するように指示。休業補償は傷手を使って第三者行為を出す。病院のリハビリ科に毎日通院するようにアドバイスした。保険会社は通院日数を稼がれるのが一番イヤなことだからな。この間の悪徳健康保険組合といい、今回の保険会社といい最近は、本来弱い立場の者を守るべき存在のものが、平然と弱者に牙を向けるようになった。公的なもの、民間の保険を含めて、保険に加入しているから、それで安心という時代ではなくなった。社会的弱者を守るべきセーフティネットが機能していないと感じるのは俺だけではないだろう。ここ数年で、本当に時代そのものが変化したとしかいいようがない。元厚生事務次官のテロもそんな時代を反映しているのかもしれない。世知辛いよな・・・。
2008年11月21日
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昨日、今日と顧問先訪問が続く。定期訪問をしない俺だが、面会要請があれば、出来る限りの早いスケジュールで訪問している。昨日の顧問先訪問は、すこしだけ緊張する。というのは、1年契約の最後の月だったからね。社労士と契約するのは初めてという事業場だったので、とりあえず1年・・・という話だったのだが、この1年で労務相談の必要性と安心感を理解していただけたようで、こちらも理想的なお付き合いになっている。今日は、久しぶりに社労士会に立ち寄る。昨日、ブログにも書いたとおり、職務上請求書の交換のためだ。新しい用紙をみてびっくり。記入事項がぐっと増えて面倒くさくなっているではないか。住民票やら戸籍は、なるべく本人に用意してもらった方が良いね。代行取得するのも親切というかサービスのつもりだった時もあったけど、少しは依頼人に苦労してもらった方が良い場合もあるからね。これを使うのは、いざというときだけにしておこうと思う。 それにしても、社労士会ってところは辛気くさい。用事がなけりゃ、立ち寄りたくないところだね。くわばら、くわばら・・・。さて、今日は顧問先が新規事業のために法人を新設したので、今後の打ち合わせということで訪問。人材基盤を頼まれやしないかとヒヤヒヤしたが、打ち合わせの結果、受給要件がないことが判明。結局、社会・労働保険の新適と顧問契約を受注。結果オーライだが、なかなか良いカタチの営業ができたと思うね。求人の関係で、新適を急がなくてはならないが、基盤人材をやらないで済むのなら、ドンマイである。元厚生省事務次官のテロ、ああいうのはよくないね。亡くなった山口さんは、どうも俺が懲戒処分をされたときの事務次官のようだが、俺には関係がないので念のため・・・。
2008年11月19日
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特定求職者の書類作成。本人の免許証のコピーをもらおうと思ったら、すでに退職しているという。仕方がないので住民票を添付しようと思ったら、職務上請求用紙がどうも怪しい。なにしろ、もう1年以上使用していないのだ。念のため事務局に電話して訊いてみると、やはり様式が古くなってる。俺が所持しているヤツは、現時点で無効になっているという。昔は、住民票や戸籍の類を代行して取得していたが、最近はなるべく会社や本人にやらせるようにしているので、ほとんど使っていないのだが、やはり、いざというときは必要だね。商売道具なんだから、きちんと管理しないといけない。反省、反省。さて、名入れカレンダーを持って客先をまわっているのだが、その中に先日の健保組合に所属している会社があって、ことのいきさつを説明する。現在の保険料率は政府管掌より高いのだが、まだ安いと信じているらしい。そういうわけで、組合健保の脱退を提案してきた・・・。俺自身は、組合健保の脱退をやったことがないので、可能か否か分からなかったが、法的には可能なハズだと思う。念のため社会保険事務所に電話して訊いてみると、やはり可能とのこと。正直、保険料も高く、なおかつ、違法な行為までして、給付を渋るのだから、このまま加入をしているメリットは、少なくともこの顧問先にはなんにもないのだ。