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松任谷由実さんの(荒井由実時代)1976年発売のアルバム「14番目の月」をボーッと聴きながら仕事してたら、この「何もなかったように」に激ひっかかりしてしまった。前から好きな曲ではあったけど、この曲の本当の良さを今日まで気づいてなかったのかも知れない・・・。いつも「14番目の月」を流して聴いてるとと「朝陽の中で微笑んで」「晩夏 (ひとりの季節)」「さみしさのゆくえ」の3曲の時に何かしてる手が止まって聴きこんでしまうって感じでした。「何もなかったように」のイントロと同時に1984〜1985年の「Yuming Blood Tour」で初めて生で聴いた時の感動が鮮明に浮かんできた。「Yuming Blood Tour」は、10月大阪、12月神戸、1月京都の3回観ました。そのうち日替わりだったのか「何もなかったように」を歌わなかった回もありましたが、2回は生で聴くことができた。「Yuming Blood Tour」の事を簡単に。オープニングはコーラスとバックバンドが医者とナースに扮して、客席から登場して、その扮装のまま、ユーミンも白衣姿で登場して1曲目「DESTINY」を演奏。床は乳白色アクリルの電飾で、1981年「昨晩お会いしましょう ツアー」から使用。そこから進化していき電飾床の頂点とも言える演出でした。そして、後方頭上には15面の巨大ブラウン管が2段に並び、曲ごとに様々な映像を映し出す。ユーミンは白衣の下はサテン地のような鮮やかなブルーのスーツにブルーのハイヒール。その扮装のまま「ハートブレイク」、そして「結婚ルーレット」のイントロで白衣を脱ぎ捨てるとメイド姿に変身。最初に観た大阪と年明けの京都では少しメイドの衣装が変わってたように思う。メイドの扮装の飾りを外し「ランチタイムが終わる頃」をブルーのバリライトに照らされて歌った。この後は怒涛のメドレー!まず、ユーミンはブルーサテン地のアーミールック。「彼から手をひいて」「ハートはもうつぶやかない」「たぶんあなたはむかえに来ない」「ルージュの伝言」「少しだけ片想い」「CHINESE SOUP」「何もきかないで」・・・「たぶんあなたはむかえに来ない」は黄色いレインコートと黄色い雨傘を持ってミュージカル「雨に唄えば」風な演出。またまた早変わりで「ルージュの伝言」〜「少しだけ片想い」で光沢ある白のつなぎ姿で歌った。ここで、見せ場の一つ!早変わりで凄い切れ込みのバニーガール姿に!この前のツアー「REINCARNATION TOUR」を観た人は免疫できてたので、びっくりする事はなかったと思うけど・・。この時の「チャイニーズ・スープ」は最高でした!(自分も初めてあの切れ込み衣装を「REINCARNATION Tour」で観た時は度肝抜かれたけど…。)チャルストンを踊りまくりながら歌うユーミンは可愛かった。バニーガール姿のまま「何もきかないで」でメドレーを締めくくった。ユーミンが上手にはけてベースソロでのアウトロはカッコ良かった。ロングスカートのスーツ姿で登場すると、ゆっくりとMCしてくれるコーナーでした。この前のツアーでは、ゆっくり話すコーナーがなかったのだけが残念だった。舞台センターで椅子に座ったまま歌った「青いエアメール」にも凄く感動したのを覚えてるユーミン自身は、この歌の主人公とは正反対な性格かも知れないとか話してたと思う。「5年 いえ8年、経ってたずねたなら 声もかけれぬほど 輝く人でいてほしい」って歌詞の事を、「私なら5年8年経って会ったら見窄らしい姿でいてほしい」とか言って客席を笑わせていた。そして座ったまま静かに「ノーサイド」を歌った。そしてアウトロと繋がるように「何もなかったように」のイントロが。この曲が始まった途端に凄く泣けたような記憶がある。完全に「何もなかったように」を生で聴いた時の感動なんて忘れてたのに、突然、今日思い出した。シンプルなアレンジにシンプルな照明の中、ポツンとスポットに照らされて歌うユーミンがめちゃくちゃカッコ良かった。「♪人は失くしたものを 胸に美しく刻むから 失くしたものを 胸に美しく刻めるから いつも いつも 何もなかったように 明日をむかえる」この後は、総立ちの激しいナンバーの連続。「DOWNTOWN BOY」「破れた恋の繕し方教えます」「時をかける少女」「星空の誘惑」「埠頭を渡る風」「SHANGRILAをめざせ」「不思議な体験」アンコール「DANG DANG」「14番目の月」「カンナ8号線」この中で特に印象に残ってるのは「不思議な体験」の演出。立ち込めるスモークの中、「未知との遭遇」のような神秘的で穏やかな空間が広がった。今回のツアーでの「不思議な体験」の演出も強烈でしたが、「Yuming Blood」で創り上げた「不思議な体験」の世界は凄かった。「Yuming Blood Tour」の事を簡単に書くつもりが、かなり長く書いてしまった・・。結局・・・「何もなかったように」という楽曲の本当の凄さに今頃気づいたって話でした^^;あの頃だったらきっと「宇宙図書館」の凄さにも気づかずに、流して聴いてたと思う。このアルバムのB面1曲目に収録されています。この時のコンサートで聴いたと思う
2019年05月03日
昨夜の谷村新司さんのライブに続き、今日はユーミンの「TIME MACHINE TOUR」4回目行ってきました。神戸ワールド記念ホール1回と大阪城ホール3回。武道館も行きたかったけど、大阪で今日の再追加公演が発表されたので、武道館はヤメにした。念願のスタンド席だったので、ゆっくりと舞台演出全体も楽しめたし、ユーミンも死角に入る事なくずっと観る事ができた。アリーナ席では臨場感や一体となって盛り上がる楽しみはあったけど、やっぱり今回のツアーはスタンド席が良い。アリーナ2回、スタンド2回でした。今日はスタンドの前の方だったし、音もいつも以上に良く感じた。前回の12月の大阪城ホール公演よりもグレードアップした演出に変わってて感動。20曲目の「不思議な体験」と21曲目の「Nobody Else」が変わってました。この前でも凄かったのに、さらに素晴らしい演出で鳥肌もんでした。セットリストは同じそれでもまったく飽きない。このセトリは自分が特に好きな曲ってのは少ないんだけど、どの曲も多少の思い入れはあるので自然と引き込まれてた。 1曲目「ベルベット・イースター」 2曲目「Happy birthday to you ~ ヴィーナスの誕生」 3曲目「砂の惑星」 4曲目「WANDERERS」 5曲目「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」 6曲目「守ってあげたい」 7曲目「Hello, my friend」 8曲目「かんらん車」 9曲目「輪舞曲 (ロンド)」 10曲目「夕涼み」 11曲目「春よ、来い」 12曲目「Cowgirl Blues」 13曲目「もう愛は始まらない」 14曲目「Carry on」 15曲目「セシルの週末」 16曲目「ハートブレイク」 17曲目「結婚ルーレット」 18曲目「月曜日のロボット」 19曲目「ダイアモンドダストが消えぬまに」 20曲目「不思議な体験」 21曲目「Nobody Else」 22曲目「ESPER」 23曲目「COBALT HOUR」 24曲目「宇宙図書館」 アンコール 25曲目「カンナ8号線」 26曲目「DESTINY」 27曲目「ひこうき雲」 Wアンコール 28曲目「やさしさに包まれたなら」何度も書いたけど、今回のツアーで毎回特に感動するのは「宇宙図書館」です。凄い曲だと聴くたびに思う。次に思い入れが強いのは「かんらん車」と「夕涼み」です。それから「砂の惑星」は何度聴いてもカッコ良過ぎてゾクゾクずる。一番ユーミンにどっぷりハマッて同じツアーを何度も観てた頃の楽曲はやっぱり特別に思ってしまう。「PEARL PIERCE Tour」「REINCARNATION Tour」「Yuming Blood Tour」の3ツアーが一番回数を観たツアーだったと思う。アンコールでのユーミンのMCも感動だった。ニューアルバムも創り始めてると語ってたので発売が楽しみ。12月の大阪城ホールの追加公演でこのチラシもらって、今日のコンサートを申し込んだらスタンドの前方が取れてラッキーだった!この重厚な舞台装置を観るのも今日が最後・・・。今日は珍しく早めに会場に入った。
2019年04月17日
中島みゆきさんの「夜会」VOL.20の千秋楽に行ってきました。今回の「リトル・トーキョー」を観終わった後に、いつもとは違う満足感を感じられるのは、中島さんの歌唱がガッツリと聴ける満足感はもちろんですが、キャスティングの充実度が過去最高だと思えた。当て書きのハマり具合が過去最高だったように感じた。その上、作品内容もあるのかも知れないけど、舞台上の雰囲気が柔らかく、観ていて気持ちいい。今回の夜会なら、このままのキャストで再演してほしいと久しぶりに思えた。今回のナンバーもどれも素晴らしく充実した楽曲ばかりで、中島さん本人が歌っていない曲でももっと聴いていたいと思わせてくれる楽曲ばかりでした。渡辺真知子さんの存在は、キャスト発表時には想像も出来なかったほどに最高でした。渡辺真知子さんが歌い始めると、胸が温かくなるような不思議な力を感じた。これまでアルバムも3枚ほどしか持っていなかったけど、全て集めたいと思えた。キャスティングに関しては最高に思えたけど、今回が一番好きな夜会ってわけではなくて、照明や装置、映像に関しては、制作費かなり削ったように感じる所が多かった。最近、夜会工場、コンサート等でも照明は特に何だかな…と思ってしまう事が多い。中島みゆきさんに関するライブや作品は完成度が異常に高くて当たり前みたいに思ってしまってるので、期待値も毎回、異常に高くなってしまう。照明で一番好きだったのは、1989「野うさぎのようにツアー」、1997年「パラダイスカフェツアー」2007年ツアー、2010年ツアー、「夜会 Vol.1」「夜会VOL.5 花の色は」「夜会VOL.6 シャングリラ」「夜会VOL.12 ウィンター・ガーデン」辺りが、真っ先に頭に浮かぶ。再演の時はキャストや楽曲はこのままでうれしいけど、照明や装置にはお金かけてほしいかな。中島みゆきさんの今回の歌唱は、どの曲も凄くて、早く映像作品が観たいと久しぶりに感じた。今回の夜会も相変わらず、考えすぎると謎は尽きないけど、ファンタジーだと割り切れば胸の奥に引っかかる物も和らぐ。でも、きっと受け取ったまま以外の何かがあるんだと思ってる。
2019年02月28日
松任谷正隆さんの1977年発売のソロアルバム。全9曲収録で、作曲・編曲は全て松任谷正隆さん、歌詞は全て松任谷由実さんです。参加ミュージシャンはティンパンアレーのメンバー4人に加え、高水健司さん、瀬戸龍介さん、吉川忠英さん、斉藤ノブさんと多くの金管楽器メンバー。1曲目「沈黙の時間」誰よりも早くスタジオに入って一人だけの空間を歌ってる。この歌詞もメロディも自然とぐっと来る。後に発表されるユーミンの「魔法のくすり」の「♪さめたふりをして ふいうちをかけて 欲しいものは欲しいと 云った方が勝ち」の部分の元になっているような気がする部分がある。2曲目「荒涼」この曲はメインボーカルが大貫妙子さんです。ゆったりとした3連ナンバーです。歌詞が特に素晴らしい。3曲目「煙草を消して」軽いラテンナンバー。ノブさんのコンガとティンバレス、ギロ、やっぱり最高です!4曲目「霜の降りた朝」CDの解説で正隆さんが、このCDのイメージはこの曲だと語っています。アートワークのイメージもこの曲からだそうです。ジャケットの絵はユーミン本人が描いています。胸に沁みいるような美しいバラードです。LPでは、この曲がA面ラスト。5曲目「もう二度と」この曲が一番好きな曲。ユーミンの曲でも元気の良い明るい曲も好きですが、そんな曲よりも気怠い感じで妖しげで美しい曲が特に好きです。6曲目「気づいたときは遅いもの」この曲も凄く好きな曲。心地良いノリが気持ちいい。7曲目「乗り遅れた男」ディキシーランドジャズの雰囲気で、ブラスセクションのアレンジも最高です。8曲目「Hong Kong Night Sight」この曲は3年後にユーミンのアルバムに収録されました。ユーミンのバージョンを凄い回数聴いた曲です。このバージョンと大幅な変更ななく「水の中のアジアへ」のバージョンも基本はこのアレンジ。ノブさんのコンガが気持ちいい!9曲目「夜の旅人」ラストは静かに流れのままに揺れてるいるような優しく美しい曲。このアルバムタイトル曲も凄く好きな曲です。ユーミンが描いたジャケットアルバム広告。 ウエストハイランド・ホワイトテリアのボギーを抱いています。ユーミン、日焼け凄い^^;ユーミンが溺愛しすぎていると正隆さんもよく語ってた愛犬ボギーも一緒に。ボギーの写真、他の記事にもよく登場するけど、半端ない可愛さです。
2019年02月15日
1980年8月発売の松任谷由実さんのシングル。CD時代になって、シングルCDで発売されCD化されてましたが、書い損ねたままレコードで聴くしかなかったのですが、10年ほど前のベスト盤に収録されました。A面「星のルージュリアン」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さん展開、構成がめちゃカッコいい曲です。化粧品のCMソングでしたが、敢えてキャッチーでPOPな曲にしなかったのか、ややDARKな感じの曲になってます。1980年6月に出たアルバム「時のないホテル」が、ユーミン史上一番重いかも知れないアルバムで、その流れのままでアレンジが重くなったのか、「時のないホテル」に入れる予定だった曲なのかどうかは分からない。少しタイトル曲「時のないホテル」の空気感と似てるような感じもします。地味な存在ですが、自分はかなり好きな曲の中の1曲です。ライブでは1980〜1981年「SURF & SNOW Tour」で歌われました。B面「12階のこいびと」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さんこの曲は1978年発売のアルバム「流線形'80」のラストに収録されてる曲です。軽いイメージでオシャレな感じの曲ですが、実は少しDARKな曲です。この曲もこの時期のシングルB面に持ってきたのは、1980年にリリースする曲の色合いを揃えたかったのかも知れない。「流線形'80」もラストはこの曲っていう、ちょっとした怖さもあります。「かんらん車」〜「12階のこいびと」の流れは、Bad Endingのフランス映画のように、寒い予感をさせる流れです。「♪もしあなたが目の前から消えてしまったら・・・・・」なんだけど、
2019年02月13日
昨夜は中島みゆきさんの「夜会」の新作の初日を観劇してきました。今回の夜会から開演時間が1時間早くなり、20時間開演から19時開演になったので、終演後もゆっくりと居酒屋に行ったり出来るのでうれしい^^;結局、終演後は六本木と赤坂で二軒の居酒屋ハシゴ、赤坂でみんなで飲んでて、気がつけば朝の4時だったーー; ネタバレあります。今回の夜会、一見かなりわかりやすいけど深読みしていくと、どんどん深みにはまっていくようでパンフに書いてるストーリーのままも含め、今回もいろんな方向で考えられるのは楽しい。終演して客電が点いて最初に感じたことは、このカンパニー凄くまとまってて全員が凄く楽しそうって事でした。その要因に渡辺真知子さんの存在がかなり大きいように感じた。人柄がにじみ出ている表情や動きや歌声。中島さんとも良い関係を築けているようにも感じた。役もそうなんだけど、渡辺真知子さんが舞台に出て来るたびに温かみが劇場全体に広がるようで太陽のような存在でした。「リトル・トーキョー」とは中島みゆきさん演じる大隈杏奴(あんぬ)が女将を務めるホテル&パブ「オークマ」内にあるライブスポットの名前。演出や構成は、これまでの夜会とは一味違った感じで、宝塚歌劇のショー的な印象。宝塚歌劇のショーにもいくつも種類があって、その中でもストーリー性の強い宝塚のショーのイメージ。宝塚歌劇団座付き中堅作家の藤井大介先生や稲葉太地先生の作風と大御所作家の岡田敬二先生の作品を足して割ったような感じに思えた場面もあった。2幕、後半に全員で主題歌「リトル・トーキョー」を楽しそうに歌い踊る場面なんかは銀橋があれば確実に羽根扇子持って全員ステップ踏みながら歌って渡りそうでした。そして、藤井先生や岡田先生のショーの後半でよくある全員でゴスペル歌う場面は今回の全員で歌う「二雙の舟」のイメージのような。そしてこの主題歌「リトル・トーキョー」は帰り道で口ずさめるほどに、何度も歌われるし、覚えやすいキャッチーでシンプルな明るい曲。何となく、この辺りも宝塚っぽいと感じた。しかし・・・根底に流れてるテーマは宝塚っぽさなんて微塵もなく表面上だけの話です。中島みゆきさんの存在感や歌声の素晴らしさは言うまでもないのですが、今回の杏奴役を演じる中島さんは物凄く良かった。全キャスト、今回はみんな役に良くハマってて、その部分でも上手くいってると感じた。植野葉子さんと渡辺真知子さんが歌い継ぐ「カナリア」は、立場の違う二人が同じ歌をまだこの時点ではわからない誰かに向けて歌う場面に惹かれた。主題歌「リトル・トーキョー」と同じほど何度も歌われる「いつ帰ってくるの」が歌われる各シチュエーションの意味も興味深かった。渡辺真知子さんが一人で歌う「勝ち女」がまた早く聴きたい^^;パワフルでコミカルでミュージカルの一場面を観ているような世界。はりきって歌ってる渡辺さんを観ている中島さんの芝居も楽しかった。曲調っていうかイントロアレンジは松任谷由実さんの「カンナ8号線」が始まるのかと思った^^;石田匠さんも今回の役、凄く良かった!リトル・トーキョーの舞台で何曲かソロで歌う曲も今回はどれも良かった。演技も好感持てた。渡辺さんと二人で歌う「後悔はないけれど」は絶品でした。曲も本当に良い曲だった。また早く聴きたい!香坂千晶さんは小雪と名付けられた山犬の子供の役です。演技力はさすが!の一言。それとダンスもやっぱり素晴らしい。香坂さんは2幕からしか出てこないけれど、強烈な存在感で楽しませてもらった。そうそう・・・今回の夜会、初期の夜会のように既成曲も多く歌います。中島さん自身が歌う曲ばかりではないけど、既成曲のどの曲もその役の人物が歌う違和感はまったくなかった。2幕からはパラレルワールド的な世界にどんどん入っていきます。1幕の現実感の強い世界とは異質な世界です。舞台セットも微妙に変わっています。渡辺真知子さんが香坂さん演じる小雪に歌を教えるコミカルな場面も上手く作り込まれてた。その渡辺さんの演技と歌唱が最高だった!声の出演の泉谷しげるさんと中島さんが歌う曲もゾクゾクするスリリングな曲だった。中島さんが歌う「月虹」もクライマックス前にじわじわ来るような曲でした。パンフの「月虹(げっこう)」って文字を見ると、映画「ホノカアボーイ」を思い出した。幸せになれるという伝説の月の虹を探していく話。正司照枝さんと喜味こいしさんが出てるってだけの理由で買ったDVD^^;観てみたらなかなか良い映画だった。正司照枝さんと喜味こいしさんはもちろん最高でした。ずっしりと重いテーマを引きずるように帰路につくのを求めてる人はがっかりする可能性もあるような夜会です。深読みしすぎて意味不明になりたい人や単に夜会そのものを楽しみたい人は満足するように思う。自分は今回の夜会、観終わった直後から時間が経つほどにいろいろ考えてどんどん好きになってくる…そんな初めての経験の夜会でした。公演チラシチラシ裏
2019年01月31日
中島みゆきさんのライブ音源ベスト盤。1曲目から12曲目までの流れは凄く良い。有名曲も満遍なく散りばめてマニアックな曲も数曲入れ込んでバランスは良いと思う。1曲目「もう桟橋に灯りは点らない」2015〜2016年ツアー2曲目「ピアニシモ」2015〜2016年ツアー3曲目「糸 」2007年ツアー4曲目「時代」2012〜2013年ツアー5曲目「愛だけを残せ」2012〜2013年ツアー6曲目「ララバイSINGER~アザミ嬢のララバイ」2007年ツアー7曲目「あした」2012〜2013年ツアー8曲目「唇をかみしめて」2007年ツアー9曲目「世情」2012〜2013年ツアー10曲目「風の笛」2012〜2013年ツアー11曲目「夜行」2015〜2016年ツアー12曲目「ジョークにしないか」2015〜2016年ツアー3種類のコンサートツアー音源から選ばれた曲です。どれも既に発表されてた音源で未発表ものはなし。この3種類のツアーの間の2010年にもコンサートツアーを開催していますが、その音源はなし。その3つのツアーよりもダントツに一番好きだったツアーなんだけど。2010年ツアーから「顔のない街の中で」と「真夜中の動物園」の2曲が収録されてたら最高だったのに。あと「たかが愛」のライブバージョンも残してほしかった。特典のDVDには2007年ツアーから、映像作品に未収録だった3曲が収録されてます。「ホームにて」「蕎麦屋」「EAST ASIA」の3曲。2007年ツアーはAパターン、Bパターンと2種類の構成がありました。楽曲入れ替えはコンサートの5曲目、6曲目、7曲目の3曲でした。そんな事は一切、発表してなかったので、初日の2007年9月29日可児市文化創造センターで観た時は、4曲目の「一期一会」を歌い終えると、MCなしで「EAST ASIA」のイントロが流れ始め、5曲目「EAST ASIA」、6曲目「蕎麦屋」、7曲目「糸」の順で歌われました。そしてツアー2公演目の10月4日大阪フェスティバルホール公演。4曲目「一期一会」のアウトロが終わると、「with」のイントロが流れ始めた瞬間、初日の可児公演に一緒に観に行ってた友人と同時に顔を見合わせたのを鮮明に覚えてる。そして6曲目「ホームにて」、7曲目「命の別名」と、初日とはまったく違うセットリストの展開に驚いたのと同時に「これは、どう言う事?」と考えてながら聴く事になった^^;初日の3曲がボツになったのかとか・・・。すぐに2パターンあると分かってからは、これから自分が行く日がどっちなのか日程見て調べたりした。(AとB交互に日程が組まれてた)このBパターン目初日の大阪では、「命の別名」を歌い終えて次の「ララバイSINGER」で歌い始めしばらくして急に「あーーー」って演奏を止めて最初から歌い直したり、いろんな事があった思い出。「命の別名」もこの次の公演からサビ繰り返しを1回削って短縮して歌われた。フルで歌ったのは10月4日大阪のみでした。後半の曲順入れ替えも10月4日では「ボディ・トーク」→「I Love You, 答えてくれ」の順でしたが、10月7日大阪フェスでは「I Love You, 答えてくれ」→「ボディ・トーク」と曲順が変わった。10月6日はまだ「ボディ・トーク」→「I Love You, 答えてくれ」の順特典DVDの3曲は文句なしの音と映像。装置と照明も美しい!来年は新作の夜会もあります。どんな舞台なのか今から楽しみ。
2018年12月22日
松任谷由実さんの「TIME MACHINE TOUR」にまたまた行ってきました!3回目です。ユーミンのツアーで同じツアーを3回以上観るのは「DA・DI・DA」のツアー以来かも。今回の大阪城ホール追加公演は、神戸ワールド記念ホール2days、大阪城ホール2daysが完売したために関西で決まった追加公演です。何と!今日の追加公演も即完売だったために再追加公演が大阪城ホールで開催されます!もう、それも行ってしまおうかと思ってる。チケット取れたらだけど・・・。セットリストはこの前の大阪城ホールと同じ。1曲目「ベルベット・イースター」2曲目「Happy birthday to you ~ ヴィーナスの誕生」3曲目「砂の惑星」4曲目「WANDERERS」5曲目「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」6曲目「守ってあげたい」7曲目「Hello, my friend」8曲目「かんらん車」9曲目「輪舞曲 (ロンド)」10曲目「夕涼み」11曲目「春よ、来い」12曲目「Cowgirl Blues」13曲目「もう愛は始まらない」14曲目「Carry on」15曲目「セシルの週末」16曲目「ハートブレイク」17曲目「結婚ルーレット」18曲目「月曜日のロボット」19曲目「ダイアモンドダストが消えぬまに」 20曲目「不思議な体験」21曲目「Nobody Else」22曲目「ESPER」23曲目「COBALT HOUR」24曲目「宇宙図書館」アンコール25曲目「カンナ8号線」26曲目「DESTINY」27曲目「ひこうき雲」Wアンコール28曲目「やさしさに包まれたなら」今回のツアーは3枚組みのベスト盤発売に伴ったツアーなので、有名曲、ライブでの定番曲などを集めてるのでユーミンにどっぷり詳しくない人でも十分に楽しめる内容。自分が聴きたい曲はもっとマニアックな曲だったりするけど、今回のようなスコーンと突き抜けてるようなセットリストも大満足で楽しめています。これまで2回観たライブよりも、何倍も完成度も高くなり、ユーミンの歌唱も今日が最高でした!「砂の惑星」「ダンデライオン」「かんらん車」「夕涼み」「宇宙図書館」の5曲が今回のセットリストの中では特に好きな曲で、この5曲を生で聴ける幸せを噛み締めて今日も聴いてた。その中でもやっぱり本編ラストに歌う「宇宙図書館」がダントツに感動が大きかった!もう何十回も数え切れないほど聴いてるけど、この曲の凄さが今日さらに深く感じられた。ユーミン45年の歴史の中で一番凄い曲だと思ってる。歌詞もメロディーもアレンジも演奏も、自分にとっては完璧な音楽だと思える。今日もこの曲のイントロが流れただけで立ち尽くしたまま、時間も何かも静止してるように感じ、暗号か信号か人間が発するもの以外の物に感動させられてるような不思議なトリップ感にハマって今日も無意識に泣けた。次の再追加公演にも行きたいと思えるのは、何度も「宇宙図書館」を生で聴きたい欲求が今日でさらに強くなったからかも知れない。これまで、ユーミンの曲の中で一番好きだった「丘の上の光」や「夕闇をひとり」「BABYLON」などを軽く超えてしまったような気がする。新作がどんなアルバムになるのか楽しみです。今日はライブの後、友人と居酒屋で飲んでたけど、土曜日なので2時間で追い出され^^;時間もあるので、何年も会ってなかった友人を呼んで京橋のBARで3人で終電ギリギリまで飲んでた。ユーミンのこんなセットリストのライブを聴きたい。1「ずっとそばに」2「今すぐレイチェル」3「AVALON」4「ハルジョオン・ヒメジョオン」5「砂の惑星」6「夕闇をひとり」7「私の心の中の地図」8「命の花」9「Blue Planet」10「Forgiveness」11「ようこそ輝く時間へ」12「Babies are popstars」13「わき役でいいから」14「よそゆき顔で」15「GREY」16「残火」17「水平線にグレナディン」18「青い船で」19「メトロポリスの片隅で」20「Holiday in Acapulco」21「天気雨」22「魔法の鏡」23「Miss Lonely」24「シャンソン」25「丘の上の光」26「時のないホテル」27「'78」28「ダンスのように抱き寄せたい」29「宇宙図書館」こんな重いセットリストはあり得ないと思うけど…。昔のツアーパンフの中で好きな写真
