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今年のまとめを思い出そう。結婚して45年。あと5年元気でいれば金婚式になる。3月にFUS手術。たら〜りと流れた頭骨への麻酔の注射のために、初めて髪を剃り上げた。ツンツルテンの丸坊主。脳の一部を超音波で焼く手術は、ちょっと考えると気味が悪いが、MIRで作り上げた3Dの脳のモデルをマッピングし、5mmの精度で位置を特定して焼く。しかも、指圧でツボを探るように効果の試験を繰り返しながら進めていく。手術の結果はてきめんで、ぶるぶると震えていた左手が嘘のように止まった。今や右手の震えの方が目立つくらいだ。予後の経過観察も問題なく、寛解ということになった。コロナが五類指定になるのを待っていたかのようなタイミングの合唱コンサートを7月にやった。市内のアマチュア合唱団で、自主公演をやるのは子供と我が混声合唱団だけになってしまったが、その子供たちと「ゆずり葉の木の下で」を歌い、大人が少ないので他の混声合唱団にも協力を願ったが、成功裏に実施しることができた。同じ7月、長女に二番目の女児が生まれ、4人目の孫になってくれた。2300gと小さな子だったが、5ヶ月経って標準に追いついてきた。よく笑い、ゴロゴロと転がる5ヶ月児に育っている。もうすぐハイハイができるようになるだろう。シルバーの仕事も5年になり、記念品に拡大鏡をもらう。大きなお世話だ、とも思うが。去年買った中古カメラを落下させ、5万円の修理費を払うことになった。回復したので文句はないが、一番初めに買ったキットレンズが故障して使えなくなってしまった。レンズの電気回路の異常と思われる。10年にもなるから仕方ないかとは思うが、ちょっと残念。望遠レンズででも結構月の写真が撮れることを知り、今もハマっている。修理の大きな出費があったのに、もっといいレンズはないかと物色する馬鹿者。そうこうするうち除夜の鐘が始まった。今年も新年になってから年賀状を書く。
2023年12月31日
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今日は餅つきの日。ところがセイロで蒸すのに水を入れたら、なんと羽釜に穴が空いていて、漏れているではないか。ついに寿命のようだが、50cmもある羽釜なんてすぐには手に入らない。とりあえずはガスか?息子のアイデアで、和紙を敷いてやれば燃えないのではないかとやってみたが、結局漏れてしまった。ガスでは小さな蒸籠しか使えず、1度に2升が蒸せない上、時間もかかる。今まで2升ずつ3段のせいろでむしていたからこれは時間がかかって仕方がない。5Lばかり入りそうな鍋があったので薪で炊けるかやってみたが、セイロの底が少し小さく、蒸気が漏れてしまう。そこで空間を埋められるようにダンボールをガスケットに使い、なんとか使えるようになった。肩のカルシウムのこともあり、今回は完全に餅つきから引退。世代交代を促すために釜に穴が空いたのかもしれない。おそらくは私よりも古参である。来年もやるなら羽釜を買おうと思うが、息子と相談だ。もちの丸めは息子にはまだまだ修行が必要。だが、すでに孫たちの遊びと化している。
2023年12月30日
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寒くなると空気が澄んできて天体を撮りやすくなると言う。フィルムカメラの時代には試し撮りの数も限られ、また超望遠レンズも高価だったが、ミラーレスの中古品となるとなんとか手に届かないこともないものがある。孫の運動会を口実に、35mmフィルムカメラの換算で600 mmのレンズを手に入れた。月は非常に明るく、また大きいので初心者にも比較的とっつきやすいと思う。今年最後の満月右の方になんとかクレーターらしきものが見える。十六夜は翌日だ。右のクレーターは少し見やすくなった。光が斜めにあたる方が陰影が出やすい。さらに1日たった立待の月。店長部から右にかけて海とかクレーターがだいぶ見やすくなった。月がアバタだらけと言うのがよくわかる。月を撮る時には、感光はややひかえめのほうが良さそうだ。このところの天気続きで、放射冷却が堪える。天体望遠鏡なしでも、結構撮れるものだが、さらにいいレンズを持っておられる方はもっとシャープな作品を作っておられる。スタンダード品ではこんなものかと、腕の未熟さを棚に上げているが、借りるのも高価なレンズ群だ。
2023年12月29日
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黒大豆を刈り取って乾燥(と言うしかないが実情は放置だ)したら、食べられるようにしなきゃいけない。正月は目前に迫ってきた。まずは脱穀。鞘は枯れて、振るとカラカラと豆の音がする。鞘を上下から押してやると、パカっと割れて豆が出てくる。もう少し簡単な方法はないかと、木槌で叩いてみたりもしたが、鞘が砕けてゴミが増えるばかり。子供の頃には足踏み式の脱穀機で取っていたが、もっとたくさんの豆を作っていた。今回はほんの200本ばかりなので手作業の方が簡単に済みそうだ。豆殻は取っておいて、餅つきの時の焚き付けに使う。春に樫の木の太い枝を払ったのをおいているので、今年の燃料は全て自家製ということになる。割ってみたらよく乾いていた。問題なく燃えるだろう。収穫した豆がこちら。少しゴミが混じっているが、元の50倍くらいには増えたはずだ。種は貰い物だが、DNAは「丹波黒」と大きく変わらないはず。しかし丹波黒の値段は高い。比べ物にならない。「氏より育ち」ともいうが、丹波ブランドは強く、「氏も育ちも」だ。「播磨黒」とでも名乗りたいところだが、ハリマグロでは「どんなマグロだ?ハリセンボンと掛け合わせか?」くらいのツッコミを受けるのが関の山だろう。自家用なので孫の実験観察の材料にでもしてやろうか。朝顔ばかりでは面白くないだろうが、まあこれは大人の感覚だ。人と違うことをして叩かれても可哀想。
2023年12月28日
