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歌舞伎の話も少々。 最近びっくりしたことが2つあります。それは1.九月博多座大歌舞伎の配役2.歌舞伎座7月大歌舞伎の演目等の2つ。 まず九月の博多座ですが、「三人吉三巴白浪」の配役がお嬢吉三…玉三郎さん お坊吉三…段治郎さん 和尚吉三…獅童さん 十三郎…笑三郎さん おとせ…春猿さん 土左衛門伝吉…右近さん。 玉三郎さん、段治郎さん、獅童さんの三人!?ということでまずびっくり。獅童さん、笑三郎さん、春猿さんが右近さんの子供なの!?ということでまたまたびっくり。澤瀉屋が「三人吉三」というのもすごく意外。 あとは『義経千本桜』が出るんですが、〈堀川御所の場〉重忠…門之助さん、武蔵坊…猿弥さん、静御前…春猿さん、義経…笑也さん〈吉野山〉静御前…玉三郎さん、佐藤忠信実は源九郎狐…獅童さん〈河連法眼館〉佐藤忠信実は源九郎狐…右近さん、義経…段治郎さん、静御前…玉三郎さんという配役だそう。「四の切」の静はてっきり笑也さんかと思ったんですが玉三郎さんなんですね。千本桜に笑三郎さんが出ないのも意外。もったいない気がするなぁ。気になるのは堀川御所の場の卿の君。どなたが演じられるんでしょう?笑野さんとか? この公演、意外性という点ではちょっと観てみたいなと思うんですが…博多かぁ。遠いよな。博多座はいい劇場だっていうし博多はとんこつらーめんがおいしいし(←最近とんこつらーめんにはまっているのです☆)行きたいよな~。ぐすん。 そして2.の歌舞伎座7月大歌舞伎。蜷川幸雄さん演出の「NINAGAWA十二夜」だそうです。7月歌舞伎は蜷川幸雄さん演出らしいという話は聞いていたのですが…「十二夜」かぁ。 さらに驚いたのは昼夜同演目であること、そして夜の部のない日があること。なんだかスーパー歌舞伎っぽいな、という感じ。何はともあれぜひ観てみたいなと思います。とはいうもののきっとチケットを取るのが大変なんだろうな。 チケットを取るのが大変といえば、来月の歌舞伎座5月大歌舞伎、昼夜ともとうとうチケットが取れませんでした。チケットショップに行ってみたら3500円のチケットが10000円!!そんなん買うか~(怒)!! 私は別に「研辰の討たれ」を観たいわけではないんです。むしろ昼の部第一幕の「車引」と夜の部の二幕目の「鷺娘」が観たいくらいで。とはいうものの幕見で観るのも大変だろうなぁ…。どうなることやら。 6月は歌舞伎座の「盟三五大切」が楽しみ♪
2005年04月30日
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いよいよGWがはじまりましたね。私にとっては待ちに待ったGW、という感じではないですねぇ。今までやらなければいけないことが増える度に「…これはGWにやることにしよう」と後回しにしてきてしまったので。本当にGWが来てしまって「まずいなぁ…」といった気分です。 しかもまた体調を崩してしまいました。私、こんなにやわなはずじゃないんだけどなぁ。4月の中頃に風邪を引いてほぼ治ったと思ったらいつまで経っても完全に治ってくれず、治るどころか今度はぶり返してしまった始末。昨日病院に行ったら薬を6種類も処方されてしまって、一瞬「私ってそんなに重病なの!?」と考えてしまったのですが、多分病院が儲けたいだけなんだろうな、と。とにかくやらなければいけないことはいろいろあるので早く本調子に戻って欲しいです。皆様もお体には気を付けて下さいね。 さて今日で4月も終わり。うーん…早かったような長かったような1ヶ月でした。すごく濃度の高い1ヶ月だった、という感じでしょうか。目の前のことでいっぱいいっぱいになっているうちに1ヶ月が終わってしまいました。今までしてこなかったことや意図的に避けてきたことがわーっと押し寄せてきて頭の中にミュージカル「エリザベート」の歌が流れたことも何度かあったのですが(笑)(←4/28の日記参照)、一方で大学院ならではの楽しさもあって毎日一喜一憂しながら過ごしていました。といっても大学院生活が本格的に始まるのはこれからですから、気を引き締めてやっていきたいと思います。
