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今日は大晦日(日本はもう明けていますね)さきほど、今年最後のキネシオロジーのセッションが終了しました。これから夕食に出かけるまで、1時間ほど時間ができたのでセドナ日記、書けるだけ書いてみます〜(「2012年セドナの旅」なので、今年中に書いてしまいたいの)12月23日この日は、ホピでセレモニーを行うことになりました。参加者は20数名。朝アイルさんの家に集合して、6台の車に分かれて乗りセドナから約2時間30分のドライブです。途中で、見失ってしまう車もなく、無事みんながホピの第3メサに到着。ロイ長老が住んでいたフォームの中に入ります。と、広い。。。どこからどこまでがファームなんだか。以前にも書いたように、ホピの土地では写真撮影は一切禁止なのですが今回、ロイ長老はファームやセレモニーの様子を写真に撮ってよいという許可をしてくれたので、写真を撮ることができました。少し丘を登って、泥の道を歩きます。しばらく歩いて、ホピのお父さんであるタイタスのお墓に到着。ここでセレモニーを行いました。かみんちゅの和美さんが、タイタスのエネルギーを降ろしてゆきます。ここは、数年前にホピの予言という映画を作った宮田さんが東と西のエネルギーをつなげるために旗を立てたところ。宮田さんは、その後、脳梗塞で倒れられてそのまま病に伏して亡くなられたそうで、このセレモニーは宮田さんの想いを成就させ、タイタスとロイを結ぶという意味があるとのこと。タイタスの想いを伝え、大変なお役目を果たされた和美さん。そして、またアイルさんも、東と西のエネルギーがこの場でつながる映像が観えたのだそう。彼女もホピに関して、またリーに関して、これまで持っていた様々な思いをここで昇華することができた、そんなお話を聞きながら、また感動で涙。一人ずつ、ここで取れたクリスタルを頂きました。そして、すべての想いが入った例の壷をロイ長老から、黒川さんに手渡されます。彼女は、これからこれを日本に持って帰り各地で祈りのイベントを行い、つなげてゆくという大切なお役目を任された方。みんなで記念撮影(数名写っていませんが)それからロイの家で、遅いランチです。ロイがアイルさんの家で作って持ってきてくれたお弁当をみんなに配り、足りない分はすぐにそばを作ってくれて狭い家に20数名がひしめきあって座って、頂きました。電気も水道もないシンプルな家。ロイはここにタイタスと二人で自給自足でずっと暮らしてきたのだなあと。本当にただ人々が平和に暮らすことだけを祈って来られた方たちなのでしょうね。ロイのホピの友人からのお話、そしてロイからのお話。いろんな想いがそこにはありました。食べ終わる頃には、辺りはすっかり真っ暗になっていました。それからまた2時間半かけて、セドナに戻ります。この日はさすがにみんなロングドライブで疲れたこともあって次の日の午前中は、各自、ゆっくり自由行動で過ごすことにしました。そして、12月24日 クリスマスイブ(一気に書いちゃいます)朝から少し雨模様でしたがホテルから下に歩いて、川辺を散歩。夏はもっと気持ちいいだろうなあ。それから、アップタウンの店を見て回ってショッピング。私はセレナイトのランプを購入しました。けっこう大きくて、とても重かったので配達してもらって、先日家に着いたのですが、とてもきれいで気に入っています。そして、ワイルドフラワーでランチ。今回もここはランチや朝食によく利用しました。ちなみに今回のセドナの旅で、一番おいしかったのは、Dahl and Diluca というイタリアンレストラン。セドナに行かれる方はお勧めです~今日は午後から、アイルさんのボルテックスツアーを6人で申し込んでいたので、アイルさんの家に向かいます。途中で大きな虹!これは、みゆきちゃんの撮影した写真。今日は雨だから無理かも、と言っていたのですがアイルさんの家に着いてしばらくして、晴れてきたので出発することに。そして、今日アイルさんが連れていってくれるところは何と、バシャールの母船が浮いているところ!!前日、アイルさんが「明日みんなでどこに行こうか~」と私を見ていて「あ!!ひらめいた!!のりこさんの上に観えた!」というので、どこかと思ったら、バシャール!それを聞いただけでわくわくだったので、雨が何とか止んで出発することができてハッピーでした。コートハウスのトレッキングを歩いてゆきます。古代の人たちが祈りを捧げていたという場所に着きそこでそれぞれみんな瞑想したり、踊ったり?おさむは、奉納演奏をしました。と、おさむの笛が終わったタイミングで、いきなり雷!!おぉ〜来たね〜という歓声。天が応えてくれた、まさにそんな感じでした。それから、もうすぐ大雨が降りそうだね、と言いつつバシャールの母船が空にあるという場所に向かうトレイルを歩いているといきなり、大粒のひょうが降ってきました。何だかすごいかも!そして、到着。何と表現していいのかよくわからないのですがエネルギー的に不思議な空間でした。最初、みんなそれぞれ一人で、好きな場所に散って瞑想したり、歩いたり。私は一人で、バシャールにキネシでチャネリングを試みてみました。「イエス、このまま感じるままにやっていけばいいよ」そんないかにもバシャール、というようなメッセージでしたがやっているうちに、ハートがポーンと開いたような感覚がありました。その後、ちょうど近くにいた知香ちゃんを呼んでマトリックスエナジェティクス(ME)を彼女にやりました。知香ちゃんは、エネルギーに敏感なので、 MEをやると毎回おもしろいのですが今回もパタンと岩の上に倒れて、あれこれ感じるままにやっていると私もふわ〜っとすごく気持ちよくなって、漂っていました。そして、バシャールのエネルギーとアクセスしてみたり。と、急におかしくてたまらなくなり二人で大笑いしました。アイルさん曰く「ね、おかしいでしょ。ここのエネルギーほんと笑いたくなるのよ」そして、みんなで踊る、踊る。笑いたくなるのは、さっきやったMEのせいなのかここのエネルギーのせいなのか、アイルさんのせいなのかもうよくわからないのですが、とにかく超楽しい~~♪アイルさんは、バシャールのエネルギーを受けて、かなりぐにゃぐにゃになっていましたそのうち、空は晴れてきて、山に沈む夕日を見ることができました。雷、そしてひょうが降って、その後は晴れて夕日。このたった3時間の間に、すべてが起こったような素敵なツアーになりました。夕日を浴びながら、みんなで本当のピースサイン。ロイ長老曰く、Vにするビースサインは二つに分かれているので戦争であって本当のピースサインは、人差し指と中指をくっつけるのだそう。この写真のおさむが「隊長」みたいでおもしろい。(最近、ようやく「子供から大人」になった彼ですが、大人を通りこしてお父さんという感じ)この日の夜、アイルさんやロイ長老やケントくんやかずみさんまた他のメンバーに別れを告げました。ロイとハグした時、温かなエネルギーがハートに入ってきて一気に涙が出てきました。その存在すべてが愛の人でした。それから、私たちはホテルに戻り、クリスマスイブをみんなで宴会。本当に素敵なメンバーで、楽しかった~ということで、セドナ日記、かなり駆け足で書きました。読んでくださった方、本当にありがとうございます♪私自身のこの旅の気づきなど書きたいことは他にもあったのですが、それはまたおいおい。今夜の大晦日は、いつものように私の古くからの友人と一緒に過ごす予定だったのですが急遽、今回一緒にセドナに行ったメンバー7人も参加してくれることになり一緒にビレッジのバーで年越しすることになりました。(日本に戻ったヨシコちゃんは、エネルギーで参加ね)また楽しみ〜みなさま、今年も大変お世話になりました。セッションに来てくださった方も、まだお会いしたことのない方もこれを読んでくださっている方もありがとうございます!!また年末の挨拶のメールを送ってくださった方々お返事は、また後で送りますのでお待ちくださいね。ハートにしっかり届いています。本当にありがとうみなさま、どうぞよいお年をお迎えくださいね。らぶ
2012年12月31日
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12月22日この日、私たち7人は朝のセレモニーには参加せず朝日を見に、カセドラルロックに上ることにしました。途中で休憩しながら、登っているうちに周りが明るくなってきます。そしてカセドラルの頂上へ。しんちゃんが持ってきたホワイトセージで浄化した後みんなそれぞれの場所でしばらく過ごします。ここはリーのゆかりの地なので、祈りを捧げリーから譲り受けた石たちをここでチャージしました。リーのチャージした時計やターコイズのベンダント、セレスタイトやレムリアンクリスタル。中央の大きなレムリアンクリスタルは、今回アイルさんから購入したもので亡きリーがチャージしたものです。この大きさで、このクオリティのレムリアンは、もう市場に出ないとのことでしたがNYに戻ってから、早速キネシオロジーのセッションの中でバンバン出てくるので(クライアントさんの身体がヒーリング法として選ぶので)その強力なヒーリング力にあらためてびっくり。とりあえず、みんなで記念撮影。それから、おさむがいつものように奉納演奏を行いました。おさむの笛の音が、周りの岩々に響き渡ってゆきました。その音は、私たちみんなを一つに包んでゆく光のように美しくやさしく広がってゆきます。そして、おさむが笛を吹き出してから、雲に隠れていた太陽が大きく顔を出して私たちみんなの真っ正面から、照らしだしました。それはもう言葉では表せないぐらいの感動の瞬間でした。大きな祝福に自然と涙が溢れてきました。何度もここに来たけれどこれまでの感動とは、また違った感動でした。みんなのエネルギーが完全に一つになっているのを感じていました。「みんな、ここにセドナに一緒に来てくれて本当にありがとう」そう心からみんなに伝えました。でも言葉で伝えなくても、すでに私の想いはみんなにしっかりと伝わっていることもわかっていました。それから、7人で円になって、手をつないで祈りました。後で、光の柱が立ったのを感じた、とみゆきちゃんが言っていましたが私も同じように、この中の光が大きく天までのびて広がってゆくのを感じていました。今でもあのカセドラルの上で朝日を浴びていた瞬間を思い出すと自然と涙が出てくるのです。この新しい時代への幕開けに、おさむと二人だけではなく他の人たちと一緒にこの感動を味わうためにセドナに行くことになっていたのだなあと。それから、カセドラルを下りました。それから、これからは友人と過ごすというよしこちゃんと別れて6人でセレモニーが行われているアイルさんの家に向かいました。今日は、午後からみんなでホピのゆかりの地であるモンテズマウェルを訪れセレモニーを行うことになりました。すべてスピリットのお導きのままに行うセレモニーは予定はあってないようなもので、突然変わることもあります。その度に、アイルさんはみんなに連絡をしなければならず、本当に大変です。車6台に分かれて並んで走り、30分ほど走ったところにあるモンテズマウエルに到着です。ここは以前、おさむと訪れたことがありました。