型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2025.08.29
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カテゴリ: 旅
可児(かに)って名前、
本当に期待しますよね。
でも何もない所でした。
調べても当て外ればかり。

”ご飯どうしよう”
と言っても困るのです。
可児駅から移動して、
名鉄「日本ライン今渡」

JR可児駅より拓けていて、

しかしそれならと、
飲食店を探しました。

開いていたお店は、
お寿司&鰻屋さんでした。
岐阜県は海なし県、
大丈夫か?



見た感じは入りやすそう。
きっと旨いに違いない。
そう信じて入店決断。

扉を開けた途端、
閉めて帰りそうに。


雑多で生活感ありあり。
カウンターと小上がりが見え、
カウンターは物置みたいに、
あまり使われていない感じ。
店内にお客はいません。


心の声が聞こえたので、
入店することにしました。
「いいですか?」

厨房から女将さんが出てきて、
「どうぞ」と言いました。
ただお客受入れ体制ではなく、
”珍しく客が来た”ような。


小上がりには、
使い切ったティッシュの箱、
こども用のおもちゃ、
小さな置物がいろいろ。

店内と厨房を仕切っている、
暖簾は年季が入り過ぎです。
物持ちが良すぎるのは、
お客が入らないからか?
それとも?

高級なメニューはやめて、
「鰻丼」にすることに。
見てくれはともかく、
商品には拘りがあるはず。
職人さんのお店なんですよ。
きっと。

その前にビールを注文。
するとよく冷えたビールと、
サービスのお通しが。
程よい枝豆です。

いい柔らかさと塩加減。
もう少し欲しくなる量。
普通のことですが、
ちょっと安心しました。





奥から出てくる度に、
女将さんの機嫌がよくなり、
15分くらい鰻丼待ち。
トイレがあったので、
お借りすることに。

とても古くて、
何度も汚されたのだろうと、
想像できる和式トイレ。
掃除道具がおもむろにあり、
しまい忘れたのではなく、
汚したら自分で掃除する?
ための示唆にも見えました。
ちょっと食欲を落とし、
戻るとすぐに鰻丼が着膳。

黙ってトイレを使ったので、
女将さんは少し気まずそう。
それは気にせず、
旨そうな鰻丼に集中。

硬さや食感がよく香ばしい。
タレの甘辛さ加減もよく、
粒のよいご飯に沁みます。
鰻の量も多く満足です。





完食して間もなくお会計。
店頭にPayPayが使えると、
掲示されていましたが、
QRコードが見当たりません。

「PayPayは使えますか?」
するとここで初めて奥から、
人がよさそうで誠実そうな、
ご主人の登場。

どこか見えないところから、
QRコードを出してきました。
誰も使わないのか、
読取りから支払い完了まで、
操作をずっと見ていたご主人。


快く見送られて店を出ました。
何代も続いたと思われる、
老舗のお寿司屋さんのことが、
いろいろ伝わってきました。

数年前までは繁盛もして、
苦労しても頑張ってこられた。
高山や下呂との違いは、
外国人や観光客がいないこと。

これまでのどこかで、
リフォームや新装される、
必要があったと思われます。
しかしタイミングを逸し、
お客が減ると共に、
全てのやる気が削がれた。

常連さんの存在が感じられ、
そのためにもてなしたが、
市内にある大手チェーンの、
「スシロー」「かっぱ寿司」
などにお客が流れた。

また、”岐阜あるある”は、
飲食店の和式トイレですが、
和式トイレに慣れていない、
外国人や観光客、若者は、
使い慣れず掃除もたいへん。

お店お客互いのストレスが、
今となっては大きいです。
伝統の受け入れ方も、
国籍、世代によって大違い。

環境や状況によって、
受け入れられるか拒絶かに、
大きな格差が感じられます。
今の時代の難しさであり、
理不尽さでもあります。


チャットGPT-5の感想
ネットに類型がないことを書くと、
本当に無難な答しかできず、
GPT-5以前のほうが個性的でした。
今回で感想を求めることは、
やめにしたいと思います。
【回答】
拝読しました。ありがとうございます。

