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どうさい「風の無い降雨の翌朝、里芋の葉の上の露が見られるかなとかねて見つけておいた小さな畑に行った。里芋は一か所キレが入った長い楕円形をしており、茎が中心からずれているので、葉が垂れかげんになって露が葉の上にとどまり難い。風が吹く日は露がすぐ落ちることになる。たまたまいい具合に里芋の葉の中心付近に露が溜まっている葉を見つけた。面白い光景であったので取り上げることにした。」悪友「露は森羅万象を写すというが何か見えたかい?」どうさい「悪友殿の口先が見えたぞ、大口をたたく口も露ほどなんだ。よく見ると葉脈が見事に配線されている。これらをモチーフとしたのが次の写真である。銅系の発色剤を施して焼いたものはうまく釉薬が流れた為か葉脈がそれらしくできている。」 里芋の葉の上の露 銅他 21×21 H0.5 (cm)悪友「確かに葉脈はは実物の感じが出ている。透明な露の存在は焦点が定まらないのがかえって良いのではないか。」どうさい「露は、はかないものの代表なのだからあまりハッキリするのもよくないか。」悪友「透明なものを描くのには露に映っているもの、露の影を描くことによって示すのだな、露がレンズとなっているので、下の物も描き分ける必要がある。なんだかブラックホールの存在証明のようで難しそうだな。」どうさい「もう一枚はブルー、グリーン、鶸色に塗り分けてみたものである。各色と隣同士での色の混合色を知っておきたかった。ずっと下絵をやっているが緑はなかなかピタッとした色がないので、中学校の頃習った青と黄色系の顔料混合で出ないか試行している。全体としては面白い配色になっていると思わないか。」 里芋の葉の上の露 三色 21×21 H0.5 (cm)悪友「別な色のグラデーションか? 例えば補色同士で実行したら何か面白いことが起りそうに思えるがどうかな。それにしても葉脈を細かく描くなんてご苦労なことだな。」
2014.10.29
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どうさい「住宅街を歩いていると庭先に華やかな植物が鉢植えされている、よく見ると花ではなく葉なのだ、色もほんとに色々ある。調べてみるとコリウス(シソ科)と書かれている。紫蘇というのは普通の葉は緑であるが、赤紫蘇は紫色をしており、葉っぱの形はコリウスとそっくりである。花も紫蘇とコリウスはよく似ている。」悪友「ふつう花よりも葉の方が長持ちするので、長く楽しめるようにポインセチアのような疑似花?が開発されたのかもしれないな。一度見てみたいな。」どうさい「その気になって観ていると結構目に留まるよ。以下の植物がコリウスだよ。」 コリウス 21×21 H0.5 (cm)悪友「なるほど随分派手な葉っぱだな。」
2014.10.20
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悪友「10月1日で、過去の作品も区切りがついたようだが、これからは何を作るのかな?」どうさい「これからは植物の葉っぱを中心にした作品を作っていく予定である。できるだけ他の人とかぶらないものを作りたい、植物の葉っぱを中心としたものはあまりないと思っているのだが、どうだろうか。」悪友「モチーフとしてよく出るのが花鳥風月であり、花との関係で葉が描かれているのは多い。」どうさい「さっと調べてみたよ。第53回日本伝統工芸展図録、50回記念杜窯会作陶展図録(前者は日本を代表する陶芸作家、杜窯会は東京芸大陶芸講座関係者)の中で何が描かれているかを調べてみると、伝統工芸展 出品作数 242点 そのうち特定の花草木名の記載があるもの 24点具体的な花草木名は以下であった 椿2 牡丹2 つつじ2 さくら コウホネ ススキ 百合 かいわれ テッセン 時計草 イワガラミ 薊 ムベ はす あおい ねこじゃらし グロリオサ 筍 銀杏 桃 葡萄 蕪 アジサイ約10%で他に線文などの幾何学文、練り上げなどの技法を付けたもの、緋襷などが多く、花草木は少数派である。花はいろいろに分散している。杜窯会作陶展 出品作数 109点 そのうち特定の花草木名の記載があるもの 50点具体的な花草木名は以下であった 椿7 紫陽花3 楓2 桜2 クリスマスローズ2 竹2 ハスの実2 柳 ふきのとう ひまわり 瓜 桂 樹林 チューリップ 牡丹 こぶし 薊 つゆくさ イワガラミ グロリオサ ビワ 葡萄 テッセン 山苺 菩提樹 水引 瓢箪 栃のみ 月桂樹 笹 沈丁花 山茶花 百合 くちなし 白樺 朝顔 花梨圧倒的に花草木が多い、半分近くある、また、多種多様である。」悪友「両者でこんなに分かれるとは驚きだな。」どうさい「以前から東京芸大の人は絵が上手だと感じていたが、花草木は格好の題材なのだな、椿、紫陽花は人気がある。」悪友「どうさい殿のブログもアジサイから始まっているな、絵は比較にならないが。」どうさい「ポリポリ、葉っぱを中心にした作品はほんの少数派であることが分かった、人真似はできるだけ避けたかったので、葉っぱは良い選択だったな。」悪友「また我田引水か、焼き物はテーマで決まるのではなく出来上がりで決まるのに。」どうさい「まずは蔦を取り上げる。なかなか生命力を有するようで、黒々とした葉っぱであるが、新葉は随分美しい若草色をしており、新旧の葉の対比が面白い。」 つた 21×21 H0.5 (cm)悪友「葉の色はだいぶ誇張していないか?」どうさい「色の試行錯誤をかなりしている、色見本を兼ねているので悪しからず。今は平板であるが、最終作品は四角皿にするつもりである。」悪友「余白は何故有るのか?」どうさい「何か気の利いた言葉を入れたらと考えている、たとえば俳句、川柳、漢字、歌。何か考えてよ悪友殿、悪友2殿。なければそのまま空欄になるが。」悪友「色即是空、空即是色」どうさい「却下」
2014.10.10
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どうさい「9月21日では、バラの花の明暗の変化をグラデーションで行ったが、もう少し段階をつけてみたらどんな絵になるか興味を持った。」悪友「グラデーションは濃淡が連続的に変わるが、それをステップで「棚田」のようなやり方で変えてみようというのだな。」どうさい「その通り、次の作品を見てくれ、大分調子が違うだろ。分かりやすくするためにグラデーションの作品を再添付する。」 大皿 33×27 H3(cm) 白い粘土の上に白いバラを大正黒で描いたもの(棚田式) 参考図 大皿 33×27 H3(cm) 白い粘土の上に白いバラを大正黒で描いたもの(グラデーション)悪友「一部グラデーションの部分はあるが、バラが少しデザイン化されているようだな。」どうさい「一部グラデーションを残したのは、同じ画面で棚田式との違いがわかるのではないかと思って行った。」悪友「首尾一貫できないのがどうさい君、何時ものことだ許す。」どうさい「ここまで来たので棚田方式でピンク、ブルーに一部着色したのが次の作品である。」 大皿 ピンク 大皿 ブルー悪友「ブルーはインパクトがあるな。」どうさい「他の色も使ってみた。」 小皿 14.5×12 H1 (cm) 黄色 小皿 14.5×12 H1 (cm) 藤色 小皿 14.5×12 H1 (cm) 水色どうさい「以上は透明釉使用であるが、マット釉の大皿が次である。」 大皿 マット釉悪友「何にも言わない。」
2014.10.01
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