スパイダーウーマンと言われる古代の叡智を持った女性たちが暮らしていたという岩穴のところで、かみんちゅのかずみさんがセレモニーを行います。スパイダーウーマンのエネルギーを取り入れて、チャネリングするのですが先日とは変わって、ちょっとかわいい精霊という感じのエネルギーでした。でも、これだけの強いエネルギーを身体に取り入れるのはかなり自分自身のエネルギーを使いそう。それから裏に回って、美しい水路の場所に行きます。ここの水はとてもきれいで、飲めるとのこと。ここでみんな水を飲んだり、持ってきたクリスタルを洗ったりしました。今回のセレモニーを取り仕切ったホピのロイ長老ケントくん、アイルさん、かずみさん。その後、ピクニックエリアでロイ長老が作ってくれたランチを取る事になりました。みんなで食事の支度。(って私は手伝う間もなかったけれど)とてもおいしかった〜♪その後、私たち6人はエアポートメサの上にある夕日スポットに向かいました。この日の夕日。そして、そこで一旦別れたよしこちゃんともばったり再会しました。これは今回、一緒にカセドラルに登ったメンバーが送ってきてくれたメールです。とても素敵なメールだったので、掲載のお願いをしました。ありがとうございます。共に過ごせて、最高の旅!!!でしたースピリチュアルって特別なもの。スピルチュアルになれる人は選ばれたひとで崇高な意識を持ち、神聖な道具を使って癒す人、というイメージがありました。今回の旅で、誰のなかにも、いつでも普段の生活のなかにでも愛と感謝と光が溢れている。と気付きました。誰かを思い出す時、食べるとき、ついつい何気なく過ごしてしまいそうになりますが、この旅の気付きを大事にしていきたいです。のりこさんとの出会いは大きな大きなギフトです。今のじぶんとセッションを受ける前のじぶんはぜーんぜん違うと知っています。手放したあと、こんな素敵なことが待ってるなんて!おさむさんの音楽も聞くことができて、感じることができて幸せでした。のりこさんの愛とおさむさんの愛で満たされ、祝福されながら新しい人生をすすめることに、あぁほんとうに幸せです。幸せってこんなに幸せなものなんですね。守るために自分を傷つけたり、得しようとがんばり過ぎたプログラムもいらない、いらなーい♪ 本当に本当に、光の旅に連れってってくださって、ともに過ごしてくださってありがとうございましたー。そしてこの幸せを受けるひとが、ゆっくり大きな輪で広がっていきますように。あの夜見た、大きな月の輪のように。このセドナという特別な地で、スピリチュアルは特別なものではないそんな気づきを得ることができたのは、本当に素晴らしいことだなあと。気づいていようといまいと、私たちはみんな存在そのものがスピリチュアルー愛ですから。だから、特別な場所や、何かを持っているから幸せになれるわけではなく、日々の生活の中につまりは、私たちの中にそれはあるのです。自分はただ存在しているだけで(人々に、世界に)受け入れられているという深い安心感と信頼。もしそれがなかったとしたら、例えみんなでカセドラルロックに登っても笛を聴きながら朝日を眺めたとしても幸せは感じれなかったかもしれません。そして、それがあれば、どこにいても何をしていても人生は祝福になるのです。そして、本当に大きな月の輪のように、それが広がってゆくのを私は感じています。そのことを日々のセッションの中だけでなく、別の場で感じることができたのは私にとって、本当に大きなギフトでした。(すべてのことがギフトだけど)そして、今回、一緒に旅ができなかった人たちともこれからまたいろんな場で喜びを共有してゆくのだろうなあと。すべてにありがとうさて、セドナ日記、まだ続きます〜今年も残りは明日の大晦日1日。ここ数日、死ぬほど忙しくて最後のラストスパートという感じです。今年中にセドナ日記終わらせたかったのだけど、無理かな〜。
2012年12月29日
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2012年12月21日凍える寒さの中、早朝3時にラコタ族のアダムイエローバードの家に着いた私たちをアダムが迎えてくれました。私は、アダムとは、4年半ぐらい前に伊豆でお会いしていました。マヤのドンアレハンドロ長老が初めて日本に来日した際に伊豆で行われたスウェットロッジのリーダーだったのが、アダムでした。(お互いに顔はすっかり忘れていましたが)このアダムのセレモニーに参加したのは、全部で15名ほど。そのうち半分の7名が私たちニューヨークから来たグループです。4時になるまで、アダムの家の中でセレモニーを行うということでみんなで円になって、様々な供え物がしてあるテーブルの周りに座りました。まずは、アダムが祈りを捧げた後ペルーの聖なる植物、コカの葉を一人3枚ずつ取り、祈りを捧げます。このやり方は、ペルーでサンペドロのセレモニーをやった時と同じです。そして、何とそのサンペドロの液体をコップについでみんなに回します。ここでサンペドロを飲めるなんて~♪と秘かにワクワクしてしまいましたが一人一口ずつだったので、もちろんそんな変化はなく。でも、あれがやって来る前のあの感覚だけは、わずかに蘇ってきます。後からアダムのキッチンにサンペドロとペヨーテが植わっているのを見つけました。それからアダムが伝統的なネイティブの歌をいくつか歌いました。そして私たち日本人に日本の伝統の歌を歌ってほしいここでシェアしてほしい、と言います。でも、よく考えてみると、日本の伝統的な歌って、ほとんど覚えていないのですよね。「さくら、さくら、、、その次の歌詞何だっけ?」というとても情けない状況アダムは日本の歌を歌うことの重要性を伝えるのですが誰も歌おうとしないので、困ったなあ、と思ってあ、そうだ、と思い出したのが「かごめかごめ」昔から、かごめの歌は、アセンションの歌と言われているしとりあえず、歌っておこうと。(と、いざ歌おうとしたら全然声が出なくて、みんなと一緒に歌ってもらったのだけど)ちなみに、かごめの歌詞の解釈はいろいろあって、ヘブライ語であるとかかごめは六芒星を表すとか、夜明けの晩というのは時空を越える時であるとか鶴と亀がすべった(統べった)は、二元性を統合男性性と女性性の統合などと言われています。そして朝4時近くになったので、みんなで外に出ます。外はすごい満天の星。火を取り囲んで、一人一人キャンドルを持ちアダムの歌の後、祈りを捧げてコカの葉を火にくべます。そして、4時11分。地球と太陽と銀河の中心が一直線に並ぶ時間を迎えました。もちろん、それが見えるわけではないですがいくつもの流れ星が出て金星がひときわ美しく大きく輝いていました。本当に美しい夜明けでした。新しい女性性の時代に入って、初めての日の出。これからどんな風に世界は変わっていくのかしら。そして、眠る時間もなく、私たちは再びアイルさんの家に向かいました。ロンの娘さんが作ってくれたオートミールの朝食を頂いた後今日は、アイルさんのパイプホルダーとしてのお披露目のセレモニーがありました。アイルさんは10年以上、パイプホルダーとして学んできてそして、とうとう今日、この日、正式にスタートでした。以前にも書きましたが、パイプホルダーは、本当に修行を積んで認められた人だけが受け取ることができるものでパイプホルダーとして生きるということは自分自身のことより、人々に天にすべてを捧げる生き方をするということ。アイルさんのここまでのお話を聞きながら、感動で涙。その後、みんなで外に出て、メディスンウィールの中でホピの伝統的なダンス、ワンハートダンスを踊ります。忘れてしまったけれど、この石の数や方角などの意味もちゃんとあるのです。ここに全員で入って、ステップを踏みながら、回ります。ダンスというより、芋虫のようにぞろぞろという感じなのですが、やっていると、何だかおもしろくなってくるし太陽の光とみんなのエネルギーでとても暖かくなりました。その後、昨日のパイプセレモニーで使った灰の入った木の入れ物に一人一人、祈りを吹きかけてゆきます。以前、ロイ長老と長崎、広島を回ったという黒川さんがこの入れ物を持って日本に戻り、再び巡礼の旅をするのだそう。黒川さんもとても素敵な方でした。そして、今回のセレモニーの立役者である、ケントくんとおさむ。ケントくんは、世界各地を放浪の旅をしながらネイティブのセレモニーやシャーマニズムを学んでいて若干26歳ながら、ネイティブアメリカンにサンダンサーとして認められパイプホルダーでもあるという人。(※サンダンスとは、炎天下の中、飲まず食わず眠らずで4日間踊り続けるというかなり過酷なネイティブのセレモニー)写真でケントくんが巻いているはちまきは、今回のセレモニーの中でアパッチ族の長老から授与された、伝統的なネイティブのものです。ケントくんは私がこれまで出会った中でも、素晴らしくバランスの取れた方でしっかりとしたグラウンディング力、落ち着き、頭の回転のよさ、それでいて、ハートオープンという今の日本人には、こんな若者がいるのだなあ、と感動でした。この日のマクロビランチもおいしかった~♪そして、その後、再び、おさむの奉納演奏。今日は、おさむはアイルさんのクリスタルボールも使って行いました。今回のセレモニーには、参加者の子供であるクリスタルチルドレンが4人参加していたのですがおさむの演奏が始まると、子供たちがみんな真剣に聴いていて終わると真っ先にパチパチと拍手していたのが、何ともかわいかったです。この日の夜、ニューヨークの7人は早めに切り上げてみんなで日本食レストランへ向かいました。と、アイルさんの家を出てから、夜空を見上げてびっくり。月の周りに、これまで見たこともないような、大きな大きな輪ができていて、それは美しい幻想的な光景でした。あまりも大きな輪だったので、写真は上手く撮れなかったのですが。この日にこんな光景が見れるなんて、宇宙からの大いなる祝福を感じて最高にハッピーでした。今回、このニューヨークチームは、不思議な一体感があって例えば、みんながセレモニーのその時々で何を感じているか、ということもみんなの顔を見なくても感じれるのです。これは、私はキネシオロジーのセッションで、いつもみんなと深く関わっているからかなと思ったのですがおさむは、今回、みんなと会ったのは初めてなのにみんなのエネルギーをしっかりと感じることができる、と言っていました。グループでのこういう安心感って、いいなあと。それにしても、おさむも、この1年で劇的に変化したのだなあ、とつくづく感じました。なんというか、とても大人になったというか(少し前に「大人になる」ための調整をしたのも、かなりよかったようす)安定感があって、誰もが安心してオープンになれるエネルギーを持っていました。もし二人で旅していたら、そのことに気づかなかったかも。ということで、続きます~~(セッションの合間合間に書いているので、ゆっくりまとめる時間もなくかなり端折っていますが)
2012年12月28日