俺は実務を通して経験上、健保組合に委託するメリットはなにもないと思っている。たしかに、まだ若干、保険料が政府管掌より安い健康保険組合があるかもしれないが、近年の高齢者医療改革に伴う負担増で、今、健保はどこも火の車なのである。加入員の平均年齢が若い組合もいつまでも、安い保険料を維持できる保証なんてないのだ。保険料だけで判断して、健保組合を勧める税理士がいるが、彼らは給付の実態を知らないから浅はかでも仕方がないと思うが、プロである社労士が社会保険料の削減策と称して勧めていることも多く、こいつらには良心の欠片もないのかと思うよ。組合健保をやめて政府管掌に委託替えするというのが、ひょっとしたら、これからのトレンドかもしれない・・・。
2008年11月18日
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行政書士の支部から、支部会費の請求書。今まで、支部会費なるものはないと思っていたのだが、請求書が来たと言うことは、あったと言うことなのだろう。でも、破って捨てた。誰とお付き合いするわけでも無し、支部会に参加する意思もないからね。さて、俺のブログというか、この日記、気がつくといつのまにか30万アクセスを越えていた。内容的に、読む人が限られていて、読者の大半は同業者なのだが、そう考えるとけっこうなアクセス数だと思う。毎日の閲覧を楽しみにしている人も多いけど、一方で俺のブログを快く思っていない連中も多い。特に、大事務所の経営者、労働保険組合のジジイ、社労士会の幹部、役所、役人、役人崩れ、健保組合、厚生年金基金関係者などは、目障りで仕方がないだろう。しかし、権力者というモノは常に批判にさらされるものである。甘い汁をすすっている勝ち組なのだから、少々の批判は甘受すべきで、なんの影響力もない、こんな一個人の日記帳をねちねち検閲している方がどうかしているのである。俺はどう考えてもこの業界では、負け組代表の社労士で、20年近く、この仕事を続けて明日食べるご飯の心配がなくなったのは、まだ、つい最近・・・という、どうしようもない社労士なのだ。勝ち組、負け組という旗分けは好きじゃないけど、どう考えても負け組に属しているのは間違いない。社労士というのは本業の独占業務だけで食っていくのは難しいのか、社労士を名乗っていても、収益のほとんどが、事務組合によるものだったり、給与計算のアウトソーシンク゜料だったりする者も多く、利害関係が複雑に絡んだ業界になっている。近年は、新人社労士に高額な研修や情報商材を売りつける恥ずかしいヤツもいて、タコが自分の足を食うがごとく、身内相手の商売が盛んだったりする。そんなタコ足野郎が、偉そうな口をきいているのに、俺のような善良な社労士を陰でチクチク、批判するヤツがいるから片腹痛い。ひとりで事務所をやっているようなヤツは、俺を含めてたいていは負け組なんだが、負け組も負け組で食べて行かなくてはならないのだ。負け組には負け組の生き方や処世術があり、勝ち組の真似をしてはダメだろう。この業界では成功者に学んではいけない。これが、負け組の生きる道だ・・・。
2008年11月17日
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インフルエンザ予防接種。俺はほとんどインフルエンザに罹患したことがないので、昔は、やったり、やらなかったりだったんだが、近年は士業を営む者の義務として接種している。ひとり事務所では、代えの社労士がいないわけだから、リスクは出来るだけ避けたいからね。逆に言えば、インフルエンザも気にしないようなヤツは責任感がなさ過ぎとも言える。ここだけの話、俺は注射が大嫌いで、打たれているところなど恐ろしくて未だに見ることもできないのだ。おこちゃまじゃあるまいしとも思うが、それでも義務感で打っている。もっともインフルエンザで半月も仕事を休んだら、かなり経済的実害が出るというか大変なことになるのはよく分かっているから、そういう事情もある。さて、今年もさいたま新都心のロフトで、来年のほぼ日手帳を購入。今回は、ちょっと奮発して皮カバーのものを買ってみた。 