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高砂市で中国産のギョウザから農薬が検出され、食中毒症状を起こしたと言うニュース。昨日から相当の時間を割いて報道されている。しかし、危ない危ないと言うだけ、中国のはダメ、と言うような声ばかりが強調されて日本のマスコミお得意?のあおるだけの報道になっているのはどうかと思う。まず、今回の事故で注目すべきは、味が変わるほどの、また中毒を起こすほどの濃度で摂取していること、残留農薬と騒ぐにしては患者数が少ないことである。つまり、相当の高濃度で、ごく限られた部分が汚染していると言うことだ。 仮にものすごい高濃度で原料に入っていたら、10人やそこらの患者数ではすまない。この状況であれば、ギョウザに成形されてから袋にはいるまでの間か、或いは袋が汚染していたと考えるのが妥当だろう。中国の品質管理がどのように行われているかは分からないので今回の事象は汎化できるかは何とも言えない。しかし、信じられないのは「異味を感じながら食べてしまった」と言うその神経である。苦いものは体に有害なものが多い。反射的に吐き出す、と言う動物の行為を忘れているのではないか。有機リン剤はかつてホリドール(パラチオン)として日本でも使われた。しかし安全性の面から禁止された。この薬品は、コリンエステラーゼの阻害剤であり、早い話が神経毒と考えていい。今でもリン系は「スミチオン」として売られているが、 分解が早いこと、ほ乳動物への作用が少ないことで実害は少ない。また、農薬は展着性や分散性と言った使い勝手の改良のため、多くは有機溶剤で希釈してあり、特有の臭気がある。これだけで十分食欲を失うような匂いだ。今一つ、やはり販売者の抜き取り検査も必要だろう。コストがかかるので次第に少なくなるのだろうが、性悪説に立たねばならない。また、加工食品の利用も考え直す時だと思う。食事の後のゴミの量!ほとんどが包材だ。作るエネルギー、処分するエネルギー、どちらにも二酸化炭素がかんでいる。自分の家のことだが、ギョウザの中身は自家製。白菜は軽く搾り、ひき肉やら下味をつけてアンコを作る。皮だけ買ってきて作るのは楽しい。焼きギョウザをうまく作るコツは、小麦粉を薄く水で溶いて、蒸すための水として加えるのだ。 こうすると、ギョウザの下に回って、ばりっと全体がはがれて、焼き色もいい。料理がうまくなった気分になれる。
2008年01月31日
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「心の四季を歌う会」の初めての練習。近隣の町から来てくれた。女声が4名、男声1名。これだけで全くボリュームが違う。テナーの補強が必要だ。しかし!ソプラノが高音(と言ってもE程度なんだが)で平べったくなってしまう。 どうも悩みはどこも同じのようだ。「口の中を大きくあけよう」基本からやってもらわないといけない。ある人は指揮も振っているが、この人にしてこれなら、前途は多難だ。同じ悩みに泣くか、解決を目指して頑張るか。もちろん頑張ってもらう。合唱王国・兵庫県だが、西はレベルが低い。少しでも上げよう。次回はどうやって練習をしようかな・・・
2008年01月30日
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掲示板やコメントにエロ系とおぼしきサイトの書き込みがある。消しても消しても書き込んでくる。何が面白くてやってるんだろう?先に大阪電通大の学生がウィルスを作って逮捕されたが、そこまでプログラムの作成能力もないみたいだ。本当に迷惑でしかない。やめてくれ!・・・こんなキーワードを見つけてつけてくるのかも知れないが。
2008年01月29日
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なんとも「国民の安定」がどこにあるのかと自民党に問いかけたいような税金問題だ。「生活が混乱する」「自治体への交付金が減る」と言う脅しのような文言ばかりで、「なぜいるのか」「目的税の一般財源かがどうしてダメなのか」が全く語られる気配もない状態だ。標題の、「姑息」というのは、「せこいとかずるい」ではなく、「場当たり」と言う意味らしいので遠慮なく使わせていただく。 国民とて、必要なものを要らないとは言わない。でも、兵器や米軍支援を優先して、福祉、医療、教育は切り下げというのは国の方針としておかしいと思う。米軍がいかに役に立たないかはイラク戦争で実証済み。いまだに解決のメドもない。北風はだめなのだ。暫定の目的税がそんなに必要なら、どうしてこんな土壇場になるまで放っておいたのか。駆け込みができないからまた暫定の「つなぎ」とはどういうことか。国民をないがしろにして、自民党政権の延命を図っているだけではないのか。 国の外に向けてはダボス会議で1兆円を超える援助をすると言ってきている。700兆円の借金を抱えて、どうするつもりなのか。これらに対する答えは何もない。法律を作って人の役に立ったのは肝炎被害だけみたいに思う。あとの法律はどうだ。郵政民営化で国民は手続きが増えて迷惑している。国旗や国歌の法案などへの突っ張りにもならない。役に立たない法案なんか作る暇があったら、産油国から1円でも安く買う方法を考えて欲しい。仲良くすれば兵器は要らない。兵器産業が困るから買っているだけ、しかも米軍はパートナーには最新鋭機は売らない、と言っている。本気で守る気なんかないのだ。根本から日本を変えねばならない。
2008年01月29日
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ハンドボールのオリンピック予選やり直しが明日から始まるそうだ。「ハンドボールってやったことある?」と女房に聞いたら知らないと言う。私は屋外でだが、ハンドボールを体育の授業で高校の時にやった。少々変わった高校で、格技は一切なかった。(剣道部はあったが)かわりに球技はたくさんやった気がする。グラウンドが狭かったのでハンドボールが取り入れられたのかも知れない。サッカーと野球部は交互に使うことになっていたし、タッチフットボールもやった。ラグビーのまがい物みたいなもので、楕円形のボールを使うのは同じだが、背中を叩かれたらそれが タックルになる。ボールを離さなければいけない。ゴールは、サッカーのゴールに竹をくくりつけ、バーをつけていた。先生も予算がなくて苦労したのだろう。さて、そのハンドボール、クウェートの変なジャッジで予選をやり直すことになったが、中東はこれをボイコットした。アジアはアジアのルールでやる、といっているようだが、これに対して国際連盟の方が今一つ動きが鈍いのはなぜだろう。本来、スポーツはヒエラルキー構造をとるべきである。でないと、頂点を極められない。アジア連盟は日本と韓国を除名などの処分にする、などと脅かしているが、これは横暴と言うものだろう。国際連盟が「無効」と裁定したなら、「それなら脱退する」のは勝手だが、「その指示に従って試合をするなら除名」は無茶だと思う。中東が孤立するだろう。原油パワーのなせる業か、どうにも理解に苦しむ。
2008年01月28日
