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草刈りシーズンの開始みかん園に草刈りに行ってきました。草刈り作業に入ると、幼果は目に入らなくなりますが、「たまに抜く・・・」は、みかんの花弁が散ったあと、歌心のない身ですが、とおく万葉人がうたった季節です。 かぐわしき花橘を玉にぬき 送らむ妹はみつれてもあるか 巻第十 1967しかし、みかん園は、初夏を思わせる日差しのもと、時々降る雨もあり、雑草の繁茂がはじまってます。のんびりと休んだりはしていられません、草刈りのシーズンの到来です。小田原方面に発生した雪凍害、2月8日の大雪と凍害ですが、レモンや湘南ゴールドなどの中・晩柑橘への被害がおおきかったんですが、その後、徐々に明らかになりつつありますが、梅の幼果へもダメージをきたしていると思います。しかし、今、農家はみかん畑の草刈です。すでに春分の日のころから、援農者の協力を得て、草刈りをすすめてきているわけです。草刈りが後手になって雑草の根が張ると、同じ範囲の草刈りであっても、とてつもない労力がもとめられるようになりますから、大きな自然の力を相手にするには、草刈りにも時というのが大事なんですね。もう一つ、お茶の木の整枝剪定がありました。5月初めにお茶摘みがありましたが、その後もお茶の木の生育は活発です。お茶の木を低木に抑えるには、今の時に整枝剪定が必要です。これからアシナガバチやスズメバチが巣づくりを始めだしますから、その前の今しておかないと、喧嘩になりますから。そして切り枝や枯れ木の後始末です。各地で山火事が発生してますから、火の扱いには、くれぐれも注意です。小田原に行くときに見えた富士山です。薄曇りは、春から夏への季節を示しています。帰り路は、くたくたですから、もう富士山を見る余裕なんてありません。
2026年05月21日
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八王子・鹿島で、地域図書館問題で懇談会5月16日、八王子市鹿島で地域にある図書館の向上させるための懇談会が開かれました。懇談会のきっかけは、最寄りの八王子市の主張所の中にある図書館ですが、近隣の多摩市の図書館に比べあまりに落差が大きい。図書館に対する要望、この機能をどうしたら向上できるか。今回は、それを主題に懇談しようとなったわけです。最近、清瀬市の市長選挙では、図書館の問題をめぐって、市民の選択が行われたそうです。この懇談会には4名のアドバイサーに参加していただきました。1、その一人、多摩市在住の方から、多摩市の図書館をめぐるこの間の市民の活動が紹介されました。私たちからすれば素晴らしい図書館であるわけですが、私なども利用させてもらってるんですが。そこには、そこでの問題があるようで、この間、多摩市では、危うく8つある図書館の4館が閉鎖されようとしたんだそうです。それに対して、市民の自主的な運動が、それぞれで起こって、3000~5000筆といった署名が寄せられ、そうした力で閉館をやめさせたと。その様子が紹介されました。2、地域からは、お二方、〇1人方は、学校の図書館司書を増やしてほしいと八王子市へ請願署名を集めておられました。八王子の107の学校図書館に、今、図書館司書は27人しかいない。1校に一人の専任者を配置してほしい、との請願署名を進めている方から紹介がありました。八王子市の図書館行政の現状の一端をしめしています。〇同じ管内の隣の地域の方からも助言をいただきました。50万人の広い八王子には、図書館は、本館、3つの分館、5つの分室がある。最寄りの出張所の図書室というのは、図書館条例の図書館ではなく、その外にあるもの。ボランティアの方が当たっており、「図書室」であると。八王子の図書館の状況に関する資料をつくり、紹介してくれました。地域図書室の改善していくには、この地域にある協議会など、横への働き掛けも大事じゃないかと。3、共産党の望月市議からは、八王子の議会での新たな図書館に対する市の姿勢や、コストカットの学校統廃合問題、行政とのやり取りの経験の紹介がありました。その中で、八王子市として制度を変えなければならないことと、そうでなくて個々の問題でも改善してほしい要求とは分けることが必要だけど、とにかくあきらめずに気がついた要望をどんどん出してほしい、とアドバイスがありました。参加された方からは、図書館までゆくには交通費だけで400円かかる。多摩市の図書館へならシルバーパスで行ける。先日、図書館で本のリクエストしたら20番目だった、43番目の人もいた。年内に借りれるか疑問だ。だいたいこの地域は、選挙の時であって静かだし、浦島太郎のようで、知らないことだらけだ。図書館問題などいろいろ疑問や要求はあっても、日ごろの隣近所では話し合える場がない。などなど。それぞれ貴重な懇談となったとおもいます。