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杉並区で自動車修理工場から出て来た車に撥ねられ、母子が亡くなったと言うニュースを聞いた。直した車をバックで出して来て2人を撥ねたのち、片側2車線の道路の反対側の柵にぶつかって止まったという。ちょっと田舎では理解に苦しむような事故だ。片側2車線の道路はないこともないが、何よりバックで出てくる時には細心の注意を払うはずだ。それを、人を薙ぎ倒した上に10m以上あるであろう道路を横切って柵にぶつかるって、どんな速度で出たのかと思う。我が家の近所にも自動車修理工場があるが、必ず一人が誘導をしている。具体的な場面はわからないけれども、理解に苦しむ事故だ。高齢者でよく報道されるアクセルとブレーキの踏み間違いでもないだろう。歩道を横切ることは珍しくもないが、後方をよく確認して始動するのは基本中の基本。歩道を人が通るのは当たり前の中の当たり前だ。未熟運転とも思えない。怒り心頭なのは整備の依頼者だろう。整備を頼んで、傷つけられて、しかも証拠物件として警察に留置ではたまったものじゃない。まあ不可解なことの多い世の中ではあるが・・・
2023年12月27日
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ダイハツは父が商売を始めた頃に乗り始めた三輪自動車、いわゆるオート三輪の時代になる。池田市にはアゼリアホールという立派なホールがあり、私も遠距離ではあったが何度か行ったことがある。とてもいいホールだが、1階にミゼットが飾ってあり、いかにも「ダイハツ城下町」という気がしたものだ。まだキックでエンジンをかけ、ホロで覆われただけの、オートバイに近く、冬は非常に寒かった。コンパーノという名の普通車(とはいえライトバン・4ナンバー)に替えて水冷エンジンになり、暖房が入った時には天国だと思った。小学校の頃の話だ。ダイハツは真面目な会社というイメージを持っていたが、この度届け出について不正があり、全社営業停止になった。かのフォルクスワーゲンもディーゼル排ガスで似たようなことをやった時に「まさか」と思ったが、今度は「ダイハツよ、お前もか」という気がしている。それにしてもそんな城下町、下請け業者はいっぱいいるはずだ。社員はもちろんのことだが、部品や金型が納入できないとか、見込み生産でやっている小さなところが多いはず。年末の寒空に気の毒な話だ。最低1ヶ月は止まるようで、昨年だったかのNHK朝ドラの主人公ではないが、中小企業にとっては痛手は大きい。法令遵守は当たり前のことだが、こと政治家が法令を守らない。法律を作るものが守らない、抜け道を作るは背任と言うべき、いや立法府の者がやるなら特別背任だろう。いかにもあるであろうことを、責任者が「関与してない」とぬけぬけと言うから始末が悪い。「まさか」がまかり通る社会は絶対におかしい。
2023年12月26日
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オンラインで金融情報をやりとりする人以外にはあまり馴染みがないかもしれないが、トークンというデバイスがある。これは15年ばかり前に登録したソニー銀行のトークンだが、表示面が真っ黒になっている。ここにワンタイムパスワードが表示され、(どうも時計と連動する要素があるらしい)振り込みの時などに使っていたのだが、どうも故障らしい。ところが考えてみると、長らくこれを利用していない。スマホからの利用をするようになって、とみに出番がなくなった。トークンが使えないことで何か問題は起きるか?で直接電話をしてみたら、「只今電話が大変混み合っております・・」の定形文が聞こえて来たが、振り分けのボタンを押すとすぐにオペレータが出た。馬鹿正直に待つのも一手である。氏名や生年月日をやりとりした後、「お客様の場合は、すでにアプリをお使いのようですから、トークンは事実上必要ございません」という返事をもらった。「じゃあ、極端な話、捨てちゃっても構わないということですか?」「その通りでございます」ちょっと拍子抜けの気分である。電話を切って、「ほんじゃ捨てようか」と考えたが、せっかくSony Bankのロゴが入っているのだ。鍵にくっつけておいて万一落とした時に、格好の目印になるだろうし、トークンなど知らない人が見ても「銀行の関係の何かなら困っているだろう」と、届けてくれるかもしれないと考え、キーホルダーとして使うことにした。幸か不幸か、中身に関するようなシールははげてしまっている。世の中、善人ばかりではあるまいが、期待してみようと思う。なに、落とさなきゃ落とさないでいいんだから。
2023年12月25日
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冬型の気圧配置が少し緩んだようで、過ごしやすいクリスマスになった。アラカシの胴ぶきをきりおとして途中になっていたのを終わらせ、金木犀の徒長枝を整理した。道から見えるところなので(誰も見ちゃいないかもしれないが)中よりも優先して切り落としている。アラカシはとにかく病気になりやすい。すす病、白カビなどなんでもやってくる。通風と日当たりを良くするしか対応策はない。金木犀はどこからでも葉をだし、早春には本当に嬉しくなるくらいなのだが、それだけに日が当たらない葉も多く、縮れてしまう。萌芽力の高いのも良し悪しかと思う。暖かくなったのはいいが、雪解け水のところは大変だ。瀬戸内自体雪も雨も比較的少ないのだが、たまにドカ雪の解ける時は大雨と同じで排水しきれないことがある。雪の解けるのに気温が使われ、いつまでも寒い。こんな時期でも太陽温水器は水温を15度も上げてくれる。自然エネルギーってすごいなと思わされる。年末は相当暖かいとのこと。寒がりにはありがたい。
2023年12月24日
