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私の部屋もちょっとだけかぼちゃに侵食されていました(*゜∀゜*)丿なぜだか、『女転』がやりたくなります・・・そういえば、去年描いた朝倉姉妹のハロウィン絵がお蔵入りになったままですね(汗ただ、「版権モノは、もういいかな」というのが正直なところです。やりたいことが、たくさんあるのも問題ですよねΣ(=д=ノ)ノ
2007/10/31

夕時、紅茶好きにとっては聖地のひとつでもある『Afternoon Tea』でちょっぴり腐敗気味の友人と寛いだ後、序に向かった『Afternoon Tea Living』で思わぬモノを発見!!茶のウサギマクラ(*゜∀゜*)丿白いのは今年買いましたが、既に滅びた種族だと思っていた『茶』が・・・そして、帰宅後にジブリDVDコンプに向けて『紅の豚』&『もののけ姫』をアマゾンに注文(*゜∀゜*)丿一度ビデオの方で購入済みの商品をDVDで揃えなおすのは切ないですorz書籍の方はあえてスルー(笑まずい遅刻する・・・
2007/10/31

65点な毎日を過ごしている今日この頃(ぉお仕事だけが増えて、さっぱり時間が取れません・・・ウチの叔父さんは鬼なのです。私の体調とか関係ないのです。風邪の症状はでているのですが、平熱が36.6℃から、ここ1ヶ月ぐらい35.5℃まで下がったままですorz調べてみましたら35.5℃前後の体温は低体温で、その生命状態は・・・自律神経失調症で排泄機能低下や、アレルギー体質など新陳代謝が不活発。遺伝子の誤作動が多くガン体質といえる。ガンは35度を好む。が~~~ん・・・癌癌々((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル頑張って私のサプリメント達!!このままじゃ屍族になっちゃうYO(*゜∀゜*)丿求)『魂の水晶球』&『生命の杖』、出)ハーゲンダッツ5個(*。◇。)ハッ!・・・ひとつの扉がない!?
2007/10/29

おやつネタだけで毎日日記が書ける事に気づいた今日この頃まぁ、書きませんけど(笑HuisTenBoschの『Gâteau au fromage(プレーンチーズケーキ)』と昨日、お土産にと買った某クッキー屋さんの『マーブルリング』が今日のおやつです。紅茶は近頃お気に入りの、FAUCHONの『BONHEUR DE PARIS』にしてみました。とっても普通で美味なチーズケーキでした。案の定、食べきる事は不可能だった為、リアルケーキトレードを実行(ぉおやつを食べてマッタリと紅茶を嗜む時が一番幸せですヽ(*⌒∇⌒*)ノ
2007/10/26
起床したら、ゴミ箱に十三夜のススキが捨てられていてすっかり興醒めした今日この頃『片月見』などの縁起に拘るのなら、古来から伝わる祭事や行事の空間造りに最期まで徹して頂きたいです。勝手な思惑で、そこに存在定義を定めておいて、それがそぐわなくなれば、あっさりと切り捨てる辺りは真に人間らしいですけど、出来うるなら見えないところに捨てて欲しいです(汗ただ、愛着や利潤が伴わない物我など、所詮そんなものなのでしょう。必要のなくなった(壊れた)玩具で遊ぶには、それなりの理由が必要です。人間も、壊れてしまったら周囲に呪いでもかけない限り、『はないちもんめ』で間引かれるのがオチです。とりあえず、暗い話は、\(-_\)(/_-)/ コッチニオイトイテ...お供えの兎形のお餅が思いのほか美味しかったです。私はどちらかと言うと、純和風の空間が好きなのでやっぱり日本の伝統を紡ぐ祭事の方が良いです(*゜∀゜*)丿日本の祭事は、まどろむ様な気配を伴う透明感があるから浸れますしね。せっかく日本人として生まれたのだから、一生に一度ぐらい呪い殺されてみたいものです・・・カンカンカンッ・・・ ¶ゞ(; ̄д ̄)ノ☆=♀ ワラ人形
2007/10/24