2018年12月16日
松任谷由実さんの1978年発売のシングル。荒井由実時代を入れて12枚目のシングル。A面「埠頭を渡る風」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さん6枚目のアルバム「流線形'80」の先行シングル。この曲が発売されてから、ライブではラストやラスト間近かに歌われることが多い曲。初めてこの曲を聴いた時は「カッコイイなぁ〜」とどっぷりハマった時期もあった。今でも好きな曲ですが、時が経つと「流線形'80」の中では5番目に好きな曲になった。今ではダントツに一番好きな曲は「かんらん車」です。2番目は「静かなまぼろし」、3番目は「キャサリン」、4番目は「Corvett 1954」です。今のツアーでは「かんらん車」が聴けるのが本当にうれしい。B面「キャサリン」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さんこの曲もシブくてカッコイイ曲!この曲で思い出すのは1997年ツアー。この時も今のツアーのようにセンターステージだったと思う。「キャサリン」はドラムソロの後、舞台センターにこんもりと何やらキノコ雲のようなモノが現れて、その中から歌いながらムクムクとユーミンが上半身だけを出して歌う。エイリアンの卵か何かを表してるのかも知れないけど、めちゃくちゃカッコよかった。途中、上からヒラヒラとクリオネ状の生物が4面に降りてきて、そのこんもりしたモノの周りを上下に飛んでいた。何か凄い場面だった。そして、続いて歌われたのが「かんらん車」!さっきのセットからガラリと変わって、シンプルな白いブラウスっぽい衣装を風になびかせクルクル回る台の上で幻想的な照明の中で歌うユーミンにはゾクゾクさせられた。この2曲が1997ツアーで一番好きな場面です。次の「Holiday in Acapulco」ではガラッと変わりメキシコの洗濯場。多くの現地の女たちが洗濯して洗濯物を干して行く。急にスコールが来て洗濯物を必死に片付ける女たち。楽しい場面だった。自分が持ってる「埠頭を渡る風」を歌ってる一番古い映像は「1979〜1980年「マジカルパンプキン」ツアーのテレビで放映されたもの。本編、最後に「埠頭を渡る風」は歌われた。久しぶりに観たけど、画質がもうワルワルになってる。リマスターして出してくれたらいいのに。「やさしさに包まれたなら」では、多くの子供達が天使の姿で登場してユーミンも天使の姿に。
2018年11月03日
松任谷由実 「TIME MACHINE TOUR Traveling through 45years」大阪公演!先週の日曜日に神戸公演観て、今日が2回目。神戸ワールド記念ホールの時はアリーナ席でしたが、今日はスタンド14列目。ボックス席のすぐ上だったので、観やすかった。正直、絶対にスタンド席の方が良い!床の凝った演出も全て見えるし、照明もさらに美しく感じる。神戸の時はスネアの跳ね返り音が、ずっとディレイ掛かってるみたいで、やや気になったけど、今日は完璧でした!大阪フェスティバルホールで聴いてるのかと思えるほどに素晴らしい音質。跳ね返り音はまったくない。センターステージのショーであんなに音質が良いのは初めてでした。ひょっとして今日もアリーナの音質はここまで良くないのかも知れないけど・・・。今回はアリーナ席でなくて本当に良かったと友人と観終わった後、感激してました。あの床の演出がまったく見えないのはかなり痛い。この前買ったグッズのプロジェクション時計の模様も、あのステージの床だったのかと・・・。アリーナ席でしか観てなかったらBlu-rayが出るまで分からなかったのかも。立ち見席も完売のぎっしり超満員で凄い盛り上がりでした。各自が手首に巻いたフリフラもスタンド席で見渡すと圧巻!元々、ペンライトとか好きじゃないけど、このフリフラは遠隔操作で必要な時だけその時に合った色で光るので自分たちも照明の一つになってるようで感動できる。手首の内側に装着してるので前の人や横の人の光が目に入ってうっとおしい事も少ない。ペンライトだと横の席や後ろの席の迷惑になる事が多々ある。それに照明と合っていない色で振り回してたりすると、演出台無しだといつも思ってる。今回のユーミンのフリフラのプログラミングは本当に素晴らしかった!セットリストはダブルアンコール曲以外は全て同じ。1曲目「ベルベット・イースター」2曲目「Happy birthday to you ~ ヴィーナスの誕生」3曲目「砂の惑星」4曲目「WANDERERS」5曲目「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」6曲目「守ってあげたい」7曲目「Hello, my friend」8曲目「かんらん車」9曲目「輪舞曲 (ロンド)」10曲目「夕涼み」11曲目「春よ、来い」12曲目「Cowgirl Blues」13曲目「もう愛は始まらない」14曲目「Carry on」15曲目「セシルの週末」16曲目「ハートブレイク」17曲目「結婚ルーレット」18曲目「月曜日のロボット」19曲目「ダイアモンドダストが消えぬまに」 20曲目「不思議な体験」21曲目「Nobody Else」22曲目「ESPER」23曲目「COBALT HOUR」24曲目「宇宙図書館」アンコール25曲目「カンナ8号線」26曲目「DESTINY」27曲目「ひこうき雲」Wアンコール28曲目「やさしさに包まれたなら」最後の「やさしさに包まれたなら」はみんなで歌う演出。感動した。今日も一番感動したのは本編ラストの「宇宙図書館」です。一番シンプルな照明と演出で歌ったこの曲が最高に思えるのは、ユーミンはまだまだ大丈夫。ユーミンの45年の歴史の中で、一番好きな曲が、一番新しい曲の「宇宙図書館」です。荒井由実時代から全ての曲を把握してるけど、「宇宙図書館」はこれまでのユーミンの全てが凝縮されてるように感じられる曲。こんな凄い曲をまだ作れるのはやはり天才なんだと思ってしまう。アルバム「宇宙図書館」の全曲、凄いと思う。「Happy birthday to you ~ ヴィーナスの誕生」から「砂の惑星」に繋がる構成も最高です。「砂の惑星」は聴くたびに不思議な世界にトリップしてしまいそうになる曲。「かんらん車」「夕涼み」の2曲は昔から凄く好きな曲なので、聴けるだけで感動してしまう。演出、照明、パフォーマンス全てパーフェクトです。宇宙図書館ツアーの方が好きだったけど、今回も大満足でした。「私の心の中の地図」「Sillage ~ シアージュ」の2曲はいつか生で聴きたい。「GREY」「AVALON」「残火」「宇宙図書館」の4曲はいつでも聴きたい曲。次のツアー「宇宙図書館TOUR Vol.2」でも良い^^;
2018年10月15日
「松任谷由実 TIME MACHINE TOUR Traveling through 45years」神戸公演に行ってきた!とにかく凄かった!セットリストも演出も何もかも。何回、鳥肌立ったことか。セットリストなど、何も情報を入れずに今回のライブに行ったので本当に感動が大きかった。ほぼ全曲、歌詞見なくても歌えてしまう曲ばかりだった。セットリストなど、ネタバレあるので注意!終演後はさっさとタクシーで三宮のいつもの居酒屋へ。9時過ぎには店に入れた。11時半まで飲んで食って・・・今回はアリーナツアーです。会場に入ると、センターステージ!アリーナ15列目のセンター辺りの座席でした。これまでセンターステージは音質がどうしても反響音などでガッカリする事が多かったけど、今回のユーミンのPAはなかなか頑張ってた。スネアの音だけずっとディレイがかかってるように聴こえるのは、センターステージでのPAでは仕方ないのかも知れない。開演時間になると、コーランが流れ出す。コーラン聴くと・・・映画「エクソシスト」のイラクでの場面(プロローグ)が、頭に真っ先に思い出される。凶暴そうな犬が殺し合いながら吠える場面がどうしても浮かんでしまう^^;まったくユーミンのライブには関係ないけど・・・^^;幻想的な演出とコーランでトリップしていく。プロローグだけでもとにかく何もかもが凄い。1曲目「ベルベット・イースター」凄い曲から始まった!荒井由実時代の「ひこうき雲」B面1曲目弾き語りで歌った。2曲目「Happy birthday to you ~ ヴィーナスの誕生」 アルバム「DAWN PURPLE」の1曲目。象に乗ったユーミンがせり上がってきてびっくり。象も今回は本物じゃなくサイボーグ象^^;このサイボーグ象が驚くほどよく出来てた。3曲目「砂の惑星」 アルバム「THE DANCING SUN」2曲目イントロ流れただけど鳥肌だった。めちゃくちゃ好きな曲が素晴らしい演出で聴けて感動倍増!4曲目「WANDERERS」 アルバム「LOVE WARS」2曲目5曲目「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」 アルバム「VOYAGER」A面3曲目「VOYAGER」は好きなアルバムだけど、この曲に思い入れはあまりなかった。シングルにもなってるんだけど。でも生で聴くとやっぱり良い!6曲目「守ってあげたい」 アルバム「昨晩お会いしましょう」A面5曲目この曲はシングルとしてもヒットした曲。アルバムで、この1曲前の「夕闇をひとり」が聴けたら感動しすぎて死んだけど^^;LPで聴いても「夕闇をひとり」が終わるとB面に変える事が多かった^^;「夕闇をひとり」はめちゃくちゃカッコいい曲なんだけど、あの頃もあまり歌ってくれなかったような気がする。7曲目「Hello, my friend」 アルバム「THE DANCING SUN」6曲目8曲目「かんらん車」 アルバム「流線形'80」B面4曲目この曲が聴けた感動は今回のライブのベスト3に入る!今は「流線形'80」の中でダントツに一番好きな曲。昔は「埠頭を渡る風」や「静かなまぼろし」が好きだったけど、この曲の良さは年を重ねるたびに解ってきたような気がする。9曲目「輪舞曲 (ロンド)」 アルバム「KATHMANDU」6曲目この曲も好きな曲で鳥肌だった。「KATHMANDU」の中では「Midnight Scarecrow」が一番好きな曲だけど、その次好きなのがこの曲かな。10曲目「夕涼み」 アルバム「PEARL PIERCE」A面5曲目今回、「PEARL PIERCE」からは、この1曲だけだった。「PEARL PIERCE」の楽曲は全て大好きです。一番好きな曲は、ダントツに「消息」です。でも、「夕涼み」のイントロが流れた瞬間に全身鳥肌になった^^;11曲目「春よ、来い」 アルバム「THE DANCING SUN」ラスト曲。12曲目「Cowgirl Blues」 アルバム「Cowgirl Dreamin'」2曲目13曲目「もう愛は始まらない」 アルバム「DA・DI・DA」1曲目この曲はやっぱり凄い!自然と拳を突き上げさせるパワーがある曲。大阪城ホールの「DA・DI・DA」ツアーで初めて生でこの曲を聴いた時の感動を思い出しながら聴いてた。14曲目「Carry on」 アルバム「TEARS AND REASONS」ラスト曲1988年頃から1990年代は特にユーミンから離れてた時期。アルバムは必ず買ってたけど、そんなにライブに行きたいと思わなくなった時期。その中でも、何曲が凄く好きな曲はあって、その中の1曲がこの曲。「Delight Slight Light KISS」から、ユーミンに急激に冷めたのは何だったのだろ?15曲目「セシルの週末」 アルバム「時のないホテル」A面1曲目「時のないホテル」は物凄い回数聴いたアルバム。一番重いアルバムかも知れないけど、当時、あの湿度感に引き込まれてた。16曲目「ハートブレイク」 アルバム「VOYAGER」B面1曲目17曲目「結婚ルーレット」 アルバム「VOYAGER」A面2曲目「VOYAGER」から2曲連続。今回のセットリストは「VOYAGER」からの曲の割合が高い。めちゃ好きなアルバムだからどの曲でも歌ってくれるだけでうれしいけど。自分が「VOYAGER」の中で一番好きな曲は「青い船で」で、次は「TYPHOON」。どちらもセットリストに入る事は期待してなかったのでいいんだけど。18曲目「月曜日のロボット」 アルバム「ダイアモンドダストが消えぬまに」A面1曲目19曲目「ダイアモンドダストが消えぬまに」 「ダイアモンドダストが消えぬまに」A面2曲目20曲目「不思議な体験」 アルバム「VOYAGER」A面5曲目ギャレス・エドワーズ監督の「モンスターズ/地球外生命体」を彷彿させる触手のような映像がインパクト大きかった。この曲も好きな曲で感動的な演出と共に引き込まれた。21曲目「Nobody Else」 アルバム「Delight Slight Light KISS」2曲目22曲目「ESPER」 アルバム「REINCARNATION」B面1曲目この曲も懐かしくウルウル状態だった。一番、ユーミンのライブに行きまくってた頃の曲。23曲目「COBALT HOUR」 アルバム「COBALT HOUR」1曲目この辺りからずっと鳥肌だった。ライブだと特に1975年の楽曲とは思えない今感。24曲目「宇宙図書館」 アルバム「宇宙図書館」1曲目過去のどの名曲よりも一番感動したのはこの曲!これまでのユーミンの全てが詰まってるような気さえする超名曲です。違う空間にトリップ出来てしまうような音と声。2年前、この曲を聴いたから、昔以上にユーミンに惹かれるようになったと思う。25曲目「カンナ8号線」 アルバム「昨晩お会いしましょう」B面1曲目26曲目「DESTINY」 アルバム「悲しいほどお天気」A面4曲目アンコールにはこの2曲がなければ。「埠頭を渡る風」も入れて欲しかったけど・・・。27曲目「ひこうき雲」 アルバム「ひこうき雲」A面1曲目28曲目「タワー・サイド・メモリー」 アルバム「昨晩お会いしましょう」A面1曲目「昨晩お会いしましょう」ツアーの神戸文化ホール公演で特別に歌ってくれた。(神戸を舞台にした楽曲です)あの時の光景が鮮明に浮かんだ。今回も神戸だけ特別に演奏してくれた。今回は、ピアノ1本と女性コーラス3人の静かなバージョン。感動でゾワゾワしっぱなしでした。全28曲!2時間40分! ほぼMCなしで歌いっぱなし踊りっぱなし。パワフルなステージにユーミンのライブ行きまくってた頃の熱を思い出してた。来週は大阪公演にも行きます!会場に入ってしまうと、パンフレットもグッズも売ってなくて、会場外の物販ブースでしか販売してないとの事で、終演後ダッシュで物販ブースにたどり着くと、まだ人も少なく、ゆっくり買い物ができた。パンフレットとプロジェクション時計を買ってガチャガチャ3回した^^;ツアーパンフ表紙このツアーのグッズチラシこの他にもマグカップやTシャツ、トート、折り畳み傘など。ガチャガチャで自分は「COBALT HOUR」と「LOVE WARS」「acacia」が出た。ちょっと微妙。一番欲しい時代のアルバムごっそり抜けてる感じ^^;「宇宙図書館」のが一番欲しいけど。帰ってきて、さっそくプロジェクション時計を天井に投影してみた。なかなか明るくて見やすい。どこの部屋に映しとこうか悩む。時計の時間も合わしてないので部屋を真っ暗にするとかなりクッキリ見える。
2018年10月08日
松任谷由実さんの1979年発売13枚目のシングル。あと10日ほどで松任谷由実さんの神戸でのライブに行けるし、最近、よくユーミンの楽曲を聴くようになった。ツアーはもうすでに始まってるけど、何を歌っているのかセットリストも調べずにどんな曲が聴けるのか楽しみに取っておこうと思う。ツアータイトルも「TIME MACHINE TOUR」と、過去のどんな曲が出てくるのか、ワクワクもんのタイトル。でも、最新アルバム「宇宙図書館」が本当に好きなアルバムなので、その中からも1曲だけでも聴けたらうれしい。A面「帰愁」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さんユーミン本人はこの曲を消してしまいたいと何かで語ったほど好きではない曲のようです。多分、今ではそんな風に思っていないとは思うけど。文句なしの名曲である事には違いない。ペルー音楽風のイントロから歌メロもアレンジも完璧。このシングルに別に思い入れがあって、ジャケット裏にファンクラブの連絡先が書いてあって、電話して入会方法を聞いてファンクラブに入った。「DA・DI・DA」の頃まで入ってた。ファンクラブやめて、ライブにも頻繁に行かなくなってたけど、アルバムだけは出ると必ず買って聴いてた。ずーっと出るアルバム聴いてきて、この前の「宇宙図書館」でドッカーンと感動して再びファンクラブに入ろうかと思ってるほどになった。「宇宙図書館」のコンサートの感動も大きく、そのライブBlu-rayも何度観たかわからない。B面「稲妻の少女」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さんこの曲は80年代のライブでは何度か歌ってくれたと思う。このシングル、どっちがA面でも良かったと思う。「稲妻の少女」の方が売れたかも知れないけど。アルバム「OLIVE」〜「DA・DI・DA」までの楽曲なら今でも全て歌詞見ないで歌えそうなほどに聴きまくった。この2曲が収録されてる7枚目のアルバム「OLIVE」
2018年09月27日
松任谷由実さんの3枚組ベスト盤とライブ映像「宇宙図書館」が今日、同時発売でした。「松任谷由実 Concert Tour 宇宙図書館 2016-2017」は、ツアー最終日の東京公演を収録。WOWOWで放送したのを録画して何度も観たので、今、観たい場面だけ観るつもりが全編観てしまった。特典映像のツアードキュメンタリーもおもしろかった。このコンサートは大阪公演を生で観て、腰が抜けそうなほど感動したコンサート^^;1979〜1985年頃にドハマりしてて、ファンクラブにまで入ってたけど、だんだんと遠ざかって‥それでも、何年かに一度は松任谷さんのコンサートには行ってたましたが、こんなにハマる事はなかった。コンサート行く前から、アルバム「宇宙図書館」に、のめり込んでいたので、ハマる予感はしてた。大阪フェスティバルホールの3階席の一番後ろから2番目のほぼセンター席で観た。凄く舞台は遠いけど、完璧な音と演出に遠さなんか忘れて感動してた。昔、ハマってた頃の曲よりも、とにかく「宇宙図書館」からの曲を聴きたい一心で行ったライブ。「宇宙図書館」からの曲にはどれも凄い感動だった。それでも、「BABYLON」と「影になって」の2曲の感動も「宇宙図書館」の楽曲に負けないほどに感動した。改めて映像作品を観て、フェスの3階席から観た時の感動ほどはないけど、ゾワゾワ鳥肌場面が多かった。ひょっとして、定点カメラで舞台ずっとひたすら映してる映像を観るのが一番感動出来そうな気もする。アップでみたけりゃ、モニターに向けてこっちがオペラグラスでアップにしたらいい・・・^^;とまで思わせる、完璧な照明と演出。ずっと舞台全体を観ていたいコンサートでした。3枚組ベスト盤にはBlu-rayのボーナスディスクが付いていて、これもなかなか濃い内容で楽しめた。松任谷さんのその曲への思いなどを語るコメントと過去のライブ映像で構成されています。分厚い豪華なブックレットには、各曲に松任谷さん本人のコメントが掲載されています。「BABYLON」と「砂の惑星」にはやっぱり引き込まれる。「ただわけもなく」のライブ映像も感動でした。2012年に発売された3枚組ベスト盤「日本の恋と、ユーミンと。」と、今回のベスト盤の中からの選曲でコンサートツアーを9月〜来年の4月まで開催。じゃあ、確実に自分が一番好きな歌は聴けないとわかってしまった。それでも、このベスト盤6枚の中からなら「AVALON」「ジャコビニ彗星の日」「セシルの週末」「Midnight Scarecrow」「Autumn Park」「NIGHT WALKER」「水の影」「もう愛は始まらない」「わき役でいいから」「砂の惑星」「BABYLON」「ツバメのように」は凄く好きな曲。「青いエアメール」じゃなく「青い船で」なら最高なんだけど。松任谷さんの楽曲の中で一番好きなこの辺りの曲は歌わないって事かぁ。「丘の上の光」「夕闇をひとり」「かんらん車」「心のまま」「ずっとそばに」「静かなまぼろし」「水平線にグレナディン」「コンパートメント」「ハルジョオン・ヒメジョオン」・・・「丘の上の光」は、たしか「PEARL PIERCE ツアー」の時に生で聴いたきりかも。
2018年04月11日
中島みゆきさんの1982年発売シングル。この曲はオリジナルアルバムに収録されていないので、EP盤とシングルCDかベスト盤で聴くしかない。ベスト盤は、1986年発売「中島みゆき THE BEST」、1987年発売の3枚組CD「Singles」、1989年発売「中島みゆき PRESENTS BEST SELECTION 16」の3種類のCDで聴ける。2004年にまったく違うアレンジでセルフカバーした「いまのきもち」にも収録されてる。A面「横恋慕」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 船山基紀さん「悪女」→「誘惑」→「横恋慕」と3枚連続で軽快なリズムの明るい曲をシングルリリース。この頃、中島さんはよく冗談交じりに「アイドルの中島みゆきです」とかコンサートのMCで言ったりしてた。アイドルを応援するように曲に合わせて掛け声する人たちにもコンサート会場で遭遇した事があった^^;この曲をライブで歌う中島さんはアイドルと言っても過言ではない可愛さがあった。最初にライブで歌ったのは、1982年「浮汰姫ツアー」でした。「エレーン」のアウトロのコーラスが延々続き、舞台上は暗い青になっていく。ドラムのフィルインと共に明るく照明が点くと、舞台正面の階段上のお立ち台に中島さんが登場。そこで、アルバムバージョンの「悪女」をかなり速いテンポにアレンジして歌う。「悪女」のアウトロに繋がるように、これまたかなり速いテンポになってる「誘惑」を歌いながら正面の階段を降りてくる。(9/26大阪ではアクシデントがあって、歌い始めで起き上がって歌った)「浮汰姫ツアー」は、初めて本格的なバンドをつけて開催された全国ツアーだったので、(「寂しき友へ」などでもバックバンドはいたけど、小規模なもので弾き語り曲が多かった)オリジナルアレンジに近いアレンジでほとんどの曲を聴かせてくれた。「アザミ嬢のララバイ」「りばいばる」「バス通り」など、スタジオバージョンに忠実に演奏された事は、当時ファン同士でも驚きと喜びで盛り上がったのを覚えてる。「横恋慕」は、1983年ツアー「蕗く季節に」ではセットリストから外れた。「誘惑」は引き続きセットリスト入りしたが、かなり静かなアレンジに変えての演奏だった。1985年「歌暦page'85」(両国国技館4days)で「横恋慕」はセットリストに復活。この時はやや舞台下手側で歌ってたと記憶してる。「横恋慕」はそれ以降、ライブでは歌ってくれていない。最近、中島さんの曲を聴く時、この頃の少し軽めの曲を多く聴くようになった。ずっと、HEAVYな曲ばかり求めてたけど、今は、少し柔らかく軽めの曲を望んでしまう。シングルバージョンの「ひとり」や「朝焼け」「風の姿」「極楽通りへいらっしゃい」「月の赤ん坊」「肩に降る雨」「白鳥の歌が聴こえる」「MEGAMI」などを聴いてる事が多い。前は「炎と水」「私たちは春の中で」「命の別名」「異国の女」「夜行」「お月さまほしい」「ひまわり"SUNWARD"」などが特に好きでずっと聴いてた。それでも大作でハードな「PAIN」と「二隻の舟」の2曲は何百回聴いても感動する。B面「忘れな草をもう一度」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 船山基紀さんこの曲も最近、よく聴くようになった。初期のシングルはB面にも好きな曲が多かった。「霧に走る」「ほうせんか」「杏村から」「やさしい女」「波の上」「噂」「どこにいても」など今でも好きな曲だらけです。特に「噂」はいつ聴いてもカッコいいと思える。スタジオバージョンのアレンジのままでライブでまた歌ってほしい。最近、1983年〜1991年頃の曲を聴いたり、ライブを思い出したりする事が多い。「忘れな草をもう一度」は、1983年「蕗く季節に」ツアーで1曲目に歌われた。それ以降はライブでは歌われた事はないと思う。最初、このジャケットで発売する予定だったとか。この写真も凄く良いと思う。カラー盤。「アザミ嬢のララバイ」から「あの娘」までのシングルを全てカラー盤にしてBOXで発売。「アザミ嬢のララバイ」は透明。「時代」は黄色。「こんばんわ」は緑。「夜風の中から」は青。「わかれうた」は紫。「おもいで河」は赤。「りばいばる」はオレンジ色。「かなしみ笑い」は透明。「ひとり上手」は黄色。「あした天気になれ」は緑。「悪女」は青。「誘惑」は紫。「横恋慕」は赤。「あの娘」はオレンジ色。シングルCD