2026年05月17日
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鹿島・松が谷の地域図書館を充実させるために4月18日に開かれた鹿島地域懇談会は予算に見る八王子市政がテーマでしたが、そこで参加者の多くから八王子の図書館を充実させたいとの要望が次々に出されました。次回の懇談会は、5月16日「八王子の図書館を考える」をテーマとすることとなりました。今、その準備をしているところですが。私の手元に、40年前の一冊の本があります。こんな本も参考にしつつ、いくつか聞き取りをして、わかってきたことですが。一、最寄りの由木東出張所内にある図書館ですが、直接にはそれをどう充実させるかが議論のきっかけだったんですが。ところがこれは「図書館」ではなくて「図書室」だったんです。どういうことか。56万都市の八王子は、2019年3月に「八王子市図書館条例」が改正されましたが、それによると、八王子市の図書館というのは、以下の9館だというんです。 本館 八王子市中央図書館 分館 八王子市生涯学習センター図書館 八王子市南大沢図書館 八王子市川口図書館 分室 八王子市由木中央市民センター図書館 八王子市恩方市民センター図書館 八王子市由井市民センターみなみ野図書館 八王子市北野市民センター図書館 八王子市石川市民センター図書館となると私たちの身近かにある由木東出張所の中なある図書館というのは何か?それは「図書館」ではなく「図書室」だというんです。「由木東市民センター地区図書室」とのこと。八王子は広いから、集会所のなどに13か所のこうした「図書室」があるのだそうで、由木東はその一つだそうです。だからこの館内にある図書は見てわかるんですが、八王子全体でどんな書籍があるかはわかりません。ネットワークですが、分館、分室に行って検索しないとわからないわけです。職員の方は二人で、ボランティアであたられているとのこと。由木東図書室の貸し借りは、火、水、木、土曜の午後2時から4時の間は図書室にいるとのこと。あとの時間は出張所の事務室が、午前午前10時から午後6時まで対応するようなしていると。二、おそらく当地の図書館利用者は、近隣の多摩市の便利な図書館が近くにあるわけで、そちらを頼るようになっているかと思います。多摩市中央図書館を検索すると、その中央図書館の機能がユーチューブで紹介されています。また、お隣の日野市の図書館は、もう40年も前ですが、『図書館の誕生-ドキュメント日野市立図書館の20年-』(関千枝子著 日本図書館協会 1986年)どういうわけか、そんな本が手元にあったんです。この図書館づくりに日野市民が、行政とともにどの様に努力してきたかの記録ですが、そこには、どの様な大きな課題があるのかが見えてきます。使いやすく、充実した図書館づくりの成果が、すぐ近くの多摩市にあって、実際に、私などもそれを部分的に利用させてもらっているわけですが。しかし、八王子市民の立場からしたら、どのように自らの八王子市の図書館を充実させていくのか。学園都市、文化都市をうたっているわけですから、ただ『隣の市は便利で素晴らしい』だけですましていたら、遅れた僻地・鹿島松が谷での図書館の行政は、いつまでたっても変わるわけがないと思います。次の懇談会では、置かれた状況を確認しつつ、どの様な一歩が必要か、探りたいと思っています。
2026年05月14日
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凍害問題で、農家による農水省交渉2月8日の大雪後に発生した小田原の柑橘への冷凍災害。大雪の後、観測史上の二番目、マイナス7.9度。古老が「これは40⁻50年ぶりの災害だ」と。5月11日、農民運動連合会は農林水産省に要請・交渉をしました。農業は問題山積・集中してますから、4テーマの一つだったんですが。小田原の農家は、4月28日に神奈川県とも要請・交渉をしています。私はこの農水省交渉に、ズームで参加しました。それで知ったんですが、この大雪はリンゴ産地にとっては、去年に続き、今年も230億円という甚大な被害をもたらしています。あまりの被害に驚きましたが。しかし、神奈川の柑橘は、これはこれで問題なんです。40-50年ぶりの災害ということは、現役世代にとっては初めての災害なんです。[被害の調査の問題]があります。