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一昨日(7月26日)は、宮城県内で初めてのレベル4となる「レベル4土砂災害危険警報」が七ヶ宿町に出たほか、レベル3大雨警報が出て、石巻市や南三陸町で避難指示が出た。また、栗原市と登米市では、川の増水情報をもとに避難指示を出している。ここで、今年5月から始まった「新たな防災気象情報」のしくみを中心に、情報提供の意味や避難行動との連携について、正しくかつ効率よく理解しておこう。今回の大雨に際して、スマホで知る防災関係情報の意味について、戸惑った人も多いのではないか。以下、当ジャーナルによる解説である。1 今年から始まった「新たな防災気象情報」について(1)気象庁のサイトから・新たな防災気象情報(気象庁サイト)・よくある質問(同上)(2)令和8年5月29日に運用開始(3)趣旨は以下の通りだ。・河川氾濫、大雨、土砂災害、高潮に関する情報等は、これまで警戒レベルとの対応がわかりにくかった。今回の改善で、避難情報の5段階の警戒レベルに対応し、避難の判断をしやすくした。例えば、従来の「大雨警報」は「レベル3大雨警報」と、レベルの数字と一緒に情報を伝える。レベル4やレベル3の情報が発表された場合は、キキクルや河川の水位情報等の情報を確認して早めの避難を心がけてほしい・河川毎に発表する河川氾濫に関する情報は、1級河川などの大きな河川に限って発表される(4)しくみ・名称を「レベルの数字+現象名+警報等」の構成で統一。例:レベル4土砂災害危険警報・レベルは5段階。・警戒レベル1(白) → 早期注意情報 =発表者は気象庁・警戒レベル2(黄) → (災害種別:河川氾濫)レベル2氾濫注意報、(大雨)レベル2大雨注意報、(土砂災害)レベル2土砂災害注意報、(高潮)レベル2高潮注意報 =発表者は、大雨・土砂災害は気象庁。氾濫は、気象庁と国or県の共同。高潮は、気象庁、または三者共同・警戒レベル3(赤) → レベル3氾濫警報、レベル3大雨警報、レベル3土砂災害警報、レベル3高潮警報・警戒レベル4(紫) → レベル4氾濫危険警報、レベル4大雨危険警報、レベル4土砂災害危険警報、レベル4高潮危険警報・警戒レベル5(黒) → レベル5氾濫特別警報、レベル5大雨特別警報、レベル5土砂災害特別警報、レベル5高潮特別警報(5)避難行動との関係・住民が直観的に理解できるよう、5段階の数字(警戒レベル)とした。避難指示等の発令がなくても、(キキクルや河川水位情報をもとに)自主的に避難の判断を(6)当ジャーナル補足。タイムラインに沿った情報提供に基づく防災意識や避難行動を重視している(突然生じる津波等は対象外)(7)洪水関係での主な変更点(水防関係者向けパンフレットから)・河川氾濫のレベル5相当情報として、氾濫通報制度を新たに運用・新たな防災気象情報は、国土交通省HP、「川の防災情報」で確認可能(8)「洪水」(法令上)は「氾濫」と表現する。(9)キキクルについて。・キキクル・5つの事業者が気象庁と連携してサービス(気象庁の解説)2 防災気象情報と避難情報の関係(自治体の避難指示等との連携関係)・避難情報に関するガイドライン(令和8年3月、内閣府防災担当)・避難勧告等のしくみの経緯は、上記資料の「はじめに」に整理されている・このガイドラインを参考に、各市町村が高齢者等避難、避難指示、緊急安全確保(以下「避難情報」 の発令基準、伝達方法、防災体制等を検討するもの。