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今日はこの冬一番の冷え込みだった。会社の消火栓が少し漏れているのだが、1週間ほど前は漏れて落ちている水が地面で凍っていた。今日はそれが山盛りになって固まっている。鍾乳洞で言えば石筍みたいになっている。昼になっても温度は上がらず、ニュースによれば11時現在で2.6℃と言っていた。数字を聞くと余計寒く感じる。スチームを入れていても、23℃ほどにしかならなかった。大阪府知事に橋下氏が当選したと言うのが朝から繰り返し流れている。何だかこれもお寒い感じがする。タレント・有名人で自分が知っていたら相手も自分のことを知っているように思うのだろうか。大阪も東京も有名人が好きなようだ。大阪の教育はよく知らないけれど、東京のは危ないなと思う。右傾化するばかりで、さぞかし現場もやりにくいに違いない。教師にも裁判官のような「自らの良心に基づく」教育法が認められた方がよいと思うが。もっとも、今日は中学生のズボンや下着を盗んだ小学校教師のニュースもあった。こんな変なのが1件あったらさぞかし大多数のまじめな先生は迷惑だろう。この間から、ソニーの故盛田昭夫氏のメイドインジャパンを読んでいるが、戦争でそれまでの支配層を経営陣から一掃して日本の企業もよみがえった、とあったが、そろそろそんなリニューアルの時期にきているのではないかとおもう。戦争は御免だが、あまりにも労働者と支配側との格差が大きくなりすぎたと思う。盛田氏は本の中で雇用者と被用者の所得は7倍程度がいいと述べている。いつの頃からこんなに容赦なくなったのだろうか。
2008年01月28日
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うちの自閉君は時間のこだわりが強い。カレンダーボーイでもある。今日はプールと図書館。プールでは記録会で、ボードのばた足で25mを泳ぎ切ったらしくとても褒めてもらっていた。40秒弱かかったらしい。記録票をもらっていた。次の予定は2/10なのだが、これを私に言わせようとする。こんな具合の会話。「つぎ」(彼)「2月」 (私)「2月の」「いつ」「10日」「そうか」「そんなとこ」最後の言葉には笑ってしまったが、これを延々20分、次の図書館に着くまで繰り返す。 図書室にはいるや、私の腕時計を見に来た。取って返すが早いか、本棚にするすると登り始めた。その上には時計がある。手を伸ばして外し、わずか1分の違いを調整してしまった。実際には私の時計の方が進んでいたので、今、図書室の時計は狂っているはずだ。自動車の時計表示はもっと進むので、多分その時間と部屋の時計が変わらないので不審に思い、私の腕時計を確認に来たのだろう。係の人には平謝り。何度もここには行っているが、今回のようなことは初めてだ。女房は1週間分の夕食の献立を答えさせられる。適当にやっていると、「違う」と釘を刺される。全くうるさいやつだ、と思うのだが、これも脳障害のこと。仲良く付き合うしかない。
2008年01月27日
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天野祐吉氏は朝日新聞の「CM天気図」のコラムを担当しておられ、私も辛口の風刺のきいた氏の文章は大好きだ。関東は文字の文化、関西は音の文化なのだそうだ。「ニホンは関西にある」着陸料の高いことで有名な関西空港のCMらしいが、「24時間営業が可能な二本の滑走路を持つのは関西空港だけ」などと野暮なことは言わないんだそうだ。都が京都にあった頃できた「平家物語」も、近松も語り伝えられた芸術だと言う。が、源氏や枕草子、徒然草だってそんな時代にできたものだけど。江戸も音の文化だったらしいが西洋文化が入ってくるに従い書き言葉の文化になったと言う。正確で緻密だが面白くない、という。あんまり引用するとただの丸写しになるのでやめるが、駄洒落とか親父ギャグの部類にはいりそうなものが関西には転がっている。「新幹線は感心せん」とか平気で言うし、ぼけと突っ込みの絶妙なのは上方漫才や落語の世界が日常に生きているようだ。推敲を重ね汰マニュアルよりも斜めに構えた方を面白がるのは私も同じ。東京の人が見たら変に思うだろうか。「お互い変!」というのがいいのかも。
2008年01月26日
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口にするだけでも寒くなってくるような1週間だが、梅の蕾は大分大きくなったし、春は確実に近づいている。年が明けてから植木屋がはいって、密になりすぎていたカイヅカイブキを切ってもらった後始末、今日までできなかったが、今日は時間ができたので片づけた。近ごろは規制で燃やせないので、とりあえずはトラックに積めるような状態まで持っていく。3年ほど前に虫で壊滅状態になったイチジクも大分太くなってきたので少し間引くことにした。もともと雑草並の強さを持っているのであまり気にせずに邪魔になりそうなところを切っていく。女房が渋柿を買ってきていたので、これも植える。実がなり出すまでに2-4年と書いてある80cmばかりの苗だ。富有はもう35年くらいだから、今が青年期と言うところだろうか。この苗木が干し柿を作れるほどになるにはまだ大分かかるだろう。その頃には私はもうこの世にいない可能性だってある。農業と言うのはまことにスパンの長い仕事だ。しかも短期的には収穫がないリスクもある。しかし、食糧と酸素を生み出すという人間にとって欠くことのできない産業。工業化社会になってからは取り残されている感があるが、自前の食糧供給はガソリンどころの話ではない。 まさに命にかかわること。明日は富有柿の手入れ。少し切り込まないと、消毒ができない。
2008年01月26日
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昨日の講義のノートを見直していると娘が帰ってきた。「あーしんどかった」眼底写真を撮ったり、視力を測ったりするのが娘の仕事だが、「今日は認知症みたいな人ばっかり当たったわ。輪の切れてるところが上とか下とか答えられなくて「こっちですか?」と聞いて、はい、いいえでしか答えをもらえないから時間が4倍かかって、数こなせへんから昼の弁当は15分よ」この話を聞いて、昨日の講義を思い出した。「実は昨日・・」と話し出すことだ。人間の顔を逆さまにしてみると、不自然さがよく分からない、と言うことだ。スライドで上下逆さまになった顔(あごが上、額が下)が投影された。「皆さん、この絵を見てどう思いますか?」と講師の先生。受講者は「普通じゃないですか?」「ではあごを下にした正立画像にしてみましょう」「なにこれ?怖い顔!」 この顔写真はいたずらがしてあって、目と唇が上下逆さまになっていたのだ。だから目の下に二重まぶたがあり、下唇が割れているように見えて、不気味だ。倒立の画像になると、それが分かりにくいのだ。人間は脳の一部で顔の認識をしているが、倒立像になるとそこがうまく働かないらしい。確かに我々は、逆立ちしている人など、めったに見ない。「これが知的障害の疑似体験です。この現象を相貌失認といいます」認知症になった親に「あんた誰?」と聞かれる子はすごい衝撃を受けるが、何かの加減で逆さま像を認識しているとしたら、無理もない質問かも知れないのである。自閉の子供がこだわりをもつと言うのも「理解できる数少ないもの」だからなのかも知れない。このような説明を受けると納得できるのだが、普通の生活をしていてこんなことを教えてもらう機会はまずないだろう。そうやって、相手の意思を読み取っていくことが後見人には要求される、と言うことだ。娘はこれを聞くと、「ふーん、脳の障害も手足の障害も一緒なんだ」視力を測るのに一部が切れた輪を見て、「上は黒、下は白」と答える人があるらしい。「図と地の混乱」が起きているのだと考えれば特に腹を立てることもない。見えているかいないかを検査するのなら、これでも十分なのだ。 「相手の言葉で話せ」はビジネスの常識だが、こんな「超言語」みたいな世界になると、確かに疲れるだろう。娘よ、頑張れ!