2018年04月09日
昨夜は中島みゆきさんの「夜会工場」千秋楽公演に行ってきました。愛知県芸術劇場に来るのはかなり久しぶりだった。前は何を観に来た時なのか忘れた。谷村新司さんかアリスの時に来たような気がする。すぐ近くにある中日劇場には、よく行ってましたが、今年の3月で閉館。宝塚歌劇公演としては今公演してる紅ゆずるさん主演 星組公演「うたかたの恋/Bouquet de TAKARAZUKA」が、最後の公演になります。「うたかたの恋」は、あまり好きな作品ではないけど、最後だから観に行くつもりが、予定が合わずに断念。紅ゆずるさんは好きなトップさんなので、作品が好きではなくても行きたかったんだけど…。次の紅ゆずるさん率いる星組の大劇場での演目は「ANOTHER WORLD」です。これは死後の世界を描いた落語の「地獄八景亡者戯」「朝友」「死ぬなら、今」などを一つの物語にしてミュージカル化するという、かなり斬新な企画。宝塚歌劇は小劇場で落語の演目を舞台化した事は何作もありますが、大劇場でのミュージカル化はすごい挑戦かも。トップが紅ゆずるさんだからこそ出来る企画で、今からかなり楽しみです。中日劇場の話から次回、星組公演の話になってしまった。今回の夜会工場は、「あなたの言葉がわからない」やっぱりこの曲に尽きる。中島さんと杉本さんの二人で星空に包まれてるように歌う、この場面は毎回、感動でした。オリジナルキャストで演じてるわけでもないのに、凄い感動できる。「愛から遠く離れて」この曲は完全オリジナルキャストでの再現なので感動がより大きい。たま子の香坂千晶さんと里子の植野葉子さん、そして水上繭の中島さんの3人で病室ベットでの芝居は秀逸です。「朱色の花を抱きしめて」ここも好きな場面。真っ赤なスカートを広げて座ってる中島さんにライトが当たって歌い出す。この曲自体も好きだし、照明の雰囲気も凄く良いと思う。「泣きたい夜に」は、芝居台詞のような歌い方に変えてた。「谷地眼」も、かなり芝居がかった朗読になってました。「思い出させてあげる」の歌唱は、自分が観た中で、昨夜が一番良かったような気がする。あとは「EAST ASIA」と「陽紡ぎ唄」「産声」に感動。「夜を往け」までのリマスター盤がバラ売りで買えるようになるみたいです。これまで、BOXでしか手に入らなかったのが、各1枚3000円で買える!ついでにライブ盤「歌暦」もリマスター発売してほしかった。香坂千晶さん宝塚時代香寿たつきさんと
2018年02月19日
中島みゆきさんの「夜会工場」に行ってきました。昨夜は終演後、10時から8人で飲み始め、結局4時半のお開きまで残ったのが6人。一軒目は魚料理中心の居酒屋、二軒目は焼き鳥屋。最初から最後まで日本酒しか飲んでなかった^^;地酒の種類がかなり多い店なので、次々と違う地酒を注文するので、ついつい飲み続けてしまう。話も尽きることなく、いろんな話題を肴にしてました。府中、12月大阪ち続いて3回目の夜会工場Vol.2でした。やっぱり、中島さんと杉本和世さんが歌う「あなたの言葉がわからない」には感動しました。この場面はオリジナルキャストでないにも関わらず、一番観入ってしまう、聴き入ってしまう場面。バックの星球と紗幕に描かれる幻想的な世界、この場面を照らすライティングも昨年よりも更に良くなっているようにも感じられた。1幕の「愛から遠く離れて」の感動も昨年より、大きくなった。香坂千晶さん、植野葉子さん、そして中島さん、「海嘯」のオリジナルキャストそのままでの再現は重みも深みも違う。「谷地眼」「朱色の花を抱きしめて」「陽紡ぎ唄」も、さらに凄く良くなってた。「彼と私と、もう1人」での植野葉子さんの芝居と歌も更に良くなってて感動でした。「EAST ASIA」での中島さん、香坂千晶さん、植野葉子さんの場面もオリジナルキャストではないけど、毎回感動できる。この7曲は文句無しに感動です。次に夜会工場があるときは、10回目の夜会までを演奏してたバンドで公演すると感動はもっと大きくなりそう。アレンジもその時々での「夜会」でのアレンジを忠実に再現してみるとか。会場で「相聞」のアナログ盤が販売されてました。ポスターカレンダー付きなのでAmazonでも予約してたけどもう1枚持っててもいいかと、買ってきた。Amazon予約では往復葉書を広げたサイズのポストカードが付いてました。使われてる写真は同じ。LPとAmazon特典の大判ポストカード
2018年01月10日
中島みゆきさんの1984年発売のシングル。この曲は、シングルバージョンとアルバムバージョンのアレンジが大幅に違います。このシングルバージョンを聴けるのは、シングル盤と1987年発売の3枚組CD「Singles」アルバムバージョンは1984年発売「はじめまして」に収録。A面「ひとり」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 船山基紀さんこの曲は不思議で、シングルバージョンの方が好きな時期もあれば、アルバムの方が好きな時期もある。他の曲でシングルとアルバムのアレンジが違うものなら、ハッキリとどちらかが好きだと言える。例えば「命の別名」なら絶対にアルバムバージョン、「夜風の中から」も、絶対にアルバムバージョン、「旅人のうた」はアルバムバージョン、「悪女」もアルバムバージョン、「愛だけを残せ」はシングルバージョン、「アザミ嬢のララバイ」はシングルバージョン・・・など。この「ひとり」だけはその時々で好きなアレンジが変わる。ライブではシングルバージョンでしか演奏された事はない。1984年ツアー「明日を撃て!」と、1985年国技館「歌暦page'85 春夏秋冬」の2回。もし、次のコンサートでセットリスト入りするのなら(ないと思うけど)、アルバムバージョンのアレンジを生で聴いてみたい。「歌暦page'85 春夏秋冬」の時は、「ひとり」の前の曲「横恋慕」を上手側で歌い、「横恋慕」のアウトロで真っ赤なパンツスタイル衣装の上に羽織ってた白い布を脱いでから下手側に歩いてきて、そこで立ちすくむようにして「ひとり」を歌った。肘まである真っ赤な手袋はそのままだった。「家出」「サヨナラを伝えて」「横恋慕」と、かなり動き、踊りながら歌ってたのが、「ひとり」で急に暗いグリーンかブルーの照明になって、客席に横顔を見せるようにセンターを向いて歌っていたと思う。「家出」はかなり派手なROCKバージョンになっててカッコ良かったし。「サヨナラを伝えて」でも、わりと派手にサンバのステップ踏んで踊りながら歌った。何となく大場久美子さんが「スプリングサンバ」を歌ってる時のステップっぽかったのを覚えてる^^;「横恋慕」は「1982年 浮汰姫ツアー」の時のようにやたらアップテンポにせずに、レコードと変わらないテンポで演奏されてた。(「歌暦page'85 春夏秋冬」の時の演奏は強力にカッコ良かったと思う。)「ひとり」もそうだけど、「横恋慕」「誘惑」「孤独の肖像」などのシングル曲もコンサートで聴きたい。「孤独の肖像」もシングルバージョンでは「歌暦page'85 春夏秋冬」でしか歌ってないし。「見返り美人」もオリジナルのまま歌ってほしい。B面「海と宝石」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 船山基紀さんこの曲もシングルバージョンとアルバムバージョンがあります。キャッチーなのはシングルバージョンですが、ライブで聴きくとなるとアルバムバージョンが良い。コンサートでは、1984年ツアー「明日を撃て!」と、1985年「のうさんきゅう」で歌われました。1985年は提供曲メドレーの中に組み込まれてて1コーラスだけ。「明日を撃て!」の時は、シングルバージョン。「ひとり」シングルCDと、「ひとり」が最新シングルとして収録されてるベスト盤カセットテープシングル盤のジャケットに写ってる「ひとりマッチ」側面と裏側はこんなデザインです。(中箱を抜いて、ひしゃげてみた^^;)
2018年01月06日
中島みゆきさんの「夜会工場 VOL.2」、2回目観てきました。初日の府中で聴いた時よりも更に中島さんの歌声は安定感もあって素晴らしかった!のですが・・・やっぱり、中島さんが歌う曲が少なすぎる。舞台上にいない時間が長すぎる。2回目観て、余計にそれを強く感じた。声が出なくなってきてて出番減らしてるのなら、諦めもつくけど、まだまだ声も出てるのにもったいない。終演後は友人たちと新地の飲み屋で飲んでて、最終電車なんかとっくに出てしまってる時間に店を出てタクシーで帰ってきた。そんなには飲まなかったけど、珍しい日本酒があって楽しめました。 1幕1.「泣きたい夜に」 夜会初演時のアレンジじゃなく、いつものツアーのアレンジになってる事はかなりガッカリですが、杉本和世さんと、初演そのままのキャストで歌ってくれてる事の感動は大きい。2.「EAST ASIA」あの時の衣装をほぼ再現した形での、この曲の歌唱は感動です。3.「愛から遠く離れて」ここも、公演時と同じキャストで歌ってるので、凄く感動できる。ここの3人は本当に最高です!4.「谷地眼」初日でも、この朗読は感動しましたが、今日はぞわぞわするほど感動しました。5.「朱色の花を抱きしめて」この曲は単に中島さんがあの時のままの声質で歌ってくれてる事に感動。6.「陽紡ぎ唄」ここは、中島さん出てこないけど、舞台装置や、杉本和世さん、香坂千晶さん、植野葉子さんの3人の演技と歌唱が素晴らしい。 2幕1.「彼と私と、もう1人」この場面も公演時と同じキャストでの再現だったので良かった。2.「思い出させてあげる」1コーラス半しか歌わないけど、あの頃のままの声で聴けて感動でした。府中の時は初日で緊張してたのか静かになる展開部分がかなり苦しそうに聞こえてヒヤヒヤしたけど、今日は完璧!できれば、フルコーラスで歌ってほしかった。3.「あなたの言葉がわからない」夜会「問う女」の時のメイン舞台装置のアクリルのボックスを彷彿させる、アクリルの椅子に中島さんと杉本さんが座って、この曲を歌い出すと自然に涙が出てくる。杉本さんは、この場面のオリジナルキャストではないけど、それ以上の感動でした。この場面だけ、背景が変わり神秘的で美しい空間になります。星球に紛れるように「陽紡ぎ唄」の時計になってた光も効果的に光っていて、素晴らしい背景画と共に、ここまでの不満もここで吹っ飛ばされる感じ。この場面があるから、今回の夜会工場、気分的にも救われる。最後の「産声」も感動ですが、その前の「慕情」はいらないように思う。「慕情」の事に触れずに、そのままAの音から「産声」になってたら、もう少し素直に感動できたかも。「慕情」をCDの歌詞カードなら4行、16小節だけ聴いた所でどっちでもいいわって気分になる。これまでに、「くらやみ乙女」を佐田玲子さんに提供が決まった時とかでも、途中まで歌ってみたり、「旅人の歌」がツアー中に発売になったけど、セットリストに入ってなかったツアーのラストで1コーラスだけ歌ったり、「愛は勝つ」を少しだけ歌ってみたり、お遊び的な事はよくしてきてたけど…でも、たまに、本当にうれしいサプライズもあって、ツアー中に「with」がシングルカットされた日から、カップリング曲の「笑ってよエンジェル」をフルコーラス、セットリスト入りした事もあった。アンコールの最後にツアーラストだけ1曲追加とかも昔はたまにあった。今回の「慕情」は逆にストレスになるような・・・変な空気の中で「産声」を聴く事になる。いつかツアーの時にしっかり歌ってくれたらそれでいい。その他の場面は・・・特に良いも悪いも何の感想もないってのが正直な所。あってもいいし、なくてもいい。「最悪」を聴きながら、やっぱり斉藤ノブさんの偉大さを強く感じた。ノブさんがいない、夜会版「最悪」はカッコ悪いし、間の抜けた感じのアレンジ。「歌暦1986」や「Suppin」の「最悪」が一番好きです。この時、斎藤ノブさんは確か、前半にカバサを使い、後半にコンガを叩いてたと思う。そして、あの時の斎藤英夫さんのギターは最高すぎた!倉田信雄さん、斉藤ノブさん、エルトン永田さん、鈴木茂さん、坪倉惟子さんが戻ってきて次に夜会する時のバンドメンバーになったら凄いのに。1989年 1回目の夜会のチラシ裏1990年夜会のチラシ裏。バンドメンバーの写真が入りました。「夜会」の広告でちょっと珍しいもの。夜会Vol.3「邯鄲」のレーザーディスクの広告。タイトルも値段も何も書いていない、「中島みゆき」ともどこにも載っていない^^;「みゆきを聞いてると・・」とは書いてるけど、この男装してる中島さんを中島さんだと認識できた人は少ないんじゃないだろうか。でも、広告の次のページにはLDプレーヤーと何種類かのLD盤が紹介されています。
2017年12月12日
中島みゆきさんの「夜会工場 VOL.2」に行ってきました。2013年11月〜12月に開催された「夜会工場 VOL.1』から4年、今回はどんな楽曲を中島さんが歌ってくれるのか楽しみでした。 ネタバレプログラムにも掲載されてるので、今回のセットリスト第一幕1曲目「二雙の舟」(オープニングインスト)2曲目「泣きたい夜に」3曲目「Maybe」4曲目「LA-LA-LA」5曲目「熱病」6曲目「最悪」7曲目「EAST ASIA」8曲目「船を出すのなら九月」9曲目「南三条」10曲目「子守歌」(インスト)11曲目「羊の言葉」12曲目「愛から遠く離れて」13曲目「谷地眼」(朗読)14曲目「傷」(朗読)15曲目「朱色の花を抱きしめて」16曲目「陽紡ぎ唄」17曲目「帰れない者たちへ」18曲目「フォーチュン・クッキー」19曲目「我が祖国は風の彼方」第二幕1曲目「百九番目の除夜の鐘」2曲目「海に絵を描く」3曲目「彼と私と、もう1人」4曲目「ばりほれとんぜ」5曲目「1人で生まれて来たのだから」6曲目「すあまの約束」7曲目「袋のネズミ」8曲目「毎時200ミリ」9曲目「思い出させてあげる」10曲目「旅人よ我に帰れ」11曲目「あなたの言葉がわからない」12曲目「産声」1ベルが鳴って、しばらくすると「二雙の舟」の演奏が始まる。まだ客電はついていて座席に向かう観客もいる中、少しずつ客電が暗くなっていく演出で始まった。「EAST ASIA」に収録されてるこの曲のバージョンでのインストでした。凄く感動した場面だけ書き出していきます。まず、何と言っても「泣きたい夜に」です。1989年夜会VOL.1のオープニングの再現。舞台上は深夜の映画館の客席。中島さんと杉本和世さんのオリジナルメンバーでの再現はやっぱり感動が大きい。できれば1989年の時のアレンジでやってほしかった。最近のツアーでのアレンジのままだったので、あの第一回夜会のオープニングの雰囲気はなかった。1989はもっと、ゆったりとシンプルなアレンジで歌ってた。このあと、ノブさんのパーカッションが超絶カッコ良かった「毒をんな」とセットで1989のオープニングは最高でした。今回も中島さんと杉本さん二人での歌声はやっぱり最高です。次に感動したのは「愛から遠く離れて」ここでは香坂千晶さん、植野葉子さんと中島さん3人のオリジナルのままのキャストで再現。「海嘯」は凄く好きな作品だったので、かなりゾクゾクした。そして再び「谷地眼」の詩の朗読も聞けたのは感動。「陽紡ぎ唄」での演出とライティングも良かった。第二幕は、杉本和世さんと二人で歌った「あなたの言葉がわからない」は圧巻でした。ここは、オリジナルキャストではないけど、それ以上の感動があった。この曲が完全に今回の舞台のハイライトシーンでした。杉本さんと香坂さん、植野さんが舞台に登場するとなぜかちょっとホッとする^^;中島さん本人が歌った曲数は全部で14曲だけでした。他にも少しだけ歌った曲も数曲ありましたが…そんなイヤな予感はしてたので、ショックも小さくて済んだ。あとは全て違う人が歌います。内容だけで言うなら前回の「夜会工場」の方が好きです。「maybe」「熱病」「最悪」「船を出すのなら九月」「羊の言葉」は、中島さんの歌声で聴きたかった。他の人が歌うと、特に何の感想も思いつかないってのが本音。それと夜会版「最悪」の演奏はやっぱり斉藤ノブさんがいないとダメなんだと実感した。久しぶりに中島さんの生の歌声が聴けただけで、良かった。曲数は少なかったけどね。とにかく中島さんは元気そうで何よりです。今回は行きも帰りも富士山が見えた。行きの11/26帰りの11/27
2017年11月27日
中島みゆきさんの新しいアルバムが発売されました。このアルバムはアナログ盤でも発売されると、つい最近知ったので、じっくりゆっくり聴くのは、やっぱりLPで聴こうかと思ってる。八代亜紀さんのニューアルバムもCD発売されてから、一ヶ月後くらいにアナログ盤でも発売された。今回の八代亜紀さんのアルバムはアナログ盤も買って聴いてみると、まったくイメージ変わって聞こえた。アナログが似合うようなジャズアルバムだから、余計にそんな風に思えてしまうのかも知れないけど。八代亜紀さんのLPを聴くときに、カートリッジも買い換えたし、中島さんのアルバムもLPでゆっくり聴こうかと・・・。とりあえずCDで2回だけアルバム通して聴いた。1曲目「秘密の花園」ロック色強めなハードな曲。物凄いリバーブのかかってるヴァース部分が特に鳥肌だった。2曲目「小春日和」柔らかく力を抜いてぼんやり聴いてると、少しだけ拳に力が入る感覚。そうやって聴いてると余計に心に沁みるような楽曲。3曲目「マンハッタン ナイト ライン」軽快なテンポのロック色強めな曲。4曲目「人生の素人」この前のシングルのカップリング曲5曲目「移動性低気圧」アコギのストロークの音が心地良いミディアムナンバー。6曲目「月の夜に」ややハードなミディアムナンバー。展開の素晴らしさに感動です。聴き終わって、すぐにもう一度聴きたいと思った。7曲目「ねこちぐら」ちょっと懐かしい中島さんを感じる。8曲目「アリア -Air-」この曲は他の歌手に提供した曲のセルフカバー。原曲を多分、聴いた事がないので、オリジナルに近いのか、違うのかわからないけど歪みギターが印象に残る軽快なロックな曲。Gソロも凄く良い!9曲目「希い」壮大な感じの曲10曲目「慕情」ドラマ主題歌になったシングル曲2回聴いただけなら「小春日和」と「月の夜に」が凄く良かった。ロック色強めな曲もライブ映えしそうな感じ。まだ、書いてなかったので、ついでに八代亜紀さんのLP「夜のつづき」の事を。CDと曲順や構成が違っています。LP、CDともにラストは浅川マキさんの「夜が明けたら」です。八代さんが歌っても、めちゃくちゃカッコ良い。音は凄く良いし、CDでもさんざん聴いたけど、LPでも聴きまくってます。LPは限定生産だったので、もうすでにかなり高価になってます。裏ジャケはCDと違います。この写真はCDのブックレットにも掲載されていない貴重な写真。レーベルもピクチャーレーベルです。八代さんの2年前発売のブルースアルバムもアナログ盤で出して欲しい。
2017年11月22日
松任谷由実さんの1979年発売の8枚目のアルバム。久しぶりにアナログ盤でじっくり聴いてみたら、普段、CDやiTunesで聴いてる感動よりもアナログ盤の音の広がりや深さに、昔、ずっと聴いてた頃の感動が甦った。やっぱり、時間や気分に余裕がある時は絶対にアナログ盤で聴くほうが遥かに良いと実感した。このアルバムは松任谷由実さんの全てのアルバムの中で一番好きなアルバムの一つ。このアルバムと「昨晩お会いしましょう」「時のないホテル」「宇宙図書館」の4枚は甲乙付けがたい、どれも一番好きなアルバム。A面1曲目「ジャコビニ彗星の日」(he Story of Giacobini's Comet)この曲は発売当時、じわじわ好きになった曲。時間を経て聴けば聴くほどに、その頃の思い出と相まって、さらに違う聴こえ方が増える。歌詞もメロディーもアレンジもシンプルなのに、ずっと心の中に残ってる曲。2曲目「影になって」しっとりと「ジャコビニ彗星の日」を聴き終わると、めちゃくちゃカッコ良いノリに妖しげなメロディーが乗ってくる。この前のライブで聴けた時は泣いた^^;3曲目「緑の町に舞い降りて」(Ode of Morioka)当時のフォークロックとフレンチポップを感じさせる大好きな曲。このアルバム全曲、歌詞見なくても歌えてしまうほど聴き込んでいた事にも驚く。4曲目「DESTINY」この曲はライブでもお馴染みな名曲。5曲目「丘の上の光」(Silhouettes)サブタイトルの「シルエット」ってだけで鳥肌立つほどにカッコ良い!この曲の好き度を語ると、うざがられるほどに語ってしまうので・・・。これまでに何度もこの曲の好き度合を書きまくってる。一つ強烈に覚えてるのが、この「丘の上の光」ってタイトルを最初に見た時に頭の中に浮かんだ風景はLed Zeppelinの5枚目のアルバム「Houses of the Holy」のジャケットの世界だった。楽曲の歌詞とはまったく違うんだけど、そのイメージもあってか、頭の中で特別な映像が浮かんでくる。80年代半ばに、この曲をコンサートで歌ってくれた時の舞台の色合いなどが「Houses of the Holy」のようだった事も、さらにこの曲の印象を強くさせたと思う。それから、「Houses of the Holy」の3曲目に収録されてる「Over The Hills And Far Away」の邦題が「丘のむこうに」だったのも影響してると思う。「丘の上の光」・・・歌詞、メロディー、アレンジ、何もかも最高です。B面1曲目「悲しいほどお天気」(The Gallery in My Heart)スピーカーで聴くのと、ヘッドフォンで聴く印象が大きく変わるといつも思ってる曲。どっちで聴いても最高なのですが、この曲はヘッドフォンで聴くと鳥肌がより強くなるような…すっごいシンプルなアレンジなのに、凝りまくってる楽曲よりも、綿密なアレンジに思える。めちゃくちゃ好きな曲です。2曲目「気ままな朝帰り」(As I'm Alone)この曲はアルバム通して聴いてると、ふっと力を抜いて聴ける曲。3曲目「水平線にグレナディン」「丘の上の光」と同じくらい好きな曲。一時期、カクテル作るのに凝ってた頃に、よく使ってたザクロ果汁で色をつけたシロップのグレナディンシロップの色を知ってる人はきっと「水平線にグレナディン」って聴くと胸がキュッと締まるような景色がたまらないと思う。グレナディンを使うカクテルで頭に浮かぶのが「テキーラ・サンライズ」Eaglesの楽曲でこのカクテルの名前のままの「テキーラ・サンライズ」って曲があります。「テキーラ・サンライズ」をもう一杯くれよと、バーテンダーに語りかけてる曲です。・・・「テキーラサンライズをもう一杯 空を見ながらさよならと言ってみた」この曲も凄く好きな曲で、「水平線にグレナディン」と景色が重なるように思える時がある。アルバムの中では地味なイメージがある曲かも知れないけど、こういう曲にこそ、ユーミンの凄さが凝縮されてたりするように感じる。4曲目「'78」魔術、魔法がユーミンの楽曲には多く登場しますが、具体的にタロット占いの様子が感じられる。「風」「地」「水」「火」の四大精霊を登場させてる。この曲は派手なアレンジと軽快なテンポのラテン曲。5曲目「さまよいの果て波は寄せる」(The Ocean and I)ユーミンの名曲バラードの中の1曲。40年近く経った今、この曲が流れてきても何の違和感もなく街に流れていそう。アナログで聴いていて美しすぎて泣けてきた。LPと紙ジャケCD
2017年10月10日
