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サントリーニ島 イア二日目。この日も朝からのんびり過ごします。まずは、海の見えるカフェでブランチ。今日はメインストリートから一歩入って、さらに狭い通りをぶらぶらと。メインストリートから入ると、人通りは少なくなります。 この頃、9月下旬の季節は最高でした。この時期の観光客は多いとは言っても夏ほどではないでしょうし、気候もベスト。夜になると肌寒くなるので、カーディガンなどが必要になりますが昼間は照りつける日差しが強くて、まだ帽子、サングラスは必須です。夏だったらもっと暑いでしょうし、また、もうあと2週間先になればかなり朝晩冷え込んで、シーズンオフになってくるのだそう。歩き疲れて足が痛くなってきたのでメインストリートに今年できたばかりというフィッシュセラピーを受けてみることにしました。このフィッシュセラピーは、クレタ島でも見かけました。この小さなメダカみたいな魚、ガラ・ルファは人の角質を食べるという特質があるのだそう。水槽に足を入れた途端、寄ってきて離れません。おもしろい。歯がないので痛くはないですが、魚たちが食べているのはちょっとビリビリとした感覚で、電気でしびれている感じ。しばらくすると、その感覚が気持ちよくなってきます。おさむは、魚に触れられて(食べられて)恍惚状態。こうなっちゃあ、シャーマンも形無しね20分のセラピーが終わった後は足の裏はかなり角質が取れて、すべすべになった上に足の疲れも取れて、随分と軽くなっていました。フィッシュセラピー、なかなかやるな〜。この旅の直前に「修行を手放す」調整をしたおさむですが修行を手放すとこうなるのね。ちなみに、これは2006年のセドナ。(あまりにも違うので、またここに載せてみたくなった)修行僧モード。これは今年はじめのメキシコの旅。シャーマンモード。そして、今回はこれ、らぶらぶモード(すけこましモード?)ここに来ると、カップルはみんなラブラブモードになるよ。(と、うちはここに来なくてもラブラブだけどね)考えてみれば、今回の旅はおさむが私を女性として愛してくれるようになって初めての旅ということにもなるなあ(しみじみ〜)と、本当のことを言えば、おさむが私をケアしようがしまいがまたロマンチックなところに行こうが行くまいが私の「本当の」幸せには全く関係ないのですけれどね。幸せは常に私の中にあるものであって外からやってくるものではないですから。それでも、結局、自分に起こっていることもすべては自分自身が作りだしている現実(幻想)なのですからならば最高に豊かでハッピーな幻想を楽しんでゆきたいなあと。そういう意味で、サントリーニ島は私たちにとって素晴らしい楽園でした。このリアリティに心から感謝。さて、今日の夕日は、ホテルからではなくイアの最先端まで行ってサンセットの見えるバーで見ることにしました。世界的に有名なイアの夕日を見るためにこの時間帯になると、たくさんの人がやってきて通りも一杯になってきますがこのバーは意外にそれほど多くはなくちょっと早めに行ったこともあって、ベストの席に座れました。ほぼみんなカップル。夕日が真っ正面の海に沈んでゆきます。沈んだ瞬間は、拍手が起こりました。さて、今回の旅は、ほんとうに素敵な旅でしたがちょっとだけ心残りだったのが、このサントリーニ島でおさむの奏でるギターを聞くということができなかったこと。おさむは先日の日記に「サントリーニで俺の愛のギターをのりこに捧げよう」と書いてくれたのですがいろいろ考えた結果、飛行機の移動が大変になるのでギターを持ってゆくのはやめようということになったのです。実際、やっぱり持って来なくてよかったね、と言ったのですがイアにやって来て、やっぱりここでおさむのギター聴きたかったね~~と。おさむもそれだけが残念そう。ところが、神さまが二人のその想いを聞き届けてくれたのかその機会が訪れました。(魂レベルでは、この機会も私たち自身が作りだしているわけだけどね)夕日を見た後、レストランに向かう途中。ストリートに、一人のミュージシャンが弾き語りをしていました。その美しい音色と音楽に思わず立ち止まりました。その懐かしいようなメロディを聴いていて、じ~ん。たくさんの観光客が夕日を見た後、この通りを通って戻っていたのですがみんなさっさとホテルやレストランに向かっているのか誰も立ち止まって聞こうとはしません。私とおさむは3曲ぐらい、そこにたたずんで聴いていました。暗いのでフラッシュを焚いたので、あまり雰囲気出てないけど。と、それを聴いていたおさむが「この人にギターを借りよう」そう突然言い出し、彼に「すみません、ちょっとだけギターを貸してもらえませんか?彼女にどうしても1曲、弾いてあげたいので」と頼むと、彼はニコニコと貸してくれました。ということで、彼のギターを取り上げて?恍惚と弾くおさむ。(あり得ないよね)そして、私のために魂を込めて捧げてくれたギターの音色は、本当に美しく。18年間、私が愛し続けてきたおさむのギターの音色がイアの街に響きます。(愛し続けてきたのはギターの音色の方)彼の友人もやってきて、3人で聴いていました。二人とも、とてもおさむのギターを気に入ってくれておさむが弾き終わると、ブラボー!のかけ声。このハプニングを通じてつくづく感じたのはどんなことでも、何か心の奥に感じていることはその人のリアリティとして具現化するということ。例えば、以前のおさむだったら、ストリートミュージシャンに声をかけてギターを借してもらい、ストリートで私のためにギターを弾くなんてことはやらなかっただろうからそれは、内面の変化とともにやってくるわけです。そして、私サイドで見てみれば、もし私がおさむのギターを聴きたいと感じていなければ、このミュージシャンがこのタイミングでここで演奏していることはなかった、量子力学的にはそんな風に言えるのかな。旅はそういう自分の中を見せてくれるから、やっぱりおもしろい。どんな旅をしているか、によってどんな自分でいるか、がよりクリアになってくる。もっとも、これは旅でなくても、日常生活でも同じことなのだけど旅は非日常的だから、余計に気づきやすいのかも。この日の夜は、昨日、路地で見つけたおしゃれなギリシャ料理のレストランへ。このあたりのレストランは、ほんと洗練されている感じだけどそれに比べるとクレタ島は、もっと素朴な感じだったかな。まるで親しい友人が来たかのように、もてなしてくれるような。洗練さもいいけど、あの素朴さは心に残るよねそんな話をおさむとしました。おさむの愛のギターも聴くことができたしこの日もまた祝福の1日でした。(そしてこれを書いている今も)さて、昨日から、テネシー州のナッシュビルに来ているのですがその話は、もうすぐこの旅日記が終わってからにします。また別のリアリティへ
2012年09月23日
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この日、朝からクレタ島を発って、船でサントリーニ島へ。高速船で約2時間で到着。サントリーニは、火山の大爆発で作られた火山島。こんなところによく家があるなあと思うほど木もほとんど生えていない黒い岩肌が見えてきます。港からの眺め。写真左側に遠く見れる白いところが、これから向かうイアの街。家々が白いので、まるで雪をかぶったよう。(画像を縮小するからか、ここにアップするとかなり画質が落ちてしまうけど)港には、ホテルから迎えの車が来てくれていて、30分ぐらい細い山道や裏通りを走ります。と到着してびっくり。これまで車で通ってきた道からは想像もできないような美しい町並み。真っ白な家や壁に真っ青な空と海。今回、私たちがイアで2泊したホテルは、Gabbiano Apartments hotel.これは、イアの街には多い洞窟ホテル。外は暑くても、家の中に入ると涼しいのです。この旅の中で、最も気に入った素敵なホテルでした。天蓋付きベッド♪(ロマンチックだけど、寝ているとだんだんじゃまになってきていつのまにか寝ながら払いのけている)プライベートテラスも広々〜アパートメントタイプのホテルなので小さなキッチンつき。