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本日はメディア露出の件を3題。まず、12月28日(月)に東京・池袋で発生した貸切バスの車両火災に際して、翌29日(火)のテレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』の取材のお手伝いをさせていただき、インタビューを紹介いただいた。9月末に番組名が変わってからは初めての出演(先月『バスドライバーnavi』を採りあげていただいた際に映りこんでたとは思うけど)。事故発生は朝。当日、私は、夜の会食まで都内の取引先をウロウロの日。担当ディレクターから連絡が入ったのはお昼過ぎだった。正直なところ、本件は「マーケティング」の話ではないし「高速バス」の事故でさえない。本来は私がコメントする立場にない。ご協力すべきか迷う案件だ。だが、結局、東名阪道事故の際と同様、ご協力しておくべきだと判断。このような場合、おおむね、二つの段階でご協力することになる。まずは、取材活動に際しての基礎的な情報の提供。それとインタビューだ。前にも書いたが、政治の話から殺人事件まで扱うディレクターさんが、元々バスや火災に詳しいはずがない。当日出勤したら会議で「バス火災の件」をアサインされただけだ。それでも翌朝までに取材を済ませ番組を作らなければならない。さらに番組内に制作チームはたくさんあるから、担当ディレクターは毎回違う人だ。おそらくプロデューサーさん辺りが、「バスの件なら、いつも、たしかええっと、成定さんっていう人に取材してるから」くらい告げたのだろう。その際、普通、「これは高速バスじゃないから成定さんの専門外だな」とまでは誰も気付かない。私としては断ってもいい話だが、車両には難燃性素材が使われている点、万一の火災時にも「全焼」状態までには十分な時間があるので落ち着いて乗務員の誘導に従ってもらいたい点、非常口の存在など、誰かが「ネタ」を投下する必要がある。まずは簡単にそのご説明。その上で、夕方に有楽町で業務が終わり、夜の会食までの間に電話インタビューを、となった。前回出演した際の映像を少しゆっくりめに流しながら、電話インタビューの録音をかぶせてオンエアというのは時間がない際に使われる手法だが、なにせこちらは外出先で、録音に耐えうる静かな環境を探す方が大変。どうせ地下鉄で一本だからと六本木までお邪魔して収録してもらったしだい。番組では、レポーターさんやコメンテーターの皆さんも、おおむね柔らかい発言を重ねていただき、(たまたま翌日に発生した別のバス火災も含めて)けが人などもいなかったこともあり、バスに対する無用な不安を世間に与えることはなかったと考えている。もっとも、当該事業者は色々と話題も多い会社であり、警察の捜査や国交省の監査が適切に行なわれ原因究明と再発防止が徹底されることを期待している。話は変わって、その28日(月)に発売された『月刊事業構想』2月号の特集「地方・中小企業にチャンス 交通・物流革命」で、インタビューをまるまる2ページご紹介いただいた(同誌の公式サイトで一部閲覧可)。同誌は、「新規事業構想」について研究や教育を行なう専門職大学院である事業構想大学院大学が発行する月刊誌。企業のマネジメント層や新規事業担当者、自治体の首長や職員の購読率が高く影響力が極めて大きい媒体である上に、この大学院のタグライン「答えのない問題に、構想を」というフレーズにはいつも共感しているので、いつか高速バスについて採りあげていただきたいなあ、と願っていたところ。今回は本当に縁に恵まれ、高速バスについて採りあげるどころか、なんと私自身について大きくご紹介いただいた。タイトルが『高速バスの「新市場」 「大都市・海外→地方」の移動にチャンス』となっているから分かる通り、内容はこのブログで何度も繰り返しご説明してきたもの。現時点での私の主張を過不足なくまとめてくださっており、読者の皆様からの反応に期待するところだ。この露出につながったような縁が、誌面を通して読者につながり、その中から新しい縁が生まれ社会を動かしていくのなら、大変うれしい。もう一つ、厳密に言うとパブリシティではないわけだが、同じ28日(月)発売の『バスラマ・インターナショナル』153号掲載の「夜行バス比較なび」の広告のメインコンテンツとして、エッセイ?『成定竜一のNAVIGATION for the futture~』第二回を担当させていただいた。第一回の時点では、一体何の広告やら意味もわからなかったに違いないが、だんだんと広告の意図が見えてきたはずである。ぜひ手に取って内容をお読みいただきたいが、我が国の高速バスの歴史を読むことで次に目指すべき方向を語るという手法は(というより、切り口は若干違えど内容そのものは)上記『月刊事業構想』のインタビューと共通である。俯瞰する視点から歴史を見る目は、今の私のビジネスにおいて極めて重要な役割を果たしており、その目を育ててくれた中学高校時代の世界史の先生には今でも感謝している。さて、2015年を振り返ると、形を作るにまで育った「構想」はなに一つ生まなかった残念な年、であった。ただし、その構想を形にする環境を十分以上に熟成させることができたと考えている。多くの皆様に感謝するとともに、2016年、その構想を形にすべく、さらなるご支援をお願いする次第である。