松任谷由実さんの38枚目のアルバム「宇宙図書館」をアナログ盤で聴いていました。完全限定盤は「宇宙図書館」のCD、LP2枚、Blu-rayには宇宙図書館MV、ハイレゾ音源(アルバム全12曲・96KHz/24bit)、特典映像、LPサイズの豪華ブックレット、外箱も布張りの豪華BOXです。松任谷由実さんのアルバムは発売されると必ず買うようになったのは、1978年「流線形’80」を聴いてから。それまでも姉が荒井由美時代からずっと聴いてたので、知ってる曲は多くありました。あれから、ずっとアルバムが出ると必ず買って聴いてますが、自分にとって、この「宇宙図書館」ほどの大きな感動は「DA・DI・DA」以来かもしれない。発売日にAmazonからDVD付きの初回限定盤が届いて、1曲目を聴いた途端、固まってしまうほど感動した。そして聴き進んでいくと、感動はさらに大きくなって、自分が一番好きなアルバム「悲しいほどお天気」を初めて聴いた時の感動に迫る感動で、ここにきて、ユーミンの底力に圧倒されてしまった。38目のアルバムにして、自分のユーミンベスト5に入ってくるアルバムに出会えるとは思ってなかった。正直、あんまり回数を聴かなかったアルバムも最近では何枚かあるけど、こんな凄いアルバムを作るとは思ってなかった。全曲大好きってアルバムは久しぶり。LPで聴くと、またこれが感動がより大きく感じる。ハイレゾの音よりもアナログの不思議な音の世界が「宇宙図書館」そのものに感じる。上が初回限定盤CD+DVD 下がLP+Blu-ray+CDのBOXセット1曲目「宇宙図書館」この曲を聴いて何回泣いたかわからない。歌詞も凄すぎるし、メロディもアレンジも自分が生きてきたどんな時代にでも行かせてくれる力があるように思う。改めてユーミンは天才なんだと思い知らされた1曲です。この前、コンサートで聴いた時も震えるほど感動した。2曲目「残火」この曲も文句無しの名曲。カッコイイ曲です。ライブ映えするアレンジで照明も相まって凄い空間を作ってた。3曲目「Sillage ~ シアージュ」この前のコンサートでは歌ってくれなかったけど、この曲も凄く好きな曲。はっきり言って、この前のコンサート「宇宙図書館」の全曲を歌ってくれただけだったとしても大満足のコンサートになったと思う。このアルバムからの曲の方が、他のこれまで大好きだった昔の曲よりも確実に感動が大きかった。とにかく「宇宙図書館」の楽曲が1曲でも多く聴きたかった。4曲目「AVALON」このアルバムの中で、タイトル曲「宇宙図書館」と甲乙つけがたい一番好きな曲。音的には80年代ポッププログレなアレンジでASIAやYESの世界も感じさせてくれる。そんな音の事よりも、何よりも歌詞とメロディのパワーを凄く感じる。この前のコンサートでこの曲のイントロを聴いた途端、全身の鳥肌はすごかった。5曲目「あなたに会う旅」優しく暖かく柔らかい曲で凄く癒される。先週、テレビを久しぶりに見てたらCMでこの曲が流れ出して驚いた。自分の中でCMのイメージとこの曲の印象がまったく違ったから、テレビ見なければよかったとさえ思ってしまう。6曲目「星になったふたり」イントロの80年代ロックのKeyシーケンスの感じが、またユーミンが使うと古く感じる事なく、めちゃくちゃカッコよく感じさせる。「Radio Gaga」が最初に頭に浮かぶの自分が異常にQUEEN好きだからだと思うけど^^歌詞もメロディもユーミンは凄いとしか思えない。最後のサビ繰り返しのボコーダー風のシンセの音がめちゃくちゃ好きです。7曲目「月までひとっ飛び」1950年代のビックバンドアレンジのジャジーな楽曲もユーミンには凄く似合う。8曲目「Smile for me」軽いラテンのノリです。ユーミンとボサノバの相性は昔から良いように思う。9曲目「私の心の中の地図」この曲を最初に聴いた時は地味な印象が強く感動はそんなに大きくなかったけど、聴き込むと不思議にグイグイ引き込まれた曲。この感覚は、アルバム「REINCARNATION」を初めて聴いた時の「ずっとそばに」の感覚に似てるように思った。今では「REINCARNATION」の中で一番好きな曲になってる。「ずっとそばに」だけ、あのアルバムの中でダントツに多いと思う。20代の頃、「ずっとそばに」ばかり聴いてた時期があった。10曲目「君 (と僕) のBIRTHDAY」この曲も初めて聴いた時は、そこまで惹かれなかったけど、今ではメロディも歌詞もアレンジも完璧だと思えて何度も聴いてしまう。11曲目「気づかず過ぎた初恋 (Extra Winter Version)」この曲もメロディの優しさに心が癒される。シンプルなのに深さを感じさせるアレンジもカッコイイ!良い曲だ。12曲目「GREY」この曲は30年前に人に提供した曲のセルフカバー。最後にクラシカルなメロディと重めの歌詞が、アルバム最後により深みと重みを残してこのアルバムの凄さが心に刻まれる。「宇宙図書館」は神がかった名盤です。まだまだ、しばらくは「宇宙図書館」を聴くと思う。今年の夏の終わりは「悲しいほどお天気」に収録されてる「水平線にグレナディン」ばかり聴いてた^^;「悲しいほどお天気」ってアルバムは魔法で作られたアルバムなんじゃないかと思ってしまう時がある。ハイレゾ画面
2017年10月05日
中島みゆきさんの新曲が3年ぶりに発売されました。前のシングルの「麦の唄」は、もっと昔だったような気がしてしまう。1曲目「慕情」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 瀬尾一三さん昼ドラの主題歌でも既に広く知られてる曲。ドラマが始まって、かなり経ってからのCD発売です。新曲のタイトルが「慕情」と知って、まず最初に思ったのは、映画の「慕情」もそうですが、森進一さんのヒット曲「慕情」です。1971年発売で大ヒットシングル「望郷」と「おふくろさん」に挟まれて、やや地味な感じもしますが、ライブでも歌う事もある名曲です。「○○の慕情」でも何曲も浮かんできます。やっぱり最強は八代亜紀さんの「雨の慕情」です。映画テーマ曲「Love Is A Many Splendored Thing」の日本語歌詞も多くの日本人歌手もカバーしてヒットさせたりしました。CDを開けてみると秋から来年の2月まで開催される「夜会工場」のチケット先行予約のシリアルナンバーありました。行こうと思ってる日は、だいたい取れてるのけど、せっかくだから申し込みました^^;公演本数も18公演とかなり少ないので(前の夜会工場よりは動員も多いけど)、結構、当選確率は低そうな気もします。また1曲、中島さんの名曲が誕生しました。いつ生で聴けるのか・・・。2曲目「人生の素人」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 瀬尾一三さんカップリング曲は、めちゃくちゃ好きな曲の「私たちは春の中で」を彷彿させるような、ややHEAVYなミディアムナンバー。ライブ映えしそうな楽曲です。でも、歌うなら「私たちは春の中で」を歌ってほしいけど。最初に聴いた時は、特にサビが「落陽」っぽくも感じた。ジャケット写真はなぜか、かなり懐かしい写真。ちょうど30年前かな。同じ時に撮った写真。今とそんなに変わらなく見えるのが凄い
2017年08月28日
松任谷由実さんのコンサートに行くのはかなり久しぶりでした。新しいアルバムが出ると必ず買って聴いてますが、コンサートに行こうと思う事は最近はなかった。松任谷さんのコンサートに行きまくってた時期は1981年「昨晩お会いしましょう」のツアー〜1987年「ALARM à la mode」のツアー。その後は何年かに一度ずつ行ってました。1981〜87年頃は同じツアーを何度もいろんな会場で観に行ったり、ファンクラブにも入ってたりしてました。中でも「昨晩お会いしましょう」ツアーと「PEARL PIERCE」ツアー、「YUMING BLOOD」ツアーが特に好きなコンサートツアーでした。それから大規模になりすぎるにつれ、少し冷めてきてたような気がする。それが今回、急に行きたいと思ったのは、昨年発売されたアルバム「宇宙図書館」にめちゃくちゃ感動したからです。昨年の秋から今回のツアーが始まり、気にはなってたのですが、半年ほど経った頃にアルバム「宇宙図書館」から10曲も歌ってる事を知って、これは絶対に行きたいと思った。昨年の11月から始まったこのツアーは42都市80公演のロングランツアー。大御所さんになってくると、大都市だけの開催で「地方の人は大都市まで観に来い」的になっていくのは仕方ないけど、松任谷さんの細かく地方を回ってステージを届けようとする姿勢にも感動する。地方のファンを切り捨てていく大物が多い中、なかなか出来ない事だと思う。1年かけて80公演って、大御所では尋常ではない公演数。地方のファンを大切にしてるからこそ人気が衰える事なく、どこの会場もソールドアウトさせる事ができるのだと思う。アリスもこの前のツアーでは47都道府県全てでコンサートして計65本を7ヶ月で回るというかなりハードなスケジュールだったけど地方のファンを喜ばせた。コンサートが良かったので、終演後は居酒屋で美味しく日本酒が飲めた。舌平目の唐揚げと鯛のアラ炊き、野菜の煮込みとか料理も酒も美味しかった。今日は3階席だったにも関わらす、本当に感動した。舞台装置、照明、音響、全てパーフェクト!!3階席でも音圧は十分すぎるほどあって、さらにクリアに全ての音が聞こえた。オープニングのかっこよさ、そして1曲目の「宇宙図書館」で、MAXの感動になってしまってた。続けて、ニューアルバムから「あなたに会う旅」。歌う前のMCにも心がトリップするのに拍車をかけた。「宇宙図書館」「あなたに会う旅」…なんで良い曲なんだろうと聴きながら泣けそうになった。3曲目は昨晩お会いしましょうツアーのオープニングを思い出すようなコート姿でめちゃくちゃ大好きな曲「影になって」でした。「悲しいほどお天気」のアルバムの楽曲は全曲大好きですが、「丘の上の光」だけは自分の中では格が違う大好きな曲。「影になって」にめちゃ感動しながらも、心の中は「宇宙図書館」からの楽曲を異常に求めてるのを感じた。この次が自分にとっての最大の山場でした。「AVALON」と「BABYLON」の強烈な2曲連続!「AVALON」が、「宇宙図書館」の中で一番好きな曲かもしれない。演出のカッコ良さに鳥肌立ちまくりで、生で「AVALON」が聴けてる感動も重なって泣けた。そして「BABYLON」は全ての松任谷さんの楽曲の中でベスト5に入る好きな曲。この2曲で感動の頂点に辿り着いた感じでやや力尽きた感・・・^^;シンディ・ローパーの曲で「Sisters of Avalon」って曲があるのですが、この曲がシンディローパーの全ての曲の中でだんとつに一番好きな曲。あんまり関係ない話ですが・・・^^;そのあとは、「KATHMANDU」や「スユアの波」からの曲とか荒井由実時代の楽曲やらいろいろ歌ってました。「宇宙図書館」から50年代ビッグバンドジャズ風の「月までひとっ飛び」も良かったし、「Smile for me」も良かった。「AVALON」「BABYLON」連続演奏で既に大満足してしまってたので、あとは何となくボッーッと聴いてる感じでしたが、「残火」のイントロが始まると再び精神状態が集中モードに。演出も演奏も歌唱もカッコ良かった。その後は満月のフォーチュンや真夏の夜の夢、破れた恋の繕し方教えますなどのいつもよく歌ってた系の曲が続いた。この辺りの曲はあんまり思い入れもないので・・・。「ダンスのように抱き寄せたい」は初めてライブで聴いたから少し感動。そろそろ終わりかなと思った時に「宇宙図書館」から強力な2曲立て続けに歌われた。「気づかず過ぎた初恋」「GREY」の2曲目。特に「GREY」は名曲すぎる^^「GREY」が本編の最後でした。カッコイイ終わり方!やっぱり「宇宙図書館」からの楽曲が最高にカッコイイ!アンコールは「宇宙図書館」から「星になったふたり」で始まった。「君 (と僕) のBIRTHDAY」の方が聴きたかったな…とか思いながら聴いてた。続いて、いつもよくコンサートの終わり頃に歌ってた系のメドレー。「埠頭を渡る風」か「真珠のピアス」をフルで聴けた方が良かった。メドレーにしてしまったら勿体ない曲が多かった。最後は「青いエアメイル」この曲はめちゃくちゃ好きな曲。「青い」で思い出すのは「青い船で」を初めてライブで聴いた時の感動は異常だった^^;「VOYAGER」の中で完全にダントツに一番好きな曲です。今日も帰りの電車の中で「青い船で」を聴いてたらトリップしそうになった^^;何度も書いてるけど、松任谷由実さんの全ての楽曲の中で一番好きな曲は「夕闇をひとり」と「丘の上の光」の2曲が何十年も2トップです。その次に好きな曲は、今、頭に浮かぶ曲を書き出すと・・・「BABYLON」「経る時」「水の影」「ジャコビニ彗星の日」「静かなまぼろし」「かんらん車」「時のないホテル」「手のひらの東京タワー」「Forgiveness」「RIVER」「ハルジョオン・ヒメジョオン」「青い船で」「ずっとそばに」「夕涼み」「ノーサイド」「真珠のピアス」「帰愁」「虹の下のどしゃ降りで」「Corvett 1954」「Sweet Surrender」「DAWN PURPLE」「砂の惑星」「もう愛は始まらない」「Autumn Park」「最後の春休み」「青春のリグレット」「タワー・サイド・メモリー」「Miss Lonely」「コンパートメント」「水平線にグレナディン」「TYPHOON」・・・やっぱりキリがなかった^^;荒井由実時代はまた別で好きな曲がある^^;荒井由実時代ならダントツに「航海日誌」と「瞳を閉じて」が好きです。そして「翳りゆく部屋」「天気雨」「雨の街を」「雨のステイション」「私のフランソワーズ」の5曲はどんな時でも聴けば感動できる曲。「宇宙図書館」…ここに来て、ここまで好きになれるアルバムに出会えるとは思ってなかった。今でもずっと、新しいアルバムが出たら必ず買って聴くけど、もうハマる事はないと思っていた。「PEARL PIERCE」や「昨晩お会いしましょう」を初めて聴いた時のような新鮮な感動がある事に驚きました。そして懐かしい感覚です。ツアーパンフは面倒くさい創りになってて・・・もういいやと。中をほとんど見てない。また、見る気になった時に見よう^^;「宇宙図書館」のアルバムジャケット。楽曲もビジュアルもコンセプトも何もかも最高にカッコ良い!
2017年08月26日
松任谷由実さんのアルバムを最近また、よく聴くようになってきた。1979年「OLIVE」から1987年「ダイアモンドダストが消えぬまに」まで、かなりのめり込んで1ツアーに何回も観に行ったりしてたけど、1988年辺りからあんまり聴かなくなってきてた。アルバムは出るたびに全て買ってましたが、ライブに行く事はかなり減ってきてた。昨年、発売された「宇宙図書館」は久しぶりにのめり込んでハマって聴いてます。それまでにも好きなアルバムはいろいろありましたが。「KATHMANDU」「A GIRL IN SUMMER」「THE DANCING SUN」は良く聴いたアルバム。今、一番好きなアルバムは「悲しいほどお天気」「時のないホテル」「昨晩お会いしましょう」「PEARL PIERCE」の3枚はまったく飽きないアルバム。続いて「NO SIDE」「紅雀」「OLIVE」「流線形'80」も好きな曲だらけのアルバム。前にも書いたけど、一番好きな楽曲は「夕闇をひとり」「丘の上の光」でこの2曲は甲乙付けがたい、自分のベストの曲。「かんらん車」「ジャコビニ彗星の日」「ハルジョオン・ヒメジョオン」「Autumn Park」「経る時」「真珠のピアス」「BABYLON」「消息」「NIGHT WALKER」「青い船で」「手のひらの東京タワー」「セシルの週末」「水の影」「影になって」「静かなまぼろし」「Corvett 1954」「もう愛は始まらない」「ジェラシーと云う名の悪夢」「ホライズンを追いかけて」「砂の惑星」「青いエアメイル」「私のロンサム・タウン」「時のないホテル」「カンナ8号線」「悲しいほどお天気」「埠頭を渡る風」「青い船で」・・・ この辺りの楽曲は鉄板でいつ聴いても好きな曲。あげてみて、しっとり系の楽曲が多いのに気づいた。派手なアップテンポな楽曲も好きだけど、選んで聴くのはこんな感じの楽曲が多い。1980年頃〜85年頃までファンクラブにまで入ってた。最新アルバム「宇宙図書館」に良い曲が多すぎて、感動したので、久しぶりにユーミンにハマってる。この前、ユーミンのライブ盤の事を書いてたら、そんなに好きなアルバムではなかったはずの「ALARM a la mode」が無性に聴きたくなって、じっくり聴いてたら、良いアルバムだと今更ながら感じてしまった^^;LPと紙ジャケCD1曲目「Holiday in Acapulco」この曲はジェット機の離陸の音と共に始まる、心地いいラテンな曲。このアルバムのツアーでめちゃくちゃカッコ良い演出で歌われました。ライブの後半戦の最初に歌った曲です。ライブでこの前の曲は、超名曲「かんらん車」。黒っぽいシンプルな衣装と素朴な髪型で歌い終えると、光とスモークに包まれた舞台にジェット機の離陸音が響くとド派手なミニスカートでユーミンが登場!ライブで聴くまでは、この曲、そんなに好きではなかったのに、ライブの演出で一気に好きな曲になった。衣装も帽子も振り付けも、めちゃ可愛かった。2曲目「ジェラシーと云う名の悪夢」この曲を聴くと、頭に浮かぶのはやっぱり「ALARM a la modeツアー」で歌った光景。舞台奥の一番高くなってる所で1曲目の「セシルの週末」を歌い終えポーズを極めると、この曲のイントロのドラムのフィルインと共にバックの電飾が激しく動き出し、ユーミンはお立ち台から下の舞台に降りてきてスタンドマイクで歌い始める。間奏のポーズとかめちゃくちゃカッコよかった!奇抜な帽子とウィッグが、この曲のカッコよさをより盛り立ててたように記憶してる。ギターソロの時の照明は舞台全体が凄い点滅だった^^;この曲に続いて「街角のペシミスト」が演奏されたのも鳥肌セットリストでした。3曲目「パジャマにレインコート」渋くDARKなイントロから、この曲のタイトルと合わない感じが好きです。軽快なミディアムアップな楽曲のような印象を持つタイトルに感じる。ジャジーでカッコ良い曲。この曲はライブで聴いたことないと思う。自分が行かなかったツアーで歌った事があるのかな。シングル「メトロポリスの片隅で」のB面で先に発表されてた曲。4曲目「白い服、白い靴」この曲もツアーで歌った時の印象が強い。長めのMCの後に、この曲の事を語った。静かな曲だけど、シンプルな黒っぽいドレスに髪型も後ろに束ねた感じでゆったりと歌ってました。その静かな佇まいのまま「かんらん車」を歌い出した時は凄い感動でした。バックのストライプ状の電飾も消えて青っぽいムービングライトのみで歌ってたと思う。「かんらん車」の後半は後ろの一番高い所でスモークと光に包まれて消える。幻想的な舞台にアウトロが流れ続けた。この後が、最初に書いた「Holiday in Acapulco」の超鳥肌の場面になっていきます。5曲目「土曜日は大キライ」この曲はお笑い番組の主題歌にもなって人気曲になったけど、シングルカットされなかった。「ALARM a la modeツアー」ではアンコールの1曲目に歌われた。6曲目「ホライズンを追いかけて~L'aventure au desert」この曲の好きな所はサビに行く前の徐々に盛り上がっていくメロディの素晴らしさ。この曲もツアーで聴いて好きになった曲。「ALARM a la modeツアー」では「Holiday in Acapulco」「ホライズンを追いかけて」「さよならハリケーン」と、このアルバムからの派手な曲、3連発でした!この3曲続くセットリストは最高でした。7曲目「Autumn Park」このアルバムの中で一番好きな曲。発売当時も好きだったけど、最近、特に歌詞もメロディも映画のような光景が広がって浮かんできて凄い曲だと思うようになってきた。1985〜86年のツアーではセットリストに入ってなかったのが残念だった。8曲目「20 minutes」この曲は「ALARM a la modeツアー」では、3曲目に歌われました。2曲目「街角のペシミスト」を歌い終え、短いMCに続いて、イントロのドラム。シンセドラムになってたのは残念な気がしたけど。この曲ではユーミンはムーンウォークっぽいダンスをしてたと思う。この曲も久しぶりに聴くと、凄い良い曲だと気づいた^^;9曲目「3-Dのクリスマスカード」このアルバムの中で、一番聴かない曲かもしれない。10曲目「さよならハリケーン」少し前に書いたけど、ライブでこのアルバムから派手な曲、3連続の最後に歌われた曲。この曲の時はかなり激しく踊りながら歌ってた印象。バックのストライプ状の電飾と床の電飾も凄い派手に動いてて目がチカチカしたのを覚えてる。ちなみに、この曲の次に歌ったのが「DA・DI・DA」のツアーでは聴けなかった、「青春のリグレット」でした。メンバー紹介の後、この曲のイントロが始まった時は凄い鳥肌の感動だったのを思い出す。カウボーイのような格好で歌ってたと思う。ツアーパンフとチケット、ツアーステッカー。ライブ中でもこのポーズを何度か極めてた。ちょっとシンディローパーっぽい感じもするポーズ。
2017年06月28日
松任谷由実さんのライブ盤「YUMING VISUALIVE DA・DI・DA」を久々に聴いた。このライブ盤はカセットとCDのみで発売。まだまだLPが中心だった1986年にLP盤を出さなかった。忘れてたけど、カセットが出てきて気づいた。CDとカセット両方買ってた。17枚目のアルバム「DA・DI・DA」のツアーを収録したライブ盤。1曲目「もう愛は始まらない」2曲目「破れた恋の繕し方教えます」3曲目「魔法のくすり」4曲目「私なしでも」5曲目「BABYLON」6曲目「水の影」7曲目「SALAAM MOUSSON SALAAM AFRIQUE ~ 不思議な体験」8曲目「REINCARNATION 」9曲目「キャサリン」10曲目「DOWNTOWN BOY」11曲目「真珠のピアス」12曲目「わき役でいいから」13曲目「DANG DANG」14曲目「14番目の月」このライブは大阪城ホールで2回観ました。2枚組にしてノーカット収録にしてほしかったと、当時凄く思ってたのを思い出した。カットされた曲が全て好きな曲だった…「ずっとそばに」「ジャコビニ彗星の日」「メトロポリスの片隅で」「埠頭を渡る風」「カンナ8号線」の5曲。中でも「ジャコビニ彗星の日」は特に好きな曲。このライブアルバムで特に好きなのは「私なしでも」〜「BABYLON」〜「水の影」の3曲。5thアルバム「紅雀」の3曲目「私なしでも」は、ほぼアルバムのままのアレンジ。アルバム「DA・DI・DA」の中では「BABYLON」「もう愛は始まらない」の2曲が好きな曲。「青春のリグレット」もこのツアーで聴いたような気がしてたけど、「青春のリグレット」は次の「ALARM a la mode」のツアーで歌われた。「ALARM a la mode」のツアーも好きなツアーだった。舞台セットは眩しかった印象で、セット自体は「DA・DI・DA」のツアーの方が良かった印象。背後にそびえ立つストライプ状の電飾と、床の市松模様のような電飾が絶えずチカチカ光ってた。「ハートブレイク」や「結婚ルーレット」の時とか絶えずポケモンショック的な照明だったと思う^^;セットリスト自体は「ALARM a la mode」のツアーの方が好きだった。「雨の街を」〜「青いエアメイル」のしっとりの流れが最高で、1曲挟んで「かんらん車」が聴けたのも凄く印象に残ってる。アンコールの時にバックの電飾と床が全て光って真っ白になってたのはカッコ良かった!「DA・DI・DA」ツアーの舞台セット
2017年06月25日
中島みゆきさんがこれまでに一度だけ開催した海外公演の香港3daysを観に行った時に3日間、観光はほとんどせずに街中のCD店をうろうろとCD探ししてました。中島さんが香港公演をするのに合わせて街のCD屋は特別の売り場を作ってたりしてました。それ以前も海外盤のLPも集めてて、その後も中島さんの海外盤のCDは時折探したりしてました。今日は「美雪集 2」を聴いてましたが、この曲順はなかなか好きです。CDの棚を整理してたら、いっぱい出てきたので香港編集盤の物とか聴いてました。香港オリジナルのオフィシャルベストの第一弾「美雪集 1」香港や上海でカバーされた楽曲を集めています。「見返り美人」は「36.5℃」バージョン。「あした」はシングルバージョン。ここは「夜を往け」バージョンの方が流れが綺麗ような気がする。「悪女」はシングルバージョン。「美雪集 2」は三つ折りDigipack仕様の豪華なジャケット。帯が付いています。「ローリング」は「時代 -Time goes around-」バージョン。 CD店で価格の差が激しい。HMVはなぜか帯なしで売っていました。タワーは安いのに帯ありでミニポスターの特典付き。「美雪集1」と「2」をBOX仕様にした2枚組。「美雪集2」はDigipackではない通常ケース。2枚ともゴールドCDです。1995年中島みゆき香港公演記念盤 4枚組「美雪集1」「美雪集2」「LOVE OR NOTHING」「ボーナスCD」ボーナスCDは「空と君のあいだに」「捨てるほどの愛でいいから」「with」の3曲。中のブックレットは28ページの豪華仕様。Biography、Discography、歌詞になってます。オリジナルアルバムは帯ありの物なら見つけたら必ず買ってました。日本ではカセットでのみ発売されたA面コレクションここからはちょっと怪しいCD。こんなCDも普通に街のCD屋やHMVやタワーで売っていました。音質は特に酷いと思う物はありませんでした。現在は全て廃盤になってるようです。ポニキャン時代のオリジナルも廃盤になってるようです。この裏ジャケ「笑ってよェンヅュル」読み方が難しい^^;下のCDは外箱紙スリップケース付きの豪華盤まだ、もう少しあるけど、中島さんの海外盤LPの事を書く時にでも載せます。
2017年04月18日
中島みゆきさんの夜会の千秋楽に行って来ました。今回、初日だけ観て間をまったく観ずに千秋楽観劇。終演後は友人と4時前まで赤坂で呑んでた。この前、初めて行った居酒屋でこの店が大当たり!何を注文してもおいしい。日本酒の種類が半端なく多い。マニアックな物までいろいろの種類が呑める。そして、うれしいのが「からすみ」。からすみを置いてる事も珍しいけど、味も良いからすみで日本酒が進みまくる。それから鯖のへしこも置いてる。朝までやってるし、うれしい事ずくめの居酒屋でした。「橋の下のアルカディア」初日から大幅な変更はなかったけど、セリフが少し増えてる部分や細かい仕草などの変化があったように思う。一番印象に残った変化は「一夜草」の場面で下手で中島さんが透明の風鈴を透かすように昔を見ている芝居が、初日の時よりも分かりやすい芝居になってたように感じた。模型屋の床下から壊れた風鈴を掻き出す場面でも、割れた風鈴の持ち方が風鈴だと分かりやすく持つようになってた所も細かい芝居の変化を感じた。風鈴であと一つ、新たに軒下に風鈴をかける芝居も必ず透明のたんざくを大きい動きで揺らすようになってた所も、全てが透明に造られてる風鈴の意味を感じさせるような気がした。乳白色の大きい水晶と小さい水晶の光の変化も初日と違ってたように感じた。初日はほぼ同時に色が変化してたと思うけど、昨夜は大きい水晶の色の変化を追いかけるように小さい水晶が色を変えて行く。意味深にいろいろ想像した。今回の夜会では「川の音が聞こえる」が一番好きな曲で、昨夜の歌唱も感動でした。今年は昨夜の夜会で観劇予定が全て終わった。年明けすぐに谷村新司さんのコンサート。新設の劇場のグランドオープンこけら落しで日本センチュリー交響楽団の演奏でのコンサート!森ノ宮ピロティでの芝居とかParasitic Ejaculationの初来日公演!土曜日も日曜日も凄く天気が良かったので新幹線の中から富士山が完璧に見えた。雲一つない青空の富士山の写真撮れたのは初めてかも。