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12月20日。この日、朝食を取った後ニューヨークから10人が集まって、アイルさんの家に向かいました。アイルさんの家をベースに行われたセレモニーの参加者は日によって、人数も参加者も若干変わりましたがだいたい毎日20〜30人ぐらいでした。ホピの長老とアパッチ族の長老以外はヨーロッパやアメリカ各地から数名そして、全体の約8~9割は日本人でした。この日は、アイルさんの家に訪れて、まずはみんな写真タイム。アパッチ族の長老の写真や、彼の聖なる持ち物は写真を公共の場に掲載できないとのことだったのでここでは公開できないのが残念。この日は、ホピの長老ロイ・リトルサンのお話からスタートしました。日本人で世界中を放浪の旅をしているケントくんが日本から来られた方のために、同時通訳をしてくれました。ロイ長老は、もともとホピの出身ではなく、インドネシアのジャワの出身。ホピの長老で司祭であったタイタンのもとに養子として迎えられ自給自足の伝統的なホピの生き方を提唱し続けている方です。もう80歳近いそうですが、とても若々しい。でも、そういったホピの伝統的な生き方をよしとしないホピの人たちから疎まれ、迫害されて、現在ホピには住めない状況になっているのだそう。ロイのお話から簡単にまとめてみます。「私たちは内側から東と西を統合しなければなりません。そして、そのために最も大切なことは forgiveness 赦しです。ホピで取れたウランを使って作られた原爆が日本を襲いそして、日本人はそれさえも「赦し」てきた民族です。だからこそ、このセレモニーにたくさんの日本人が参加することは大切なのです。そして、マインド(思考)とハートを統合させ今こそ、自然と調和した生き方に変化させてゆく時期が来ました。そのためには、私たちは自身の血液を清浄に保つ必要があります。私たちは、血によって、感じ、考えるからです。その血液を作る食べ物が、人工的なものではなく自然のものである必要があります。そして、家の中で最も大切で神聖な場所は、台所です。けれども、女性たちが本来の力を失った結果、台所がないがしろにされ人工的な食べ物を食べるようになってしまいました。ですから、これからの世界にとって、台所を取り戻し日本の伝統的な食事を広めてゆくことは、とても大切なことのです」セレモニーは、ユーストリームで中継しながら行われまた日本との祈り合わせの時には東京の会場には100人以上の人たちが集まっていてセドナのアイルさんの家と、スカイプでつなぎながら行われました。日本人ってほんとすごいなあ。そして日本の神人(かみんちゅ)かずみさんによるセレモニー。いわゆるチャネリングですが、まさに「神懸かり」これまでチャネリングは、バシャールのダリルアンカだったり他のチャネラーのものもよく見ていましたが日本の神人によるチャネリングを見たのは初めてでした。最初、かずみさんが登場した時、すでに彼女に天から降りてきていたことがわからなかったので、凄い迫力の人だなあ、と思っていたのですがセレモニーが終わった後で話をすると、ごく普通に気さくな感じの方であたたかな愛に溢れた方でした。これから女性性の時代が来るというのはどういうことか日本人としての役割は何か新たな時代に向けて、どんな意識でいることが必要なのかそんなメッセージを天から降ろしながら私たちに問いかけてきます。特に女性性について「生み出す」というキーワードを何度も言われていました。私にとって、この「生み出す」ということは、どういう意味なのかをこの旅の間中、漠然と感じていました。(NYに戻ってから、その答えはクリアになったのですが)ランチやディナーの時に伺ったかずみさんの神人としてのお話はとても興味深く、おもしろかったです。本当に大変なお仕事だなあと。ユタというのは、先祖霊を扱う人であってノロとは違うということも初めて知りました。そして、ランチタイム。ロイとロイの娘さんが作ってくれました。炊いたキヌア、カボチャの煮物、生わさびのすりおろし青菜のおひたし、枝豆のフマス、ナッツなど砂糖や添加物を一切使わない自然素材だけで作られた食事はどれもとてもおいしい。休憩の後、おさむの奉納演奏。これがとてもよかった〜〜みなさんから、後で心が軽くなった、光の映像が見えた自然の中にとけているようだった、気持ちよくてずっとここにいたくなった、などの感想がありました。おさむのシェーカーは多次元的な空間を笛は暖かさとやさしさをそしてギターは透明感と深い慈しみを感じました。おさむ、よかったねこの日、夕食の後は、アパッチ族とホピの長老によるパイプセレモニー。一人一人にパイプを回し、祈りを込めて、煙を吸います。この灰を、来年2月にロイは日本の長崎と広島に持っていって祈りを捧げるのだそう。さて、2万6千年に一度の大イベントである太陽と地球と銀河の中心が一直線に並ぶのは、この日明けてセドナ時間21日の早朝4時11分。この時間にセドナの隣町に住んでいるラコタ族のメディスンマン、アダムイエローバードの家でファイアーセレモニーを行うということで私たちは11時すぎに一旦、ホテルに戻り2時間ぐらい仮眠して、夜中2時30分に、再び、アダムイエローバードの家に向けて、出発しました。ということで、続きはまた〜〜(←かなり全速力)
2012年12月27日
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ただいま〜昨日(25日)の夜、セドナからNYに戻ってきました。とってもおもしろくて素敵な旅でした。今回の旅の中では、いろんなことが、いろんな次元で起こっていておさむと「これをブログで伝えるのは難しいよね」と話していたのですが、たぶん言葉では一つの次元での見方しか伝えることはできないしもしかすると、誤解を招くこともあるかもしれません。いつも感じたままを、特に何も考えずどんどん言葉に変換していく私が今回の旅だけは、感じたことをどのように言葉に変換したらいいのかまだよくわからないでいます。(といいつつ、書き始めているわけですが)この旅は、私とおさむにとって、初めてのグループでの旅。以前に書いたように、事の発端は、しんちゃん(旧ちかちゃん)が一緒にホピのセレモニーに参加したいので連れていってほしいと連絡があったことから始まりました。それで3人で行くことになったわけですがどうも今回の旅は3人ではないような気がして仕方ないのであと一人ぐらい一緒に行きたい方はいないかしら?と、このブログに書いてみたら、何人もの方が一緒に行きたいと言ってくれて結局、しんちゃんの他、かずよちゃん、ともかちゃんみゆきちゃん。それに友人とセドナに来られたよしこちゃんとパパや友人と来られていたかずみちゃんたち3人の計10人。この参加してくれたみんなそれぞれがパズルのピースのように、この旅になくてはならない人たちで絶妙なバランスで存在しているのを感じていました。新たな時代へと向かう大切な時期に、このメンバーでの旅は私にとって、さらなる新たな気づきと感動の旅となりました。これはけして、おさむと私の二人だけでは感じることのできなかったものです。すべて導かれていたのだなあと。さて、セレモニーのことは、また次に書くことにして最初の2日間は、しんちゃん、みゆきちゃんの4人だったのでセドナの自然の中でトレッキングしたり、川のほとりでそれぞれ瞑想したりしてのんびりと過ごしました。初日は、曇り空。教会からマリアの岩へのトレイルを歩いていると去年の感動がまた思い出されました。あ〜あれから約1年、ほんとうにいろいろなことがあったなあ、いつもハートにいることを教えてくれたマリアさまのおかげですべて乗り越えることができたし、この今の意識まで来ることができたのだなあ。そんなことを感じて、自然と涙が出てきました。そして、今日は、先月、ここのアイルさんと来たというしんちゃんの案内でマリアさまの岩の裏側にまわっていくトレイルを歩きます。ここは宇宙的な感じ。二日目は、いいお天気。朝から、カセドラルロックのトレイルヘッドから頂上には登らず川の方に向かうトレイルをトレッキング。小一時間ほど歩いて、川に到着です。それぞれに瞑想したり、おさむはネイティブアメリカンフルートを演奏したり。去年、マリアさまに頂いたハートの石もチャージ。しんちゃん、みゆきちゃんの二人はカセドラルに向かってヘッドスタンディング。さすが二人ともヨガのティーチャーだけあって、ばっちりかっこいいなあ。 そして、夕方はいつものようにエアポートメサ。いつもの木が迎えてくれます。これは、今回、私たちが泊まったオチャードインホテルからの眺め。私たちは、セドナでアップタウンに泊まったのは初めてでしたがここは広いバルコニーがついていて、眺めがとてもよかったです。夏はこのバルコニーにいるだけで気持ちよさそう。部屋の中から、山から出てくるお日様が見えました。ということで、続きはまた〜私は早速、今日から、フル回転でセッションが入っています。今年は大晦日まで走ることになりそう。遅くなりましたが、みなさまハッピーホリデー
2012年12月26日
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これから7泊8日でセドナに行ってきます。あと約2時間後、夜中の2時半ぐらいに出発です。さきほど、ようやくパッキングを終えました。あ〜怒濤の1ヶ月でした。今はデトックスの時期なのか一気にいろんなものが出てくる方も多くこのしばらくは、夜の緊急枠も全部埋まっていて朝から夜10時頃、時には11時頃までキネシオロジーのセッション続きでした。ここ最近、喉がガラガラになってきてさすがに身体が「休め〜〜」と訴えていたのですが「もう少しだからね、セドナに行ったらゆっくり休めるから〜」と身体をなだめすかしつつ、何とか今日までやってきた感じです。そして、いろんな意味で、充実の日々でした。私は昔から、どんな時でも、自分を全肯定する人なのですがいや〜よくやった、今、私ができることはすべてやったねと自分で自分を最高に認めてあげています。例え何もやらなくても、例え失敗しても、全肯定しちゃうのだからほんといいよねでも、働きすぎ〜と身体が反応しているので今回のセドナの旅は、セレモニーに参加する以外は特に何もしないで、ただセドナの自然の中でボーっとしていたいなあと。今回は二人の旅ではないけど、みんな気を使わないでいい人たちばかりだしラクチンです。とはいえ、セドナは今、夜はマイナス6、7度になるようでかなり寒そう。さて、先日の新月の13日からセドナでホピのセレモニーがスタートしたのですがその13日に祈り合わせがありその時間、セッションに来られていたクライアントさんと一緒に短い時間ですが、祈ることができました。祈り合わせは20日(日本では21日)にも行われるとのことです。詳細はアイルさんの日記へ。セドナタイム 12月20日 午後3時から4時日本タイム 12月21日 午前7時から8時セレモニーに参加の人は各自「家のまわりで聖なる場所に感じるところの土を持って来てほしい」という連絡がアイルさんからあったので今日、私たちにとってのNYでの聖地、サンセットパークに行きました。丘の中央にある木の下で祈りを捧げた後その木の根元の土を少し頂きました。このサンセットパークの土が、セドナの土地に行くのだなあと思うとなんだかこの木がすべてを見守ってくれる感じがします。これまでもこの木は、丘の一番上からいつも私たちを見守ってくれていておさむはこの木に寄りかかって、よくギターの演奏をしているし私はたまに、この木の下に、いらなくなったクリスタルを埋めたり。ここに来ると、必ず触れたくなる木です。夏は、このあたりの人たちで賑わっているこのサンセットパークもこの時期、誰もいなかったのでしばらくの間、静かに木と対話することができました。自分の家の近くの聖なる土を持ってくる、というお役目?のおかげで冬のサンセットパークで、私なりのリチュアルをすることができてよかった♪今日のセッションが終わって、サンセットパークの木に触れたらようやく今からの旅の気分が湧いてきた感じです。さて、こちらはクライアントさんから紹介してくださったマヤの長老のドキュメントフィルム。12月21日まで、無料でインターネット上で見れるそうです。http://www.shiftoftheages.com/watch-now/映画を見る時に、ドーネーションというページがでてきますがドーネーションは任意ですので、それをクローズしてそのまま進めば映画は見れるそう。と、紹介しておいて、まだ私は時間がなくて見ていないのですけどね。もうすぐ出発だし、そうすればもうブログのアップはできないのでとりあえず、紹介しておこうと。これから空港で時間があれば見れるかしら。(いや、それより眠い)ということで、またセドナから帰ってきてから、ブログアップします〜みなさま、これからの新たな時代に向けてどうか素敵な時間をお過ごしくださいね。そして、メリークリスマスLove & Blessings のりこ