2005年04月30日
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久々に宝塚を観てきました。演目に惹かれて「買えたらラッキーだな」程度の気持ちでイープラスのプレオーダー(先行抽選販売)に申し込んだら本当にチケットが取れてしまったんです。今まで人気公演のプレオーダーに当たったためしがないので「おお~」と感激しつつこの日を待っていました。 「エリザベート」はハプスブルク家の皇后エリザベートの生涯を、エリザベートと擬人化された死(トート)との愛憎劇として描いたミュージカル。1992年にウィーンで初演。日本では1996年に宝塚歌劇団の雪組が初演し、その後宝塚と東宝で再演を重ねています。 「エリザベート」は全篇が歌で綴られている作品なのですが、何しろ死が出てくるくらいなので、暗い、あるいは深刻な内容の歌が結構多いです。というわけで気分が沈んでいるときや不満が溜まっているときに私の頭の中にはよく「エリザベート」の歌が流れてくるのです。♪このせーかーいでーやすーらーげるーいどーころがなーいよー♪とか♪すーべてーのふこうをーここにはーじめようー♪とか(泣)。こんな根暗なことを考えているのは私だけかと思ったら、最近仲間を発見しました。ちょっと嬉しかったです(笑)。 で、舞台の感想なんですが、トート役は彩輝直さん。彩輝さんの舞台を拝見するのは…7年ぶり(!)だったので、第一印象は「立派になったなー」でした。私の中では彩輝さんといえば大人の男性というより少年が似合うというようなイメージがあったので、見る前は彩輝さんがトートというのは正直ピンと来なかったのです。ところがやはり7年は大きかった。随分と磨きがかかっていました。 私は宝塚のエリザベートを観るのは今回で3回目なのですが、今までのトート(宙組版…姿月あさと・花組版…春野寿美礼)と比べると彩輝さんのトートはどこか観客の心をくすぐる部分を持っているトートだと思います。彩輝さんの持ち味によって、エリザベートの愛を得るために数々の残酷な出来事を操るトートにふと心をくすぐられてしまう。彩輝さんならではだよなーと思いました。歌は安心して聴いていられるのだけれど、欲を言えば姿月トートのようなキレや押しの強さがあったらよかったな、と。 エリザベート役は月組次期男役トップの瀬奈じゅんさん。私が今回のエリザベートで一番気になっていたのは本来男役である瀬奈さんがエリザベートをどう演じるのか、ということでした。結果から言えば大健闘だと思います。女性の役、しかも少女時代から60歳で殺されるまでを全篇歌で、という大役をよくあそこまで演じたな、と。今までの公演では娘役トップがエリザベートを演じていて、それはそれで美しく魅力的だったのですが、一方でそのしとやかさや行儀の良さが、窮屈な宮廷を嫌って自由を求めたエリザベート像とどこか相容れないような気もしていたのです。現に宝塚版のエリザベートとウィーン版のエリザベートの歌を比べると全然印象が違うし。 瀬奈エリザベートは、娘役の枠にはまっていないところが新鮮でした。特に若いころのエリザベートに関してはその新鮮さが生きていたという感じ。娘役が演じた場合見せ場になるところが見せ場にならない反面、地味な部分で強みを見せることがあって、それが面白かったです。歌も多少瀬奈流に逃げた歌い方をしていたところもあったけど、全体的には大健闘。そして本編が終わった後のショーやパレードのときはとてもとてもかわいかったです。私もあんなふうに笑えるようになりたいわー。 思いのほか長く書いてしまったのであとの感想は手短に。エリザベートの夫のフランツ・ヨーゼフ役は初風緑さん。妙に甘いフランツでした(「ちびまるこちゃん」の花輪君みたいだった。)。エリザベートの姑・ゾフィー役は美々杏里さん。歌に定評があるだけあって安心して聞いていられるゾフィー。でも私としてはパレードのエトワールの歌の方がお気に入り。皇后を暗殺するルキーニ役は霧矢大夢さん。うーん…ルキーニって誰が演じても同じ路線に落ち着いているような気がするんですよね。霧矢さんも然り。それがちょっと物足りない気もしました。舞台自体の感想はこんな感じ。 