2016年12月18日
昨夜は中島みゆきさんの夜会に行って来ました。「橋の下のアルカディア」の再演。ぱっと見はそんなに大幅な変化がなかったように感じますが、結構、いろいろと分かりやすく変わってたり、装置もより凝った物になってたりと楽しめました。中島さんの歌唱は初日の緊張を感じさせない素晴しい歌声で鳥肌でした。幕開きしばらくだけは、少し緊張してたような歌声でしたが。1曲目の途中からは本調子でした。歌詞を新たに追加した曲があったのも、より分かりやすく、深くなったように思えた。初演は映像作品も出てるので書きますが・・・下手、上手とも橋脚や壁が崩れるセットが出て来たり、吊り物も橋の残骸が下ろされてきたりでクライマックスとカーテンコールの舞台上は水が滴ってきそうな崩れた橋の残骸の中、迫力ある画になってました。濡れてる感のあるリアルな造りは照明がより引き立たせてた。ラストの零戦が離陸する場面では、零戦が腹を完全に見せるほどの角度になってました。あまりにも斬新で迫力のある場面になっていたために、角度の付けすぎのトラブルなのかとも思った^^;でも、昨日観た角度は本当に水の底から水面、そして空へ昇っていくような勢いがあった。初演は離陸してから旋回しようと傾いた時にゴミカゴも持ち上がる演出だったような。零戦の色も緑を強く出してて、両翼の先端には赤と緑のライトも新たに付けられてた。音は後方センター寄りの席だったので、驚くほどクリアに聞こえました。歌詞もセリフもほぼ問題なく聞き取れた。ただ、やりすぎ感のある効果音が鳴り出すと。何を言ってるのかよく分からない部分もあった・・・。あと、村人たちの声(録音)もリバーブ深すぎてはっきり聞き取れないけど、キーワードになる言葉は聞き逃さないようになっていたように思った。歌メロを変えてた部分もあって、そこもインパクトが増してた。中島さんの衣装も前回より、断然に今回の方が良い。特に1幕前半の占い師衣装は今回のシルバー基調な感じの方が品があってよかった。そう言えば、水晶球に光る仕掛けが追加されてた。中島さんが持ってる小さい水晶球と奥に置いてある大きい水晶球は色の移り変わりも連動してるようで白→赤紫→青と色がモーフィングするような変化が美しかった。中島さんの持ってる方の水晶は初演よりかなり小さくなってて軟球ボールほどになってた。初演のサイズのままでも良かったようにも思えた。その小さい方の水晶を床に置くと、中島さんを追いかけるように転がり出す仕掛けもあった。転がす仕掛けのために、あんなに小さくしたのかも。「今晩屋」の時の紙風船の時のような不思議な空間に一瞬として舞台上が変化しました。不思議な空間と言えば、シャッター街がチンピラを脅かすように不気味になる場面。シャッターの隙間から赤と緑の光が漏れて、シャッターがちょうちんお化けのような表情になって照明もおどろおどろしくなり、初演のこの場面よりも効果大になってた。思い出しながら書いてるけど、まだ何かあったように思うけど。終演後は赤坂の居酒屋で3時過ぎまで友人たちと飲んでました。なかなか良い店でこれからの夜会の後は、ここで決まりかも。これまで行った赤坂の居酒屋って良い印象は少なかったので、良い所を見つけた^^地酒の種類も凄く豊富でマニアックな物も多く置いてました。料理ももちろん文句なし。一つ思い出したので追加。夏のシーンでは模型屋の軒下に透明の風鈴があって、中島さんがそこに風鈴を吊るす場面が2回ありました。透明で短冊までもが透明で、水晶の透明と繋がりがあるようです。その前に模型屋の床下から割れてしまった風鈴を掻き出す場面もありました。割れた風鈴は過去の過ちなのかも知れない。光を通す物が時空を超えさせ、そこに集結できるのかも。
2016年11月18日
山内恵美子さんの5枚目のシングル。この曲から芸名を山内えみこから山内恵美子に変えています。多くのドラマと映画主演作も数作ある女優さんです。この曲は中島みゆきさんがA面B面とも書き下ろし。A面「笑わせるじゃないか」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 クニ河内さん4年後に中島みゆきさん本人がシングル「悪女」のB面に収録。イントロや間奏の日本調の演奏以外は大幅にイメージが変わってる印象ない聴き比べると中島さんの方がテンポは遅くゆったりとした感じです。中島さんは最初の「♪笑わせるじゃないか」の部分のメロディを少し変えてレコーディングしています。B面「ほっといてよ」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 クニ河内さん自分はこのB面の方が山内さんのこれまでの映画などの印象には近く思えて好きでした。この頃の研ナオコさんやちあきなおみさんに提供してたような楽曲に近いのですが、そんな中でもこの曲はベスト5に入るほど好きです。山内さんの歌唱も歌メロも歌詞も凄くいいと思う。この曲は中島さん本人が歌った事はなかったと思う。この頃、コンサートでも他の歌手への提供曲を数曲歌ってましたが、「笑わせるじゃないか」と「ほっといてよ」は歌われる事はなかった。(後に「笑わせるじゃないか」は夜会で歌われた)「ふられた気分」は気に入ってたのか2度のツアーで歌われてた。「ふられた気分」は1979年ツアーの時と1982年ツアーのアレンジはかなり変わってた印象で1979はヴァイオリンがオブリを弾いて、1982年はフルートがオブリを吹くアレンジでした。「ほっといてよ」も中島さんが歌ったらどんな感じになったのか聴きたかった。今ではもう歌う事はないと思うし。最近、70年代〜80年代半ばまでの中島さんのアルバムをよく聴くようになった。
2016年04月05日
中江有里さんの1992年発売の4thシングル。1曲目「風の姿」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 山川恵津子さん中島みゆきさんの作品だと言う事で当時買った。そこそこ気に入っててよく聴いたと思う。約1年後に中島みゆきさん本人もセルフカバーしました。中島さんのバージョンはほぼ打ち込みで作られてます。当時のラジオで中島さんがたしか「音楽を作ってる人は同じように作ればこの曲のアレンジが凝ってる事がわかる」って感じの事を話してた事が印象に残ってる。「時代-Time goes around-」ってアルバムの2曲目に収録されています。この曲は瀬尾さんではなく、倉田信雄さんの編曲でした。今、聴いてもカッコいいアレンジ。中江有里さんのバージョンは中江さんの歌声に合ってる素直なアレンジで心地よく聴けます。久々に中江さんのバージョンを聴いて改めて良い曲だと思えた。中島さんはライブではまだ歌った事がなかったように思う。2曲目「いつかあなたに逢ったら」作詞 松井五郎さん 作曲 井上大輔さん 編曲 岩本正樹さんこの曲がA面でも良かったと思えるほど売れ線の爽やかな楽曲です。こっちは少しユーミンっぽい感じもします。
2016年02月15日
昨夜、中島みゆきさんのコンサートに行ってきました。最終日でも特に何もなく通常通りなのは分かってるけど、最終日は行きたくなってしまう。予想通り、特に何もなくいつものテンションのまま終了しました。終演後は日比谷へ行って5人で飲み会。何度か行って気に入ってたドイツ料理屋で閉店まで飲んで食べてしてから、2件目は遅くまでやってる普通の居酒屋へ。ニシンの酢漬けとピクルスのサワークリーム掛けは毎回おいしいと感動してしまう。ライ麦粉のピザもドイツビールの生もやっぱりおいしい。「樹高千丈 落葉帰根」「MEGAMI」「六花」「夜行」「やまねこ」そして、より芝居がかった歌唱になった「ピアニシモ」の6曲は今回のコンサートで聴く度に感動が大きくなる。特に2001年のツアーの時はそこまでハマる事のなかった「樹高千丈 落葉帰根」が今回、全てのセットリストの中で断トツに一番感動した。そして毎回「MEGAMI」が聴ける充実感。2幕のBitterもなかなか楽しめます。それまで「ベッドルーム」は特に好きな曲ではなかったのですが、今回のコンサートで「常夜灯」をまたよく聴くようになった。今回、ハイライト的に演出されてる「阿檀の木の下で」の空襲の効果音を聴いてて爆撃や銃撃戦や戦車の走る轟音などが演出で効果音として使われてる曲が何曲も頭に浮かんで来た。有名なEndstilleやMarduk他にもMor Dagor、Infernal WarやWAR BLACK系のバンドに多い。メッセージは中島さんとは真逆な事を歌ってるのかも知れないけど^^;でも、その系統の効果音で一番怖く感じて胸に響いたのは1978年8月29日30日9月1日の3days日本武道館で開催された「栄光への脱出 / アリス武道館ライヴ 」の中で歌われた「砂塵の彼方」です。あの時はちんぺいさんの朗読から始まりました。「1978年我々は生きている。自由であると言う事に気づかずに生きている・・・」で始まる詩。この朗読が終ると空爆の音と兵士の行進の音。靴音と銃が何かにぶつかる金属音。もの凄い音量で武道館の中に響きました。武道館ライブのライブ盤ではホールの中で感じた圧迫感や恐怖感はそこまで感じないようにMIXされてしまってます。もっと爆音でした。この演出はこのまま1978年秋のツアーでも使われてて、武道館で聴いた迫力以上に地方の2000人クラスのホールに響く兵士達の行進音と爆撃音は衝撃的でした。武道館の時以上にもの凄い音量に感じられた。(自分は過度な効果音の演出ってあんまり好きではないんだけど…^^;)イントロから2コーラス目までは静かな演奏でべーやんが淡々と歌い、3コーラス目の頭のきんちゃんの強烈フィルインから凄い迫力に。ピアニシモからフォルテシモのダイナミックレンジの強烈な幅の広さはライブ盤を聴いてもある程度は再現されてて鳥肌です。実際はもっと凄かった。「砂塵の彼方」のイントロはスタジオ盤では松田幸一さんのブルースハープだったのですが、武道館だけ豪華にしたかったのかどうか知らないけど、ミュートトランペットに変えてます。武道館公演の4日後からの通常ツアーでは松田幸一さんのブルースハープに戻った。あのイントロはやっぱりブルースハープじゃないと。そう言えば先月の「地球劇場」に松田幸一さんが登場!これはびっくりした!それもちんぺいさんのアリスの前に組んでたバンド「ロックキャンディーズ」の「春は静かに通り過ぎてゆく」をフルコーラス演奏!!これは泣いた。ちんぺいさんが「春は静かに通り過ぎてゆく」を歌ってくれるだけでも大事件なのに松田アリさんのタンバとブルースハープで再現!鳥肌立ちまくりの感動でした。「春は静かに通り過ぎてゆく」は1971年6月発売のロックキャンディーズの最初で最後のオリジナルアルバム「賛美歌」に収録。後にシングルカット。あの手の効果音の演出は夜会でも「孤独の肖像1st.」の後半で使われました。あの時はシチュエーションと照明も衝撃的だったので強く印象に残ってる。動員数が多いからか^^;スタンプのインクが薄かった・・・帰りにもう一度押したけど薄さは同じでした^^;ミュージックフェアって中島さんと何かあったと思うけど・・・。花があったので撮ってしまった。2/11東京へ向う新幹線の中から見えた富士山。久しぶりに綺麗に見えたので撮った
2016年02月12日
木曜、金曜と続けて中島みゆきさんのコンサートに行って来ました。やっぱりフェスティバルホールはいい。舞台は広いし、座席も良い、ロビーも広いし・・・。木曜も金曜も終演後に呑みに行って遅くなった。昨日は梅田の焼き鳥屋で3時まで5人で呑んでて帰りはタクシーになってしまった・・・。中島みゆきさんは声もパフォーマンスも絶好調で強烈に高いクオリティの歌唱でした。特に静かな曲を歌う時の声の表情が凄かった。「ピアニシモ」「六花」「樹高千丈 落葉帰根」「MEGAMI」の4曲はずっとゾクゾクしまくり。今回のコンサートで歌、演奏、照明、アレンジで一番好きな「MEGAMI」「樹高千丈 落葉帰根」と「夜行」は別格に素晴らしかった。「樹高千丈 落葉帰根」の照明は初日に比べるとかなり違って見えた。プログラミングが変わったように思う。「麦の唄」も明らかに照明の数が変わったし、驚くほどの美しさになったと思う。「流星」はよくセットリストに入る曲で、これまでなら「うわ、また流星なんだ」ってそんな風に思った事もあったけど、今回の流星はこれまでにない感動です。ボトルネック奏法のイントロを聴くだけで胸が熱くなる。「夜行」は文句なしに完璧です。カッコいい。ラストの「ジョークにしないか」もライブで聴く度に感動が増して来ました。「MEGAMI」は夜会Vol,1の場面が頭に浮かぶのはベースが富倉さんだからだと思う。1989年ツアーのベーシストは松原秀樹さんだったので、フレットレスのようなスライド奏法はオリジナルのスタジオバージョンほど使ってなかったように思う。今回の富倉さんのベースはスタジオバージョンをほぼ再現してる感じで最高です。イントロの最初の杉本さんのコーラスだけで鳥肌です。今回は「MEGAMI」が聴けただけで大満足です。初日の「MEGAMI」の演奏は好きではなかったけど、元のオリジナルに近い形に戻したのがホントに良かったと思う。(ほぼパーカッションだけの話だけど)間奏のボンゴの演奏、最高です!ニューアルバム「組曲 (Suite)」がめちゃくちゃ気にってるから、そこからの選曲が少ないのは正直ガッカリしたけど、今回の大阪2daysは本当に良かったから満足。ニューアルバムで一番好きなのは「氷中花」、そして「休石」「霙の音」「もういちど雨が」「36時間」「愛と云わないラヴレター」「空がある限り」の順で好きな曲なので、このままお蔵入りに何曲かがなりそうで残念。次のアルバムが出たらコンサートで「組曲 (Suite)」から歌っても2.3曲だろうし・・・。でも今回は「MEGAMI」「夜行」「樹高千丈 落葉帰根」の3曲が最高すぎるし、「ピアニシモ」と「六花」の歌唱と演奏は柔らかく胸に沁みて凄く良い!2幕の流れも3幕の3曲もなかなかいい感じになってきたので、これまでの中島さんのコンサートで気に入ってるベスト10に入るかも。ほぼお蔵入り状態の「炎と水」「小さき負傷者たちの為に」「お月さまほしい」「私たちは春の中で」「瞬きもせず」「異国の女」などの一度もライブで歌ってない曲はこのまま二度と歌われる事がないのかも…。この6曲はかなりの頻度で聴いてるお気に入り曲なだけに、いつか生の歌声で聴いてみたいと切望してる^^;今回のコンサートはあと1回だけになったので、さらに進化してるのか楽しみ。それからこの次は「夜会」なのか?「夜会工場」なのか?ツアーなのか?発表が楽しみです。大阪フェスのスタンプ LPは完全生産限定盤なので、もう1枚予備に買ってきた。全アルバム、LPで出しなおしてもいいのに。会場でLP買うと、かなり頑丈な特製LP袋が貰えた。これはかなり懐かしい感じ。アーティストロゴが入ってるLP袋をオリジナルで作って、それにLPをいれてくれるレコード屋も何軒かあった。特に覚えてるのは三宮のAOIレコード。あのレコード屋はオリジナルの特典が強烈だった。
2016年01月09日
中島みゆきさんのコンサートに行ってきました。今日は今回のコンサート初めての2階席だったので楽しみにしてました。センター寄りの席だったので全体も見渡せるしお立ち台の奥とかも見えるのが楽しみでした。そんな事より、なぜか2階席、音がめちゃくちゃ良い!これまで3回観た中でだんとつに一番のバランスの良さ。今日だけPAが調子良かったなんて事はないと思うし・・・。2階席なのに低音の響きにも大満足でした。あのスピーカーシステムのせいか三階との反響音も思ってた以上に少なくて感動。あのスピーカーは反響音が少ないのも売りだったと思う。1階席で観た3回は今日のような音の迫力をあまり感じられなかったのが不思議。中島さんも絶好調で何より。2015年は今日が歌い納めと言うのもあってか、いつも以上にパワフルな歌唱に感じた。「夜行」は特に良かった!「MEGAMI」は聴く度に良くなる。歌い方も演奏もアレンジも照明も最高でした。今回のコンサートでバンド演奏のクオリティも「MEGAMI」が一番だと感じる。シンプルで美しくて最高です。今年の新譜「組曲 (Suite)」がもの凄く気に入ってるので、新作からもっと聴きたかったとどうしても思ってしまう。新作の中で自分が特に好きな曲はことごとくセットリストに入ってないので・・・^^;「氷中花」「もういちど雨が」「休石」「LADY JANE」の4曲が特に気に入ってる。次に「愛と云わないラヴレター」「36時間」をよく聴く。アナログ盤で買ってじっくり聴いてから「霙の音」も凄く良いと思えてきた。そうそう、アナログ盤はおすすめ。針を落して「36時間」のピアノの音が鳴り始めただけで鳥肌が立った。なんて深い音なんだって胸が熱くなった。少し前にこのレコードを聴くためにレコード針を買い替えて大正解だった!ジャケットはWジャケットにしてほしかったけど。「わたしの子供のなりなさい」のアナログ盤も気に入ってたけど、あの比ではないほど今回のアナログ盤は気に入ってます。売り切れる前にもう一枚買っておこうと思う。昨年、BLACK SABBATHも1st〜6thまで180gram仕様のプレミアム盤が発売されてもちろん6枚とも買って、それからはLPでばかり聴いてる。今回の中島さんのも180gram仕様か200gramだと思う。測ってないのでわからないけど。海外盤は「High-Definition Premium Virgin Vinyl」ってステッカーが貼ってあるアルバムがどんどん発売されています。静かにアナログ盤の波がやって来てるような気がする。そうそう、今日のコンサート。「浅い眠り」で手拍子が起きたのは今回初めて。1階席を見下ろすと立ってる人もいた^^;「夜行」でもまだ手拍子してる人がいたから、どうしようかと思ったけど、歌が入ると手拍子しにくくなったのか、やめてくれたから良かった。「EAST ASIA TOUR」のアンコールの「浅い眠り」でも会場によっては総立ちになったけど、あの時はタタミイワシのようなセットがもったいぶって盛り上げたから、総立ちもアリなのかと。ま、ノリは自由なんだけど。昔、「HALF」の時に一人だけ立って乗ってた人がいた事もあったし^^;そういえば「HALF」聴きたい。今の迫力ある声で歌えば「Suppin Tour」の時よりも何倍もかっこいいと思う。今、歌ってる「やまねこ」がそうであるように。オリックス劇場でも音響に力を入れれば、ここまで良い音が出せるのかと今日は驚かされた。小学生の頃から音の悪いホールというイメージが強過ぎた。大阪厚生年金会館(オリックス劇場)で音が良かったのは1980年アリスの夏のツアーくらいしか記憶にない。多分、50回以上は厚生年金会館でライブ観てるけど、ほとんど音が良い事はなかった。何年か前にオリックス劇場で観たミュージカルもセリフが聞き取りにくくて残念な物だった。一番最初に厚生年金会館で観たコンサートは1976年12月23日のアリスのコンサート。「今はもうだれも」「帰らざる日々」「遠くで汽笛を聞きながら」が発売された後のコンサート。チケット入手困難になりかけてる頃のC列49番。めちゃくちゃうれしかった。小学生だったけど何もわからない(アリスなんて知らない)回りの友だちに自慢してた^^;この時点でアリスのコンサートは5回目でした。1975年のアリスのクリスマスコンサートは大阪フェスティバルホールだったので、厚生年金会館はこの時が初めて。オジーオズボーンも初来日からほとんど大阪フェスティバルホールだったのに1986年のツアーでフェスが完売して追加公演で厚生年金会館が決まって両日観たら音の差がハッキリ出たのも覚えてる。笑福亭鶴瓶さんのコンサートも厚生年金会館で観たのを今日、思い出した。新野新さんがゲストだったので神戸も大阪もその他の地方でも観たように思う。「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」を録音したカセットテープが山ほどあって、最近、それをハードディスクに入れたり、CDに焼いたりしてるけど全部するのは無理っぽい。ダビングしてる時は音を聴いてなくて、カセットにも年月日のみしか書いてないので、その日がどんな内容なのかはわからずに適当に何日か分をiPodに入れて、それを聴きながら今日は大阪に向かった。何度、iPodのstopを押した事か^^; イヤホンを何度外した事か・・・。必死に笑いこらえてるけど限界に来たらをストップボタン押さないと笑い転げそうに何度もなった。たまたま、今日聴いてたのは新野先生がオムロンの低周波治療器を買って鶴瓶さんに「これがなかなかよいのよ」と自慢してる回の物でした。肌に引っ付ける面の事を新野先生は「オネバ」って呼ぶから、その度にイヤホン外すかスイッチ切るかでなんとか凌げた。でも、すぐにめちゃくちゃ聴きたくなってまた繰り返し。新野先生がすすめた友人たちもみんな買ってオムロンやってる話の中に浅川美智子さんの名前も出て来てまたヘッドホン外さないといけなくなるし・・・。「オネバ」も笑ったけど、新野先生が鶴瓶さんの手を「ニチャ手やわぁ」とか鶴瓶さんの口の端に出来てる熱の花の事をひどいディスり方してる部分もあって放送ギリギリを超えてる発言とかも凄かった。あの時代だったから許されたと思う。こんなおもしろい日ばかりじゃなかったとは思うけど、電車で聴くのはもうやめる^^;「ぬかるみの世界」では中島みゆきさんの話題もよく出てた。中島さんも新野先生の事は魔女の辞典か何かに書いてたと思う。またまったく関係ない話になったけど、今日のコンサートもなかなか良かった。2階席から観ると「麦の唄」の時のバックの波も美しかった。照明はやっぱり「樹高千丈 落葉帰根」の時が最高に美しいと思う。「MEGAMI」の時の照明にあと一工夫あればと思ってしまう。今でもじゅうぶん満足だけど、1989年ツアーや夜会Vol.1でのあの照明を観てしまってるから。あの幻想的な照明の中で歌う中島さんが脳裏に焼き付いてる。今からさっきまで聴いてた「ぬかるみの世界」の続きを聴いて爆笑してから寝よ。グッズはポーチとポスターを買った。お猪口はもう少し深ければ買ったけど・・・。浅過ぎて絶対使わないと思う。蓋がおつまみの小皿になってる所にはかなり惹かれたけど。一つにカラスミを3枚のせて、もう一つに梅くらげか酒盗きゅうりとか・・・。でも、買わなかった。来年買ってたりして。出来れば、ふぐのヒレ酒用の小さめの湯のみに蓋付きで絵柄はとらふぐなら絶対に買った^^;ふぐのヒレ酒専用の器にとらふぐの絵の横にコンサートのロゴなら最高。ヒレ酒用の和食器も通販でよく売ってるんだけど^^たまたまこの前行った居酒屋で乾燥して少し炙ったふぐのヒレをたくさんもらったのでそれを早く呑んでしまわないと、と心のどこかで絶えず考えてるのもあって^^;ポーチは今、ちょうど欲しかった大きさとマチだったので使える。内側に小さいポケットがあれば完璧だったけど。スタンプは予想通りにグリーンのインクでした。やっぱりLPはいい!アートワークの迫力もこの差。裏ジャケの写真もLPだと迫力がまったく違う。ブラックサバスの180g仕様のLP。盤は満足だけど、オリジナルはダブルジャケットだったのに、シングルになってるのだけ不満。nems盤は元からシングルジャケだけど。ヴァーティゴで1stから「Never say die」までもっと豪華にして出せばいいのに。1976年12月と翌年の「エンドレスロード ツアー」の大阪公演のチケットこの予約申し込み用紙のおかげで3列目でアリスが観られた。小学生の自分にとってはアリスは神様のような存在だったからうれしかった。オジーの他にもメタルのライブはいろいろ厚生年金会館で観た。1983年のMSGとホワイトスネイクと1985年のメイデン意外と海外のメタルバンドはフェスの方が多かった。ACCEPTの初来日もメタリカの初来日もフェスだった。メガデスは厚生年金会館だった。
2015年12月17日