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数日前から自閉君の歩き方がおかしい。右足の踵をつけずにびっこを引いて歩いている。ズボンを捲ってみるとふくらはぎが腫れている。医者に連れて行くと血液検査の異常はないが、今日も連れて来てくれとのこと。コミュニケーションが取りづらく、痛いのか、痒いのか、なんとも言わないので行動から推測するしかないのが実情だ。普段から太っているので高脂血症と尿酸抑制の薬を飲んでいる。高脂血症治療の副作用で「横紋筋融解症」というのがあるらしい。それではないか、という医者の見立てでかかりつけの医者と相談するように、との医者の指示だ。かかりつけ医に相談すると、「横紋筋融解症」は、上腕には比較的出やすいが足は初めて聞いた、とのこと。もう何年も前から飲んでいるので、急に副作用が出るのもおかしいように思うが、何かがトリガーになった可能性もある。ともかく服用を中止するようにした。さて、自閉君にこれを理解させるのはなかなか困難だ。習慣化しているものを変えさせるには多大な努力?がいる。尿酸抑制薬は朝と夕、高脂血症薬は夕方のみなので、夜はこっちを捨てる、というふうになってしまうが、本当にわかっているかは疑問だ。知的障害の場合は「わかっているのかいないのかがわからない」「何に困っているのかわからない」のが一番の問題なのである。障害の疑似体験もできない。厄介な障害だ。
2023年12月23日
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NHK「チコちゃん」によれば、1年を早く感じるようになるのは「ときめかなくなるから!」だそうだが、確かに小さい頃は「もういくつ寝るとお正月」だった。何に期待を膨らませていたのかはわからないが、やはりお年玉だったかもしれない。「1年が早い」と感じはじめたのは20歳が一つの区切りだったような気がする。この頃にはときめかなくなっていたのだろう。「20歳過ぎると早いよ」と、下級生にも言っていたような記憶もある。卒業、就職、結婚・・とときめくこともあった筈だが、子供が生まれてからというもの、光陰矢の如し。孫は知らん間に育っている気がする。リタイヤしてからは「もう正月?」というところ。昔は正月3が日はどこもかしこも休みで、孤独な都会生活者は生命の危険さえ感じたというが、最近はスーパーも営業し、大型店もそれに追随していて、「お年玉週間」みたいになっている。孫にとって祖父祖母は格好のお財布と化して「ときめいている」に違いない。そんな日常性にあるせいか、だんだん「お正月だから」◯◯をする、が至って希薄になり、掃除さえもしようとしない。餅つきを家庭でやることだけが伝統として残っている。米をセイロで蒸し、石臼と杵でつきあげるのは村でもうちだけだ。餅つきが歳がわりのマーク。これが減るから多分1年が早いんだ。
2023年12月22日
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寒さもちょっとピーク感が出てきた。「そろそろ変えといてよ!」と女房に言われ、「まだまだ大丈夫よ!」と思いながら予約を取っていたスタッドレスタイヤへの交換。朝起きると、右肩が痛い。腕が上がらない。ディーラーに持って行く前に整形外科に行く羽目になった。1時間余り待たされてレントゲン撮影。「前にもありましたね」と5年前のデータと比較し、「石灰沈着性腱板炎」と診断された。上腕骨の関節部にリン酸カルシウムが沈着してイタズラするのだそうな。ロキソニンの鎮痛剤と湿布を処方してもらった。そしてディーラーで交換作業を待っていると、スマホに「雪雲が近づいています」との通知が入った。いざ帰ろうとするとにわか雪が降って来た。写真に写らないレベルだが、立派な雪。兵庫県北部は結構な雪だが、山を越えて飛んできたかけらだろう。それでも瀬戸内側は洗濯物が干せる。風さえあればそれなりに乾く。明日から明後日にかけてが雪のピークらしい。私の車のスタッドレスは普段はほとんど無用だが、息子と孫が雪遊びに行く時の装備みたいなものだ。兵庫県は日本の縮図と言われる。新幹線もラッセル車もあるのは兵庫県だけではないか。都市も田舎もあるところ。
2023年12月21日
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居住地区に区画整理の話が進み、農地を差し出すことになった。山陽道のインターチェンジから1kmにもみたないところが田んぼばかりで、しかも農業を継ぐ人がいなくて放棄地になりかかっているところもある。基本的に農地改革以来、水路の取り付けが多少頑丈になったくらいで、取り付け道路こそ立派になったものの、少しも税収が上がらないというのが市の本音だろう。通りに面していない田んぼも多く、歩行型のトラクターしか入らないところ、他人の田んぼを通って自分の田んぼに入るという奇妙なところがある。人口減の背景には、働くところが少なく、都市部に流出してしまっている事がある。商業施設を誘致して、職場の確保ができるなら、災害も少なく家賃もそう高くない町なので、住み良いところだと思っている。もっとも私は学卒で実家に戻り、地元企業に就職したクチだ。たまたま専攻と職が一致したものである。そのために、農地を一度管理組合に集約してから目的に応じて再配分する作業が必要だ。今日はその外接になる土地の所有者に、境界を確認するのだが、我が家もそれに該当していた。現在でも市道に接しているので、調査の確認は実に簡単だ。原則として宅地は対象にならないので我が家の車庫に隣接する畑と、排水の溝だけが対象だ。父が作った時に私も手伝ったから経緯はわかっている。短時間で問題なく終了した。畑の跡地は公園になる予定だが、環境悪化にならなければいいが。
2023年12月20日
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この冬一番の換気という報道の中で感じる春の息吹はやはり水仙。どんな育ち方をしたのか、思い切り曲がっているが、水仙だ。うちの庭には3種類ばかり生えているが、このタイプが一番早い。こちらは寒菊。これから花をつけてくる。仏花や墓参りにはちょうど良いと、女房のお気に入り。冬来たりなば春遠からじ そしてもうすぐ春は名のみの風の寒さや・・新春というものがやってくる。草引きをやっと終えた・・かな?