それにしてもここのところ観るといったら歌舞伎だったので、久々に宝塚を観てあれこれ思うところがありました。客層が全然違うし、花道でなくて銀橋だし、舞台はパッパッと転換していってしまうし、セリの使い方も派手だし、歌舞伎では主人公の心情を踊るバックダンサーなんて出てこないし(笑)。普段当たり前と思っていることを改めて考える機会ができて刺激になりました。 それと、不思議な話なんですけど、同じ観劇後でも宝塚を観たのか歌舞伎を見たのかで私の顔つきが違うんですよ(笑)。劇の優劣ではなくて、観たものの種類によって顔つきが変わってしまうらしい。以前バレエを観に行って家に帰ったら、親に「なんだか歌舞伎を観た時とは違う顔つきをしてるね」と言われ、その時はピンと来なかったんですが今回は自分で実感。確かに違う。ちなみに宝塚を観た後は歌舞伎を観たときよりもあっさりした顔をしてます。一体なんでこんな現象が起こるんだろう?心の中の駆使する部分が違うんでしょうか。
2005年04月28日
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特別なネタはないのですが、なんとなくねこっぽ日記を書きたい気分だったのでパソコンの前に向かってみました。最近書けないことが多かったのでその反動かな? ちなみに今日はなかなかいい日でした。先日悩んでいる友人に本をプレゼントしたら今日そのお礼といって私にも本をプレゼントしてくれたんです。あとは講義の中で先生から印象に残るお話を伺ったり、また別の先生に私の話をじっくりと聞いていただけたりなどいいことがいろいろ。きっと今夜はいい夢が見られるぞ。
2005年04月26日
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ねこっぽです…。買ってからまだ2ヶ月も経っていないのに左眼のコンタクトが行方不明になったとです。しかたがないから新しいコンタクトを買いに行ったら思った以上に時間を取られて図書館に行けなかったとです。ねこっぽですねこっぽですねこっぽです……。 というわけで早々とコンタクトをなくしてしまいました。この間の木曜日にちょっといいことがありまして大層ご機嫌に帰宅。浮かれた気分のままコンタクトを外したら外れたコンタクトが机の上でぴょんと跳ねてそのまま何処かへ落下。いくら探しても見つからず万事休す。嗚呼、短いお付き合いだったなぁ。 本当は図書館に行く予定だったのですがそんなわけで閉館時間に間に合わず、しかたがないので予定変更。神保町の岩波ホールで今日から上映されている「山中常盤」という映画を見に行ってきました。この作品は近世初期に活躍した絵師、岩佐又兵衛の作といわれる絵巻「山中常盤」を記録・構成した映画。奥州にいる牛若丸を訪ねる旅の途中で盗賊に殺されてしまう母常盤御前と母の死を知り敵を討つ牛若丸の物語と併せて絵巻の作者岩佐又兵衛の生い立ちにも触れられています。今日は初日だったので上映前に監督の羽田澄子さんのお話が伺うことができ、得した気分でした。 この映画の試写会を観に行かれた先生が「すごく地味な映画だったよ」と仰っていたので覚悟はしていたのですが、確かに映画の作り方としてはすごく地味で真面目。ただ絵巻そのものが派手なので思ったほど地味な印象は受けませんでした。 またこの作品でよかったのは、絵巻をきちんと物語として見せてくれること。たとえば博物館に絵巻が展示してあった場合、私は絵巻ではなく絵画のような感覚で、物語の内容などを考えずにただ単に絵を鑑賞してしまうのですが、この作品では新たに作曲した浄瑠璃に合わせて映像が進行していくので詩章と共に絵を鑑賞できるし、それに巻1から最後の巻12まできちんと見せてもらえるんです。こんな機会ってなかなかないよな、と思いました。ただ実は7巻辺りから意識が飛んでしまったんですけど。 何はともあれ岩佐又兵衛にはちょっと興味があったので見られてよかったです。
2005年04月23日