例年通り、家の中がかぼちゃ屋敷化している今日この頃古代ケルトでは1年の始まりと、終わりを分ける『サーウィン』の前夜祭。所謂、『ハロウィン』の原型ともなった火祭りが近づきつつあります。サーウィン【Samhain】は、2月1日の インボルク【Imbolc】、5月1日の ベルテイン【Beltane】、8月1日の ルーナサド【Lughnasad】、と並びケルト暦で4つの季節を区分する4大祭祀のひとつですね。このクロスクォータデイには、ミサの儀式を皮肉るように4大サバトも行なわれます。私的にはケルト神話も大好きなので、とても感慨深いのですが、ディズニー系の小物に、いろいろな意味で占領されそうですΣ(=д=ノ)ノ ただ、私は純粋にケルト神話に嵌ったタイプではなく、『グリモア』や『魔女狩り』などの書物を読み漁っていた時期に予備知識程度に知り得た、拙い認識や理解ではありますけどね・・・一部では高名なゲティングス氏のお陰で、コティングリーやコナン・ドイルにも多少の興味を持った事を考えれば『グリモア』の影響は大きいですね。今回の影の主人公でもあるグラトリエル(ラールウェア)様もレムリア死霊祭とは、とても縁深いですし、祭事には常に陰湿な裏と表があるから興味深いです。人間が物欲に支配されがちなのは、きっと神様を模して創られてしまったからでしょうね(笑
2007/10/23
新小説モドキの名前が仮決定致したのですがイマイチしっくりこない今日この頃・・・今回は少し踏み込んで内容も少々、主人公と主人公を人外に堕とした存在が利害の一致から共闘する完全復讐モノです。冥らいです。とてつもなく悪で黒で残虐です・・・人間を殺し捲くります(ぉでも、善人は殆ど死にません(笑因果応報で死屍累々で淫靡妖艶です。---人間側のメイン設定は---人は生まれながらにして聖位というものを与えられ、区別され、大部分の人間はマルクトと称され最下級に位置づけされている。それは魂の区分ともされ、多くの場合、身裡を流れる血脈に左右され絶対的ではないが、上位者の意思には暗示にも近い強制力が働く。主人公は何者にも影響されない無銘の『セフィラ』を所持した忌み子という所です。主人公が主観の時は戦闘シーンが中心で、ちょっぴりHです(笑●『†Curse of blood†』●との融合を目指そうと考えていますがかなりの部分を書き換えないと繋がりませんね(汗現在、そこを四苦八苦中です。プルミエール辺りが初っ端から超戦闘していますし、寸止め的にHな目にもあってますので、繋ぎが非常にムズイです・・・
2007/10/22

食欲の秋という事で、食べ物系で攻めてみた今日この頃噂の『白いヤツ』と『おトクな\1000パック』を食してみましたお土産に買ったチキンポットパイ&チーズグラタンは既に拉致されていますorz(注:美味しそうにみせようとする気は更々ありません=『レタス現実系』)袋を開けた段階で食欲がなくなる事ってありますよね…レタスとか…[電柱]д ̄) して、『香り揚げチキンサンド』の感想は・・・美味しいです、美味しいのですが、チキンの周りに塗してある黒い物体から漂う仄かな磯の香り…Σ(=д=ノ)ノ私、海草系がダメなんですよねorz保険で買ったフィレサンドが大活躍でした(*゜∀゜*)丿
2007/10/19

『ピザーラ』のシチリアオレンジが大好きな今日この頃(*゜∀゜*)丿粒々系のイチゴやキウイではフレッシュできません(ぇ-----------------------------------------------この頃は、著しく体調が優れないのですが(汗●『†Curse of blood†』●をベースとした、新小説の方をいろいろと練りこみながら書き綴っています。その内、此方にも載せるので、その時は宜しくお願いします自分で書いていてなんですが…新しい設定は世界観がかなりコアでマニアックになっていますね。妖獣妖魔が跳梁跋扈する大陸になってしまってます。人間と吸血鬼『屍族』との関係も最悪というか、殺し合い的な展開です。主人公は最初から、ラグナ(仮)一本で絞って書いてます。ここのTOP絵みたいな展開にさっそくなっていたり(ぉまぁ、なんというか…妖艶な方が多くなってきました…大丈夫なのかな…(汗どちらにしても、少し忙しすぎますorz
2007/10/17

必須サプリメントに新たなるお仲間『ブルーベリーエキス』が加わって早2ヶ月・・・『アルナミンEX PLUS』とは決別を致しましたイママデアリガトーεミヾ(;´д`)o尸~~サヨーナラー「眼が痛くなるようなら常用したほうがいいよ」と勧められて半信半疑で飲み続けていましたが、コレは本当にスゴかった(遅どんなに目を酷使しても、眼球が痛くなりません。小林製薬とDHCの両方を飲み比べていますが、今の所どちらもGOODです(*゜∀゜*)丿