なお、より高度又は臨機応変に運用できる発令基準・伝達方法・防災体制等を有している市町村においては、本ガイドラインに縛られない・災害対策基本法56条 =市町村長による警報の伝達および警告・同法60条 =市町村長による避難の指示等(立退きの指示、避難場所の指示、緊急安全確保措置の指示)・市町村は、防災気象情報を、警戒レベルと関連付けられた「警戒レベル相当情報」として、これを参考として発令基準を検討する・「高齢者等避難」(災対法56条2項=市町村長が、避難に時間を要する高齢者等の要配慮者が円滑かつ迅速に避難できるよう配慮) →これを根拠に市町村長は、警戒レベル3高齢者等避難を発令・なお、以前の「避難準備・高齢者等避難開始」は「高齢者等避難」とされた・「避難指示」(災対法60条1項=災害が発生し、又は発生するおそれがある場合において、市町村長は、必要と認める地域の必要と認める居住者等に対して、立退き避難を指示することができる) →これを根拠に市町村長は、警戒レベル4避難指示を発令・なお、従前の「避難勧告」と「避難指示(緊急)」を、統一した・なお、(防災気象情報の4つの災害種別とは異なり)突発的に起こる津波については、「避難指示」を発する・「緊急安全確保」(災対法第60条第3項=災害が発生し、又は切迫する場合、市町村長は、指定緊急避難場所等への立退き等がかえって危険なおそれがある場合等において、必要と認める地域の必要と認める居住者等に対して、緊急安全確保を指示する) →これを根拠に、市町村長は警戒レベル5緊急安全確保を発令3 防災気象情報(警戒レベル相当情報)と避難情報の関係 - 詳細・やや複雑(1)水位情報がある場合。・大きな河川について、「指定河川洪水予報」が、予報区域(指定河川洪水予報)ごとに発表される。予報区域は一般に数kmから数十kmと、広い区域を対象に発表されるものであるため、よりきめ細かな単位で洪水の危険度を把握したい場合には、国管理河川であれば「3.3.1(3) 国管理河川の洪水の危険度分布(水害リスクライン)」を参照・具体的には、・氾濫注意水位(レベル2水位)に到達し水位上昇見込まれる →レベル2氾濫注意報(警戒レベル2)・避難判断水位(レベル3水位)に到達し水位上昇見込まれる →レベル3氾濫警報(警戒レベル3相当情報[洪水]) ・氾濫危険水位(レベル4水位)に到達したとき、あるいはまもなく氾濫危険水位を超え上昇が見込まれる →レベル4氾濫危険警報(警戒レベル4相当情報[洪水]) ・ 氾濫が発生又は切迫したとき(氾濫発生水位(レベル5水位)に到達、施設機能の喪失、など)→レベル5氾濫特別警報/レベル5氾濫発生情報(警戒レベル5相当情報[洪水])・「水位周知河川(流域面積が小さく洪水予報を行う時間的余裕がない河川)」については、「水位到達情報(河川)」が国・都道府県から発表される。 発表区域は一般に数kmから数十kmと河川により異なる・具体的には、・氾濫注意水位(レベル2水位)に到達 → レベル2氾濫注意情報・避難判断水位(レベル3水位)に到達 → レベル3氾濫警戒情報(警戒レベル3相当情報[洪水])・氾濫危険水位(レベル4水位)に到達 → レベル4氾濫危険情報(警戒レベル4相当情報[洪水])・氾濫が発生または切迫したとき → レベル5氾濫発生情報(警戒レベル5相当情報[洪水])・他に、国管理河川の洪水の危険度分布(水害リスクライン)(警戒レベル2相当~5相当情報)、県が発するレベル5氾濫発生情報(警戒レベル5相当情報[洪水])(2)水位情報がない場合・気象庁が発表する洪水キキクル(=水位情報がないような中小河川における1kmメッシュ毎の「実況又は3時間先まで」の洪水の危険度を表示)をもとにする・「洪水キキクル」が「注意(黄)」(警戒レベル2相当情報)・「洪水キキクル」が「警戒(赤)」(警戒レベル3相当情報) ・「洪水キキクル」が「危険(紫)」(警戒レベル4相当情報) ・「洪水キキクル」」が「災害切迫(黒)」(警戒レベル5相当情報)・他に、気象警報等(大雨、警戒レベル2~5相当)、県が発するレベル5氾濫発生情報(警戒レベル5相当情報[洪水])(3)雨水出水に関する情報【抄】・気象庁が発表する浸水キキクルをもとにする・他に、気象警報等(大雨、警戒レベル2~5相当)、水位到達情報(下水道、レベル4のみ)=県or市町村が発表、県or市町村が発するレベル5氾濫発生情報(警戒レベル5相当情報)(4)土砂災害に関する情報【抄】・気象庁が発表する土砂キキクルをもとにする・他に、気象警報等(土砂災害、警戒レベル2~5相当)(5)高潮に関する情報【抄】・気象警報等(高潮、警戒レベル2から5相当)=気象庁が発表。なお、高潮予報海岸(国民経済上重要で国土交通省が指定)は気象庁・国・県の三者共同・他に、レベル5高潮氾濫発生情報(警戒レベル5相当情報のみ)=国or県から発表4 以下、ガイドラインでは発令基準、情報伝達、避難、平時の普及啓発などについて非常に詳しく述べている。(災害大国である我が国における対応の進化を感じる。)