黒革のものや茶色もあったのだが、ありきたりだし、赤はもろ女性っぽいし、結局、緑色の皮カバーにしてみた。去年も書いたけど、この手帳の特徴は1日1ページで、書くスペースが多いと言うこと。文庫本サイズで、開くとぺたんと180度平らに開くことができる。メモをとりながら打ち合わせをするのに、使い勝手は十分なのだが・・・。俺は、手帳の使い方や、メモの取り方がかなり下手で、結局、今年の手帳も十分に活用できているとはいいがたい。書店や文房具売り場へ行くと、相変わらず手帳ブームは続いているように思うのだが、かっこよく使いこなすのはなかなか難しいね。来年こそ、うまく使いこなして・・・と思うので、少し高めの手帳を買ったのだが、決意倒れにならないようにしないとね。来年も、同じ事を言ったりして・・・。
2008年11月16日
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今日は、埼玉県民の日ということで、県民の俺としては、祝賀ムードでいっぱいってわけないんだが、なんとなくやる気が出ない。もっとも、今日は夜、お客さんのところへ行く予定になっていて、夜間労働が待っているので、昼間はのんびりモード。最近、なんとなくツキが落ちているというか、意欲が前向きにならないのだが、その原因を考えていくと、玄関周りの花を枯らしたままにしていることに気がついた。玄関周りの花は俺にとってはラッキーアイテムなのである。今日は小春日和で冷たい風も吹いていないし、お客さんから急ぎの電話もないから、既に購入しておいた草花類を植え替えることにした。 我が家では、花を植え替えや、いわゆるガーデニングは俺の仕事になっている。この季節は定番のパンジーとヴィオラ類の安めの花を中心に植えていくのだが、それは、それでけっこう重労働だったりする。少し大きめの鉢に、寄せ植えもバッチリ完成したのだが、最近、ひとんちの鉢植えを盗んでいく不届き者がいて、あまりデキがいいとそういうことも心配になるから難儀なもんだね。 作業を終えて、家の周りを見回すと、やはり雰囲気が一変している。うん、なんだか運気が沸いてきたような気がするよ。根が単純と言えば単純なんだよな・・・。
2008年11月14日
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午前中、顧問先にて就業規則の打ち合わせ。お客さんが、「就業規則に書いてあることの中に、現時点でウチの会社で出来ていないことがあるけど、大丈夫でしょうか?」という質問を受ける。当たり前だけど、就業規則は労基法が定めた水準以上の労働条件を書かないとならないから、会社によっては、出来ていないこともあるわけだ。俺はこんなときは、「大丈夫ですよ。俺の経験上100%守っている会社なんてありませんよ。要は、努力する姿勢が大事なんですよ。」と答えることにしている。法律で決まっていることだから守ってください。と言うのは簡単だが、社労士は法の番人でもでもないし、またそういう責任も権限もないのだ。だから、社労士は、お客に対して、監督官や裁判官の視点で接してはいけないと思うね。そう言われて気持ちが楽になりました。と言われ、俺もひとつ良い仕事をしたと思う。完璧な法律なんてないのだから、杓子定規に堅苦しく考えると物事が先に進まなくなる。もし問題が起きたら、そのとき考えればいいと思う。俺と契約する前に、社労士が営業に来て、就業規則の話になったのだが、あまりにも「法律で決まっています」・・・の一点張りだったとのこと。同じ社労士でも、同じ話題で、もの凄い違いがありまねぇと言われたが、そこはキャリアの問題だね。そもそも、社労士の扱う仕事の分野は、話のタネとしては本来が面白くないのだが、これを如何に面白おかしく話が出来るか、ここが営業トークの肝なんだが、こういうのって、本人が社労士業をつまんないと思っているとできないんだよな。さて、先日熟年離婚した顧問先の社長夫妻が、和解して再入籍したという連絡をもらう。こんなこともあろうかと、どちらの味方もしないで正解だったなぁ・・・と思った。おかげで、ますます経営者の厚い信頼を得られたのだが、社労士もいろいろ、人生もいろいろあるよな・・・。