(冷蔵庫にはホワイトワインが何本も入っていました)しばらくホテルで休憩した後、街に出ました。歩いて10分ぐらいで小さなメインストリートへ。とてもかわいい店が並んでいて、地元のアーティストが作った陶器やガラス工芸やアクセサリーなどが売られています。歩いているわけで、わくわく♪ とりあえず、海の見えるレストランでシーフードのランチ。それから街を散策&ショッピング。普段、旅先でのショッピングにはほとんど興味がない私なのですがここに来て、ショッピング熱が湧いてきます。 ブルードームの教会や鐘の塔。 それからホテルに戻り、テラスに座って、イアの夕日を見ました。この日はおさむの42歳の誕生日この日に合わせて、サントリーニ島にしてほんとよかった。夕日が沈んだ後、バースデーを祝うべくレストランへ。トリップアドバイザーで評価が高かったROKAというギリシャ料理の店。このレストラン、小さな路地が入り組んだところにあって途中で迷いそうになりました。昔、ヨーロッパ映画で見たような、こじんまりとして雰囲気のあるレストラン。そのレストランの パティオで食事をしました。ここでは、いわしのオーブン焼きやしいたけのリゾットなど。やっぱりおいしい♪う〜ん、これまでの巡礼と瞑想の旅もとても楽しかったけどおいしいもの食べて、美しい景色見て、という普通の(3次元的な)アバンダンスの旅もいいな〜。ホテルのテラスにて。
2012年09月22日
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さて、カッパドキアを朝発って、一旦イスタンブールでアテネ行きに乗り換え、そしてクレタ島行きの便に乗り換えとこの日は3度も飛行機を乗り換えてクレタ島に到着したのは夜の8時を過ぎていました。ヘラクリオン空港からタクシーでホテルに向かいながら、海のにおい、クレタ島の威勢のよい運転手のおじさん、港町のにぎわい、そんなこの土地のエネルギーを感じてわくわくしてきました。トルコでは、この感覚は味わうことはなかったのであ〜ここに来て本当によかったね〜とおさむと話しました。ホテルは、とてもモダンできれいなホテル。この日はもう外に出るのも遅かったので、ホテルのレストランで食事をしたのですがワインもおいしいし、アンチョビのマリネやザジキ(ヨーグルトディップ)などもおいしくてしかも激安。ホテルのレストランでこのクオリティというのはギリシャはほんと食事おいしいのだなあと。次の日の朝からレンタカーで島を巡ります。まずはクノッソス宮殿。ここはクレタ島の中では、最も有名な遺跡だけあって観光客も一番多かったです。有名なイルカのフラスコ画(でもこれは複製品。本物は博物館へ)ギリシャ神話のミノタウロス伝説が蘇ります。クレタ島にいたミノア王は、海の神ポセイドンとの約束を果たさず牡牛を捧げるという約束を破ってしまいます。怒ったポセイドンは、ミノア王の妻である王妃に牡牛を恋いこがれてしまうという呪いをかけます。そして、王妃と牡牛の間にできた子がミノタウロス。上半身が牛で下半身が人間という怪物で凶暴なミノタウロスが閉じ込められていた宮殿が、ここクノッソス宮殿なのです。このあたりのおみやげもの屋さんは、ギリシャ神話を題材にしたものが多かったです。エロスをテーマにしたコースターや栓抜きやトランプなどもよく売られていました。(と小さく載せてみる)次はマリア遺跡。ここはとてもいいエネルギーの場所でした。それほど人も多くなく、のんびりとまわることができました。私の身長より高いつぼ。ケルノスの円盤。捧げもののためのテープル。おさむと二人で祈りを捧げます。ここで古代のエネルギーを充分に感じることができてよかった。私たちにとって、遺跡巡りは、見学というよりそのヴァイブレーションを感じるためなのであまり博物館に行ってみる、という感じではないのです。それからゼウスの生まれたというディクティオン洞窟へ。途中の小さな村には、かわいらしいお店やレストランがありました。車でかなり山の上まで走ってゆきます。ここに到着するまでは、車もそれほど通っていなかったのにこの駐車場に着いたら、みんなどこから湧いてきたのかと思うほど意外にたくさんのバスや車が止まっているのにびっくり。駐車場から1キロぐらい、山道を歩いて洞窟の入り口まで行きます。かなり地下深くまで降りてゆきます。あ〜すごい。ここは本当にゼウスが生まれてもおかしくない雰囲気。しばしの間、神話の世界にトリップ。ゼウスの洞窟を出た後は、近くのレストランでランチを食べてそれからレシムノの街までドライブ。レシムノの灯台。魚料理のレストランが並んでいるハーバー。このあたりのお店をぶらぶらして、クレタ島名産のオリーブなどを購入しました。おさむはCDを買ったのですが、おさむがギリシャ音楽に興味があるというとその店のおばさんがいろいろと話をしてくれてその息子さんが、ギリシャの伝統的な楽器であるブズーキを店の中で演奏してくれました。心なごむ音色。そして、私たちにアニス酒までごちそうくれました。クレタ島の人たちは、ほんと温かい。ということで、クレタ島、3日目(かけ足で書いちゃいます)この日は1日ビーチへ。ヘラクリオンから車で3時間近く、西のはずれにあるBalos Beachへ。ドライブの途中の美しい風景。バロスビーチはクレタ島では珍しくやしの木があるビーチ。とてもきれいなビーチでした。おさむは泳いでいましたが、私はヤシの葉のパラソルの下でのんびり昼寝や本を読んだり。ランチは、高台にあるビーチを見渡せるレストラン。こんなビーチにあるレストランなのに、いわしの素揚げなどとてもおいしい〜〜♪暗くなる前にまたヘラクリオンまでドライブして戻ります。ヘラクリオンの街はたくさんの店やレストランがひしめきあっていて観光客や地元の人たちでどこも一杯でした。ヘラクリオンがこんな都会だなんて、知らなかった〜この日の夜は、海沿いのレストランへ。このレストランがとてもよかったです。これはレツィーナという松やにが入った辛口の白ワイン。とてもおいしい♪塩漬けしたウニの小鉢とタラモサラダ(魚卵のディップ)写真は撮らなかったけど、ここのシーフードパエリアは絶品でした。そして、デザートは全部サービス!ラクというお酒、果物(写真はすでに食べているけど)ドーナツみたいな揚げ菓子にアイスクリームが添えられたもの(しかも大量)とても二人では食べきれない量でした。この店以外でも、ギリシャではデザートは頼まなくてもサービスで出てくるところが多かったですがここまでサービスで出すなんてびっくり。テーブルにやってきたかわいい子供たちのミュージシャン。残念ながら、この日の夜は、私はあまり胃腸の調子が悪くなっておいしいのに、それほど多くを食べれず。旅になると、普段そんなに食べないものを毎日食べたり、飲んでいるし旅の疲れもあったのかもしれません。それで次の日の朝、キネシオロジーのセッションをしたら20分のセッションですっかり回復。それからは毎日飲んでも食べても大丈夫になりましたクレタ島には、のんびりとした時が流れていました。美しい海、港町、おいしい魚料理、人懐っこくて、温かな人たち、1週間ぐらい滞在したかったです。さて、次の日、サントリーニ島に向かいます〜と、ほんとかけ足旅行記。今回、おさむの方が詳しく書いているので私はちょっと手抜きということで、おさむのブログも合わせてどうぞ〜http://plaza.rakuten.co.jp/osamusic/
2012年09月19日