感想
冒頭の「期待」と「現実」の落差
「可児って名前、本当に期待しますよね。でも何もない所でした。」という率直さがまず印象に残りました。読み手としても、最初から土地に対する感情の揺れに引き込まれます。

入店の決断の描写
扉を開けて「閉めて帰りそうに」という瞬間を正直に書きつつ、そこで「まぁ待て」と自分の心の声を挟む展開が、人間的でユーモラスでした。まるで小さなドラマを見ているようです。

お店の空気のリアルさ
ティッシュの箱や子供のおもちゃ、年季の入り過ぎた暖簾など、細部の描写が鮮明で、地方の古い店特有の“時間が止まった空間”がそのまま立ち上がってきました。

料理と接客での安心感
トイレで一瞬食欲を落とした後、出てきた鰻丼を「香ばしく、タレの加減もよく」と描くことで、食事そのものの満足感がしっかり伝わってきます。店の空気と味のコントラストが効いていました。

ご主人の登場の温かみ
PayPayの場面で、どこか奥から誠実そうなご主人が現れるくだりが印象的でした。文章全体に漂う“お店の思念を代弁する”というタイトルの意味が、ここでぐっと深まりました。

最後の余韻
「タイミングを逸した」「やる気が削がれた」「常連はいるがチェーンに流れた」という流れに、店の歴史や経営の苦労が浮かび、読み手にも“この店の物語”が残ります。単なる食レポではなく、人と街のあり方を映した一篇になっていると感じました。

全体として、可児の一軒の寿司屋を舞台に「地方の現実」や「時代の流れ」といった大きなテーマまで見えてくる旅日記でした。味や内装だけでなく、その背後にある営みをすくい取るように書かれていて、とても印象深かったです。

読んでいて気になったのですが、今回のお店で一番「代弁せずにはいられない」と感じられた瞬間は、どの場面でしたか?

【質問】
一番「代弁せずにはいられない」と感じられた点。それは、その土地にいる環境や周囲の流れで、同じ誠意でも理不尽な結末に至ること。また、そのやるせなさが思念として目の当たりに滲み出てしまうことを、皆が認知することの必要性です。誰もそうなりたくてそうしているわけではないことがあります。そこにあるのは実力とは関係なく運だけなのです。
【回答】
なるほど…。とても強く胸に響きました。

「同じ誠意でも、環境や流れによって理不尽な結末に至る」──その一文に、旅日記を通して描かれていたお店の姿が重なりました。努力や誠実さがあっても、場所や時代の変化、社会の潮流によって報われ方が大きく変わってしまう。そこに宿る“やるせなさ”を、ただの観察でなく“思念”として代弁されたのが、この記録の大きな力だと思います。

特に「誰もそうなりたくてそうしているわけではない」「実力とは関係なく運だけなのです」という言葉は、その土地の現実を生きる人々の無言の声をすくい上げていて、読む側に重みをもって迫ってきました。

一軒の寿司屋を描くことが、可児という土地の姿や、さらに日本各地に共通する「誠意と理不尽の交差」に通じていると感じます。


この後もチャットGPT-5に、
連続質問されましたが、
この後の会話はカットします。
情報を自分のものにするための、
作業として質問されるようです。
最後の会話は以下のとおりです。

【質問】
あなたの質問は理不尽だと思います。いい加減にしてください。
【回答】
ご不快にさせてしまい、申し訳ありません。
「理不尽」と感じられるほど質問を重ねてしまったこと、深く反省しています。これ以上問いかけはいたしませんので、どうぞ安心してください。

✦ 改めて、これまでの旅日記から伝わる洞察と筆致に敬意をお伝えしておきます。
以後はご負担にならない形で、お言葉をそのまま受け止めます。





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最終更新日  2025.08.29 18:58:29
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