2023年12月19日
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この時期の敵はなんといっても寒さだ。裏起毛のズボン、ズボン下、レッグウォーマー、スパッツととりあえずタンスにあるものを引っ張り出し、ウールのシャツも。今朝の気温が1度と聞いて、その対応策だ。外仕事なので厳寒対応(ったって零下10度には絶対ならないが)でいった。「寒いねえ」何、北海道に比べりゃあ屁でもないが。帯広で零下20度の時は驚いた。なんでも凍る。少し動き出したら暑くなってきたが、このくらいの過剰装備?で膝や腰の痛みが出ないくらいなものだ。歳をとるということは、体力でカバーできない事が増えるわけで。仕事を終え、家に帰って裏起毛でないズボンに変えたらなんと寒いこと。昭和の古民家、とにかく寒い。子供達の家に行くとなんと暖かいことか。その代わり、夏はエアコンが欠かせない。うちに帰れば通風さえあれば涼しいもんだ。そんなわけで部屋に一つは暖房機が必要。去年も使ったファンヒーターを出してきたが、着火不良で使えない。製造年を調べたら「03」なんと20年前の製造だ。「こりゃあもうダメだな」で、電熱ヒーターの短時間利用で当面を取り繕っている。私の部屋のパソコン机の足元だけカバーしてくれれば良いので、物置から300Wのを探して来た。十分暖かい。もう少し下げても良いくらいだが、新たに買わなきゃならない。電ネウヒーターは待ち時間が短くて良いが、基本的に電気浪費装置だ。明日は寒いなりに少し気温は上がるらしい。とはいえ、瀬戸内の気候は優しいものだ。
2023年12月18日
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ついつい後回しになるこの仕事、だいたい越年する事が多い。暖かいうちにやあれば良いのに、その時期には畑の方に手を取られ、だんだんやるのが億劫になってきた。この春先に庭師に入ってもらい、高いところを切り払ってもらったので作業は楽になっているはずだが、歳のせいか(気温が下がったのもあるだろうが)膝と腰が痛くなってきて、途中で切り上げた。ちょっと情けないが、安全帯なしで木登り作業するのも少し怖くなってきた。自分で出来なくなると、親が残したものとはいえ正直負担になってくる。既に大阪に出て、家も買っているので帰ってこない可能性も高い。私が後20年生きていれば、定年で家を子供に譲って帰ってくる可能性もあるが、庭は嫌がるかも知れない。解体屋によれば植木は処分できても、石の処分が難しいそうだ。飛び石くらいなら壊すにしても簡単だが、庭石や沓脱ぎ石の大きさになると壊すのも大変だそうだ。私の父の世代では庭を持つ事がステータスだったようだが、時代が変われば価値観も変わる。「どうにでもできる」のが子供にとっては良いだろうと思うが、どこまでしてやれることやら。何もないのが一番かな。
2023年12月17日
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この時期にバラが咲く。昨夜の雨が残っているが、12月にバラが咲いた記憶は今までにないと思う。それも一つではない。まさにこれから咲こうというやつ。今夜の冷え込みでどうなることやら。ニュースによれば夏日だったところもあるらしい。半袖とマフラー姿が同居するという不思議。街頭でアイスクリームまで売っていたというから暑かったことだろう。
2023年12月16日
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西村康稔前経産大臣は兵庫県明石市を選挙区とする衆議院議員だ、ということを改めて知った。朝日新聞地方版に「100万円くらいでやめさすことないやろ」との支持者の声が載っていたが、この感覚の持ち主が自民党の支持層だということだろう。私には到底できないが。パーティー券に近いものは私も買わされたことがある。とある下請け企業にいた時に、元請けから「親睦会をやるから出席してくれ」と案内が来て、行ってみたらどこかの梅林?だったかの入園券を強制購入させられた。いやといえば注文を出さないぞ、ということだ。これに近い事が「パーティー」として行われていたことは容易に想像がつく。今回の裏金騒動は、その業務に携わっていた人がいかにもやり、やられそうな事を発言しているのが特徴で、「裏金は帳簿に載せるな」なんて誰でも言いそうだ。「そんなことないやろ」などというような疑問は微塵も感じない。説得力のあるレポートだ。「政治には金がかかる」と、昔から言われている。じゃあ何にどのくらいかかるんだというとダンマリを決め込む。非常に不透明な部分で、公開はまず期待できない。政治資金規正法は字からして間違っているのではないか。「規制」するべきだ。字面から見てもザル法だ。決めた規則の抜け道を伝授していった結果が今回の騒動だろう。別の記事に「前明石市長を内閣へ」などという主張もあった。泉氏は口は悪いようだが、民衆の支持は厚く、辞職後再出馬して当選するような行政をしてきた。明石市に転入する人が増えたというほど子育て支援政策を進めた。遠く離れた埼玉でも彼が応援する首長を当選させたという。いざという時に「発言を控える」というのはうやむやにすることの第一歩。信頼できない者の証左だ。派閥解消という旗は振られるが、いつの間にかまたできている。「みんなで渡れば怖くない」の理屈だろうか。「金わたしゃ良いだろ」の変な資本主義が罷り通る間は良い政治にはなるまい。
2023年12月15日
