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昨日は、松浦建設の会長が石川県能美市から愛知県一宮市のわが社まで、わざわざおみえになりました。「今年は、本当にありがとうね。菅野さんのおかげで忙しかったわい。来年もよろしく」松浦建設には現在、名古屋市の東宝寺本堂新築工事、川崎市の修廣寺客殿・庫裡新築工事をお願いしています。会長はもう90歳だというのに、目がキラキラしています。「どうしても年内に会ってお礼が言いたかったんや(笑)」見習うべき姿勢だなあと、つくづく感心しました。本日より、10名の内7名のスタッフが正月休暇に入りました。私は、以前から頼まれていたもののなかなか手が付けられなかった名古屋市の永弘院涅槃堂と豊田市の明勝寺客殿・庫裡の懸魚や名古屋市の浄昇寺客殿庫裡の花頭窓の原寸図を描いたり・・・名古屋市の古民家耐震改修工事の設計図をチェックしたり・・・そして、今、やり残していた仕事が全て完了しました(祝)。令和2年は6日から出勤の予定です。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Dec 28, 2019
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名古屋市の日蓮宗 浄昇寺客殿・庫裡新築工事が順調に進んでいます。伽藍は南棟と北棟に分かれていて、本堂とこの2棟で中庭を囲う配置です。床面積は約539平米。耐震力に優れた木造平屋建てです。現場では、先ず北棟を建て・・・現在は、南棟の建て方が進んでいます。施工は、愛知県江南市に本社を構える(株)アイチケンです。屋根は切妻の瓦葺きで、緩やかなむくりをつけます。むくりとは、上に向かってふくらんだ曲線のことです。京都の街並みで、よく見かけますよね。3つのむくり屋根が、本堂に向かってだんだん高くなっていくデザイン。「きれいにできたねえ」「大工さんが大変苦労していましたよ」は植松。ふたりで立ち話をしていると、住職ご夫婦が現場におみえになりました。「形がどんどんできてくるので、毎日が楽しみですよ」【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Dec 27, 2019
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神奈川県藤沢市で小田急電鉄 片瀬江ノ島駅と建て替えています。正面に竜宮門を造り・・・屋根に軒唐破風をつけます。その妻壁を彫刻で飾ります。波の上に黒い蟇股(かえるまた)、宝珠、雲・・・・ちょっとエキゾチックな絵様と色使い。実は、首里城を参考にしてデザインしました。まさか、その首里城が焼失してしまうとは!それはさておき、朱塗りのいばら垂木、菖蒲桁、虹梁。「一風変わった」感じがいよいよ現場に充満し始めました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Dec 26, 2019
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神奈川県藤沢市で小田急電鉄 片瀬江ノ島駅建て替え工事が進んでいます。工事は終盤に入り、いよいよ彫刻類の取り付けが始まりました。16に分割したケヤキのパーツを組み上げると・・・長さ15m!の勇猛な五頭龍が現れます。組み方を指示するため、前嶋と彫刻家の井上進一さんが現場に詰めました。「作業は順調に進みました。でも、最後のパーツは重かったですよ」は前嶋。「手伝ったの!?」「腕組んで見てたら、誰も作業してくれないですよ(笑)」それにしても、五頭の龍はすごい迫力です。「お陰でこんな仕事をさせてもらえました」感激している様子の井上さん。「君が満足なら、とてもうれしいよ」井上さんの龍は何かを超えていると感じます。きっと、精進の末に達した境地。そして、今回の仕事は、それに対するご褒美なのだと思います。「また同じような依頼が来たら?」「是非、お願いします!」【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Dec 25, 2019
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11月下旬、静岡県の真宗寺院の住職と副住職が来社されました。「本堂が老朽化して、耐震補強は無理だという結論になりました。それで、6年前より募材を始めまして・・・そろそろ設計事務所を選出しようという段階になりました。ただ、中には、設計施工で建設会社にお願いすればいいという方もあって。一度お寺で説明をしてもらえませんか」手渡された資料を見ると・・・既に建設委員会を立ち上げ、新本堂のイメージづくりが進んでいるようです。伊藤とお寺へ伺いました。眼前には牧歌的な風景が広がり、爽やかな空気に包まれています。住職・副住職そして建設委員10名の前で、スクリーンに画像を映しながら会社案内、そして・・・実例写真や図面をお見せしながら、最近の傾向やアイデアをご紹介しました。「大変勉強になりました。今後は?」「最近はマスタープランを依頼されるお寺がほとんどです」マスタープランの作業内容を説明すると・・・「それは助かるなあ。でも、間取りから仕上げまで決めて、概算、パース、模型まで作ってもらったら・・・それを建設会社に渡せば建物ができてしまうんじゃない(笑)」「今まで、そういう事例はありませんが・・・似て非なる建物になると思います。ただ、マスタープランの間に信頼関係を築けないのは、設計士として失格ですね」【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Dec 23, 2019
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東京都内の真宗寺院から、客殿・庫裡建て替えの相談を受けました。「一度、菅野さんの設計したお寺を見せてもらえませんか」このお寺の境内は防火地域に指定されているので・・・木造は、ほぼ不可能です。そこで・・・埼玉県草加市の光明寺様へご案内しました。光明寺は10年前、鉄筋コンクリート造で全伽藍を設計させていただきました。ちなみに・・・今年発売された、松本紹圭・遠藤卓也著「お寺という場のつくり方」に‶「マルシェ」を活用した「花まつり」という習慣の再興”という見出しで紹介されています。興味深そうな副住職ご夫婦。いろいろな質問に、丁寧にお答えしてくださった光明寺の住職。「どんな希望でも、菅野さんにぶつければ何とかしてくれますよ(笑)」10年経っても変わらず、好感をお持ちいただいていること、心からうれしく思いました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Dec 19, 2019