2012年12月18日
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先日、猫の代理セッションを受けた方から、ご報告を頂きました。その11歳の猫ちゃんは、4年前に腎臓を悪くしてその手術は成功だったそうですが2、3ヶ月くらい前から食が細り、腎臓の検査数値も悪化して点滴をしていました。そして1週間前から便秘がひどくなり7回浣腸をしても改善されないとのことで食欲もなく食べないという状態でした。また病院に行く前に、一度キネシオロジーのセッションを受けたいということで緊急セッションを行いました。そして、その1回のキネシオロジーのセッションが終わった後その日のうちに食欲が出て2日後には便秘も解消されたとご報告がありました。本当によかったです。ということで、まずはそのご報告から。今日見て頂いて、本当に嬉しかったです。どうもありがとうございます。今家に戻ったばかりですが、タンタンがお腹を空かせているようなのでいつものキャットフード(この数日間見向きもしないでいたもの)を喜んで彼にしたら結構食べました。もう効果がありましたよ!すごいですね。これから眠い目をこすりながら、点滴、チューニングフォークそしてトマトエッセンスをあげます。なんだかこういうことが楽しみに感じられます。素晴らしいですね。ウキウキしている自分に気がついています。また追って経過をご報告いたしますが、とにかくああ、嬉しいという気分です。こうした気分でいつも猫たちと接することが大切なのでしょうね。1日明けて、次のご報告。さてタンタンですが、今日私が仕事から戻るとうんちをしていました。それを見たとき、私はオペラ歌手になったかの様に急に歌い出してしまいました。本当に嬉しかったです。タンタンのお腹を触って確認しましたら朝、出勤前には肛門付近に、固い固まりがあるのが触ってすぐに分かりましたがそれがありませんでした。実は今日仕事中、ずっと自分の中の葛藤と向き合っていました。タンタンの魂は「無理にうんちを出させるようなことはしなくて良い」と言ったけれど一体何日待てば良いのだろうか?と。もしもこの便秘が長引いたらタンタンはどうなるのか?やはり何か獣医的治療を緊急措置としてするべきなのか?と。でも、自分の目にするものは全て私の創り上げた幻想で私の意識にあるものしか現実として見ないのだよな、と。コンベンショナルな治療が効く、と思えばそうなるしタンタンの魂が言うことが本当だと思えばそうなるのだろう、と。ならばタンタンの魂の言うことを信じる、と思いました。そしてなによりタンタンの持つ生命力を信じよう、と。するとタンタンは自分の力で出していました。タンタンは調子が良いときでないとしないやり方で私に沢山甘えてきました。ああ、もう大丈夫、と心から思えます。お借りしたチューニングフォークも最初はちょっと怖がっていたタンタンですが、今では気持ち良さそうにゴロゴロ言いながらヒーリングを受けています。これからタンタンはもっともっと健康になるのだと思うと本当に嬉しいです。これからものりこさんの愛で多くの方、そして動物も癒して行って下さいね。以前にも書きましたが、ペットの病気の多くは飼い主の持つエネルギーから起こっています。ですから普通、ペットの調整の前には、飼い主自身が最低1回、場合によっては2、3回セッションを受けてもらう必要があります。いくらペットの調整を行っても、飼い主が大きなストレスや不安を持ったままでは再び、ペットは病気になってしまうからです。今回の飼い主のRさんは、これまで何度かセッションを受けられてきた方でしたのでフルセッションを受ける必要はない、と出たのですがやはり、タンタンに対して心配している状態だったので代理セッションの前に、簡単な調整を行いました。飼い主の心配のエネルギーはペットにとって、負担になるのでペットに対して完全に安心している必要があるのです。まず彼女自身の調整で出てきたのは大腸経と腎経の経絡。大腸経は、人間では、罪悪感や人からの評価に深く関連している経絡です。彼女の「私のせいでタンタンを病気にさせてしまって申し訳ない」という罪悪感が大腸経に「タンタンが回復しなかったらどうしよう」という恐れが腎経に反応としてありました。その後タンタンのセッションでも彼女が弱いところが、そのままタンタンの弱いところになっていました。ということで、彼女が「タンタンに対して安心し自分がタンタンに対してベストのケアをしたことを信頼する」という調整が出来た後代理セッションのスタートです。タンタンは、この場にいないので遠隔ですがRさんはタンタンの代理の身体となるので、見事にタンタンの身体の反応が出てきます。この日のセッションのテーマとしてタンタンが選んだのは排泄器官の機能調整でした。まずタンタンは、彼にとって大きなストレスとなった年を何年前と伝えてくるのでその度にRさんに何があったか?を確認してゆきます。4年前の腎臓の手術の際のストレス8年前に事故で穴に落ちてしまった時のストレスまた、今回のハリケーンサンディの後のストレスも若干反応しました。人間であっても猫であっても、ストレスから病気になるのは同じです。おもしろいなと思ったのは例えば大腸経に反応があったので、大腸経に関連した筋肉である大腿筋膜張筋を調べてみるとRさん個人の反応の時には、左足に反応があってもタンタンの反応では右足にある、などと同じ大腸経でも、反対の足に反応がありまるでタンタンが、この反応は僕のものなんだよ〜と伝えてくれているようでした。さて、この日、タンタンの魂がプロトコルとして選んだのが必殺「青写真」私がIHで最も好きなプロトコルの一つです。私たちは人それぞれ何歳ぐらいまで、こういう健康状態でという青写真を持って生まれてきます。ですが、多くの場合、ストレスや心の問題から、その青写真の状態からずれてきてしまいます。これは、もともとその方が持っていた身体の機能を青写真の状態に戻すという調整です。この青写真の調整をやっていて、いつも思うのですがもし医者や他の専門家からこれを見たら、ふざけた調整だと思うだろうなあ、とだって、一つの症状を治すために病院では検査したり薬や何かを使ってやらなければならないのに「排泄器官を青写真の状態に設定し直します」なんていう調整だけで、元に戻ったら、何のために医者がいるのかってことになってしまいますよね。でも、身体の問題のほとんどは身体以外のところから起こっています。ですから、あらゆる次元から見てゆく必要があるのです。人間の場合、身体的な問題で、すぐに青写真の調整になることは少なくまずは、もともと青写真からずれることになった心理的、感情的な要因の調整になることが多いです。ですが、猫の場合恐い、とか不安とかいう感情的なエネルギーはあっても「人から認められるためにがんばらなければならない」とか「人生は困難を乗り越えてこそ意味がある」などという思い込みや信念体系はないので調整はシンプルで、ただ不安や恐れなどのエネルギーを解放すれば、すぐに青写真の調整ができるのです。動物のヒーリングを行うと、つくづく人間のマインドは問題をより複雑にしてしまうのだなあと感じます。今回の調整法としては、腎経、大腸経などいくつかのチューニングフォークが出てきたのですがサポートとして、コロンチューニングフォークを1週間、直接タンタンの腸に当てる、と出てきました。またフラワーエッセンスは、スピリットオブネイチャーのトマトのエッセンス。効能は、恐れのない状態、勇気、困難に立ち向かう力。ということで、無事タンタンの排泄器官が、青写真の状態に戻った後最後にタンタンが望んでいることの情報を見ていて食べ物、に反応したので、何の食べ物が必要なのか?を聞いていったのですがタンタンは「食べ物が問題なのかではなく、食べて食べてという心配はしないでほしい」と答えました。そこでRさんに聞いてみると、タンタンは食が細いので、彼女は毎回もっと食べて~という思いでいたのだそう。彼女にとっては、食べないと死んでしまうという恐れがあるのでそう思うのも自然なことですがタンタンにとっては、食欲がない時は食べたくない、のですね。確かに、人でも食べれない時というのは食べないことで、内蔵を休ませて回復させていることが多いので無理に食べることがいいとは限らないです。でも一応、食欲を戻すための簡単な調整を行いました。そして、基本的にタンタンはストレスがかかるとすぐに食欲をなくしてしまう質のようで調べてみると、グラウンディングがとても弱い状態だと反応がありました。Rさんに尋ねてみると、彼女が最初にタンタンに会った時から臆病な猫だったそうで、たぶん生まれてすぐに恐い思いをしたのだろうとのこと。グラウンディングが弱い、つまりエネルギーが安定していないので臆病になり、ストレスも普通以上にかかってしまうのです。それでタンタンの魂に聞いてみると、あと1回セッションが必要でグラウンディングの調整をしてほしい、とのことでした。さて、セッションの最後にRさんが「このまま病院に行かなくてもいいのかどうか、タンタンに聞いてほしい」と言われるので、聞いてみると「病院に行く必要はない」というメッセージでした。ですが、このご報告にあるように彼女が「本当に病院に連れていかなくていいのだろうか?」という心の葛藤があったのもよくわかります。愛する猫に何かがあったらと思うと心配ですし猫の魂が大丈夫だと言っている、と言われても本当に大丈夫なのかどうか確信が持てないのが普通ですから。よく他のクライアントさんにも「病院に行った方がいいのでしょうか?」という質問を受けますが私が病院に行く方がいいかどうかの判断はできませんからクライアントさんの判断にお任せることになりますがその方の身体からのメッセージはお伝えします。でも「病院で検査することが安心につながるなら、行くこともいい」とは出てくることはありますが「病院に行くことが必要」というのは、まだ出てきたことがないです。(たまたま病院に行くことが必要でない方ばかりだったのかどうかはわかりませんが)以前は「病院や薬は必要ないと身体が言っています」とお伝えすることに私自身、若干の抵抗がありました。でも、キネシオロジストとしての私の責任は、筋反射テストを100%正確に行って身体からのメッセージをお伝えすることですから完全にクライアントさんの身体と、私自身(の筋反射)を信頼してお伝えしています。そして今のところ、身体からの声に従ってよくない結果が出たことは一度もないのです。タンタンの場合は、病院での治療自体が大きなストレスになっていたのでせっかく様々なストレスの影響をキネシオロジーで除去したのにもし病院に行ってしまえば、もしかすると今回の調整の結果が上手く出てこなかったかもしれません。彼女が、タンタンの魂からの声を信頼した後にタンタンのウンチが出てきた、というのも私には大切なメッセージのように感じるのです。ということで次回タンタンのグラウンディングに関する調整をすることになりました。人間のグラウンディングの調整は、山ほどやってきましたが猫のグラウンディングは初めてなので、楽しみです♪