2015.12.31
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久しぶりにまじめに更新。まず、12月4日(金)に放送されたテレビ東京系『ワールドビジネスサテライト』の動画が、同番組のサイトで公開されているので見逃した方はご覧いただきたい。また、昨日12月15日(火)付で、国土交通省総合政策局および観光庁により、「国内観光の振興・国際観光の拡大に向けた高速バス・LCC等の利用促進協議会」が設置され、成定もメンバーとして選任いただいた。事前準備をいくばくかお手伝いさせていただいたほか、昨日、日本バス協会や事業者数社らと一緒に第一回会合に参加し、高速バスによる個人観光客取り込みの戦略について意見表明させていただいた。本協議会設置については、『東京交通新聞』が12月14日付で速報済み(それにしても役所の会議名は長い。過去に参加した会議の最長が29文字。今回は34文字なので記録更新)。なおこの協議会は、この6月に政府(関係閣僚会議)で決定した「観光立国実現に向けたアクションプログラム2015」の一環として、個人化が進む訪日観光客(インバウンドのFIT化)に向け日本国内の廉価な移動を提供するための施策の一部という位置づけである。いわゆる「高速バスブーム」の頃から約30年かけて、「既存」乗合バス事業者らが、「最寄りの大都市への足」として「地方→大都市」需要を定着させ、ここ10年ほどでは高速ツアーバス各社(当時)がウェブマーケティングを上手に活用し首都圏~京阪神など「大都市←→大都市」市場を喚起した。「地方→大都市」と「大都市←→大都市」が既にあるなら、次に目指すべきは「大都市(その背後にある海外を含む)→地方」であることは明白。主要なターゲットとしては観光客である。一方で旅行業界から見ると、邦人客、訪日客ともに旅行形態は団体から個人へシフトを始めており、従来の出来合いの「バスツアー」から、旅行者一人ひとりの興味関心を満たす「オーダーメイド型」の旅行へと変革を求められている。つまり、私たち高速バス業界が、「さあ、次は全国津々浦々へ観光客を送りこむ市場の掘り起こしをがんばるぞ」というこのタイミングで、旅行のあり方が個人化し始めるとともに、この国の次なる生き様として政府が「観光立国」を表明し、このような協議会まで設置される……高速バス事業に関わる全ての人は、自分たちが極めて幸運であることをよく認識すべきである。本協議会は、年度末(3月)に中間発表を行なう予定でこれから作業が進んでいく。中間発表には、当然、主に来年度に官民でどのような取組を行なっていくのか、具体的に書き込まれる予定だ。その際には、あらためてご報告する。また、本協議会で検討される課題(のうち、高速バスが絡む部分)は、これまでこのブログなどで主張してきた内容そのままであるので、協議会の成果として盛り込めなかった取組については、当社としてサポートしていくことも検討している。準備に時間はかかったが、ようやく、高速バスを巡る大きな歯車が一つ動いた。
2015.12.16
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本日もメディア露出のご報告のみ簡単に。12月4日(金)に放送されたテレビ東京系『ワールドビジネスサテライト』の特集「競争激化 高級車両続々で変わる高速バス会社」の取材にご協力させていただき、また成定のインタビューもご紹介いただきました。影響力の大きい番組ですし(私個人としては名前入りでコメントをご紹介いただいたのは3度目になります。繰り返しご紹介いただけることは本当に感謝です。なお、裏方として取材のお手伝いをしたり、微妙に見切れていたり、というのはホテル時代を含め他に何度かありますが…)高速バスを採りあげていただけることに感謝です。今回は、西武バス、京都交通2社の新車が旬ということで採りあげられました。私としては、この流れ(首都圏~京阪神のような、超豪華から格安まで多様な選択肢から「選んで乗る」市場におけるトップエンドの車両ではなく、標準的な夜行用3列車のちょこっと豪華化。それも新しい保安基準のもとで)を作ったのは間違いなく名鉄バスの「プレミアムワイド」ですから、本当は名鉄さんに登場いただきたいんですけど。いずれにせよ、当日の視聴率もよかったようですし、このように高速バス(それも豪華系)をご紹介いただけることは意義深いことです。一方、今回伝えきれなかった部分として、(インバウンドも邦人客も含めて)旅行形態が団体ツアーから個人へとシフトしている中で(特にインバウンドについては「『爆買い』の終焉」ですね。もちろん完全に消えるわけではないんですが)、旅行業界や高速バス業界がどのような対応をしているか、という部分でして、その辺の情報発信も引き続き続けていきたいと考えています。近日中に番組サイトで動画が公開されると思いますのでその際にはお知らせします。
2015.12.07
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