2007/10/14

体調を著しく崩しているにも関わらず、体重だけが『1.5kg』ほど増えた今日この頃自分でもなぜなのか皆目見当がつきません(´・ω・`)ゞポリポリσ(´~`*)ムシャムシャ(*´▽`)◇ゞゴクゴク(*´▽`*)=3ハアーデリシャス♪・・・・ε= o(´~`;)o ふぅ~・・・・・・きっと、おやつを無限供給するお方が悪いのです…それにしても、先日はまた、変てこな日記を書いたものです。 少し気を抜くと、鬱系の内容に近づいていきます。その手の文章を書き綴る方が、私自身には向いてはいるのでしょうけどね(笑一番、向き合いたくない自分と対峙しそうですけど。ただ、達観したり客観することだけに長けてしまうと、心を忘れがちになります。心の機微は、その人自身の人生、抱いてきた感情の深さなんでしょうから。話は変わって、小説モドキですが、大体の方針は決定致しました。自らに制限を設けて書くことは辞めに致します。●『†Curse of blood†』●は名前が変わってしまうかも知れませんが、出来るだけここに載せていこうと考えています。纏めてUPするつもりなので、ある程度纏まったなら、小説専用ブログも開設予定です。全く、望みばかりが果てしなくですね(ぇ
2007/10/12
私は、ある時、ある事象から、御座なりですが、人間が好きではありません。でも、全てがそうなのではありません。巧くは言えないのですが・・・『そんな誰かが好きであったり、・・・そんな自分が好きである事も多かったりします』前にも数度、書きましたが、自分が間違った判断をした時に、怒ってくれたり、注意してくれる人は大事ですね。傷付く事を恐れずに行動できる人は、共感したり、都合よく他人に合わせて生きているだけでは触れることが出来ないものを、より多く感じることができるのでしょう。でも、言葉にするかしないかの違いだけで社会とは様々な『振り』をする事で成り立っているのだと思います。それなりの見返りがなければ、何事にも我慢などしないでしょう?私も、「仲良くなった振り」だけは誰よりも得意です(笑答えが欲しいものに限って、なかなか定義付けが出来ませんね。
2007/10/10
暫く、ここでの小説モドキの更新をお休み致します。一回り大きくなって帰ってくる予定なので、どうぞご容赦をどこで書くかはまだ決めていませんが、省略した描写+新しい設定で練り直します。【心の描写】【残酷な展開】【Hな展開】【鬱な展開】を大幅UPの予定です。ではではεミヾ(;´д`)o尸~~ここで載せられそうなら、ここで書きますけど…
2007/10/07

個人的に創った年齢区分マークです。 とりあえず、近頃感じていた疑問を少々。それは、対象年齢区分に関してです。家庭用ゲーム機でいえば、CEROの区分も曖昧ですよね…これってちょっと深めの恋愛系の小説を書いている人にも、それなりに突き当たる問題だと思います。私の場合、基本的にお子様が読んでも平気なように、残虐な描写や、ちょっぴりHな描写は、書いてもUPする段階で削っています。しかし、普通のファンタジー小説にも許される範囲のものまで省いているので・・・(汗何処までが許されて何処からが駄目なのか?その範囲がさっぱり判りませんorz駄目っぽい例な気もしますが・・・例えば菊地秀行先生や、夢枕獏先生辺りが用いる描写は自分的にはアウトの気もしますが、年齢制限はされていませんよね?浅井ラボ様辺りの描写ならOKなの?いやあれもだめでしょう・・・(汗でも、吸血鬼というテーマを扱っている限り、決して避けられない道がこれから先に待っているのです。それを模索する為に敢えてラグナ篇が一番最後になってもいるのですが…実際、既に削ったところが多すぎて、ちょっと辟易としているのです。私的な見解だと、例え少しぐらい危ない描写があったとしてもそれがメインでなく、物語の演出上、不可欠なフラグなら残虐でも、ちょっぴりHでもOKというのが、世情や世論の意見のような気もします・・・よね?明確な線が引かれていればそれに従うのですが、残念ながら、一部の線は一昨年辺りから後退しているので(ぇそれとも純文学や芸術と評価されないと駄目とか・・・他のブログで書いてみて反応見てみましょうか・・・スルーならOKなのでしょう(笑旧家の方で書けば問題ないのですけどね…あそこは文章系なら何処までもOKと規約にありますし?(o¬ω¬o)?