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静岡県磐田市 圓通福祉会の「認定こども園」の園舎が完成しました。福祉会の理事長、理事の皆様に立ち会っていただき、完成検査を行いました。園舎は木造2階建てで、床面積は約1200平米です。「廊下も遊び場になるように、湾曲させ、回遊できるようにしました」「こどもが大喜びで走り回りそうだ!」湾曲した壁はベネチアンスタッコで仕上げました。つるつるした感触と、透明感の中に広がる鏝むらが特徴です。遊戯室に入ると・・・「恐竜の骨みたいだねえ」「あばら骨に見えるのは屋根を支える構造材なんですよ」「小学校にあがっても、またここに通いたいと言いだすんじゃないの(笑)」遊戯室は、4歳、5歳室境の間仕切りを開け放つと、160帖のワンルームになります。「こんな幼稚園は見たことがない!」完成検査は好評のうちに終わりました。これから、役所の検査が続き・・・園児が新園舎に引っ越し。その後、旧園舎を解体し・・・園庭の工事に入ります。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Dec 16, 2019
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神奈川県藤沢市で小田急電鉄 片瀬江ノ島駅の建て替え工事が進んでいます。建物の正面に竜宮門を造り・・・二層目の両側の窓に、天女のエッチングガラスを嵌め込みます。エッチングの下絵は、神奈川県在住の日本画家 石原七生さんにお願いしました。前嶋と一緒に、愛知県岡崎市の中日ステンドアートを訪ねました。この会社とは今まで、お寺や和風住宅、古民家再生でコラボしています。工場には、完成した4枚のエッチングガラスが立てかけられていました。透明部分には、まだマスキングテープが張ってありますが・・・いい感じに仕上がっています。早速、石原さんに写真を送り、電話で感想を聞きました。現物を目の当たりにしていないとはいえ、出来栄えに満足してくれたようです。このエッチングガラスを工事現場に運び込み・・・いよいよ取り付け。ワクワクしてきました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Dec 13, 2019
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愛知県の真宗高田派 寺院から、太子堂の耐震補強のご相談を受けました。太子堂は1648年建立で、5.4m×5.4mの小振りな伽藍。屋根は宝形造りの瓦葺きで、とても品のいい造りです。傾いている柱の足元見ると・・・石積みの基壇の一部が沈下しているようです。早速、現況調査を行いました。壁が少ないとはいえ、随所に大工の技が光る!秀逸な伽藍です。「この姿を変えたくないんですよ。補強は、目につかないところで・・・お願いします」は住職。実は、私たちも同じ考えです。この建物は、いつ文化財に指定されてもおかしくないし、末永く残したいものです。さて、どんな補強方法を採用しようか?また、楽しい時間が始まりました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Dec 11, 2019
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静岡県の真宗大谷派 寺院の客殿・庫裡を新築します。鉄骨造2階建てで、床面積は約490平米になりそうです。実施設計図がだいぶん進んできたので・・・「菅野チェック」に入りました。現在、菅野企画設計のスタッフは本社勤務スタッフが10名、自宅勤務が2名、横浜事務所勤務が2名です。本社のスタッフがお客様との打ち合わせや基本設計、工事監理を行い・・・自宅勤務と横浜事務所のスタッフは、主に実施設計図やパースを描いています。自宅勤務と横浜事務所のスタッフ4名は全員、家庭を持ち、子供を育てながら菅野企画設計を支えています。ありがたいことです。さらに、全員が一級建築士で、内3名は本社勤務の経験者ということもあり・・・とても効率的に作業を進めてくれます。お陰で本社スタッフは「チェックが間に合いません!」そして、私は設計図の密度の濃さに感心しながらも・・・「まだまだ、任せきりにはできんなあ」ひとりごとを言いながらチェックを進めています。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Dec 10, 2019
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名古屋市の浄土宗西山禅林寺派 東宝寺の本堂新築工事が着々と進んでいます。現在現場では、屋根の瓦を葺いています。「すいません。ちょっと教えて」真っ黒に日焼けして、強面の葺き師に声をかけました。「ここはどうして瓦が二枚重なっているの?」縋る破風の上を指差して、尋ねました。「ああ、本瓦の軒巴は、ここに刻みがあるからねえ」今度は葺き師が指さして教えてくれました。「なるほど!!!」寺院建築の設計が得意だと言っても、知らないことばかり。現場へ行くと、できるだけ職人を声をかけ、わからないことは教えてもらうようにしています。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Dec 6, 2019
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最近、お寺の客殿や庫裡の間取りがどんどん開放的になっています。実は、無垢材で造る木造2階建て建築では、柱の間隔を3.6m以下にすることが構造の基本です。特に、2階が乗る部分の柱の間隔を3.6m以上にする場合は、工夫が必要です。しかし、この構造的な制約を取り払ってくれるのが、構造用集成材です。構造用集成材は・・・板状に加工した木材を接着剤で積層してつくるので、幅や長さの制約がほとんどありません。また、無垢材に比べ、たわみにくい上に強度も勝ります。というわけで、構造用集成材は開放的な間取りの強い味方です。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Dec 5, 2019
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