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★☆ Wohlan, die Zeit ist gekommen 『 さあ、時はきた 』 ★☆ ~ 第2次世界大戦中のドイツ軍・軍歌/行進曲シリーズ ~ 前回に引き続き、今から60数年前のドイツ軍やドイツ国内の世相を知る上での歴史考証の事実を考察するため、当時のドイツ軍兵士たちの間で唄われた軍歌に焦点を当ててみました。今回ご紹介するのは、有名な『Wohlan, die Zeit ist gekommen(さあ、時はきた)』という曲名のあるドイツ軍歌です。『 さあ、時はきた(Wohlan, die Zeit ist gekommen) 』この軍歌は、戦闘的な歌詞は一切なく、恋人を思う詩から構成されたものです。 ★☆ 貴重なドイツ軍のフルカラー動画に見る東部戦線 ★☆ここをクリック、60数年前の世界へ旅立ち!!『さあ、時はきた』の歌の旋律と ↓ ↓ ↓ 当時を知る歴史的画像 ★☆ 『 WW2 Deutsche Wehrmacht (Full color film) - ? Wohlan, die Zeit ist gekommen ?』 ★☆ 戦闘に備えた4号戦車に75ミリ砲弾を補給中の整備兵たちとそれを指揮する補給将校、それを見守る戦車将校や戦車兵の様子をイメージしてみました。 この軍歌『 さあ、時はきた(Wohlan, die Zeit ist gekommen) 』は、ドイツ軍の他の軍歌同様に古い民謡にその原典があります。しかも、現代でも軍隊ばかりか青年や学生たちにも親しまれて唄われているそうです。その曲調は、終始極めて元気よく明るい旋律に溢(あふ)れていて、そのイメージは、快活なドイツ青年たちそのもののようです。この軍歌の歌詞の主旨というのは、・・・『お互いに結ばれるのを待った恋人のことを庭の美しい花にたとえて歌われている』・・・そうです。 戦闘以外に戦場でよく見かれられた風景は、こんな砲弾補給のための搭載風景だと思うのですが、ここにあるタミヤの35/1「ドイツ軍砲弾搭載セット」は、かなりよくできたフィギュアのプラモデルであり、重そうな砲弾を抱える兵士の動作や動きの様子、表情や砲弾運搬用の木箱までがリアルに再現されています。これがあると、色々なドイツ戦車に応用できるので、楽しめるバリエーションがずっとひろがります。 歌詞の中に『馬』が登場します。この言葉からは、生活の中で馬をポピュラーに使う時代が想像されますが、こんなことからもこの歌が、18世紀、19世紀のドイツの古いプロイセン帝国時代から歌い継がれてきたであろうドイツ民謡であることがよくわかります。 このジオラマシーンでは、戦車補給基地での砲弾補給中に手前左の双眼鏡を首から提げた補給将校が司令部からシュビムワーゲンで駆けつけて来て、現場での指示や補給状況を視察しているところです。また、戦車の上に立つ左胸に一級鉄十字章があり、手袋を着装した戦車将校や砲塔の上にたたずむ戦車長、戦車付近に駐車中のシュビムワーゲンの運転手もその様子を見守っているというイメージを想定しました。 ★☆『 さあ、時はきた(Wohlan, die Zeit ist gekommen) 』 の歌詞★☆ ※今回は、ドイツ語歌詞の完全和訳が見当たらず、1番、2番の前半の和訳のみで、 3番、4番はドイツ語歌詞のみになります。 歌を聴きながらドイツ語歌詞を目で追えば、単語の発音がよくわかります。1. Wohlan, die Zeit ist gekommen, mein Pferd, das muß gesattelt sein. さあ、時はきた!わが馬よ、鞍(くら)をつけねばならぬ! Ich hab mir's vorgenommen: geritten muß es sein. 私は決心し、馬を駆らねばならぬ。 Fi-di rul-la rul-la rul-la-la, fi-di rul-la rul-la rul-la-la. フィディ・ルラ・ルラ・・・・・・・・ Ich hab mir's vorgenommen: geritten muß es sein. 2. In meines Vaters Garten, da stehn viel schöne Blum', ja Blum'. 私の父の庭で美しい花が育った。そうだ、花が。 Drei Jahr muß ich noch warten, drei Jahr sind bald herum. 3年間なお私は待つべきだ。3年は間もなく過ぎようとしている。 