2012年12月11日
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最近、またいろんなことが起こって私の中で大きな気づきとミラクルがありました。それは、私の中では今年一番のミラクル、とも言えるものですべてはつながっている、ということをさらに深く感じています。これは、あくまでも私にとっての気づきであって他の方にとっては全く意味がないことなのですが(このブログに書いていることの全てが、そうとも言えるけど)それでもここに書いてみようと。読んでくださる方、ありがとうございますその前に、この1年ほどの間にIHヒーリングについての私の感じ方の変化がありました。IH ヒーリング(インテグレイテッドヒーリング)ではヒーリングのプロセスとしてのプロトコルがたくさんあります。例えば、インナーチャイルドを癒すためのプロトコル、とか脳の統合のためのプロトコルや、DNAを調整するためのプロトコルなどそれぞれの問題や目的に応じて、そのプロトコルを使っていくわけです。プロトコルは、いわゆる「ヒーリングの型」なので、それぞれの中での手順もまたクライアントさんが使うアファメーションも決まっています。例えば、インナーチャイルドの場合最初に子供の頃に辛かったことを思い出しその後で、辛い想いをさせた人々を許しそして子供の頃に聞きたかった言葉をかけてあげるなどと、ヒーリングのプロセスが決まっているわけです。創始者のマチルダはIHプラクテショナーは、セッションの中で調整法としてはIH以外のもの例えば、アロマであろうが、レイキであろうが、カードであろうが何を使ってもいいけれど、このプロトコルの手順にだけは従う必要があるということを明確にしています。つまり、プロトコルに従わなければ、それはIHヒーリングではない、ということです。このプロトコルはマチルダが宇宙からダウンロードした、ということが深く納得できるほど、人智を越えた素晴らしいものです。そして、セッションをすればするほど、プロトコルの中の一つ一つのプロセスがどういう意味を持つのかなぜここにこのプロセスや言葉が必要なのか?が明確になってくるしプロトコルへの理解が深まってくればくるほど、ヒーリングは深くなってゆきました。この理解は、頭での理解とハートでの理解の両方でどちらが欠けても、癒しの効果は半減します。もしIHヒーリングを二人のIHプラクテショナーに受けたとして例え同じプロトコルを使って同じ目標でやったとしても全く効果は違ってくるのです。でも、このプロトコルでさえ、制限を生み出すものになる場合があるということに気づいたのは、1年ぐらい前にロンにドランヴァロのハートのクラスを受けた頃からでした。すべての人間はそれぞれ全く違っています。いくら完璧に近いヒーリングの型であったとしてもやはり、あくまでも型であって、それに当てはまらないケースも出てくるのです。例えば、プロトコルの中で使われている言葉やプロセスもすべての人にとってベストであるわけではなくやはり、人によって、変化させてゆく必要があるということに気づいてから、私はマチルダの教え通りではなく自分の感じるままに、プロトコルを変化させてゆきました。例えばマチルダは、プロトコルは1回のセッションにつき一つしかワークできない、と言われていましたが一つの問題に2つ、3つのプロトコルが関わっているケースもよく出てくるので、それをある程度、同時に一つのセッションでワークできることができるようになったのもその頃からでした。ですから、6月末にIHヒーリングのディプロマの資格のためのテストを受けた時にマチルダには、私のやり方を受け入れらてもらえないかもと思っていました。実際、テストで、私がマチルダから教わったやり方と違うやり方をやったのでマチルダから「のりこ、ここはこうやるのよ」と指摘されたのですが私は「ここではこれが必要なのです」とこともあろうに、そのヒーリングの創始者に向かって説明したのでしたでも、マチルダは「そう、それならそうやりなさい」と受け入れてくれてセッションも評価してくれてディプロマのテストにも合格させてくれました。ここがマチルダの本当に素晴らしいところだと思うのですが基本が愛なので、自分のやり方を押し付けないのだなあと。そのおかげもあって、フロリダから戻ってきた後、私のIHヒーリングは加速的に進化してプロトコルの流れには従いながらも、それに制限されずさらに自由にやることができるようになってきました。そして、ある時気づいたのは、私はそれまでIHヒーリングというメソッドの中でマトリックスエナジェティクスやブレインジムやタッチフォーヘルスやフラワーエッセンスなど様々なヒーリングを統合して使っているという意識でいたのですがそうではなく、私がやっているのは、筋反射テストを通じていえ、正確には、私という存在を通じてIHヒーリングやマトリックスエナジェテイクスやブレインジムやタッチフォーヘルスなどを統合してやっているということなのだと。そして、先日のミラクルは、そういったことをはっきりとした形で私に伝えてくれた、天からのギフトでした。そのクライアントさんは、もう十数回も私のところにIHキネシオロジーのセッションを受けに来られている方でいろんな症状を持っている方でした。でも何度セッションを行っても、実際の効果としてなかなか上がっておらずとても珍しいケースでした。実は、私はあまりセッション後の効果というのは、期待していないというかそれは私自身がどうこうすることではなく、その方自身の魂の導きですからその時、その時にクライアントさんの身体が必要だ、というものに関してワークするだけであって例え、そのセッションですぐに目標通りの効果が上がらなかったとしても必ず、そのプロセスは必要であることは信頼しているしもし効果が上がらなければ、それはまだ何かそれを達成するのを防いでいる何かが残っている、というだけだと思っています。タマネギの芯までたどり着くのに、1回で行ける時と一つ一つ皮をむいていかなければならない時もあるからです。ですが、これまでIHヒーリングをやってきて普通は数回、人によっては1回で大きな効果を感じられることはとても多いですし例えば、一つの症状や問題に対して、2、3回セッションが必要などと出てくることはあっても、10数回以上セッションを行ってまだ何も効果が上がらない、見えてこないというのは、この方が初めてのことでした。その方は脳や神経システムの問題を抱えていたのでIHヒーリングの中でも脳に関するプロトコルを使ったり精神的、感情的、身体的、エネルギー的にあらゆる見地から見ていきました。セッションをする度に、その方自身の中身はどんどん変わっていると感じるのですが強烈な何かがプロックしているので効果として現れない、そんな感じがするのです。その強烈な何かは何なのか?脳神経などの問題を抱えている方の多くはグラウンディングが極端に弱く、他のエネルギーを受けやすい状態になっています。人格障害、精神障害、精神分裂病、パラノイドなどの多くは脳の問題+他からのエネルギー(いわゆる霊障やエンティティ)が多く関わっていて、その両方を調整すれば一気に大きな効果があることが多いです。ですが、その方の場合は、どうしてもその何かがつかめず出てきませんでした。最近は、1回目のセッションでその方の全体像が見えてくることが多いのですが、これだけやっても何が本質的な問題なのかがクリアに見えてこないのです。そして、その方がすごいと思うところは、効果がほとんどあがっていないにも関わらず毎回、予約して来られるということでした。そして、今年10月初めにナッシュビルでロンからフィボナッチヒーリングを受けて、帰ってきた後のこと。その方がまたセッションに来られたので、私は何が問題なのか?をまた探っていきました。そして、その方の身体は信じられない「あること」に反応しました。それが何なのかをここでは話すことができないのですがそれは普通のスキャンリストなどには載っていない言葉でたまたまクラスの後でロンと話していて「こういうケースがあるんだよ」という話があったことをなぜか、セッション中にふっと思い出し、身体に聞いてみたら反応したのです。それは、様々なミラクルを体験してきた私にとってさえ頭がおかしくなったかも?と思うぐらいとても普通には信じられないことですし何度も確かめるために身体に聞いてみたのですが間違いないと反応します。もしも、その反応が正しいとしたら私にはもう無理だ、とすぐに思いました。その調整ができるのは、私が知っている限りではロンか、リチャード博士ぐらいだと思ったからです。もちろん、病院では絶対に無理なことです。それで私はクライアントさんの身体にどうしたらいいか?を尋ねたら「IHでは無理。フィボナッチヒーリングをやりなさい」と出てきました。「IHを行うことができない」そうクライアントさんの身体が反応したのも、この時が初めてでした。もっとも、IHを初めてすぐの頃は、ブロックの外し方が上手くできなくて1、2度できなかったことはあるのですがMEでブロックを外したり筋反射のやり方を変えたりして、ブロックの影響を受けなくなった後ではIHをやれないということはありませんでした。でも、クライアントさんの身体の声に従うことそれだけは絶対なので、私はその声に従ってその日は、目標設定もなし、プロトコルも使わずつまりIHは全く行わず、フィボナッチヒーリングだけ行いました。そして、正直なところ、私にはもうこれ以上何もできないのだろうなと思いました。IHをやることができない、というのは私の力ではどうしようもない、ということなのだなあと。ところが、先日その方が2ヶ月ぶりに来られた時会った瞬間に驚きました。全くその方の持っているエネルギーが変わっていたからです。その方自身も、前回のセッションの後初めていろんな効果を実感している、と言われてゴールが見えてきた、と言われていました。それは私にとって、すぐには信じがたいことでした。これまでやってきてフィボナッチの効果は、すごいものがあるというのはわかっていましたがまさか、あんな想像を絶するケースに対応できるなんて。(すみません、その何かを言えないので、歯切れが悪いですが)そして、ようやく全体像が見えてきたのでした。そして、もう必ずしもいつもIHのプロトコルを使う必要はないのだということもわかりました。何より、効果がほとんど上がっていなかったにも関わらず15回以上も通い続けてきてくれたそのクライアントさんに言葉では言えないぐらいの感謝でした。私にとって、何度セッションを行っても、全く効果として出てこないその方の存在は例えハートに従ってヒーリングを行っても例えいろいろなことを勉強したとしても私がやれることには限界があるということを知らせてくれているのかもしれない、とさえ思い始めていたのです。でも、そうではありませんでした。その方が私のところに来られたことにもまたすぐに効果が出なかったことにも、すべて意味はあったしその方の存在によって、私にさらに自分の感覚(+クライアントさんの身体)のままにヒーリングを行っていくことの大切さを学びました。もちろん、その方だけでなく、すべてのクライアントさん(の魂)は私にとって、人生で大切な気づきと学びの先生でもあると感じます。今年最後に、こんな大きなギフトをもらえたことに本当に感謝で一杯です。すべての人々に、すべての存在にありがとう