2008年01月25日
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久しぶりの神戸行きで、ワンセグがどのくらい見られるか?は一つの興味だった。結果的にはよくしたもので、ビルの陰に入るとダメだが、ほとんど切れ目なく受信できた。やはり強いのはNHK.民放はところどころで途切れた。ところが、2日続けて充電をしていなかったためか、三宮に着くのと同時に電池のマークは1つ減った。電話として使えなかったら大変だ、と後は音楽プレイヤーとしても使わなかったが、マークは2つ減って赤になった。「充電しろ!」のサインだ。ワンセグでも5時間は持つ、とのふれこみだが、やっぱり消費は大きいようだ。次回持ち出す時には気をつけて、前日にはフル充電しよう。二次電池の特徴として、いきなり電圧が下がることがあるようだ。乾電池だとだらだら落ちる(いわば斜面型)が、ニッカドはいきなり低下する(いわば断崖型)気をつけなければならないところだ。
2008年01月24日
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子供の障害が分かってから、比較的早くに後見人制度があることは知っていたが、実際にどんなものかについては日々の雑用に紛れ、最近まで放っていた。昔は銀行がやってくれたりしていたらしいが、今はそんなことはしてくれまい。ともかく、本人の判断能力が劣っているので、えてして本人よりも周囲の都合での判断になってしまう。障害者本人の意向を尊重するために、 本人の権利を守るのが後見人だ。しかし現実問題、本人が言葉を持たなかったりする場合も少なくない。そこで兵庫県の育成会は、「まず親が後見人になってみよう」と言うことで、必要な知識をつけるために今回の講座が開かれたのだ。六甲おろしが吹き、雪の舞う寒い天気だったが、30人ほどの受講者が集まった。阪神間の熱意に比べ、西の方は温度差がある。人口40万の姫路市でさえも参加は1名。尼崎、西宮はそれぞれ10人近い参加。神戸市は別枠らしい。県の職員による兵庫県の助成制度の説明は、はっきり言って眠かった。ただ、予算はグループホームに転換して行くようにしてあったが、箱よりも人を、と言う要請は何人もの人がしていた。確かに、今の福祉の職員の給料は安すぎる。家庭を運営して行くにはほど遠いような額だ。 有閑マダム(古い言葉!)ならともかく、家を切り盛りするにはほど遠い。次はもと養護学校の先生による障害別の理解。さすがに先生、受講者の心理を読み取り、眠そうになったら「障害の疑似体験」を持ち出し、眠気を飛ばしてくれた。「本人の意向をいかに聞き出すか、それに注力してください」と言う言葉が心に残った。そして帰ってニュースを見ると、福祉作業所が経費の高騰を理由に、作業規模を縮小していると言う。 もともと「稼ぐ」体質ではないので、原料やガソリンの値上げには実にもろい。行政の援助なしにはやっていけない、と言う報道はなんとも切ない。講座はおよそ2週間に一度、4回開かれる。
2008年01月24日
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認知症の話をTBして知的障害児を持つと、親は自分の人生が何の役にも立たないことにまず気付く。何をどう感じているのか理解できない。目隠しをすれば盲の疑似体験が、耳を塞げば隴の疑似体験が、手足にケガをすれば肢体不自由の疑似体験ができる。でも、知的障害は疑似体験ができない。だから、親でも子供がどう困るのかは全く分からない。いわば、認知症を子供の時から育てるようなものだ。だから次第に鍛えられて行くが、親子の関係だけがこの世界にあるわけではない。知らない人との関係(寄らずさわらず)も一つの人間関係と言える。だから、自閉症児を育てるのに、特に医者や教師とどうかかわるかは重大な意味を持つ。わが家の次男に自閉症の疑いを持ったのは5歳くらいだっただろうか。発語がない、壁土を食べる、すぐに屋根に上る。ピアノを一人で動かす。ピアノの中に入っておしっこをする。精神科なんて、行ったこともないし、どんなことをどう相談すればいいのかも分からなかった。でも、その時の主治医の言葉で楽になることもある。いちばん力が抜けたのはこんなやり取りだった。「先生、直るんでしょうか」「直りませんが、訓練次第で生活はできるようになります」「一生こんなのですか」「なに、障害を気にしないことです。考えて見なさいな、健常と呼ばれる人にでももっと変な人はいるでしょう。この子は犯罪者にはなりませんよ」「医者にも、親も含めて合う、合わないはありますから、遠慮なく相談なさい」その後、知的障害にかかわって色々な人との出会いがあるけれど、いちばん元気づけられたのはやはりこの言葉だったと思う。 もっとも、「遠慮なく」相談して、えらく機嫌を損ねた医者もあった。もう一つ忘れられないのは自閉症児の親で、医師である人の発言だ。何かのセミナーで聞いたのだが「どうして先生と呼ばれる人はかくも無力なんでしょう」そう、共に闘うしかないのがこの病気。でも、外国では奇声を上げても誰も気にしないと言うが、本当なのだろうか。
2008年01月23日
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60才が見え隠れし始めると、誕生日も「冥土の旅の一里塚」的感覚の方が近くなってくる。いつものように、だが、酒を少しに刺し身を奮発してくれて、ささやかな誕生日。そのうち娘も帰ってきて、「はい、これプレゼント。兄ちゃんも一緒に」と黄色い包みを渡してくれた。末娘、色々とトラブルを起こしながらもよく育ってくれた。もう扶養からも外れたし、後はまあ幸せに結婚でもしてくれれば・・・と思うが、いつのことやら・・・などと思いながらあけて見ると、黒い手袋がはいっていた。「どう?あう?この頃の手袋は靴並に長さが色々あるからね」見れば25cmと書いてあった。私の手は指が短い。どうかすると私より長い女性もいる。副団長がそうだ。手を入れて見ると5mmばかり余るが、まあご愛嬌だろう。「いや、ぴったりや、ありがとう」「そう、よかった」子供たちからのプレゼントはありがたいが、父よりも彼氏、彼女の方が本当は望ましいんじゃないかと思ったり。今日の夕食は2時間ほどかかった。「仕事、しんどいわあ」と言う愚痴を聞くのも親の役目か。
2008年01月22日
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強きを助け、弱きをくじく自民党の総裁に今さらこんなことを言われても信用する人いるのかしら。税金はきちっと取ります、もちろんガソリンの割り増し税も今まで通りもらいます、消費税は引き上げが妥当です。年金は期待しないでください、福祉も切り下げます、ミサイル防衛は完璧にやります、アメリカの思いやり予算も出します、官僚の抵抗は当面静観します・・・・これのどこが国民生活重視なんだろう?中東に出かけて、原油の安定供給を頼みます、そのためにアメリカばかりへの肩入れはやめます、役人に頼らず自分で予算案を作ります、軍事費も削ります、国会議員は日給制にします、途中退席したら早退として割り引きます・・・と言うのが生活重視だと思うのだが。 こんな言葉が選挙対策に過ぎないことぐらい、国民は分かっている。「そんなこと言いましたっけ?」は通用しませんよ。
2008年01月21日