2007/10/03
『ひぐらしのなく頃に解』世情を否定するのは嫌いなのですが、陰惨な事件が起こるたびに一部のアニメの放送停止などの処置をとるのは明らかに、お門違いだと感じます。様々なものに影響されるのも人間の性ではあるのでしょう。ですが、どう影響されるかは本人次第です。そして、影響された心を、どのようなカタチに演繹しても、それは個人の問題です。歪曲した報道や、事実を深く調べもせずにこじつける人間の愚かしさに、正直、呆れています。その程度の屁理屈でいいのなら、誰にでも、この世界の全てを否定できます。報道関係だってモノを創る立場の人間でしょうに・・・なぜ、それが判らないのかが不思議でなりません。本気で哀しいです。いや、むしろ虚しいです。もし、放送停止を良しとするのならば現実で起こった犯罪に関する報道自体も自粛すべきでしょうね。同様にソレに関する裁判などの情報も表に出すべきではないでしょう。真似する人がでると困りますからね(怒警鐘を鳴らす為には必要ですか?でも、それも視聴者がどう受け取るかに関わってくるので同じでしょう?事実でも創作物でも、正常な判断が出来る人は、最初から犯罪など致しません。子供にだってそうです。綺麗なものだけを見て生きていく事は出来ません。そこから何を学ぶかは本人次第です。出来うるなら『見る』だけでなく『視て』欲しいです。悪意だけを込めて創った作品なんて、世の中には殆ど存在しませんよ。それに、端から問題は、物事の善悪さえ子供に教えることが出来ない、今の親御さんにあると私は感じます。どれだけ、たくさんの情報が溢れていようと、人の理として、教えるべきことは昔から何も変わってはいないはずです。それこそ、どんだけ~です。棚の上からだと、真実も見えづらいでしょうし、降りてきて欲しいですね。それでも、理解できない方は、大切なお子様共々、理想郷なり純正培養に適した無菌室で、幸せな人生をお送りください。しかし、そんな親が身近にいると、子供に悪影響でしょうからこれからの未来を担うお子様には近づかないでください(笑・・・久しぶりに怒り心頭です。極端な意見に思えるでしょう?その言葉、そっくりそのままお返し致しますし、真を持ってその通りです。これは、とても一方的で愚かしい文章です。でも、それが判るのなら、何事にも壁を作らず同じように演繹してください。自らの衷心をこれだけ抑えて文章にしたのは初めてです。本当にこれだけ無益な文章も珍しいでしょう。書いていて馬鹿らしいです(涙最期になりましたが、『ひぐらし』が休止になること自体は、個人的にはどうでもいいのです(マテ-----------------------------------------------以下、消去した『心のフィルター』よりそれこそ良いものなど数多にありますから、良かれ悪しかれ多くの人の興味を惹いている作品レベルなら楽しもうとする側の資質(感性)も問われると考えています。以前も書きましたが、他と比べれるべくもなく、純粋に楽しめる心は大事だなと思います。作品との間に最初から壁や距離を作っていては、本来なら楽しめるものも楽しめません。『子供が見るもの』『その手のジャンルは…』などと最初から決め付けていては人生、かなり損をすると思います。心のフィルターが純粋な人ほど良き出会いは多いのですよ。・・・最終的に何が言いたかったのかと云うと近頃、欲求不満です(ぇだって、朝まで祝杯につき合わされていたから、寝ないで仕事なんですよorzどうせ睡眠時間ゼロならMMOで…(ry
2007/10/03