2012年12月09日
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先日、日本から来られてセッションを受けてくださった方から感想を頂き、掲載の了承を頂きました。シェアしてくださって、ありがとうございます。先日、東京からお伺いして2回セッションして頂いたHです。ワタクシは静かに、確かに変わりつつあります。セッションの翌日も宿で起きては寝て、起きては寝てを繰り返しましたが今も突然ガクンと強烈な眠気が襲って来るのは続いております。季節変わりの時「ひと雨毎に春になる」じゃないですけれども、深く眠る度に内なる何かが変わっているのを感じます。体調面で他に気付いた事と言えば、左重心が癖の上座った時に右足を上に組む癖があったのですが、真ん中を重心にして立っていたり左足を上に組む事も自然としているのに昨日気付きました。長年意識的に直そう直そうとしていて直らなかったクセが自然と直っていたのにはびっくりです!そして昨日久しぶりにパートナーに会ったら「あれ?何か変わった。顔つきも違う」と言われました。特に「ピリピリしてなくて良い感じ」だそうです。今までは自分の作り出した「ピリピリ」を他の皆さんにも振りまいていたのですね。これからは豊かで優しい愛をシェア出来ると思ったらワクワクときめいて仕方がありません。また、思ったほど感情に起伏はないですが、なんだか見える世界や聞こえる物が一枚ベールを被っているような、どこか不思議な違和感がある状態です。これも生まれ変わる過渡期の症状なのかしら。IHがどんなものか全く分からないまま渡米したのに、2回セッションを受けることができてそれによって私自身が長年手放したかった事を手放せる導きがあったなんて本当に素晴らしい旅になりました。帰り際にハグしてもらった時にはじんわり温かいものが湧き起こって不覚にも泣きそうでした。セッション数日後にメトロポリタン美術館へ行った時には感受性のアンテナが随分とアップしているのを感じました。小さな頃から父の書棚にあった画集で見た数々の作品、アングル、ルノワール、ドラクロワ、ゴーギャン…特にゴッホの糸杉にはとてつもないエネルギーを感じて、しばらく動けずに感動を味わいました。今まで絵画を観ていたのとは違う目が開いたのかと思う位の感動を受けたのは新鮮な経験でした。振り返って気付くと、頭の中でか、口に出すかは関係なく余計なお喋りが極端に減りました。今まで、何かの現象が目の前で起きると一々反応して、つまらない事をペラペラ話したり、場合によってはカリカリしたりしていましたが、あまり左右されなくなりました。後数週間、また経過を見て行きたいと思います。どうもありがとうございます。再会を楽しみにまた毎日を送りたいと思います。※そうそう!インナーチャイルドを癒やしてもらっている時、フォークの音を聴いてインナーチャイルドが「これ良い音だね~」としきりに言っていたのが耳に残っています。このHさんの身体は、1回目のセッションでインナーチャイルドの癒しそして2回目はグラウンディングの調整を選びました。Hさんのパートナーの方が「ピリピリしていなくていい感じ」と言ったのはインナーチャイルドが癒されたからです。これは、インナーチャイルドが癒されていない状態ではインナーチャイルドが「私は十分に愛されていない~~認められていない~~」と叫んでいる状態なので(もちろん本人は意識していないのですが)そのエネルギーを周りの人たちは、ピリピリした感じに感じるからです。ですから、よくインナーチャイルドが癒されると、周りの人たちの態度が変わると言われる方が多いのです。例えば、夫がセッションを受けられて、それがインナーチャイルドのヒーリングだったりすると、妻の方が「あれ?私がセッションを受けたわけではないのに、彼に対して全くイライラしない」などと感じたりします。私はもう随分インナーチャイルドのセッションをやってきたこともあって最初に出会ってすぐに「あ〜この方のインナーチャイルドが暴れているなあ」などと感じたりすることもよくありますが1回のインナーチャイルドのセッションの後で、その方の顔が全く変化するのをよく感じます。ピリピリ感がなくなり、あ〜長い間抱えていたものがやっと手放せた〜という深く安心した表情に変わるのです。また長年のくせが治ったのと、周りの現象にいちいち反応しなくなったのは2回目のセッションで、グラウンディングの調整の際に原始反射を統合したことによります。原始反射が残っていると、身体の様々なくせが出やすかったり頭でごちゃごちゃと考えすぎたり、すぐに不安になったり小さなことにこだわる傾向があったり、すぐに敏感に反応したりということが起こります。原始反射に関しては、本当にいろんなものに関連していて例えば、先日来られた別の方は、腰のあたりに触れられるとさっとよけてしまうくすぐったく感じる、または座っていると落ち着かない、などというくせがありそれは脊髄ガラント反射という原始反射に関連していましたしまた、別の方でセッションを受けられた方も、話や説明がつい要領を得ず、長くなってしまう、要点を上手く伝えることができないという問題だったのですが、これも原始反射に関わっていました。これは自分のくせなのだから、とか、もともとの性格なのだからとあきらめていることの多くが、原始反射を統合することによって変わってゆくのです。私も先日、自分自身の吸啜反射を統合したのですが先日、おさむと友人のアメリカ人と3人で話していておさむが後から「のりこ、さっきはどもってなかったね。英語だとよくどもっていたのに」と言うので、え?そうだったっけ?とはじめて気づきました。ほんとおもしろいものです。グラウンディングの調整の後は、やたらと眠たい、ボーっとするベールがかかったような感じがある、などの感覚を持たれる方はけっこういらっしゃって2週間ぐらいはそんな状態が続くことがありますがしばらくすると落ち着いてきます。でも人それぞれセッション後に感じる感覚は全く違っています。この方はもともと感受性が鋭いので、すぐに変化を感じられる方でしたが人によっては、半年ぐらい経ってから「あ、そう言えば、あの問題なくなっている?』と気づく方もいらっしゃって、それはそれでいいのです。私自身も自分でセッションを行ってすぐに変化を感じる時と、いつのまにか、変化している時とあります。さて、今日も朝から晩までセッションでした。今年最後の追い込みなのか私自身にも、またクライアントさんにもいろんな変化があり日々の気づきとシンクロニシティは、加速して起こっているようです。そんな話もまたいつか〜
2012年12月08日
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もう12月も1週間近く過ぎて、いよいよ今年も終わりに近づいてきましたね。みなさまもそうかもしれませんが、私ももう何が何だかわからないほど忙しいですこれまでの人生で一番忙しいかも(←おおげさ)それに加えて、私は一昨日、昨日とかつてないほどの強烈な身体の浄化が起こっていて熱と咳と鼻と涙と頭痛が一気にやってきていたのですが昨日の夜に行ったIHのセッションが効いたようで(こういう時、自分でセッションやるのもしんどいのだけど)まだ若干鼻のつまりはあるものの、今朝からほぼ回復しています。なぜこんなデトックスが起こったのかは、また長くなるのでいつか書きたいですがこれは、まさに今年最後のデトックスだったのだなあと。さて、今月18日から1週間セドナに行きますが今回は6名で行くことになりました。私とおさむ以外の4名は、みんな私のレイキのクラスやキネシオロジーを受けてくださっている方々で、よく知っているしみんな意識がハートにある人たちなので、一緒に行けるのは本当に楽しみ。セドナで、他の友人やそのお父さまとも合流する予定でさらに楽しみです。セドナでセレモニーをホピとともに企画されているアイルさんからのメールで今回ホピでのセレモニーは、いろいろあってセドナで行われることになり(ホピになる可能性もまだあるそうですが)アイルさんの家がホームベースになったとのこと。「50人ぐらいまで」と書かれてあったのであの家にどうやって50人も入るかしら?と思っていたのですが、アイルさんが自分の家を提供する、と決めた後、リビングのすべての家具を人に譲ってしまい絨毯も全部はがして、今フローリング工事をやっています、と説明してくれました。相変わらず、アイルさん、やること、すごすぎ〜〜!おかげで、私もそのぐらいの勢いで家のもの(+自分の中のもの)を手放そうと気合いが入りました〜〜(勢いだけでも、ね)今回のセレモニーは、マインドレベルでは何も決まっていなくてすべてスピリットの導きによって行われるとのこと。だから、ホームベースはアイルさんの家ですが実際のセレモニーがどこで行われるかもまだわからないそうです。完全にハートに従っているのですね。マインドとハートの統合。私がこの1、2年ずっと意識してきたことでした。あのセドナの地で、2012年のこの時にこうしたセレモニーに参加できることに本当に感謝です。もし、この時期にセドナに行かれる方でセレモニーに参加されたい方がいらしたらお知らせくださいね。私たちは20〜22日のセレモニーに参加する予定です。そして、ここに書かれてあるように、セドナに来れない方々もそれぞれの場所で意識を一つにしてゆけたらいいですね。らぶ☆のりこ以下、アイルさんのブログから。2012年12月、 ホピ長老ロイ・リトルサンと日本人が祈り合う、「Creation of the Global Forgiveness」2012年12月21日、地球が新たなる進化の扉を開ける日が近づいてきました。アリゾナ州セドナにおいて、12月13日の新月から12月28日の満月までの15日間、ホピ族の長老、ロイ・リトルサンと日本人の有志たちが、意識をひとつにして祈り合わせをおこない、進化を導く「世界規模での許し」の種をつくります。ロイはこう語っています・・。「今、One Heart になるときです。そのためには、日本人がアメリカ・セドナで祈ることがとても大切なのです。