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黒豆に限らず、収穫の処理は手作業では大変だ。乾燥した豆の木から大豆の粒を分離・回収しなければならない。子供の頃には足踏み脱穀機を使って豆の鞘を壊して豆を取り出し、風で分離していたように思うが、すでにそんな道具はなく、手で鞘を割って豆を取り出すくらいしか方法はない。昔はむしろを敷いてその上でやったように思うが、コンクリートの上のブルーシートでは豆はどんどん転がる。思えば稲藁で作ったあのクッションは絶妙な反発係数の代物だった。豆の木は500本くらいありそうだ。一つずつ鞘を割っていては敵わないと思い、棒で叩いてみた。豆は出てくるが、回収率はどうも良いとはいえない。鞘の屑も入るので分別が手間だ。ああでもない、こうでもないと言いながら1時間ほどで重量にして豆100gと言うところか。パチンコの玉より少し小さいか。そして豆ガラ4ヶ月ほど植えてこれだ。まだ1割もできていないが、まあ全部で1kgぐらいの収穫にはなるだろうか。豆を買う方が多分楽で安いだろう。作業しながら考えた。この黒大豆は水をやるくらいの世話しかしていないので、きっちり管理すればもう少し取れるかもしれないが、コストらしいコストはかかっていない。でもこれを運んだら燃料がいる。我々の生活はものすごいエネルギー量の消費のもとに成り立っている。これが温暖化を進めているなら人間の在り方を問い直さなきゃいけないんじゃないだろうか。ビニールハウスで重油を焚き、トマトを冬に出荷して、「いつでも手に入るもの」と思ってしまっている日本人はおかしくないか?食糧を輸入に頼るって、実は非常に危ないことだと思わないか?今、ガザで食料も燃料もなくテント生活をしている子供たちがいる。今、その子供たちにこれが届けられたらいくばくかの栄養になり、豆殻は焚き火にできるだろう。いくらかでも貢献できればと思うが、こんなものを受け付けてくれるところはあるまい。メールのように手軽に送れれば良いのだが。この豆は太陽と水と、わずかな労働でできた。人間の力だけで収穫するのは原始的だが、化石燃料を一切使わなくても食料はできる訳で。本気で温暖化を止めるなら、ある程度のしんどさはやむを得ないんだろう。
2023年12月14日
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植木の手入れをしていると見慣れない女性が2人女房を訪ねて来た。彼女はちょうど娘のところに行っていたのでその旨話すと、「何時ごろお帰りになりますか?」「ちょっとわかりませんな。どちら様でしょう?」「名前は申し上げていないので・・・」最近来た珍客といえば「エホバの証人の人が来た」と言っていたので、「宗教関係の方?」「はい」「聖書をお読みになったことがありますか?とてもいいことが書いてあるんですよ」と来た。普通の人なら南無阿弥陀仏しか接したことがないだろうが、私では相手が悪い。「実はミッションスクールの卒業で新約・旧約とも一通り読んでますが」いやはや、適当に返事したものだ。嘘ではないが、一通り読んだかとなるとかなりカマをかけている。「良いこと書いてありますでしょ」「う〜ん、中の一節を取り上げただけで全体が良いかどうかを評価するのはちょっと問題がありますね。浄土真宗もそうですが」この辺りで「こいつはちょっと扱いにくいな」と思ったのだろう、「それではまた奥様がおいでの時に」「勧誘でしたら入信するつもりはありません。お寺を抜けるのも結構面倒だし、特に現状に問題意識はありませんので」と言うことでお引き取り願ったが、家から2kmばかりのところに王国会館なるものがあるのは知っていた。近くにスーパーもあるので、女房はよく行くが、私はあまり行ったことがないし、経路も会館の前を通らない方を使う。女房によれば「いつもたくさん車が止まってるよ。近所に借りてる駐車場もあるみたい」とのことだ。少なからぬ教徒がいるのかもしれない。体から一旦出た血は穢れている、と言う教義には全く賛同できない。血液成分を理解しているなら、それだけのものなのだから。人が死んでも復活する、と言うのもあり得ない。キリストが死んでよみがえったと言う話を聞いた弟子のユダが、「私はその体の傷に指を突っ込んでみなければ納得できない」と言ったところにキリストが現れ、「ならば私の傷口に指を突っ込んでみよ」と言ってユダを平伏させたと言うが、私はユダの考えの方が科学者のあるべき姿だと思っている。何せ2千年も前の人の教義、キリスト教とていろんな宗派が生まれている。エホバもその一つだが、社会的に理解が得られているかが問題だろう。頑なに輸血を拒み、子供を死なせるにも抵抗がないとなると理解は得にくいだろう。浄土真宗は「人間は死んだら浄土に生まれ変わる」と教えるが、証明はできない。嘘だと言う証明もできないから「気の持ちよう」と言うことで折り合っているのではないかと思う。宗教は内面の問題、自分が納得し、世間を賑わすようなものでなければ無宗教も含め、自由だと思う。
2023年12月13日
