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北海道の続きです。網走湖畔の宿でお酒を頼んだら、でっかく「監獄」という文字が際立った瓶が出てきました。網走=刑務所というイメージを逆手にとった商品戦略でしょうか。良く見ると「監獄無双」という名のラベルで、醸造元は旭川の高砂酒造です。この蔵元は国士無双という銘柄で有名です。翌日チェックアウトのときにフロントの人に聞くと、このホテル独自ラベルではなく網走市内でも流通しているラベルとのことでした。原材料は米と米麹だけですから米だけの酒なのですが、純米酒とは名乗っていません。こうじ米の使用割合が15%以下なのでしょう。ご存知の通り、2004年より「清酒の製法品質表示基準」が改定され、純米酒の精米歩合70%以下の基準はなくなっています。さて、味の方ですが、連日飲み続けで胃のほうも疲れ気味ですが、オホーツク海の珍味や毛ガニとも良く合い、充分堪能しました。ああ、日本酒天国、いい気持ち・・・。
2005/08/31
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根室の「北の勝」を飲んだ翌日は、摩周湖近くの川湯温泉で日本酒冷酒を頼むと「千歳鶴・純米生」が出てきました。これは思わず「ウマイ!」でした。札幌の有名メーカーですが、この生酒の口上としては、「搾りたての新鮮な香りとさらりとした飲み口を楽しめる生酒です。全国的にも優れた酒造用水である札幌の清冽な雪清水を使い、加熱処理はいっさい行わず熟練した技で仕上げました。」とのことです。お酒の素人である私にとっては思わぬ発見でした。
2005/08/28
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北海道に行ってきました。昨晩、台風の中を命からがら(飛行機が欠航しないかハラハラしながら)帰ってきました。今回、2年ぶりに根室の碓氷勝三郎商店「北の勝」にご対面!?、飲んできました。前回、知床半島の羅臼に泊まったとき、飲み屋のカウンターで飲んだ「北の勝」が、私と同名「勝」であることと、素直で気取らない日本酒らしさが忘れられず、「北海道=北の勝」が染み付いていました。東京では有楽町・交通会館の「北海道どさんこプラザ」にたまに入荷されるとのことでしたが、1升瓶サイズのみとのこともあって買い求めていませんでした。今回は泊まった旅館でお酒を頼んだら、その北の勝が出てきたので感激したしだいです。さて、久々に飲んだその味は?ということになりますが、長きに渡る思いが強すぎたためか、はたまた日本酒はその年、その桶で味わいも変わってくることからか、はっきり言ってフツーの酒でした。でも根室という土地は何とも言えぬワビがあるのですねえ。今回も納沙布岬から北方領土の歯舞諸島を望んできましたが、ちょうど雨上がりの天候のもと、水晶島のロシア国境警備隊の監視所やアンテナ、港湾、船舶が手に取るように見えました。海上距離でわずか7キロしかないのですから、瀬戸内海の島を眺めるようなものです。こうした島々から引き揚げざるをえなかった人々の望郷の思いを想像するにつけ、「北の勝」はフツーの味で無くなってくるのですよねえ。ということでやっぱり4号瓶「北の勝・大海」700円を自宅用に買ってしまいました。そうしたらさすが楽天市場、重たい荷物を持ち帰る必要も無く、ちゃんとショップさんで売っていました。
2005/08/26
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