農協は農協に出荷している人たちの被害を調査しましたが、農協に出荷してない組合員の人たちの被害はどうか。農協組合員以外の人たちの被害はどうか。それをだれが責任をもって調査するのか。こうした自然災害にたいし[国の農業災害補償制度は、農業共済保険制度]なんですが。私など新規就農者にとっては、それは青色申告者の専業的な農家が対象ですからスルーです。まして、果樹平均で10アール当たり6000円もの掛け金を払うなんて、現実問題外です。10aといっても、耕作の手の及ばない畑は、通常の木の数からすれば荒いんです。さらに、[それ以外の支援策はどうなのか]。木が枯れれば苗木を確保しなければならない。新たに苗木をどう確保するのか。確保できたとして、枯れた木と植え替えするのは大変な作業です。もちろん植え替え出来たとしても、ある程度果実が実るためには、そのあと5年くらいはかかる。その間だって、食べていかなければならないのに、収入はない、ないし落ちる。ただですら、今、農家は高齢化して耕作の手の及ばなくなる畑を抱えているわけです。それは80歳代の人たちです。それが現役なんです。はたして、この人たちが、この新たな自然災害にあって、これから新たに苗木を植える気になりますか。この農家のおかれている声なき声ですが、私などは半ばあきらめの境地と見ます。これまで必死になって農地をまもってきた「家族農業」の、高齢農夫です。国は、コメを市場価格にゆだね、減反しつつ外国米を輸入する、やれ「スマート農業」だとか、やれ「農産物を輸出すればよい」とか、絵空事を並べ。はては、武器商人のセールスマンになりさがっている。しかし、消費者においも目の前に農家の事態をみているわけですから、食糧や生鮮野菜を、安心・安全に確保するため、視野を広げるべきです。ましてや、市・県の自治体は社会全体を見て配慮しているわけですから、ましてや国は、基本的にこの農家の抱えている苦難を汲み取ってやる必要があると思うんです。かつての日本であり、現在の世界の国々が、探求している課題です。この事態を正視し、どのような対策をとるのか、それが問われているということです。
2026年05月11日
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明日、農民連の農水省要請に参加してきますイランへのアメリカ・イスラエルの侵略戦争は、世界の平和にとってとんでもないことですが。日本の農家にとっても原油の価格高騰・不足から、肥料や資材の高騰まで、影響している。くえて、小田原方面の柑橘では、2月8日の大雪・凍害により災害が発生しています。これらの国民の食生活をまもる問題で、農民運動連合会は、5月11日(月)午前11時から農林水産省への要請を行います。「原油、資材価格高騰・不足、災害被害から営農をまもる対策を求める緊急要請」です。私なども小田原でみかん畑の援農作業をしているものの一人として、この要請に参加してきます。だいたい、全国では様々な形で自然災害が問題になっていますが。東京の消費者は、意識はしてませんが、全国の農家とつながっています。今回の災害、比較的に温暖とされる湘南・小田原でマイナス7.9度で凍結する事態なんて、夏あつく冬寒いとの、気候危機の一つのあらわれですね。それにより、中・晩柑類が大きなダメージを受けました。農家にとって、収穫というのは1年間の農作業・勤労の収入です。私などでも4割方の収入が消えたわけです。最悪の場合、もしも木が枯れたとなると、苗木を取り寄せて、植え替え作業が必要です。木がそこそこの果実をつけるようになるには、これから6年くらいはかかるでしょう。農業災害の共済制度はありますが、昔、何十年か前に被害を受けた青色申告の農家は知っているでしょうが。私などにわか援農は、今回の災害が起きて、初めてそうした制度があることを知った次第で。仮に知っていたとしても、加入資格がなく、ましてや多額な保険料など払えません。ただ、そうであるにしても、来年に同じようなことが再び発生するかもしれませんから。こうした災害に、国としてはどのような対処策があるのか。今後のこともありますから、この要請を聞いて来るようにします。
2026年05月10日