2008年11月13日
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俺は基本的に争いごとは好まない。好まない・・・というより不向きだと自分で思っている。昨日は、健保組合ににウソをつかれたことで、怒りの導火線が点火してしまったわけだが、手強い交渉相手は、困難な場面においては努めて冷静なタイプだろう。そこへ行くと俺なんかは、感情を剥き出しにしてしまうから、まだまだ未熟者である。しかし、感情を怒りにまかせたままであるうちは、気分が高揚して良いのだが、冷静になるとガクッと落ち込んでしまう。こんな精神状態のアップダウンを繰り返していたら、仕事に手がつかなくなってしまうから、やはり俺には向いていないと思う。しかし、そう思う反面、長いものに絶対まかれたくないという思いも強い。しかし闘う相手が役所や役人だと、本当に骨が折れるよ・・・。なにしろ、やつらは権力に守られている。厚労省や社会保険庁の不祥事がこれだけ明らかになっても、刑事責任まで問われたのは、ごく少数の例外だけで、あれだけ国民の財産を食いつぶしても、お咎めがないのだから。そんな連中を相手に喧嘩するのはバカだけなんだが、まぁ俺は根がバカだから仕方がない。さて、今月は稼働日数が少ないので、少々あせり気味なんだが、顧問契約が1件決まる。最近、家内が営業に出るようになって、自由に営業させたのだが、ようやく顧問契約として結実した。家内の営業先に俺が顔を出すと、人脈のうま味がなくなるから、顔を突っ込むのは必要最小限にしておこうと思っている。現時点で、今年はあと2件顧問契約できる見込み先があるので、俺も年末まで粘り強く、営業してみたいと思う。今、いろいろと困難な案件を抱えているのだが、営業は別。それはそれ、これはこれで、頑張らないとね・・・。
2008年11月12日
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怒鳴りすぎて喉が痛い。不支給決定通知書の不支給理由に「技官の意見により」とあるのだが、この技官がどこの所属で誰なのかわからない。当初、健保組合は、社会保険事務局の技官としていたが、社会保険事務局に該当者がいない。健保の監督官庁は、関東甲信越厚生局の保険課、監督指導課なのだが、いずれも制度として保険給付に影響を与える技官を設置していないという。あらためて健保へ電話して問い詰めると、しまいには、健康保険連合会で委嘱している医師の意見・・・ということになった。つまり、なんの権限もない民間人である。技官という以上、国家公務員でないとおかしいから、この技官というのは虚偽であることが判明。公文書に堂々とウソを書いたことになる。これは、公正証書原本不実記載等の罪に該当する。健保側は、意見を書面でもらったとしていたが、こちらが追求すると、口頭での意見と見解を変え、技官もどこの技官かわからない・・・の一点張りになる。埒があかないので、健保連に電話して訊くと委嘱している医師は、元公務員で現在は技官ではなく、単なる相談を受けるだけの人で保険給付に重大な影響を与えるような位置づけになっていないという。つまり、かたり・・・である。なんでこんなことになったのかというと、これはまず不支給ありの払い渋りだ。この健保組合は、非常に経営環境が悪いとされている業界の組合健保だから、なんとか給付を制限しようとしたのだろう。普通の社労士なら、ダメだったよ~で済むかも知れないが、俺はカンタンには引き下がらない。社労士相手にこんなヘンチクリンな書面を送付してくるのだから、健保組合も、たいがい社労士を舐めているというか、仕事をしない社労士が如何に多いか伺えるよ。久々に闘志が沸いてきた。ギッタギッタにしてやるよ・・・。
2008年11月11日