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朝、恐る恐る外を覗いて見る。土の色が見える。「良かった、降ってない!」夕べからさんざ脅かされてきたのだが、雪は降っていない。しかし風は冷たい。遠くの山には積もっているが、道は大丈夫。雪で、転倒でもしたら大変だ。体が硬くなっているし、通勤途上だと立派に労災になってしまう。今晩はよく晴れているので放射冷却は間違いなし。大寒、確かに寒い。風が吹き抜けて、手袋もあまり暖かく思わない。途中にあるホームセンターで帽子を買って帰った。少しでも露出を少なくしたい。あ~あ、春よ来い!でもまだ1ヶ月は寒いだろうなあ。
2008年01月21日
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先にSDカードに転送したら右左がおかしい、安物だからか?と書いたが、どうやらこれはソフトのバグだ。イヤホンに罪はなかった。そう言えばMP3プレーヤの時は正常だったのだ。「島よ」を同じように転送したら、やっぱりおかしい。試しに原盤は?と聞いて見たらこれは正常だ。AACに変換している時に左右が入れ替わっているのだ。混声合唱を聞くものにとって、右から女声が聞こえてきたら、落ち着かないと言うか、臨場感がまるでないのだ。SD-MobileImpact というソフトを使うと、こうなる。ソロの歌手を聞いている分にはほとんど分かるまいが、編成の合唱団やオーケストラを聞いたらバレバレだ。これは回収かアップデータを作ってもらわないと。まさか、「ミラーサイトのコピー」などと悪い冗談は言うまいが。イヤホンを左右入れ替えればすむ話ではあるが、これもこれで違和感がある。こういうクレームは、製造元に持ち込むしかないんだろうなあ・・ともかくメールか。
2008年01月20日
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この間買い替えた(買い増しした)携帯電話だが、ミュージックプレイヤーとしての機能はまあ満足しているのだが、なんとも整理に困るのがイヤホンコードだ。右と左で長さは片ちんばになっている。ステレオなので2つに分かれているのは仕方がない。これを本体から抜いてポケットに放り込むとほとんどジャングルになる。電話機に巻き付けると、通話する時にほどかなきゃいけない。MDの時は本体巻き付けで良かったのだが、携帯は困る。電気屋で探すしかしようがないかも知れないが、USBの延長コードみたいなのがないだろうか。皆さん、どうやって始末しておられるのか。それにしても、多機能にしたおかげで、電話を忘れなくなった。電車の待ち時間と昼休みはテレビを見ているし、短い休みや歩行中は音楽を聴いている。忘れるとこの楽しみが無くなるので、忘れない。前の携帯電話はちょくちょく家に忘れて、女房に叱られていた。「リモコンがきかへん!」彼女にとっては携帯は私のリモコンである。
2008年01月19日
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再生紙と表示するのにあまり古紙を使っていないと言う、品質的にどちらがいいのか知らないが、名前と中身が違う事件がまた持ち上がった。社長は「技術的に云々と言っていたが、これは建て前で、おそらくはコストの問題と考えるべきだろう。再生紙の方がコストがかかるはずだ。パルプならばそこそこの漂白ですむが、古紙の場合はいわば「洗濯」が必要なのだから。インクを洗い流して、やっと使えるようになるし、もう一つは起源が何か分からないので、分別作業がいるはず。これはコストそのものだ。「儲かりゃ何をやってもいい」というか、そこまでやらないと儲からない構造なのか。今朝のフジテレビでは、「書き心地も変わらない」としきりに品質の違いのなさを報道していた(目覚ましテレビ)が、製紙の時の仕上げ加工で、表面処理をしているのは常識だ。だから同じように書けるだけで、こんなことをことさら取り上げるのは底の浅さを物語っているようなもの。マスコミからして偽造っぽい。もっとよく勉強して欲しいものだ。前々から、再生紙については「これって何の裏付けもないんだけど」と思いながら「再生紙」と書いてある名刺をよく見たものだ。そして、事務用紙の再製品もきれいすぎると思った。昔、学校で使っていたわら半紙みたいな色、多分リグニンだと思うが、あの色を感じさせるものではなかったから。不自然なのだ。まだこれからも出てくるだろうな、そしてそうやって儲けたら、その金は政界へ流れている。 規制など甘いもんだ。
2008年01月18日
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Macbook air の関連記事が続々出てきて、それらを読んで見るとアップルが捨てたものの見事さに感心する。まず、有線のネットを捨ててしまった。光学ドライブも捨てた。上位モデルではHDも捨てている。かさばるものはみんな捨ててしまった。これは結構勇気がいると思う。DOS/VなんかいまだにFDDを捨てられないと言うのに。これは、アップルIIからマックへの移行の時にソフトをすべて捨てたのと似ている。そしてそれ以上のソフトを提供して成功したのだった。シェアが低いからこそできることかも知れないが、アップルのシェアは今ソニーに次ぐ3位だそうだ。アップルが初めて採用し、標準になったものはたくさんある。ノートのデザイン、トラックパッド、あれ?こんなものか?次が出てこない。が、ともかく「ええっ!」と言うようなことをやる会社だ。それについ、金を使ってしまい、マック貧乏と言う言葉さえ生み出した。底まで入れ込む人が多いのがマックユーザの特徴かも。
2008年01月17日
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調査船にクジラの保護団体の会員が乗り込んできたと言う話。オーストラリアも基本的には捕鯨反対のようだが、BSE騒ぎのアメリカ牛肉を一日も早く輸入しよう、とした勢力と、捕鯨をやめない、と言う勢力は何か根が一緒な気がする。BSEの時、「他の牛肉で、或いは豚肉で何が困る?」と書いた。同じように考えて見よう。「捕鯨をやめたら、困るのはだれ?」日本は確かにクジラを食べる文化がある。しかしクジラを食べねばならない、と言う必要条件ではない。政府がえらくクジラ文化にこだわるのは、そこに利権が潜むからではないのか?勝手なもんだ。「日本の伝統的な労使関係」は見事に崩した。喜んだのは財界。「クジラを捕るのはやめない、日本の固有の文化だ」今、クジラを食べなきゃ夜も日も明けぬ、と言う人は日本に何人いるだろう?クジラは必須栄養素じゃないと思う。その昔、鯨油が欲しくてどの国も捕鯨に走った。多分それは石油に取って代わられ、衰退した。石油に代わった国がクジラを捕るのはやめよう、と言っているのではないのかな、と思う。 日本だってやめようと思ったらやめられるレベルになっているだろう。クジラを食べるのも犬を食べるのも文化だろうが、お互い自分の中で理解できないことには反発するものだ。で、捕鯨を続けることで誰かいい思いをする人が政府を動かしている、と考えると、私としては非常に納得いくんだが・・・
2008年01月17日
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13年前の今日、阪神地域は激震に見舞われた。なぜか変な雰囲気に気付いて目を覚まし、ベッドから立ち上がった直後、ぐらぐらと揺れ始めた。「長い!」その時の率直な感想だが、一歩も動けなかった。女房はすでに朝の支度を始めていて、ストーブを消さねばと思ったらしいが、やはり動けなかったそうだ。テレビをつけて見ると、各地の震度が表示されているのに、神戸だけがない。「やられたのは神戸だ!」直感的に思った。そのうちに飛び込んでくる火災の画面、長田や兵庫は焼け野原になった。この時のニュースは、NHKのアナウンサーも声をからし、半泣きになりながらしゃべっていた。朝から夕方まで。多分交代のアナウンサーもこれなかったのに違いない。もう一つ、民放のアナウンサーだったが、老婆にインタビューしながら泣き出してしまい、全く放送にならなかった場面も鮮やかに思い出す。関西弁で、とつとつと話す姿を思い出すと、今でも涙が出てくる。あれから13年、まだまだ大阪に比べると兵庫県は元気がない。格差はやっぱりある。