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埼玉・東松山で野菜作りする東京の農夫埼玉県の東松山の畑に、5月8日に行ってきました。東京に住んでいて近隣の県で畑仕事をしている、遠隔地に通っての農作業。私などの神奈川でのみかんづくりと共通ですが、それも東京農夫の一つの形です。どうですか、この広い畑をどう思いますか。私などは、すごい情熱だなぁ、と感じました。みかん畑とは根本的に違って、野菜作りの畑は雑草をしっかり抑えなければなりません。トマトをはじめ、いろいろな野菜を栽培されていましたが、この広い畑に、遠くから通って野菜作りをしているわけで、私などとは苦労が違います。ケネーは医師でいて、農業の再生産を考察した。医療と介護の仕事を退職されて、農作業を始めだした方。どこか、なんとなく似ていると思いませんか。フランス革命を目前にして、自然な農業の社会的役割を洞察したケネー、今日の矛盾の集中している首都東京の農業の、その役割に挑戦している人。ヘーゲルは言ってます、『世の大事業は、情熱なくしては成就されない』と。理性の力を獲得して、その根本目的が、達成されるようになってほしいですね。わたしなどは、それがどのような結果つくるか、注目していきます。
2026年05月08日
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ケネーの『経済表』について私などは、今回、ケネーの『経済表』に目を通しました。このフランスの革命前の古典は、これまで重農学派の名前くらいしか知らなかったんですが。次の表を、5本の線を説明したものですが。この表が、いったい何を示しているのか、これまで漠然としたままきていたんですが。エンゲルスの『反デューリング論』の中で、デューリングの無理解に対して、マルクスがその意味を説明しています。どうして? 今、そんなことが問題なのか。私などはみかん農夫をしているんですが、毎年の生産をくりかえしている関係を、その基本を素朴な形で、具体的に示しているんです。再生産の関連ですが、農業、地主、工業の三者の中で、どのように繰り返されていくのか、です。この表ですが、意訳すると、以下の関係を簡単に示したものです。①農家は資産の一部をその年の元手として資本投下する。②それにより、一年の労働でみかんとなり、農産物をつくる。自分の食を確保するとともに、③その産物から、ア、税金や、イ、道具等の工業製品を買う。そのことで社会が回っていく、社会的な再生産がされていくことを洞察してるんですね。これって、農業者から見た、毎年繰り返される社会的な生産関連の基本なんですね。私などが毎年確定申告でまとめていることじゃないですか。これって、農家への応援歌でもありますね。もちろん、ケネーはいろいろな未熟さや誤りも含んでいます。純生産物(剰余価値)は農業でしか生み出さないとの労働観ですから。この重農学派の理論は、経済学史の上で、のり越えられていくわけですが、しかし、大切な素朴な基本、どうやって社会の再生産はおこなわれているのか、を示そうとしているんですね。これってやはり大事な基本テーマですね。またこれって、『資本論』第二巻の基本課題じゃないですか。今日において、流通の問題は、大事なテーマじゃないですか。大きな一石を投じているわけです。だいたいケネーという人は、面白い人です。『我亡き後には洪水来れ』で有名な、国王ルイ15世のボンパードゥル夫人の侍医であり、そのベルサイユ宮殿でのサロンには百科全書派の人たちも集まっていたというんですから。フランスの社会を広く見ている視野、データーが、この本につかわれているわけです。数日前ですが、いろいろ探っていたら、こんな発見があった次第です。そうしたことで、一読をお勧めします。
2026年05月06日
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みかん園の、5月のはじめ今日は5月3日、憲法記念日です。平和であることと、みかんの営農ができることとは、一体のことです。それをあいまいにする事柄とは、妥協なく「たたかう」ということです。それはともかくして、5月のはじめにあたって、みかんの営農を月例としてまとめます。1、みかんの営農にとって、5月の初めというのは、秋の収穫とともにハイライトです。「古今集」に、読み人知らずのこんな歌があります。 さつき待つ 花たちばなの香をかげば 昔の人の袖の香ぞする歌心のない私などにも、みかんの香りに鎌倉時代の人も愛着を抱いていたことが、伝わってきます。この五月のはじめは、憲法記念日であるとともに、私などにとっては、みかんの花とお茶摘みの時であり、この悠久の時なんです。2、ところが今年は、大きなアクシデントがありました。小田原の地域では、2月8日の投票日に、大雪とマイナス7.9度という凍害が発生しました。この甘夏の落下は序の口でして、時間とともにさらに広がって、8割方の実が落果しました。地域の特産の湘南ゴールドにおいては、全てがスカスカとなり、人前には出せなくなりました。レモンの木は、木自体が枯れてしまうかもしれないという、深刻な事態です。