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カッパドキア 2日目。この日、朝5時にホテルに気球ツアーの迎えの車がやってきて出発します。私たちの乗った気球には20人ぐらいの観光客が乗っていましたがほとんど日本からの団体でした。ちなみに今回の旅で、日本人を一番多く見たのはカッパドキアで感覚としては40%ぐらい日本人のように感じたのですが実際は、ツアーで来る人が多いので、たくさんいる印象になるだけで全体の割合としてはそれほど多くはないのだそう。たくさんの気球が夜明け前の空に飛び立ってゆきます。夜明けとともに。さらに空高く。 岩々の間をぬって。 気持ちよかった〜〜1時間ちょっとのフライトでしたが、充分な長さでした。以前、アメリカで気球に乗ったことがあるのですがその時は、けっこう揺れた記憶があるのですが、今回は全く揺れず。まるで建物の中にいるかのように安定しているのでここが気球の上だとは思えないぐらいでした。とても操縦が上手くて、岩にぶつかる寸前のところまで近づいたり着陸も完璧にトラックの上に乗せるので、拍手が起こりました。降りた後は、シャンパンで乾杯。ホテルに戻って朝食。それから、朝9時すぎから、レッドツアーに参加。参加者は私たちを含め5組のカップル、10名。スイス、イタリア、スペイン、トルコとみんな別々の国でこのツアーは日本人は私たちだけでした。ツアーの順番に書いてゆくのはちょっと面倒なので適当に写真載せます(←手抜き) ギョレメオープンミュージアムは、人で一杯で一つ一つの建物や教会に入るのにも30分以上並んで待ちます。 ここはまるで、メサヴェルデ国立公園のようでもありニューメキシコのテントロックにもユタのブライスキャニオンにも似ています。(あちらは人が少ないので、もっと自然の中に入れますが)3姉妹の岩(←確かそんな名前)ラクダ岩キス岩 ランチが意外においしかった〜。メゼ6種類とメイン料理は選べて、私たちはベジタブルポット。こんなツアーでちゃんとした食事が出てきたのはびっくり。ランチの時に、スペイン人のカップルと同席になったので、話をしました。スペイン人の女性が「ツアーに参加するというのは、私たちの旅のスタイルじゃあないのよ。ここでは仕方ないけど」と言っていたのですが、私とおさむもこのツアーの最中に「やっぱりツアーは苦手だね〜。明日は自分たちで行動しよう」と話していたところでした。ツアーは、見所を効率よく見て回れるという意味ではいいのですが興味がないところも観なければならないし自分たちのペースで見て回れないところが難点。カッパドキアでは、ローカルの交通機関は不便だしここでのレンタカーは、きっと道がよくわからないだろうと借りなかったのですが後から思えば、レンタカーをすればよかったなあと。「でも、このレッドツアーのメンバーはすごくよかったよね」とおさむが言うのですが、確かにみんな30〜50代の旅慣れた人たちで落ち着いていたし、ツアーの割にはそれほど違和感がなく行動できました。ということで、次の日、カッパドキア3日目はツアーには参加せずローカルバスを乗り継いで、カイマクル地下都市へ向かうことに。まずは、ネヴシェヒルという街に到着。街にはバスを待つでもなく、意味もなく座っている男たち。(女性はこんな人たちは見かけなかったです)ここから乗り合いのバンに乗って、カイマクルへ。私たち以外、みんな地元の人たちで車内は、中東の音楽が流れていて、ようやく別の国に来たんだなあという実感。カイマクル地下都市の入り口のおみやげもの屋さん。カイマクルは、紀元前に2万人もの人たちが暮らしていたという地下の都市。腰をかがめて、ものすごく狭い通路を通るところもあってこんな所で暮らすのは、大変ではなかったのかしら。 帰りものんびりローカルバスで戻ります。こちらのローカルバスは、運転手さんものんびりしていて乗せる人たちともみんな知り合いのよう。このまったり感がいいなあ。ギョレメに戻ってきた後は、もうレンタカーをするのもやめてギョレメの街やホテルでのんびりすることに。カッパドキアは、朝晩は冷えますが、昼間はかなり暑かったのでしばらく歩いていると、どこかで休みたくなります。この日のランチ。ナンみたいなパンがおいしい。夜はメヴレヴィー教団のセマーを見に行きました。実は、私はイスタンブールに行きたかった最も大きな理由がこのセマーを観ることだったのですが、イスタンブールでは夜早く寝てしまったので、見ることができず。ここカッパドキアでも行われているということで、行ってみることに。ちょうど、去年の暮れにスーフィーのワークショップを受けた時にスーフィーのことを書きましたがスーフィーの中でセマー(鼓舞)が有名なのが、メヴレヴィー教団です。回り続けるという行為による祈り。神との一体感。見ていて目が回るかと思ったのですが、意外に回らないで見れるのですね。音響もよくて、セマー自体はよかったのですがここに来ていた観光客がうるさくて、入り込めず残念。おしゃべりする人、携帯電話を何度も鳴らす人(止め方がわからなかった様子)思いっきりくしゃみをする人、、おさむが「こういった観光客相手にこのセレモニーを行わなければならないなんて悲しいよね」というのですが、彼らがどういった想いでこれを行っているのかはわかりませんが静粛の中で行われば、見ている人も深い瞑想状態に入るような感覚になれそう。カッパドキアの印象は、アミューズメントパークという感じ。どこも観光客が多くて、大観光地でした。ということで、3日間のカッパドキア滞在が終了してギリシャに向かいます〜
2012年09月17日
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イスタンブールから飛行機で2時間弱。カイエリ空港に着くと、迎えの車が待っていてくれてそこから車で1時間。カッパドキアに到着です。ここは自然に出来た奇岩が有名な場所。今回、私たちがカッパドキアで3泊したのは、ギョレメという街の高台にあるNostalji Cave Suit Hotel奇岩をくりぬいて作られた洞窟ホテルです。ホテルのバルコニーから。私たちの部屋はパノラマスィートと呼ばれる一番上の部屋でこの三角の岩の中が私たちの部屋。中はベッドルームもリビングも広々していて、洞窟ホテルなのに窓から光が入って明るいし、とてもきれいな部屋で美しいファブリックやランプなど、一目で気に入りました。こちらは、ベッドルーム。バスルームも洞窟の中で、広々。こちらは洞窟ではなく、あとからコンクリートで増築されたリビングルーム。ホテルからギョレメの街を眺めます。ここは、奇岩の中に街があるという感じ。しばらくホテルでゆっくりした後、坂を降りてギョレメの街へ。たくさんのおみやげもの屋さんが並んでいました。カッパドキアでは、個人旅行で来ている人もたいていは、現地のツアーに参加するのが一般的のようで私たちは、次の日に気球ツアーとレッドツアーといわれるカッパドキアの見所を回るツアーにホテルで申し込んでいたのでこの日は街をぶらぶらするだけの予定でした。でも通りに面したところにヤマツアーというツアー会社があってそこにローズバレーの夕日ツアーという2、3時間の短いツアーがあったので行ってみることに。ツアーと言っても、ローズバレーまで車で往復してくれてローズバレーに着いたら、ワインや飲み物をサービスで出してくれるというシンプルなもので、とてもよかったです。私たち以外に参加していたのは、日本から来ていた一組のカップルのみ。30分ほどで夕日で有名なローズバレーに到着。出してくれたカッパドキア産の赤ワインで4人で乾杯し、夕日を見ます。おいしい♪カッパドキアは、ワインの産地としても有名だそう。ピンク色に染まるローズバレー。夕日も沈んで、私たちが余韻を楽しんでいたら、一人のトルコ人の男性が近寄ってきておさむにワインを飲まない?と勧めてきます。「ここに来た人をもてなすのが、俺たちトルコ人なんだよ」そう言って、おしゃべりをはじめたら、その男性の友人らしき3人もやってきてみんなでおさむを取り囲んでのおしゃべり。私にはワイン勧めなかったし、何となく男同士での話をしたい風だったので私はそこから少し離れて、見ていました。(ふふ、こういうとこ、ちょっと昔の日本みたいね)ということで、トルコのおじさんたちに大人気のおさむ(おじさんと言っても、実際はおさむより若かったりするのだけどね)この方たちに限らず、トルコでは男たちが数人でつるんで話している光景を本当によく見かけました。この人たちはワインだったけど、大抵は、チャイを飲みながら店先でみんなで座って話していたり、タバコ吸っていたりするのです。この国では、井戸端会議というのは男性のためにある言葉かしらね。この日の夜は、私たちが泊まったホテルのレストランで食事しました。このホテルは、家族経営のホテルだそうで、ちらっと厨房が見えましたが、たぶんこのレストランの食事は、お母さんが作っているのでしょう。ここでドルマと言われるぶどうの葉に炊き込みご飯を包んだものやこのホテルのレストランで作っている自家製ワインなどを頂きましたがおいしかったです。夜、レストランからの眺め。