2008年01月17日
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webニュースを見て驚いた。23万円ばかりするらしいが、これはかっこいい。過去にDuoと言うサブノートがあったが、(私も持っている。現役でも使える)遥かにかっこいい。トラックパッドも大きくて、iPhoneみたいに使える。レパードでWinも使えるとなったら、かなり転向する人があるのでは?Vistaをまだまともに見ていないが、どうもXPの延長と聞いているけれど、このマックは新鮮だ。今までのノートと明らかに違う。この辺はさすがアップルだと思う。欲しいけど、先立つものが・・・
2008年01月16日
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新しい携帯電話を子供みたいに使っている。音楽ファイルはなんとか入れたのでさあこれから、と言うところで、この間HDを増設し、OSもいじくったら、なんと録音ソフトが動かなくなっている。ライセンスコードが分からない・・・で、入れ増しはちょっと見合わせ。自宅では、NHKだけしかワンセグは見られない。ところが会社に行くと、すべてのチャンネルが見られる。やっぱりうちは田舎だなあ、と。ほんの十数キロしか離れていないのに、えらい違いだ。電車の中はどうだろう、と帰りに見ていたら、やはり動き出すと不安定になる。さしものNHKも、こま落ちと言うかモザイクを書き換えているみたいだ。かといって、道を歩きながら見るのはやはり危険。と言うと、テレビを見られるのは昼休みくらいのものだ。 まあ健全なところか。音楽プレーヤとして聞いていると、どうも感じがおかしい。右から女声が、左から男声が聞こえるのだ。これは変。ひょっとしたら安物のイヤホンなので右左逆に取りつけたのかも知れない。逆に耳にはめたら、聞く方の不自然さはなくなったが、見ていて不自然だろうな、と思う。 今日は寒い一日だった。「寒いね」が挨拶代わり。
2008年01月15日
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今は「機種変更」とは言わず、「買い増し」なんだそうだ。確かに言われて見ると、IDもユーザーも、システムも変わらず、端末の変更なんだからこの方が適切かも知れない。フォーマのIDカードを差し替えるだけなので変更手数料も要らない。「端末をナンボで買うか」だけの話だ。旧機種なのでまだ「販売奨励金」が効いており、持ち出し8000円ほどで買えた。買い替えたのには、音楽プレイヤーが欲しかったからだ。いちばん安く買えるやつ、で店員に話をしたら、ワンセグ対応になった。通勤時にテレビを見る、なんてうそみたいだが、電車の時間待ちにはいいかも知れない。遅れても余り腹を立てずにすむだろう。規格の統一が進んだので充電器は買わなくてすむし、これを見越してマイクロSDも用意していたから、音楽には問題あるまいと思っていたらなんと、色々関門が設けてあった。まず、商用CDから移そうとする場合、著作権をクリアするケーブルが必要。カードに直接MP3で書き込めば演奏できるだろうとタカをくくっていたら、これもそれようのライタが必要と来ている。後は、携帯電話をカードリーダに見立てて書き込むコマンドがあるのでこれのケーブルを買うこと。USB-FOMAケーブルと言うんだそうだ。どうやらこれがいちばん安そうなので、今日買いに行こうと思っている。いや~商魂たくましいわ。そして、イヤホンも必要だし、ワンセグは電池をよく食うので会社での充電も考えておいた方がいいから、USBケーブルは買っておこう。これは100円ショップで売っているのを知っているので大丈夫。 追加料金でプレーヤーが買えるかも。くそっ!まあ、1筐体ですむことで辛抱だな。
2008年01月14日
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ポータブルMP3プレーヤが欲しいと思い、yahooのオークションサイトを見ると、1円と言うのがずらりと並んでいる。総額で1000円位を考えていた(ケチだねえ)ので、送料が少し高いなとは思ったが、入札して見た。最高額らしいのでもう一度内容を見返して見ると、支払い金額は代引き手数料と送料と商品代の合計額、となっている。近所の店で買うと2500円ほどするものが、半額くらいで入手できるのだから、とは思うが、送料の900円余りはどう見ても高いと思う。多分、ここで鞘を稼ぐのだろう・・・と思ったら、途端に買う気を無くした。だって、2000円も出すくらいなら、携帯電話を買い替える方がいいと思ったのだ。幸い、競り負けたのでこの業者と取引はなかったが、落札していたら後味悪かっただろう。異常に安い買い物には気をつけましょう。
2008年01月13日
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近ごろえらく処理速度が低下してきたと思っていたら、HDの空きが3GB程になっている。これは息子の写真と娘の音楽のせいに違いないと思い、「お前ら、新居を造れ、増設は構わん」1万円あまりでHDを買ってきた。私が初めてマックを買った時、100MBのHDを張り込んだが、おそらく当時は20万円くらいはしたと思う。思えば安くなったものだ。マックのHD増設は2系統ある。場所も違うが、久しぶりに開腹したマックは埃だらけだ。掃除をしながらだが、筐体が大きいだけに、メンテナンスのしやすさは抜群だ。昔はこれよりも大きな9500と言うのがあったが、ねじであける分だけでも手間だった。ポリタンク型になってからはあけるのはワンタッチだ。こっちのほうがはるかにメンテしやすい。息子は相当遅くまで取り組んでいたようで、今朝からはいくらか速くなっている。やっぱりスワップに時間がかかっていたのだろう。しかし改めて見て見ると、私のものでもかなり要らないものもある。少しずつ捨てて行こう。G4の最終モデルで、人気も高いらしいのだが、(特にdualCPUは)やっぱり手放す気にはならない。壊れるまで使うだろうと思う。インテルマックも魅力的ではあるのだが・・・
2008年01月13日
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各県の県民性やら、面白おかしくやってるのはまあいいとして、見るのと説明が違うと言うのはみっともない話だ。各県の形に似せた容器におでんを入れ、比較して放送すると言うのはまあいいだろう。ところが、「近畿地方のおでんは濃い口をベースに・・・」などてテロップが入っている。冗談じゃない、近畿はうす口発祥の地だ。写している品物だって、色はうすい。しかも制作は地元の讀売テレビになっている。関西テレビ製作の「あるある」が放送停止に追い込まれたが、大阪局の制作はこんなにいい加減なものか。後に出てきた関東のおでんを濃い口と言うのである。色が全く違う。収録中にこの説明がおかしいと誰も気がつかなかったのだろうか。お粗末な話だ。ちなみに、もともと関西に「おでん」なる言葉はなかった。「関東だき」「関東煮」だったのだ。多分この言葉を駆逐したのは「おそ松くん」のチビ太ではなかったかと思う。少年サンデーの影響である。 寒い夜、関東煮はとても暖まっておいしいが、正確でない番組は報道機関の資質を疑う。まだ「偽」が生きているようだ。
2008年01月12日