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くだんの健保、生意気にも不支給通知書を送付してきやがった。今回の件は、どう考えてもおかしい。主治医がはっきり労務不能と判断しているのだ。ところが、不支給決定通知書には、主治医、医療技官が労務可能という意見を述べたためと書いてある。主治医は、そんなことを言っていないと言っている。医療技官って誰なんだろう。医師免許を持った役人なのだろうが、本人(被保険者)を診察したわけでもなく、また本人が、日常どんな業務に就いているか知るよしもないヤツが何を言っているのか。それ以前に、その意見を言ったという技官は誰なのか、明白になっていない。こんな出鱈目がまかり通るわけがないだろうが・・・。いずれにせよ、主治医が労務不能と診断している案件を不支給にされたのは、長い社労士人生の中で初めてのことだが、いやそれ以前に前代未聞の出来事だろう。 しかし、こんな出鱈目がまかり通っているのが、現在の社会保険行政の現実なのだ。厚生労働省、社会保険庁、社会保険事務所、協会けんぽ、そして健康保険組合・・・すべて上から下まで腐りきっている。役所・役人の数々の不祥事、不正が明白になったにもかかわらず、ますます酷くなっていくような気がするのは俺だけだろうか。被保険者が不利益処分を受けたときに、社労士としてできる対処方法は、正攻法としては審査請求だけだ。マスコミにこの問題を取り上げてもらうように依頼文をまき散らすという手もなくはないが、マスコミにバッシングされすぎて麻痺しているから効果薄だ。この審査請求も実にいい加減だ。行政処分に法的根拠がないから取り消せという主旨で審査請求をしたら、法的根拠はなくとも行政の処分は違法とまでは言えないという、とんでもない理屈で棄却。公務員の行動は、法的根拠は必要ではないという主旨を平気で書いてくる有様で、あきれて開いた口が塞がらない。当然、再審査請求しているのだが、もう数ヶ月音沙汰無しという酷さ。当然、被保険者の権利は宙に浮いたままだ。これがこの国の現実、無力感を感じるよ・・・。
2008年11月10日
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アスクルで頼んでいたカレンダーが届く。ノベルティーを配ることは、顧客に媚びた感じがしてイヤな部分もあるのだが、それでも顧客との精神的親密度が増せば良いかもと思い、今回実験的に作成してみた。せっかく配布するのだから、ポイ捨てされてはかなわないから、自分でも使いたいと思うようなモノを選んでみた。カタログでみるのと、実物ではやはり印象が全然違うモノだから、出来てくるまでわからない。で、完成品はがコレ。 意外に実物は、便利そうな感じがする。左右セパレート式で右側は2週間分の予定を書き込めるようになっている。これなら自分でも使いたいと思うから、合格であろう。電話番号は、例によって携帯電話にしてある。もちろん事務所の固定電話もあるし、フリーダイアルも設定してあるのだが、俺の方針でお客には携帯電話に電話するように伝えてある。連絡先を携帯にしている理由は、いろいろあるのだけど、一番の理由は、顧客に対して「俺は逃げない」というメッセージを込めているからだ。社労士にもいろんなタイプの人がいて、調査があると逃げちゃうヤツもいるし、出来もしない仕事を引き受けて逃げまくるヤツもいる。俺の場合、逃げが効かないようにしているので、ストレスが溜まるときもあるけど、もう慣れたよ。逃げが効かないので判断はテキパキ、適切にやらないと後々大変になるわけだから、ある意味仕事の精度が上がった。しかし、なんだな、もう、年末が近いよな・・・。
2008年11月09日
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試験に合格したら会社を辞めると決めていた。開業社労士として自営する決意を固めていたのだが、この時点で、社労士がどういう仕事をして、どのようなお客さんから、どうやって報酬を戴くのか、まったく予備知識がなかった。27歳の時だ。社労士に関しては受験参考書の中のだけの知識で、リアルというか実物の社労士を見たこともなかった。そういう状況で家族を抱えながら、なぜ独立開業の選択をしたかというと、つくづく会社組織とは馴染めなかったからだろう。リーサラには生来不向きだったと思う。