2012年09月16日
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イスタンブール二日目。こちらは地下宮殿。東ローマ帝国の貯水場だったそうで、今でも水が溜まっているのですが暗い中でライトアップされて、宮殿のような雰囲気。外よりずっと涼しいです。ここは逆さになったメドウーサの頭が土台にある柱が有名なのですが気になったのは、涙の柱。この柱はいつも天井から水が滴り落ちていて、濡れているのだそう。これは、イスタンブールのシンボル的な建物、ガラタ塔の上からの眺め。茶色のスモッグが、街を覆っているのがわかるかしら?イスタンブールは、街に緑が少なくてゴミは街に溢れているし、排気ガスもすごいので、空気がゴミゴミしています。それに比べると普段意識していなかったけど同じ都会でも、ニューヨークはとても緑が多いし歩道も整備されて、きれいな街なのだなあと、あらためて感じました。旅に出て感じるのは、訪れた場所の素晴らしさやその土地の人々のことだけでなく自分が今住んでいる場所によさだったり自分の中に気づかずに持っていた感覚だったり。考えてみれば、NYも20年ぐらい前は、汚い街だったけどその当時は、それほど気にならなかったなあということに気づきました。もし、私が当時にイスタンブールに来ていたらきっと違った印象を持ったのでしょうね。ガラタ橋でつりをする人たち。ガラタ橋のたもとで、有名なサバサンド。パンにサバの塩焼きがはさんであります。私はサバ大好きなので、もっとおいしいものを期待していたのですがあまり味に特徴なく。おじさんたち、ひたすらサバを焼いていました。サバサンド売りの場所から眺めた光景。右に見えるのがガラタ塔。アーティストやアンティックショップが多いと言われるチュクルジュマ付近をぶらっとしましたが、あまり見応えなし。エジプシャンバザール。グランドバザールより規模は小さいですがトルコのお茶や香辛料やチーズや様々な食材が売られていて観光客だけでなく、地元の人でも賑わっていて個人的にはグランドバザールよりおもしろかったです。エジプシャンバザールの入り口付近。香辛料や羊のチーズの山。この日は、ホテルの近くでふらっと入った魚料理のレストランで食べましたが、いわしのマリネやトマトとなすのペーストなどおいしかったです。メゼと呼ばれる前菜を何種類もサンプルとしてテーブルに持ってきてくれてそれを見て選びます。ということで、二日目の昼すぎには、私たちはイスタンブールで他に特に見たいものもなくなって、さてどうしよう?ということになりました。イスタンブール観光と言えば、豪華絢爛なトプカプ宮殿が代表的なのですが私もおさむも金銀財宝にはあまり興味がないということもあり長蛇の列に並ぶ気にならず。「有名なところに行って写真だけ撮ってくるような観光は私たちはあまり興味ないんだね〜」などとおさむとあらためて話していたのですが、かと行って、他に行きたいところもないし。それで、急遽、思い立ったのがトルコの伝統的な銭湯であるハマム。おさむは興味ないというので、私だけハマム体験することに。(おさむはその間、水パイプの吸えるカフェへ)どうせなら、高級感のあるハマムがいいなあと検索してみたら世界のベストスパ(http://www.spafinder.co.jp/best/29/ayasofya.html)というサイトに紹介されていたアヤソフィア ヒューレムスルタンハマム。私たちのホテルから歩いて4、5分の距離でした。伝統的なハマムだそうですが、去年にラグジャリーハマムとしてオープンしたのだそう。サイトには前日の要予約となっていましたが泊まったホテルの人に電話かけてもらったら、1時間後に予約が取れました。建物への入り口は、男女で分かれていて、これは男性側の入り口。いろんなコースがあるのですが私は75分の垢すりと泡マッサージと泥パックアロママッサージがついているコースにしました。服を脱いで渡された布を身体に巻いて大きな大理石の円形のステージが中央にある浴場に入ります。ケセジと言われる入浴係のトルコ人のおばちゃんがやってきてお湯を身体にかけてくれます。このおばちゃん、この道40年ぐらいのベテランな感じで英語はあまり話せないけど、身振り手振りで伝えてくれて温かな感じの人でした。おばちゃん、しばらくこの上でじっとしていろ、と言います。天井はすごく高くて、その天井を見上げているとまるで別世界にトリップする感覚になりました。ちょうど込んでいる時間だったようで、7、8人の欧米人がそれぞれのケセジのおばちゃんから泡マッサージを受けていました。温かな大理石に座って待っていると、おばちゃんが再びやってきてそれからソルトを使った垢すり、泡マッサージ、全身の泥パックと進みます。泥パックを落とす時、おばちゃんは、洗面器(のような入れ物)に組んだお湯を頭からばしゃばしゃとかけてくれるのですが息ができないほど立て続けに顔にかけられるのでまるで、子供がお母さんに身体洗ってもらっている気持ちになりました。ラグジャリースパというより、やっぱり銭湯という感じだなあ。このハマムは、たぶん一般的なハマムの倍以上の料金でそれだけの価値があるのかどうかは他のハマムを体験していないので何ともわからないのですがだいたい他もこんな感じなのでしょうね。最後のアロママッサージは、別室の心地よい部屋に通されそこで別のマッサージ専門の人がやってくれました。やさしいマッサージに気持ちよくなって、いつのまにかウトウト。終わった後は、すっきり♪もうイスタンブールだけまとめて書いちゃいますがこちらは、ギリシャから戻って、旅の最後の日に泊まった新市街の中心タキシム広場から。バーガーキングとモスクの組み合わせ。新市街の中心的な通りであるイスティカル通り。赤いチンチン電車が時々通りを走りますが、基本的に歩行者天国。観光客と地元の人とすごい人でごったがえしています。新宿のような雰囲気?街のあちこちで見かける焼き栗屋さん。イスティカル通りから小道を入ったところの魚通り(勝手に命名)この通りには、魚屋さんやレストランがたくさんあって野菜も魚もとっても新鮮な感じ。ホテルに向かう裏通り。この辺の道は、ものすごく狭くて、車が通ると歩けないほど。イスティカル通りから1本奥に入った通りにあった新市街の中で、唯一ほっとくつろげたベジタリアンの店。NYによくあるようなガーデンカフェ。新市街で泊まったホテルは旧市街のホテルより広くて室内もきれいでおじさんも親切で、よかったのですが新市街自体は、どこも道は狭いし、汚いし人も車もごったがえしていていました。おさむは、新市街を歩いていて苦しくなったと言っていましたが確かに歩いていても、窮屈で一刻も早くここから脱してNYに戻りたくなりました。なので、旅の最後の日にここに泊まったのは大正解だったかも話の中でおさむが「観光って、光を観るって書くんだよね」と言うので、なるほど、そんな風に考えたことなかったけど、観光のもとの意味はその場所や人々の光を観てゆくことなのかなあと。今回、私が感じたトルコでの一番の光は、トルコ人のホスピタリティや親切さでした。イスタンブールでもカッパドキアでも、トルコの人たちは本当に親切でした。大抵、店もホテルも働いているのは男性なので女性と接するほとんど機会はなく、男性ばかりですがトラムに乗っていても「日本から?今からどこに行くの?」と声をかけられ『~~に行く」と答えると「それなら次で降りて、そこをまっすぐ行けばいいよ」などと親切に教えてくれたり地下鉄の駅でも、レストランの入り口でも、いろんな場所でヘルプしてもらいました。最後に泊まったホテルでも、おじさんがワイン飲まない?と勧めてくれたり。出してくれたお茶を私はロビーの椅子でおさむはストリートを見ながら、入り口で飲んでいたのですがおじさんが、奥の方から椅子をえんこらと持ち出してきて、ストリートまで運んできてここに座ったらいいよ、とおさむに差し出してくれた時にはちょっと感動。旅の印象って、風景や建物の美しさだけでなくそこで出会った人の印象が大きいと思うのですが強引な客引きよりも、トルコ人の温かさに触れることの方が多かったので、とてもラッキーだったなあと。ということで、イスタンブールの街はともかくそこに住む人々の温かさに触れることができてトルコの光を少しは観れたかな~と。ということで、カッパドキアに続きます~