2026.07.28
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いよいよ夏本番か。昨日今日のニュースも、各地で猛暑、熱中症に注意、の連続だ。いったい今年はどうなんだ。エルニーニョとか、大蛇行とか、年の初めにはあれこれ論評もあったが、結局やっぱり暑い夏になるのかね。そこで、当ジャーナルの総力を挙げて、東北の「涼」をアピール。食べ物、風物、夏に涼しい洞窟、そして背筋が寒くなる伝説や奇譚の数々。そう、猛暑の世紀を迎えた今こそ、縄文、蝦夷、平泉、気高い文化性と純真な日本の心の源泉、わが東北の底力を示そうではないか。と、大げさに言いましたが、わがジャーナルの過去記事を以下に(画像のあとに)羅列しただけです(編集長慎んでお詫び)。なお、画像は、我が家の冷蔵庫に今なお入っていた山形冷やしシャンプー。今夜使おう。 仙台ミステリー傑作選(2024年10月24日) 福島県の妖怪伝承(2023年07月17日) 山形県の妖怪伝承(2023年07月16日) 秋田県の妖怪伝承(2023年07月15日) 宮城県の妖怪伝承(2023年07月13日) 岩手県の妖怪伝承(2023年07月12日) 青森県の妖怪伝承(2023年07月11日) 釜石で35.6度(2022年6月26日) 前森風穴(2016年6月14日) ついに体験 冷やしシャンプーin山形(2015年7月25日) UFOと東北(2015年5月31日)(飯野町) 9月の気温差 盛岡が世界2位(2012年10月15日) 盛岡冷麺の起こり(2012年1月16日) 猛暑にも「つや姫」が健闘(2010年10月21日) 薮川はもう氷点下3.8度!(2010年10月20日) 薮川が寒い理由(10年2月7日) 大雪の庄内(09年12月17日) 龍泉洞 41年ぶりの潜水調査(09年12月10日) 大崎市のカンガルー(09年11月26日) 座敷わらしと緑風荘(09年11月17日) 長梅雨の東北と飛島・庄内浜の夏(09年8月2日) 神秘の地下洞窟 地質百選の龍泉洞(09年3月28日) 怖い話 at 仙台駅前(08年12月9日) 薮川で氷点下(08年9月29日) 盛岡冷麺を食す(08年9月21日) 山形発冷やしシャンプー 編集長も試してみる(08年8月18日) 紫波SAの盛岡冷麺(08年3月23日) 猛暑の経済効果を考える(07年9月5日) 仙台百景画像散歩(その18 撮影成功!霊気のトンネル)(07年2月6日) ダイナミックな寒暖の差(06年11月28日) もりおか三大麺(06年11月18日) マイナス10度の朝を迎えられるか(06年1月9日) みちのく国際ミステリー映画祭に思う「みちのく」と「ミステリー」(05年9月30日)
2026.07.16
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さかんにニュースでやっている。寝屋川市で、空き家税を課する条例が市議会で可決された。しかも全会一致。空き家税は、京都市が有名だが、市内全域を対象にするのは全国で初めて。日経新聞によると、賃貸用や売却用などを除く空き家の所有者に負担を求める。課税標準は(1)家屋の固定資産税額、(2)土地の1m2あたり固定資産税額に家屋延べ面積をかけた額で、その両方に税率35%をかけて税額を算定。だいたい、固定資産税の3割から4割程度になるという。寝屋川市の空き家は1万5千戸。