『†Curse of blood†』 月ノ章 1-08【兎姫】下 月ノ章 1-08【兎姫】―ミュークSIDE― 「いきなりナニをするのですかぁぁ~っ!!」 そっくりそのまま返してやりたい台詞を発しながら、腕をブンブンと風車のように振りまわす。 そのまま間髪おかず、コチラに詰め寄ってくる。 「おっ 落ち着いてください」 慌ててレムが間に入り、なんとか押しとどめているが、ポカポカと頭を何度も殴られている。 まるで聞く耳を持たない少女に困り果てている様子だ。 (少し、可哀そうじゃが、先程の罰じゃ・・・) 更に回転数を上げる少女の細腕を眺めながら、あんな分厚い本で叩かれるのは正直、勘弁して欲しいなどと、仕様も無い感慨を抱いていた。 (・・・・・・・・・・・・本?) 「だぁぁぁ~~~・・・まてっ! 待つのじゃっ!!」 振り回される古代の秘匿本を目の当たりにし、流石に声が裏返る。 我のこれほどまでに狼狽しきった顔は、滅多にお目にかかれまい。 冷静になれば、聖伝承ほどの書物となれば、一通りの恒久処理は施されてはおるのだろうが、万が一の事があっては困る。レムの事はこの際、捨て置く。 「こじんいわく、『とりあえず、てきにちがいない』ですぅ」 「何処をどうしたら、そのような無茶苦茶な理屈に・・・」 少女のあまりに呆れた物言いに、あっさりと気勢を殺がれてしまった。 本当なら困った古人だが、なんとなくあっている気もするところが口惜しい気がする。 レムの方とはいえば、なんとか話を聞いてもらおうと必死な様子だが…話が通じていない。 そもそも少女の方に全く聞く気が無い様子なので身も蓋も無い。 ちらりと傍らに控えるルムに視線を落とす。 妹は双子の兄が人間業とは思えないスピードでまわる細腕に、ポカポカと殴られるのを、対岸の火事のごとく落ち着きはらって観察していた。 その瞳にいたずらっぽい色が宿っているのを見つけ少し驚いた。 (・・・あまり他人に興味を示す少女ではないのだが珍しいの) 「みっ見ていないで助けてくださいぃ~。ミューク様~先ほどの事は謝りますから~」 レムが恨みがましく泣き言を言ってくる。 出来れば他人事のままで済ませたくはあったが…仕方ないのでルムに目配せをする。 流れるような白銀の髪を小さく揺らし頷くと。愛らしい小さな唇が開く。 「プルミエール様、私達はシャルロット姫とお友達」 ルムが馬鹿にもわかりやすく一言。 もちろん友達ではないが、嘘も方便。ソレを否定できる人間もここにはいない。 「シャル姉様ぁ?」 怪訝さを多少含むが、流石に聞きとどめたのか、ピタリと動きを止めると、我とルムの顔をキョロキョロと驚くように見比べている。 「むむぅ~・・・それじゃ、ほうむりさるわけにはいきませんですねぇ?・・・でも、じゃあ、じゃあ、このままじゃ・・・プルは『おしおき』いき・・・」 そのままごにょごにょと口篭ってしまった。 『やっぱり亡き者に・・・』『目撃者は殺せ』など不穏な単語を端々で発しながら、その場で後ろを向くと、頭を抱え、その短躯を縮めるようにイヤイヤと首をふったりしていたが、突然、此方を向き直ると、ぱっと表情を明るくした。 どうやら自己解決したようで、悪びれる風もなく、笑顔で微笑んでいた。 「ツミをにくんでヒトをにくまずですぅ♪」 いろいろと引っ掛かる部分は多いが、ムキになったり、深く考えるとなんとなくこちらが損をする事に気づいたので会話を試みる事にした。 「まっ、まずは自己紹介じゃな。 我はミューク・ウィズイッドという者じゃ。そこの2人はレムとルム。我の従者だと思ってくれればいい」 「あだますとる第2王女のプルミエールです。いごおみしりおきおー♪」 少女は瞳を閉じるとその場でクルリと一回点半、純白のドレスの裾がフワリと広がって宙を舞う。 そのまま、指先でちょこんとドレスの裾を持つと、左足をひき右足をやや曲げ、体を軽く落としながらにっこり会釈をする。 同性の我でも思わず見惚れるほどの一遍の曇りもない笑顔だった。 ルムの美しさを月に例えるなら、この娘の持つものはまさしく太陽の輝きに思えた。 唯一つの難点を除けばじゃが… それなりの立居振舞ではあるのだが、半回転分多いのであさっての方向を向いておる… ゴホン・・・ 咳払いをひとついれるが、些細な事なので流す事にした。 「ふむ、ワレのことはミュークと呼んでくれて結構じ。 それでじゃが…」 「はっ!? いない!!!。 