創生陸玖の『Learning Journey』

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2022/06/06
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テーマ: 人間関係(929)

 先月は「不安」「怒り」と、人間の感情について深掘りしてきました。感情の対処法がわかったとしても、繊細な人であれば少なからず周りの影響を受けてしまうでしょう。では、それにはどうしたらいいのでしょうか。

 今回は「周りからの感情の影響をうまく切り離す」というテーマでまとめていきたいと思います。さっそく、いってみましょう!

感情の影響をうまく切り離すための基本的な考え方

・周りからの感情の影響をうまく切り離す

・自分と相手をうまく切り離す

 上記の2つは感情の対処法の基本です。相手が怒っている、悲しんでいる、喜んでいる、という感情はその人の気分であり、自分には関係ないということです。「自分の幸せ」と「相手のあり方」の間には、基本的に関係性はないのです。

 では、なぜ相手と自分の幸せや感情が関係あると思ってしまうのでしょうか。これには 2 つの理由があります。それは「価値の不在」と「気にしすぎ」です。

「価値の不在」は、自分には価値がない、と思うと「がんばらなくちゃいけない」「相手に気に入られなくちゃいけない」という考えが生まれてきます。これが人間関係のパワーゲームにつながり、「相手が幸せではないから自分は不幸なんだ」「相手がイライラしているのは自分のせいなんだ」と思うようになってしまうのです。

 そしてこれは「気にしすぎ」につながります。けれども、それは相手の感情に過敏に反応しているだけで、実際に相手の感情と自分の感情やあり方には関係ないのです。相手が風邪を引いていたら、わざわざそれをもらう必要はありません。相手の体調が悪くても、あなた自身には関係ないのです。

 周りの感情の影響をうまく切り離すために、まず基本的な考え方が「相手の感情と自分の感情は関係がない」ということです。これを理解していくと、無意味な感情のパワーゲームが少なくなるでしょう。

なぜ目の前の感情に責任を感じてしまうのか?

 相手の感情と自分の感情は関係がない、ということが基本的な考え方なのですが、多くの人が「目の前の人の感情に責任を持たないといけない」と感じてしまいます。それはどうしてでしょうか。

 これは親との関係からスタートしています。なぜなら、親の機嫌がよくないと子供は捨てられるリスクが出てくるからです。それはサバイバル(生存)を意味しています。同じように職場で上司がイライラしているのを感じると、自分を辞めさせようとしている、と思い、それが生存のスイッチを入れてしまうのです。

 幸せな人は、お互いの境界線を尊重しています。それは感情的な自立があるからです。

 感情に溺れている人は、普通の状態とは言えません。溺れている人は他の人をつかもうとするため、ベタベタした付き合い方になります。これが感情の自立ができていない状態です。

 また、そういった親に育てられた人は、人との距離を学ぶ必要があります。「自分がどういうときに幸せを感じるのか」「どういうときにイライラするのか」を一つひとつ見ていく必要があるのです。そして日常的に「ちゃんと自分のことを伝えられるか」ということが大切です。

 親であっても境界線がわかる相手かどうかということなのです。距離感を見出すことで健康的な関係を作っていくことができます。親であっても、他人であっても、自分と分離していることが大事なのです。

相手に巻き込まれないために必要なことは?

 相手の感情と同調したとき、過去にそういうあり方の人がいたかもしれません。それは母親、父親のどちらかもしれません。相手のことが嫌だなと思ったとき、自分の中にも何かがあるのです。

「目の前の人の感情に責任を持たないといけない」と感じてしまうのは、生存のスイッチが入ってしまうからです。そしてこれは、多くの人が感情的にも、経済的にも自立していないからであり、そのために相手のあり方に巻き込まれてしまうのです。

 反対に感情的にも、経済的にも自立していれば、相手のあり方には巻き込まれないですむでしょう。余裕があれば、何事にもあなた自身の選択ができるのです。そのため、感情的にも、経済的にも一つずつクリアにしていく必要があるのです。

 感情のズレは子供のころから持ってきたものです。多くの人は、ポジティブ、ネガティブに、そして自立か依存に偏っているものです。この感情のエネルギーが人々のダンスを生みだし、美しさを作っていると言えるでしょう。相手と繋がれるのは、相手と同じ怒りや悲しみを持っているからです。そして、同じ愛を持っているからなのです。

 いかかでしょうか? 今回は「周りからの感情の影響をうまく切り離す」というテーマでお届けしてきました。

 相手の感情に巻き込まれないためにも「自立」という言葉がキーポイントになりそうですね。けれども、感情は相手と繋がれる役割でもあります。自立しながら、うまく人と繋がれるエネルギーを持ちたいですね。

 それでは読んでいただき、ありがとうございます。

【参考文献】

・バシャールの人間関係講座~バシャールまとめ⑫~(2021年2月19日記事)

・親子関係は人生に何を与えるのか?(2021年5月22日記事)

・Ken Honda 本田健










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Last updated  2022/06/06 07:30:05 AM
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