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学部1年生必修の授業を聴講させていただいています。今日は書店に関するお話だったのですが、聞いているうちに「そういえば最近大きな本屋に行っていないなぁ」と思い、学校帰りに寄り道して某大型書店に足を運ぶことにしました。 一応目的は演習用の教科書を購入することだったのですが、せっかく来たのでいろいろな本棚を物色。すると「自由価格本」なる本のコーナーが目に留まりました。「自由価格本?なんじゃそりゃ?」と思いつつ棚をのぞいてみると、なぜだか知らないけれどどの本も異様に安い。しかもその中に気になる本をいくつか発見!通常の値段なら「買おうかな~どうしようかな~」と迷っただろうけど、今回は新品でしかも安いということで購入を即決。ちょうど今日の授業でも先生が「買って後悔するのと買わずに後悔するのとだったら買って後悔した方がいい」と仰っていたし(これは古本のお話だったのだけれど)。 というわけで本日購入した本。1.村上元三『現代語訳日本の古典18 義経千本桜』学習研究社 1980年2.渡辺保『劇評家の椅子―歌舞伎を見る』朝日新聞社 2000年1.は定価が2400円のところを790円、2.は定価が2100円のところを850円で購入できました。わーいラッキー☆予想外の出費は痛いけどやはり嬉しかったです。 ちなみに今インターネットで調べたところ、自由価格本とは「全国一律に定価販売が義務づけられている通常の書籍に対して、書店で売れずに出版社に返本された本は、再販契約を結ばずに業者が直接買い取って自由に価格を付けることが可能であることを利用して、本屋独自の価格で販売する本のこと」だそうです。詳しくはこちらをどうぞ。 それにしても、私も学部1年の時に別の先生でこの必修の講義を受講したのですが、先生が違ってもやはり「そういえば私も1年生の時にこんなお話を聞いたっけ」というお話があったりしてなんだか懐かしくなったりします。ただ学部1年の時に先生が講義の中で「こうしたほうがいい」とおっしゃったことを「へえ~、そうなんだ」と思いながらほとんど実行していなかったんだなということをひしひしと感じて身につまされるんですよねぇ。「やばいなぁ…私、立派な反面教師になっちゃってるじゃん」という感じ。しっかりしなきゃ。 大学院での生活も少しづつ落ち着いてきました。まぁ発表がどんどん押し寄せてくることを考えればそんなことも言っていられないのですが。 大学院に入って新しい先生にお世話になったり、友人達と今まで以上に話す機会が増えることで、思いがけず自分を見つめなおすきっかけが与えられたりして、それがなかなか面白いです。「へえ~私ってそう思われていたんだ」と目から鱗が何枚落ちたことか。 最近よく言われるのは「自信を持ちなさい」ということ。「そうしないとこの世界じゃやっていけないよ」、と。考えてみれば大学に入ってから今まで「自信を持ちなさい」なんて言ってもらえた記憶がなくて、なんだかちょっと嬉しかったのです。そう言われたからすぐに自信が持てるかといえばそんな簡単な話ではないのですが、少しでも自信が持てるように頑張っていこうと思ったのでありました。
2005年04月22日
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大学院の授業が始まって今週で2週間目。さすがに1週目よりは気負わずにいられるようになってきたものの、やはり毎日がドキドキです。ああでもないこうでもないと試行錯誤しながら過ごしている、という感じ。刺激的だけどエネルギーが要ります。エネルギーが要るのをいいことに最近ちょっと食べ過ぎ。これ以上太ったらあかんのに~。 ちなみに終末にひいてしまった風邪ですが、おかげさまでほぼ治りました。薬を飲んでおとなしく寝ていても治らなかったのに、大学院で友人と希に見るハイテンションで話していたらいとも簡単に症状が引きました。やっぱり最後は気力なんですかね?何はともあれ長引かなくてよかったです。 そういえば、先日大学で2年生の時まで私の所属している大学にいらした先生とバッタリお会いしてびっくりしました。この前お会いしたときからもう既に3年!そんなに時間が経ってしまっていたとは。自主ゼミなどで大変お世話になった先生だったので偶然とはいえ本当に嬉しかったです。 いろいろ思うところはあるのですが今回はこの辺で。時間が出来次第また書きますね。