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「明るいナショナル・・・」と言うCMソングをご存知の方はもう年配の方に違いない。ソニーが初めて作ったトランジスタラジオがアメリカを席巻していた時、パナソニックの名前で登場した短波つきのトランジスタラジオを目にしたのは小学校の頃だった。父が買ってそのシャンパンゴールドの実物を見た時の衝撃は大きかった。「なんてかっこいい!」左にあるボタンでダイヤルに照明がはいる、メインダイヤルの他に微調ダイヤルがあるなど、いかにも垢抜けていて、これは輸出専用モデルだと思い込んでいた。中学校の頃から無線に興味を持ち始め、初めてアマチュア無線の交信を聞いたのもこのラジオだった。アマチュア無線の信号は放送よりもずっと弱いので、大きなアンテナが必要だったが、初めて関東地方のコールサインを聞いた時は感動した。アマチュア無線がブームのピークを迎えた頃、松下も無線機を発売したが、すぐに販売をやめたようである。 トリオ(現ケンウッド)、八重洲無線(今はスタンダードと一緒かも)、井上電気(現アイコム)と言ったところが当時の完成品御三家と言ったところか。そこにナショナルがはいってきたのだが、マニアには受けなかったようだ。ナショナルの方で親しんできたので、パナソニックと言うとちょっと違和感もあるが、まあ時代の流れだろう。父は知り合いの電気屋さんばかりで買っていたのでうちはナショナルしかなかった。私の代になってからはメーカー混在。でも、洗濯機だけは、日立が不動。何と言っても頑丈だ。コストパフォーマンスは抜群。日立とは何の関係もないが。
2008年01月12日
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父の命日に菩提寺の住職がやってくる。私は普段仕事で家にいないので、めったに顔を合わせることがないのだが、今月は休みだったので久しぶりに一緒に読経をした。お経が終わってから「今年はおばあさんの25年ですね」と話があった。7月15日に亡くなったので、それに近い13日に法事をしようかと言うことになった。「暑い日でした」と当時のことを話すと、「この家は夏涼しいのでいいですね。この頃は冬は暖かいけれども夏も暑い家が多いのです」うちとは反対だ。仏間(座敷)には一応エアコンがはいっているものの、年にいくらも使わない。もともと、息子が小学生の時、交通事故でケガをして、2階が暑いだろうからと1階で過ごせるように、その年がものすごく暑かったので買ったのだ。開け放てば風が抜けて行くので、いたって涼しい。いつの法事だったか、エアコンを入れると叔母が「寒いからあけて」と言ったほどだ。徒然草に「家の造りやうは夏をむねとすべし 冬はいかなるところにもすまる」と言う、有名な段があるが、京都に近い当地でもにたようなものだろう。そう言えば、葬式の時には、冬でもすべてを開け放つ。弔問客に寒い思いをさせて親族が中で暖かい思いをするのは申し訳ないからか、単に坊さんや棺桶の出入りに便利なようにやむなく、かは知らないが、そんなものだ。「寒けりゃ着込め」ということか。近ごろは葬祭用の会館を使うことも増えたが、「家から送り出す」ことにこだわる家も多い。田舎は特に「村の皆様への情報公開・ご挨拶」みたいなところもあり、また広さもそこそこあるので自宅で行うことができる。死者もその方がいいかも知れない。 村の芳名帳は、別に作ってあらかじめ名前を書き込んであって、どこそこの家がまだや、がチョンバレである。夏が暑くなったのはビルのせいではなかろうか。たかだか50年ほどしか持たないものをそれこそ山のように造り、夏は暖房、冬は冷房があるのが当たり前、と言う時代を我々は過ごしている。クールビズだのウォームビズだの訴えるより、兼好の発想の方がよほど省エネではなかろうか。
2008年01月12日
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ろくな説明も論議もないままテロ特措法は再議決で成立した。1年間、また壮大な無駄遣いが始まる。「憲法の規定に従って」二言目にはこれを言う自民党の伊吹氏だが、かくも厳格に憲法の精神が生きている政治をやってきていたら、こんな荒れた日本にはなっているまいに。今回のイランの騒ぎは、石油利権の独占をしようとしたアメリカがしかけたことだ。武力による鎮圧は欧米の得意とする論理だが、それに見事に日本は乗っている。(乗せられているか?)アメリカさん、欲張るなよ、と言うことがいえない隷属日本だ。揚げ句、国際公約だ、最重要課題だと?イラク関連の争いだけでどれだけの二酸化炭素が出ていることだろう。そしてそれで何が生産されているだろう。何もない。破壊行為と殺戮、少しもおさまらないではないか。アメリカのやり方は破綻しているのだ。北風ではますますこじれる。日本は中東諸国と比較的悪くない関係にあるのに、それを生かそうとしない。仲裁にはいることこそ国際貢献だと思う。「まあまあ、あんさんら、喧嘩はやめときなはれ」がなぜいえない?隷属、盲従しているからだわな、アメリカに。これこそ構造改革が必要なのではないか。
2008年01月11日
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ニューハンプシャーで僅差ながらクリントンがオバマを振り切った。でも、その直前のオハイオでは負けていたので、よほど嬉しかったのだろう。しかし、私は彼女の言葉がどうも気になる。「衰退して行くアメリカを見たくない」今、地球環境に最も後ろ向きな国はアメリカだ。次いで日本。今までの贅沢のツケが回ってきていると言うのに、これからも化石エネルギーを使い続けると言うバカさ加減。アメリカは己の傲慢さを反省するべき時だ。アメリカを中心に世界が回っているかのような思考はすでに時代遅れ。アメリカの哲学は違うのかも知れないが、「栄枯盛衰」と言うことをもっと認識するべきだ。イラク戦争への反省もなく、地球の酸素は減り続けている。いつまでもアメリカ資本主義が中心であるわけがない。オイルマネーの流入はかつての円流入とは訳が違う。資源大国のアメリカでさえヤバいと思うからイラクでの権益確保のために起こした戦争だ。資本主義を徹底するなら、乗っ取られることもあろう。オイルは強力だ。共和党の施策は誤っている。
2008年01月10日
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音取り用のCDをプレイヤーにセットして・・・練習場の小学校のプレーヤは古く、ここで鳴ったらまず大丈夫だ。ちゃんとトラック表示も出る。よかった~ で、早速配布。今日は団員の一人が孫と子連れで現れた。2歳と言うが、まあ子供がいると言うのはそれだけで雰囲気が明るく、和やかになる。子供の力と言うのはすごいなあと感心した。みんなの音もがらりと明るくなる。(本当はこんなんじゃ困るんだが。普通に明るくないと。) ピアニストに要りますか?と聞くと、ピアノだけのがあったら欲しい、とのことで来週までに作ってくることを約束。今度は連休絡みだし、すでにデータはあるからそう手間ではない。ともかく冬休みの宿題を出して、○をもらったような気分だ。さあ、11月に向けてムードを盛り上げないと。当面の課題は2/17の市民音楽祭だ。「千の風になって」大田桜子アレンジ。
2008年01月09日