セドナは地球上でのアセンションポイントを司っています。そしてこの祈りの種をつくるのに最適な場所です。日本人は記憶の民であり、アメリカ人は忘れる民です。そしてアメリカ人は、実験を繰り返して、忘れたことを思い出しています。それぞれ役割が違います。最初はひとつだったけれど、それぞれが二極化の道を進みました。それが極限まで離れたとき、アメリカは、実験によって原爆をつくり、日本に落としました。そして今、大きくふたつにわかれていたものが、また真ん中に向かってきています。「許し」という行為によって・・。こうして、再び、ひとつになることで、大きなハートの形ができあがります。ONE HEARTです。それは、マインドとハートの統合をも意味します。28日の満月の後、参加者は、「地球規模での許し」の種を携えて、それぞれ自分の場所へと戻り、そこで種を植えて花を咲かせます。花は地球一帯に広がり、地球と人類の進化を促します。」私とロイは、ずっとこの祈り合わせの起点となる場所を ホピやセドナ内で探していました。ですが、なかなか目的にあう場所が見つかりませんでした。そして、ようやく数日前に決まりました。というか、決めました。祈りのホームベースとして、私の家を提供することにしました。私の家を拠点として、いろいろなところに祈りに出ます。それは、セドナ内であったり、もしくはホピであったり・・そのときのスピリットの導きに従っていきます。私の家での祈り合わせは、50人くらいまで可能です。ぜひぜひいらしてください。今のところ日本人、アメリカ人、カナダ人、スペイン人が参加されます。日本人が一番多いです。この15日間、ロイ長老と共にすごし、彼の英知をシェアしていただき、彼がつくるマクロビの食事を共にします。(宿泊先、移動手段は各自での手配となります。)ロイ曰く、マクロビにこだわるのは、マインドとハートを統合するためには、血の流れが必要であり、それは、生きている食べ物からなされるからとのことです。メインは20日、21日、22日の3日間ですが、ロイは、今この3日間のスケジュールを他の部族の長老たちと決めています。21日は、日の出から日没まで、祈ります。全行程に参加されても、1日もしくは数日だけでもOKです。できれぱ、21日が祈りのメインの日になりますので、この日にいらしていただけたら嬉しいです。参加費は、経費や食材などの費用を参加者の皆さんで負担しあう形となります。また、ロイ長老の教えに対してのお礼は寄付金ベースにさせていただきます。セドナでの祈りに参加出来ない方は、ぜひご自分がいらっしゃるところで、ご自分のやり方で、ワンハートに繋がっていただけたら嬉しいです。時間を合わせて、セドナと日本との合同の祈りも企画しています。日時については、追ってご連絡をいたします。*ロイ長老につきましては、Roy Littlesun で検索していただきますと、数々のセレモニーや講演の場面をYoutubeでご覧頂けます。*伊藤 研人さんがご自分のブログで、ロイのメッセージを字幕つきで紹介されています。ぜひご覧ください。とてもすばらしいメッセージです。http://www.kentoitoh.com/category/message/roy*祈り合わせについての、詳細につきましては、メールにてお問い合わせください。アイル グラハム (アリゾナ州セドナ在住日本人)celestiallightsedona@gmail.com☆繰り返される「今」のこの瞬間の中で自分ができる最善なことを意識をもって選んでいきましょうね・・・☆いつもありがとうございます。 アイル・グラハム セドナにて・・
2012年12月06日
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前回の日記を読んだおさむから「新米キネシオロジストには、非常にわかりづらい内容だと思うよ」という貴重なご意見を頂いて確かに肝心のことを書いていなかったなあ、と。ということで「新米キネシオロジスト講座、その3」(前回がその2)として、若干、補足してみます〜〜肝心のこと、というのは、キネシオロジーでセッションでの目標を決める時にクライアントさんが思っている目標でセッションを行わない、ということです。クライアントさんが、こうなりたい、こういう問題をなくしたい、という目標に従ってセッションを行うと、一時的な効果があることもあるのですがほとんどの場合、しばらくして元の状態に戻ります。なぜかというと、クライアントさん(のマインド)は、本当の自分がどうしたいか?何が問題なのか?を全くわかっていないことがほとんどだからです。もちろん、私も何もわかっていません。なので、クライアントさんのマインドではなく、本質(=身体)に聞いていかなければならないのです。だいたい初回にセッションに来られた方で、100人のうちのたった1人も自分が本当にどうなりたいか?をわかっている方はいません。よく顕在意識(頭でわかっている意識)が10%潜在意識(わかっていない意識)が90%などと言われていますがこれはもちろん人それぞれであって、ごく一般的な人の場合だと思います。こういったセッションを受けて、自分の潜在意識がどう感じているのか?をわかってくればだんだん顕在意識=潜在意識になってきますから自分の感覚によって、自分の中に何があるか?を明確に気づくようになります。でも、最初の頃は、自分がこうなりたい、と思っていることはほとんど思い込みであって、多くの場合、魂からの声とは違います。例えば、その方が「自分を犠牲にしてでも、他の人のためにがんばりたい」と思っている人で最初のカウンセリングで、その方からの願いが「もっと人に貢献できるようになりたい」ということだったとします。カウンセリングの時点では、私は何もわからないので、なるほど〜と聞いているだけです。そして、セッションに入って、筋反射テストで身体に尋ねてゆくと問題なのは「もっと人に貢献しなければ」という思いの方であって「その思いこみを持っているせいで、本当に自分の魂がわくわくする道が見えなくなってしまっている」と出てきたとします。こういう時に、もしもセラピストが「人に貢献する」でクライアントさんの身体が反応したのでそれが目標だと思い込み、その目標でやってしまうと全く魂の目標とは逆の目標になってしまうのです。さて、このセッションでの目標が「自分を優先する」や「ありのままの自分の価値を受け入れる」などという目標が導きだされたとします。(目標の導き出し方については、またいつか)その後で、その目標を受け入れる準備ができているかどうか?をクライアントさんの身体に聞いてゆくのです。人によっては、「人に貢献できなければ生きている意味はない」と思っていたりすると、潜在意識の抵抗ではなく、すでに顕在意識で抵抗があるのでそれではその目標でセッションを進めることはできないからです。セッションでの目標はクライアントさんのマインドレベルでも充分に納得できるものでなければならないのです。(これにはいくつか例外があって、クライアントさんが精神錯乱状態だったり自殺願望があったり、人格障害などを持っている場合は普通にマインドで考えることはできないので、クライアントさんが納得できなくても大丈夫なのですが、そのあたりはまた)そして、クライアントさんの身体が「その目標でオッケーだけど、マインドレベルで受け入れる準備はできていないよ」と反応した時が問題なのです。そういう場合に、一番大切なのはクライアントさんとセラピストの信頼関係です。もし、クライアントさんにとって、私という人を全く知らないで来られた初めてのキネシオロジーのセッションで「一体こういうセッションで本当に意味があるのかしら?」などと思っている方だったりすると私が「こういう目標を身体が伝えてきます」とお伝えしたとしても、納得ができないこともあるかもしれません。それを心から納得できるように、目標設定を行う前にある程度の情報を身体から導き出しておいてクライアントさんにお伝えしておくことも大切なのですがそれでも、もしそのクライアントが受け入れる準備ができていない時にどうするか?前回の日記に書いたのは、そういうシチュエーションでのことです。(あ〜自分で書いておいて、なんてわかりづらい^^:)さて、目標設定の前に大切なことは、一体何がその人の問題なのか?を明確にするということです。例えば『ダイエットしたいです」と言って来られた方がいるとします。本当にその方の魂と身体にとって、ダイエットすることが必要なのか?それとも「やせなければ」と思い込んでいるにすぎないのか?これがクリアにわかっていなければ、的確な目標設定はあり得ません。クライアントさんから「私はこれが問題です」もしくは「私はこうなりたいです」というのを提示された時に、キネシオロジストがクライアントさんの身体に聞くことは1)その問題自体が問題である2)それを問題だと思っていることが問題である3)それ以外のことが問題であるという3つです。上のダイエットの例の場合1)だったら、実際に身体は痩せることを必要としているのですから『~kg痩せます」とか「ベスト体重に戻します」などという目標設定もありえますが2)の場合は、もっと痩せなければ美しくない、という思い込みなのですから「ありのままの自分の容姿を受け入れます」とか「自分の美しさを認めます」などという目標になるでしょうし3)の場合は、今は、ダイエットのことはあまり問題でないということもあり得ますし、もしくは他の何らかの要因がダイエットに関連していて、その要因の方が本当の問題だ、ということもあり得ます。もっとも、この3つは、あくまでもわかりやすくお伝えするために分けたのですが私は実際のセッションでは、すべての問題に対して一つ一つを聞いているわけではなく直感的にアクセスして、身体に質問してゆきます。例えば、病気や身体的な問題を持っている方の場合。「血圧が高い」という問題だったとして「血圧が高いと思っていることが問題だ」とはならないわけで、実際に血圧を下げてゆく方向に進んで行く必要があるのは明確ですから、(1) または(3)しかないわけです。または(1)と(2)の混合タイプもあり得ます。例えば、上のダイエットの例で一旦「自分の美しさを受け入れます」という目標でセッションを行い自分の容姿を愛せるようになった上で、その次に実際に体重減らすための調整になることもあるのです。問題の見つけ方と目標設定これさえしっかりできていれば、ほとんどのセッションで効果は出てくると思います。このあたりのキネシオロジーのセッションでの問題の見つけ方、目標設定の仕方は多くのキネシオロジーのクラスの中では学ばないので(少なくとも私がこれまで受けてきたキネシのクラスでは学ばなかったので)私は実践の中で思考錯誤しながら、気づいてきたのですがこういうことを教えるクラスをやりたいなあと思う反面こんなことは、たぶんキネシオロジーのセッションをどんどんやっていれば誰でも自然とわかってくることかもしれませんしそれを教えることが本当に必要なのかどうか、はわからないのですが。ということで、駆け足で書いたので、またわかりづらかったかも〜〜
2012年12月04日