2005年04月19日
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前回の更新から1週間以上間を空けてしまいました。その間もたくさんの方が見に来てくださったようでどうもありがとうございます。 この間の日記で「現在充電中です」というようなことを書いたと思いますが、あれから1週間。充電どころかやっぱり電力を消費する日々を送っています。新しい環境に飛び込んだばかりの頃ってどうしてもこうなりますよね。就職した友人たちに比べればその消費量は全然大したことはないのですが、入院2週間後にして既にヘロヘロ。ウイルスに隙をつかれて風邪までひいてしまいました。ああ、しっかりしなくちゃ。 風邪でへたばっている場合ではないのですぐに手を打たなければと思い、昨日は近所の病院に行ってきました。受付終了時間に間に合うか間に合わないかという時間だったので取るものも取りあえず病院に駆け込んだらギリギリセーフ。しかし保険証と財布と携帯電話しか持ってこなかったので、待ち時間にすることがない。「しまった…読まなければいけないものはたくさんあったのに。」と思っても後の祭り。仕方がないので待合室でボケーっとしていました。そしたら、待合室にどこかで見たような顔が。なんと小学生の頃に好きだった男の子だったんです。特別仲が良かったわけでもないので声をかけたりはしませんでしたが、大きくなってもやはりところどころに面影があって、なんだかきゅんとしてしまったのでありました。 おまけに、待合室に本が置いてあったので「何か面白そうなのはないかな~」と思ってのぞいてみたら、なぜか私が小学生のころに読んだ本ばかりが並んでるんです。「うちから勝手に取っていったでしょ?」と聞きたくなるくらい。ミケランジェロの伝記とか「ときめきトゥナイト」とかもう懐かしくってしょうがない。というわけでなんだか懐かしいもの尽くしの一日でありました。 さて大学院での生活ですが、まだまだ慣れないことだらけで目の前のことに一喜一憂しているといった毎日です。こういうときに友人の存在というのはありがたいもので、相談しあったり泣いたり笑ったりしてお互いに励ましあっています。 ちなみに、先日エレベーターで私+同期2人+後輩があれこれ話をしていたんです。そうしたらそのうち後輩の進路相談のような展開になり、後輩が「この時期っていろいろ悩みますよねぇ…」とポツリ。するとエレベーターの隅で一部始終を聞いていらした某先生が一言→「でも今の時期に浮かれている奴なんて馬鹿だぜ。」。う~ん、救われたような救われないような…(泣)。 最後に。先日歌舞伎座の夜の部を観てきました。実は観ている間いろいろ関係ないことに気を取られたりしていたのですが、『籠釣瓶花街酔醒』(かごつるべさとのえいざめ)で玉三郎さんの八ツ橋が登場した時だけは何もかも忘れることができました。全体として観た場合、雀右衛門さんの八ツ橋の方が私の好みに合うけれど、玉三郎さんの八ツ橋の方が傾城らしいなという印象は受けました。次郎左衛門に切られて死んでいく場面は花が萎れていくのをみるようでした。 5月歌舞伎は昼夜共にチケットを取れず。残念。
2005年04月17日
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ご無沙汰してしまいました。別に具合が悪いわけでもなければネタを切らしたわけでもないのですが、ちょっと電池切れ状態。「この機会に少し更新をストップして充電しようかな」ということで現在充電中です。でも何も書かないのもそれはそれで寂しいので、簡単に近況報告を。 大学院に入って1週間弱。まだ授業は始まっていないのですが、学部生の時とは勝手が違うことが多々あり、戸惑いつつも身が引き締まる思いで過ごしている毎日です。 大学院以外の出来事としては能を観に行ったりだとか、我が家に伯母の家族がやってきたりだとか。この伯母という人は問題発言をしてみたり家具を汚したりと来る度にトラブルを巻き起こす人なのですが、今回は鍵を壊して行きました。しかもこれほどあれこれ問題を起こしておきながら本人は全然気にしていない。あの神経の太さには恐れ入るばかりです。伯母の家族が去った後、うちの家族は廃人のようになっていました。 そして今日は特にこれという出来事はなかったのですが、午後に買物に出かけることになり、「花の外には松ばかり 暮れ初めて鐘や響くらん」の詩章に季節も時間もぴったりということで車の中で「京鹿子娘道成寺」を聞いていました。満開になった桜を見ながらの道成寺は格別。ちょっと贅沢な時間を過ごしました。