14日、15日と連続で中島みゆきさんのコンサートに行ってきました。11/12に府中で初日を観てから約一ヶ月。間に東京フォーラムが3公演あってからの大阪公演。変わった所もいくつか気づいたけど一ヶ月前で記憶が曖昧になってきてる。「MEGAMI」のパーカッションが100倍良くなった^^:「MEGAMI」がセットリストに入ってるだけでうれしいけど、パーカッションだけが気になってた。間奏のコンガが入って来ただけで鳥肌でした。中島さんの歌唱もさらに良くなってて「MEGAMI」が今回のコンサートの自分のハイライトになった。アウトロのソプラノSAXソロに行く合図のような裏打ちclap、2発の打ち込みも初日は鳴ってなかったような気もするし、音が小さかったような気もする。1989年ツアーと夜会では中島さんとコーラス2人が打ち込みのclapに合わせた振付けも凄く好きだった。昨日は多分、歌詞間違いはなかったような。今日は「やまねこ」でやっちまってた。自分は歌詞間違いに関してはそんなには気にならない。両日とも「やまねこ」カッコ良かった。声も凄く出てた。イントロのKEYの間延びしてる感じは少し気になるけど・・・。スタジオ盤通りにドラムのおかずを入れたらいいのに。(シンセドラムでなくてもいいし)「樹高千丈 落葉帰根」に関しては2001年ツアーよりもずっと良いように思えた。ライティングも初日に観た時よりも良く感じる。変わったのかどうかは分からないけど。「六花」のホリゾントに映し出してる映像も初日はほとんど記憶にない。初日は座席が前すぎたのもあって全体を観る余裕があんまりなかったから仕方ないけど。「ピアニシモ」も今回のセットリストの中で特に感動する1曲。スタジオ盤の歌唱も凄いと思うのに、それ以上の歌唱でこの曲は鳥肌立ちまくりです。昨日は前から真ん中あたりのセンター寄り、今日は前から真ん中辺りのかなり上手席。両日とも音圧がかなり低くて低音がズンズンくる感覚はまったくないけど、中島さんの歌詞は初日より聞き取りやすくなってたと思う。2幕も照明が変わったような気がする。初日はもっと地味だった印象。「ベッドルーム」「空がある限り」の2曲は演奏も凄く良いしホリゾントも効果的。「友情」はかなり激しく歌うようになっててちょっとびっくり^^「友情」は「寂しき友へII」の時の演出が好きだった。1コーラス目、歌のうしろで絶えず風が吹きすさんでる音が鳴り続けてた。演奏もフルートをかなり前に出しててスタジオ盤との印象が大きく違う事に驚いた。1984年「明日を撃て!」の時のややハードなアレンジも好きだった。何と言っても一番衝撃的だった「友情」は1986年「五番目の季節」でのアレンジ。元々、中島さんはレコーディングの時に、この曲をレゲエアレンジにしたかったようで、やっと中島さん念願のレゲエアレンジでライブで歌いました。やっぱり今でも五番目の季節の「友情」を越える感動はいまだにない。めちゃくちゃカッコ良かった!「Why & No」はツインギターに釘付け。初日の演奏よりも何倍もカッコ良くなってたしツインギターソロとかもう少しあればいいのに。ここまでギターサウンドが前に出てる楽曲も珍しい。「ベッドルーム」はScorpionsの「Rhythm Of Love」が毎回頭に流れ出す。アルバム「Savage Amusement」は本当に名作だと思う。デビュー50周年で豪華なBOX仕様のオリジナルアルバムは発売されてます。1曲目「Don't Stop At The Top」、3曲目「Passion Rules The Games」5曲目「Walking On The Edge」なども改めて聴くと感動しまくりでした。絶対にないと思うけど「Eye II Eye」も豪華仕様で発売してほしい^^;「命の別名」も「流星」もじっくりと楽しめました。「浅い眠り」は観客が静かに聴くのでこれまでのライブでのイメージと違い、こう言うのもまた良いかも。「夜行」は今回のコンサートで「MEGAMI」と並ぶ感動曲。iTunesにトップ25って項目があってiTunesでよく聴いてる曲がベスト25で表示されてます。PCで聴かずにオーディオでCDやLPを聴く方が多いけど、トップ25を見たら「夜行」は2番目によく聴いてる曲だった。一番は不動の「炎と水」だけど・・・PCだとアルバム単位で聴く事はほとんどなくて聴きたい曲を1曲1曲聴いてる。まだまだ続く中島さんのコンサート、進化が楽しみ。コンサートチラシスタンプは同じでインクの色が違うだけ。昨日は青で今日は赤 iTunesのトップ25凄い意外な曲も多かった。何年か前に見たように思うけど・・・中島さんだけ抜き出すと1.炎と水2.夜行3.私たちは春の中で 4.命の別名(アルバム)5.永久欠番6.お月さまほしい7.かもめの歌8.砂の船9.異国の女「炎と水」は諦めてるけど、「私たちは春の中で」はいつ歌ってくれるのだろう・・・。「お月さまほしい」も「異国の女」もライブで聴きたい!iTunesは約40000曲入ってる。全部聴くと117日かかるみたい^^;
2015年12月15日
昨夜は中島みゆきさんのコンサートを観に行っていました。コンサートの内容とかネタバレあるので選曲とか知りたくない人は読まないで下さい。ここのホールはアリスで一度、ちんぺいさんのソロコンサートで一度行った事があるホールでしたが、どんなホールだったかまったく記憶に残ってなかった・・・。ホールの入り口まで来て思い出した感じ。都心から少し離れたホールは厚木市文化会館やこの前のアリスのツアーで公開ゲネプロだったハーモニーホール座間とか、どこがどんなホールだったか頭の中でごちゃまぜ^^;厚木市文化会館はたしかちんぺいさんの「半空ツアー」の初日のホールだったような・・・。「半空ツアー」はちんぺいさんのソロツアーの中でも3本の指に入るほど好きだったツアーです。昨夜、コンサートが9時過ぎに終ってから歌舞伎町に5人で行って居酒屋で4時まで呑んでました。歌舞伎町のチェーン店風の居酒屋なのでまったく期待せずに、とりあえず呑めればいいか…とそんな感じで入ったのですが、地酒も10種類以上あって価格も安かった。真澄で一合650円、越後鶴亀も一合650円だったかな。お馴染みの八海山も低価格でした。関西ではほとんど置いていない東京の地酒「澤乃井」も堪能しました^^料理もじゅうぶんに満足できるもので良かった。4時にお開きで自分はゴジラのホテルへ。今回はゴジラの部屋じゃなく普通の部屋に泊まった。ホテルオリジナルのゴジラグッズも増えてて買いたいのは山々だったけど、荷物にもなるし今回は我慢して眺めるだけにした。今朝は9時台の新幹線に乗ってそのまま仕事。さすがに眠い・・・。I幕(Sweet)1曲目「もう桟橋に灯りは点らない」2曲目「やまねこ」3曲目「ピアニシモ」4曲目「六花」5曲目「樹高千丈 落葉帰根」6曲目「旅人のうた」7曲目「あなた恋していないでしょ」8曲目「ライカM4」9曲目「MEGAMI」II幕(Bitter) DJ(ハガキを読むコーナー)10曲目「ベッドルーム」11曲目「空がある限り」12曲目「友情(途中から)」13曲目「阿檀の木の下で」14曲目「命の別名」15曲目「Why&No」(中島さんは半分歌うだけ)16曲目「流星」17曲目「麦の唄」III幕(Sincerely Yours)18曲目「浅い眠り」19曲目「夜行」20曲目「ジョークにしないか」今回は東京と大阪、二大都市のみの開催。いつもと違うコンサートって事だったのでどんな特別な事があるのだろうと期待しすぎたかも。II幕はMC少なめで曲を繋げていく構成でしたが、これまでにもあったので特に珍しいとは思わなかった。浮汰姫ツアーの「鳥になって」〜「傾斜」〜「歌姫」とか月光の宴の「生まれた時から」〜「断崖」までの5曲連続とかのうさんきゅうのツアーも歌暦page'85もそうだったし、EAST ASIA TOURの「おまえの家」からの5曲もそんな感じ。圧巻だったのはパラダイスカフェツアーの「それは愛ではない」〜「土用波」〜「かもめの歌」〜「十二月」の4曲連続が最高だった。久しぶりに高いテンションのMCが少なめでした。パラダイスカフェツアーの時と同じ感じ。でも、好きな曲の嵐だったので良かったのですが。中島さんの声は相変わらず素晴らしいの一言。音響は歌詞が聞き取り辛い所も多かったけどまあまあいい感じ。「もう桟橋に灯りは点らない」も香港公演の千秋楽以来であのツアーを凄い思い出した。「やまねこ」が聴けたのは鳥肌立った。意外に凄く感動したのは次の「ピアニシモ」。CDでは特に思い入れなかったのに生で聴くと感動でぞわぞわしまくりでした。「六花」にも驚いた。また歌うとは思ってもなかった。「樹高千丈 落葉帰根」も凄く好きな曲だけど、出来れば「心守歌」にしてほしかった。旅のテーマの歌って中島さんがMCで言ってたけど「心守歌」でもよかったのに・・・。「旅人の歌」はシングルバージョンでフルで歌ったのははじめて。ツアーラストの大阪城ホールで1コーラスだけシングルバージョンで歌った事はあったけど。「あなた恋していないでしょ」も生で聴いて俄然好きになった曲。帰りの新幹線でこの曲と「ピアニシモ」を聴きたくて「常夜灯」のアルバムを2連続で聴いてた。ニューアルバムから「ライカM4」はCDでは言葉の頭に「へ」と付くのが少し気になってたけどコンサートでは「ハ」に変えてたのでホッとした^^;そしてそして!「MEGAMI」!今回のコンサートで断トツに一番感動した曲。演奏、照明に関しては少し不満な点もあったけど、中島さんの声でまたこの曲が聴けただけで最高でした。斉藤ノブさんの偉大さを改めて感じさせられた。1989ツアーも夜会Vol1での演奏も斉藤さんのパーカションがあってこそあれほどの感動になったように思えた。今回のパーカッションも悪いわけじゃないけど斉藤ノブさんが凄すぎる。そう言えばあの頃は斉藤ノブさんのパーカッションの音色も中島さんのコンサートの楽しみの一つでした。ウドゥ・ドラムなんかを使った時はもう鳥肌立ちまくりだった。MEGAMIでは使ってませんが。MEGAMIのアウトロのパーカッションと輪っか状になったスターライトにスモークが流れる幻想的な場面はどうしても越えられないか・・・・。斉藤ノブさんがいつの日か中島さんのバンドに帰ってきてくれればうれしい。DJはオールナイトニッポンのテーマを流してからハガキを読むコーナーに。そして「ベッドルーム」この曲も生で聴くと感動まったく違った。「空がある限り」はニューアルバムからの曲。これも良い曲。「友情」は2コーラス目以降の「一番欲しいものは・・・」から。「阿檀の木の下で」は効果音も使ってた。パラダイスカフェに入ってる曲。「命の別名」はアルバムバージョンだったけど、演奏も歌唱も何かおとなしく感じた。繰り返し部分は2007ツアー同様はしょってました。「Why&No」はニューアルバムから。半分だけしか歌わなかった。宙船みたいな感じか…。あとはコーラスが歌ってた。でもツインギターの二人が楽しそうにソロを弾いてたのが凄く良かった。ギターばかり観てしまった^^;ギター二人がめちゃカッコ良かった!「流星」はかなりよくセットリストに入る。でも嫌いじゃないので聴けてうれしかった。「麦の歌」はテレビドラマの主題歌だった曲。「浅い眠り」も久しぶりに聴いた感じ。2005年ツアー以来。あの時はアンコールのメドレーの中に組み込まれてた。「夜行」は「MEGAMI」の次にうれしかった。いつ聴いても、何回聴いてもカッコいい!「ジョークにしないか」も生で聴くのとCDとでは印象がかなり違った。ライティングも舞台装置もシンプルって言うか全体的にちょっと地味に思えた。奥に3列横に10基の計30基のLED照明があった。あれはLEDズームパーライトなのかLEDのRGBタイプなのか91個搭載タイプなのか…色合いは微妙な感じも出せてたけど、これまでの中島さんのコンサートのライティングに比べると何だか少し肩すかし。地味でもめちゃくちゃカッコいいライティングや装置はこれまでにあったし。その30基のLEDライトはII幕ではほとんど使ってなかったと思う。どんな芝居でもライブでもライティングと装置はいつもかなり楽しみにしてるのでその楽しみは今回はあまり感じられなかった。感動的な色合いで楽曲と合ってるとか(前回ツアーの「泣きたい夜に」とか)ってのも自分は特になかった。装置に関してはまだ完成してないのかもとまで思ってしまった。下手上手のミュージシャンの台があるので間口がかなり広い造りになってるけど何もなかった。黒い観覧車も各楽曲に特に効果的とは思えなかった。照明のプログラミングも時間が間に合わずにまだ制作過程なような印象を持った。これからもっと練るのかも知れない。歌唱は最高だったけど、全体的にいつもの中島さんのライブのクオリティとは少し違うように感じた。2回目観たらライティングや装置にも感動するのかも知れないけど・・・。早くまた「やまねこ」「ピアニシモ」「MEGAMI」「夜行」が特に聴きたい。「樹高千丈 落葉帰根」も良かった。2回目観るのはまだまだ先。劇的に進化してたらより最高。
2015年11月13日
中島みゆきさんの41枚目のアルバムが発売されました。昨日に届いて何度か聴きました。今回のアルバムも楽曲、歌唱、演奏ともまったく衰える事なくよりバランスの取れた名作に仕上がってると思いました。1曲目「36時間」静かにシンプルなアレンジ、演奏で中島さんの歌唱の細かい息づかいまで感じ取れる。ストリングスの曲に厚みを加えるアレンジに鳥肌です。既にこの1曲目から普段、触れないような物に包み込まれる感覚になる。2曲目「愛と云わないラヴレター」少し懐かしい感じの中島さんをも感じさせてくれる。今回のアルバム、全体通して言えると思うけどメロディラインが本当に良い。中島みゆき王道的なメロディが多いけど、今回のは何かが違って感じる。3曲目「ライカM4」ミディアムなロックナンバー。カメラマンが覗き込むファインダーに見えてるモノが人によっていろんなモノが浮かぶのかなとか感じながら聴いてる。音作りは最近の中では意外とハードな方だと思う。4曲目「氷中花」これめちゃ良い。コンサートでは歌いそうにないけどCDでの歌唱でもじゅうぶん満足できる。CDが届くまでAmazonなどの試聴などまったくせずに聴いた。昨日、最初に聴いた時にこの曲が特別何か響いた。5曲目「霙の音」これもまた良い。メロディもアレンジも歌唱も美しくてゾクゾクしまくり。6曲目「空がある限り」いきなり「アゼルバイジャン」から始まる歌詞にゾワッとしたけど、まず頭に浮かんだのは「アゼルバイジャン」の甲虫。「アゼルバイジャン」に生息してる一角なのにクワガタ扱いになってる「イッカククワガタ」の姿が最初に浮かんだ^^;何度も甲虫の事は書いてて、クワガタじゃなくカブトムシの方が好きなんだけど、これは一角だと言う事で気になってる甲虫でした。日本のカブトムシのメスを少し長細くした感じ。他にも派手な瑠璃色のルリクワガタの種類も生息してる。ちなみに超有名なコーカサスオオカブトはコーカサス地方の「アゼルバイジャン」に生息してるわけではないようです。東南アジアのカブトムシ。基本、一番好きななのは日本のシンプルなカブトムシです。まったく関係ない話になったけど、この曲は壮大なロッカバラード系。生で聴くときっと感動する曲だと思う。7曲目「もういちど雨が」この曲もまた良い。アルバムの中では地味な存在っぽいけど2回目聴いた時からめちゃくちゃ好きになった。この曲もコンサートでは歌いそうにないけど、アレンジ的には夜会っぽいかも。8曲目「Why & No」ミディアムスローのHEAVYな曲。激しい曲もまだまだ余裕を感じられるのがうれしい。でも今回のアルバムは静かな曲や穏やかな曲にばかり惹かれる。ライブで聴けばもっと良いと思えるのかも。9曲目「休石」これ最高!イントロのピアノの音から涙腺緩む。祖母からよく「やすみいし」って言葉を聞いた事を思い出した。先祖の墓地に行くにはかなりの坂を登り一つ山を越えないと行けないんだけど、途中、50段の石段があって、そこを登り切った所に平べったい大きな石があって、いつも祖母が「やすみいしで少し休んでから行こ」って毎回のように言ってたのを思い出した。その「やすみいし」はいつの間にか無くなってて(震災で崩れたのかも)、中島さんのこの曲がなければ一生、あの「やすみいし」を思い出してなかったかも知れない・・・。そしてこの曲ばかり聴いてしまう。10曲目「LADY JANE」ラストにちょっと軽いジャジーな曲が入ってるのも凄く良いなぁ。アレンジに関してはこの曲が一番好きかな。今回のアルバムはアナログ盤も出してくれるのがうれしい!ここ数年でアナログ盤で音楽を聴く事が急に増えて来た。海外のロックバンドやボーカリストはアナログ盤をみんな出してくれるようになった。輸入盤でしか買えないけど。このアルバム、アナログ盤でまず聴いてからCDで聴きたかったかも。最近ではブラックメタルでもアナログ盤を出すようになった。アートワークでも凝れるし、制作意欲がさらに湧くとか語ってるアーティストもいた。アナログの需要が更に増えて1980年代のレコード店のような店が出て来たらうれしい。来月発売されるQUEENの1975年のライブアルバムもアナログ盤で聴けるのがうれしい。
2015年11月11日
1981年11月発売の松任谷(荒井)由実さんの18枚目のシングル。12枚目のアルバム「昨晩お会いしましょう」の4曲目に収録されています。このシングルはアルバムと同時発売でした。前から何度も書いてるけど、松任谷由実さんの楽曲の中で一番好きな曲です。ほぼ全てのアルバムやシングルを持って聴いてるけど、この曲がずっと一番です。アルバム「昨晩お会いしましょう」も全てのアルバムの中で一番好きなアルバム。この曲、本当に飽きない。シングルもアルバムもヒプノシスがデザインしたアートワーク。色合いや構図もジャケットを見るだけで鳥肌立つほどに好きです。この時のコンサートツアーも凄く好きでした。舞台一面に白いアクリルを敷き詰めて、下にはライトが埋められててアクリルがいろんな表情を見せてゾクゾクしました。床一面がデジタルのミキサーレベルメーターになったり、とにかく凄かった。それまでのコンサートの舞台装置も凄かったのですが、このツアーは無機質な感じに作られてて丸いターンの弧を描くような電飾とかも素晴らしかった。「カンナ8号線」〜「14番目の月」で始まるオープニングも最高でした。神戸公演では他ではセットリストに入らなかった「タワー・サイド・メモリー」も演奏された。この曲の前のMCではタワーサイドホテルの話や神戸の街についての話をいろいろしてくれた。高架下にも行って買い物するとか話してました。あの時のツアーは荒井由実メドレーがあったり「昨晩お会いしましょう」からも7曲歌ってくれた。もちろん「夕闇をひとり」もセットリストに入っていました。ちなみに今、2番目に好きだと頭に浮かぶのは「Forgiveness」か「丘の上の光」かな・・・。「RIVER」も好きだし、「BABYLON」「Corvett 1954」もいつ聴いてもカッコいい!「ハルジョオン・ヒメジョオン」「青い船で」「ずっとそばに」「消息」「ジャコビニ彗星の日」「虹の下のどしゃ降りで」「静かなまぼろし」「真珠のピアス」・・・・3番目は決められないほど好きな曲だらけです。B面「A HAPPY NEW YEAR」この曲は発売当時はあんまり好きじゃなかったけど、大人になってから曲の雰囲気とかアレンジとか凄く好きになった曲。「昨晩お会いしましょう」ツアーのオープニングはこのジャケットと同じ格好で同じポーズの女性が立ってて、みんなが松任谷さんだと思って注目してると、本人はまったく違う所から登場!ホントに驚かされたオープニングでした。
2015年08月28日
12月24日に中島みゆきさんのリマスターBOX2が届いてから、「予感」〜「夜を往け」をよく聴いています。このアルバムはファンの中でもリマスター希望が特に多かったアルバムのように思います。録音がアナログからデジタルに移行して試行錯誤で作った感じの音なのかも知れない。当時の他のアーティストのアルバムと比べても異様に音圧が低かった。意図してそうしたのかも知れないけど・・・このアルバムはシングル曲は一切収録されていません。もしもこのアルバムにシングルが収録されたなら「誘惑」「横恋慕」のどちらか。このアルバムにそのどちらかが収録されてたらきっと浮いてしまったと思う。シングル曲が1曲も収録されてなくても1位になったのは凄いと今でも思う。1曲目「この世に二人だけ」アルバムのこの出だしの音はしぶくてかっこいいといつ聴いても惹かれる。この曲はライブでは比較的よく歌われる曲です。最初にこの曲をライブで歌ったのは、このアルバムを引っさげてのツアー、1983年「蕗く季節に」にです。中盤で短い詩を朗読した後にこの曲が始まりました。1978年〜1980年ツアーの時に「化粧」を歌う前に「質問」って詩を朗読して歌い始めた演出に近いものを感じる。アレンジはスタジオ盤をほぼ忠実だったと思う。この曲がこの次に歌われたのは1986年「歌暦-恋唄-」です。このバージョンはライブ盤で発売されています。これもスタジオ盤をほぼ忠実に演奏。そして続いて1987年「Suppin Vol,1」で歌われました。「歌暦」の時よりも少しHEAVYにアレンジされてたけどオリジナルを崩す事はなかった。1993年「EAST ASIAツアー」でも歌われました。この時もアレンジを崩さずにアルバムに近い形で演奏されました。2005年ツアーでもこの曲はセットリスト入りしています。この時もほとんどオリジナルのアレンジを変えずに演奏されました。スタジオ盤のこの曲自体が中島みゆきさん本人の編曲だからアレンジは気に入ってるから変えないのかも知れない。5回もセットリスト入りしてる曲は珍しい方だと思う。2曲目「夏土産」リマスター効果はピアノの音の広がりやボーカルもクリアになった。音圧もじゅうぶんです。ライブでは1983年「蕗く季節に」ツアーと1984年「月光の宴」ツアーの2回セットリスト入り。「蕗く季節に」はスタジオアレンジとほぼ同じ、「月光の宴」の時はコンサートの1曲目で中島さんの弾き語りで1コーラス目を歌い、2コーラス目からバンド演奏で歌った。ストリングスも入ってスタジオ盤よりも豪華なアレンジになってたと思う。3曲目「髪を洗う女」リマスターされてこの曲も良く聴くようになった。スネアとベードラ、ベースの音が凄く良い。ライブでは1986年「歌暦-恋唄-」で歌われたのみ。アレンジもイントロのコーラスから忠実に再現されていました。間奏にベースソロが入ったりアウトロがカットされてたり、少しだけ変えてたと思う。4曲目「ばいばいどくおぶざべい」この曲も音の深さや重さがリマスターでより良くなったように思います。ライブでは1984年「明日を撃て!」ツアーでのみ歌われました。スタジオアレンジをより重くアレンジした感じでめちゃくちゃカッコよかった!このアルバムの1曲目からこの曲までは中島みゆきさん本人の編曲です。この4曲はライブでもアレンジがほとんど変わってないのは自分の編曲が気に入ってたからかな。確かにこの4曲のアレンジはカッコいいと思う。5曲目「誰のせいでもない雨が」この曲は凄く好きな曲です。音圧も上がってピアノの低音の迫力なども増して大満足です。1983年「蕗く季節に」ツアーで最初に歌われたけど、本当にこの曲で感動したのは1989年「野ウサギのように」ツアーで歌われたとき。スタジオ盤とも1983年ライブで聴いた時よりも何倍も歌に深さを増して、この6年で中島さんの歌唱力が凄い事になってきてるのを特に実感した曲でもありました。6曲目「縁」この曲を初めて聴いた時は「お!プログレ!」って変に感動したのを思い出す。そしてこのリマスター盤で改めて聴いてより感動しています。ライブで最初に歌ったのは1986年「歌暦-恋唄-」。伝説のようになってるこの曲の歌唱。スタジオ盤とはアレンジを変えていたけど、あのアレンジも最高でした。そして!2013年「縁会」で再びこの曲をライブで歌ってくれました!この時はスタジオ盤のアレンジをほぼ忠実に再現!初日に聴いた時は鳥肌が止まらなかった。あ、「夜会」の中でも一度少しだけ歌われました。7曲目「テキーラを飲みほして」この曲もライブでよく歌ってるイメージが強い。「夜会」でも印象的な場面で歌われたし・・・1983年「蕗く季節に」で初めてライブで歌われました。この曲を歌う前の曲が「雪」でMCを入れずにこの曲のイントロが始まったのでレコードで聴いてた時と印象が大きく変わった。アレンジはスタジオ盤に忠実だったと思う。その次に歌ったのは1986年春「五番目の季節」ツアー。この時はスタジオ盤アレンジをやや激しくしてライブ用にしていました。この次に歌ったのが凄かった!1986年「歌暦-恋唄-」この時は重めの8ビートで激しいアレンジに変えて歌いました。あのアレンジかっこよかったから、またあのアレンジで聴きたい。ライブ盤ではこの曲はカットされてて勿体ないと今でも思う。次は1989年「野ウサギのように」ツアーこの時が一番スタジオ盤に忠実に演奏されたと思う。一つ大きな違いは中島さんの歌唱力が凄くなってた事。その次は1998年コンサートツアー。この時は呑んだくれ三部作メドレーの中の1曲で1コーラスのみの歌唱でした。この曲もツアーで5回セットリスト入り。夜会でもフルで歌われた。8曲目「金魚」子供の頃はこの曲が好きじゃなかったけど、いつの間にか大好きな曲になっていた。リマスターで聴いてさらにこの曲が好きになった。1983年「蕗く季節に」でのみ歌われた。長いイントロもそのままに演奏されました。もう二度と歌ってくれる事はないのだろうか・・・この曲はあの頃の少し頼りない歌唱だったからこそ、歌が曲に映えたのかも知れないけど。9曲目「ファイト!」この曲だけはすでにリマスターされていました。シングル「空と君のあいだに」のカップリング、「Singles 2000」にも収録。そのバージョンとは違いますが、音圧に関しては「Singles 2000」でじゅうぶんでした。ライブでも数回歌われています。1983年「蕗く季節に」のラストでまず歌われました。あの時はスタジオ盤同様の歌唱でした。ただ、手拍子が宴会のように最後まで鳴ってたのは最悪でしたが・・・観客のみんなが「ファイト!」って声を上げてたのは感動的でした。次が1989年「野ウサギのように」ツアーのラストに歌われました。この時の「ファイト!」が一番好きかも。スタジオ盤通りのアレンジで歌われました。歌唱の力強さは1983年「蕗く季節に」の何倍も凄い事になってました。力強さだけじゃなくシアトリカルな表現の歌唱にも鳥肌立ちまくりでした。手拍子を誰もしなくなったのも良かった。「ファイト!」って叫ぶ人も少なくなってました。違う物として異常に感動したのは1995年「LOVE OR NOTHING TOUR」の最後に歌われたとき。中島さんのピアノ弾き語りで2コーラス目まで歌い、その後は感情を抑制する事なく気持ちの赴くままに声を張り上げ叫び歌った「ファイト!」いろいろ辛い事が多かった1995年・・・勇気づけられた人は多かった。そして2007年のツアーでも歌われた。この時はオリジナルではドラムのみのイントロをベースのみにアレンジしての演奏でした。「ファイト!」のライブ映像が残った事はとにかくうれしかった。来年のコンサートツアーでセットリスト入りしないかな・・・。8年経ってるけど^^;紅白歌合戦での中島さんの「麦の歌」最高でした!本当に素晴らしかった!歌唱も演奏も良かったし、見た目も美しく奇跡の60代です^^;そう言えば1983年「蕗く季節に」ツアーで中島さんは初めてコンサートパンフを販売しました。それまでは、ツアー記念の大型ポスターを販売していました。この1983年「蕗く季節に」のツアーパンフの表紙が「麦」なんです。アルバム「予感」の歌詞カードもイナゴが止まってる麦の挿絵があります。ツアーパンフの裏表紙には麦とナミハナアブかクマンバチが載ってます。(クマンバチだと黄色の部分が逆だと思うけど・・・、やっぱりナミハナアブなのか?)新曲が「麦の歌」と聞いてこのツアーパンフの表紙を思い出した人も多いと思う。1983年「蕗く季節に」ツアーパンフ表紙1983年ツアーパンフの中身はアルバム「予感」全曲の楽譜と歌詞。写真はほとんどありません。「予感」から全曲歌うのかと勘違いしたのを思い出す。ツアーパンフの裏表紙とLP「予感」の歌詞カードこの挿絵のイナゴはコバネイナゴだと思う。