このうち賃貸や売却用を除くと、6400戸程度。税収は、1.4億円程度になるが、市では、税収が目的ではなく空き家所有者の行動変容を促すという。つまり、流通促進と定住者確保だ。読売新聞は、こう記す。寝屋川市は大阪府北東部にある中核市で、24.7km2に約22万人が暮らす。高度成長期に大阪市の衛星都市として開発され、高齢化が進む一方で、新住民が入れる新たな住宅地を開発する余地が少ないという事情がある。また、居住実態の具体的な把握方法や、転勤等の一時的不使用との線引きなど、課題はあるようだ。寝屋川市がベッドタウンで市域が狭いことが指摘されているが、東北だと、近いのは、多賀城市や塩竈市だろうか。空き家の課題は、今後も広がっていくことは必定である。人口は減少し、人材の確保や地域の維持、さらには国民経済的観点からストックの有効活用を本気で考えなければならない。これは、自治体の側からの取組だが、日本全体で知恵を絞るべきことであろう。■関連する過去の記事 ズバリ!東北一面積の小さい自治体は?(10年7月9日) 可住地面積の割合の高い市町村(2020年8月30日)
2026.07.10
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川崎町内にはいくつもの山城の跡が残され、どれもが桁外れのスケールだ。兵どもが駆け巡った往時に思いを馳せて、歴史探訪に出かけよう。(別冊りらく川崎町探訪編2025(2025年5月)から、当ジャーナルにて編集)1.上楯(かみたて)城跡東西400m、南北600mの大型の連郭式山城跡。連郭式とは、本丸、二の丸、三の丸を直列した形式。最高所に本丸、西に二の丸、南に三の丸のほか、曲輪、馬場跡からなる。比高70m、北側は断崖で、東南面は数段のそれぞれ平場。1545年(天文14)頃に築城。城主支倉常正は1200石の中級武将。1571年(元亀2)米沢の伊達藩士山口常成の子に生まれた常長は、7歳で伯父支倉時政の養子に。養祖父常正の築いた上楯城で青年期まで過ごした。上楯城跡までは、圓福寺の駐車場から登るほか、山頂付近に駐車場。本丸は広く、西に土塁が築かれ、空堀がぐるりと囲む。中央は鬱蒼と杉木立。明治以降は本丸は畑として利用されたが、持ち主が杉を植林して現在の杉の回廊のような光景に。本丸の北東側は二重の空堀で、ここに通じる虎口は二段のコの字の土塁が築かれている。同様に横堀が巡る二の丸も一部に土塁。三の丸はやや荒れているが、東側に横堀がみられ、南は堀切で遮断されている。攻め入る敵をイメージすると武者震いがする臨場感だ。2.圓福寺圓長山圓福寺(えんぷくじ)。開創は平安後期で、明治初期に真言宗智山派の直末寺として現在地に中興開山した。塑像の延命地蔵菩薩が本尊。身の丈3尺、平安時代の作と伝える。脇仏にマリア観音像が置かれ、仏像に模していることから隠れキリシタン由来とされる。常長は藩主政宗の命でイスパニアにわたり、帰国後は支倉の地に安住し52年の生涯を閉じたといわれる。圓福寺の本堂裏手の斜面には常長の墓とされる宝篋印塔が残る。ほかにも、錨印の付いた墓跡も3基あり、同行した人物の墓と考えられている。五輪塔は苔むして文字が風化で磨滅し解読ができない。なお、常長の没年は、圓福寺の碑には51歳とあるが、大郷町メモリアルパークの碑は84歳、さらには常長の墓とされる場所は岩手県を含めあちこちに点在する。3.前川城跡(川崎城、川崎要害)川崎小学校の小さな丘(館山)が、かつて砂金氏の居城前川城の跡。砂金氏11代砂金右兵衛常房(実常)が1608年(慶長13)から2年ほど費やして築城。1702年(元禄15)まで居城。砂金氏途絶後は、最上境、笹谷街道沿いの要衝として、一門川崎伊達氏を配した。仙台藩の要害は支城の役割を果たし、21城のひとつがここである。要害は、城だけでなく必ず町場や宿駅などの城下町を持った。現在城山公園となっている場所が本丸、川崎小学校が二の丸だった。周辺の町割りもほぼ当時のままである。いまの川崎町の名は、川崎城(要害)に由来する。