金もコネも人脈もないところで、開業生活をはじめたのだから、今考えると無謀もいいところで、当然、いろいろなムリが生じた。後に一度廃業したのも、この計画性のなさが遠因になっていたと思う。それでも、社会経済システムの中で、奴隷のような使用人の立場を脱したことが、嬉しくて仕方がなかった。会社に行って、無能な上司の命令に従わないで良い立場を手に入れたわけで、このとき初めて本来の自分になったような気がしたものだ。せっかく独立した個人事業主になったのだから、今さら誰の指示も受けたくない。そういうわけで、同業者の集まりとか役員とか、俺にとっては真っ平御免で、なんでそんなところで会社っぽくしないとならないのか理解に苦しむのだが、まあ弱いヤツほど群れたがる・・・というからな。役所、役人、同業者の偉いつもりのヤツから、奴隷のように扱われる行政協力。最近ではわずかな薄謝があるようだが、俺は金をもらたことがない。開業して間もなくはどうしても金がないしヒマもあるだろうから、誘われてやるやつもいるだろう。社労士が、わけのわからない行政協力をする理由というか根拠は、しつこいようだが、社労士法第一条にある。俺はあまりメリットを感じないけど、行政とうまく癒着して儲けているヤツもいるから、ここを改正しようと言い出すヤツは少ないと思う。でも、開業社労士のほとんどは、ひとりで事務所を切り盛りして行かなくてはならないのだ。行政も社労士会も、何もしてくれないし、別になにかしてくれとも思わないが、とにかく自分の力だけで生きていくしかない。昨日、社労士試験の合格発表だったけど、開業希望者にいいたいことは、一言、依存心を捨てよ・・・だ。
2008年11月08日
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手続きの実務を重ねていくと、法律の条文を忘れてしまうことがある。こんな俺でも、業務上、迷いが生じると相談に乗っていただく尊敬できる同業の先生がいるのだが、さすがにベテランの先生は違うなぁ~と思うことがあった。例によって、健康保険の傷手の件なのだが、俺は傷手に関してはかなり研究もしたし、実践も積み重ねてきたので、もう自分の知らないことはないと思っていたけど、そういう慢心は盲点を生むようだ。先生によると、傷手の支給申請書に必要な医師の労務不能の証明は、絶対要件ではないという。医師の証明は単なる意見に過ぎないというのだ。そんな馬鹿な!と思って、健康保険法第99条を読んでみると、確かに、労務不能を絶対条件とする内容ではないことがわかる。条文では、「被保険者が療養のため労務に服することができないときは・・・」とあり、つまり医師が被保険者を労務不能と診断したとき・・・ではないのだ。傷手の申請書をよく見ると、医師の証明欄は、療養担当者が意見を書くところと記載してある。つまり、ここの欄の証明は、あくまで単なる意見であって、しかも療養担当者を医師に限定しているわけでもないのだ。さらに驚くべき事には先生によると、医師が労務可能と診断した場合でも、傷手が支給された実績があるという。法律上は、療養ため仕事が出来なかった事実をはっきりさせれば、保険者は傷病手当金を支給しなくてはならないから、先日の健保の対応は法律を無視した暴挙そのものであろう。我々の仕事の基本は、当たり前のことだけど「法律」だから、仕事上、問題が発生したら、条文に立ち返る・・・ということは大事だな~と思ったよ。社労士法も一緒。行政の外延的な存在をやめると、某団体の会長が言ったのだから、本気なら社労士法第一条の改正を検討すべきだろう。俺的には、本心かどうかは、具体的な行動が伴わない限り信じられないが・・・。
2008年11月06日