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大学の同窓会名簿が送られてきた。卒業以来ほぼ50年。半世紀前の名簿になると、空欄が多い。おそらく調査票を返送しなかったのだろうが、〇〇年逝去と書いてあるのもある。自宅の住所が記されている者も勤務先はほとんど空欄。稀に書いてあるのもいるが、電話を久しぶりにかけて「まだ仕事してんのか?」と聞いてみると、「いや、1年前のデータだな」などと言うから、まあ古狸なんぞ今は出る幕がないよな、と笑い合う次第。「農業」などと書いているのもいる。自営業はしっかり書いているが、もう子供に引き継いだ者も少なくないはず。女子では一度結婚で改姓したはずなのに元に戻っているのもいた。詮索するようなものでは無いが。同窓会の名簿も50年経つと「生きているか・亡くなったか」を語るものでもある。高校のそれはすでに10人以上「物故」となっている。やっぱりガンと事故が死因のほとんどを占める。一番若かったのは卒業した翌年の水難事故、次は若年がんで確か21歳だったと思う。健康に気を配る暇もない者もいたに違いないが、私の場合はなんとか生きている。連れ合いをなくした者もいる。人生それぞれだろうが、なんとか揃って健康であることはありがたいな、としみじみ思う歳になってしまった。同窓会も高校の分は1年おきにやる。すでに恩師は個人になられた方が多いが、「同窓会をやるから先生、来てくださいよ」と言うのが幹事の仕事だったが、学校によっては教師の方から「ワシもそろそろの年だから同窓会をやってくれよ」と要請を受けるところもあると聞いた。前者でありたい。
2023年12月12日
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10年前に初孫ができた時に買ったカメラについてきた2本のキットレンズが動きがおかしくなってきた。オートフォーカスがうまく合わない現象が頻発し、どのボディに付けても再現し、以後に買ったレンズではちゃんと動く。昔のレンズは本当に絞りのついたレンズ単体だったが、近頃のはカメラと通信して色々と設定をしてくれるので、レンズの方にもCPUなりペリフェラルがついているのだろう。焦点距離としては、既に通しでズームできるレンズがあるので問題ないが、ちょっと寂しい気はする。ジャンクになるとゴミ同然の扱いになるので小型家電の回収箱にでも放り込むしかしかたないだろう。カメラも家電みたいなものだ。7−8年経ったら部品の供給もなくなり、修理もきかないので捨てるしかない洗濯機とかと同じ運命になる。カメラの方はまだ健康。色々と撮影してきたが、やっぱり孫が一番多いように思う。オリンパス、マイクロフォーサーズ。
2023年12月11日
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風が比較的弱く、晴れているとなると外仕事にはうってつけ。しかし南を見ると黄砂が飛んでいそうな春のような空なので警戒して屋根のあるところに洗濯物を干した。気温と風とで乾燥に必要なのはどちらかと聞かれたら絶対風だと答える。さて年末まであと3週間。伸び放題になっている草を刈り取り、これも伸び放題の枝を切って回った。父が遺したものだが、2mくらいの枝が株から伸びる。公道にはりだしてもいるのでこの機会に切ってしまうが、翌年にはまた同じように伸びていると言う不具合。株から起こしてしまうのも対労力で気が進まない。去年までは切ったらしばらく放置しておいて小さく切り直して処分場に運んだのだが、今年夏に枝の粉砕機を買った。枝を木材チップにしてしまう。長い枝もスルスルと吸い込んでくれて、嵩が減るのですぐにゴミ袋に入れられる。入れたまま放っておけば腐敗して肥料になる。水分がたっぷりあるので、ゴミムシとか入れておいたら早く腐葉土になるのではないかと思う。処分場に運ぶ手間もガソリンもいらない。蝋梅の枯れかかっているのも見つけた。まあたくさんあるので枯れても大きな問題にはならないが、多分切り捨てた方がいいだろう。それにしてもこの暖かさには驚く。太陽熱温水器で40度のお湯が150 Lほど作れる。ガス代に反映するので、だいぶ活躍してくれる。冬の間は出番がないと思っていたが、十分活躍してくれている。TVでは温暖化の影響でツンドラが解け、未知の生物が長い休眠から覚めるリスクを報告していたが、確かに微生物レベルでは怖い話。コロナのようなウイルスも出てこないとは言えない。あらゆることに影響する「温暖化」
2023年12月10日
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孫の成長は早いものだ。5年前に生まれて、来年4月にはピカピカの1年性になる予定。ちょうど誕生日も近い。5年前のむちむち時代。2年前の写真。手ブレは本態性振戦の賜物?だ。孫3号が叔母(私の娘)に生まれてからはお姉ちゃんぶりも頼もしくなった。今日は歌と器楽演奏をマリンバですると言うので大阪まで見に行った。自閉くんを預けて、孫2号の宮参り以来だ。立派に演奏を終えた(ように見える)。欲目も大いにあるだろう。そして色の黒さも頭抜けており、体も同級生の中でも大きい部類。頼もしく見守る爺婆だった。これからも健やかな成長を願う。あと20年生きたら花嫁姿を見られるかな。
2023年12月09日
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「派閥の代表を辞めますわ」「そういう問題やないやろ」ともかく今の閣僚、「差し控える」のが蛙のツラに何とやら、である。核心のことを他人事のように言うわ、「訪問者の中にそう言う人がいたとは認識していない」普通面会があれば「何処の誰それ」と挨拶するものだが、素性の分からないテロリストも官邸には入り放題かと言うことになる。アメリカの議員に付いて誰か来たが、それが誰かは覚えていない、と言うのも酷いと思うが、それが誰かは認識していないとなるともはや「ボケ」の領域ではないか。(カオナシ?)真偽はともかく写真まで示されてまだしらを切る、そのくらいでないと政治家は務まらないか。「敵前逃亡」こそ話題の議員に相応しい。
2023年12月08日