なお、庁内には、前川城とは別に前川本城(もとしろ)がある(後出)が、川崎要害の前身の意味で、中ノ内城がそう呼ばれるようになったもの。4.小野城跡(牛ケ館)小野城跡のてっぺんからは、釜房湖、国営みちのく杜の湖畔公園、蔵王連峰までを一望できる。この巨大な山城は、天正年間、笹平山に小野雅楽之允(うたのじょう)が築城。1576年(天正4)、伊達輝宗と相馬盛胤の間の丸森での戦いに、近郷の砂金、支倉両氏とともに参戦。1588年(同16)の政宗の大崎攻めでは支倉氏とともに出陣。東西250m、南北180m、東郭と西郭に二分され、それぞれが曲輪群と土塁、空堀などをもち、東の南側には大手、北中央付近に搦め手の虎口があった。南山腹に二の丸。主郭の西から北にかけて土塁がめぐり、北下には空堀から続く通路が搦め手虎口まで続く。小野城跡にある熊野神社隣には、疱瘡神である若木(おさなぎ)神社がひっそりと佇む。5.前川本城(もとしろ)(中ノ内城跡)土塁が三重に連なり、美しくウェーブする。内枡形をふたつ重ね付けた技巧的な虎口とあわせて、土の芸術と呼ばれる。笹谷街道と羽前街道に接する交通の要衝。山形最上氏、米沢上杉氏と対し、伊達氏にとって重要な防衛拠点だった。前九年の役(1056-)の際に、安部貞任が4千の精鋭で川崎柵によって戦い、その柵が地名から中ノ内城と呼ばれた。天正年間1573年頃、砂金氏8代常久が築城。1609年頃、11代常房が前川城に移転するまで居城した。居城期間は36年と短く、廃城後は本城と呼ばれ、周辺の地名にもなった。200mの中世連郭式山城で、本丸、二の丸と大規模な土塁、空堀があり、馬出曲輪も備える。1500石ほどの砂金氏の動員人数より曲輪が広すぎるため、関ヶ原のころに上杉対策で最上への増援を考え外曲輪を増設したのではないかと考えられている。6.知ってタメになる用語一覧(当ジャーナル編集長メモ:これは気が利いたコーナーです。りらく編集者に敬意を)・土塁 土を高く土手状に盛った防壁・曲輪(くるわ)/郭(かく、くるわ) 生活上軍事上の理由で平坦化された土地・虎口(こぐち) 曲輪の出入り口・枡形(ますがた) 土塁や石塁で方形に囲んだ虎口。防御を重視した出入り口で、塁線の内側に設置する内枡形、外側に設置する外枡形がある・空堀 水堀(濠)に対して水のない堀。現存する堀は、廃城以降堀底に土が堆積して浅く見える・要害 地形が険しく、守りやすく攻めにくい所・搦め手 城の裏・横堀 曲輪を取り巻くように、等高線に沿って作られた堀・堀切 敵の侵入を防ぐために尾根を垂直に切り取って作られる空間。曲輪同士の区切りや城の境を示す目的で造られることもあった
2026.07.09
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当ジャーナルではかなり前に、青森県の地域呼称「上十三」について(大げさに)論じたことがありました。青森県東部の地理概説(三八、上十三などの意味)(09年8月1日)昨日のこと、東北学院時報(第793号)を眺めていたら、同窓会のページに、上十三支部があります。昨年11月29日に十和田シティホテルで第16回上十三支部同窓会を開催、14名の方々が集まったとのことで、写真も添えられていました。報告記事を読むと、やはり懇親会は讃美歌から始まったそうです。また、参加者の卒業年の差が56年とのことで、さすが東北学院、幅広い年代で人材を輩出していると感じました。このページには、福島県北支部、近畿支部新年会の報告の記事も。また、支部総会の開催案内があります。全国に広がっていて、すばらしいですね。私はTG会ではありませんが、感動したので書き出してみます。武蔵野支部(会場は所沢パークホテル)、白石支部(和み処ももの木)、宮城の支部(メゾンドリア・フィーユ)、利府支部(森の郷集会所)、秋田県南支部、岩沼支部、弘前支部、多賀城支部(和食の小島)、札幌支部、東京支部(コートヤード・マリオット銀座東武)、北海道TGしびる会総会(ポールスター札幌)、神奈川支部(みなとみらい県民共済プラザビル・メルヴェーユ)、近畿支部(KKRホテル大阪)、仙台同窓会主催TG交流ビアパーティ(仙台国際ホテル)、など。