この大きな被害がわかってきたのは、3月、4月と時が経過するなかでなんですね。こうしたことは、何十年ぶりとかのこと、今対策・対応を探ろうとしています。農民運動連合会が、この事態をキャッチして、直ちに3月19日に現地調査に入ってくれました。その新聞『農民』(4月13日付)で、現地の被害の状況を発信してくれました。気候危機が問題とされる今日、今後においても、再び来年にもありうることですから、今、その支援と対策ですが、私などもこうした場合、どのように事ができるか探ろうとしています。3、今回の経験ですが、これは私などの姿勢を変えることを要請しています。今の資本主義社会の発展の中で、農業問題について正面からの対応が求められていることです。そうしたことで、4月26日に、町田の農家のタケノコ市に参加してきました。これは、未来の芽を感じさせてくれるタケノコ市でした。私などは、これまでの20年間、もっぱら、小田原のみかん業の「援農」をしてきたんです。農家の手の及ばなくなった畑にたいして、その「草刈を手伝う」ことだったんです。ようするに、小田原のみかん園の草刈がすべてで、それへの対応がもっぱらだったんです。今回のもろもろの事態は、このかかわり方が根本的に問われているんですね。東京在住者による、小田原みかんへの援農者のつもりでしたが、これを切り替えます。それは、東京の農家が今どうなっているか、そもそも農家自体がどうなっているか、私などはまったく知らないんです。草刈だけでなく、農業そのものについて、もっと知らなければならない。そうしないと、難行苦行は解決しないんですね。だいたい東京というのは、日本の最大の消費地です。どうしたって、食糧を通じて全国の農家とかかわっているじゃないですか。東京は、日本の農業問題が歴史的に集中している場であり、その矛盾が最先端で直面している場なんですね。それが現実です。したがって、これまでの受け身の根性を入れ替えて、農業がどうなっているのか、積極的に探ってみたいと思います。さしあたり、東京の農家の状況を知ることと、農業理論を探るということですが。昨年、私などは、「東京農民連」に入会させていただいたんですが、これもまた、一つの出会いであり、一つの縁ですね。これまでは、みかん園の草刈しか知らなかったんですが、東京の農業を知ることで、農業そのものを知る。国民の暮らしにかかせない、衣食住の中の食を知る。これは当たり前なことでもあり、人類の昔から未来への悠久のテーマでもあること、それが、直面していることだということです。これが、この4月の結論です。
2026年05月03日
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農業に関する理論をもとめ私は東京八王子市在住ですが、2001年以来、神奈川県の真鶴にかよって、みかんの木の手入れをしています。昨年、農業を知ろうと東京農民運動連合会の会員に参加しました。動機はいたって、単純でして、この20余年、ひたすらみかん畑の草刈りにかよってきてはいてきたんですが、それ以外のみかんの手入れのことは、ましてや農業のことは知らなかったんです。齢75にしての反省ですが、みかんの草刈りをしてきただけですが、あらためてみかん栽培とは、いや日本の農業とは何が問題かを、探る必要を感じたんです。まぁ、そうした時に、今年の2月8日に小田原の柑橘は、大雪と凍害に直面したわけでして。東京は農産物の大消費地ですから、東京の農家とともに全国の農家にかかわっているんですね。そうしたことで、農家の状況と、農業の理論について、75歳の手習いを始めた次第です。今、探っている農業理論の一つは、ケネーの『経済表』です。50年以上前ですが、小田原駅から学校に通う道に本屋さんがあって、そこでそのころ求めました。いったいケネーは何を言っているのか、チンプンカンプンだったんですが。今読んでみると、農家は、そのもつ資産のうち、その一部をその年の農業に投じる。種や肥料、農具などの流動資本を使って、その価値以上の剰余生産物をつくる。その剰余生産物は、地代や税金を賄い、工業製品を購入する。ケネーは、当時のフランス国家の資料をもとに、国全体の再生産の流れをまとめたんですね。それが『経済表』だったわけです。もちろん、不十分だったり、あいまいな点はあるんですが、基本的な再生産についての関連をあきらかにしたんですね。今日、農家が確定申告をしていくうえでも、参考になる基本です。ところが、その意義をとらえつつ、そのあいまいさを分析した人がいます。マルクスの『資本論』です。去年、志位和夫さんが、「赤本『資本論』」において、『資本論』第一巻の搾取の仕組みを、簡潔かつ本質的に解説してくれたんですが。