2014年12月31日
中島みゆきさんのリマスターBOXの第二弾「中島みゆき BOX2 寒水魚〜夜を往け」が昨日届いて、どっぷりと中島みゆきさんの曲に浸っています。「寒水魚」1982年〜「夜を往け」1990年が特にサウンド面では冒険したり挑戦したりで次はどんな音を出してくるのか読めないドキドキ感の一番大きい時期だったように思います。レコーディング方法もいろいろ四苦八苦の時代だった気がします。録音がアナログからデジタルに移行する真っただ中の時期、中島さんも時代の流れを早めに取り入れて音作りしていたように思う。録音方式やサウンド面が大きく変わっても、芯の部分はほとんど変わらず楽曲を作り続けてる事は現在を見ていても凄いと思う所です。「寒水魚」の大ヒット、「悪女」の大ヒットが1982年以降の中島さんが目指す方向が何となく決まったんじゃないかなと思います。1曲目「悪女」シングルバージョンとはまったく違うロックバージョンです。リマスターの効果は絶大でカッコ良さが倍増です!ボーカルのエフェクト効果とかはオリジナルをそんなに触ってないのですが、ドラム、ベース、アコギの音が驚くほどクリアになってます。このバージョンをほぼ忠実にライブでやったのは1982年の「浮汰姫」ツアーと1986年「五番目の季節」ツアーだけです。「浮汰姫」ツアーの時はアルバムのテンポよりもかなり速くなっていてサビのアレンジとかはまったくアルバムバージョンとは違ってたので忠実に再現してるのは1986年ツアーのみかな。「浮汰姫」ツアーはやたらシンセサイザーを前に出してたりでアルバムのカッコいい重さは無くなっていました。2曲目「傾斜」波打つようなリバーブがより目立つ感じで雰囲気はより妖しげになってます。この曲は1982年「浮汰姫」ツアーでも歌われましたが、アルバムのアレンジとはかなり変えてありました。舞台に平伏すようになりながら歌い始める中島さん。「♪としをとるのはステキな事です そうじゃないですか〜」の所でむっくり起き上がって客席を睨みつけるように歌う演出は「夜会」の素になってるように思う。シアトリカルな演出はそれまでにもあったけど、この時の「傾斜」の演出が演劇との融合を一番意識した最初のように思います。このツアーを見た人なら絶対に印象に残ってると思うけど、最後の「♪忘れるよりほかないじゃありませんか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」を8小節以上も息が途絶えそうになっても声を伸ばし続けてたのは凄いインパクトでした。このアルバムアレンジで歌ったツアーは1998年ツアー。1984年「明日を撃て!」ツアーでも歌いましたが、かなり激しいロックアレンジになってました。更に2コーラス目の歌詞も変えて歌ってました。「1985年 歌暦page'85」でも歌いましたが、この時は1984年アレンジとほぼ同じで更にやたらスペイシーな演出になってました。2コーラス目の歌詞は元に戻っていました。3曲目「鳥になって」驚くほどゴージャスな音になっています。この曲も大好きな曲ですが、音が良くなると以前以上にこの曲の良さをいろいろ感じられた。この曲を最初にツアーで歌ったのは1982年 「浮汰姫」ツアー。セットリスト入りするだろうとは予想は出来たけど、実際歌い出すと鳥肌もんだったのを思い出す。この曲の前の曲が「横恋慕」でした。それもオリジナルよりかなりアップテンポの…^^;舞台のやや下手で「横恋慕」をニコニコとノリノリで歌うとMCなしで、一気にこの曲の世界に。この辺りの演出も夜会の素になってるように思う。中島さんの歌唱はスタジオバージョンのように柔らかく優しく歌うのではなく、もっと切羽詰まったような歌唱でした。4曲目「捨てるほどの愛でいいから」音の深みをより感じられる音になってて感動も倍増です。この曲って大作なのにライブではほとんど歌われた事はありません。「根雪」と同じような扱いのような・・・ツアーでは1984年「明日を撃て!」の何ヶ所かで歌われたのみ。ストリングスの代わりにピアノを中心にしたアレンジでしたが、後半はロッカバラード風に盛り上がるアレンジ。5曲目「B.G.M.」LPで聴いてた頃はこの曲が一番神経使った^^;ノイズが入ると凄く目立つし曲の雰囲気も壊れるし・・・こんな良い音でこの曲が聴ける日が来るとは1982年に初めてこのLPを手にした時には想像する事も出来なかった。ツアーでは1982年 「浮汰姫」でのみ歌われました。スタジオアレンジをほぼ忠実に再現してました。ラメの生地を敷き詰めて中島さんのコンサートでは初めてと言っていいほどのゴージャスな舞台にこの大人なジャジーな曲が映えてました。6曲目「家出」発売当時は歌謡曲のようなイメージを強く持ってた曲。スタジオアレンジに近い形で歌われたのは「夜会」でのみ。ツアーでは1985年「歌暦page'85」の2曲目でハードなブラスロックバージョンとして歌われました。メロディや歌詞を崩してよりロックっぽく歌ってましたが、今ならもっとカッコいいロックバージョンとして歌えると思う。(訂正・・・勘違いしてた。「家出」をスタジオアレンジに近い形で演奏したのは 1983年「蕗く季節に」ツアーの時にもありました。)7曲目「時刻表」この曲もLPで聴いてる頃はノイズが入らない事を祈るように聴いてた印象^^;アコギの音もグロッケンの音もキラキラしています。この曲はよくライブで歌われてるイメージのある曲だけど、初めてライブで歌われたのは1987年「Suppin Vol,1」です。イントロもなくいきなり歌から歌い始める演出はドキッとさせられた。まさかこの曲が今頃歌われるとは思ってなかったのもある。スタジオアレンジとはまったく違うアレンジだったけど生で聴けてうれしかった。2010年のツアーでは、現在の時間を読み上げてから歌い始めました。この時のアレンジはスタジオアレンジに近かった。8曲目「砂の船」このアルバムの中で一番好きな曲です。初めてLPで聴いた時からそれは変わりません。メロディも歌詞もアレンジも飽きる事なく何千回でも聴ける。ツアーでは残念ながら1983年「蕗く季節に」の時だけにしか歌われてません。スタジオアレンジにほぼ近い形で演奏されました。アレンジは違うけどやっぱり「砂の船」と言えば夜会 Vol.4「金環蝕」です!いきなり2曲目で自分にとってのクライマックスのように思ってしまってました。数え切れないほどの星球の中で望遠鏡の前で歌う中島さんのカッコ良さに震えました。全ての夜会の名場面の中で自分にとってベスト3に入る場面です。スタジオ盤のアレンジよりも好きになってしまったアレンジという珍しいパターン^^9曲目「歌姫」「砂の船」が好き過ぎてこの曲にそれほど思い入れがないのかも知れない。もちろん好きな曲なんだけど、自分にとってはライブで聴きたいともそんなに思わないし、続けてリピートして聴く事は一度もなかったと思う。「砂の船」なら10回連続で聴いても、まだもう1回聴きたいと思ってしまう。ツアーでは何度も歌われています。1982年 「浮汰姫」、1985年「のうさんきゅう」、1985年「歌暦page'85」2005年ツアーの4回セットリスト入りしました。その中ではやっぱり1982年 「浮汰姫」での演出で聴いた「歌姫」が最高でした。舞台上にいくつか置いてあるアクリルの箱が青い光を放ちながら浮き上がっていく。「傾斜」を歌い終えて長いアウトロのあと短い挨拶をして「歌姫」を歌い始めた時は鳥肌もんでした。本編がこの曲でしっとり終ったのも良かった。1982年 「浮汰姫」ツアーを当時、ライブ盤として発売しようとした企画があったと昔に聞いた事があったけど真実はわからない。でも出さなくて良かったと思う。コンサート自体は最高でしたが、ライブ盤を1987年まで出さなかった事でさらにミステリアスな存在になったし、独特な価値のあるアーティストの一人になれたのも露出が他の歌手よりもずっと少なかったからだと思う。正直、1982年当時のライブは今のような歌唱力もなかったし、曲によっては厳しそうなのもあった。1982年のこのツアーまではスタジオの音を忠実に出して演奏するほどのバンドを揃えてなかったしセットリストも「浮汰姫」ツアーほどシングル曲を多く歌う事もなかった。19曲中9曲がヒットシングル曲です。「アザミ嬢のララバイ」「りばいばる」「わかれうた」「ホームにて」「かなしみ笑い」「悪女(アルバム)」「誘惑」「横恋慕」「悪女(シングル)」。「アザミ嬢のララバイ」「りばいばる」なんかはスタジオ盤を忠実にアレンジされてた。シングル曲以外でも「怜子」「エレーン」「遍路」など比較的有名曲で構成されてる。これまでの中島さんのライブと大幅に違ってる点からもライブ盤の企画は本当だったのかも知れないと思ってしまう。今回のリマスターBOXで一番楽しみだったのは「グッバイガール」と「予感」予想以上の効果に感動しています。ブックレットも豪華です。未発表写真も何点かあります。もっと写真があればなぁ。歌暦のライブ写真なんてもっともっとあると思うのに・・・
2014年12月25日
昨夜、中島みゆきさんの「夜会- 橋の下のアルカディア」の千秋楽に行ってきました。開場時間の7時頃は雨と風が吹き荒れてて傘がぶっ壊れるほどでした^^;あまりの風雨に開場をかなり早めてくれました。しかし、夜会が終わり外に出るとさっきまでの雨と風はなく・・・噓のように穏やかに・・・夜会のラストシーンの地下壕の天井が開き広がって空が見えてくるのとだぶるような^^;中島さんの歌声は素晴らしく、これまで初日と先週と観た中でだんとつに素晴らしい歌唱。石田匠さんの歌と芝居も最高でした。中島さんと二人で歌う曲のバランスが初日の頃よりずっと良くなってて二人で歌う歌が心地よく楽しめました。プロローグの中島さんがぼんやりと石段に足を伸ばし片膝立てて座ってる姿はその衣装の雰囲気も相まって「Suppin Vol1」のオープニングを彷彿させる。あの時もさっきまでいなかったはずの中島さんがいつの間にかセットの段になってる所に足を伸ばし片膝を立てて座ってる姿がゆっくり浮かび上がり「噂」を歌い始める演出が最高にカッコよかった。「一度会ったと会わぬでは 思い出の意味が違うでしょ・・・・思い出は熱を持つ物だから」この曲の歌詞を聞き漏らさないように辿るとこれまでに感じてた物と違うものも見えてきた。「川の音が聞こえる」の中島さんの歌唱に今回も引き込まれてしまった。「川の音が聞こえる あなたがそれを知ってる あなたが何か知ってる 川の中で聞こえる 近過ぎる場所から見るとここが橋だとは見えない 遠くから見える過去 ここは流れだった」先週観た時もそうだったけど、ここの歌詞にゾクゾクしてしまう。ここから「一族」を石田さんが歌い、「昔々あるところに」への流れが最高にカッコいい。重めのミディアムナンバー「昔々あるところに」で石段や商店街の店がゆっくりとはけていく演出が凄い。その前の現代の橋に江戸の橋が重なり浮かび上がる演出もゾクゾクする。楽曲的には「男の仕事」もかなりお気に入りです。これをいつか中島さんが歌ってほしい^^;そのままのリズムと音量で「身体の中を流れる涙」で中島さんが歌うアレンジも最高でした。「2/2」のクライマックスを思い出させるような「私と一緒に」の歌唱も昨夜は凄かった。ブルーレイ発売が楽しみ。1幕のラスト「人柱」の歌唱は圧巻の一言でした。ここの演出は照明も含めこれまでの夜会の場面の中でもベスト10に入るように思う。2幕の盛り上げの事はこの前にも書いたので・・・その他の事。「ペルシャ」は初日観た時と演出が変わって良くなったと思う。最後の「なぜか橋の下」と重なってくるアレンジも凄い!「二隻の舟」のあとの石田さんが歌う「水晶球」も絶品です。石田さんの歌唱は伸びも素晴らしく心地良い歌声なので多くソロ歌があっても苦痛にならない。東宝ミュージカルの若手の俳優の歌唱っぽい感じもする。1幕では石田さんが歌ってた「一族」を今度は中島さんが歌う。水晶に映った物を知ってしまった占い師の中島さんと怯える九曜の石田さんのはっきりしたコントラストの演出に鳥肌でした。緑の零戦が飛び立つラストは初日に観た時と感じ方がまったく違ってきた。今回の夜会、再演があるのならば違ったキャストでやってみたらどうなるのか興味がある。そう言えば東宝ミュージカル「エリザベート」のキャスト発表があった!自分が唯一と言っていいほどトップ娘役好きになった二人が主演エリザベート役に選ばれた。花總まりさんと蘭乃はなさん!この二人ほど好きになったトップ娘役はいなかったからうれしい限り。東宝の初演主役は歴代男役トップで一番好きな一路真輝さんだったし、「エリザベート」に関してはうれしいキャスティングが多い。一路さんは600公演以上一人で東宝ミュージカルでエリザベートを演じています。時代劇専門でネオかぶきとも呼ばれる花組芝居を観劇して今年の観劇は終わり。昨夜は六本木に行かずに2時過ぎまで赤坂で4人で呑んでました。久保田をかなり呑んだ^^;冷酒の2合徳利をどれだけ注文したかわからないほど呑みながら夜会の話をしてました。蘭乃はなさん
2014年12月17日
初日観劇してから2回目の観劇。初日は3列目の真ん中で近過ぎて分からなかった物も多かったけど、今回は14列目で全体を万遍なく観る事ができる席でした。少し下手側でしたが、ほぼ問題なく見えましたが、ゴミ入れのカゴは後半になるまでそこにカゴがある事すらわかりませんでした。初日に観てたのでそこにカゴがある事はわかっていましたが。ネタバレあります。要注意。そう言えば昨日はカメラが入っていました。見渡すと結構な数のカメラだったので販売用映像収録だと思います。中島さんの声の調子も良かったしパフォーマンスも初日観た時よりも熟れて来たせいか迫真の芝居でした。高橋九曜役の石田さんが少し声を枯らしてたけど(セリフの時が特に)、歌は問題なくじゅうぶんな声量で楽しませてくれました。飛行機模型店主の高橋忠役の時の宮川さんの芝居がより自然になっていました。一曜役の時の芝居の時は初日と光の当て方が少し変わったのか見えやすくなったように思った。「優しいあなたのそばにいて すべての月日はアルカディア」 「あなたが危ういその時は緑の手紙を開けなさい」そこから「一夜草」に繋がる流れは鳥肌でした。手紙を紙飛行機にして飛ばし続ける3年前に亡くなった父親の忠。そしてクライマックスに向けて展開が早まって行く。二度目の「呑んだくれのラヴレター」でいろいろ話が見え始めて来る。猫は思い出す。猫だけが知ってる獣道を・・・地下壕の各店が静かにゆっくりはけ始めると緑のツタの絡まった石垣の隙間が一筋光る。緑に被われた扉が少し開くとそこに日本兵らしきシルエットが。それは九曜の脱走兵だった祖父。脱走兵の祖父がスローモーションで走り出す。祖父は九曜に戦闘機操縦士の帽子を託す。緑に被われた扉が開くと戦闘機が。クライマックスに持っていく前の伏線の数々と人柱との繋がりに少しずつ気づき始めると感動がより深まっていく。ゴミかごには、飛行機に乗る事を拒絶し続けた天音と説得を諦め自分も一緒に入りこんだ人見の二人。それはまるであの時の猫かご・・・九曜は二人を説得するもカゴから出て来ないので戦闘機とゴミかごをロープで繋げる。天井が砕け落ちて空が広がっていく中、壁は破壊され濁流が流れ込み戦闘機は離陸する。戦闘機は浮き上がり緑色の羽根が見える。そして戦闘機がごみカゴを持ち上げていく。ストーリーはこう終りますが、どう受け取ったのかは人によって大きく変わったりすると思う。伏線の意味もそれぞれで受け取り方が違ってて話してて楽しい。誰が生きてて誰が生きていないのか・・・いつ生きていたのか初めから生きてはいなかったのかとか深読みしすぎても楽しい。「海嘯」の時の「え?そこで既に死んでたの?」のような事も多いのが夜会。あと1回、観ますが、昨夜と観え方がまた違ってきそう。今、思い出し考えてるだけで昨夜、観てた時とすでに変わってきてるし。観ていない人はクライマックスのストーリーを書いただけではまったく何の事かも分からないと思いますが、きっとブルーレイも出ると思うので是非。最初からストーリーを書く気力が・・・^^;最近の夜会にしては解りやすいように思いますが・・・解った錯覚に陥ってるだけなのかも知れません^^;夜会を観劇した後は・・・急いで六本木へ!11時ラストオーダーのきんちゃんの店に行きました^^;タクシーで行っても着いたら10時40分。一緒に夜会に行った友人ともう一人の友人も来て、いつもの3人で大盛り上がり。とにかく料理がおいしいので日本酒がすすむすすむ^^;12時閉店したあと、きんちゃんと4人で2時半頃まで騒いでました。初のライブ盤「アリスファーストライブ」の時の衣装の話や、アリスとはまったく関係ない話や宝塚の話・・・久しぶりに「笑いすぎて疲れた」って感覚になった^^4人ともずっと笑ってました^^;早くアリスのライブも観たいけど、きんちゃんの今やってるバンド「HUKUROH(ふくろう)」のライブも次は東京まで観に行くつもり。関西でもやってくれればうれしいんだけど。超絶テクギタリストの住出勝則さんと強烈声量の滝ともはるさんときんちゃんの3人のユニット。住出さんも強烈な歌唱力です。住出さんは「シグナル」の再結成もしてほしいけど・・・行きの新幹線で起きてたので^^;富士山の写真撮ったきんちゃんに会ってもサインしてもらう事なんてほとんどなかったから久しぶりにポスター持って行ってサインしてもらった。このポスターで何か一言書いてほしいって言ったら「黄色いかもめ」ってALICE VIIIに収録のきんちゃんが作詞した曲のタイトルを書いてくれた。このポスター、これが上は半分で下半分はこの桟橋の橋脚と海。変わった構図のポスターなので、これにサイン貰おうと持って行った^^このポスターは1980年ツアーで売ってたポスター。吹き出しまで書いてくれた^^;
2014年12月10日
中島みゆきさんの3枚目のシングル。正直、ほとんど聴く事がない曲です。収録されてるアルバムは1985年発売の「中島みゆき THE BEST」(廃盤)と1987年発売の「Singles」(3枚組)の2種類で聴く事ができます。アクセス数が200万超えてた^^;昨日、天地真理さんの事を書いてる時に急に思い出して少し書いたので久しぶりに聴いてました。フォークって言うよりもかなりブルージーなアレンジと歌唱です。広告やポスターには「時代を超えて流れくる女の怨歌!」と大きく載せてあります。A面「こんばんわ」作詞、作曲 中島みゆきさん 編曲 西崎進さんセリフから始まるかなり珍しい曲です。ハモンド、バイオリン、フルート、アコギのみで始まるイントロ。久しぶりに改めてじっくり聴くと歌メロもアレンジも歌唱も凄く良い!70年代前半〜半ば独特なMIXとバランス。1コーラス目あとの間奏でのフルートソロはBass Fluteだと思うけど横田年昭さんだったりして…バックでのバイオリンとの絡みでこのフルートソロがやたらカッコいい!B面「強い風はいつも」この曲も聴いたのは何年ぶりだろ?この曲はフォークナンバーです。よく鶴瓶さんがこの曲をラジオでかけてたのでそのイメージが大きい。そういえば鶴瓶さんが深夜に関西テレビでやってた「ミッドナイトトレイン」って番組に中島さんが出演した事がありました。北海道を案内したり今では考えられないような出演でした。中島さんが出た日は北海道ロケの番組でしたが、普段は関テレのスタジオで収録でした。スタジオ観覧によく行ったので懐かしい。新野先生がゲストの時によく行ってたと思う。番組のバッグももらって今でも置いてます^^;番組ロゴが小さく入ってる黄土色のようなキャメル色のような何とも言えない色のバッグです^^;この2曲は3枚組の「Singles」を買うと聴けます。「Singles」でしか聴けないシングルB面曲も多いのでおすすめ。リマスターしてほしいけど…「こんばんわ」と「こんばんは」があります。サンプル盤の時は「は」で、正式に商品として発売されると「わ」になりました。もちろんサンプル盤は歌詞カードも楽譜の歌詞も「は」です。シングルレコードにはカラー盤もありました。これはシングル「あの娘」まで全シングルのBOX「クリスタルレインボー コレクション」の1枚。あとシングルCDとカセットのベスト物にも入ってます。「こんばんわ」はカセットのベスト物にもほとんど収録されてなかったと思う。シングル発売から20日前に発売された雑誌の広告では既に「こんばんわ」になってます。「こんばんは」になってる広告も持ってたような気がするけど見つけられない・・・その広告が載ってる雑誌。この頃の音楽雑誌によく載ってたポプコンの作品募集の広告です。ヤングセンスにはカラーで載ってたと記憶してるけど・・・見つからない…絶対探す^^;
2014年12月01日
15日〜16日と東京に行ってました。目的は二つ。一つはこの中島みゆきさんの夜会の初日。そしてもう一つは宝塚花組公演「エリザベート」の千秋楽観劇。今日のエリザベートは11時公演と3時半公演連続で観劇しました。3時半公演の方には最高のトップ娘役!蘭乃はなさんのさよならショー付き!蘭乃さんはこの「エリザベート」で退団してしまいます。中島みゆきさんの夜会の事から。終演後に友人たちと飲みながら話してたけど、謎は数多くあるけど「今晩屋」の時ほどポカーンって感じはありませんでした。今の所、飲んだ4人とも感じ方はそれぞれで話していておもしろかった。朝方の4時まで赤坂で飲んでホテルに戻って今日は11時開演のエリザベート・・・エリザベートは2公演連続でも眠くならなかったけど、その後はぐったり。かなり疲れてる・・・まだ初日なのでネタバレになるような事はなるべく書かずに感想を・・・(ネタバレっぽい事も出て来るので注意)まず、楽曲の洪水状態で次から次へとインターバルをおかずに楽曲が繋がる場面が多い。歌詞はかなり聞き取りやすかった。パンフレットにも抜き出して歌詞も載ってます。座席はF列のセンターでした。6列目だと思ってたら3列目でした。でも・・・今回は舞台が少し高いので前方席はちょっと首が痛くなるかも。中島さんが奥に行っても見切れる事はまったくありません。演奏の音と歌とのバランスも良くて各楽器の音も聞き取りやすかった。照明は手前から3本目辺りのバトン1列LEDライトを配置してました。夜会工場の時もLEDライト使ってたかどうかちょっと忘れたけど、今回初めてのような気がする。LEDはどうしても硬い光になるイメージがあるのですが、硝子表面に何かの細工してるのか柔らかく照らすように工夫されてたように思います。その他、照明の当て方は今回も凄く良かったと思う。「今晩屋」の時の照明も好きだった。舞台装置も隅々まで凝っていて舞台の端から端まで細かく観ているだけでも楽しめました。紗幕の使い方とかもよく見ないとわからない所があっておもしろかった。舞台装置にもっと謎が隠されてるようで次、観るのが楽しみです。戦時中は防空壕として使われてた地下道を戦後、商店街として使っていたが、地下道の使用期限が終ったせいなのか、客がこなくなりさびれたせいなのかほとんどがシャッターを下ろし退去している。中島さんは占いの店、中村中さんは小さなバーの代理ママをまかされている。この2店舗だけが営業している。占い店の隣の閉店してる模型屋さんの店主は3年前に亡くなっていて、ガードマンをやってるその息子が毎日、焼香に来ている。店じまいしているホルモン焼き屋さん、模型屋さん、薬屋さんには昔懐かしい看板いろいろ。浪花千栄子さんで有名のオロナイン軟膏、水原弘さんのハイアースの看板、松山容子さんのボンカレーなどが見え隠れしています。キンチョウの看板は金鳥の文字だけ。由美かおるさんのごきぶりホイホイはなかったと思う。ごきぶりホイホイはガッツ石松さんバージョンもあります。由美かおるさんはアース渦巻きもかなり有名。どこか見えない所に隠れてるのかも…。ボンカレーは関西では意外と笑福亭仁鶴さんの看板も多かったように思う。松山さんと仁鶴さん二人の看板もありました。こんちゃんのオロナミンCもどこかにあったのかも。ドレミ真理ちゃんの看板もほしかった^^;2幕もので1幕は現在と天明2年と2場面。なかなか背筋が凍るような事を取り上げてます。そんな話だとはまったく思ってなかったので、意表を突かれた感じでした。龍神様へのお供えとして人柱になった娘と娘の恋仲の男と娘が大事にしてる猫。亡くなった模型屋の主人とその父親。物語に関連する登場人物は占い師の人見と代理ママの天音と毎日焼香をあげに来るガードマンを含む7人と1匹。それがいろいろ時間を越えて重なり合ったりしてるのは夜会では通常。「捨てる」「捨てられる」がテーマだと何かで事前に読んでたので「姥捨て」とか絡んでくるのかと思ったけど、人柱の方でした。姥捨ては本当はなかったらしいですが・・・山の荒神さまに生娘を人身御供として捧げたとか伝説はいろいろあるけど。事前に「問題集」の中の今回の夜会ナンバーを聴いても何も問題ないと思った。頑なに一度しか聴かなかったけど。キャスト3人でナンバーを分けるので、どうしても中島さんの歌ってる曲が少なく感じてしまう。それでもたいがいな曲数は歌ってますが・・・。中村中さんは今回の夜会の発表で初めて知った。どうしても新野新さん頭に真っ先に浮かぶ名前です。新野さんの弟子は全て上から読んでも下から読んでも同じようになるペンネームが付いてます。宇野宇(うのう)さん白尾城(しらおしろ)さん鹿島我 (かしまが)さん宮内見 (みやうちみ)さん・・・新野さんと関わりある人とは最初から思わなかったけど、やっぱり新野先生の強烈なインパクトのあるあの話し方や笑い方が頭に浮かぶ。新野さんは最近、入院されてましたが、退院されて自宅療養されてるみたいです。インターネット番組の「トークへ行きたい」に戸田学さんと二人で「ぬかるみ」ちっくな番組をやっていましたが、その最終回以来、新野先生を観ていない。戸田さんは昔からの友人なので新野先生とやってる番組が毎回楽しみでした。新野先生が元気になれば、また鶴瓶ちゃんと「ぬかるみ」っぽい事してほしい。中村中さんの名前を見てから、ずっと読んでなかった新野先生の本をいろいろ読み返したりしています。新野先生は舞台の脚本も多く手がけられててミヤコ蝶々さん主演で金井克子さんも出演してる舞台の台本を古書店に売ってるのを見つけて買いました。(読んだけど・・・あんまりおもしろくないかも^^;役者が演じると脚本なんて変わるから 実際の舞台はおもしろかったのかも知れないけど)美空ひばりさんの舞台の脚本も書いていたようです。新野先生の話はこれくらいで・・・石田匠さんも今回初めて知りました。聴きやすい声質で歌詞も聞き取りやすい。めちゃくちゃ上手かった。今回の夜会、早く2回目観劇したい。今、感じてる事ともの凄く感じ方が変わりそうで楽しみです。楽曲と演出の良さもあり初見から感動は大きかった。15日行きの新幹線の中から富士山が見えたんだけど、中腹あたりから水蒸気が噴き出してるのかと一瞬、びっくりしたけどそんな形の雲のようです。