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冬休みの大きな課題だった練習用CDがやっとでき上がった。心の四季7曲、各パートとピアノの組み合わせで、おおよそ52MBのボリュームで4つだから200MBちょっとか。これでみんな練習してくれるかな?とちょっと心配。それでもファイルをやり取りしながら指揮者と2人で作り上げた。まだひょっとしたらエラーが残っているかも知れないのだが、明日配ろうと思ったらもう焼かないと間に合わない。 もう一つ心配なのはプレーヤーとの相性だ。鳴らないことがあるので、できるだけ低速で焼いているのだがこればかりは困ったものだ。みんなに試してもらってからのアナウンスになる。
2008年01月08日
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原子力を学ぶ学生が減少していると言う。今、原発は稼働率も低く、その気味悪さに「原子力を専攻している」と言えないようなムードが漂うらしい。ヨーロッパではすでに脱原発の方向が出ているが、日本の動きは鈍い。もう原発の初期のものの廃炉が20年ほどに迫っていて、解体する技術者がいなくなるのでその対応として原子力工学科を作ると言う、なんとも姑息なエネルギー政策だが、このエネルギー資源のない日本で、ほんの50年ばかりの寿命しかない原子力発電所を作って、本当に二酸化炭素の排出量が抑制できるのだろうか。建設と資材の生産、そして高レベル放射性廃棄物を処分するエネルギーで収支が合うとは思えないし、疑問を解決してくれる収支計算も見たことがないのだ。一方、これも国の策で行われた杉の植林。間伐ができず、山が死ぬような結果になっている。薪で発電などと言ったら非現実的なのだろうか。風力発電も管理が悪くて壊れたり、使えなくなったりしていると言う話も聞く。何によらずこの国は迷走している。廃炉のためだけに技術者を育てるのか。原子力と言うのは真の姿が分からないように隠されているのではないか。御用学者とアメリカ追随主義者が「要らんことを言うな、知るな」で進めてきたのではないのか。そんな姿勢が何より迷走を深めている気がする。本当に安全なのなら、大都市近郊に作るのが経済的なはずだが、そんな原発は一つもない。
2008年01月07日
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新年の出勤。さあ今年も元気で・・・と言うのは人間だから言えること。マシンに元気もへったくれもない。電子顕微鏡の命は真空である。ところが真空ポンプがポコポコと2,3度音を立てて止まってしまったかと思うと、後はウンともスンともいわなくなってしまった。メッセージに従ってトラブルの原因を詰めて行くが、すべて○。メーカーとも連絡を取り、行き着いた先が電源か?だった。ヒューズなんてよほど失敗してショートでもさせなきゃ切れるものじゃない、と思っていたが、寿命もあるのだ。知る人ぞ知る、と言うようなことだが、電気機器には突入電流と言うのがある。スイッチを入れた瞬間、ごく短時間大電流が流れて落ち着いて行く。これを繰り返すと、だんだんヒューズが熱でやせ細って行き、ある時切れてしまうのだ。管ヒューズが黒くなっているのを見て、ほっとした。これさえ取り換えれば動いてくれるのだから。この作業に3時間を要した。大変な新年のスタートである。
2008年01月07日
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包丁を持ち歩いて人を傷つけるような行為にどうして走るのだろう。「知事を殺したら偉くなれる」と言うようなレベルの低い発想はどこから出てくるのだろう。こんな変な事件が明らかになると時代の閉塞感をマスコミは何かにつけて取り上げたがるが、本当に学力が、と言うよりも学習力が落ちているのかも知れないと思う。 「名誉の戦死」なんて刷り込みが現代に生きているとも思えない。かつて社会党の浅沼委員長を刺殺した山口某の時代ではない。何だか、ホリエモン事件あたりから「人生、バクチ」のようなムードがあるように思えてならない。時々、メールでもハーバなんとかと言うところから送り付けられてくるが、どうもマルチ商法のようなのでそれ以上手を付けないが、「どうせうかばれないのなら・・・」と言う風な思考が働くのだろうか。 人生、思うようには行かないし、穴ぼこや谷もある。でも 絶望することなく生きて行くと言うことが一番大切なのではないか。絶望しないと言うことは設計能力があると言うことだ。もちろん設計通りには行かないけれど、壁に当たってまた新しい道を探す、設計変更もできる。バクチよりも科学的に生きる方が努力のしがいがあろうと思うのだが。若者がバクチ的に生きるのは恐ろしい。
2008年01月06日
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今日は自閉君に付き合って図書館。この休暇の充実ぶり・・・指揮者から押し付けられた「心の四季」全曲のMIDI録音。最後の検査でやっぱり誤入力があり、ワンパートずつ聞き直す。人間の耳はいい加減なものだなと改めて思ったり、ちょっとしたミスを聞き逃さない、たいしたものだと思ったり。水曜が歌い初め、できたらその時に渡したいけど、4パートの7曲、どうよ、って気がする。 一旦パソコンに録音して、それを焼き込むから28曲聞いて選別、パートごとにまとめ直しだ。ちょっとため息でそう。明日から仕事だが、去年の積み残しがないのでいきなりはいって行けるはず、と思ってはいるが、鉄筋は冷え込んで寒いだろうなあ・・・
2008年01月06日
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朝7時過ぎ、寝ぼけ眼に突然の放送。「とんど焼きの準備をしますから5、6,7組の方はお集まりください。」普通なら事前に何らかの連絡はあるのだが、今年は何もなかったので驚いた。コンビニはあるがともかく田舎のことなので今週一杯は一斉休暇だ。集まって見ると竹を切りに行く班、こもあみの班に分かれて作業する。もう随分前になるが、英会話の教師として日本に来ているオーストラリアの女性が通りがかり、「これは何か」と尋ねられて”the last event of new Year's”と説明したことがある。火をつける1週間前に立てて、2日ばかり前から近所の人が正月の飾り物やら縁起物を持ち寄ってくる。当日6時に小学生が火をつけ、竹のはぜる音を聞きながら餅を持参して、焼いて食べる。この時期、ともかく強風が吹かないことを祈るのみだ。ちなみに、ここいらあたりでもうちの村がいちばん基本に忠実にやっており、最も美しいとんどと言われている。
2008年01月05日
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娘は初仕事。待ちかねた?客処理に追われていることだろう。病院も5連休なわけだから、その間に急患で扱った人も多かろう。どこの病院もそうだろうが、当直の医者の当たり外れがないとはいえない。眼科医が風邪の診断に当たることもある。医師免許は科目制ではないから、自分の得意なところを選んで開業したり、勤務したりする。「専門ではないから」とはっきり言ってくれれば「ほんじゃ他を当たります」と言うかも知れないし、こちらでも当面急ぐかどうかの判断もできる。素人判断で手遅れなら自己責任だろうが、少しでも医者にかかっていたら「あの時に手抜きをしたのでは」とあらぬ疑いをかけられることもあろう。近ごろ、救急のたらい回しもよく話題になっている。娘の話だと、救急の判断で「内科医いますか」というような問い合わせがあると言う。 いなければ「いない」としか答えようもなく、そこで切れてしまう。後で症状を聞き、「それなら外科だよ」と言う話にもなるらしい。このあたり、患者が死亡したりしたら(現実にあったらしい)それこそ責任の所在はあいまいで、行政が叩かれることになるが、どうも問題と少し違う解決を求めることになりそうだ。その娘、私の風邪をもらってくれたか、2日は寝正月だった。娘を送り出して風呂掃除。久しぶりに釜も掃除したら湯ドロのでることでること。やっぱり掃除はエンドレス。漬け物も正月で食べ切ってしまったのでまた揚げてきた。産膜性酵母(いわゆるシラトリ)が出ていたのでエタノールを少し入れておいたら効果てきめんだ。 消毒用を使う時、イソプロパノールの入ったものはダメですよ。