それは搾取の基本について、でした。今問題となる、「農業ではどうなの?」いま、みかん園の草刈りをしていると、「農業では何が問題なのか?」、当然ながら問われます。どうやらそれは、『資本論』第一巻のその先にありそうです。第二巻の再生産論と、第三巻の平均利潤、地代論あたりにあるようなんです。今ころそれに気がつくなんて、私などは、せわしい学生時代でしたから、『資本論は』第一巻を読めたくらいでした。志位さんの範囲くらいは読んではいたんですが。なにせマルクスの『資本論』は大きな作業の、刊行できたのはその一部でした。第二巻、三巻に目を通せたのは1990年代でして、その理解は、とにかく目を通したくらいだったんです。そこに今日の問題としているところがあったなんて、気づかずでした。ここに私などの、今が、遅まきながらの今が、あるわけです。マルクスは『資本論』第一巻を出すにさいして、大きな全体的な作業をしました。『剰余価値学説史』全三巻もその一つです。もちろん、不勉強な私などには、その全体は歯が立たないんですが。しかし、少なくとも、その第二章「重農学派」P22-47ですが、それを今回検討しています。農業問題を理解する上で、ケネーの『経済表』の理解と、そのマルクスの「重農学派」の分析、この二つを読もうと思っている次第です。いま、みかん園の草刈りをしていると、「農業では何が問題なのか?」、当然ながら問われます。どうやらそれは、『資本論』第二巻の再生産論と、第三巻の平均利潤、地代論にあるようなんです。まぁ、今ころそれに気がつくなんて、どうやらそれは、『資本論』第二巻の再生産論と、第三巻の平均利潤、地代論にあるようなんです。遅いんですが、でも気がつかないよりかは、ましです。しかしもう一つ、探求したい論文があるんです。レーニンの『農業における資本主義』『農業問題についてのマルクスの見解』です。ここでのレーニンの指摘が、マルクス『資本論』を紹介してくれたんです。『農業における資本主義』は、古典的なカウツキーの大著『農業問題』の紹介です。レーニンはそれを、当時直面していた農民運動に生かすため探っていたということです。この流れがあるんですね。もちろん、100年も前の本ですから、これらを金科玉条にすることはないんですが。しかし、これらはいまでも農業問題を理解する上で、その基本として認識しておくことは必要だと思っています。これらが、もっか私などが挑戦しようとしている農業理論です。
2026年05月02日
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今季の最後のみかん朝市5月2日(土)の午前8時半から9時15分まで、永山商店会のみかん朝市。今季、最後のみかんの朝市でした。ならべられたのは、最後の甘夏と、旬のフキです。この朝市はショックでした。もちろん、商店会の朝の人通りの少なさが一つでした。私のイメージには、コロナ前のころのにぎやかだったころの商店会の朝市のイメージがありますから、それに比べて、なんと閑散としていることか。人が出てこない。まぁ、それはそれとして、最近の事態なんですが。それても3人の方が寄ってくれて、みかん談議になりました。「これって、甘夏なの?」「甘夏です」こんなことから会話が始まりましたが。その姿の問題じゃなくて、味の問題だったんです。これまで私は、柑橘を販売することに専念してましたから、他者に味見をしてもらっても自分では味見してなかったんです、いちいちしなくても、わかっているつもりでしたから。ところが今回は会話のはずみから、甘夏の味見をしてみたんです。「ひどい!」何とも、その味はひどいものでした。水分が皮に取られて、果肉がしなびている。果皮の苦みが果実にはいって、苦く酸っぱい。これが、雪・凍害ということなんですね。この間に、こんなものを5個300円で卸し、350円で売っちゃってたのか・・・。まったくの反省です。大雪の後に味見したときには、そこそこの味だったんです。そのあとも、それなりに確かめていたはずだったんですが。2月8日から5月2日のあいだがたちました。この間にもっと早く、状態の変化に気付くべきでしたが。その都度、柑橘の味を確かめなければならなかったわけですが・・・。しかし、もはや後の祭りです。せっかく買っていただいた方には、申し訳のないことをしたものです。どうやって誤り、この埋め合わせをするか。この問題は残っていますが。とにかくこれが、今季の最後のみかん市でした。
2026年05月02日
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