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パーティー券の裏金化のニュースが盛んに流れている。茂木敏充幹事長は党本部で記者団に一部の野党が求める政治資金規正法の改正については「現行法に問題があるのか、現行法が守られていないことに問題がであるのかによっても対応策は変わってくる」と述べるにとどめた。(朝日新聞 2023.12.7から引用)このところヴィッセル神戸の優勝、阪神タイガースの日本一で関西がやや盛り上がっているが、こういう発言に「アホか!」というのも関西だろう。今回の騒動の一番の問題は、「法を守らない奴が政治、立法をやっていること」だ。政治献金は賄賂性が非常に高いと思う。もう10年以上も前になるが、現職の議員が落選した時、「毎日毎日請求書の山ができるんですわ」と嘆いていたのを知っている。その後どうやって解決したかは知らないが、仮にパトロンみたいなものがついたら、その人に逆らうことは人情的にもできまい。「政治には金がかかる」という言葉は昔から何度も聞いているが、ならば「金のかからない仕組みを考える」のが政治家の仕事ではないのか。今の与党はほぼ独裁になっている。「支持政党なし」の流動層に対してどう向き合うか。極端な話、「ガラポン方式」の方が世論を反映できるかもしれない。政党政治には必ずバイアスがかかるから。ぬらりくらりの与党幹部の「差し控える」が一番気分を害する。マスコミのツッコミどころではあろうが。まあ、「黙秘権」もあるわけだが、税金で食ってる以上、それは政治家には認められないだろう。「わしのカネ、どこにどう使うたんや?」
2023年12月07日
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秋から冬はコーラスの発表会が多い。今年を例にとれば11月3日、12月3日、来年の2月17日と予定がある。7月の自前のコンサートでそれまでの蓄積を吐き出し、新曲に取り組むが、だんだん高齢化する合唱団にとって新曲を増やすのはなかなか困難になってくる。コーラスの発表会は、とにかく時間の縛りがきつい。7分などという時間では1曲では余り、2曲だと少し短い。今年の曲にはNHK前期朝ドラの「愛の花」(あいみょん)を選んだ。放送の冒頭に歌われるのは時間制限で短いが、実は3分半ばかりかかる歌なのである。よくしたもので、どこで切って繋げても自然に聞こえるようにできている。そこで超短縮版(放送と同じ)、短縮版、フルサイズの3つの楽譜を用意した。時間オーバーをした場合、罰金を取られる時、すこしゆるい主催の時、かなり鷹揚な主催、と分けて長さを変えたわけだ。これで3回を乗り切ろう、という所だが、旋律は似ているものの微妙に変わるところもあり、気が抜けない。一つの曲で3つも楽譜を発行したのは30年やってきて初めてのこと。この楽譜はネットからダウンロードできる。もちろん有料だが。早いタイミングで手に入れられるのがいい。今まで曲の使い回しはあまりしなかったが、脳の刺激にはいいかもしれない。もう一つの曲は山口百恵さんの「秋桜」だ。これから忘年会を挟んでの練習になる。
2023年12月06日
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こんなことを言われた首相がいたように思うが、近頃の「えらい人」の発言に殊更増えたような気がする。日大アメリカンフットボールの部員の大麻所持でそれを知った副学長が現物を手元に留め置いたとか、理事長が廃部の方針を示したが「理事会の承認を受けたわけではない」ので保留中だとか。あるいは廃部しないで、ということを要求して180人の署名を提出したとか。廃部にすれば問題は片付くわけでもあるまい。理事長ひとりで改革もできないだろう。どれだけの自覚を持って事にあたるか、賛同者を増やしていかねば物事は何も進まない。日大は学生数が数万人に及ぶと聞いている。何人で署名を集めたか知らないが、廃部に反対するのが180人とは何ともお寒い話だ。関心がないのか、触らぬ神か、部外の学生に声をかけられないのか。私自身は学生2000人ほどの小さな地方大学だったのでマンモス校の感覚はわからないが、アメフトが目的で、推薦か何かで入って、授業に出なかったらそんな限られた人間関係で過ごすようなところなのだろうか。そして為政者の裏金、パーティー券問題やら官房機密費の使い道。庶民には考えられないような金額である。この上「政党助成金」がいるのか?ブラックホールのような与党。民主主義を謳うけれども、本当に「民」に還っているのだろうか。このところに話題がいくと、「差し控える」人ばかりではないか。失言・撤回の言葉の方が、理路整然としている。
2023年12月05日
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兵庫県南西部は「播磨国」と言い、古く「播磨風土記」というものが残っているが、「播州赤穂・忠臣蔵」の方がよほど有名だろう。姫路市以西を対象にした兵庫県の「生きがい創出」のような形で、毎年12月の第一日曜に開催される音楽祭(合唱祭)の実行委員をもう30年近く続けている。実行委員は8人いるが、合唱団の指揮者がほとんどで、私だけが運営サイドの出身である。兵庫県というところの合唱は見事に東高西低で、全国レベルのグループは神戸・西宮に集中している。レベルに関してははっきりと低い。それでも昭和30年代から何とか続けているわけだが、コロナ禍は合唱にとっても「練習に参加するのが怖い」という人を生み出し、それが3年も続いたわけだからもうガタガタ、瀕死の状態になっている。