Fi-di rul-la rul-la rul-la-la, fi-di rul-la rul-la rul-la-la. フィディ・ルラ・ルラ・・・・・・・・ Ich hab mir's vorgenommen: drei Jahr sind bald herum. 3. Du glaubst, du wärst die Schönste wohl auf der ganzen Welt, ja Welt, Und auch die Angenehmste - ist aber weit gefehlt! Fi-di rul-la rul-la rul-la-la, fi-di rul-la rul-la rul-la-la. Ich hab mir's vorgenommen: ist aber weit gefehlt! 4. Solang ich leb' auf Erden, sollst du mein Trimpele-Trampele sein, und wenn ich einst gestorben bin, so trampelst hinterdrein. Fi-di rul-la rul-la rul-la-la, fi-di rul-la rul-la rul-la-la. Ich hab mir's vorgenommen: so trampelst hinterdrein. 写真右の水陸両用車シュビムワーゲンは、高機能車両であり、戦闘時ばかりか偵察用務や連絡用車両として幅広く利用されました。このジオラマシーンの様な状況写真は、実際の当時の記録写真にも数多く見られます。(Thanks) !! ↓(ありがとう)^^)/~~ ♪どのページへのリンクもご自由にどうぞ。♪
2010/01/24
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★☆ 戦争準備?攻撃型空母2艦隊建設構想!!★☆ ~ 他国に直接脅威をもたらす中国の目的は何か? ~ 今回の話題は、最近の気になる中国事情の第2弾です! 真偽のほどはわかりませんが、報道によりますと、中国の空母建造計画について、人民解放軍の戴旭空軍大佐が、空母は、「大国として必要、中国人の夢だ」と強調したそうで、少なくとも4~6万トン級の攻撃型空母2隻からなる艦隊建設構想があることを表明したそうです。写真は、現在ロシア海軍が保有している唯一の航空母艦の「アドミラル・クズネツォフ」(最大排水量6万7000トン)で、アメリカを除く海軍では最大の航空母艦(艦載機最大60機搭載可)ですが、報道によれば、中国は、この艦と同型艦の「ワリヤーグ」をウクライナから購入、現在は大連港において練習航空母艦として大改修中だそうです。中国は、この他にも、オーストラリア、ロシアからも建造途中、中古の航空母艦2隻を購入済みだそうで、中国人民解放軍の攻撃型空母建造導入のための技術研究に着手しているものと考えられます。また、空母積載戦闘機要員のパイロット訓練も既に開始したということです。 『中国人民解放軍(The Chinese People's Liberation Army)』・・・これは、中華人民共和国の軍隊、または、この国を一党独裁する中国共産党の党軍のことです。兵員数は、陸海空軍合わせて約224万人、予備役が約50万人、武装警察部隊が約66万人、他に民兵も多数いるそうですが、詳細不明です。アメリカ国防総省公表資料「ミリタリーバランス2008」によると、陸軍だけでも63個師団160万人(日本の陸上自衛隊は、9個師団14万人弱)で世界一の兵員数があります。 左の中国の国旗は、「五星紅旗」と呼ばれ、紅は革命、大きな星は中国共産党、4つの小さな星は労働者・農民・知識階級・愛国的資本家を表すそうです。中国国旗の知識のないREALISTは、星の位置や大きさの違い、配置状況を初めて知りました。右写真兵士の制服は、中国人民解放軍の上から青の空軍、茶の陸軍、白の海軍の礼装です。 左は、中国人民解放軍空軍のロシア製「Su27(スホーイ27フランカー)」戦闘機を中国国内でライセンス生産した「殲撃11型 (J-11) 」の4機編隊です。アメリカ軍のF16よりも戦闘能力は高く、日本のF15Jと同等以上の戦闘能力があり、右は、イスラエルから技術導入、中国初の国産「J-10(殲撃10型)」戦闘機で、F16と同等の戦闘力があるそうです。 第2次世界大戦も終戦65年目を迎え、東西冷戦も終えたというのに、いまだに国民が民主主義を享受できない中華人民共和国を一党支配・独裁する中国共産党は、まるで戦争準備するかのように軍備拡大に熱中しています。18世紀、19世紀の清時代の弱い中国と違い、原爆や水爆、戦術核大陸間弾道弾を保有するこの国に、どこの国が19世紀的発想で無謀な危険を侵してまで侵略的戦いを挑むというのでしょうか?