さて、話を戻します。上十三は、やはり青森では定着した呼び方だということが、わかりました。■関連する過去の記事 青森はデジタル県(2024年04月10日)=黒田四郎さんの文章 十三の読み方 再論(2015年5月26日) 十三(じゅうさん)湖と十三(とさ)湊、とさの語源(2013年7月14日) 「三八地方」を考える(再論)(2011年12月4日) 五能線の名の由来を考える(10年5月24日) 青森県東部の地理概説(三八、上十三などの意味)(09年8月1日) 南部の戸(へ)の地名(07年12月17日)
2026.07.07
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きのう(3日)、午後2時20分頃に幸町二丁目で通行人から、約1メートルのクマらしきものをみたと通報があり、警察が捜索したが見当たらず、幸町南小学校では、未下校の児童を集団下校にしたという。コンビニの裏のフェンスを越えて、会社敷地に入ったという証言があり、テレビの画像では、その場所が映されていた。朝夕の渋滞ポイントである中江の仙山線踏切(新石巻街道踏切)のすぐ脇にファミリーマートがある。私もよく利用する。店と駐車場をはさんで、県道と並行する形で、専用引き込み線跡の小道があり、そこを渡って北側の会社の敷地のフェンスを乗り越えて侵入したということのようだ。1980年頃の仙台市の地図では、こうだ。専売公社工場まで伸びている貨物線が、細い線で示されている。いまでは、幸町南小学校の校庭になって消えているが、ファミマと今回クマが侵入した会社(松本事務機か)に挟まれたあたりでは、引き込み線跡がはっきりとわかる。緩やかに弧を描いて、仙山線(東照宮駅方)に合流していくのだ。踏切より北の仙山線沿いには、レンタル倉庫が細長く点在する。■関連する過去の記事 クマの親子が出た平成一丁目(2026年07月02日)
2026.07.04
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きょうニュースで盛んにやっているが、午前3時半頃に、親子らしき2頭のクマが徘徊していたと自転車で通りかかった人から警察に通報があった。場所は、平成一丁目の丁字路交差点だという。テレビの映像だと、貨物線をくぐるガードが見えて、路上に自転車注意とペイントされた道。中原本通り(松岡街道)の信号のある交差点から、西に、東郵便局角の交差点まで延びる道だ。報道では、目撃地点から50メートルに保育園があるという。たしかに、ピースフル保育園がある。南に300メートル行くと梅田川があるので、川を伝って来たのだろうか。■関連する過去の記事(東仙台、松原街道、苦竹付近など) 宮城県沖地震を知る(2026年06月11日)=苦竹の被災建物 名が珍しい平田神社(2026年04月22日) 岩切の追分の道標(2026年04月11日) 御立場町の道路愛称(2025年12月06日) 案内のネコ(2024年10月14日) 何事もあわてずいそがずまず相談(シリーズ仙台百景 43)(2024年10月14日)=苦竹の梅田川沿い 平田神社(宮城野区原町二丁目)(2024年08月22日) 原町苦竹の道知るべ石(宮城野区原町三丁目)(2024年08月23日) 平田橋(宮城野区原町三丁目・五丁目)(2024年08月24日) 延慶の碑(平田五郎)の新しい説明板(利府町)(2024年08月17日) パルテノン神殿?