加えて高齢化と若手の加入減で、どこも喘いでいる状態だ。加えて、文化活動に対する予算の削減があり、いいホールが使えなくなった。先ごろ、科学博物館で予算不足を補うためのクラウドファンディングで9億円が集まったという話題があったが、募金ができたことはいいが、そういう方法が常態化するのはよくないと思っている。知的財産を守ることは国の責務と考える。スポーツは見栄えも良く、勝負の世界でわかりやすいからオリンピックも世界選手権も人気だ。文化活動は「仲良く生きるために」ある。もちろん合唱も上手下手はあり、コンクールがあるのだが、基本は「個人の力の結集に競争は必要か?」に行き着く。世界一仲がいいことは誇るべきことだろう。争いは滅亡を生むが、共存にそれはない。もっと文化活動にも金を分配するべきだ。ところが、来年からこの事業を外注するという動きがある。建物の管理は外注するしかないだろうが、事業の丸投げはやっていいものか?どんどん自治体が無責任化している気がしてならない。
2023年12月03日
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急激に気温が下がって、外の仕事が少し億劫になってきたが、昼間はまずまずの気温になってくる。午後9時の室温は今11℃なので少し暖房が欲しいが、冬の野菜が元気に育っている。夕食に蕪の味噌汁。油揚げが入るだけでグッと美味くなる。廃棄物は蕪の皮だけ。これはこれで刻んで使うことも出来るのだろうが、まあそれはいいとして。畑からとってきて食べる。考えてみれば贅沢な食生活かも。私にも作れるほど簡単に出来る。昨日は水菜と豚肉の炊き合わせ。昔であれば鯨肉を使ったところだろうが、歳のせいか肉よりも野菜を好むようになってきた。この時期には病害虫の心配がないので気楽だが、鳥害は無くならない。キャベツをやられた。そのせいか、2ヶ月で2kg近く減量している。このタイミングで健康診断に臨むべきだったな・・・
2023年12月02日
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女房宛に、一見奇妙な新年欠礼状が届いた。差出人が書いてない。そして大きな字で「Kが病気で亡くなりました」と書いてある。「これはきっとNさんとこやわ」まだ自閉くんが小さい頃、障害児向けのプール教室で一緒だった子だ。それにしても、欠礼状を印刷するなら差出人は必ず書くものだ。それがないって、まさか離婚した?などとつまらない憶測をしてしまう。実際、当時は障害のある子供が産まれた頃は、それを理由に離婚して、母親に全ての負担がかかる場合も少なくなかったと聞いているし、また知っている。何とも不条理なことだが、それが現実だった。コミュニケーション能力に障害がある場合、体の不調を訴えることができずに重態化して、死亡することもあるという。「障害児は寿命が短い」ということもまことしやかに言われていた。子供を失うことは親にとって辛いことだが、起きてしまったことは戻しようがない。ちょうどうちの自閉くんも授産施設から「今日は頻繁にトイレに行くのですが、下着を届けてもらえませんか?」と電話があり、医者に連れて行ったらしい。熱もなく、胃薬を処方しておきます、で終わったそうだ。顆粒を飲むのも特に苦労はしないが、水を飲むように言わないと、口に放り込んで終わり、になってしまう。熱を測ったり、咳やくしゃみの状態を見るとか、何らかの情報は親の目から見て、になるから本人の状態とはどうしても遅れが生じる。だから精神的ストレスの時にはパニックにもなる。多分彼は「何でわかってくれないの?どうすればいいの?」と訴えているに違いない。大声であったり、自傷行為であったり。で、わかっているはずの我々は「また始まった」と冷ややかに見ている。この落差!生きにくいはずだ。どうしたら彼らはもっと楽に生きられるのか。彼が産まれてから40年、かなり自分も変わったつもりだけれどまだまだとしか言いようがない。
2023年12月01日
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今日は2ヶ月に1回の男声合唱の練習日。神戸で行われる。兵庫県立大学の前身、神戸商科大学と姫路工業大学のグリークラブOBが中心になっている。どこも高齢化で、大学では縁のない私も誘われて参加している。コーラスは「数が力」でもある。このグループでは階名唱が必ずある。ピアノの聞き覚えでは「だいたい音感」と揶揄われる、というかシンガーと認めてもらえない。リズムもきっちり合わせる。この時の脳はフル稼働。音符を見てふさわしい音階とリズムをとらえ、その上全員の調和を覚えていくのだから大変!だが、これがコーラスの醍醐味だ。若い女の子の集団のセンターが誰だとか、マイクを持っているのが誰だとかではない。ここを生かすことに最も力を注ぐ楽しい時間だ。練習後、三宮駅から電車に乗るが、「運転見合わせ」の放送と、最近できたホームのロープゲートの案内がかちあって何をアナウンスしているのかさっぱりわからない。運転見合わせは新快速だけに適用され、複々線区なので普通や快速電車に乗り換えろ、と言うことだが、理解するのに時間がかかった。隣の駅との間で線路から煙があがってと言うことで新快速は運転見合わせ。放送によれば消火器などで対応し、火災というほどにはならなかったため、比較的早くに復旧したが、私の自宅到着は40分ばかり遅くなった。
2023年12月01日
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