アメリカの様な世界の警察官にはとてもなれないこの国が、何のために軍備拡大するのでしょうか?自衛のためだけなのでしょうか?左は、国産「広州級ミサイル駆逐艦」で、その形状や設備、武装は、旧ソ連の強い影響があります。右は、やはり国産「攻撃型漢級原子力潜水艦」で、同型艦は、2004年11月、アメリカ海軍のロサンゼルス級原子力潜水艦に追跡されグアム島近海まで航行した後、石垣島付近で日本領海侵犯事件を起し、その際、日本政府により直ちに海上警備行動が発令され、海上自衛隊に探知・追跡されました。REALISTが推理するに・・・おそらく隣接する国境紛争諸国との外交を強大な武力を背景にして周辺国を強引に抑え込みながら自国に有利に展開しようとするしたたかな中国共産党中枢部の国家戦略があるのだ思います。中国が1995年開発した国産の中国軍制式95式アサルト・ライフル(Chinese QBZ-95)(口径5.8mmX42,全長746mm,銃身長495mm,重量3250g,装填数30発,ライフリング6条/右回り) 沖縄の米軍基地の移設問題が注目されていますが・・・これは、REALISTの勝手な分析ですが、1991年のフィリッピンからスピック海軍基地、クラーク空軍基地を最後に米軍の撤退後からは、南シナ海にある「南沙諸島」の領有をめぐり、ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、中華民国(台湾)、中華人民共和国の間で緊張感が高まっています。仮に沖縄から米軍が移転すれば、東シナ海や東アジア全体の軍事バランスが崩れ、圧倒的な中国人民解放軍の軍事プレゼンスが強大となり、力づくで文句を言わさぬ領海・国境侵犯が増え、周辺諸国に緊張感や軍事衝突の危険が増大するでしょう。左は、訓練中の人民解放軍陸軍、右はレーダー管制式対空戦車(Chinese Anti-Aircraft Tank) ★☆ 映像で見る『 中国人民解放軍の近代化 』 ★☆ 中華人民共和国の国営テレビ局『中国中央電視台(英語名は「CCTV(China Central Television)」』は、中国共産党から指示を受け報道していますが、国民向けの宣伝で放送した「中国人民解放軍近代化事情の特集3部」の関連動画をYOUTUBEで発見しました。中国語の説明は理解できまませんが、動画では、近代化を急ぐ人民解放軍の実態を国民に誇らしげに説明しているようです。他にも空軍関係の主力戦闘機「J-11]、初の国産「J-10」の訓練模様の動画もピックアップ!中国の軍事近代化を誇示! ↓ ↓ ↓ クリップ動画から 人民解放軍の進化過程、中国最新兵器等使用の訓練風景等多数 !★☆『 中国の軍隊が海と山で軍事演習現場=釣魚島尖閣諸島を奪うため 』★☆★☆『 人民解放軍の訓練風景 』★☆★☆『 中国人民解放軍PR動画 』★☆中国が世界に誇る!中国人民解放軍空軍!★☆『 中国主力戦闘機「殲撃11型 (J-11) 」訓練風景など 』★☆★☆『 初の国産主力戦闘機「J-10(殲撃10型)」訓練風景 』★☆★☆ 日本を超えた『本格的リニアモーターカー実用化』 ★☆ 中国では、軍事部門の急速な近代化ばかりか、あらゆる民生部門で近代化を進めています。最近の注目すべき電気自動車部門についても、既にその開発を急ぐ企業が中国国内には50社も出現しているそうです。また、公共交通機関部門でも、開発研究の着手は世界的に早かったものの、数十年間を試験運転に費やすのみで本格的実用化が果たせなかった日本とは対照的に、中国では、もう既に本格的な実用化を済ませ運用中の「リニアモーターカー」があります。上海市を基点とする「上海トランスラピッド」では、世界最高速の430km/hで営業運転を行っています。これも、乗車風景の動画で、乗車体感ができると思います。中国「上海トランスラッピド」のリニアモーターカー「中国で運用中の ↓ ↓ ↓ リニアモーターカー」から 中国の超近代化を知るべし!!★☆『 「上海トランスラピッドのリニアモターカー」時速430kmを体感! 』★☆ (Thanks) !!↓(ありがとう)^^)/~~ ♪どのページへのリンクもご自由にどうぞ。♪
2010/01/14