2005年04月09日
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入院といっても体を壊したわけではありません。大学院に入学=入院、です。今では別に驚かなくなったけど、最初入院と聞いたときはびっくりしました。自動車教習所を卒業して「出所おめでとう」と言われたのを思い出したりして(←刑務所を出たみたいに聞えますよね)。 ちなみに今日が入院の日だと覚えていてくれた友人たちからお祝いのメールをもらったりしたのですが、その中に「お大事に」というグリーディングメールを送ってくれた人が(笑)。入院違いだって。 今日はとりあえず御報告まで。明日はオリエンテーション。バタバタした一日になりそうです。
2005年04月04日
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今日は地元の他大図書館に行ってきました。ところがいざ行ってみたら閉館時間が12:00というではありませんか!「短すぎるよ~!」と思ったけどでも赤の他人に利用させてくれるだけでありがたいからなぁ。というわけでさっさとコピー。さっさと貸し出し手続き。12:00ジャストに図書館を後にしました。ちなみに今日調べ物をしていて偶然知ったのですが、安永3年に初演された作品で『仮名手本手習鑑』というものがあったらしい。思わず「松王丸たちが吉良邸に討ち入りに行くのかなぁ…」なんぞと馬鹿なことを考えてしまいました。これで『菅原伝授千本桜』とかがあったら喜ぶんだけどな。 午後は急遽必要なものができて、車で買物に出かけました。運転するときは大抵CDを聞いていて、ほとんどの場合は洋楽なのですが、今日はなぜか歌舞伎の「俊寛」のCDが聞きたくなり、これを聞きながら運転していました。でもさすがに「運転しながら聞くものじゃないな」と思った(泣)。 俊寛役は先代の勘三郎さんなんですが、やはり当代の勘三郎さんとそっくり。先代の方が観客の情の部分をくすぐるような台詞回しだけれど、でも声も台詞回しもよく似ている。丹左衛門基康は十三代目の仁左衛門さんなんですが、勘三郎さん親子ほどではないかもしれないけどでもやっぱり共通するものがある。あとは雀右衛門さん、富十郎さんら現在も活躍しておられる役者さんも今とは発声法や勢いが違っていたりして面白かったです。
2005年04月02日
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今日は新年度初日。そして十八代目中村勘三郎襲名披露四月大歌舞伎も今日が初日。というわけで早速昼の部を観に行ってきました。別に初日を狙ったのではなく、大学院の始まる前の平日に行っておこうと思ったらこういうことになったというわけです。ちなみに四月の祝い幕はこんな感じ。アングルが悪くてごめんなさい。 一幕目は「ひらかな盛衰記」の源太勘当。【宇治川の合戦で佐々木高綱との先陣争いに敗れ、鎌倉へ戻った梶原源太景季。源太に切腹を命じる父景時の手紙を受け取った母延寿は、源太の命を助けるためにわざと勘当する。母の愛情に感謝し、源太は恋人の腰元千鳥とともに落ち延びていくのであった。】という物語。 主役の源太は勘太郎さんだったのですが、それ以上に強烈な存在だったのは源太の弟梶原平次景高役の海老蔵さん。登場の際ふすまの向こうから「千鳥、千鳥」と呼ぶだけで大迫力。よく効く目が野心的に映り、すっきりとした隈も海老蔵さんの格好良さを引き立て、格好いいかと思えばかわいらしく、この上ない迫力を見せ付けたかと思えばすごすごと引っ込むというかなりおいしい役でした。海老蔵さんの芸や魅力がこの役をおいしい役にしているのだと思います。