2012年09月15日
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2週間のトルコ、ギリシャの旅を終えて昨夜(9月27日)ニューヨークに戻ってきました。今回は比較的、のんびりできて、まさにバケーションの旅となりました♪(これまでの旅は、あまりバケーションという感じではなかったので)なので、昨日の夜中にニューヨークに到着し、今日の午後から早速セッションが入っていたのですが、全く疲れておらず、いつも通りにセッションができてよかったです。ということで、今回はなるべく、ざざ~と駆け足で旅日記を書こうと思います。よかったらおつきあいくださいませ~今回、最初の2泊と最後の1泊はイスタンブールでの宿泊でニューヨークの往復に使ったのはトルコ航空。トルコ航空は「エコノミークラスの最高のもてなしを提供する航空会社」で第一位になったそうですがこれまで私たちが乗ったエコノミークラスの中では一番よかったです。私は普通、機内食はおいしくないので食べないことがほとんどなのですが今回、ヒンズーベジタリアンをチョイスしていて、初めて完食しました。もちろん、機内食なので、すごく美味というわけにはいきませんがカレーもそこそこおいしかったし、飲み物で赤ワインを頼むと200mlぐらいの小さなボトルで出てきてそのフランスワインがとてもおいしい♪アイマスクや靴下、歯ブラシ、耳栓などのアメニティグッズもポーチ入りで一人一人配ってくれるし(特に必要というわけではないけど)ビデオの映画や音楽やゲームも充実していて、映画もほとんど全部に日本語吹き替え版があったのでこれまで見たハリーポッターの映画を日本語吹き替え版で見てみたり日本の映画もあって「Always 3丁目の夕日」というのを見たのですがこれもおもしろかったです。ということで、旅の初日は朝の6時、朝日とともにイスタンブールに到着。イスタンブールの最初の2泊は旧市街のブルーモスクのすぐ裏側のホテルで部屋はかなり狭かったのですが、きれいで、何より場所はよかったです。まだチェックインまで時間があるのでホテルに荷物を預けてそれから朝のイスンタンブールの街へ。ブルーモスクがまだ空いていなかったので、ブルーモスクの中庭で最初に撮った写真が、こちらの猫ちゃん。トルコは猫天国だという話は聞いていましたがほんと街には猫が多かったです。みんなのんびり平和そうに暮らしていました。さて、初めてその土地に行く時、いくら写真やネットなどである程度わかっていても、やっぱり実際に行ってみないとその土地のエネルギーとか空気感みたいなものはわからないものですよね。今回、私が勝手に思い描いていたイスタンブールのイメージ、例えば、アジアとヨーロッパが混じり合う場所であるとか、モスクとか石畳などという言葉から想像していた異国情緒やエキゾチックという感覚は実際にイスタンブールに到着してみると全く感じず。ここに来て最初に感じたのは、まるでクイーンズにきた感じだなあと。私はNYのクイーンズは詳しくないので、はっきりとどことはわからないのですがクイーンズには、イスラム系の人たちもたくさん住んでいるし店やケバブなどを売る屋台もたくさんありそうです。(ケバブの屋台はマンハッタンでもよく見るけど)イスタンブールにはモスクはあちこちにあるのですが街はアメリカの普通の都市と同じような店が立ち並んでいることもあって違う国にやって来た~という感覚にはならずにクイーンズ散策しているごとく、まったりとスタートしました。(とクイーンズはあまり馴染みはないのですが)スカーフを巻いた女子学生のグループ。若い女の子たちは、スカーフも色鮮やかなものを巻いている人が多かったです。まずはトラムに乗って、グランドバザールへ。グランドバザールは、トルコの伝統的な織物やランプや陶器や貴金属やアクセサリーなど4000店舗が入っているという巨大バザールです。 グランドバザールでは、客引きがすごいと聞いていたのですが朝一番で、まだ働く人たちも気合いが入っていなかったのかそれとも私たちが、あまり購入するような客に見えなかったからか予想していたほど強引な客引きはなく。ペルーでは、何十メートルも追いかけてくるぐらいしつこく客引きされたのを体験していたのでけっこう気合い入れていったのですが。一応、大抵どこでも声はかけられるのですが全くしつこくないし、あっさりしていてなんか拍子抜けするぐらいでした。もっとも、いくら?と聞くと、最初はかなり吹っ掛けてくる人は多かったです。トルコのランプが欲しいと思って、いくつかの店を見て回ったのですがある一つの店が日本語で案内が書かれてあったので入ってみると日本のトルコの旅の本で紹介されたというお店でトルコ人のオーナーが、その本を見せてくれました。店内を見渡して、ブルーの小さなサイズのランプが目に止まったのでいくら?と尋ねると「375トルコリラ。日本円だと16000円ぐらいだよ」と言います。この大きさとクオリティでこの値段はあり得ないと「高い、やめよう」とおさむを促して外に出ようとするとおじさんはすぐに「まけるよ、300トルコリラ」と言います。それでも「いや、買わない」というと250、200と下がっていってあっという間に130トルコリラに。それでも出ようとすると、さらには『それじゃあ日本円で5000円(115トルコリラ)でどう?』あのなあ~ある程度の値段交渉は仕方ないとしても最初に375トルコリラだったのが、あっという間に115トルコリラって。一体、もともとはいくらの価値なのかしら。私がその気になれば、もっと下がりそうな勢いでしたがもうすっかり買う気は失せてしまったので、振り切って外に出ました。日本の観光客で、最初にまけてくれたと300リラぐらいで購入していく人もいるのかも?彼らは、もし高い値段で購入してくれたら儲けもの〜と最初は高い言い値を言うのでしょうね。さて、グランドバザールでは、どのトルコ人も日本語で話しかけてきますがそれを聞いているとおもしろいのです。「見るだけタダ~」「持ってけドロボー」「ハクリタバイ(薄利多売)よ~」(一瞬何言っているのかわからなかった)「かわいこちゃん、寄っていって~~(寄らないでいると)。。。。。かわいこちゃん、ケチ』「私ちょっとかっこいいよね?」(ポーズをつけた男性が自分を指しながら)で、ぶぶ~と笑ったのが「安いよ、安いよ、、、(あれこれ言った後でボソっと)メイドインチャイナよ」最近グランドバザールでもトルコ製品に似せた安いメイドインチャイナのものが出回っているそうなのですがそれを言ってしまうところが正直でって、「メイドインチャイナのもの、トルコで買うかい!!」ということでグランドバザールは30分も見て回ればどこも似たような製品なので、飽きてしまったのでグランドバザールを出て、ブルーモスクの見学へ。モスクに入る前にすでに長蛇の列ができていました。こちらがモスクの内部。イズミックタイルという手描きのタイルで埋めつくされたとても美しい内装ですが、あまりにも人が多くてひしめきあっています。そこでゆっくりこの場所のエネルギーを感じるとかいう感じではなくみんな天井の写真をバシャバシャと撮って、さっさと出るという感じでした。こちらはアヤソフィア。ここはもともとは東ローマ時代にキリスト教の大聖堂として立てられたそうですがオスマントルコ時代に、イスラム教のモスクとして使われていたという珍しい建物です。なので、このモスク内には、アラビア文字の看板と天使やマリアのモザイクの両方が存在しています。こちらはモスク時代に、漆喰で塗り固められて最近になって出てきたというキリストのモザイク画。イスラム教では偶像崇杯は禁じられているので、モザイク画はすべて塗り固められたそう。高いドームの天井。ここも人はすごく多いのですが、ブルーモスクよりはゆっくりできるしこの重厚で荘厳な雰囲気の中にいると、不思議と落ち着いていつまでもここにいたくなる感覚になりました。この日のランチはボスボラス海峡を眺めるレストランで。前日から機内でほとんど寝ないで、そのまま朝からイスタンブールを歩き回ったのでランチでワインを飲んだら、二人とも夕方4時にはホテルでダウンでした。