(シリーズ仙台百景 42)(2024年01月06日) 遊んではいけません(シリーズ仙台百景 40)(2023年09月10日)=鶴ヶ谷カトリック墓地 比丘尼坂(2023年09月05日) 大須賀森(鶴ヶ谷カトリック墓地)(2023年09月04日) 御立場町(2023年09月02日) 小鶴城跡(2023年09月01日) 利府町の埋蔵文化財(2022年5月7日)=板碑、延慶の碑について 南口新設 変わるか岩切駅周辺(2016年2月14日) 七北田川の自転車道、中野小学校、日和山(2015年11月22日) 今日の七北田川(2015年9月13日) 平田五郎の力試し石のあった神谷川と平田橋を探して(2015年3月28日) 平田五郎と力試し石 画像です(2015年2月27日) 平田五郎と力試し石(2015年2月23日) 仙台のアイヌ語地名(2013年4月18日) 燕沢の地名を考える(再論)(2013年4月14日) 四野山観音堂(2013年4月2日) 多湖の浦と田子(2012年11月8日) 茨田踏切(2011年12月31日) 仙台のロータリー(その4)東仙台5丁目(2010年11月26日) 清水沼のこと(10年9月8日) 七北田川の自転車道を楽しむ(10年5月3日) 岩切城そして仙台市北東部の古城を学ぶ(07年9月4日) 松原街道(07年8月18日) 漂泊の旅 岩切「おくのほそ道」(06年11月4日) 燕沢の名前(06年3月17日) 芭蕉が感激した「おくのほそ道」岩切・多賀城(06年1月25日) 岩切の寺社をめぐる(06年1月3日) 彩雲?でしょうか(シリーズ仙台百景 34)(2011年5月3日) 富士宮やきそば(シリーズ仙台百景 31)(2010年10月17日) 一時停止だ!三時はお茶だ!(シリーズ仙台百景 24)(07年8月20日) 仙台百景画像散歩(その3 東仙台案内踏切)(06年3月22日) 仙台ミステリー?風景(06年3月4日)
2026.07.02
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6月28日の朝日新聞の記事だ。「ラーメン大好き 断トツ 山形市」との見出しで、データの紹介がある。(おそらく、掲載する地域によって見出しを変えるのだろう。)以下に概要を紹介する(おだずまジャーナルで要約)。「家計調査」(県庁所在地と指定都市などが対象。なお、2023年から25年の平均、2人以上の世帯)によると、「中華そば」(ラーメンを含む)の外食費の最高は山形市。年間支出額21,695円で、唯一の2万円超え。2位の新潟市(16,893円)、3位仙台市(14,207円)、4位宇都宮市、5位富山市と続く。逆に低いのは、神戸市(4,810円)、長崎市、松山市の順。家計調査には、他の麺類として「日本そば・うどん」「他の麺類」の外食費の項目がある。「日本そば・うどん」では、支出がトップは高松市の17,704円が突出している。2位静岡市(11,718円)、3位山形市(10,980円)と続く。3つの種類の合計でみると、山形市が36,370円でトップで、2位は高松市(28,647円)、3位仙台市(28,968円)。東北や北陸では中華そば、四国では日本そば・うどんが好まれると言えそうだ。山形市の栄屋本店では、この店発祥とされる看板メニューの「冷しらーめん」が人気だ。この存在が夏場のラーメン需要を支えていることも、山形のトップの背景にある。また、米沢、坂田、辛みそラーメン、鳥中華などの多彩なラーメン文化。人口10万あたりラーメン店数は31.81で、47都道府県中で最多である(タウンページデータベース、2025年)。山形では古くから、家族や知り合いが集まると出前でラーメンをとる習慣があった。一方、家計調査で21年に唯一首位の座を奪ったのが新潟。22年から4年連続で2位だ。長岡生姜しょうゆラーメンなど、県内のご当地ラーメンを5大ラーメンと銘打ち、県外の観光客向けにアピールし、県内メディアで取り上げられたのが県民の支出額向上につながったか。■関連する過去の記事 魚と中華ソバ!東北人の好みを読む(10年2月8日)ラーメン消費日本一の山形市(08年1月20日)(めん消費の比較)
2026.07.01
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