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みなさま、お元気でお過ごしかしら?ここ最近、いくつかボディに関するワークショップを取ってとてもよかったので、その話もいろいろ書きたいのですが今日は、また新米キネシオロジスト?のためのマインドとハートのお話を書かせてくださいませ。キネシオロジーのセッションは、身体的なことや感情的、精神的なこと能力を高めるための調整、スピリチュアルレベルでの調整などいろいろあります。先日クライアントさんに「どんな方のセッションが大変ですか?』と質問されたのですが私にとっては、その方が、例え大きな病気を持っていても、精神錯乱状態であってもまた、どんなに小さな(と本人が思っている)問題であってもどちらが大変、というのはありません。もちろん、病気やうつなどを持っている方は、身体がいろんな調整法を要求してくることが多いですが身体的問題や脳の調整というのは、ブロックは起こらないのでスムーズに進みます。ただ、多くの場合、身体的だけの問題というのは少なくほとんど精神的、感情的な問題が関わってきます。思い込みや信念などのマインドが強い場合は、それらを一つ一つ見てゆく必要が出てくるので大変になると言えるかもしれません。「経験したことは学んだとは限らない」というのはゲーテの言葉ですが私たちが経験から学んだものの多くは、その人の魂レベルでの導きを防ぐものになっていることが多いです。例えば、彼に浮気された、という経験があれば「男性は信頼できない」という信念体系ができる可能性があります。そこに、さらに、ソーシャルプログラミングがあればその信念はさらに強力になってゆきます。これは家族や社会の中で埋め込まれてきた価値観や考え方です。例えば、女性の多くが持っているのは「男性は女性を裏切る、浮気をする」という意識。例え、自分が実際に男性に裏切られたことがなくてもそういう話を人から聞いたり、読んだりすることでそれが潜在意識の中に埋め込まれています。ですから、女性は、友人の旦那や彼が浮気したなどという話を聞くだけで「そんな男とはさっさと別れた方がいいわよ」と拒否反応を示す方が多いのです。「全てのことはミームになりえる」というのは、マトリックスエナジェティクスのリチャード博士の言葉。ミームというのは、それぞれの文化や環境から生まれてくる思い込みや信念体系です。また集団無意識も、信念体系を強化するものとなります。実際に誰かから聞いたわけでもないけれどいつのまにか持っている意識のことです。また、例え一見、よい学びのようなものであってもそれがブロックになっているケースもあります。例えば、マザーテレサの映画を見て感動した、私もあのように人のために生きようそんな学びが、自分本来の魂が望む生き方よりも他の人のために犠牲になる生き方を選ぶことになってしまっていたり。つまり私たちは経験すればするほどそういった不要な信念や思い込みが増えてゆく可能性があるのです。ですから、人それぞれ違いはあるものの一般的には、年配の人の方が、より思考優勢になっています。私のキネシオロジーのセッションの中でクラアイントさんの身体の抵抗が起こるのはその方のマインドが抵抗している場合のみですが20歳ぐらいまでの方のヒーリングでは、ほとんど抵抗が起こりませんし子供には、全く起こりません。もちろん、年配の方でもほとんど抵抗が起こらない人もいますし若くても、強い信念や思い込みを持っているケースもありますが一般的には、年を重ねていけばいくほど、人生で大変だったり、辛かった時期を経験してその時に溜め込んだ感情や信念体系が、ハートに従うことをブロックしています。NYでセッションをやっていて思うのは、アメリカ人の女性はむしろ男性よりも「頭でっかち」の人が多いように感じます。これは小さな頃から、目標達成型人生、目標に向かってがんばることが第一と教え込まれていたり、人を信頼して任せるより自分で何でもやるという意識でいる上に女性の場合、フェミニズム、男女平等という意識が高く男性と同様に社会で「戦って」きた人が多くそうなると、ますますその方本来の生き方とはずれてしまうのです。日本人でも女性性を受け入れていない人は、とても多いですがアメリカ人の女性はさらにマッチョ(ガチガチに思考で固まっている人のこと)な方が多いように感じます。例えば、思考優先の上に、インナーチャイルドが傷ついていて人を信頼できていなかったりすると、セッションはちょっと大変です。そういう方は初回に会った瞬間にわかりますが、セッションをスタートしブロックを感じるので、身体に『私を信頼する?」と心の中で尋ねてみると「信頼しない」という身体からの反応が返ってきます。普通のキネシオロジーの筋反射テストではクライアントがセラピストを信頼していなかったら正しい反応が出ないことが多いのでマチルダはそういう場合は話し合うことが大切、と言われていましたが今の私はそういう時でも、潜在意識の反応を見ることができるのですぐに話し合いはせず、どうしたらいいかを身体に聞いてゆきます。もし、その方が、私を全く信頼していなければその方の身体が出してきた目標に関して、私がそれをお伝えしても頭で納得できないということになってしまうからです。そういう時は「人を信頼する」ための調整を先にした方がいいのか?それとも、この問題があることを伝えず、先に行った方がいいのかを身体に尋ねます。人によっては「あなたは人を信頼していません」と言われてもまだそれを受け入れる準備がないことも多いからです。もちろん「人を信頼する」という問題があることを伝える場合でもそれは、子供の頃の経験からそうなってしまっただけで一つのプロテクションに過ぎないことを伝えることは、とても大切だと思います。先日も、初めて来られたアメリカ人の女性のセッションで「あなたを信頼できない」と身体が反応しました。(2度目に来られた方がそう反応することはありません)それで「どうしたらいい?」と身体に尋ねると「あなたがこの目標に関して、論理的に説明できたらあなたを信頼する」という身体からのお答えでした。そういう時は、正直ヒェ〜という感じもありますが身体からの要求なので、出来る限り私のつたない英語で私の全魂を込めて、伝えてゆきます。不思議なことにそうやって一生懸命伝えていると、エネルギーで伝わるのかその方が信頼できるに値する理由というか、論理というかストン、と落ちるポイントが出てくるのです。そして身体からの反応が、その目標を受け入れ「人は信頼しないけど、あなたは信頼する」になったら先に進むことができます。(逆だったら無理です^^:)これはクライアントさんが日本人であっても同じです。基本的には、その方が頭で受けいれられない目標や調整は出てきませんがたまに「頭ではまだそれを受け入れられないけど、もうその目標でやるしか他に道はない」みたいな状況に出会うことがあります。そういった時に、ヒーラーの存在すべてで伝えてゆくこと。そうすれば、完全にその方のマインドが納得できなかったとしても必ず道は開けてくるのです。それと、私が新米キネシオロジストの方にお伝えしたいのは(私も年数で言えば新米に近いという、つっこみはおいといて)キネシオロジーは身体の声を聞くものですが、それがただリーディングになってしまわないこと。例えば、どちらの仕事に進むか迷っているとして筋反射テストで潜在意識をしらべて「あなたはこの仕事をした方がいいですよ」などと言うだけではそれは単なるリーディングであって、ヒーリングにはならないからです。なぜ、仕事を選べなかったのかを見ていって、それを手放し自分で決断することができるようにしていくのがヒーリングだと私は思います。このあたりの目標設定が、単にその方のマインドを満足させるだけになってしまって本来の魂の目標とは逆になってしまっているケースがあります。そうなると、そのセッションでの目標が逆に思い込みになってしまうこともあります。私もキネシオロジーをスタートしてすぐに頃のセッションでは、そういうことがあってなぜそうなったか今は明確にわかるのですがそのことについてはまた書きたいと思います。さて、よくポジティブ思考がいい、と言われていますがこのポジティブ’思考もハートをブロックすることになっているケースが多いです。いつも明るく元気で、愚痴は言わない、人にはいつも親切にやさしくというポジティブ思考に捕らわれていると一般的にネガティブと言われている怒りや不安や恐れなどの感情や感覚を奥深くに抑え込んでしまいます。感情そのものにいいも悪いもなく、ただそれを流していけばいいのですがそれを否定するので、流れずに溜め込んでしまうのです。ポジティブであろうとネガティブであろうとマインドはマインド。エネルギーが愛の状態でいることは必要でもポジティブ思考は必要ないのです。(もちろんネガティブ思考も必要ないです)私はセッションの中で、ハート優勢かマインド優勢かをチェックすることがありますが、多くの人は思考優勢です。思考優勢になってしまうと本当の意味での幸せはないです。(あえて言い切ってしまいますが)もちろん、こうしてブログを書いているのも思考なわけで思考は必要ですが、あくまでもハートで感じていることを言葉に変換するという作業、ハートとマインドを結ぶことは必要でもあれこれ「考える」ことは不要なのです。では、マインド優勢からハート優勢にしていくためにはどうすればいいか?ですが、やはりある程度、過去の癒しを行ってマインドを手放していく必要があると思いますが普段の生活の中でも、できるだけハートに意識を下ろしてゆくことを行うことができます。ハートに意識を下ろすのは、簡単です。第3の目の当たりにある自分の意識が、どんどん下に降りていくとイメージして心臓に入れればいいのです。心臓から脳を見上げている感じです。これをやると、考えることはできず、頭がからっぽになるので最初はちょっと不安に感じてすぐに頭に戻りたくなったりしますがでも、少しでもその時間を長くするように意識的に続けているとそれが心地よくなってきます。私は最近、公園の周りをテクテク歩いていますがそういう時にマインドが忙しいと、周りの風景も見ていないし風の匂いも冷たさも、身体の足や腕などの動きも感覚も何も感じていないのです。でも、ハートに意識を持っていれば、ただ歩くという行為ですべてが満たされている感覚を持てるし歩いた後の充実感も何倍にもなります。人と接する時にも、意識をなるべくハートに持ってゆくととても楽に感じると思います。(一人でいる時より難しくなりますが)マトリックスエナジェティクスでも、例えば周波数何番とか考えている時には思考も働いていますが、ふっと思考が抜けて何も考えられなくなる瞬間がありその瞬間にエネルギーの場がシフトするのを感じます。マトリックスエナジェティクスやキネシオロジーに限らずすべてのヒーリングを行う際に、必要なのは意識がハートにあること。意識がマインドにあれば、そのヒーリングには限界が生まれます。ということで、よくおさむから「さむらいヒーラー、のりこ!今日もマインドを切ります!」などと茶化されている私なのですが。サムライヒーラーね〜、、、(そういうヒーラー自身が「週休二日はムリ〜」なんて身体からの声を聞かず、マインドに従っているようでは全くお話にならないんだけどね)
2012年12月02日
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