2012年09月14日
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明日からトルコ、ギリシャに行ってきます〜今回の行き先は、トルコはイスタンブールとカッパドキア。ギリシャはクレタ島とサントリーニ島。たったこの4カ所なのですが、けっこう移動が面倒そうなので荷物は機内持ち込みのスーツケースに入るだけですまそうとできるだけ減らしているのですが、持っていく服の選択が難しいです。カッパドキアは、朝晩は7度ぐらいまで下がるそうで昼間は30度近いという温度差。早朝に気球に乗る予定なので、ある程度の防寒具も必要そうだし昼間は日差しが強いそうなので、サンプロテクションのシャツも必要そうだしなどと入れているとスーツケースに入りきらなくなってしまいました。今回、旅先の計画もあまり立てていないのですが、まあなんとかなるか~と。何だか旅に出かける度に、行き当たりばったりになってゆくようです。以前は、完璧にスケジュール立てて行動していたのですけどね。これは旅慣れしてきたということか、それとも完璧主義を手放したからかしら。私たちはトルコ語もギリシャ語も全くわからないので英語オンリー。英語がどのくらい通じるのかわからないのですが。メキシコではおさむが何だかんだとスペイン語を話したのでレンタカーが故障した時なども何とかなったのですがクレタ島でもレンタカーする予定なので田舎の方に行けば、英語通じないのかも。といっても、いろんな人に聞いていけば誰かは話せるでしょうけどね。サントリーニ島は、アトランティス伝説の島。そしてクレタ島はヨーロッパ文明の発祥の地。またカッパドキアもアトランティスにゆかりの場所という話もあるしたまたまギリシャから戻ってすぐに、アトランティスのヒーリングのワークショップを受けるというのもシンクロだなあと。でも、今回は巡礼なし、奉納なし、の旅をすることになったのでちょっと、おさむとの新婚旅行気分ここ3週間以上オフの日がなくて、ずっとセッションだったこともあって今日の最後のセッションが終わった途端ふっと気が抜けたような感じになりました。私はだいたい目の前のことにしか意識が向かない人なので今朝までは、明日から旅行というのもピンと来ていなかったのですがようやく明日からのバケーションに気持ちが切り替わってきた感じです。ということで、この2週間はヒーリングから離れて自然や観光を楽しんできま~す(って言いながら、旅先でまたキネシしてたりして)
2012年09月12日
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今日は最近、おさむに対して行った二つのIH キネシオロジーのセッションのお話をさせてくださいね。おさむは、これまでかなりセッションを受けているので一般的にはなかなか出てこないテーマも上がってきます。一つは、1ヶ月ほど前になりますが「男を立てる」ためのの調整。え~っと。ダイレクトに申し上げますと、勃◯力です確か、以前にも彼は「精力」で調整したことがありましたがそういう性的欲求はオッケーになったものの「立ち力」にはまだご不満だったようです。私は特にそれが問題だと思っていなかったのですがおさむとしては、セッションを受けたい、というのでやってみたら、出てきたのはDNAの調整でした。それに加えて、おさむが7年ぐらい前に、燃え尽き症候群になって音楽を1年半ぐらい全くやらなかった時期のことが出てきました。DNA、つまり遺伝的な要因ですが、DNAはそれ自体では、肉体や感情レベルに作用しないと言われていてその遺伝子が作動するためには、何らかの環境(感情的、精神的、エネルギー的な)が必要なのです。例えば、今回のおさむの問題においておさむのDNAには、年齢とともに勃◯力が衰えるという何らかの情報が入っていたとして、その遺伝子が作動し始めたのが7年前の燃え尽き症候群であったということなのですね。ですから、セッションでは、DNAの細胞レベルでの環境を修復するという調整を行います。この「立ち力」の調整後、1ヶ月ぐらいたちますがかなりいい調子のようです。(私にも恩恵あり)そして立ち力とともに、かなりやる気と情熱が出てきているようで性的なエネルギーと情熱って深い関係があるのだなあと。こういう問題で悩んでいる男性って案外多いのかもしれません。でも、他の男性のクライアントさんに対してこのお題でセッションをやるのは、やっぱり難しいかしら~。今回のセッションで、おさむのあそこに向けてチューニングフォーク鳴らしたりしたし私はよくても、受けてる方が恥ずかしいかも。女性のセックスの問題だったら、かなりつっこんだ話でも大丈夫ですが男性だと女性のセラピストにセックスの相談するのは難しいですよね。なので、おさむに「おさむもキネシを本格的に学んで男性のセックス専門のキネシやったら?」と、言ったのですが「絶対嫌だ」とばっさり。う~ん、きっと秘かに悩んでいる男性もいると思うんだけどな~(って、別にセックス専門でなくてもいいけどね)さて、二つ目の調整ですがおさむが先日Bracoのセッションに行った後から喉の調子がおかしいというので、喉の調整のセッションとしてスタートしました。たぶんBracoのエネルギーで、デトックスが起こっているのだろうということでしたがデトックスが起こるということは、何らかの手放すべきものがまだ潜在的に残っているということを意味します。ギリシャ、トルコの旅まで、あと数日。体調を整えるためにも調整しておきたい、とおさむが言うので昨日の夜中にセッションを行いましたまず、おさむの身体が反応したのは6、7年前。そしてLonging(渇望、強い願い)という言葉。何に対して渇望しているのかというと、旅に関してと反応します。旅に対して、どういう渇望があるかをあれこれ質問していってわかったのが旅に修行を求めている、ということ。なるほど~~最近のおさむの口癖は「俺はもう修行をしないぞ~」で実際、日常生活の中ではかなり楽~に生きれるようになってきていたのですが旅になると、どうも気合いが入ってしまうようで奉納演奏のための準備とか何とかに余念がない様子。そして、それが始まったのが6、7年前のセドナの旅ぐらいからでした。まあ、彼が好きなことだからやりだいだけやればいいし~とこれまでそれほど気にしなかったのですが確かに「そこまでやらなくても~」と感じる部分はあったなあと。どこに行っても、まずは奉納演奏、なので二人で楽しむというより、神に捧げる旅、みたいになってしまうのですよね〜。今回のセッションの中でおさむの身体は「もうそんなに旅でがんばって奉納演奏して修行しなくてももうそのままで完璧なんだよ」そう伝えてきました。そして、今回のセッションの目標として選ばれたものは「修行を卒業します」この目標が出てきた時、とても感慨深いものがありました。ああ、ようやく彼は修行から卒業するのだなあ、と思わずホロリ。そしてプロトコル(根本的要因)として出てきたのが「記憶の部屋」この「記憶の部屋」は肉体やオーラのマトリックス上にしまいこんでしまっている感情的、精神的、エネルギー的なブロックを解放するためのもの。普通は、サバイバルプログラムが手放されたりインナーチャイルドが癒された状態でないとこれが出てくることは、ほとんどないので何度もIHのセッションを受けた方でないと出てこない調整です。