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今日は社労士制度40周年の式典が行われるらしい。もちろん俺に出席の要請もなく、出席する意思もないけど、そんなのとは関係なく、俺なりに感慨深いものはある。なにしろ、半分の20年は、この業界にいるわけ(数年の廃業期間はあるが・・・)だからね。社労士法もその間、なんどか改正を重ねてきたけど、大勢に影響なく、現実的にも実感的にも法改正が社労士の社会的地位を引き上げたとは考えにくい。この社労士制度が、なぜ国民に広く認知されず、また社会的地位がいっこうに向上しないかというと、いまだに役所、役人にべったりの団体だからだ。今日の式典の来賓にも沢山の役人がきていることだろう。俺的には、あっせん代理も簡裁代理もいらないから、もういいかげんに社労士法第1条を改正しろ!と言いたい。なぜ、この士業の存在理由である目的が書いてある、この第1条を改正しないのか、またそういう議論が出てこないのか理解に苦しむよ。はっきり言うが、この目的たる条文には、「おまえらは役人の犬である」という主旨のことしか書いてない。数々の役所・役人の不祥事が赤裸々になり、役所自体が解体、民営化という流れの中で、旧態依然の条文を残しておくことに、なぜ疑問を感じないのだろうか。そういうわけで、俺が勝手に第一条の改正案を記念に作ってみた。(社労士の使命)第一条 社会保険労務士は、基本的人権を尊重し、社会保障制度全般における国民の権利を擁護することを使命とする。2 社会保険労務士は、前項の使命に基き、誠実にその職務を行い、社会秩序の維持及び法律制度の改善に努力しなければならない。パクリとか言わないように。(笑)・・・良いものはどんどん吸収すべきだからね。これくらい崇高な姿勢があれば、仕事にブライドを持つことができるし、社会的地位というヤツも自然に上がるというものだ。そろそろ仕事にもどろう・・・。
2008年11月05日
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前代未聞の出来事が発生。某健保から電話で、傷手を不支給にすると通告してきた。医師の判断は、心臓疾患と高血圧で労務不能なのだが、健保側は、働けるはずだという判断をしたらしい。長年この仕事をしているが、医師がはっきり労務不能と判断している内容で、不支給の決定をするのは初めての経験で、正直驚きを隠せなかった。医師にも再度、確認したが診断の内容は変えておらず、健康保険組合側が暴走したようだ。当然、審査請求をすることになるのだが、健保組合の場合でも、社会保険事務局が窓口になるようだ。俺が思うに、審査請求制度は事実上機能していない。先日の扶養取消の時もそうだったが、「行政側の対応は違法とまで言えない」・・・という変な理由で棄却。極めて曖昧で身内に甘い裁決だ。再審査請求も提出後、数ヶ月経過しているが未だに音沙汰無しという状況だ。日本の社会保険行政は腐っている・・・と本当に思うよ。後期高年齢医療保険の負担金で、健保組合の財政は火の車になっているところが多く、解散も多いと聞くから、保険料が少しばかり安いからという理由で、政府管掌保険をやめて、近寄るのは厳禁だ。保険は、なにかあったときに、キッチリ金を支払ってくれて、はじめて存在価値があるのだから、給付を渋るなんてとんでもない話だ。しかしながら、現実はこのように公然と保険給付の払い渋りをするようになった。株安が原因で、また厚生年金基金の解散も多くなろう。基金が解散すると、それまでかけてきた掛け金というか保険料はどうなるかというと、たいていは年金額に反映されず、闇に消えてしまう。こんな現実をしらないまま、業務を続けている社労士のなんと多いことか。我々が関与している社会保険・労働保険を含めて、日本の社会保障制度は極めて曖昧でインチキが多いのだが、もし今後も社労士が生き残っていくのなら、被保険者の権利をきちんと回復していけるだけの能力と権限が必要だろうね。いつまでも、行政協力と称して、役人の犬のままではいけない・・・。
2008年11月04日