2008年01月04日
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自閉君をつれての初詣。例年だと家族みんなで行くのだが、今年は長男がスキー、娘は夜遊び、女房はパートのシフトで2人で行くことにする。小さい時は目も手もはなせず、交代でトイレに行く始末だったが、今は暴走もないので「待ってて」が使えるのだが、やはり扱いにくさは変わらない。「熊手は高いし、2000円したらやめようか」と話し合って行ったが、古いのを返して後ろを向いたらもう新しいのを買いに行き、手に取っている。要するに毎年同じものを買わないと気が済まないのだ。で、一旦手にしたものを離す闘争と、2000円とを比べると、2000円ですむなら、と考えてしまうのが親だ。大衆の前で引っ張りあいをするほど根性もなくなったし、力でもかなわない。2000万円ならやむを得ないかも知れないが。これで、昼食のメニューを読み取ったり、古いものはこの箱へ、と言うのも理解できるのだ。この辺のアンバランスさが理解されにくい原因だろう。ともかく融通が利かない。施設に来ている人の中には、毎日ドライブに行かないと気の済まない子もいる。しかも、RV型の自動車を好むので、70才近いはずだがRV車ばかりを乗り換えているお母さんがいる。ガソリンの値上げはたまらない、と嘆いている。 こんな立場になったら温暖化もへったくれもない。パニックを起こした子供と闘ってへとへとになり、また明日もそれを繰り返すか、いくらかでも落ち着いた日を送れるかだ。自傷行為があったりしたら、本人の命にもかかわる。こんな中、3ナンバーの大きな自家用車が目立つ。メーカーも派手に宣伝している。景気の向上と言うのが、地球環境との引き換えだったら、どうなんだろう。田舎ではもはや公共交通機関はないに等しい。自動車は必需品だ。炭素と言うエネルギー源は強大だ。ならば、植物油で動くディーゼルエンジンへのシフトがもっとも現実的なのか。帰り道の運転中に考えたことだ。
2008年01月03日
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元日の新聞を今朝読む。社会面で大きくとっているが、食糧の供給を他人にゆだねることのリスクと理解する方が分かりやすいのではないかと思う。今は下火になっているが、BSEも根は同じだと考えるべきだ。採取、狩猟の時代から栽培の時代になり、工業化社会になって食は取引の対象となる。採取、狩猟の場合は育成するのは自然だから、毒きのこやフグ毒にあたるものをリスクとして持っていた。自分で栽培するならば、毒のないもの、無害なものを選らんで栽培する。 天災による減収のリスクはある。食を買う時代になると、別のリスクが生じる。うそをつかれることと、生産の結果による価格変動だ。農業は天才の危機に常にさらされているから、計画通りに収穫できるかは分からない。 また、人間はうそをつく動物だ。信用と言うあるようなないようなものを頼ることになる。売る方も売れなきゃ困るわけで当然妥協点が生じるわけだが、どうも売る方に有利になる可能性が高い。「飢餓」と背中合わせな訳だから。これを消費者と対等にするにはある程度の政治力はやむを得ないのだろうか。富もリスクも分配するならそんなところに落ち着くしかないか。考えて見ると、これはBSE騒ぎの軌跡のように見える。
2008年01月02日
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その1年賀状は1月1日に書く から年賀状と言うのだと言う古い理論を今年も守ってしまった。それもパソコンだから、もっと早くからできるのに。で、届く方が先になる。手持ちでは足りない。子供たちが使ってしまうからだ。仕方がないのでコンビニへ買いに行って、「年賀ハガキ下さい」「無地ですか?」印刷したのなんか要らないと思い、はい、と答えるとインクジェットマークのないのが出てきた。「インクジェットのは売り切れたの?」「ありますけど」どうも、無地と言うのは「印刷していない」と言う意味ではなく「インクジェット用でない」と言う意味らしい。この話を女房にすると「あったり前やん!」と一笑に付された。その2官製年賀ハガキに元日の消印を捺さなくなって久しいが、切手がはってあると1月1日の消印が押してあるのだ。今日初めて気がついた。ちなみに、切手で届いたのは今日2通。そして、1枚は捺しわすれていた。 何だか得した気分。その3インクジェット用のハガキに万年筆で書くと、実に書きづらい。多分インクのにじみが少ないように表面加工してあって、その加工材をペン先が削って行くからだろうと思う。削りかすでだんだん字が太くなって行くと、楽にかけるようになる。ところが、加工してあるのは裏面だけのようだ。表書きは難なく書ける。裏も表もインクジェット対応だろうと思っていたが、どうも違うらしい。常識である可能性もあるが小さな発見。道理でプリンタでの宛て名書きは印象がどうも汚いのだ。「宛て名ぐらい手書きしろ!」と言う啓示かも知れない。
2008年01月01日
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我がブログ購読者の皆様明けましておめでとうございます。まあ、何がおめでたいかと言うと新しいカレンダーをめくることができるほど健康だと言うことでありましょうか、本年もよろしくお願い申し上げます。当地ではちょうど山の上に雲がかかり、初日の出はちょうど雲と山の隙間から光がこぼれてきた時かと思いますが、写真は撮り損ないました。息子によればああいうものをとるにはスポット測光にして、しかも絞りを1.5位絞らなければモルゲンローテは撮れないのだそうです。「こんな旧式でできるのんかいな?」見事にできるようになっておりました。普段、いかにバカチョンな使い方をしているかと言うことですね。 失敗しなきゃ分からないものかも知れません。ゆうべ何年かぶりで紅白を見ましたが、生であれだけのことをしようとしたら辞退者が出るのも分かります。朝から、もしくは前日から拘束されて、1コーラスちょっとしか歌えず、キャリア組にごっそりと時間は持っていかれ、ギャラもたいしたことない、ではワンマンショーやってるか休んでる方がマシと考えても仕方ないでしょう。私たちは自分のコンサートをやるのに企画段階から作りますし、他に掛け持ちがあるわけでもありませんが、2時間足らずのステージでもあれこれと考えを巡らせます。しかもお客さんに満足してもらわなきゃいけない。歌が好きな人がほとんどですから、一緒に歌うことで楽しんでいただいていますが、演出も大変です。その中で鶴瓶さんが「お母ちゃんに私を見て欲しかった」と言うのにはちょっとぐっと来ました。 出演者がいちばん言いたくて言えない一言だったのでは?と思いました。夏の参院選で自民党が大敗したのと関係づけられるかどうか分かりませんが、大衆に個人の面を見せられるような時代になったと言う気がします。建て前より本音、次にはビジョンが求められる時代が来るのかも知れませんね。そんな新年の予感。とりあえずは音楽祭を乗り切り、15周年コンサートを成功させること。これが当面の目標です。
2008年01月01日
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