むぅ~あいさつちゅうにかくれるのはしつれいですよー」 睨むようにコチラに向き直ると腰に手を当て、大きく頬を膨らませている。 「それとっ!!プリンちゃんはプルのモノですからねっ!!」 我の腕の中で、辺りを窺うように耳を欹てているミュミュに指先を突きつけて、小さな口を尖らせるプルミエール。 ツッコミを入れて同類扱いされても困るので、プリンと呼ばれた白いミュミュを手渡そうとするが、どうやらプリン自身の意思と相違があったようだ。 プリンは我の胸元に前足の爪を立てて離れる事を拒んでいた。 ジト目で非難の視線を我に向けるプルミエール。 周囲に助けを求めるが、慌てて視線を明後日の方向に逸らす双子。 そこには主従関係であっても越えられない無体な不文律が生じていた。 「・・・・・・・」 厭な沈黙に耐え切れずに、無理矢理それを引き剥がそうと腕に力を込めた時、聖堂内が漸く取り戻した森閑とした空気を、切り裂くような喚声が聞こえてくる。 頭を抱えたくなる展開に追い討ちをかけてきたのは、衛兵であろうか? これだけ騒げば当たり前ではあるのだが、聖堂の入口付近から響いてきた、靴音はただの悪夢だとしか思えなかった… 「ああっ、そうでしたっ! プルミエール様は、入口の衛兵と一悶着の末、聖堂内に入ってきたように窺えました」 「だいじょうぶですぅ~。やっつけたじゃまものは~、ちゃ~んとかくしておきましたぁ♪」 ワレの胸裡を少しはやい、木枯らしがふきぬけていた。-----------------------------------------------------※訂正・改訂はフリーページで致します。プルミエールが出てくると楽しい反面疲れます(汗
2007/10/01

『†Curse of blood†』 月ノ章 1-08【兎姫】上 月ノ章 1-08【兎姫】―ミュークSIDE― ――ズル・・・ズズゥ・・・・・・・ 朧気な意識に何かが引きずられるような音が響く。 脳裏で繰り返されるヴィルヘルムの言葉・・・ 「長老等が、不死の研究をおこなっておるのは間違いない。だが、彼等が手にしようとする『力』は死人蘇生に近いもの・・・」 「不死の研究は、本来の目的に措ける通過点、どうしても必要な因子のひとつなのじゃろうて・・・」 ―ガコン――グゴッ―・・・ ――ガキッ 「ハッ」 背中に感じる引き攣るような鈍痛に加え、不意に走った後頭部の激痛が意識を覚醒させる。 まぶたの裏に薄く滲む光。顔面をくすぐる、ふさふさとした羽毛のような感触。 「ふぅーやっとつきましたー♪あとはコレをカンオケにいれれば『カンゼンハンザイ』かんりょーです♪」 ――ズズゥ・・・ 何処か懐かしい、硬質な物体が擦れあう重い音。 それに導かれるように瞳を開ける・・・最初に視界に入ったのは白い世界。 それが何であるかを直ぐに思い至り、慌てて顔の上に鎮座するミュミュを両手で掴み上げる。 開けた視界の先には、我の両脚を小さな両肩に担ぎ上げ、ふたつに結われた黄金色の髪を揺らしつつ、能天気な声を響かせる少女。 「なにをしとるんじゃ~!!!」 ―どべしぃっ 間髪いれず、その後頭部をどつく。勿論、手加減抜きで。 「にゃがー」 尾っぽを踏まれた猫のような悲鳴と共に、不自然な姿勢で崩れ落ちる少女。 「・・・おっ お主っ、我を殺すきか~~!!」 (気を失った我を、ズタ袋のようにひきずり廻した挙句、棺桶に放り込もうとは…どうゆう神経をしとるんじゃ…いや、我が屍族だという点を考慮すれば強ち間違いとも・・・) だが、生きたまま土葬されるような、理不尽な運命に殉じるつもりは甚だなかった我は、一挙動で立ち上がろうと腕に力を込める。しかし、大きく身を乗り出した体勢のままで息を飲む。 目前の光景に暫し唖然とする。 台座の上、蓋をずらされた豪奢な棺。そこにのしかかる様にひっくり返る少女。 そして、少女が無造作に右手に持っているもの。 ――『聖伝承』 見間違えるはずがない。それは過去に幾度も目にし、手に入れようと画策したが、叶わなかった書物。 その時になって、初めてここが何処なのか脳内で理解する。 (・・・状況確認を最初に怠るとは不覚じゃ・・・) 我は意識を喪失している間に、都合よくも目的地にまで運ばれてきていたらしい。 神殿都都セラディム、このレムギザロス大聖堂の名物ともされる豪奢なステンドグラスから差し込む月光が、少女の掌中にある黒い秘匿本を妖しく照らし出していた。 (それにしても、なんの目的で我をここに?) 死者が眠るべき聖棺に、もたれかかる様に目を回している少女に疑問を抱く。 完全犯罪どころか、空中庭園から市街地にあるこのレムギザロスまで、どれだけの目撃者がいることか… 蜂の巣並みに穴だらけの完全犯罪に失敗した少女は、うつ伏せの状態でピクピクと痙攣している。 ・ ・ ・ 痙攣がとまりピクリともしなくなったその様子に、多少の不安を覚え、覗きこもうとした瞬間― 前動作とか前触れとか前置きとかそんな言葉をまったく無視した動きで、ソレは唐突に頭を背後に振り上げるようにして、身体のバネだけで起きあがっ… ―ゴチッ 「んがっ」 「みぎゃ」 そのまま勢いを落とさず我の額に渾身の頭突きを見舞ってきた。 不意打ちに近い衝撃に額を押さえながら蹲る。 「ミューク様!!大丈夫ですか!?」 混じりあった闇から溶け出るように我を心配する声。夜が背後に集い、2つの気配が実体化する。 澄んだその声の持ち主は、よろめく我の身体を後ろから支える。 「いちおーそちらの方も」 続けて言う。 足元で再び伸びている少女はとりあえず無視し、 「レム、ルム お主たちいつから見ていたのじゃ…?」 倦怠期の夫婦のような視線で、我の事を心配げに見つめる二つの影を非難する。 影の一方。レムが大げさに身を引きながら、此方に向けた両手の掌を狼狽したように振る。 「いっいえ、ルムが『銀の魔法書』を用い結界の解除に成功したまでは良かったのですが、直ぐに聖堂の入口付近で人の争う声が聞こえたので、身を隠していたのです・・・」 我の顔色を窺う捨て猫のようなその表情に、多少の悪戯心が湧き、あえて無言を貫いていた。 「そっ・・・そうしたら、そちらの方がミューク様をひきずってこられて…ああ~怒らないでください。僕はスグにお助けしようとしたのですが、ルムがもう少し様子を見てみようと…決して面白そうだったからとか、そういう気持ちは微塵もありませんでした」 こちらが口を挟む間もないほどまくしたてるレム。 顔中にダラダラと汗の粒が浮いている。 「ふぅ・・・まあ良い。そちらの首尾の方はどうじゃった?」 ひとつ咳払いし、衣服についた誇りをパタパタと手で払いながら傍ら控える双子の『屍血姫』に尋ねる。 「いや、聞くまでもないかの、どうやら結界は既に取り払われているようじゃしな」 再び、聖棺にもたれ掛っている少女を眺め、その時になって漸く彼女が何者であるかに思いを馳せる。 「それにしても、この娘何処かで・・・」 「ああっ、きっと木箱の方ですよ。ミューク様」 我の呟きに、レムが恐らく真実であるのだろうが、聞きたくなかった方の答えを得意気にだす。 「いや、それもあるが、そうではない。・・・そうか葬儀ミサの際、シャルロット姫に纏わりつくように懐いていた少女・・・」 「アダマストル第二王位継承者プルミエール=リュズレイ」 ルムが感情の欠如した声で、記憶の糸の縫合を果たす答えを無感動にだす。 「うに」 ―ブン ルムの声に反応するように身を起こすプルミエール。 再び目前にせまる後頭部・・・、今度は流石に身をかわす。 こめかみを嫌な汗が伝う…この娘、学習能力がないのかの?-----------------------------------------------------※訂正・改訂はフリーページで致します。少し長くなってしまったので月ノ章1-08【兎姫】は上/下に分けさせて頂きましたので悪しからず改訂前の文章が大半なのでこの場面は楽です(笑下の方は夜or深夜頃にUPします。
2007/10/01
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