この調整が出てくるような問題の時にはたいてい、クライアントさんは、胸のところに何か違和感があるとかお腹のところにしこりを感じるなどとそのしまい込んだ肉体の箇所に何らかの違和感を感じていることが多いです。今回のおさむの場合は、旅をする時には修行しなければ、という想いを喉に封じ込めていたというわけです。それにしても、今回その問題を浮かびあがらせるきっかけになったBracoのgazingって、あらためてすごいのかも~と。もちろん、丁度、旅の前だったから、その問題が上がってきたわけですがBracoの愛のエネルギーがおさむの手放すべき問題を喉の痛みとして浮かびあがらせたのでしょうね。(Bracoのセッションを教えてくれたKちゃん、ありがと~~)このギリシャ、トルコの旅の前にこれを調整できてつくづくよかった~♪(昨日、セッションが終わったのは夜中2時すぎだったけど)でないと、また修行の旅になるところでした。ひヤ~ぎりぎりセーフって感じ。今年の始めにメキシコの旅の前に「もう修行の旅はやらないからね~」と私は言っていたにも関わらず終わってみれば、しっかり修行と巡礼の旅になっていてほんとあれから、いろんなことがありました。もちろん、そのおかげで、おさむは彼の奥深くに持っていたいろんな問題を解放し愛情を受け入れ、大人の男性になり、女性をケアできるようになって私たちはより深いレベルでつながることができるようになったのでそれは本当によかったことなのですがもう今は修行は必要ないということだなあと。もちろん、これからもまだ手放すものは出てくるかもしれませんが出てきた時にヒーリングしていけばいいだけのこと。本来の私たちの魂は、宇宙そのものであって、神そのものなのだから修行して、魂を磨くなんていうことは本当は必要ないわけです。でも、修行は必要ないということを本当に深く知るためには修行が必要だったと言えるのでしょうね。私たちはすでに完璧だったということを知るためにわざわざ完璧でない(ようにみえる)幻想を私たちに見せてくれているように。今回、サポートとして選ばれたフラワーエッセンスは、FESのBlack-Eyed Susan。深い気づきと目覚めのためのエッセンス。修行からの卒業おめでとう(おさむの名前は修、なのだけどね)←修行修了ってとこかしら?おさむのブログにもこの二つの調整について、詳しく書いているのでぜひ読んであげてください~。(しかし、勃◯力について、どうどうとブログに書けるおさむって、素敵)エゴとセクシャリティhttp://plaza.rakuten.co.jp/osamusic/diary/201208310000/(これは「立ち力」の調整前にやったエゴの調整のことも書いているけど)888-Completion Of Mystery School http://plaza.rakuten.co.jp/osamusic/diary/201209080000/(この最後の方の文を読んで、うれしくて思わず泣いてしまった私です)ということで、来週からのギリシャ、トルコの旅は修行の旅ではなく、ただひたすらラブの旅になりそうです〜〜(プラス『立ち力』だし)
2012年09月08日
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先月から、緊急にセッションを受けたい人のために緊急セッション枠として夜8時頃から入れるようにしました。緊急といっても、理由は人それぞれで仕事や恋愛などで上手く行かないことがあって精神的に落ち込んでいる方不眠や体調不良の方、日本に帰るのでNY滞在の日数が少ない方すぐに決断しなければならないことがあって迷っている方テストやオーディションなどが迫っていて不安なのでそれまでに調整したい方などなど、いろいろです。予約を取るのに1、2ヶ月待ちとなると大変になる方もいらっしゃるし週に3日ぐらいだったら夜遅くてもいいかもと始めてみたのですが、なかなかいけそうです。だいたい朝10時か11時から一人目の方がスタートして3時間おきに4セッションで、夜11時ぐらいまで。たまに一つのセッションが3時間近くかかるセッションもありますが普通は2時間半以内には終了するのでセッションとセッションの間には、部屋の浄化したりセッション記録を書いたり、急いでご飯を食べたりします。なので、続けて新規の方が入っている時は、4人は無理なのですがこれまで何度かセッションを受けられている方だったら、無理なく行えます。(といっても、これから冬になると、終わるのが遅いと寒くなるので無理かも)ここしばらく何日か続けて、緊急枠が入っていますが1日を終わってみると、意外に疲れていないのです。というより、まるでランナーズハイならぬ、セッションハイみたいになってさらにエネルギーがみなぎってくるのが不思議。キネシオロジーのセッションは、集中力や直感力がとても大切なのですが1日4人のセッションでも全く問題なくやれることがわかったのでさらに自分への信頼につながりました。好きなことって、何時間やっても疲れないものですね。以前は、おさむによく怠け者扱いされた私ですが最近は、そのおさむに「ほんとよくやるなあ」と感心されるという変容ぶり。実際、もともと私はかなり怠け者なのですが好きなことだけは時間を忘れてとことんやる人です。そして、好きなことに関しては、どんどん深く追求してゆきたいのですよね。10月にはアトランティスの叡智と言われているフェボナッチ数列のクラスを受ける予定でいます。学びたいことが山ほどある、というのは本当に幸せなこと。何かを達成するために学ぶ、のではなくただ喜びのために学ぶのですから。生涯を通じて、自分の好きなことを学んでゆきたいなあと。学ぶこと、実践すること、教えることそれらをいつも同時にやり続けていきたいと思っています。最近は、レイキだけでなく、トータルなヒーリングやキネシオロジーを教えてほしいという要望が増えてきて私自身もそれを伝えたいという気持ちがあります。私が学んできたこと、そして実践の中で得てきたこと特に私がヒーリングの実践の中で気づいてきたことの多くは本やクラスでは、けして学ぶことができないことなのでそれを伝えてゆきたいのです。本当に人間の身体や心の仕組みには、いろんなすごいことがたくさんあってこれを伝えてゆくことを考えただけでわくわくしてきます。とはいえ、いつになるのかは全く決めていないのですが。すぐにクラスを開くことも考えたのですがある程度、意識が解放されている人でないといくらやり方を伝えたとしても、ハートで理解できないのでいつかそういうタイミングがやってきたら準備のできた方たちに伝えてゆけたらいいなあと。少し前までは、例え私が教えなくても、やれる人は自分でやれるようになるし私が教える必要なんてないかな、と思っていたのですが最近少し考え方が変わりました。と、先日、セッションに来られた方から「のりこさんって、朝から晩までほとんど家から出ないでこのセッションルームで、ずっと人の心の深い部分と関わっているなんてまるで仙人みたいな生活ですね」と言われました。仙人。。。最近、宇宙人みたいというのは、たまに言われるのですが。キネシ仙人?(キネシ職人からレベルアップ?)確かに、朝から晩まで山(家)に立てこもって人の潜在意識にかかりっきりでやっているわけですからそういう意味では仙人かしら~。ただし、仙人のように静かにやっているわけではなく一緒に泣いたり笑ったりすることも多いので「静」ではなく「動」の仙人ですね。ということで、書きたいことは山ほどあるのですがもう寝る時間なので、今日は途中までで寝ます〜ついでに、メールのお返事をしていない方、ごめんなさい〜。予約のメールだけはすぐにお返事するようにしているのですが。でもきっと、例えすぐにお返事しなくても私がその方を想っているということを、信頼してくれているそう信頼しています。ありがとう〜おやすみなさい〜
2012年09月07日