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この三連休は完全休養。正直、10月から3月くらいまでは、社労士業はオフシーズンで、本来、ヒマでないとおかしい。忙しい人は、毎月定期的にやらないとならない仕事を入れているからで、忙しくしようと思えば、どうにでもなる話だ。他人のブログを読むと、ただ忙しいだけの人がいるけど、開業間もない人で仕事が欲しい人には羨ましく聞こえる話かも知れないが、普通に考えると我々の仕事は忙しくないと基本的に飯が食えないから、当たり前の話なんだが、書いている人はどういうつもりなんだろうね。社労士業が他の士業と比較して素晴らしいのは、顧問料という報酬体系を持っているからだ。顧問料なら、弁護士も税理士もあるではないか・・・と思った人もいるかもしれないが、そう考える人は少しばかり思考能力がうすい。社労士の場合、中小企業の中でも、どうしようもない泡沫企業からでも、顧問料を徴収することが可能なのだ。だから、パイは無限にあると言っていい。他士業より社労士業が優れていると思える点は、実は俺的にはこれだけだと思っている。社労士制度の創生期に、この制度を作ってきた人たちが何を考えていたのか、俺にはわからないが、この報酬体系こそが、この士業の最大の財産で、これを継承して最大限に生かさないと、社労士をやっている意味がなくなると思う。弁護士の顧問料や税理士にきちんとした顧問料を支払うことが可能な会社は限られているが、社労士の場合、そうでない会社でも全然OKだ。一時期、行政書士として顧問料をもらっていた会社が数社あったけど、長続きしなかった。やはり、なにも頼む仕事がなくなると、契約を打ち切りたくなるようだが、社労士の場合は、それがなくて、さしたる仕事、作業がなくても顧問料をコツコツ払ってくれる会社がほとんどだ。これは、なにも俺のお客に対する扱いが上手いのではなく、社会的にそういうものという認知があるからだと思っている。ふだん、この制度やこの会を仕切っている人たち、また関連の役所・役人にグダグダ苦情を言っている俺だが、少しはいいところもないと、この仕事を20年もやってらんねぇよな・・・。
2008年11月03日
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俺は基本的に、あまりテレビを観ない人なんだが、『これでいいのだ!! 赤塚不二夫伝説』をしっかり観てしまった。俺なんかは、バカボンをみて大人になった世代だから、赤塚不二夫が亡くなったときはショックを受けた。赤塚氏が精力的に漫画家としての仕事をしていたのは50代前半までで、あとは余力で生涯を終えたような感じがする。人としての一生をああいう形で俯瞰すると、生涯を通して全力投球というのは難しいと思ったね。今日は、先日撮ったMRI検査の結果を聞きに、かかりつけ医のところへ行った。変形性頸椎症という、ありがたくない病名を頂戴したのだが、要は老化現象、積極的な治療は必要なく、対処療法が中心となる。40を過ぎるといろいろ、あちこちが痛くなったり、痺れたり。綾小路きみまろじゃないけど、若い頃のシビれとは訳が違う・・・。いつまで全力で走れるか?まぁ、寂しい話だけどあと10年が限界かもしれないし、あと10年で一生やっていける余力をつけないとと思うと、焦りもあるよ。俺は見た目が若くても、中身はやっぱりオジンだからね、そろそろ老後の心配もするようになった。若いウチは、どんなしんどい仕事でも平気だったけど、今は、引き受ける仕事が、60代でもできるかどうかが、ひとつの判断基準になっている。ビジネスの世界では、成功者というのは絶対的にシンドイ仕事や作業をしていない。対外的に、そういうフリをしている人はいるが、基本的にいかにラクをするか、究極的に行動した者が成功者になっている。あまり大きな声で言うとモラルハザードになるから、成功者はそういうことは言いたがらない。勤勉誠実に日々積み重ねた結果・・・ということにしてあるが、事実はそうじゃないことのほうが多い。社労士業も一緒。成功しているヤツは難しい仕事やヤバイ案件なんかに手を出さない。頭をまったく使わない仕事で利益を出している。仕事の面でも営業面でも如何にラクをすべきか、これを考えない社労士は成功できないから、俺はそろそろラクをさせてもらうよ。これでいいのだ!・・・ってか。
2008年11月01日
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