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★☆ 2010年!新しい年が始まりました! ★☆ Viel Glück fürs neue Jahr ! (フィール グリュック フェアス ノイエ ヤー !)(ドイツ語で『あけましておめでとう!』)~ 歴史的教訓に学ぶ世界平和の道を! ~ 過去の紛争や戦争の要因は、すべて国家間の不安定要因から生じているようです。 現在の国際的な不安定要因を列挙すると・・・中国経済の独(ひとり)り勝ちの偏重経済システムと日本を含む世界の大半の諸国の経済不況の問題、地球温暖化の危機的環境問題、世界的な食糧難が将来予想される問題、中国の戦争準備とも思えるほどの時代錯誤的軍備膨張とイラン・北朝鮮の核戦力開発の問題、アルカイダを含む危険な国際テロリストの問題、中国・北朝鮮・キューバの独裁国家体制の問題などがあります。写真は、第2次世界大戦中にドイツ軍があらゆる戦場で使用した『 Zündapp(ツエンダップ)KS750 サイドカー(10/1scale)TAMIYA 』の完成品です。 日本国内に目を向ければ・・・世界一急速に進む少子高齢化の問題、借金頼みで破綻目前の赤字国家財政と国・地方が国債・地方債を野放図に乱発累積した1000兆円間近の国家的借金問題、中国・韓国・シンガポールに比べてもレベルダウンの状況下にある子供の教育水準の問題、産業の国際競争力低下と失業率上昇の問題、沖縄の米軍戦力の移転とそれがもたらす国境(領海・領空)侵犯や周辺の軍事的不安定の問題等々があります。KS750は、750cc水平対向2気筒、シャフトドライブ駆動方式の高性能でタフなオートバイで、主に偵察部隊に使用されました。 私たちは、特に歴史的資料や記録の新しい明治以降の近代史を再考し、日本が急速な近代化の過程において、戦争をすることになった要因や当時の国際状況を良く知る必要があると思います。肝心なのは、その分析において、特に第二次世界大戦の戦勝国側に有利で偏った解釈でなく、歴史的考証資料や記録に基づいた真に学問的に正確な解釈をする必要があると思います。・・・そうすることで、「真に歴史に学ぶ世界平和の道というものが解明される」と信じています。その斬新的なフォルムは、力強く未来的なデザインであり、このスタイルは、戦後ソビエト軍のサイドカーにも強い影響を与えました。 ★☆ 正しい歴史認識やメディアの見方はいかにあるべきか? ★☆ 歴史は、恣意的で根拠のないものであってはならないし、一方の国に政治的に有利な解釈や独裁者に有利なものであってはいけません。とかく戦争があれば必ず勝者と敗者が生じるわけですが、それによって『勝てば官軍』式の勝者の論理が正しいとは言えないのであって、どの国であっても政治的に意図した勝者に有利な歴史認識を強制し続けることは誤りだと思います。 要は、正しい歴史認識を構築するためには、勝者・敗者の立場にとらわれず、思想的な背景を排除して残された記録や資料に基づいた真に学問的で政治的に中立的な歴史考証による分析と解釈による方法が絶対に必要でしょう。真の歴史的教訓を学ぶためには、押しつけられた歴史や作られた歴史に疑問を感じ、自己流で学ぶ必要がある時代かもしれません。その方法は簡単で、インターネットの時代では、世界中のあらゆるニュースソースや出典資料などを比較対照する手法でも粗方(あらかた)分析できるのではないかと思います。しかし、この過程においても、偽物のニュースソースや出典、資料などを見破る眼力・分析力を高める努力をする必要があります。これにハマルと、まるでRPGのドラクエゲームにも似た罠(ワナ)や偽物(にせもの)、落とし穴の発見にも似たスリルの境地に達するでしょう。 このサイドカーをながめていると・・・実際に運転したり、サイドカーの座席にも乗ってみたくなります。 新聞やTVのメディアでもそうですが、新聞の朝日やサンケイ1紙だけの社説を読んでそれをそのまま信じるのは極めて危険であり、これをうかつに信用すると・・・知らず知らずのうちに、その編集者の信奉する思想信条や固定概念にどっぷり染まってしまいます。わたしたちは、いつでも自由な発想で疑ってかかり、「真実は何か?」と自ら考え、「この主張はおかしいのでは?」と疑問を感じたら、他紙の主張を読んで比較検証したり、インターネットや図書館で検索・調査・分析することが必要だと思います。特に図書館の新聞閲覧コーナーでは数種類の新聞が備え付けてあるので、同一問題に関する各紙の社説を比較すればその違いや思想的背景が容易にわかり、さらには、その嘘と真実も次第に明確になっていくはずです。 そうすることで、「その嘘の主張を何故する必要があるのか?」・・・という疑問にまで到達して、深みにはまればその謎解きの推理をするかもしれません。しかし、そうすることで、逆にそのメディアに隠された裏の意図を容易に理解できるばかりか、そうして訓練することでメディアを見る目が養われてくるのは間違いありません。 (Thanks) !!↓(ありがとう)^^)/~~♪どのページへのリンクもご自由にどうぞ。♪
2010/01/01
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