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先日、おさむが「一瞬で人を癒す方法ないかな~」なんて冗談半分に言っていたのですが一瞬で癒すことが必ずしもいいとは限らないなあと感じます。レイキは、一つの箇所に何分も手を当てて、エネルギーの自然な流れに任せてゆきますがそうして、のんびりと手を当てている間が、心地よい時間であってもし効果だけだったら、ME(マトリックスエナジェティクス)で代用できたとしてもレイキの時間は私にとっては大切なひととき。例えば、もしも、ヨガを1時間やった効果と一瞬で同じ効果が得られるフラワーエッセンスがあったとしてそのエッセンスを取りさえすれば、ヨガはもう必要ないということにはならないでしょうし時間をかけて変化させるものは、そのブロセスを楽しむよさがあり一瞬で変化させるものは、またそのよさがあるそんな風に思うのです。例えば、レイキより、リコネクションの方がパワーが強いから優れている、とかレイキの中でも○○レイキは一番パワーが強い、とか比較して優劣をつけようとする方もいますが私はどんなものでも、それぞれのよさがある、と思います。私がキネシオロジーを好きなのは、確かにヒーリングの効果が起こりやすくとても優れているメソッドであるのは間違いないですが他より優れているというのではなくその人の身体の反応によって、問題の要因や自分の本当の目標がクリアになって謎解きをしていくようなプロセスにわくわくするから。でも、理由はよくわからないけど、いつのまにかあの部分が癒されていた~というやり方もまたそれはそれで好きですしそれぞれが得意とする分野も違ってきます。目的地に到着するために、車で行く人もいれば、自転車の方がいいという人もいれば、走ってゆきたい人もいるようにその人によっても、その時々によっても選ぶものは違ってくるでしょう。ですから、一瞬で癒すのがいいとは限らないわけですが「一瞬で癒す」という話の中で、ふっと思い出したのが以前、話題になった、目で見つめるだけで人を癒すという方のお話。それでおさむに「そういえば、そういう人いたよね~」と話をしていたのですが何とその次の日に、友人から「Bracoというgazing (見つめること)の人知ってます~?今NYに来ていますよ〜」とお知らせのメールがありました。これまで特に行ってみたい、とは思っていなかったのですがこれはまさにシンクロだし、おもしろそうなので行ってみることに。最近、私のスケジュールはほとんど休みなく埋まっているので急なお誘いは行けないことが多いのですがたまたま、昨日はイチロー観戦で、ビールを飲むので今日のセッションは午後からで、朝は空けていたのも絶妙なタイミング。ということで、朝からおさむも一緒に行くことになりました。Bracoのセッションは、ホテルのコンベンションルームで行われるのですが彼がステージに立ち、たくさんの人の目を見つめてゆく、というものです。1日9セッション行うのだそうで、1回が30分でたったの8ドル。彼はこの能力を授かってから、15年間、世界を回って行っているそうですがお金はほとんど会場費や実費だけで、ここから自分のお金としてもらっていないのだそう(もともとすごくお金持ちなのだとか)彼にほんのちょっと見つめられただけで病が治ったりする方もたくさんいるそうです。会場はホテルニューヨーカー。このホテルは、いつもNew Life エキスポの会場になっているので以前、何度か行ったことがありました。ここはホテルが古いせいか、ここでの講演やセミナールームに入ると何か重いエネルギーを感じることがよくあったのですが今日、その会場となる部屋に入って、すぐに気づいたのはその重いエナジーが全くなくて、部屋のエネルギーが輝いている感じがするということ。会場には150人以上の人たちが入っていて毎セッションごとに入れ替わります。セッションがスタートして最初は、Bracoについての紹介や短いビデオを見ます。そして、気分が高まってきたところで、いよいよBracoの登場です。この演出は、気持ちが高まめるためというかみんながハートを開いて彼のエネルギーを受け取るための準備なのだなあと。そして、Bracoがステージに登場した途端、自然と涙が出てきました。彼はただ黙って、みんなの目を見つめてゆきます。私のいる位置からは、彼の目がどこに向いているのかはっきりわからないのですがそれでもハートが開いてゆくのを感じます。これは彼自身だけのエネルギーというより会場のみんなが愛の状態になっていることもあるのでしょう。彼がステージの上にいたのは、5~10分ぐらいのものでしょうか?彼がステージを去った後、急に私のエネルギーがセッション前より軽くなっているのに気づきました。ここ2、3日、睡眠不足だったので、目のあたりがちょっと重い感じだったのですがそれがすっきりとしています。やっぱり、癒しは起きているなあと。もっとも私にとっては、これでないと癒されないものではなかったのですが、確かにその効果を感じました。おさむもレイキを受けた後のような心地よさがあって身体が軽い、と言っていました。と、最後に感想をシェアしたい人?という司会者の問いかけで一人の女性がマイクを持ちました。彼女は、ひっくひっく泣きながら、いかにBracoが自分の人生にとって大切か、彼が素晴らしいのか、を切実に訴えてきます。彼のCDを持って眠っている、と言われていました。あ~これは崇拝しているのだな~、と。つまり、彼によって救われた、彼こそが愛、彼こそがパワーになってしまっていて自分より彼の方が優れている自分の外に力はあって、自分の中にはないそう思い込んでしまっているのです。彼は、きっと崇拝されることなんて、望んでいないだろうなあと。紹介の中でも、彼はごく普通の生活を送っている人だと紹介者の方が言われていました。でも、周りは勝手に崇拝するものです。例えば、キネシオロジーだったら、私が筋肉を触って、あれこれと調べていきながら、いろんな道具を使ってヒーリングしてゆくわけですから、人間以上の特別に見る人はいないでしょうが目を見つめただけで癒す、となると神格化してしまう人もいるのかもしれません。彼はもちろん愛の人であって、素晴らしい力を持っていることは間違いないでしょうが、それは私たちが潜在的に持っている一つの側面を映し出しているに過ぎません。そもそも目で癒すということは、本当は何も特別なことではないのではないかなあと。レイキでも凝視法といって、目でレイキを流すというのがありますが音楽が音の波動で癒すように、すべては波動ですから、目でエネルギーを流す力ももともとは私たち誰もが、持っている力とも言えるでしょうし彼の場合、その力がかなり活性化されている、ということなのでしょう。そして、受け取る人が、エネルギーを受け取る準備ができていれば癒しは当然起こります。こういうのは、ただ一つのヒーリング方法として受け取っていることが大切だなあと。崇め奉っててしまうと、自分の力を信頼できなくなり依存した生き方になってしまいます。これはインドのヨギであろうが、賢者であろうが同じこと。もちろん、彼らの愛の力はすごいのですがそれは私たち一人一人誰もが潜在的に持っている力であることを示してくれているに過ぎませんから。どんなに素晴らしい対象であったとしても、それはある次元から見てみれば自分というものの一部であって、そこから分離しているわけではありません。以前にも書きましたが、私がプチ覚醒体験をする前までは観音様からのメッセージを聞きたい、と思っていたのですがその体験の時に感じたのは、ああ、観音様は私の中にいて私とともにいたのだ、ということでした。魂レベルから見れば、何も分離なんてないのですから。私もあなたもBracoも。と、そんなことをあらためて感じることができてやっぱり行ってよかったなあと。ということで、Bracoの公開セッションNYでは9月3日まで行われているようなので興味のある方はこちらのサイトまでどうぞ。http://www.braco.net/
2012年09月01日
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