2014年11月16日
中島みゆきさんが2012年〜13年にかけて開催したコンサートツアーの映像作品。今回の作品は別撮りインサートカットは一切なくライブ映像のみで編集されています。今回の映像作品もクオリティの高さに驚かされました。もう何回も観てます。これは飽きる事なく何度も楽しめそうです。まず、音!臨場感ももちろんだけどMIXが素晴らしい。映像も変なエフェクト使う事無くストレートな映像なのも良い。たまに輪郭をぼやかすような撮り方をしてる所もあるけど、楽曲や照明の雰囲気と合ってるのでアート感を感じられて良いと思う。中島さんの撮り方に関しては最高に気に入ってます。生で観ている中島さんそのもので感動でした。でも、生で観た時の照明の繊細な美しさや照明の奥行きがあまり撮れてなかったように思う。その点だけが少し残念。4Kカメラで撮影したらもっと生に近い状態で撮れたのだろうか?全体的な映像の美しさは4Kカメラで撮ったのかと思えるほどの美しさです。2013年日本武道館3daysのALICEのライブが4Kカメラ7台とハイビジョンカメラ数台で収録してあってリアル過ぎる映像に驚いた。たしか武道館でのライブは同時に衛星回線でつないだ4Kライブビューイングで生中継された。日本初の4Kカメラ撮影によるライブ作品のBlu-ray「アリス コンサートツアー2013 ~It's a Time~日本武道館ファイナルPremium Edition」はBlu-ray2枚組で今年の1月に発売されました。その前の2010年東京ドームLIVEでは3Dカメラで収録して3Dとして映像作品に。CS史上初の5台の3Dカメラで収録して3D放映されました。ライティングの奥行きや深みに関してはかなり効果的でした。これも日本初の3D映像ライブだったような気がする。5時間近くあった長いライブでした。アリスはいつも新しいものを一番早く取り入れてるように思います。たしか世界初のDVDソフト作品も谷村新司さんの「SHINJI RA MUNITA」でした。本人が日本初や世界初が好きなわけではなく、企業がアリスや谷村さんの作品で試してみたいのかも知れません。コンサートセットリスト全曲収録なのかと思ってたら、インスト「3分後に捨ててもいい」と「真直な線」はカットされてました。ライブCDの方で音だけはその2曲とも聴けます。1曲目「空と君のあいだに」2曲目「あした」3曲目「最後の女神」4曲目「化粧」5曲目「過ぎゆく夏」6曲目「縁」7曲目「愛だけを残せ」8曲目「風の笛」9曲目「常夜灯」10曲目「悲しいことはいつもある」11曲目「地上の星」12曲目「Night Wing」13曲目「泣きたい夜に」14曲目「時代」15曲目「倒木の敗者復活戦」16曲目「世情」17曲目「月はそこにいる」18曲目「恩知らず」19曲目「パラダイス・カフェ」20曲目「ヘッドライト・テールライト」普通のアーティストならアンコールのロックナンバーとかは荒い歌唱になりがちだけど中島さんの「パラダイス・カフェ」はスタジオ盤クオリティの歌唱でびっくりです。コンサート会場で聴いてると手拍子やら音の回り込みとかでここまで丁寧に歌ってるとは思ってなかった。ほとんど客席の手拍子が聞こえないのも最高です。「歌暦」の頃はアンコールの「見返り美人」「やまねこ」は息切れや声が途切れたりしてた。でもあの2曲は舞台を左右にかなり踊りながら歩いて歌ってたから仕方ないけど。Suppinツアーの時の「不良」はマイクのシールドを振り回して歌ってたのが最高にカッコ良かった。振り回すと言ってもモニタースピーカーに引っ掛からないようにシールドを捌いてただけなんだけど・・・^^;それにしても「パラダイス・カフェ」のこんな素晴らしいライブバージョンが残った事がうれしすぎる。「縁」も映像も歌唱も最高です。中島さんの撮り方も素晴らしい。「風の笛」はやっぱり凄く来る。中島さんの表情と声で鳥肌が止まらない。「常夜灯」のカッコ良さも強烈。「地上の星」も「歌旅」と今回のバージョン2種類映像と音を残してくれてうれしい。「月はそこにいる」は「風の笛」と並んでこのライブで一番好きです。その次に感動するのが「パラダイス・カフェ」かな。「泣きたい夜に」の感動も客席で聴いてる時と変わらない。照明も最高に美しかったけど、映像では分かりにくいけど全体が映った時に思い出して鳥肌が立った。「あした」のライブバージョンが音と映像で残ったのはうれしい。「夜会 Vol,1」が映像作品になってたら有り難みも半減したかも知れないけど…。「最後の女神」はライブで毎回、あのクオリティで歌えてる事の凄さを改めて実感しました。こうなると「サバイバル・ロード」「二隻の舟」「真夜中の動物園」「Nobody Is Right」「顔のない街の中で」「たかが愛」「翼をあげて」「愛が私に命ずること」を歌った2010〜11年のツアーも残して欲しかったと思ってしまう。せめて音だけでも・・・。最近は販売してはいけないレベルのライブDVDをよく観てるので、映像と音の美しさに感動。BLACK METALやDeath系のオフィシャルで発売されてるものはブート並の物も山ほどある^^;それでも貴重なライブ映像だから買ってしまうんだけど。音は割れまくりで映像は暗くてよくわからない物や逆光ばかりの物や遠くから2.3台のカメラで撮っててアップなんてほぼないような物も普通に販売されてる。
2014年11月13日
HMVで予約してた40枚目のフルアルバム「問題集」と映像作品「縁会」のブルーレイが届いた。15日初日の夜会「橋の下のアルカディア」からの曲が5曲収録されていると事前に何かで読んでいたので一瞬、初日観るまで聴くのは止めとこうかと思ったけど、誘惑に勝てずに聴いてしまった・・・5曲までで聴くのを止めるのは無理だった^^;正直、聴かなかったら良かったとちょっと思ってる。初見で生で聴けばどう感じられたかとか、一番最初に生で聴く贅沢を大切にすれば良かった。こんな風に思うようになったのは結構最近です。昔はとにかく早く発売日前にプロモテープとかなんとか手に入れたりしてアルバムを聴いてたけど、今は発売日にゆったり聴く事の方を選んでしまう。ラジオ等で流れると知っても発売日までは聴く事もなくなった。40枚目のアルバムも素晴らしい作品になっています。何より中島さんの歌唱がまたさらに一段階上にいったように感じられた。前よりも歌が上手くなってるとか・・・中島さんのようなベテランではほぼあり得ない事のように思う。むしろ全盛期の歌唱を少しでも維持する事に必死になってる歌手は多いと思う。楽曲のクオリティ等も落ちる事無く、いまだいろいろ驚かせてくれる。夜会「橋の下のアルカディア」の初日に「身体の中を流れる涙」や「India Goose」を聴けば、今日初めて聴いた印象とどう変るかも楽しみでもあるけど。5曲目までは3回通して聴いて6〜10曲目は一度だけ聴いて初日終るまで聴かないつもり^^; 1曲目「愛詞(あいことば)」中島美佳さんに提供した曲。たしかCDも買ったと思うけどあんまり聴いてなくて覚えてない。ツアーの追加公演のアンコールにも出て来て二人で歌ってた曲。楽曲もアレンジも凄く良い。中島美佳さんのバージョンはiTunesにも入れてないのでCDがどこにいったか探してもう一度聴いてみたくなった。2曲目「麦の唄」シングルと同じバージョン。5分11秒と5分8秒なので一瞬何か違うかと期待したけど、音が消えてからの秒数の違いだけでした。3曲目「ジョークにしないか」何となくこんな感じの曲って最近なかったような気がする。今回、もうひとつ驚いたのがミュージシャンが全員日本人だという事。音は全て日本で録ってMIXはDavid Thoener、MasteringはTom BakerがLos Angelesで作業したのかな。4曲目「病院童」曲調的にはややコミカルでシニカル。「下町の上、山の手の下」が頭に浮かんだりした。でも、聴いてるうちに凄いスピードで大好きな曲になってくる妙な感覚・・・「普通の表通りからさほど遠くない」5曲目「産声」この曲は既に「夜会工場VOL.1」で聴いた事のある曲。生で聴いた時よりも、より良く感じられる。中島さんの歌唱がとんでもなく良い!ここからは夜会VOL.18「橋の下のアルカディア」より6曲目「問題集」イントロだけ山崎ハコさんの「ANOU」の軽い版のようなイメージだった。7曲目「身体の中を流れる涙」この曲は感動で震えてしまった。8曲目「ペルシャ」9曲目「一夜草」懐かしい感じのゆったりした3連の曲10曲目「India Goose」壮大で力強いナンバー。一緒に送られて来たポスター
2014年11月11日
このライブ盤の発売が発表された時に正直「何か中途半端な物出すんやなぁ…」と思った。後にBlu-rayで映像版も発売されると発表されてなおさらライブCDの必要はあるのか?と思ったけど、CDを聴いてみて妙にライブ盤の良さを実感した。それに1987年に初ライブ盤「歌暦」が出た時の強烈な有り難みも思い出した。中島さんがライブ盤を出す事なんて絶対にないだろうと思い込んでた矢先に「歌暦」^^映像作品に関しては「A FILM of Nakajima Miyuki」が出たことさえ奇跡のように思ってたのに、「A FILM of Nakajima Miyuki」を最後まで観てみると何と!「夜会1990」の予告映像が!この時ほど震えた事なかったかも。「夜会」がLDやVHSで発売されるとか信じられなかった。今では映像作品が出るのが当たり前のように有り難みを忘れてしまってる^^;1987年「Suppin vol1」の大阪フェスティバルホール公演の終演後に1階席の後にいつもより大きめのカメラが2台と小さいカメラ1台でその日の映像を撮ってるのを見つけて「発売するんですか?」と訊ねた事があった。「記録用です」と予想通りの返事をもらってから「発売してください」とPAの人に言ったのを思い出した。PAの人も「俺に言われても…」って事だろうけど。「野ウサギ」の時もやや本格的なカメラで記録用映像を撮ってました。「五番目の季節」まではPAの所に家庭用のハンディーカムのようなもので見るからに記録用だと分かるカメラだったのが、「Suppin」からカメラが豪華になったので期待してしまった。その頃、ユーミンはツアーの千秋楽を本格的にカメラを何台も入れて収録してて、ツアーに関わったスタッフ全員に配ってたようです。そのユーミンのいくつかのツアー千秋楽の映像観た事あるけど音も映像もそのまま販売ビデオにしても何の問題もないクオリティでした。今や中島さんは映画ででもコンサートライブ映像が観られる時代・・・この変わりようは・・・。うれしい限りですが。もうそれだったら「野ウサギ」以降、全部ツアー映像残せば良かったのに^^;で、CD版『縁会 2012~3 -LIVE SELECTION-』「歌暦」同様、編集してあっても音だけで感じるのはまた別だと実感。1曲目「空と君のあいだに」2曲目「最後の女神」3曲目「化粧」4曲目「3分後に捨ててもいい(インスト)」5曲目「真直な線」6曲目「NIGHT WING」7曲目「泣きたい夜に」8曲目「倒木の敗者復活戦」9曲目「月はそこにいる」10曲目「パラダイス・カフェ」11曲目「ヘッドライト・テールライト」12曲目「泣きたい夜に (ライヴ・カラオケ・バージョン)」13曲目「倒木の敗者復活戦 (ライヴ・カラオケ・バージョン)」まず、「泣きたい夜に」・・・めちゃくちゃ感動しました。このアレンジは「1995年 LOVE OR NOTHING TOUR」の進化版で1995年の時は何か頼りなさを感じたアレンジだったけど、今回の進化版は最高です。1995年の時は中島さんの歌唱もコブシっぽい唱法をかなり多用してたのですが、やっぱりこのアレンジなら今回のようにすんなり歌う方がいいと思う。この曲で印象に残ってるツアーは1984年「明日を撃て!」と1989年「夜会 Vol.1」の2回。1980年秋のツアーの時がオリジナルに一番近いアレンジだったように思うけど、1公演しか観てないから印象にあんまり残ってない。「化粧」のアレンジは「1997年 パラダイスカフェツアー」の進化版。1980年秋のツアーの時までは、この曲を歌う前に「質問」って短い詩を読んでました。1984年「月光の宴」の時はかなり重いアレンジになってたと思う。1984年以降、1997年までセットリスト入りしてなかったような・・・ライブで聴いた「化粧」の中では「縁会」での「化粧」が歌唱もアレンジも一番好きかも。「月はそこにいる」はスタジオ盤でしょっちゅう聴いてたけど、ライブの方が良い!完全現役だと改めて確信できるライブバージョンです。60才過ぎてスタジオ盤よりも何倍もカッコ良く歌えるとかホント凄いと思う。「縁会」の初日から何回目までは断然「風の笛」が一番の感動だったけど、5回目観た頃から「月はそこにいる」が特別心に入ってくる曲になってきた。「縁会」は「風の笛」「月はそこにいる」「パラダイス・カフェ」「泣きたい夜に」「縁」の5曲が強烈に毎回感動した曲。「パラダイスカフェ」はMIXがどうなってるのか・・・それだけやや心配でしたが、予想以上にギターが前に出てて良かった。もう少し前でも良いと思う。中島さんの歌唱も最高だしリズム隊もカッコいい!欲を言えば自分ならコーラスを奥に引っ込めて、SAXも少し引っ込めて・・・カラオケの2曲はさっき始めて聴いたらこれまた凄く良い。昔よくあったボーカルがドラムとかのマイクに入り込んだのを妙な処理して遠くのお風呂で歌ってるような微か声が聞こえるのかと思ってたら・・・まったく聞こえなくてびっくり。特に「泣きたい夜に」の演奏だけ聴いて感動しました。映像版「縁会」も楽しみです。
2014年10月31日
中島みゆきさんのニューシングル。テレビドラマの主題歌の「麦の唄」と、ももいろクローバーZに提供した「泣いてもいいんだよ」の2曲収録。「麦の唄」は情報解禁のしばらく後にどこかのHPで1コーラスだけ一度聴いたきりでした。テレビドラマも観てないしフルコーラスを今日はじめて聴いた。中島さんの歌う「泣いてもいいんだよ」もはじめて聴いた。まだ何度かしか聴いてないので聴き込むうちに想いも変わりそうです。1曲目「麦の唄」ドラマがウイスキー製造の話か何からしいのですが、ウイスキーで最初に頭に浮かぶのがバーボンなので麦のイメージはあんまりなかった。スコッチウイスキーはそんなに好きじゃないのもあるけど。普段よく買ってるのはWILD TURKEYとBlanton`s、たまにI.W. HARPERを買うくらい。スコッチなんて10年以上呑んでないような気がする。スコッチの味が苦手。楽曲はバグパイプから始まる優しい曲です。中島さんの歌唱は心地よく温かくて胸が熱くなる。前に聴いた事あるようなメロも出て来るけど、その曲を知ってるだけに逆に効果的に感じる。ドラマを観てたら、一発で何かしっくりくる物があるのかも知れないけど、歌詞を読んでもっと聴き込むと印象が大きく変わりそうな曲。2曲目「泣いてもいいんだよ」これは「どストレート」なので直接胸に刺さる。たしかももいろクローバーZのCDも買ったと思う。何度か聴いたけど完全にどんな曲か忘れてた。中島さんのミディアムロックナンバーでの王道アレンジです。このアレンジは気持ち良い。中島さんの歌唱もカッコいい!展開部分はコーラスの人たちだけで歌ってるのかな?リバーブ深く、更に奥で鳴ってるので…Eギターのリフは「それは愛ではない」「夜を往け」「信じ難いもの2004」「土用波2004」でも心地よかったメロディリフ系でヴァース後から引き込まれる。「夜会」も近づいてきました。とりあえず3回に分けて東京に行く予定です。2往復で3〜4回観るつもりだったのに、結局3往復になってしまった。12月は何かと休みにくいし予定が立てにくい・・・。急に行けなくなったりする事もあるし…。シアターコクーンで開催してた頃に比べるとチケットは取りやすくなったから行く日を選べる。コクーンの時はとりあえず取れた日に何としてでも行くって感じだったから。そういえば・・・「縁会」のライブ盤も届いてた。時間がある時にゆっくり聴く^^
2014年10月30日
中島みゆきさんの21枚目のアルバム「時代-Time goes around-」のラストに収録されてる曲。ライブでは1997年「パラダイス・カフェ ツアー」でコンサートの後半クライマックスで歌われました。セットリスト入りしたのはこのコンサートツアーのみです。この時のコンサートはMCが少なかったのも特長の1つです。「永遠の噓をついてくれ」を歌った後にMCで吉田拓郎さんに曲を提供した時の裏話などおもしろおかしく語りました。余談ですが・・・印象に残ってるのが、「流星」「シャングリラ」は自分が書いた前に吉田拓郎さんが同じタイトルの曲を書いてた話から、どうせだったら次の夜会のタイトル「人間なんて」にしてやろうかと思ってます。と、話して客席を笑いで盛り上げました。そして続いてバックバンドメンバーのおもしろコメントを交えながらのメンバー紹介。そのあと、いっさいMCなしで4曲連続で歌います。「それは愛ではない」「土用波」「かもめの歌」「十二月」と連続で歌いました。「十二月」は完全版バージョンでした。この構成はめちゃくちゃカッコ良かった!最近はMCがちょっと多すぎる気もする。自分は「パラダイスカフェ ツアー」の時の割合くらいが好きです。「十二月」を歌い終えてからMCここでは「十二月」の完全バージョンについての話とこれからの予定を話してました。そして本編ラストの「阿檀の木の下で」を歌い終えるとアンコールではいっさいMCなしでした。アンコールは「たかが愛」と「パラダイス・カフェ」の2曲!この1997年のツアーは自分のベスト5に入るカッコいいライブだと思います。セットリスト、構成、バンド構成、舞台装置、照明、どれもお気に入りでした。MCの割合いは「のうさんきゅう」「五番目の季節」「パラダイスカフェ」「歌暦page'85」くらいが自分は好きです。「歌暦page'85」での「シニカルムーン」「生まれた時から」と「傾斜」〜「春までなんぼ」のカッコ良さは異常でした。「シニカルムーン」なんて同じ年の春のツアーでも歌ってるけどアレンジがさらにぶっ飛んだ感じになってて凄かった。で、まったく「かもめの歌」とは関係ない話になってた。この曲はフランスの女性ロックシンガーのパトリシア・カースさんに楽曲提供した物です。久しぶりに「かもめの歌」が収録されてる「Je Te Dis Vous」を聴いてたら中島さんの「かもめの歌」も聴きたくなって聴いてたら変にはまって何回も聴いてしまった。コンサートではスタジオバージョンよりも少しだけテンポを上げて演奏されてたように思う。アレンジ的にはコンサートツアーの強弱の激しいドラマチックなアレンジが好きでした。パトリシア・カースさんバージョンのアレンジも不思議な感じで最初に聴いた時から気に入ってました。中島さんのスタジオ盤のアレンジが一番無難な感じで美しくまとめてあります。スタジオ盤はベースとドラムを打ち込みにしてある意味はよく分からないけど、コンサートで初めて聴いた時の印象の大きな違いはベードラの存在感でした。小節の頭だけじゃなくかなり音数も多いベードラだったように記憶してます。それにしても「かもめの歌」、良い曲だ〜またいつかライブでも歌ってほしい曲のひとつです。そう言えば今年は「夜会」があります。でも東京だけの公演。あんまり回数は行けないかも知れないけど、出来るだけ観たいと思ってます。年末だからなかなか泊まりで何度も行くのは厳しい。宝塚歌劇みたいに日帰りできる時間の公演だったら何の問題もなしに通えるけど…「夜会」だからマチネがあるわけないいから^^;11月に一度と12月に一度観られたらいいかな。10月は「LOUDPARK」で東京に行くし・・・(埼玉だけど^^)噓のような奇跡が起きて、一番好きなロックバンド「BELPHEGOR」が「LOUDPARK」で初来日!「LOUDPARK」とは、10/18と10/19の2日間、埼玉スーパーアリーナであるメタルフェスです。「BELPHEGOR」はオーストリアのブラックメタル/デスメタルのかなりヤバめなバンドなので来日することは難しいだろうと思ってたから今回の来日は奇跡のように思ってる。悲しいかな10/19は「BELPHEGOR」以外に観たいバンドがひとつもないのが辛いけど・・・10/18なら「ソイルワーク」と「マノウォー」を観たかった。もう「BELPHEGOR」だけ観て帰るかも知れないけど…。それなら確実に日帰りできる^^;まだ、発表されてないバンドもあるようなので自分が好きなバンドがあと1つでも入ってくれたらなぁ。「Endstille」「Marduk」「Watain」「Misery Index」「Glorior Belli」「Gorgoroth」「Taake」「Anaal Nathrakh」「Dying Fetus」「Molotov Solution」「The Dillinger Escape Plan」「Suffocation」・・・この中だったらめちゃくちゃうれしいけど・・・有り得ないか。昨年はオリジナルBLACK SABBATHの初来日、今年はBELPHEGORの初来日・・・思い残す事のないように神様が(悪魔が^^;)そうしてくれたかのようです。昨年から一路真輝さんも舞台復帰してバリバリ舞台に立ってるし、花總まりさんもミュージカルの舞台に完全復帰!「レディ・ベス」の主演から年末は「モーツァルト!」に出演。諦めかけてた事がどんどん噓の要に現実になってるので怖い^^蘭乃はなさんのマリー・アントワネット、続いてのエリザベートもうれしすぎる。上から通常盤、APO盤、香港盤Patricia Kaas「Je Te Dis Vous」
2014年06月27日
中島みゆきさんの提供曲のCDを買ったのは久しぶりかも。TOKIOの「宙船」から買ってないような。本人がいつか歌うだろうから、今はよほど気に入らないと買わない。買ったとしても1回聴いただけで二度と聴かないのがほとんどだったし。今でもたまに聴く提供曲、カバー曲は石嶺聡子さん「You don't know」、吉田日出子さん「あどけない話」、増田けい子さん「すずめ」、堀内孝雄さん「かもめはかもめ」くらいかな。本人が歌うバージョンなら万遍なくどれも聴いてるけど。今回のは一度、流れてるのを聴いてこれは買ってみようかと久々に思えた。1曲目「泣いてもいいんだよ」イントロのじっとり感はQUEENの「The Show Must Go On」のようで初めて聴いた時はゾクっときた。リズム隊が入ってからのアレンジは瀬尾一三さんらしいアレンジ。「夢見る勇気」「それは愛ではない」「夜を往け」辺りの軽快な8ビートアレンジ。メロディも歌詞も凄く良いと思う。歌唱も良いし、これから何回も聴くと思う。DVD付きのを買ったけど、まだ観てないから今度またゆっくり観る。昨年のオズフェスにももいろクローバーZが出てたけど、自分が観た日はサバスの日だけだったから観る事は出来なかった。あの、ある種異様な空間でももいろクローバーZがライブしたのは凄いと思う。次の日に観に行ったと言ってもサバスとTOOLしか観なかったけど・・・^^;本物のサバスの初来日は感動どころの騒ぎではなかった。OZZY、GEEZER、TONYが揃って同じステージに立ってるのを生で観てるなんて夢のようだった。BILLさえ戻ってきてくれたら… 完全な本物のBLACK SABBATHなんだけど。2曲目「堂々平和宣言」この曲は中島みゆきさんの作品ではなくてラップ調の曲
2014年05月08日
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