あとは海老蔵さん源太の演じ方はどこか現代的に映りました。 源太は勘太郎さん。持ち味の点では勘太郎さんより本来演じるはずだった七之助さんのほうが源太に合っているのではないか、という気はしました。ちなみに化粧のせいなのか、今日は勘太郎さんの目が少し七之助さん似に見えました。首の動かし方はところどころ勘三郎さんに似ているように思います。素直さで役にのめり込んでいっている感じの源太でした。 腰元千鳥は芝のぶさん。かなりの大向こうがかかっていました。芝のぶさんがここまでたくさん台詞を言っている芝居を見るのは初めてだったんですけど、今回芝のぶさんの台詞を聞いていて思ったのはすごく色っぽいということ。声の強弱の使い方でこんなにも色っぽくなっちゃうんだ、と「へぇ」ボタンを押したい気分でした(笑)。普段の芝のぶさんはもう少し伸びやかに演じておられると思うのですが、今日は少し堅い印象を受けました。千穐楽近くにもう一度見たら受ける印象が違ってくるのではないかと思います。 延寿は秀太郎さん。なんていうか…「あの役を25日間って精神的にかなり負担になりそうだなぁ…」というのが一番の感想。秀太郎さん延寿を見ていると、こちらまで胸が詰まるようでした。 二幕目は「京鹿子娘道成寺」。若い女の恋心をさまざまに踊った後、妄執の蛇体と化す白拍子の花子(清姫の怨霊)を勘三郎さん。今回はその後に清姫の怨霊を鎮める押戻しの場面が付き、大舘左馬五郎を團十郎さん。そして道成寺の所化が超豪華版。芝翫さん・海老蔵さん、勘太郎さんなどなど。というわけで「聞いたか聞いたか」と所化が出てくるだけで大きな拍手。芝翫さんから勘三郎さんへ金の烏帽子が渡される場面はそれだけで儀式のようでした。 さて勘三郎さんの花子。なんて言ったらいいんでしょう。当たり前だけどすごく勘三郎さんらしい。勘三郎さんの台詞回しを動きに翻訳したらこうだよな、という感じ。動きがちゃきちゃきしているというか分かりやすいほどはっきりしているというか。叩くところは叩く、回すところは回すという感じで後になればなるほど「えっ!?」というほど激しくなるんです。最初は踊りもゆっくりなので「ああ、神経を使ってるな」と思うのだけれどリズミカルになるに連れて激しくなり、時に「やっぱり勘三郎さんは立役なんだなぁ」と思うような動きをしたりする。特にびっくりしたのは鞨鼓と振り鼓の場面。どちらも発する音が異様に大きいんです。振り鼓同士を合わせたときなんて寝ている人は起きろとでも言わんばかりのものすごい音がする。この二つの場面の動き方自体もとんでもなく激しくて、玉三郎さんの道成寺のイメージが大きかったうちの母親はカルチャーショックを受けていました。ちなみに「ただ頼め」のところの衣装が今まで見たことのないものでした。濃い紫の地に、桜の花で麻の葉模様を作ったという感じのもの。そのあとの振り鼓の時はいつも通りの白地に銀の桜のものに戻っていましたが。 そして押戻し。最初に鱗四天が出てきた後に大舘左馬五郎が登場するのですが、鱗四天の出てくる際の揚幕の音に反応してフライングで「成田屋!!」とかけている人が何人か(私の勘違い?)。大舘左馬五郎は格好が「国性爺合戦」の和藤内にそっくり。團十郎さんだし化粧声もバンバンかかるしいかにも「ああ、歌舞伎だわ」という感じ。花子が蛇体になって終わりのほうが収まりはいいような気がするけど、とにかく歌舞伎十八番のうちの一つが見られて嬉しかったです。 三幕目は「与話情浮名横櫛」だったんですが…あまり感想がないというのが正直なところ。二年前にやはり仁左衛門・玉三郎コンビで上演されたばかりだし、それに個人的に「与話情浮名横櫛」ってあまり興味を感じないんですよねぇ。仁左衛門さんも玉三郎さんもきれいなんだけど、どうせなら違う配役で見たかったなという思いが少々。それにしても仁左衛門さん与三郎は柳の下に立った時すごく絵になります。玉三郎さんお富はきれいだけどちと怖い。 感想は以上です。 ちなみに今月は昼・夜ともに終演時間が少々遅め。昼の部は16:05くらい、夜の部は21:20くらいだそうです。
2005年04月01日
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